JP2000277744A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000277744A
JP2000277744A JP2000006144A JP2000006144A JP2000277744A JP 2000277744 A JP2000277744 A JP 2000277744A JP 2000006144 A JP2000006144 A JP 2000006144A JP 2000006144 A JP2000006144 A JP 2000006144A JP 2000277744 A JP2000277744 A JP 2000277744A
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gate electrode
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gate
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JP2000006144A
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Takashi Noguchi
隆 野口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特性のばらつきを改善し、高速化および低電
圧化を図ることができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 ガラスまたはプラスチックよりなる基板
1の上にバッファ層2を介してnMOSトランジスタ1
0とpMOSトランジスタ20とが形成されている。n
MOSトランジスタ10およびpMOSトランジスタ2
0は多結晶Siよりなる伝導領域11,21と、それら
に対応して設けられたゲート電極15,25とをそれぞ
れ有している。ゲート電極15,25はp型SiGeま
たはp型Geにより構成されている。ゲート電極15,
25の各ゲート長Lまたは各ゲート幅Wと対応する伝導
領域11,21の平均結晶粒径dとの関係は、L≦dお
よびW>dとなっている。これにより、ゲート長を短く
しても特性のばらつきを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多結晶の半導体よ
りなる伝導領域と、この伝導領域に対応して設けられた
ゲート電極とを備えた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI(Large Scale Integrated
circuit)などの半導体装置は、例えば、単結晶シリコ
ン基板の上に直接トランジスタなどを形成することによ
り構成されていた。しかし、このような半導体装置は、
単結晶の基板を用いているので、ウェーハよりも大きな
面積のものを形成することができず、かつ割れやすかっ
た。また、この半導体装置では、微細化により高速化お
よび低電圧化が図られてきたが、トランジスタに接合容
量が存在するため高速化および低電圧化にも限界があっ
た。
【0003】そこで、この寄生容量を低減するために、
絶縁膜上に単結晶シリコンの薄膜を形成した基板(SO
I;Silicon on Insulator)を用い、その上に半導体装
置を形成する技術が研究されている。しかし、絶縁膜上
に単結晶の薄膜を形成するのは難しく、コストが高くつ
いてしまう。また、現在開発されているSOIの製造方
法ではウェーハを用いるので、このSOIを用いる場合
もウェーハよりも大面積の半導体装置を得ることはでき
ない。
【0004】また、寄生容量を低減する他の技術として
は、絶縁基板の上に多結晶シリコンの薄膜を形成し、そ
の上に半導体装置を形成することも研究されている。多
結晶の薄膜は最新のELA(Excimer Laser Annealing
)技術を用いれば大型のガラスなどよりなる基板の上
に形成することができるので(T.Noguchi et al., Exte
nded Abstracts of IC SSDM p620 c1991参照)、多結晶
の薄膜を用いる技術は、LCD(Liquid Crystal Displ
ay)などと制御用のLSIとを同一基板上に形成するシ
ステム・オン・パネルを実現するものとして大きく期待
されている(日経マイクロデバイス,1997,2月号,90
頁参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多結晶
の薄膜を用いて半導体装置を形成した場合、トランジス
タの伝導領域が多結晶により構成されることになるの
で、伝導領域を微細化すると粒界の存在により特性にば
らつきが生じてしまうという問題があった(T.Noguchi
, Jap. J. Appl. Phys., Vol.32 (1993) L1584参
照)。よって、MOSトランジスタのスケーリング(sc
aling )則をそのまま用いることができず、微細化すな
わち高速化および低電圧化を図ることが難しかった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、特性のばらつきを改善し、高速化お
よび低電圧化を図ることができる半導体装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
互いに離間して位置するソース領域およびドレイン領域
にそれぞれ隣接して設けられ多結晶の半導体よりなる伝
導領域と、この伝導領域に対応して設けられたゲート電
極とを備えたものであって、ゲート電極のゲート長は伝
導領域の平均結晶粒径長さ以下の値であり、ゲート電極
のゲート幅は伝導領域の平均結晶粒径長さよりも大きい
値のものである。
【0008】この半導体装置では、ゲート長が伝導領域
の平均結晶粒径長さ以下の値であり、ゲート幅が伝導領
域の平均結晶粒径長さよりも大きい値となっているの
で、ゲート長を短くしても特性のばらつきが小さい。よ
って、高速化および低電圧化が図られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係る半導体装置の構成を表すものであ
る。この半導体装置は、基板1の一面にバッファ層2を
介して形成されたCMOSトランジスタを備えている。
このCMOSトランジスタは、バッファ層2の基板1と
反対側の一面に互いに離間して形成されたnMOSトラ
ンジスタ10とpMOSトランジスタ20とからなる相
補型の一対の半導体素子である。
【0011】なお、基板1は、例えば、石英ガラスある
いは無アルカリガラスなどのガラスにより構成されてい
る。バッファ層2は、例えば、基板1の側から順に積層
された窒化ケイ素(Si3 4 )層と二酸化ケイ素(S
iO2 )層とにより構成されている。窒化ケイ素層の積
層方向の厚さ(以下、単に厚さという)は例えば100
nmであり、二酸化ケイ素層の厚さは例えば300nm
である。
【0012】nMOSトランジスタ10は、バッファ層
2の一面に形成された伝導領域11と、この伝導領域1
1に隣接してバッファ層2の一面に形成されたソース領
域12と、このソース領域12と離間しかつ伝導領域1
1に隣接してバッファ層2の一面に形成されたドレイン
領域13とをそれぞれ有している。
【0013】伝導領域11は電流の通路となるものであ
り、例えば、不純物を添加しない多結晶のシリコン(S
i)により構成されている。ソース領域12およびドレ
イン領域13は、例えば、リン(P)などのn型不純物
を添加した多結晶のn型シリコンによりそれぞれ構成さ
れている。なお、多結晶には、特願平9−30552号
明細書において説明されているいわゆる準単結晶も含ま
れる。ちなみに、この準単結晶というのは、ほぼ単結晶
の複数の結晶粒からなると共に、各結晶粒は一面方位に
優先配向しており、互いに隣接する各結晶粒は少なくと
もその粒界の一部で互いにほぼ格子整合しているものを
言う。
【0014】伝導領域11の厚さは、伝導領域11の平
均結晶粒径長さ以下の値であることが好ましい。単位面
積当たりの全トラップ密度が少なくなるので、リークが
小さく、反転特性も良くなり、すなわちS値も改善され
るからである。また、具体的な数値で言えば、伝導領域
11の厚さは80nm以下であることが好ましい。特に
ELA技術を用いて結晶化する場合に、より有効に加熱
されるからである。例えば、ここでは、伝導領域11の
厚さが40nmであり、伝導領域11の平均結晶粒径長
さが典型的には1μmとなっている。また、ソース領域
12およびドレイン領域13の各厚さは伝導領域11の
厚さとそれぞれ同一とされている。
【0015】なお、伝導領域11の平均結晶粒径長さd
は、例えば、伝導領域11を構成する各結晶粒の長径長
さxと短径長さyとから数1に示した計算式により求め
られる。数1においてnは結晶粒の数である。
【0016】
【数1】
【0017】また、結晶粒の長径長さxおよび短径長さ
yは、例えば、伝導領域11の基板1と反対側の表面を
含む面を基準面としてそれぞれ次のように決定される。
図2は伝導領域11を基板1の反対側から見たものであ
り、基準面における結晶の状態を表している。図2に示
したように、例えば、長径長さxは少なくとも一部が伝
導領域11に存在する結晶粒Mの基準面における最大径
長さであり、短径長さyは少なくとも一部が伝導領域1
1に存在する結晶粒Mの基準面における長径に対する中
心垂線の長さである。
【0018】nMOSトランジスタ10は、また、図1
に示したように、伝導領域11のバッファ層2と反対側
にゲート絶縁膜14を介して形成されたゲート電極15
を有している。ゲート電極15とゲート絶縁膜14とは
非オーミック接触状態となっている。ゲート絶縁膜14
は二酸化ケイ素,窒化ケイ素あるいは酸素と窒素とケイ
素との化合物(酸化窒化ケイ素)などの絶縁体により構
成されており、ゲート絶縁膜14の厚さは電荷が量子力
学的に容易にトンネリングできない厚さ(例えば50n
m以上)とされている。例えば、ここにおけるゲート絶
縁膜14の厚さは60nmとなっている。
【0019】ゲート電極15は、例えば、厚さが40n
mであり、ボロン(B)などのp型不純物を添加した多
結晶のp型シリコンゲルマニウム(SiGe)または多
結晶のp型ゲルマニウム(Ge)により構成されてい
る。ゲート電極15をシリコンゲルマニウムまたはゲル
マニウムにより構成するのは、シリコンにより構成する
場合に比べて、低温で形成することができると共に、低
電圧化することができるからである。多結晶シリコンよ
りなる伝導領域11のバンドギャップの中央近傍にフェ
ルミ準位が位置するように制御することができ、nMO
Sトランジスタ10のゲート電極15と後述するpMO
Sトランジスタ20のゲート電極25とを導電型が同一
の半導体によりそれぞれ構成しても優れた駆動特性を得
ることができるからである。
【0020】なお、ゲート電極15はシリコンとゲルマ
ニウムとにおけるゲルマニウムの割合(以下、ゲルマニ
ウムの割合と言う)が20原子%以上であるシリコンゲ
ルマニウム、またはゲルマニウムにより構成されること
が好ましく、更には、ゲルマニウムの割合が30原子%
以上90原子%以下の範囲内であるシリコンゲルマニウ
ムにより構成されることが好ましい。ゲルマニウムの割
合が小さいと、低温での形成および低電圧化を十分に図
ることができないと共に、伝導領域11のバンドギャッ
プの中央近傍にフェルミ準位が位置するように制御でき
ないからである。
【0021】ゲート電極15のゲート長は短い方が高速
化および低電圧化を図ることができるので好ましく、具
体的には、0.5μmよりも短い方が好ましい。また、
ゲート電極15のゲート長は伝導領域11の平均結晶粒
径長さ以下の値とされ、ゲート電極15のゲート幅は伝
導領域11の平均結晶粒径長さよりも大きな値とされて
おり、ゲート長を短くしても特性のばらつきを小さくす
ることができるようになっている。なお、特性のばらつ
きをより小さくするにはゲート幅を伝導領域11の平均
結晶粒径長さの3倍よりも大きな値とすることが好まし
く、更にばらつきを小さくするにはゲート幅を伝導領域
11の平均結晶粒径長さの5倍よりも大きな値とするこ
とが好ましい。
【0022】例えば、ここでは、ゲート長が0.2μm
であり、ゲート幅が2μmとなっている。ちなみに、ゲ
ート長というのは、図3に示したように、ソース領域1
2とドレイン領域13との間におけるゲート電極15の
長さLのことであり、ゲート幅というのは、図3に示し
たように、ゲート長方向に対して垂直な方向において伝
導領域11に対応するゲート電極15の幅Wのことであ
る。なお、図3はゲート電極15の側から見た平面図で
あり、ゲート絶縁膜14,ソース電極16およびドレイ
ン電極17をそれぞれ省略して表している。
【0023】nMOSトランジスタ10は、更に、図1
に示したように、ソース領域12に対して電気的に接続
されたソース電極16と、ドレイン領域13に対して電
気的に接続されたドレイン電極17とをそれぞれ有して
いる。ソース電極16はアルミニウム(Al)または銅
(Cu)などの低抵抗の金属により構成されており、ソ
ース領域12とオーミック接触している。ドレイン電極
17はソース電極16と同様の金属により構成されてお
り、ドレイン領域13とオーミック接触している。
【0024】pMOSトランジスタ20は、バッファ層
2の一面に形成された伝導領域21と、この伝導領域2
1に隣接してバッファ層2の一面に形成されたソース領
域22と、このソース領域22と離間しかつ伝導領域2
1に隣接してバッファ層2の一面に形成されたドレイン
領域23とをそれぞれ有している。
【0025】伝導領域21は、nMOSトランジスタ1
0の伝導領域11と同一の構成を有している。すなわ
ち、伝導領域21は例えば不純物を添加しない多結晶の
シリコンにより構成されており、伝導領域21の厚さは
伝導領域21の平均結晶粒径長さ以下の値とされること
が好ましい。なお、伝導領域21の平均結晶粒径長さも
伝導領域11の平均結晶粒径長さと同一の方法により求
められる。
【0026】ソース領域22は、導電型が異なることを
除き、nMOSトランジスタ10のソース領域12と同
一の構成を有している。同様にドレイン領域23も、導
電型が異なることを除き、nMOSトランジスタ10の
ドレイン領域13と同一の構成を有している。例えば、
ソース領域22およびドレイン領域23は、ボロンなど
のp型不純物を添加したp型シリコンによりそれぞれ構
成されている。
【0027】pMOSトランジスタ20は、また、伝導
領域21のバッファ層2と反対側にゲート絶縁膜24を
介して形成されたゲート電極25を有している。ゲート
絶縁膜24はnMOSトランジスタ10のゲート絶縁膜
14と同一の構成を有しており、ゲート電極25はnM
OSトランジスタ10のゲート電極15と同一の構成を
有している。
【0028】ここでゲート電極15とゲート電極25と
を導電型が同一の半導体によりそれぞれ構成するのは、
同一の製造工程によりそれらを同時に形成することがで
きるので製造工程を簡素化することができ好ましいから
である。また、ゲート電極15とゲート電極25とをp
型半導体によりそれぞれ構成するのは、ゲート電極1
5,25に対して配線を容易にオーミック接触させるこ
とができるからである。なお、ゲート電極25のゲート
長は伝導領域21の平均結晶粒径長さ以下の値とされ、
ゲート電極25のゲート幅は伝導領域21の平均結晶粒
径長さよりも大きな値とされている。
【0029】pMOSトランジスタ20は、更に、ソー
ス領域22と電気的に接続されたソース電極26および
ドレイン領域23と電気的に接続されたドレイン電極2
7をそれぞれ有している。ソース電極26はnMOSト
ランジスタ10のソース電極16と同一の構成を有して
おり、同じくドレイン電極27はnMOSトランジスタ
10のドレイン電極17と同一の構成を有している。
【0030】図4は図1に示した半導体装置の回路構成
の一例を表すものである。このように、この半導体装置
は、nMOSトランジスタ10およびpMOSトランジ
スタ20によりインバータを構成している。このインバ
ータは、各トランジスタのゲート電極15,25に共通
して接続された入力端子31から入力された信号を、反
転して各トランジスタのソース・ドレイン間に共通して
接続された出力端子32から出力するようになってい
る。
【0031】このような構成を有する半導体装置は、次
のように作用する。
【0032】この半導体装置では、nMOSトランジス
タ10においてゲート電極15に電圧が印加されると、
ソース領域12とドレイン領域13との間に流れる電流
が変調される。また、pMOSトランジスタ20におい
てゲート電極25に電圧が印加されると、ソース領域2
2とドレイン領域23との間に流れる電流が変調され
る。ここでは、ゲート電極15およびゲート電極25の
各ゲート長がそれぞれ対応する伝導領域11,21の各
平均結晶粒径長さ以下の値となっており、各ゲート幅が
それぞれ対応する伝導領域11,21の各平均結晶粒径
長さよりも大きな値となっているので、各ゲート長を短
くしてもゲート電圧とソースドレイン電流との関係につ
いてばらつきが小さく、高い精度での動作が可能となっ
ている。
【0033】このような半導体装置は、次のようにして
製造することができる。
【0034】図5および図6はその各製造工程を表すも
のである。まず、図5(A)に示したように、例えば、
ガラスよりなる基板1を用意し、その上に、CVD(Ch
emical Vapor Deposition )法またはスパッタリング法
により窒化ケイ素層および二酸化ケイ素層を順次積層し
てバッファ層2を形成する。次いで、バッファ層2の上
に、例えば、プラズマCVD法またはスパッタリング法
により、非結晶(アモルファス)のシリコンよりなる半
導体層41を形成する。この半導体層41は、伝導領域
11,21、ソース領域12,22およびドレイン領域
13,23をそれぞれ構成するものである。
【0035】続いて、半導体層41をプラズマCVD法
により形成した場合には、例えば400℃以上の温度で
加熱するか、またはエネルギービームを照射して、半導
体層41に含まれる水素を除去する。そののち、例え
ば、半導体層41にエキシマレーザビームE1 を300
mJ/cm2 のエネルギー密度で照射して半導体層41
を加熱する(ELA)。その際、エキシマレーザビーム
の波長としては、XeClの308nm,KrFの24
8nmあるいはArFの193nmなどを用いる。これ
により、半導体層41を構成する非結晶シリコンが結晶
化され、半導体層41は多結晶シリコンにより構成され
る。
【0036】半導体層41の結晶化を行ったのち、図5
(B)に示したように、例えば、リソグラフィ技術を用
い、伝導領域11,21、ソース領域12,22および
ドレイン領域13,23の各形成予定領域をそれぞれ残
して、エッチングにより半導体層41を選択的に除去す
る。半導体層41を選択的に除去したのち、例えば、半
導体層41側の全面に、スパッタリング法またはCVD
法により二酸化ケイ素または窒化ケイ素などよりなる絶
縁膜42を形成し、ゲート絶縁膜14,24をそれぞれ
形成する。
【0037】絶縁膜42を形成したのち、図6(A)に
示したように、絶縁膜42の上に、例えば、プラズマC
VD法またはスパッタリング法により、p型不純物を添
加した非結晶(アモルファス)のp型シリコンゲルマニ
ウムまたはp型ゲルマニウムよりなる半導体層43を形
成する。半導体層43をプラズマCVD法により形成し
た場合には、例えば400℃以上の温度で加熱するか、
またはランプアニールにより、半導体層43に含まれる
水素を除去する。続いて、半導体層41を結晶化したの
と同様に、半導体層43にエキシマレーザビームE2
照射して加熱し、半導体層43を結晶化する。なお、そ
の際、エキシマレーザビームE2 のエネルギー密度は、
半導体層41を結晶化する際よりも小さく250mJ/
cm2 とする。シリコンゲルマニウムおよびゲルマニウ
ムはシリコンよりも融点が低いので、シリコンよりも低
温で結晶化することができるからである。
【0038】半導体層43を結晶化したのち、図6
(B)に示したように、例えば、リソグラフィ技術を用
い、エッチングにより半導体層43を選択的に除去し
て、ゲート電極15,25をそれぞれ形成する。次い
で、例えば、リソグラフィ技術を用い、イオン注入I1
によりリンなどのn型不純物を半導体層41に選択的に
注入するか、またはイオンシャワーでドープして、ソー
ス領域12およびドレイン領域13をそれぞれ形成す
る。これにより、ソース領域12およびドレイン領域1
3の間に伝導領域11が形成される。続いて、例えば、
リソグラフィ技術を用い、イオン注入I2 によりボロン
などのp型不純物を半導体層41に選択的に注入して、
ソース領域22およびドレイン領域23をそれぞれ形成
する。これにより、ソース領域22およびドレイン領域
23の間に伝導領域21が形成される。そののち、例え
ばELAまたはランプアニールにより、ソース領域1
2,22およびドレイン領域13,23にそれぞれ添加
した不純物を活性化させる。
【0039】不純物を活性化させたのち、絶縁膜42を
選択的に除去してソース領域12,22およびドレイン
領域13,23を表面に露出させる。そののち、例え
ば、真空蒸着法により、ソース領域12,22およびド
レイン領域13,23にそれぞれ対応させて、ソース電
極16,26およびドレイン電極17,27を選択的に
それぞれ形成する。これにより、図1に示した半導体装
置が形成される。
【0040】このように本実施の形態に係る半導体装置
によれば、ゲート電極15,25の各ゲート長を対応す
る伝導領域11,21の各平均結晶粒径長さ以下の値と
し、各ゲート幅を対応する伝導領域11,21の各平均
結晶粒径長さよりも大きい値とするようにしたので、ゲ
ート長を短くしてもゲート電圧とソースドレイン電流と
の関係についてばらつきを小さくすることができ、高い
精度で動作させることができる。よって、ゲート長を短
くすることができ、高速化および低電圧化を図ることが
できる。従って、ガラスなどよりなる基板1の上に形成
しても優れた特性を得ることができ、本実施の形態に係
る半導体装置をLCD,ELD(Electro Luminesence
Disply),ポリマーディスプレイ,太陽電池,メモリ,
センサアレイ,A/Dコンバータ,インタフェース回路
および演算回路などと共に同一の基板1に形成すること
ができる。
【0041】また、伝導領域11,21の各厚さを各平
均結晶粒径長さ以下の値とするようにすれば、リークが
少なく、反転特性も良くなり、駆動電流も大きくとるこ
とができる。
【0042】更に、ゲート電極15,25をシリコンゲ
ルマニウムまたはゲルマニウムによりそれぞれ構成する
ようにしたので、シリコンに比べて低温で形成すること
ができると共に、低電圧化することができる。また、多
結晶シリコンよりそれぞれなる伝導領域11,21の各
バンドギャップの中央近傍にフェルミ準位が位置するよ
うに制御することができ、nMOSトランジスタ10の
ゲート電極15とpMOSトランジスタ20のゲート電
極25とを同一の導電型を有する半導体によりそれぞれ
構成しても優れた駆動特性を得ることができる。よっ
て、ゲート電極15,25を導電型が同一の半導体によ
りそれぞれ構成することができ、製造工程を簡素化する
ことができる。
【0043】加えて、ゲート電極15,25をゲルマニ
ウムの割合が20原子%以上であるシリコンゲルマニウ
ム、またはゲルマニウムによりそれぞれ構成するように
すれば、これらについてより高い効果を得ることができ
る。特に、ゲート電極15,25をゲルマニウムの割合
が30原子%以上90原子%以下の範囲内であるシリコ
ンゲルマニウムによりそれぞれ構成するようにすれば、
ゲート電極15,25を同一の導電型を有する半導体に
よりそれぞれ構成した際により優れた駆動特性を得るこ
とができる。
【0044】更にまた、ゲート電極15,25を導電型
が同一の半導体によりそれぞれ構成するようにしたの
で、製造工程を簡素化することができる。加えてまた、
ゲート電極15,25をp型半導体によりそれぞれ構成
するようにしたので、ゲート電極15,25に対して配
線を容易にオーミック接触させることができる。
【0045】(第2の実施の形態)本実施の形態に係る
半導体装置は、基板1がプラスチックにより構成される
ことを除き、第1の実施の形態と基本的には同一の構
成,作用および効果を有している。よって、ここでは、
図1乃至図6を参照し、対応する構成要素には第1の実
施の形態と同一の符号を付して同一部分についての詳細
な説明を省略する。
【0046】この半導体装置では基板1がガラスよりも
耐熱温度が低いプラスチックにより構成されているの
で、製造の際に行うELAの影響が基板1に及ばないよ
うに、バッファ層2の厚さは厚い方が好ましい(図1参
照)。例えば、バッファ層2を構成する二酸化ケイ素層
の厚さは500nm以上であることが好ましく、より好
ましくは1μm以上である。
【0047】また、伝導領域11,21、ソース領域1
2,22およびドレイン領域13,23は、シリコンゲ
ルマニウムまたはゲルマニウムによりそれぞれ構成され
ることが好ましい(図1参照)。シリコンにより構成す
る場合に比べて低温で形成することができるからであ
る。
【0048】このような構成を有する半導体装置は、第
1の実施の形態と同様にして製造することができる。但
し、半導体層41,43をCVD法によりそれぞれ形成
する場合には(図5(A)および図6(A)参照)、2
50℃以下の温度で成膜するようにする。また、半導体
層41,43から水素を除去する工程は、低エネルギー
密度のELAにより行うようにする。
【0049】このようにこの半導体装置によれば、バッ
ファ層2を厚くするようにしたので、製造の際に行うE
LAの影響が基板1に及ばないようにすることができ
る。また、伝導領域11,21、ソース領域12,22
およびドレイン領域13,23をシリコンゲルマニウム
によりそれぞれ構成するようにしたので、低温で形成す
ることができる。よって、プラスチックよりなる基板1
の上にも形成することができ、コストを低減することが
できる。
【0050】以上、各実施の形態を挙げて本発明を説明
したが、本発明はこれら各実施の形態に限定されるもの
ではなく、種々変形可能である。例えば、上記各実施の
形態においては、CMOSトランジスタを有する半導体
装置について説明したが、本発明は、互いに離間して位
置するソース領域およびドレイン領域にそれぞれ隣接し
て設けられた伝導領域と、この伝導領域に対応して設け
られたゲート電極とを備えた半導体装置について広く適
用される。すなわち、トランジスタを有する半導体装
置、例えば、トランスファーゲート,スイッチ,センサ
アンプ,バッファ,A/Dコンバータ,差動アンプ,シ
フトレジスタなどを有する半導体装置であれば、本発明
を適用することができる。
【0051】また、上記第1の実施の形態においては、
伝導領域11、ソース領域12およびドレイン領域13
をシリコンにより構成する場合について説明したが、第
2の実施の形態と同様に、シリコンゲルマニウムまたは
ゲルマニウムによりそれぞれ構成するようにしてもよ
い。更に、上記各実施の形態において、伝導領域11,
21、ソース領域12,22およびドレイン領域13,
23をガリウムヒ素(GaAs)などの化合物半導体に
よりそれぞれ構成するようにしてもよい。
【0052】更に、上記各実施の形態においては、ゲー
ト電極15,25を多結晶半導体によりそれぞれ構成す
る場合について説明したが、非晶質などの他の非単結晶
半導体によりそれぞれ構成するようにしてもよく、アル
ミニウムあるいは銅などの低抵抗の金属によりそれぞれ
構成するようにしてもよい。
【0053】加えて、上記各実施の形態においては、バ
ッファ層2を順次積層した窒化ケイ素層および二酸化ケ
イ素層により構成するようにしたが、窒化ケイ素層また
は二酸化ケイ素層のどちらか一方のみにより構成するよ
うにしてもよく、酸化窒化ケイ素層などの他の絶縁層に
より構成するようにしてもよい。
【0054】更にまた、上記各実施の形態においては、
基板1をガラスまたはプラスチックにより構成する場合
について説明したが、単結晶シリコンなどの他の材料に
より構成するようにしてもよく、シリコンウェーハの表
面に二酸化ケイ素膜を形成した低コストの基板を用いる
ようにしてもよい。
【0055】加えてまた、上記各実施の形態において
は、基板1の上にバッファ層2を介して半導体装置を形
成する場合について説明したが、他の半導体装置の上に
絶縁膜を介して形成するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1乃至8のい
ずれか1に記載の半導体装置によれば、ゲート電極のゲ
ート長を伝導領域の平均結晶粒径長さ以下の値とし、ゲ
ート幅を伝導領域の平均結晶粒径長さよりも大きい値と
するようにしたので、ゲート長を短くしても特性のばら
つきを小さくすることができ、高い精度で動作させるこ
とができる。よって、ゲート長を短くすることができ、
高速化および低電圧化を図ることができる。従って、ガ
ラスあるいはプラスチックなどよりなる基板またはシリ
コンウェーハの表面に二酸化ケイ素膜を形成した低コス
トの基板の上に形成しても優れた特性を得ることがで
き、本発明の半導体装置をLCD,ELD,ポリマーデ
ィスプレイ,太陽電池あるいは特性の異なる他の半導体
装置などと共に同一の基板に形成することができるとい
う効果を奏する。
【0057】特に、請求項2乃至4のいずれか1に記載
の半導体装置によれば、ゲート電極をシリコンゲルマニ
ウムまたはゲルマニウムにより構成するようにしたの
で、シリコンに比べて低温で形成することができると共
に、低電圧化することができるという効果を奏する。
【0058】また、請求項7乃至9のいずれか1に記載
の半導体装置によれば、一対の半導体素子における各ゲ
ート電極を導電型が同一の半導体によりそれぞれ構成す
るようにしたので、製造工程を簡素化することができる
という効果を奏する。
【0059】更に、請求項8または9に記載の半導体装
置によれば、一対の半導体素子における各ゲート電極を
p型半導体によりそれぞれ構成するようにしたので、各
ゲート電極に対する配線を容易にオーミック接触させる
ことができるという効果を奏する。
【0060】加えて、請求項7記載の半導体装置によれ
ば、一対の半導体素子における各ゲート電極をシリコン
ゲルマニウムまたはゲルマニウムによりそれぞれ構成す
るようにしたので、各ゲート電極をそれぞれ同一の導電
型としても優れた駆動特性を得ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体装置の構成を
表す断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の伝導領域を表す平面
図である。
【図3】ゲート長およびゲート幅を説明するための平面
図である。
【図4】図1に示した半導体装置の回路構成を表す回路
図である。
【図5】図1に示した半導体装置の各製造工程を表す断
面図である。
【図6】図5に続く各製造工程を表す断面図である。
【符号の説明】
1…基板、2…バッファ層、10…nMOSトランジス
タ、11,21…伝導領域、12,22…ソース領域、
13,23…ドレイン領域、14,24…ゲート絶縁
膜、15,25…ゲート電極、16,26…ソース電
極、17,27…ドレイン電極、20…pMOSトラン
ジスタ、31…入力端子、32…出力端子、41,43
…半導体層、42…絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA10 BB36 CC05 DD37 DD43 GG10 HH20 5F048 AB10 AC04 BB04 BF01 BF02 5F110 AA02 BB04 CC02 DD01 DD02 DD03 DD13 DD14 DD17 EE01 EE44 EE45 FF02 FF03 FF04 FF28 FF29 GG02 GG13 GG43 GG45 HJ01 HJ13 HJ22 HJ23 HK02 HK03 PP03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間して位置するソース領域およ
    びドレイン領域にそれぞれ隣接して設けられ多結晶の半
    導体よりなる伝導領域と、この伝導領域に対応して設け
    られたゲート電極とを備えた半導体装置であって、 前記ゲート電極のゲート長は前記伝導領域の平均結晶粒
    径長さ以下の値であり、前記ゲート電極のゲート幅は前
    記伝導領域の平均結晶粒径長さよりも大きい値であるこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極はシリコンゲルマニウム
    またはゲルマニウムよりなることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲート電極はシリコンとゲルマニウ
    ムとにおけるゲルマニウムの割合が20原子%以上であ
    るシリコンゲルマニウム、またはゲルマニウムよりなる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート電極はシリコンとゲルマニウ
    ムとにおけるゲルマニウムの割合が30原子%以上90
    原子%以下の範囲内であるシリコンゲルマニウムよりな
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記伝導領域はシリコンおよびゲルマニ
    ウムのうちの少なくとも一方を含む半導体よりなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記ソース領域,ドレイン領域,伝導領
    域およびゲート電極により相補型の一対の半導体素子が
    構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  7. 【請求項7】 前記一対の半導体素子の各ゲート電極
    は、導電型が同一の半導体よりそれぞれなることを特徴
    とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の半導体素子の各ゲート電極
    は、p型半導体よりそれぞれなることを特徴とする請求
    項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記一対の半導体素子の各ゲート電極
    は、シリコンゲルマニウムまたはゲルマニウムよりそれ
    ぞれなることを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
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