JP2000276647A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2000276647A
JP2000276647A JP2000058638A JP2000058638A JP2000276647A JP 2000276647 A JP2000276647 A JP 2000276647A JP 2000058638 A JP2000058638 A JP 2000058638A JP 2000058638 A JP2000058638 A JP 2000058638A JP 2000276647 A JP2000276647 A JP 2000276647A
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coffee
beverage
powder
coffee powder
sales
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JP2000058638A
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Noboru Chigira
登 千木良
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売時間が短く、なおかつ風味や鮮度の劣化
の少ないコーヒー飲料を販売することができる自動販売
機を提供する。 【解決手段】 コーヒー豆をひきコーヒー粉末を作る豆
ひき手段121と、コーヒー粉末からコーヒー飲料を抽
出する抽出手段101と、コーヒー豆を貯蔵するととも
に豆ひき手段にコーヒー豆を供給する第1の貯蔵手段3
00と、前記豆ひき手段によってひかれたコーヒー粉末
を貯蔵するとともに抽出手段101にコーヒー粉末を供
給する第2の貯蔵手段400とを備え、予測需要に基づ
き第2の貯蔵手段400に供給するコーヒー粉末の量を
変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー豆からコ
ーヒー飲料を調理して販売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒー豆からコーヒー飲料を調理して
販売する自動販売機として、販売の都度コーヒー豆をひ
いて粉末状にし、このコーヒー粉末と湯とからコーヒー
飲料を抽出して販売する自動販売機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た自動販売機においては、販売の都度コーヒー豆をひく
ために、コーヒー飲料を販売する時間が長くかかってし
まい、効率の良い販売ができないという不具合を有す
る。
【0004】一方、あらかじめひかれたコーヒー粉末を
貯蔵しておき、このコーヒー粉末からコーヒーを抽出す
る構成の自動販売機も知られているが、この場合は、販
売時間は短くできるが、粉末状態のコーヒー原料は劣化
が非常に早いために、長期間に渡って風味や鮮度を保持
することが難しいという不具合を有する。
【0005】したがって、本発明は、販売時間が短く、
なおかつ風味や鮮度の劣化の少ないコーヒー飲料を販売
することができる自動販売機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動販売機は、コーヒー豆からコーヒー飲料を調理して販
売する販売手段と、当該販売手段を制御する制御手段と
を備え、前記販売手段は、コーヒー豆をひきコーヒー粉
末を作る豆ひき手段と、コーヒー粉末からコーヒー飲料
を抽出する抽出手段と、コーヒー豆を貯蔵するとともに
前記豆ひき手段にコーヒー豆を供給する第1の貯蔵手段
と、前記豆ひき手段によってひかれたコーヒー粉末を貯
蔵するとともに前記抽出手段にコーヒー粉末を供給する
第2の貯蔵手段とを備え、前記制御手段は、飲料の需要
を予測する予測手段を備え、該予測手段による予測需要
に基づき前記第1の貯蔵手段および前記豆ひき手段とを
制御して第2の貯蔵手段に供給するコーヒー粉末の量を
変えることを特徴とするものである。
【0007】この構成によれば、コーヒー粉末が需要に
応じて準備されるので、販売時間が短く、なおかつ風味
や鮮度の劣化の少ないコーヒー飲料を販売することがで
きる。
【0008】請求項2の発明に係る自動販売機は、請求
項1の構成において、飲料の需要予測に係わる予測情報
を入力する入力手段を備え、前記予測手段は入力された
予測情報を基に飲料の需要を予測することを特徴とする
ものである。
【0009】この構成によれば、入力手段によって予測
情報を容易に変更することができるので、需要の変化に
も迅速に対応することができる。
【0010】請求項3の発明に係る自動販売機は、請求
項2の構成において、前記入力手段は、通信手段を介し
て遠隔地より予測情報を入力可能な端末装置であること
を特徴とするものである。
【0011】この構成によれば、自動販売機から離れた
場所からも予測情報を入力できるので、入力作業が簡単
迅速に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】第1図乃至第7図を用いて本実施
の形態について説明する。本実施の形態は、原料である
コーヒー豆をひいて粉末にしてコーヒー飲料を抽出する
調理を行い、製造したコーヒー飲料を紙カップに注いで
商品として販売する自動販売機である。
【0013】第5図は自動販売機の外観を示す。この自
動販売機は、百貨店や地階の食堂、企業の事務所の通路
等に設置されている。1は自動販売機の本体である。こ
の本体1は、後述の如く商品であるコーヒー飲料の種類
等を表示した電照看板部であり、コーヒー飲料の種類等
を印刷した透光性パネル3と、その内部に設けられ、そ
の透光性パネル3を照明する蛍光ランプ(図示せず)と
より構成される。4は顧客が貨幣を投入するための貨幣
投入口、5は釣り銭出口、6は商品の種類を選択入力す
るスイッチよりなる商品選択部、7は販売されるべき商
品を顧客が取り出すための販売口である。尚、貨幣投入
口4及び釣り銭出口5は、後述する金銭制御部の一部を
構成する。
【0014】ここで、本体1が内蔵している内蔵してい
る販売手段を詳しく説明する。第6図及び第7図は自動
販売機の販売手段の機械的構成を示す。100はコーヒ
ー飲料を製造して販売する販売手段である。販売手段1
00は、コーヒー粉末からコーヒー飲料を抽出調理する
コーヒー抽出機101(抽出手段)と、コーヒー豆を炭
酸ガス封入により長期間保存可能な気密状態で貯蔵する
第1原料供給装置102と、コーヒー抽出機101が短
時間に抽出調理完了可能なようにコーヒー豆をひいて粉
末にし、そのコーヒー粉末を非気密状態で貯蔵する第2
原料供給装置103と、コーヒー豆をひいて粉末にする
ミル121(豆ひき手段)と、第1原料供給装置102
からミル121にコーヒー豆を搬送する第1搬出手段1
04と、第2原料供給装置103からコーヒー抽出機1
01にコーヒー粉末を搬送する第2搬送手段105とを
備えている。
【0015】そして、第1原料供給装置102と第1搬
出手段104とが一体的に形成され第1の貯蔵手段30
0をなし、また、第2原料供給手段103と第2搬送手
段105とが一体に形成されて第2の貯蔵手段400を
なす。
【0016】次に各手段の構成及びその他の構成を更に
詳細に説明する。
【0017】まず、第1の貯蔵手段300について説明
する。106はその内部を傾斜壁107と偏心開口10
8とを形成した仕切板109にて上下に区画し、その上
部を豆貯蔵室110に、下部をローター室111となし
た豆貯蔵容器、112はローター室111内に回転自在
に設けられ且つその偏心位置に計量孔113を形成した
ローター、114はローター112を回転駆動するモー
ター、115は豆貯蔵容器106の底面に形成されたロ
ーター112の回転時に計量孔113内のコーヒー豆を
ミル121に送る吐出口である。116はガス電磁弁1
17,減圧弁118、ガスチューブ119を介して豆貯
蔵容器106と接続された炭酸ガス容器、120は豆貯
蔵容器106に接続された定圧逃し弁である。ローター
112は豆貯蔵室110の気密性を保つように、その上
面を仕切板109に、その下面を豆貯蔵容器106の底
面に、夫々密着するように設けられ、豆貯蔵室110に
供給される炭酸ガスが逃げないようになっている。ここ
では、豆貯蔵容器106、仕切り板109,炭酸ガス容
器116等が第1原料供給装置102に相当し、ロータ
ー112、計量孔113,吐出口115等が第1搬送手
段104に相当する。
【0018】次に、第2の貯蔵手段400について説明
する。122はミル121から送られるコーヒー粉末を
非気密状態で貯蔵する粉貯蔵容器、123は粉貯蔵容器
122の下部に回転自在に設けられ、モーター124の
回転により粉貯蔵容器122内のコーヒー粉末を放出口
125から放出するオーガーである。ここでは、粉貯蔵
容器122が第2原料供給装置103に相当し、オーガ
123、モーター124、放出口125等が第2搬送手
段105に相当する。
【0019】126は湯タンク、127は湯電磁弁、1
28は湯電磁弁127を介して湯タンク126からの湯
をコーヒー抽出機101に導く湯チューブ、201は湯
タンク126に設けられたヒータ、202は湯タンク1
26内の湯の温度を検出する温度センサーである。コー
ヒー抽出機101は第2原料供給装置103の放出口1
25から放出されるコーヒー粉末を受けて、そのコーヒ
ー粉末に湯チューブ128からの湯を注いでコーヒー飲
料を抽出する。
【0020】129は砂糖原料供給装置、130はクリ
ーム原料供給装置、131は販売口7にカップ134を
供給するカップ供給装置、203はカップ供給装置13
1内のカップ134の残量を検出するカップセンサーで
ある。132はコーヒー抽出機101から供給されるコ
ーヒー飲料に、必要に応じて砂糖原料供給装置129、
クリーム原料供給装置130から供給される砂糖、クリ
ームを混合する混合器、133は混合器132にて混合
調整済みのコーヒー飲料をカップ供給装置131から供
給されるカップ134に注ぐ飲料チューブである。
【0021】尚、135は粉貯蔵容器122の側壁に設
けられた残量センサーである。第1原料供給装置102
には約5Kgのコーヒー豆(コーヒー飲料約500杯分
相当)が貯蔵可能であり、第2原料供給装置103には
0.3Kgのコーヒー粉末(コーヒー飲料約30杯分相
当)が貯蔵可能である。また、ローター112の計量孔
113にはコーヒー飲料5杯分相当のコーヒー豆が収容
され、ローター112が1回転すると、コーヒー飲料5
杯分相当のコーヒー豆が第1原料供給装置102からミ
ル121に入り、粉末とされて第2原料供給装置103
の粉貯蔵容器122に貯えられる。残量センサー135
は、第2原料供給装置103の貯蔵容器122内のコー
ヒー粉末がコーヒー飲料5杯分相当量以下になると、そ
のことを検知して信号を発する。
【0022】第4図は本自動販売機の制御系の構成を示
す。
【0023】136はマイクロコンピュータよりなる主
制御部であり、前述した残量センサー135等の内部検
知系等の検出結果を参照して、販売手段100の第1原
料供給装置102等の動力系の運転などを制御する。1
1は顧客が投入した通貨を受け付けたり釣り銭の支払の
制御などを行う金銭制御部である。
【0024】137は主制御部136に接続されるとと
もに、情報送受部138,電話回線139(通信手段)
を介して自動販売機管理者が操作する管理端末器140
(端末装置)に接続された販売管理部である。販売管理
部137は主制御部136と同様にマイクロコンピュー
タよりなっており、この主制御部136と販売管理部1
37により制御手段が構成される。
【0025】尚、販売管理部137はその内部に図示し
ない記憶装置を備えている。そしてそこには、第2図に
示すごとく、過去1週間における各日の商品販売杯数実
績値が時間帯別に記憶されている。
【0026】第1図は販売管理部137が実行する制御
の要部を示す流れ図であり、これを参照して本自動販売
機の動作を説明する。
【0027】本自動販売機の設置管理者は、設置先の事
務所の一週間分の暦、即ち出勤日と休日との区別を、商
品の需要予測に係わる予測情報として、管理端末器14
0のキーボード(図示せず)から入力する(S1ステッ
プ)。即ち、管理端末器140が入力手段に相当する。
入力された予測情報は電話回線139、情報送受部13
8を介して販売管理部137に伝達される。
【0028】この場合、設置管理者は管理端末140よ
り電話回線139を介して入力が行えるので、自動販売
機から離れた場所でも入力作業をおこなうことができ、
需要の変化にも簡単迅速に対応することができる。
【0029】販売管理部137は係る予測情報に基づ
き、また販売管理部137の記憶装置に記憶されている
第2図のような過去一週間の販売実績値を参照して、第
3図に示すような次の一週間分の商品需要値を時間帯別
に予測する(S2ステップ)。即ち、このS2ステップ
が予測手段に相当する。
【0030】現在、2月10日の2時であるとする。S
2ステップで作成した第3図の商品需要予測の表によれ
ば、10日は出勤日であるが6時までは商品の需要がな
いと予測されている。この場合には、S3ステップにお
いて予測需要が無いと判断され、S4ステップへ進む。
ここでは、販売管理部137は、主制御部136に命じ
て販売手段100を休止状態にする。具体的には、主制
御部136は、ヒーター201の通電を制御して、湯タ
ンク126内の湯の温度を比較的低い60〜65℃に保
ち、湯タンク126からの放熱損出を少なくすると共
に、電照看板部2の照明を消灯した状態の省エネルギー
運転とする。このS3ステップ、S4ステップはS3ス
テップにおいて予測需要が有ると判断されるまで繰り返
される。
【0031】尚、この休止状態では、湯タンク126内
の湯の温度が低いため、直ちにコーヒー飲料を製造販売
することはできない。この休止状態から湯タンク126
内の湯の温度をコーヒー飲料抽出のために十分な90〜
95℃まで高めるためには30分程度の時間を要する。
【0032】10日には6時以降に販売有りの予測がな
されているので、5時30分になると、S3ステップに
おいて予測需要があると判断され、S5ステップへ進
む。ここでは、販売管理部137は主制御部136に命
じて販売手段100を販売待機状態にする。具体的に
は、主制御部136は、電照看板部2の照明を点灯する
とともに、ヒーター201の通電を制御して、湯タンク
126内の湯の温度を上昇させ始める。そして、30分
後の6時には、湯タンク126内の湯の温度をコーヒー
飲料抽出のために十分な90〜95℃まで高める。つま
り、このS3、S4、S5ステップが切替手段に相当す
る。
【0033】而して、販売待機状態にあるときに、貨幣
投入口4から商品代金が投入されたことを金銭制御部1
1が察知し、商品選択部6のスイッチの操作により所望
の商品が指定されると、S6ステップにおいて販売指示
がなされたと判断され、S7ステップへ進み、販売管理
部137は主制御部136に命じて販売手段100によ
り販売動作を行う。
【0034】以下に、本自動販売機の販売動作を説明す
る。
【0035】通常の待機時においては、第1原料供給装
置102の豆貯蔵容器106内は、ガス電磁弁117、
減圧弁118、ガスチューブ119を介して炭酸ガス容
器116から供給された炭酸ガスが満たされた状態にあ
り、コーヒー豆の品質を防いで大量のコーヒー豆を良好
な品質を保ったまま保存可能となっている。また、第2
原料供給装置103の粉貯蔵容器122内にはコーヒー
豆をひいて作ったコーヒー粉末が貯蔵されている。
【0036】本自動販売機の飲料製造動作時には、まず
第2原料供給装置103のモーター124が回転してオ
ーが123が放出口125からコーヒー飲料一杯分相当
のコーヒー粉末をコーヒー抽出機101に送り、それと
同時にカップ供給装置131からカップ134が供給さ
れる。そして、湯タンク126から湯電磁弁127,湯
チューブ128を介してコーヒー抽出機101に湯が注
がれ、コーヒー飲料が抽出される。抽出されたコーヒー
飲料は、必要に応じて砂糖原料供給装置129、クリー
ム原料供給装置130から供給される砂糖、クリームと
混合器132にて混合され、飲料チューブ133を介し
て販売口7に供給されたカップ134に注がれて顧客に
提供される。
【0037】そして、同様の販売動作がさらに繰り返さ
れ、第2原料供給装置103内のコーヒー粉の残量がコ
ーヒー飲料5杯分にまで減少すると、残量センサー13
5が働き、主制御部136にコーヒー粉末の減少を知ら
せる。主制御部136、販売管理部137は、かかる情
報に接すると予測手段による予測需要に基づき、コーヒ
ー豆をひいてコーヒー粉末を作って第2原料供給装置1
03内に貯えて置くことが望ましい準備待機状態である
と判断する。
【0038】よって、第1搬送手段104のモーター1
14を駆動してローター112を回転させ、第1原料供
給装置102からコーヒー豆をミル121に送り、ミル
121でひいてコーヒー粉末を作り、粉貯蔵容器122
にて貯蔵する。また、それと同時にガス電磁弁117を
開き、豆貯蔵容器106内に炭酸ガスを送り込んで、内
部への空気の進入を防止する。
【0039】尚、この場合、6時から20時までは連続
して比較的大量の販売が予測されていることから、販売
管理部137は第2原料供給装置103に貯蔵可能な上
限までコーヒー粉末を貯えることとし、ローター112
を5回転させてコーヒー豆をミル121に送り、ミル1
21でこのコーヒー豆をひいて新たに25杯分のコーヒ
ー粉を作って第2原料供給装置103に供給する。
【0040】逆に、これから先にあまり大量の販売が見
込まれていないとき、例えば10日の20時において第
2原料供給装置103内のコーヒー粉末の残量が5杯分
となったとすると、主制御部136、販売管理部137
は予測手段による予測需要に基づき、コーヒー粉末の経
時変化による品質の劣化等の条件を見込んで、第2原料
供給装置103のコーヒー粉末の残量が少量だけである
ことが望ましい準備待機状態であると判断する。
【0041】よって、主制御部136、販売管理部13
7は、第1原料供給装置102及びミル121を制御し
て、第2原料供給装置103へのコーヒー粉末の補給を
行わないか、あるいはごく少量だけの補給(例えば5杯
分)を行うようにする。
【0042】そして、販売待機状態のままで10日の2
2時になると、第3図に示されるように予測需要がなく
なるので、S3ステップにおいて予測需要がないと判断
され、S4ステップに進んで、販売手段100は休止状
態となる。また、S4ステップ、S7ステップの実行後
にはS8ステップへ進む。ここでは、予測情報として暦
が入力された1週間が経過したか否かを判断し、経過し
ていればS1ステップへ戻って新たなる予測情報、即ち
次の一週間の暦の入力を行う。
【0043】以上の構成によれば、入力手段により入力
された予測情報に基づいて予測手段が商品需要を予測
し、制御手段はかかる予測結果に基づいて、切替手段に
より、予測商品需要が有の時には販売手段を販売待機状
態とし、予測商品需要が無しの時には販売手段を休止状
態とする。従って、商品需要が集中する日時以外の時間
帯における無駄なエネルギーの消費を抑え、効率のよい
販売動作を行うことができる。
【0044】また、コーヒー豆を長期保存可能な気密状
態で貯蔵する第1原料供給装置102と、コーヒー豆を
ひいて作ったコーヒー粉末を非気密状態で貯蔵する第2
原料供給装置103とを設けているため、自動販売機内
に多量のコーヒー豆を良好な状態で貯蔵しておくことが
でき、またコーヒー豆の補給も一度に大量に行うことが
でき管理に手間がかからない。しかも第2原料供給装置
103に貯えられてコーヒー抽出機101に搬送される
コーヒー原料は、すでにミル121でひいて粉末にした
状態であるので、顧客からコーヒー飲料の販売要求があ
ってからコーヒー豆をひいてコーヒー粉末を作る構成と
比べてコーヒー飲料の製造を短時間で完了させることが
できる。
【0045】また、コーヒー飲料の需要量に関する情報
から望ましい待機状態を算出して第1原料供給装置10
2及びミル121を制御し、第2原料供給装置103へ
のコーヒー粉末の供給量を変えることにより、調理時間
を長引かせることなく多量のコーヒー原料をより良好な
状態で貯蔵しておくことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、貯蔵されたコーヒー豆
を需要に応じた量ひいてコーヒー粉末を準備するので、
販売時間が短く、なおかつ風味や鮮度の劣化の少ないコ
ーヒー飲料を販売することができる。
【0047】また、通信手段を介して端末装置から予測
情報を入力できるので、自動販売機から離れた場所でも
入力作業をおこなうことができ、需要の変化にも簡単迅
速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御の要部を示す流れ図である。
【図2】販売管理部の記憶装置の記憶内容を示す説明図
である。
【図3】販売管理部の記憶装置の記憶内容を示す説明図
である。
【図4】制御系の構成を示すブロック図である。
【図5】自動販売機の外観斜視図である。
【図6】販売手段の構成を示す斜視図である。
【図7】販売手段の断面図である。
【符号の説明】
1 本体 100 販売手段 101 コーヒー抽出機(抽出手段) 121 ミル(豆ひき手段) 136 主制御部 137 販売管理部 139 電話回線(通信手段) 140 管理端末器(入力手段) 300 第1の貯蔵手段 400 第2の貯蔵手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒー豆からコーヒー飲料を調理して
    販売する販売手段と、当該販売手段を制御する制御手段
    とを備え、前記販売手段は、コーヒー豆をひきコーヒー
    粉末を作る豆ひき手段と、コーヒー粉末からコーヒー飲
    料を抽出する抽出手段と、コーヒー豆を貯蔵するととも
    に前記豆ひき手段にコーヒー豆を供給する第1の貯蔵手
    段と、前記豆ひき手段によってひかれたコーヒー粉末を
    貯蔵するとともに前記抽出手段にコーヒー粉末を供給す
    る第2の貯蔵手段とを備え、前記制御手段は、飲料の需
    要を予測する予測手段を備え、該予測手段による予測需
    要に基づき前記第1の貯蔵手段および前記豆ひき手段と
    を制御して第2の貯蔵手段に供給するコーヒー粉末の量
    を変えることを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 飲料の需要予測に係わる予測情報を入力
    する入力手段を備え、前記予測手段は入力された予測情
    報を基に飲料の需要を予測することを特徴とする請求項
    1に記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、通信手段を介して遠隔
    地より予測情報を入力可能な端末装置であることを特徴
    とする請求項2に記載の自動販売機
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