JP2000276551A - ピッキング監査システム - Google Patents

ピッキング監査システム

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JP2000276551A
JP2000276551A JP2000045055A JP2000045055A JP2000276551A JP 2000276551 A JP2000276551 A JP 2000276551A JP 2000045055 A JP2000045055 A JP 2000045055A JP 2000045055 A JP2000045055 A JP 2000045055A JP 2000276551 A JP2000276551 A JP 2000276551A
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Yoshiro Mizuno
善郎 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業指示書に記載された物品を誤りなく収集
できる能力を評価できるシステムの提供。 【解決手段】 作業指示書にピッキングすべき物品、そ
の数量、ピッキング順序等をコード化してマーキング
し、この作業指示書上の作業内容マーキングをハンデイ
・ターミナルで読み取らせ、読み取らせたハンデイ・タ
ーミナルの作業内容マーキングとピッキングすべき物品
等に付けられた物品マーキングとを比較することによっ
て作業効率を判定することを特徴とするピッキング監査
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬品等のように
物品の出庫、納品等、商品の受け渡しに特別の注意が要
求される分野に使用できるピッキング監査システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】調剤上の医薬品のピッキング(物品を作
業指示書に基づいて収集すること)等は患者の生命に直
接影響することから、最高の精度とまた何重もの監査が
要求される。医薬品のように使用によって人の健康等に
重要な影響を及ぼす商品についてはその取り扱いには充
分な注意が必要である。そのため、医師や薬剤師が処方
箋によって使用する医薬品を指示するが、製薬会社や医
薬品販売会社での医薬品の在庫管理や出庫、運搬、納品
等の各作業にまで医師や薬剤師等の責任者が立ち会うこ
とは困難である。そのため、一般の従業者が取り出して
きた医薬品等を責任者が確認する方法が採られている。
医薬品に限らず、自動車等の機械製品の組み立て部品等
においても、所定の部品が所定の位置に供給されない
と、作業の流れを阻害し、不良品の製造や作業時間のロ
スを招くことになる。
【0003】上記における物品や商品のピッキングの誤
りをなくすために、商品等を色分けしたり商品等にバー
コード等の識別子を付すなどの対策が採られているが、
これらの方法でも最終的には作業者の能力に依存するこ
ととなるため、作業者のピッキング能力を監査するシス
テム及び誤りなくピッキングできるシステムが要求され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を解決するためのもので、作業者が作業指示書に従って
所要の物品をピッキングする精度の監査及び誤りなくピ
ッキングできるシステムを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のピッキング監査
システムは、作業指示書にピッキングすべき物品、その
数量、ピッキング順序等をコード化してマーキングし、
この作業指示書上の作業内容マーキングをハンデイ・タ
ーミナルで読み取らせ、読み取らせたハンデイ・ターミ
ナルの作業内容マーキングとピッキングすべき物品等に
付けられた物品マーキングとを比較することによって作
業効率を判定することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、まず作業指示書上にピ
ッキングすべき物品の種類、その数量、ピッキング順序
等をコード化してマーキングする必要がある。このマー
キングとしては、ピッキングすべき物品、その数量、ピ
ッキング順序等をそれぞれ別個にバーコード等でマーキ
ングする方法もあるが、本発明では二次元バーコード等
で1個のマークとして表示する。マーキングはバーコー
ド印刷等の常法にしたがって行って良く、マークとして
は本発明のための固有のものでもよく、またJANコー
ド等の規格化されているものを用いてもよい。
【0007】作業者が、作業指示書に作業内容を二次元
バーコード等で1個のマークとして表示されたものをハ
ンデイ・ターミナルに読み込ませ、作業者がピッキング
すべき物品のある場所に行って物品に付されているマー
ク又は物品棚に付されているマークをハンデイ・ターミ
ナルで読んで物品を収集する。物品等へのマーキング
は、収集後の物品の再監査のためには直接物品に付すの
が好ましい。作業指示書に表示された個々のマークを読
み込む方法では、指示書にマーキングするとき及びマー
クを読み取るときに誤りを生じる恐れがあるが、本発明
の方法では1回の読み取りでピッキング物品の種類、個
数、順序等を読み込めるため、誤りを生じる恐れがな
い。作業指示書へのマーキングも1人の責任者が1回の
操作で行えるため誤りを少なくすることができる。
【0008】ハンデイ・ターミナルへの作業内容のエン
コードは、作業指示書にマーキングすることなく直接無
線LAN、赤外線通信等で作業内容をハンデイ・ターミ
ナルに伝達することも可能であるが、複数の作業者が複
数の作業指示書に対して作業する場合、作業者が自分の
手にある指示書上のマーキングを読み込ませる方が、直
接的、かつ、効率的である。また、正確に記録として残
せることからも指示書に印刷表示するのが好ましい。本
発明における作業指示書への1個のマーキングには、従
来知られている二次元バーコードのほかに、1回の読み
取り操作で読み込めるようにしたバーコード等を含むも
のとする。
【0009】ハンデイ・ターミナルの作業内容のプログ
ラムは、誤った物品をピッキングしたとき作業者に、表
示、音、振動等でフィードバックすること、これらの回
数を記録すること、作業中に残ピック作業数を表示する
こと、蓄積されたデータに基づいて作業者の作業効率、
エラー率等のデータを求めることができるようにするこ
と等がある。
【0010】作業者がハンデイ・ターミナルで作業内容
マーキングを読み取らせると、ハンデイ・ターミナル上
のプログラムは、作業内容のデータをメモリーに格納す
る。ピッキング時には、ピックされる物品や棚に添付さ
れているJANコード、二次元バーコードなどの物品マ
ーキングをハンデイ・ターミナルに読み込ませると、プ
ログラムが記憶されたピッキング指示と読み込まれたマ
ーキングを比較し、作業者に監査の合否をハンデイ・タ
ーミナル上の表示、音、振動等でフィードバックする。
【0011】
【実施例】次ぎに本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。 1.作業指示書の作製:流れ図(A) ピッキング作業内容をエンコードした作業内容マーキン
グを作業指示書に印刷する。 2.作業内容マーキング読み込み:流れ図(B) a.作業者は、手にした作業指示書に印刷された作業内
容マーキングをハンデイ・ターミナルに読み込ませる。 b.作業内容データ保持:流れ図(C)ハンデイ・ター
ミナルは、読み込まれた作業指示データをメモリーに記
憶する。
【0012】3.ピッキング作業:流れ図(D) 物品をピックすると同時に作業者は、物品上、または棚
等に付されているJANコード、2次元バーコードなど
の物品マーキングをハンデイ・ターミナルに読み込ませ
る。必要に応じて、物品の数量、ピッキング順序等をハ
ンデイ・ターミナルに入力することもある。
【0013】4.ピッキング監査、フィードバック:流
れ図(E) ハンデイ・ターミナル上のプログラムは記憶された作業
データと物品マーキング、入力された数量等の情報を比
較し、作業者にピッキング監査の合否をハンデイ・ター
ミナル上の表示、音、振動等でフィードバックする。一
度の作業内容マーキング読み込みについて、ピッキング
作業と、ピッキング監査は、複数回行われることがある
(流れ図(F))。二次元バーコード等を使用すると、
この複数回のピッキングに対応したデータを作業指示書
上に容易に印刷することができる。
【0014】5.事後データ処理:流れ図(G) ハンデイ・ターミナル上のプログラムは、1)作業内容
マーキング、2)物品マーキング、3)マーキング読み
取り時のタイムスタンプ、4)監査合否等のデータをメ
モリーに累積保持しており、そのデータは、作業終了時
に解析され、作業者の作業効率、エラー率等のデータが
提供される。ピッキング時に混同し易い品目群も得られ
たエラー率データに対して統計処理を行うことにより、
同定することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、作業指示書にマーク化
されて記載されたピッキングすべき物品がハンデイ・タ
ーミナルに読み込まれ、このハンデイ・ターミナルを用
いて物品等に付された物品マークを読み込み照合させる
ことで正確に目的とする物品を収集できるので、物品収
集に誤りを生じることがない。また、作業者の収集能力
を知ることができるので、不適な作業者を除外すること
ができる。作業内容をマーキングすることにより、従来
の文字情報による作業者の読み違い、思い違いをなくす
ことができるので、調剤薬剤の選択・収集等に利用して
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するためのフローチャ
ートである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピッキングすべき物品、数量、ピッキング
    順序から選ばれた少なくとも1つのピッキング作業指示
    をコード化し前記コードを記録胆持体に格納し、前記記
    録胆持体を読みとり前記作業指示をデコードし前記物品
    のケースあるいは物品に付与されたバーコードあるいは
    2次元コードと比較することによりピッキングが正確に
    行われたかを判定することを特徴とするピッキング監査
    システム。
  2. 【請求項2】前記記録胆持体は光学的あるいは磁気的に
    読みとることが可能であることを特徴とする特許請求範
    囲第1項記載のピッキング監査システム。
  3. 【請求項3】前記記録胆持体は2次元コードであり光学
    的に読みとることが可能であることを特徴とする特許請
    求範囲第1項記載のピッキング監査システム。
  4. 【請求項4】前記判定結果を蓄積し作業効率あるいはエ
    ラー率あるいはその両者を演算することを特徴とする特
    許請求範囲第1項記載のピッキング監査システム。
  5. 【請求項5】前記読みとりはハンディターミナルで光学
    的に読みとることを特徴とする特許請求範囲第1項記載
    のピッキング監査システム。
  6. 【請求項6】前記判定結果を蓄積し作業効率を演算する
    ことを特徴とする特許請求範囲第1項記載のピッキング
    監査システム。
  7. 【請求項7】前記作業指示は画面に表示されることを特
    徴とする特許請求範囲第1項記載のピッキング監査シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記画面にはピッキングの残数が表示され
    ることを特徴とする特許請求範囲第7項記載のピッキン
    グ監査システム。
  9. 【請求項9】作業指示書にピッキングすべき物品、その
    数量、ピッキング順序等をコード化してマーキングし、
    この作業指示書上の作業内容マーキングをハンディ・タ
    ーミナルで読みとらせ、読みとらせたハンディ・ターミ
    ナルの作業マーキングとピッキングすべき物品マーキン
    グとを比較することによって作業内容を判定することを
    特徴とするピッキング監査システム。
  10. 【請求項10】作業指示書上の作業内容マーキングが、
    ピッキングすべき物品、その数量、ピッキング順序等を
    2次元バーコード等で1個のマークとしてマーキングさ
    れていることを特徴とする特許請求範囲第9項記載の監
    査システム。
  11. 【請求項11】ハンディ・ターミナルが、ピッキング作
    業中に残した残ピック作業数を表示することができるこ
    とを特徴とする特許請求範囲第9項記載の監査システ
    ム。
  12. 【請求項12】ピッキング作業で得られたデータをハン
    ディ・ターミナル上で蓄積することで、作業者の作業効
    率、エラー率等のデータを得ることができるようにした
    ことを特徴とする特許請求範囲第9項記載の監査システ
    ム。
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