JP2000277781A - 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法

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JP2000277781A
JP2000277781A JP11078507A JP7850799A JP2000277781A JP 2000277781 A JP2000277781 A JP 2000277781A JP 11078507 A JP11078507 A JP 11078507A JP 7850799 A JP7850799 A JP 7850799A JP 2000277781 A JP2000277781 A JP 2000277781A
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frame
cell module
cell panel
solar battery
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Hiroyuki Saito
裕之 斎藤
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Misawa Homes Co Ltd
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    • F24S25/10Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て作業が容易な太陽電池モジュールを
提供すること。 【解決手段】 本発明の太陽電池モジュール10は、太
陽電池パネル20の端縁23Aの形状に対応して形成さ
れた断面が長手方向に連続する係合部32A、32Bを
備えているので、太陽電池パネル20を係合部32A、
32Bに沿って差し込むだけで、太陽電池パネル20を
フレーム30に取り付けることができ、太陽電池モジュ
ール10を組み立てる作業が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ルおよび太陽電池モジュールの製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、太陽の光エネルギーを電気エネ
ルギーに変換する太陽電池が組み込まれた太陽電池モジ
ュールが産業および民生の各方面で利用されている。様
々な形態を有する太陽電池モジュールのなかでも、図6
に示されるように、複数の太陽電池セルが組み込まれた
矩形平板状の太陽電池パネル81と、この太陽電池パネ
ル81を取り付ける開口部83が一側面に形成された略
三角形断面のフレーム82とを含んで構成される太陽電
池モジュール80が利用されている(特願平10−19
3083)。
【0003】このような太陽電池モジュール80を製造
する場合、まず長方形状のスチール製の板金材を曲折加
工して、フレーム82を構成する取付部82A、背面版
82Bおよび底面板82Cを形成する。その後、取付部
82Aに太陽電池パネル81の上下端を当接させ、ビス
84を使って取付固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな製造方法では、板金材を曲折加工するという煩雑な
作業を伴う。また、太陽電池パネル81をビス84によ
って取り付けており、ずれないように取付部82Aに確
実に太陽電池パネル81を保持する動作と、電動工具な
どを使ってビス84を螺合固定する動作とを伴うので、
太陽電池モジュール80を組み立てる作業が煩雑になっ
ていた。
【0005】そこで本発明の目的は、組み立て作業が容
易な太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製
造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽電池モジュ
ール10は、図面を参照しながら説明すると、長手方向
に沿った開口部Sを有して中空の柱状に形成されたフレ
ーム30と、前記開口部Sに取り付けられる太陽電池パ
ネル20とを含んで構成される太陽電池モジュール10
であって、前記フレーム30は、前記太陽電池パネル2
0に係合する係合部32A、32Bを含んで構成され、
前記係合部32A、32Bは、前記フレーム30の長手
方向に沿って、同一の断面形状が連続することを特徴と
する。
【0007】このような本発明では、太陽電池パネル2
0の端縁23Aに係合されるようにして、前記フレーム
30の係合部32A、32Bが、同一の断面を有しなが
らフレーム30の長手方向に沿って形成されている。従
って、太陽電池パネル20を係合部32A、32Bの内
面形状に沿って差し込むだけで、太陽電池パネル20を
前記フレーム30に取り付けることができるので、ビス
止めなどという煩雑な作業が省略され、太陽電池モジュ
ール10を組み立てる作業が容易になる。
【0008】この場合、前記係合部32A、32Bが、
前記太陽電池パネル20の端縁23Aを囲んでコ字形に
形成されていることが好ましい。
【0009】太陽電池パネル20の端縁23Aは新たな
加工はせずに、前記フレーム30にのみコ字形の係合部
32A、32Bを形成するだけで太陽電池パネル20を
前記フレーム30に固定することができるので、太陽電
池モジュール10の製造効率が高まる。
【0010】さらに、前記太陽電池モジュール10はそ
の断面形状が、三角形であることが好ましい。
【0011】すなわち、曲面を持たない平らな3つの側
面のうち、1つの側面を太陽電池モジュール10の取付
面とし、残り2側面のうち1側面を太陽電池モジュール
10の接地面とすることで、安定した状態で太陽電池モ
ジュール10を設置することでができる。
【0012】また、太陽電池パネル20は、入射する太
陽光線に対して、垂直もしくは垂直に近い傾斜角度を得
ることができるので、高い変換効率が得られる。
【0013】この場合、前記フレーム30には、当該フ
レーム30を支持する架台40が設けられ、前記フレー
ム30および当該架台40は一体成形されていることが
考えられる。
【0014】太陽電池モジュール10が設置される接地
面の状況に応じて適切な形状を有する架台40を、フレ
ーム30と同時に一体成形するので、太陽電池モジュー
ル10の組み立て作業も簡略される。
【0015】また、本発明である太陽電池モジュール1
0の製造方法は、長手方向に沿った開口部Sを有して中
空の柱状に形成され、太陽電池パネル20に係合する係
合部32A、32Bを有するフレーム30と、前記開口
部Sに取り付けられる太陽電池パネル20とを含んで構
成される太陽電池モジュール10の製造方法であって、
前記フレーム30を押出成形によって製造した後、前記
係合部32A、32Bに前記太陽電池パネル20の端縁
23Aを差し込んで組み立てることを特徴とする。
【0016】このような加工方法を採ることで、従来に
おいて必要であった太陽電池パネル81のビス止めや板
金材の曲折加工が不要になるので、太陽電池モジュール
10の組立作業が容易にできる。
【0017】この際、前記フレーム30を、非鉄金属、
例えばアルミニウムの押出成形によって形成することが
好ましい。
【0018】前記フレーム30を押出成形する原料とし
ては、無機材料や有機材料などが考えられるが、このう
ち、軽量でありながら比較的剛性も高い上に耐腐食性が
得られる非鉄金属を選択したことで、太陽電池モジュー
ル10の軽量化や耐久性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明の
第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図
2には、架台40上に支持された本実施形態の太陽電池
モジュール10が示されている。この太陽電池モジュー
ル10は、太陽光を受けて発電する太陽電池セルを複数
配列させた矩形平板状の太陽電池パネル20と、この太
陽電池パネル20の上下端縁に沿って係合する係合部3
2A、32Bを含んだフレーム30と、このフレーム3
0を支持する架台40とを含んで構成されている。
【0020】太陽電池パネル20は、図2に示されると
おり、アルミニウム等の金属によって長方形状に形成さ
れた平板状部材を支持板23として使用し、この支持板
23の所定箇所に太陽電池本体21から延びる配線22
を通す孔(図示省略)が形成されて、この孔に配線22
が挿通されて、太陽電池本体21が支持板23に取り付
けられる。
【0021】太陽電池本体21は、発電素子である太陽
電池セル21Bを支持するガラス基板21Aと、このガ
ラス基板21Aの一方の面に並んだ複数の太陽電池セル
21Bと、これら太陽電池セル21Bを封入する透明な
充填材21Cと、当該充填材21Cを覆うコート材21
Dとを備えている。
【0022】ここで、太陽電池セル21Bは、単結晶シ
リコン太陽電池からなるものであり、直列および並列に
結線することにより、1つの太陽電池本体21内で電気
的に接続されている。なお、太陽電池セル21Bは、多
結晶シリコン太陽電池やアモルファス太陽電池により構
成しても良い。充填材21Cは、耐湿性に優れたEVA
(Ethylene Vinyl Acetate)や紫外線による光透過率
の低下が少ないPVA(Poly Vinyl Butylol)等の透
明樹脂により構成されている。このような充填材21C
のガラス基板21Aと反対側の面は、十分な耐湿性を確
保するために、ポリフッ化ビニル等の樹脂からなるコー
ト材21Dにより覆われている。
【0023】図3には、太陽電池モジュール10の断面
が示されている。この太陽電池モジュール10を構成す
るフレーム30は、大きくは太陽電池パネル20を上方
から把持する係合部32Aを有する上部ブロック31A
と、太陽電池パネル20を下方から支持する係合部32
Bを有する底部ブロック31Bから構成され、三角柱状
に形成されている。そして、これらの各部ブロック31
A、31Bは、端部に設けられた係合部分によって、架
台40に接合固定される。
【0024】上部ブロック31Aは、太陽電池パネル2
0を長手方向に沿って把持する断面コ字形をした係合部
32Aと、この係合部32Aから架台40に向けて外側
に設けられた被覆部33Aと、この被覆部33Aの下縁
から架台40の上面に渡って内側に延びる取付部34A
と、この取付部34Aと前記被覆部33Aとを結ぶ補強
部35Aとから構成されている。また、底部ブロック3
1Bも同様に、断面コ字形の係合部32B、被覆部33
B、取付部34Bおよび補強部35Bから構成されてい
る。
【0025】ここで、上部ブロック31Aと底部ブロッ
ク31Bとは、同じ断面形状をした部材であり、ともに
高温のアルミニウム溶融体を押出成形することで形成さ
れる。すなわち、ダイスに、係合部32A、32Bで形
成されるコ字形の開孔と、被覆部33A、33B、取付
部34A、34B、補強部35A、35Bによって模ら
れる台形状の開孔とを形成する。そして、このダイスか
ら台形状の内周面に対応してマンドレルを有する押出機
によって、高温のアルミニウム溶融体が圧縮されて、マ
ンドレルとダイス開孔との隙間から冷却されながら、上
部ブロック31Aおよび底部ブロック31Bの形材が得
られる。
【0026】架台40は、フレーム30の上部ブロック
31Aおよび底部ブロック31Bを取付支持する支持ブ
ロック41と、上記フレーム30を支持するとともに、
接地面に載置される脚部42とを含んで構成される。な
お、これら支持ブロック41および脚部42は、アルミ
ニウムの押出成形によって一体的に製造されている。こ
のうち、脚部42には、接地面に沿って太陽電池モジュ
ール10の前後方向にリブ42Aが延出して設けられて
おり、このリブ42Aにはビス孔42Bが形成されビス
などの接合金物によって太陽電池モジュール10が固定
される。また、支持ブロック41には、上部ブロック3
1Aおよび底部ブロック31Bとの取付部分において、
相互に係止部分が設けられている。
【0027】このような構造を有する太陽電池モジュー
ル10は以下に述べるような手順をによって組み立てら
れる。まず、架台40を接地面に載置してから、ビス孔
42Bに接合金物を挿通させ、架台40を設置面上に固
定する。その後、上部ブロック31Aおよび底部ブロッ
ク31Bの取付部34A、34Bを、支持ブロック41
の対向するそれぞれの面にビスを用いて接合する。最後
に、係合部32A、32Bに、太陽電池パネル20の上
下端縁23Aを通して、フレーム30の左右端をキャッ
プ(図示省略)を使って封止する。
【0028】このように組み立てられた太陽電池モジュ
ール10では、以下に述べるような効果が得られる。 (1)フレーム30の係合部32A、32Bでは、太陽
電池パネル20の端縁23Aを覆うような断面が長手方
向に沿って形成されている。従って、ビスなどの接合具
を使わずに、太陽電池パネル20を係合部32A、32
Bに差し込むだけで、太陽電池パネル20を前記フレー
ム30に取り付けることができ、太陽電池モジュール1
0を組み立てる作業が容易になる。
【0029】(2)また、太陽電池パネル20を保持し
たり支持したりする係合部32A、32Bは、アルミニ
ウムの押出成形によって、一度に成形されるだけで、他
の加工処理を伴わない。従って、板金材を曲折加工する
作業が不要になるので、容易にフレーム30を製造で
き、太陽電池モジュール10の製造効率が高まる。
【0030】(3)さらに、前記太陽電池モジュール1
0は3つの平面を有する三角筒状をなしているので、そ
のうちの1面を底面として設置することで、固定器具な
どを使わずに、太陽電池モジュール10が安定した状態
で載置できる。
【0031】(4)また、上記三角筒状体の残り2面の
うちの1面に太陽電池パネル20が取り付けられている
ので、太陽光線を垂直もしくは垂直に近い角度で入射さ
せることができ、高い変換効率が得られる。
【0032】(5)さらに、フレーム30に、軽量であ
りながら比較的剛性も高い上に耐腐食性が得られるアル
ミニウムを原料として使用しているので、太陽電池モジ
ュール10の軽量化や耐久性が向上する。
【0033】(6)フレーム30は、上部ブロック31
Aと、底部ブロック31Bに分割して形成されているの
で、これらのブロック31A、31Bを一体に成形する
場合に比べて、収納の際に幅を取らないで長手方向に納
めることができるので、フレーム30の構成部品31
A、31Bの収納や搬送が容易になり、押出成形の開孔
も簡単な形状に留めることができ、フレーム31A、3
1Bの製造も容易にできる。また、分割された上部ブロ
ック31Aおよび底部ブロック31Bの補強部35A、
35Bを太陽電池パネル20と平行になるように、上部
ブロック31Aおよび底部ブロック31Bが支持ブロッ
ク41に取り付けられる位置を調節することで、たとえ
支持ブロック41が任意の大きさに形成されても、太陽
電池パネル20をフレーム30に収容できる。すなわ
ち、必要とされる電力量に合わせて、太陽電池パネル2
0の受光面積を拡縮できる。従って、太陽電池モジュー
ル10の汎用性を向上できる。
【0034】(第2実施形)図4には、本発明に係る第
2実施形態の太陽電池モジュール11の断面が示されて
いる。なお、以下の各実施形態および変形例において、
前記実施形態と同一もしくは同様の構成部材には、同一
の符号を用い、説明を省略あるいは簡略する。
【0035】この太陽電池モジュール11が、前記第1
実施形態の太陽電池モジュール10と大きく違う点は、
上部ブロック31A、底部ブロック31Bおよび支持ブ
ロック41は一体となってフレーム50を形成し、この
フレーム50はアルミニウムの押出成形によって一度に
製造される点である。すなわち、上部ブロック31A、
底部ブロック31Bおよび支持ブロック41を合わせた
外形形状を象った孔が、押出用のダイスに形成され、前
記3つのブロック31A、31B、43の中空部に応じ
たマンドレルを有する押出機によって、前記外形形状と
マンドレルとの間に形成されたダイスの開孔を通して、
一度に押出成形される。
【0036】また、フレーム50と接地面との間には、
上方に開いた収容部44と、この収容部44を支持する
脚部45とを含んだ架台43が設けられている。なお、
この脚部45には、ビス孔を伴って前後に延びるリブ4
5Aが設けられているので、ビスなどの接合金物を使用
して、太陽電池モジュール11を確実に接地面に対して
固定することができる。しかも、適切な接合金物を使う
ことによって、傾斜した接地面や垂直に起立した接地面
に対しても、太陽電池モジュール11を固定することが
できる。
【0037】このような太陽電池モジュール11では、
前記第1実施形態における太陽電池モジュール10によ
って得られる効果(1)〜(5)の他に、以下に述べる
効果が得られる。 (7)上部ブロック31A、底部ブロック31Bおよび
支持ブロック41は、一体に成形されているので、上部
ブロック31Aおよび底部ブロック31Bを支持ブロッ
ク41に取り付ける作業が不要となり、フレーム50の
組み立て作業が容易になる。
【0038】(8)押出成形によって一度に形成された
フレーム50を、架台43の収容部44に載せるだけ
で、太陽電池モジュール11を設置することができる。
すなわち、太陽電池モジュール11を設置する際に、フ
レーム50にビスなどの接続具を用いる必要がないの
で、太陽電池モジュール11の設置作業が簡単になる。
【0039】(第3実施形態)図5には、本発明に係る
第3実施形態の太陽電池モジュール12の断面が示され
ている。この太陽電池モジュール12が、前記第1実施
形態の太陽電池モジュール10および前記第2実施形態
の太陽電池モジュール11と大きく異なる点は、まず、
太陽電池パネル25を構成する支持板26の端縁26A
に、長手方向に沿って連続して、凹部26Bが形成さ
れ、フレーム51を構成する取付枠体52の挟持片52
Aと係合している点である。また、フレーム51が大き
く2つの構成部分に分けられ、1つは、太陽電池パネル
25を支持する取付枠体52であり、もう1つは、この
取付枠体52を支持するフレーム本体53で構成されて
いる点である。
【0040】太陽電池パネル25は、太陽電池本体21
および配線(図示省略)については、前記第1および第
2実施形態における太陽電池パネル25を利用し、この
太陽電池本体21が取り付けられる支持板26として
は、端縁26Aに凹部26Bが形成されたアルミニウム
製の矩形状平板を使用している。
【0041】取付枠体52は、太陽電池パネル25を上
下から挟持する挟持片52Aと、これら挟持片52Aを
つないで背後に設けられる背面板52Bと、この背面板
52Bからフレーム本体53に伸びた係止片52Cとか
ら構成される。とくに、上部に設けられる係止片52C
の先端には、レ状の鉤部(図示省略)が形成され、後述
する係止溝53A内部のノッチ(図示省略)に係り合っ
て、容易に取付枠体52が外れないようになっている。
【0042】フレーム本体53は、前記係止片52Cが
収容される係止溝53Aと、これら係止溝53Aを結ん
で背面板52Bに対向する取付面53Bと、上部の係止
溝53Aから傾斜して伸びる背面53Cと、この背面5
3Cの端縁と下部の係止溝53Aとを結んだ底面53D
とから構成されている。
【0043】上記の取付枠体52およびフレーム本体5
3は、ともにアルミニウムの押出成形によって製造され
る。すなわち、ここでもフレーム本体53の中空部分に
は、この中空部分の断面形状に沿った外形形状を有する
マンドレルを伴った押出機が使われる。そして、フレー
ム本体53の外形形状に沿った開孔とマンドレルとのの
間に形成された隙間から、フレーム本体53の形材が押
し出される。
【0044】このように形成された第3実施形態の太陽
電池モジュール12では、上述の効果(1)〜(5)お
よび(8)以外に下記の効果が得られる。 (9)取付枠体52およびフレーム本体53は、各々の
主要な構成部品が外周部分に集中している。すなわち、
取付枠体52およびフレーム本体53の内部には、前記
第1および第2実施形態における補強部35Bのような
構成部品が設けられていないので、簡単な形状を有する
マンドレルを製作することで、押出成形が可能になる。
従って、取付枠体52およびフレーム本体53の製造コ
ストが低減され、安価な太陽電池モジュール12が得ら
れる。
【0045】(10)鉤部が設けられた係止片52Cに適
当な挿入口を設けることで、太陽電池パネル25、フレ
ーム本体53以外の取付箇所で利用できる。すなわち、
外壁などのような垂直あるいは垂直に近い角度で傾斜し
た面に、係止片52Cの位置に対応して挿入口を設け、
これら挿入口に係止片52Cを係合させることで、フレ
ーム本体53を使わずに太陽電池パネル25を設置でき
るので、太陽電池パネル25の汎用性が高まる。
【0046】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成する他の構成も含
み、以下に示すような変形例も本発明に含まれる。
【0047】すなわち、前記第1および第2実施形態に
おいて、脚部42、45を有する架台40、43が設け
られていたが、これら架台40、43の形状はこれに限
らない。例えば、箱形状のものでも構わず、また架台4
0、43は省略されていても構わない。また、これら架
台40、43は、一体に成形されても、別体として後工
程で取り付けられても構わない。
【0048】さらに、上述した実施形態では、フレーム
30、50、51は、三角筒状であったが、形状はこれ
に限らない。例えば、四角筒状などのような多角筒状
や、円筒状や楕円筒状などの曲面を有する中空体であっ
ても構わない。
【0049】前記実施形態では、太陽電池パネル20、
25の端縁部分と、フレーム30、50、51とが係合
する部分では、コ字形の係合部32A、32B、26A
が形成されていたが、この部分の形状はこれに限らな
い。例えば、複数の段付が設けられる稲妻形状の係合部
や、トランプのスペード様形状およびこのスペード様形
状を取り囲む断面形状を有する係合部であっても構わな
い。
【0050】上述したフレーム30、50、51は、ア
ルミニウムを原料としていたが、これに限らず、ステン
レスや炭素を含有する鉄などの金属や、ABS樹脂、F
RP(繊維強化プラスチック)およびFRC(繊維強化
コンクリート)のような材料を使用しても構わない。
【0051】このような太陽電池モジュール10、1
1、12は設置される対象として、一般の住宅のような
民生分野に限らず、広く産業分野、学術分野および公共
分野等でも構わない。例えば、民生分野では、住宅の屋
根や塀の上端部およびマンションなどの屋上などが、産
業分野では、工場やビルの屋上などが、学術分野では、
研究施設の屋上やバルコニーが、公共分野では、公園や
道路および緑地帯などが、利用箇所として考えられる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の太陽電池モ
ジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法は、太陽
電池パネルの端縁の形状に対応して形成された断面が長
手方向に沿って連続する係合部を備えているので、太陽
電池パネルを係合部に沿って差し込むだけで、太陽電池
パネルをフレームに取り付けることができ、太陽電池モ
ジュールを組み立てる作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態における太陽電池モ
ジュールを示す斜視図である。
【図2】前記第1実施形態における太陽電池モジュール
を示す分解斜視図である。
【図3】前記第1実施形態における太陽電池モジュール
を示す断面図である。
【図4】本発明に係る第2実施形態における太陽電池モ
ジュールを示す断面図である。
【図5】本発明に係る第3実施形態における太陽電池モ
ジュールを示す断面図である。
【図6】本発明の従来例の太陽電池モジュールを示す斜
視図である。
【符号の説明】
10、11、12 太陽電池モジュール 20、25 太陽電池パネル 23A、23B 端縁 30、50、51 フレーム 32A、32B 係合部 40、43 架台 S 開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に沿った開口部を有して中空の
    柱状に形成されたフレームと、前記開口部に取り付けら
    れる太陽電池パネルとを含んで構成される太陽電池モジ
    ュールであって、 前記フレームは、前記太陽電池パネルに係合する係合部
    を含んで構成され、 前記係合部は、前記フレームの長手方向に沿って、同一
    の断面形状が連続することを特徴とする太陽電池モジュ
    ール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の太陽電池モジュールに
    おいて、 前記係合部の形状が、前記太陽電池パネルの端縁を囲む
    コ字形であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の太陽電池モジ
    ュールにおいて、 当該太陽電池モジュールは、その断面形状が、三角形で
    あることを特徴とする太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電
    池モジュールにおいて、 前記フレームには、当該フレームを支持する架台が設け
    られ、 前記フレームおよび当該架台は一体成形されていること
    を特徴とする太陽電池モジュール。
  5. 【請求項5】 長手方向に沿った開口部を有して中空の
    柱状に形成され、太陽電池パネルに係合する係合部を有
    するフレームと、 前記開口部に取り付けられる太陽電池パネルとを含んで
    構成される太陽電池モジュールの製造方法であって、 前記フレームを押出成形によって製造した後、前記係合
    部に前記太陽電池パネルの端縁を差し込んで組み立てる
    ことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の太陽電池モジュールの
    製造方法において、 前記フレームを、非鉄金属の押出成形によって形成する
    ことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
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