JP2000277224A - 情報用接続装置 - Google Patents

情報用接続装置

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JP2000277224A
JP2000277224A JP11084117A JP8411799A JP2000277224A JP 2000277224 A JP2000277224 A JP 2000277224A JP 11084117 A JP11084117 A JP 11084117A JP 8411799 A JP8411799 A JP 8411799A JP 2000277224 A JP2000277224 A JP 2000277224A
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JP
Japan
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power
connector case
joint box
power supply
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Withdrawn
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JP11084117A
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English (en)
Inventor
Masanobu Jinnai
政信 神内
Kinya Iwamoto
欣也 岩本
Toshibumi Sakamoto
俊文 坂本
Eiji Hagusa
英二 葉草
Masami Hisada
正美 久田
Mitsuhiro Takasaki
光弘 高崎
Masami Ono
正己 大野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報用接続装置の電源を商用電源用のジョイ
ントボックスから供給することができ、OA機器の移
設、増設等を容易に行えると共に、電源ケーブルを短く
して保守、施設の費用を削減でき、さらに配線の信頼性
の向上及び施工効率の向上を図ることができる。 【解決手段】 電源線3を複数分岐する際に用いられる
ジョイントボックス2に接続される情報用接続装置1で
ある。情報線4が接続される接続口5を有すると共に情
報処理部6を動作させる動作電源8を内蔵している接続
器ケース7から電源ケーブル9が引き出される。電源ケ
ーブル9の先端には上記ジョイントボックス2に設けら
れた商用電源用コネクタ10に着脱自在に接続され且つ
商用電源用コネクタ10からの抜けを防止するロック手
段11を備えている電源用プラグ12が取り付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報用接続装置に
関し、詳しくは例えばローカルエリアネットワーク(L
AN)に用いられる情報用接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、FAX、電話
などの情報機器やマルチメディア機器は、商用電源用と
情報用の両方の接続装置が必要である。例えば近年のロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)において、商用電
源用接続装置として電源線を複数分岐するためにジョイ
ントボックスや電源タップ等が使用されており、一方、
情報用接続装置として、情報線を接続する接続口を有す
ると共に情報処理部を動作させる動作電源を内蔵したH
ub、スイッチングHub等のLAN機器が使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のように
電源部と情報部とが分離された構造にあっては、LAN
機器への電源の供給を、商用電源用のジョイントボック
スとは別系統の電力供給手段から電源コードを用いて行
っており、そのためにパーソナルコンピュータ等のOA
機器の移設、増設に手間がかかり、しかも、かなりの量
の電源ケーブルを必要とし、配線が複雑化してケーブル
ダクトの中が混雑すると共に、施設に費用がかかり、保
守が困難になるという問題がある。特に、ネットワーク
の拡張やレイアウト変更の際には、非常に長い電源ケー
ブルが必要となったり、或いは場所によってはLAN機
器を設置できなくなることもあり、レイアウト変更や機
器の追加に十分に対応できないものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、商用電源用のジョイン
トボックスから電源を供給することができ、パーソナル
コンピュータ等のOA機器の移設、増設を容易に行うこ
とができると共に、電源ケーブルの長さを短くして保
守、施設にかかる費用を削減でき、さらにジョイントボ
ックスとの配線の信頼性の向上及び施工効率の向上を図
ることができる情報用接続装置を提供するにあり、また
別の目的とするところは、二重床に容易に使用すること
ができる情報用接続装置を提供するにあり、さらに別の
目的とするところは、ネットワークの拡張やレイアウト
変更にも容易に且つ外観良く対応できる情報用接続装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、電源線3を複数分岐する際に用いられるジ
ョイントボックス2に接続される情報用接続装置であっ
て、情報線4が接続される接続口5を有すると共に情報
処理部を動作させる動作電源を内蔵している接続器ケー
ス7から電源ケーブル9が引き出され、この電源ケーブ
ル9の先端に上記ジョイントボックス2に設けられた商
用電源用コンセント10に着脱自在に接続され且つ商用
電源用コンセント10からの抜けを防止するロック手段
11を備えている電源用プラグ12が取り付けられてい
ることを特徴としており、このように構成することで、
接続器ケース7から引き出されている電源用プラグ12
をジョイントボックス2の商用電源用コンセント10に
接続するだけで、情報用接続装置1への電源を、既に設
置或いは同時に設置されるジョイントボックス2から電
源ケーブル9を介して供給することができ、しかも電源
ケーブル9の長さが短くて済むので、ケーブルダクトの
中の混雑を解消でき、保守、施設にかかる費用を下げる
ことができるようになり、さらに電源用プラグ12は商
用電源用コンセント10に着脱可能で且つロック手段1
1により商用電源用コンセント10からの抜けを防止す
る構造であるので、電源用プラグ12と商用電源用コン
セント10の接続が容易であると同時に配線の信頼性を
高めることができる。
【0006】また、複数のパネル単体15aで構成され
るフロアパネル15が支柱31を介して床下スラブ32
上に支持されている二重床13に設置される情報用接続
装置であって、フロアパネル15の下方に接続器ケース
7が配置されると共に、接続器ケース7の外形寸法をフ
ロアパネル15を構成するパネル単体15aのモジュー
ルよりも小さくするのが好ましく、このように構成する
ことで、接続器ケース7を1枚のパネル単体15aの下
方に納めることができ、二重床13の床下での情報用接
続装置1の使用が容易になる。
【0007】また、上方に開口した配線溝17を有する
基台16と上記配線溝17の上面を覆う溝蓋18とで構
成される二重床14に設置される情報用接続装置であっ
て、接続器ケース7の外形寸法を配線溝17の溝寸法よ
りも小さくして、接続器ケース7を配線溝17内に収納
するのが好ましく、このように構成することで、二重床
14の配線溝17の上方に突出しないようにして接続器
ケース7を配線溝17内に収納できるので、二重床14
の面上での情報用接続装置1の使用が容易になる。
【0008】また、上記接続器ケース7の長辺側の側面
7aから電源ケーブル9を引き出すのが好ましく、この
ように構成することで、例えば横方向に隣接配置された
ジョイントボックス2と接続器ケース7とを電源ケーブ
ル9を介して最短距離で且つ容易に接続できるようにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
として、ローカルエリアネットワーク(LAN)に組み
込まれるHub、スイッチングHub等の情報用接続装
置1(以下、LAN機器1という)を例示する。このL
AN機器1は、図1に示すように、接続器ケース7から
引き出された電源ケーブル9の電源用プラグ12が取り
付けられている。図中の20は接続状態を表示するLE
Dである。
【0010】本例では、接続器ケース7の短辺側の両側
面7bには、モジュラーコード等のような情報線4が接
続される複数の接続口5が形成されており、接続器ケー
ス7内部には、図3に示すように、接続口5の内側に位
置して入出力(I/O)機能を有する情報入出力部20
と、情報入出力部20からの情報を処理する情報処理部
6として機能するマイクロコンピュータ等で構成される
制御部と、制御部の動作電源8として機能する電源部と
がそれぞれ内蔵されている。
【0011】接続器ケース7の長辺側の側面7aから図
1に示すように、電源ケーブル9が引き出されており、
電源ケーブル9の先端に電源用プラグ12が取り付けら
れている。電源用プラグ12は、後述するジョイントボ
ックス2に設けられた商用電源用コンセント10に着脱
自在に接続され且つ商用電源用コンセント10からの抜
けを防止するロック手段11を備えた、いわゆるハーネ
ス接続構造を有している。電源用プラグ12には3つの
栓刃22が突設されていると共に後述の爪24を有する
回動板26が取り付けられている。
【0012】ジョイントボックス2の一例を図2(a)
に示す。ジョイントボックス2は、VVF線等からなる
電源線3を分岐するために用いられ、このジョイントボ
ックス2の器体27の両側面には左右2つの商用電源用
コンセント10がそれぞれ設けられている。これらのう
ち少なくとも1つの商用電源用コンセント10には、前
記ハーネス構造の電源用プラグ12の3つの栓刃22を
挿入する3つの栓刃挿入孔21が形成されており、電源
用プラグ12の栓刃22を栓刃挿入孔21に差し込むこ
とによって、器体27の内部に設けた刃受けバネに栓刃
22が接触して電気的な接続が行われるようになってい
る。
【0013】また、電源用プラグ12の外面には、図2
(b)に示すように、商用電源用コンセント10の外面
に設けた凹部23に着脱可能に係止して栓刃挿入孔21
からの抜け止めを行うための爪24が設けられている。
この爪24は、電源用プラグ12の外側面に回動自在に
取り付けた回動板26の先端に設けられ、。回動板26
の基端側の操作部25を押圧すると爪24が凹部23か
ら外れて電源用プラグ12を商用電源用コンセント10
から取り外すことができるものであり、また、操作部2
5の押圧を解除すると回動板26に内蔵したバネ体(図
示せず)によって爪24が凹部23に係止した状態で保
持され、電源用プラグ12が商用電源用コンセント10
から抜けるのを防止できるようになっている。これら爪
24と凹部23とで電源用プラグ12の商用電源用コン
セント10からの抜けを防止するロック手段11が構成
されている。なお、ジョイントボックス2の構造は図2
の例には限定されないものである。
【0014】しかして、LAN機器1における接続器ケ
ース7から電源ケーブル9を引き出して、その先端に取
り付けた電源用プラグ12を接続器ケース7の近くに配
置された任意のジョイントボックス2の商用電源用コン
セント10に差し込むことによって、LAN機器1への
電源を、既に設置或いは同時に設置されるジョイントボ
ックス2から供給することができ、パーソナルコンピュ
ータ等のOA機器の移設、増設を容易に行うことができ
る。しかもジョイントボックス2からLAN機器1に電
力を供給することで、従来のようにジョイントボックス
2とは別の電力供給手段から電源をとる場合と比較し
て、電源ケーブル9の長さが短くて済むので、配線を単
純化でき、ケーブルダクトの中の混雑を解消できると共
に、施設にかかる費用を下げることができ、保守も容易
となる。また、電源用プラグ12は、商用電源用コンセ
ント10に着脱可能で且つロック手段11により商用電
源用コンセント10からの抜けを防止するハーネス接続
構造を有しているので、電源用プラグ12の栓刃22を
商用電源用コンセント10の栓刃挿入孔21に完全に押
し込んだときには、商用電源用コンセント10の外面に
設けた凹部23に電源用プラグ12の外面に設けた爪2
4が係合して、電源用プラグ12の抜け止めが行われ
る。従って、商用電源用コンセント10に対する電源用
プラグ12の配線作業が容易であると同時に配線の信頼
性を高めることができる。また、電源用プラグ12を外
すときは、操作部25を押圧するだけで回動板26が回
動して爪24が凹部23から外れて、電源用プラグ12
を商用電源用コンセント10から引き抜くことができ
る。
【0015】また、ネットワークの拡張やデスクレイア
ウト変更の際に、ジョイントボックス2のある場所であ
ればどの場所にでもLAN機器1を設置できるので、長
い電源ケーブル9を必要とすることなく、レイアウト変
更や機器の追加に対応でき、ネットワークの構築効率が
向上する。またジョイントボックス2を用いて予め建物
内の電源配線を予め済ませておき、後から任意の場所へ
のLAN機器1の設置及びその電力配線ができるので、
LAN機器1の後付けが可能となって施工効率が一段と
向上する。そのうえ接続器ケース7の長辺側の側面7a
から電源ケーブル9を引き出したことにより、例えば接
続器ケース7の横隣りにジョイントボックス2が設置さ
れている場合には、接続器ケース7の長辺側の側面7a
から引き出した電源ケーブル9を最短距離でジョイント
ボックス2に容易に接続できる。また、ジョイントボッ
クス2の各商用電源用コンセント10に接続されるすべ
てのプラグ(電源線3のプラグ、LAN機器1の電源用
プラグ12等)をハーネス接続構造とすることによっ
て、従来のような速結方式(電源ケーブル9等の芯線を
ジョイントボックス2の接続部に形成された接続穴に挿
入したときに、ジョイントボックス2内に設けた端子板
と錠バネとで芯線が弾性挟持されて、電線の接続が行わ
れる方式)に比べて簡単に電源ケーブル9を接続できる
という利点がある。
【0016】図4及び図5は、フロアパネル15が支柱
31を介して床下スラブ32上に支持されている二重床
13にLAN機器1が設置されている場合を示してい
る。本例では、1枚のパネル単体15aの四隅がそれぞ
れ支柱31で支持され、複数のパネル単体15aを並べ
てフロアパネル15が構成されている。ここで、フロア
パネル15の下方に接続器ケース7が配置されると共
に、接続器ケース7の外形寸法をフロアパネル15を構
成するパネル単体15aのモジュールよりも小さくして
ある。例えば、接続器ケース7の高さH1は床下の高さ
2よりも低く、且つ、接続器ケース7の横幅W1×縦幅
1はパネル単体15aの横幅W×縦幅L(例えば50
0mm×500mm、或いは600mm×600mm)
よりも小さく設定されている。なお図5中の40はパー
ソナルコンピュータ、41はデスク、42は露出情報モ
ジュラージャック、43はハーネス接続構造のプラグ付
き電源タップである。
【0017】しかして、本例では接続器ケース7を1枚
のパネル単体15aの下方に納めることができ、接続器
ケース7の接続口5への情報線4の配線作業や電源用プ
ラグ12と商用電源用コンセント10との接続作業を1
枚のパネル単体15aの下方で行うことができるので、
二重床13でのLAN機器1の使用が容易になると共
に、1枚のパネル単体15aを取り外すだけで容易にネ
ットワークの拡張やレイアウト変更を行うことができ
る。つまり、床下の適所にジョイントボックス2を配置
しておけば、電源線3を必要に応じてLAN機器1に接
続でき、レイアウト変更に伴う移動や増設に容易に対応
できることとなる。
【0018】図6及び図7は、上方に開口した配線溝1
7を有する置敷用の基台16と上記配線溝17の上面を
覆う溝蓋18とからなる二重床14にLAN機器1を設
置する場合を示している。本例では、十字状の配線溝1
7を有する1枚の基台16と、1枚の十字状の溝蓋18
とでパネルユニット14aが形成されており、複数のパ
ネルユニット14aを並べて二重床14が構成されてい
る。パネルユニット14aの横幅W′×縦幅L′は例え
ば500mm×500mm、或いは600mm×600
mmとされる。接続器ケース7は平面視長方形状に形成
され、その外形寸法を配線溝17の溝寸法よりも小さく
して、接続器ケース7を配線溝17内に収納してある。
ここでは、接続器ケース7の高さH1は配線溝17の高
さH3よりも低く、且つ、接続器ケース7の横幅W1×縦
幅L1は配線溝17の横幅W3×溝全長よりも小さく設定
されているしかして、図6に示すように、隣接する一方
のパネルユニット14aの配線溝17にジョイントボッ
クス2を収納し、隣接する他方のパネルユニット14a
の配線溝17の十字状部17aに接続器ケース7を収納
し、接続器ケース7の電源ケーブル9を両十字状部17
a間に連通するストレート部17b内に延ばして、先端
に取り付けた電源用プラグ12をジョイントボックス2
の商用電源用コンセント10に差し込み接続できる。こ
のとき電源ケーブル9は接続器ケース7の長辺側の側面
7aから引き出されているので、配線溝17の十字状部
17a内に接続器ケース7を収納でき、且つ電源ケーブ
ル9を十字状部17aから延びたストレート部17bに
収納でき、これにより横方向に隣接配置されたジョイン
トボックス2と接続器ケース7とを電源ケーブル9を介
して最短距離で接続できると共に、二重床14の配線溝
17の上面よりも上方に突出しないようにして、接続器
ケース7を隣接するパネルユニット14aの配線溝17
内に容易に設置できるので、二重床14の上面でのLA
N機器1の使用が容易となり、そのうえ配線溝17の上
から溝蓋18を被せることで、LAN機器1を溝蓋18
で覆うことができ、外観上の納まりも良くなる。
【0019】前記実施形態では二重床13,14へのL
AN機器1の使用例を説明したが、もちろん、二重床以
外の床構造にも広く使用できるものである。また商用電
源用接続器としてジョイントボックスを例示したが、商
用電源用の電源タップ等であってもよい。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明のうち請求項1記載
の発明は、電源線を複数分岐する際に用いられるジョイ
ントボックスに接続される情報用接続装置であって、情
報線が接続される接続口を有すると共に情報処理部を動
作させる動作電源を内蔵している接続器ケースから電源
ケーブルが引き出され、この電源ケーブルの先端に上記
ジョイントボックスに設けられた商用電源用コンセント
に着脱自在に接続され且つ商用電源用コンセントからの
抜けを防止するロック手段を備えている電源用プラグが
取り付けられているので、接続器ケースから引き出され
ている電源用プラグをジョイントボックスの商用電源用
コンセントに接続するだけで、情報用接続装置への電源
を、既に設置或いは同時に設置されるジョイントボック
スから電源ケーブルを介して供給することができ、パー
ソナルコンピュータ等のOA機器の移設、増設を容易に
行うことができ、さらに電源ケーブルの長さが短くて済
むので、配線を単純化できると共に、ケーブルダクトの
中の混雑を解消でき、施設にかかる費用を下げることが
でき、保守も容易となり、レイアウト変更や機器の追加
にも容易に対応できるようになる。さらに電源用プラグ
は商用電源用コンセントに着脱可能で且つ商用電源用コ
ンセントからの抜けを防止するロック手段を備えた構造
であるので、電源用プラグと商用電源用コンセントの接
続が容易であると同時に配線の信頼性を高めることがで
きるうえにジョイントボックスを用いて予め建物内の電
源配線を予め済ませておき、後から任意の場所への情報
用接続装置の設置及びその電力配線が可能となるので、
施工効率も一段と向上するものである。
【0021】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、複数のパネル単体で構成されるフロア
パネルが支柱を介して床下スラブ上に支持されている二
重床に設置される情報用接続装置であって、フロアパネ
ルの下方に接続器ケースが配置されると共に、接続器ケ
ースの外形寸法をフロアパネルを構成するパネル単体の
モジュールよりも小さくしたので、接続器ケースを1枚
のパネル単体の下方に納めることができ、接続器ケース
の接続口への情報線の配線作業や商用電源用コンセント
への電源ケーブルの接続作業を1枚のパネル単体の下方
で行うことができるので、二重床の床下での情報用接続
装置の使用が容易になると共に、ネットワークの拡張や
レイアウト変更の際にも、1枚のパネル単体を取り外す
だけで容易にネットワークの拡張やレイアウト変更を行
うことができる。
【0022】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上方に開口した配線溝を有する基台と
上記配線溝の上面を覆う溝蓋とで構成される二重床に設
置される情報用接続装置であって、接続器ケースの外形
寸法を配線溝の溝寸法よりも小さくして、接続器ケース
を配線溝内に収納したので、二重床の配線溝の上面より
も上方に突出しないようにして接続器ケースを配線溝内
に設置できるようになるので、二重床の面上での情報用
接続装置の使用が容易になると共に、配線溝の上から溝
蓋を被せることができるので、情報用接続装置の外観上
の納まりも良くなる。
【0023】また請求項4記載の発明は、請求項1又は
請求項2又は請求項3記載の効果に加えて、接続器ケー
スの長辺側の側面から電源ケーブルを引き出したので、
例えば横方向に隣接配置されたジョイントボックスと接
続器ケースとを電源ケーブルを介して最短距離で且つ容
易に接続できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す斜視図である。
【図2】(a)は同上のジョイントボックスの斜視図、
(b)は(a)のA−A線からみたロック手段の説明図
である。
【図3】同上のジョイントボックスと情報用接続装置の
ブロック図である。
【図4】他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4の施工状態の例を示す斜視図である。
【図6】更に他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6の施工状態の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 情報用接続装置 2 ジョイントボックス 3 電源線 4 情報線 5 接続口 7 接続器ケース 7a 側面 9 電源ケーブル 10 商用電源用コンセント 11 ロック手段 12 電源用プラグ 13,14 二重床 15 フロアパネル 15a パネル単体 16 基台 17 配線溝 18 溝蓋 31 支柱 32 床下スラブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日(1999.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項2】 上方に開口した配線溝を有する基台と上
記配線溝の上面を覆う溝蓋とで構成される二重床に設置
される情報用接続装置であって、接続器ケースの外形寸
法を配線溝の溝寸法よりも小さくして、接続器ケースを
配線溝内に収納したことを特徴とする請求項1記載の情
報用接続装置。
請求項3】 接続器ケースの長辺側の側面から電源ケ
ーブルを引き出したことを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の情報用接続装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数のパネル単体15aで構成されるフロ
アパネル15が支柱31を介して床下スラブ32上に支
持されている二重床13に設置されて、電源線3を複数
分岐する際に用いられるジョイントボックス2に接続さ
れる情報用接続装置であって、情報線4が接続される接
続口5を有すると共に情報処理部を動作させる動作電源
を内蔵している接続器ケース7から電源ケーブル9が引
き出され、この電源ケーブル9の先端に上記ジョイント
ボックス2に設けられた商用電源用コンセント10に着
脱自在に接続され且つ商用電源用コンセント10からの
抜けを防止するロック手段11を備えている電源用プラ
グ12が取り付けられ、フロアパネル15の下方に上記
接続器ケース7が配置されると共に、接続器ケース7の
外形寸法をフロアパネル15を構成するパネル単体15
aのモジュールよりも小さくすることを特徴としてお
り、このように構成することで、接続器ケース7から引
き出されている電源用プラグ12をジョイントボックス
2の商用電源用コンセント10に接続するだけで、情報
用接続装置1への電源を、既に設置或いは同時に設置さ
れるジョイントボックス2から電源ケーブル9を介して
供給することができ、しかも電源ケーブル9の長さが短
くて済むので、ケーブルダクトの中の混雑を解消でき、
保守、施設にかかる費用を下げることができるようにな
り、さらに電源用プラグ12は商用電源用コンセント1
0に着脱可能で且つロック手段11により商用電源用コ
ンセント10からの抜けを防止する構造であるので、電
源用プラグ12と商用電源用コンセント10の接続が容
易であると同時に配線の信頼性を高めることができる。
また、フロアパネル15の下方に接続器ケース7が配置
されると共に、接続器ケース7の外形寸法をフロアパネ
ル15を構成するパネル単体15aのモジュールよりも
小さくすることで、接続器ケース7を1枚のパネル単体
15aの下方に納めることができ、二重床13の床下で
の情報用接続装置1の使用が容易になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明のうち請求項1記載
の発明は、複数のパネル単体で構成されるフロアパネル
が支柱を介して床下スラブ上に支持されている二重床に
設置されて、電源線を複数分岐する際に用いられるジョ
イントボックスに接続される情報用接続装置であって、
情報線が接続される接続口を有すると共に情報処理部を
動作させる動作電源を内蔵している接続器ケースから電
源ケーブルが引き出され、この電源ケーブルの先端に上
記ジョイントボックスに設けられた商用電源用コンセン
トに着脱自在に接続され且つ商用電源用コンセントから
の抜けを防止するロック手段を備えている電源用プラグ
が取り付けられているので、接続器ケースから引き出さ
れている電源用プラグをジョイントボックスの商用電源
用コンセントに接続するだけで、情報用接続装置への電
源を、既に設置或いは同時に設置されるジョイントボッ
クスから電源ケーブルを介して供給することができ、パ
ーソナルコンピュータ等のOA機器の移設、増設を容易
に行うことができ、さらに電源ケーブルの長さが短くて
済むので、配線を単純化できると共に、ケーブルダクト
の中の混雑を解消でき、施設にかかる費用を下げること
ができ、保守も容易となり、レイアウト変更や機器の追
加にも容易に対応できるようになる。さらに電源用プラ
グは商用電源用コンセントに着脱可能で且つ商用電源用
コンセントからの抜けを防止するロック手段を備えた構
造であるので、電源用プラグと商用電源用コンセントの
接続が容易であると同時に配線の信頼性を高めることが
できるうえにジョイントボックスを用いて予め建物内の
電源配線を予め済ませておき、後から任意の場所への情
報用接続装置の設置及びその電力配線が可能となるの
で、施工効率も一段と向上するものである。また、複数
のパネル単体で構成されるフロアパネルが支柱を介して
床下スラブ上に支持されている二重床に設置される情報
用接続装置であって、フロアパネルの下方に接続器ケー
スが配置されると共に、接続器ケースの外形寸法をフロ
アパネルを構成するパネル単体のモジュールよりも小さ
くしたので、接続器ケースを1枚のパネル単体の下方に
納めることができ、接続器ケースの接続口への情報線の
配線作業や商用電源用コンセントへの電源ケーブルの接
続作業を1枚のパネル単体の下方で行うことができるの
で、二重床の床下での情報用接続装置の使用が容易にな
ると共に、ネットワークの拡張やレイアウト変更の際に
も、1枚のパネル単体を取り外すだけで容易にネットワ
ークの拡張やレイアウト変更を行うことができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、上方に開口した配線溝を有する基台と
上記配線溝の上面を覆う溝蓋とで構成される二重床に設
置される情報用接続装置であって、接続器ケースの外形
寸法を配線溝の溝寸法よりも小さくして、接続器ケース
を配線溝内に収納したので、二重床の配線溝の上面より
も上方に突出しないようにして接続器ケースを配線溝内
に設置できるようになるので、二重床の面上での情報用
接続装置の使用が容易になると共に、配線溝の上から溝
蓋を被せることができるので、情報用接続装置の外観上
の納まりも良くなる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また請求項3記載の発明は、請求項1又は
請求項2記載の効果に加えて、接続器ケースの長辺側の
側面から電源ケーブルを引き出したので、例えば横方向
に隣接配置されたジョイントボックスと接続器ケースと
を電源ケーブルを介して最短距離で且つ容易に接続でき
るようになる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 俊文 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 葉草 英二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 久田 正美 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 高崎 光弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大野 正己 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FA07 FA14 FB07 FB17 FB21 FC29 FC31 FC36 HB15 HC11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源線を複数分岐する際に用いられるジ
    ョイントボックスに接続される情報用接続装置であっ
    て、情報線が接続される接続口を有すると共に情報処理
    部を動作させる動作電源を内蔵している接続器ケースか
    ら電源ケーブルが引き出され、この電源ケーブルの先端
    に上記ジョイントボックスに設けられた商用電源用コン
    セントに着脱自在に接続され且つ商用電源用コンセント
    からの抜けを防止するロック手段を備えている電源用プ
    ラグが取り付けられてなることを特徴とする情報用接続
    装置。
  2. 【請求項2】 複数のパネル単体で構成されるフロアパ
    ネルが支柱を介して床下スラブ上に支持されている二重
    床に設置される情報用接続装置であって、フロアパネル
    の下方に接続器ケースが配置されると共に、接続器ケー
    スの外形寸法をフロアパネルを構成するパネル単体のモ
    ジュールよりも小さくしたことを特徴とする請求項1記
    載の情報用接続装置。
  3. 【請求項3】 上方に開口した配線溝を有する基台と上
    記配線溝の上面を覆う溝蓋とで構成される二重床に設置
    される情報用接続装置であって、接続器ケースの外形寸
    法を配線溝の溝寸法よりも小さくして、接続器ケースを
    配線溝内に収納したことを特徴とする請求項1記載の情
    報用接続装置。
  4. 【請求項4】 接続器ケースの長辺側の側面から電源ケ
    ーブルを引き出したことを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の情報用接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012780A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 日産自動車株式会社 車両用外部充電器接続構造

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