JP2000276004A - 画像形成装置用弾性体ベルトの製造方法 - Google Patents

画像形成装置用弾性体ベルトの製造方法

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JP2000276004A
JP2000276004A JP8465099A JP8465099A JP2000276004A JP 2000276004 A JP2000276004 A JP 2000276004A JP 8465099 A JP8465099 A JP 8465099A JP 8465099 A JP8465099 A JP 8465099A JP 2000276004 A JP2000276004 A JP 2000276004A
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paint
coating
belt
coated
rubber
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English (en)
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Akira Shimada
明 島田
Minoru Shimojo
稔 下條
Atsushi Tanaka
篤志 田中
Tsunenori Ashibe
恒徳 芦邊
Hiroyuki Osada
弘行 長田
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Canon Inc
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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗料霧化による塗工では、塗料の揮発が急激
であるために十分なレベリングがなされず、均一で気泡
のない塗膜を形成することが困難である。 【解決手段】 画像形成装置において転写部材、中間転
写部材、または感光体部材として使用される弾性ベルト
製造方法において、ベルト本体に被覆層を塗工する際
に、ベルト本体の被塗布面を内側に向け、ベルトの内側
に塗料霧化装置を位置させ、塗料をベルト本体の内側か
ら噴霧させることにより被覆層を形成することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、FAX等、電子写真方式による画像形成装置おい
て、転写部材、中間転写部材、または感光体部材として
使用される弾性ベルトを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を応用した画像形成装置
は、カラー画像情報や多色画像情報の複数の成分色画像
を順次積層転写してカラー画像や多色画像を合成再現し
た画像形成物を出力するカラー画像形成装置や多色画像
形成装置、またはカラー画像形成機能や多色画像形成機
能を具備させた画像形成装置として有効である。
【0003】画像形成装置の一例の該略図を図1に示
す。図1は電子写真プロセスを利用したカラー画像形成
装置(複写機あるいはレーザービームプリンター)であ
る。
【0004】1は第1の画像担持体として繰り返し使用
される回転ドラム型の電子写真感光体(以下感光ドラム
と記す)であり、矢示の時計方向に所定の周速度(プロ
セススピード)をもって回転駆動される。
【0005】感光ドラム1は回転過程で、1次帯電器2
により所定の極性、電位に一様に帯電処理され、次いで
不図示の増露光手段3(カラー原稿画像の色分解・結像
露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に
対応して変調されたレーザービームを出力するレーザー
スキャナによる走査露光系等)による画像露光を受ける
ことにより目的のカラー画像の第1の色成分像(例えば
イエロー色成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0006】次いで、その静電潜像が第1の現像器(イ
エロー色現像器41)により第1色であるイエロートナ
ーYにより現像される。この時第2〜第4の現像器(マ
ゼンタ色現像器42、シアン色現像器43、ブラック色
現像器44)の各現像器は作動−オフになっていて感光
ドラム1には作用せず、上記第1色のイエロートナー画
像は上記第2〜第4の現像器により影響を受けない。
【0007】中間転写ベルト20は時計方向に感光ドラ
ム1と同じ周速度をもって回転駆動されている。
【0008】感光ドラム1上に形成担持された上記第1
色のイエロートナー画像が、感光ドラム1と中間転写ベ
ルト20とのニップ部を通過する過程で、1次転写ロー
ラ62から中間転写ベルト20に印加される1次転写バ
イアスにより形成される電界により、中間転写ベルト2
0の外周面に順次中間転写(1次転写)されていく。
【0009】中間転写ベルト20に対応する第1色のイ
エロートナー画像の転写を終えた感光ドラム1の表面
は、クリーニング装置13により清掃される。
【0010】以下、同様に第2色のマゼンタトナー画
像、第3色のシアントナー画像、第4色のブラックトナ
ー画像が順次中間転写ベルト20上に重ね合わせて転写
され、目的のカラー画像に対応した合成カラートナー画
像が形成される。
【0011】63は2次転写ローラで、2次転写対向ロ
ーラ64に対応し平行に軸受させて中間転写ベルト20
の下面部に離間可能な状態に配設してある。
【0012】感光ドラム1から中間転写ベルト20への
第1〜第4色のトナー画像の順次重畳転写のための1次
転写バイアスは、トナーとは逆極性(+)でバイアス電
源29から印加される。その印加電圧は例えば+100
V〜+2kVの範囲である。
【0013】感光ドラム1から中間転写ベルト20への
第1〜第3色のトナー画像の1次転写工程において、2
次転写ローラ63及び中間転写ベルトクリーナ8は中間
転写ベルト20から離間することも可能である。
【0014】中間転写ベルト20上に転写された合成カ
ラートナー画像の第2の画像担持体である転写材Pへの
転写は、2次転写ローラ63が中間転写ベルト20に当
接されると共に、給紙ローラ11から中間転写ベルト2
0と2次転写ローラ63との当接ノップに所定のタイミ
ングで転写材Pが給送され、2次転写バイアスがバイア
ス電源28から2次転写ローラ63に印加される。この
2次転写バイアスにより中間転写ベルト20から第2の
画像担持体である転写材Pへ合成カラートナー画像が転
写(2次転写)される。トナー画像の転写を受けた転写
材Pは定着器15へ導入され加熱定着される。
【0015】転写材Pへの画像転写終了後、中間転写ベ
ルト20にはクリーニング用帯電部材8が当接され、感
光ドラム1とは逆極性のバイアスを印加することによ
り、転写材Pに転写されずに中間転写ベルト20上に残
留しているトナー(転写残トナー)に感光ドラム1と逆
極性の電荷が付与される。
【0016】前記転写残トナーは、感光ドラム1とのニ
ップ部及びその近傍において感光ドラム1に静電的に転
写されることにより、中間転写体がクリーニングされ
る。
【0017】なお、感光ドラム1から中間転写ベルト2
0にトナーを1次転写すると同時に、前回の画像ステッ
プで発生した中間転写ベルト20上の転写残トナーを感
光ドラム1に戻してもよい。(以後、1次転写同時クリ
ーニング方式と称する。)1次転写同時クリーニング方
式は、クリーニングステップを特に必要としないため
に、スループットの低下がないという利点を有してい
る。
【0018】このような画像形成装置に用いられる転写
部材、中間転写部材、感光体部材は、各々必要な機能を
満たすべく、一般的に単層、または多層の被覆層を有す
るシリンダーまたは弾性ベルト形状をなしている。部材
が弾性ベルトである場合、画像形成装置内の配置設計に
おいて、比較的自由度が広がる。したがって、弾性ベル
ト形状を採用した場合、画像形成装置の小型化、高機能
化、コストダウンに寄与できるという利点を有する。
【0019】ベルト状転写部材の1例として、中間転写
ベルトの構成を以下に述べる。
【0020】中間転写ベルトは、例えばゴム、エラスト
マー、樹脂よりなるベルト状弾性体からなる。弾性体上
には、中間転写体における必須機能であるトナー離型
性、適切な電気抵抗、耐電圧性、電気容量、電荷保持能
等を付与するため、1層以上の被覆層を有することが多
い。弾性層に使用されるゴム、エラストマーとして、例
えば、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレン−ブタジエ
ンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴム、イソプレ
ンゴム、エチレン−プロピレン共重合体、ニトリルブタ
ジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコー
ンゴム、フッ素ゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、ア
クリルゴム、エピクロロヒドリンゴム及びノルボルネン
ゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチ
レン、アクリロニトリルブタジエンゴム、シンジオタク
チック1・2ポリブタジエン、多硫化ゴム、水素化ニト
リルゴム及び熱可塑性エラストマー(例えばポリスチレ
ン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレ
タン系、ポリアミド系、ポリエステル系及びフッ素樹脂
系)等からなる群より選ばれる1種類あるいは2種類以
上を使用することができる。
【0021】被覆層にトナー離型性を付与するため含有
する高潤滑性粉体として例えば、四フッ化エチレン樹
脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチレン六フ
ッ化プロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリ
デン樹脂、二フッ化二塩化エチレン樹脂及びそれらの共
重合体、フッ化炭素、シリコーン樹脂、シリコーンゴ
ム、シリコーンエラストマーなどのシリコーン系の化合
物、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ア
クリル樹脂、ナイロン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、及びこれらの化合物、混合物、シリカ、アルミナ
などの無機物等の中から1種あるいはそれ以上が適宜選
択されるが、特に四フッ化エチレン樹脂、四フッ化エチ
レン六フッ化プロピレン樹脂が好ましい。また、これら
の添加剤の形状や粒径は特に限定されるものではなく、
どのような形状でも使用でき、粒径も制限はないもの
の、分散性や表面性を考慮すると0.02μm〜50μ
mの範囲が望ましい。また、必要に応じて潤滑性を阻害
しない範囲で表面処理を行ってもよく、諸特性に問題を
与えない範囲で分散剤を使用することもできる。
【0022】中間転写ベルトの抵抗値を調節するために
は、弾性層または被覆層に導電材を添加してもよい。導
電剤としては、カーボン、導電性酸化チタン、アルミニ
ウム、ニッケル等が挙げられ、添加剤としては、界面活
性剤、過塩素酸塩等が挙げられる。
【0023】被覆層に用いる樹脂としては、例えばポリ
ウレタン樹脂、ポリスチレン、クロロポリスチレン、ポ
リ−α−メチルスチレン、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレ
ン−アクリル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合
体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−
アクリル酸オクチル共重合体及びスチレン−アクリル酸
フェニル共重合体等)、スチレン−メタクリル酸エステ
ル共重合体(エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロ
ルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または
共重合体)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル共
重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、低分子量ポリエチレ
ン、低分子量ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、シリ
コーン樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体、キシレン樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂及び
これらの共重合体や混合物等の樹脂が挙げられる。ま
た、ウレタンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ハイス
チレンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレ
ン−プロピレン共重合体、ニトリルブタジエンゴム、ク
ロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素
ゴム、ニトリルゴム、アクリルゴム、エピクロロヒドリ
ンゴム及びノルボルネンゴム等のゴム類も挙げることが
できる。
【0024】次に感光体部材の1例として感光体ベルト
の構成を述べる。感光ベルトは、例えば弾性体ベルトの
上に有機感光層を設けた構成になっている。弾性層に使
用されるゴム、エラストマーとしては、前記中間転写ベ
ルトの弾性層と同様、例えば、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴム、ハイスチレンゴム、ブ
タジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレン
共重合体、ニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ニトリ
ルゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム、エピクロロヒド
リンゴム及びノルボルネンゴム、クロロスルホン化ポリ
エチレン、塩素化ポリエチレン、アクリロニトリルブタ
ジエンゴム、シンジオタクチック1、2ポリブタジエ
ン、多硫化ゴム、水素化ニトリルゴム及び熱可塑性エラ
ストマー(例えばポリスチレン系、ポリオレフィン系、
ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポ
リエステル系及びフッ素樹脂系)等からなる群より選ば
れる1種類あるいは2種類以上を使用することができ
る。
【0025】有機感光層は電荷発生層と電荷輸送層から
なり、例えば電荷注入制御のために感光層の上に保護層
を設ける場合もある。電荷発生層は、電荷発生物質を適
当な結着剤に分散し、これを前記弾性ベルトの上に塗工
することにより形成することができる。電荷発生物質と
しては、例えば以下のような物質が挙げられる。これら
の電荷発生物質は単独で用いてもよく、2種類以上組み
合わせて用いることもできる。
【0026】(1)モノアゾ、ビスアゾ、トリスアゾな
どのアゾ系顔料 (2)インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ系顔料 (3)金属フタロシアニン、非金属フタロシアニンなど
のフタロシアニン系顔料 (4)ペリレン酸無水物、ペリレン酸イミドなどのペリ
レン系顔料 (5)アンスラキノン、ヒドロキノンなどの多環キノン
系顔料 (6)スクワリリウム色素 (7)ピリリウム塩、チオピリリウム塩類 (8)トリフェニルメタン系色素 また結着剤としては広範囲な結着樹脂から選択でき、例
えばポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリア
クリレート樹脂、ブチラール樹脂、ポリスチレン樹脂、
ポリビニルアセタール樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
アクリル樹脂、メタクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェ
ノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリスルホン樹脂、スチ
レン−ブタジエン共重合体樹脂、アルキッド樹脂、エポ
キシ樹脂、尿素樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
樹脂などが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。また、これらは、単独または共重合体ポリマーと
して1種または2種以上混合してもよい。また、電荷発
生層の膜厚は5μm以下、特に0.01μm〜2μmの
薄膜層とすることが好ましい。電荷発生層には更に種々
の増感剤を添加してもよい。電荷発生層は主として電荷
輸送物質と結着樹脂とを溶剤中に溶解させた塗料を塗工
・乾燥して成形する。電荷輸送物質としては各種のトリ
アリールアミン系化合物、ヒドラゾン化合物、スチルベ
ン化合物、ピラゾリン系化合物、オキサゾール系化合
物、チアゾール系化合物、トリアリールメタン系化合物
などが挙げられる。また、結着樹脂としては上述したも
のを用いることができる。
【0027】以上述べたように、電子写真方式による画
像形成装置に用いる転写部材、感光体部材においては、
各々用途に応じた機能を満たすためには単一材料による
構成では不十分な場合が多く、その際、単層あるいは多
層の異なる材料によるコーティングが必要となる。コー
ティング材の形態としては、材料制限が少ない、比較的
平滑均一な塗膜を得やすいという理由から、液体塗料の
形をとるのが一般的である。コーティングの方法として
は、デイッピング方式と塗料噴霧方式に大別できる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】弾性体ベルト部材の表
面をデイッピング方式にて塗工する場合、塗料に直接ワ
ークを浸漬させるため、部材の成分が塗料中に溶出する
可能性がある。したがって、塗料に用いる溶媒及び部材
材質の両者に制限が設けられる。
【0029】また、浸漬によりワークの内側へ塗料が入
り込むと、内側に不要な塗膜が形成され、塗料ロスを生
じたり、部材の機能、特性に悪影響を及ぼす可能性があ
る。塗料の侵入を防止するために、通常ワークの上下を
蓋等で密閉する対策がとられるが、ワークが弾性体ベル
トである場合隙間を生じやすく、塗料侵入を防ぐに十分
なチャッキングが困難である。
【0030】一方、塗料を霧化してワークに吹付ける方
式も広く用いられている。この方法では、デイッピング
において起り得るワークの溶解や内側への塗料の侵入は
比較的軽微であるといえる。ただし、塗料霧化法の欠点
として、霧化した塗料の被塗布物からのはねかえりが挙
げられる。はねかえりを防ぐため塗料霧化装置と被塗布
物の距離を広げると、霧化のパターン面積が拡大し、被
塗布物以外への塗料飛散が多くなる。いずれにしても、
塗着効率の低下を招いたり、飛散塗料による塗工ブース
の汚れが塗膜に再付着し塗工欠陥の原因となる場合が多
い。ブース汚れを防ぐためには掃除等のメンテナンスを
頻繁に入れるか装置にマスキング機工を持たせる必要が
あるが、いずれもコストアップの原因となり好ましくな
い。
【0031】また、塗料のロット違い等による粘度、固
形分の振れは、塗料の飛散、はねかえりの程度に多大な
影響を与えるため、その都度塗着効率が振れ、連続生産
における膜厚の安定性が阻害される。
【0032】一般に塗料霧化による塗工は、塗布された
塗料の揮発が急激であり、結果として十分なレベリング
がなされず、塗膜が荒れたり、気泡を生じたりする可能
性が高い。また、噴霧された塗料が被塗布物へ到着する
までの間に、ブース内の埃、塵や塗料かす等の異物が噴
霧された塗料に巻込まれ、塗膜に付着し塗工欠陥を発生
することがある。
【0033】更に、飛散した噴霧塗料や溶剤揮発分の回
収を目的とするダクトの風によって、塗料の噴霧状態が
干渉され、均一な塗膜形成を阻害されたり、塗着効率が
ダウンすることがある。
【0034】また、塗料の微粒化を十分に行うために
は、霧化装置と被塗布物の間に一定の距離を設定する必
要があるため、1被塗布物あたりが占める塗工スペース
は比較的大きくなり、装置の大型化を招き、ライン設計
の自由度が減少する。
【0035】本発明は、前記の問題を解決した電子写真
用部材の塗工方法を提供することにある。すなわち本発
明の目的は、弾性体ベルト形状を有する電子写真用部材
の被覆層の低コストで形成でき、塗工欠陥を発生させ
ず、均一な膜厚形成を維持可能な製造方法を提供するこ
とである。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
にて使用される弾性ベルト形状を有する転写部材、中間
転写部材、感光体部材の製造方法において、該部材が少
なくとも塗工によって形成される被覆層を有し、該被覆
層を塗工する際に、ベルトの被塗布面を内側にし、ベル
トの内側に塗料霧化装置を位置せしめ、塗料をベルトの
内側から噴霧させることにより被覆層を形成することを
特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置用弾性体ベ
ルトの製造方法においては、被覆層形成後にベルトを裏
返しにし、被覆層をベルトの外側に向けて使用する。す
なわち、本発明においては、霧化塗料の移動範囲がベル
トの被塗布面によって囲まれるため、従来の霧化方式に
比較して被塗布物以外への塗料の飛散、付着が極めて少
ない。本現象は塗着効率を向上させるため、塗料の節約
によるコストダウン効果が得られるとともに、溶剤使用
量の低減による環境への好影響も期待できる。更に、塗
着効率の向上は塗工に要する時間の短縮化にも寄与し、
生産効率アップによる加工コストの低減を見込める。
【0038】また、塗料の飛散が減ることで塗工ブース
の汚れが抑えられ、塗面への汚れの付着等、汚染を原因
とする塗工欠陥が減少し、製品収率の向上が可能とな
る。塗工ブースの汚染がなくなることにより掃除等のメ
ンテナンスが不要となり、あるいはブース汚染に対する
マスキング機工等、装置上の負荷が軽減され、コスト低
減に寄与できる。
【0039】更に、被塗布物の内側より塗料を吐出させ
るため、霧化装置と被塗布物間の所定距離をブース内に
別途設定する必要がなく、製造現場における塗工スペー
スを節約し装置の小型化が図れ、製造ライン設計上の自
由度が増す。また、塗料のロット等によって粘度の振れ
が生じても、本発明における塗工方式を用いた場合、塗
料飛散が少ないため塗着効率には影響を及ぼさず、均一
な膜厚の維持が可能である。本発明の塗工方法によれ
ば、霧化状塗料が被塗布物まで到達する経路が被塗布物
によって囲まれているため、埃、塵、塗料かす等ブース
内の異物が混入する可能性は減少する。また、ダクトに
よる霧化塗料への干渉も受けないため、塗膜の均一性、
平滑性が向上する。更に、塗料の移動しうる範囲が狭い
ため、被塗布物と霧化装置の間は溶剤蒸気の密度が高く
維持され、塗布された塗料の急激な揮発が抑制される。
したがって、塗膜において十分なレベリングがなされ、
塗膜が均一となり、塗膜荒れや気泡の発生が抑えられ
る。
【0040】本発明における霧化装置には、エアの引圧
を用いるエア霧化方式の他、エアレス方式の霧化装置あ
るいは超音波霧化装置を用いてもよい。また、ディスク
回転型、ベル型の霧化装置を用いることも可能である。
【0041】更に、これら霧化装置に静電塗工装置を付
設してもよい。この場合、更に塗料の塗着効率が向上
し、好ましい。これら霧化方式は2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
【0042】本発明における霧化方式に使用する塗料に
は、トナー離型性、適正な電気特性を付与すべくフィラ
ーを配合してもよい。良好な霧化状態を得るため、塗料
中のフィラーの配合量は30重量%以下であることが好
ましく、更に20重量%以下が好ましい。またフィラー
の平均粒径は20μm以下であることが好ましく、更に
は10μm以下が好ましい。なお、本平均粒径は遠心沈
降法によるものである。
【0043】本発明における霧化装置から被塗布物まで
の塗工時の距離は、塗料の高塗着効率と塗面の表面均一
性を達成するための200mm以下であることが好まし
く、更には100mm以下が好ましい。
【0044】
【実施例】以下、実施例について説明する。
【0045】[実施例1] (中間転写体用弾性ベルトの作成)EPDM 100重
量部、酸化亜鉛 5重量部、高級脂肪酸 1重量部、導
電性カーボンブラック 5重量部、パラフィンオイル
10重量部、硫黄 2重量部、加硫促進剤MBT 1重
量部、加硫促進剤TMTD 1.5重量部、加硫促進剤
ZnMDC 1.5重量部を2本ロールにて冷却しなが
ら20分間混合し、コンパウンドを作成した。
【0046】アルミ製円筒状ローラ表面にコンパウンド
を均一に巻き付けた後、155℃にて加硫することによ
りゴムベルトを得た。
【0047】ゴムベルトの内径は182.5mm、長さ
250mm、厚み1.0mmであった。
【0048】(被覆層用塗料の調整)ポリウレタンエラ
ストマー 100重量部、導電性酸化チタン 40重量
部、分散助剤 12重量部、四フッ化エチレン樹脂粉体
(粒径0.3μm) 400重量部、DMF 1200
重量部、を混合し、被覆層用塗料を調整した。
【0049】(中間転写体の作成、評価)前記弾性ベル
トの被塗布面を内側にして、エア霧化装置の周囲を囲む
状態で該弾性ベルトを設置し、霧化装置を一定速度で回
転させながら、ベルト内面に前記被覆層用塗料を塗工し
た。霧化装置先端から被塗布物までの距離45mm、霧
化装置の回転速度100rpm、霧化装置の被塗布物上
移動速度600mm/min、霧化装置のノズル内径
1.40mm、塗料吐出量20ml/minの条件で塗
工を行った。塗工環境は、24℃−50%RHであっ
た。塗工後、130℃で1時間加熱したのちベルトを裏
返し、弾性層と被覆層からなる中間転写ベルトを得た。
中間転写ベルトの断面を顕微鏡観察することにより被覆
層の膜厚を測定したところ、被覆層全域に渡って膜厚は
20.0±1μmと安定しており、均一かつ平滑な被覆
塗工がなされていることがわかった。また、塗料固形分
に対する塗着効率は80%であり、塗料ロスも少なかっ
た。なお、本塗着効率は重量より算出した値である。こ
の中間転写ベルトを図1に示されるフルカラー電子写真
装置に装着し、80g/m2 紙にフルカラー画像をプリ
ントしたところ、良好な画像が得られ、感光ドラムから
中間転写ベルトへの転写効率(一時転写効率)は98%
と良好な値であった。
【0050】[実施例2] (感光体用弾性ベルトの作製)EPDM 100重量
部、酸化亜鉛 5重量部、高級脂肪酸 1重量部、導電
性カーボンブラック 8重量部、パラフィンオイル 1
0重量部、硫黄 2重量部、加硫促進剤MBT 1重量
部、加硫促進剤 TMTD 1.5重量部、加硫促進剤
ZnMDC 1.5重量部を2本ロールにて冷却しなが
ら20分間混合し、コンパウンドを作成した。
【0051】アルミ製円筒状ローラ表面にコンパウンド
を均一に巻き付けた後、155℃にて加硫することによ
りゴムベルトを得た。
【0052】ゴムベルトの内径は150.0mm、長さ
270mm、厚み1.0mmであった。
【0053】(感光体ベルト電荷発生層用塗料の作製)
オキシチタニウムフタロシアニン顔料4重量部、ポリビ
ニルブチラール樹脂2重量部、シクロヘキサノン34重
量部からなる溶液をサンドミルで8時間分散した後、テ
トラヒドロフラン60重量部を加えて、電荷発生層用の
分散液を調合した。
【0054】(感光体ベルト電荷輸送層用塗料の作製)
ポリカーボネート樹脂50重量部をモノクロルベンゼン
400重量部に溶解し、電荷輸送層用塗料を得た。
【0055】(感光体ベルトの作製、評価)前記弾性ベ
ルトの上に電荷発生層用塗料を本発明の方式に従い、弾
性ベルト内面より塗工し、80℃で10分間加熱乾燥す
ることにより、電荷発生層を形成した。電荷発生層の膜
厚は0.2μmであった。次に、電荷発生層の上に、電
荷輸送層用塗料を同様に塗工し、120℃で1時間加熱
することにより電荷輸送層を形成した。霧化装置先端か
ら被塗布物までの距離25mm、霧化装置回転速度10
0rpm、塗工装置の被塗布物上移動速度500mm/
min、霧化装置のノズル内径1.40mm、塗料吐出
量は電荷発生層は0.5ml/min、電荷輸送層は1
0ml/minの条件で塗工を行った。塗工環境は、2
4℃−50%RHであった。塗工後、120℃で1時間
加熱した後ベルトを裏返し、電荷発生層、電荷輸送層か
らなる感光体ベルトを得た。
【0056】感光体ベルトの電荷輸送層断面を顕微鏡観
察することにより膜厚を測定したところ、被覆層全域に
渡って膜厚は25.0±1μmと安定しており、均一か
つ平滑な被覆塗工がなされていることがわかった。ま
た、塗料固形分に対する塗着効率は75%であり、塗料
ロスも少なかった。なお、本塗着効率は重量より算出し
た値である。この感光体ドラムを正現像の電子写真方式
の複写機に装着し、80g/m2 紙にプリントしたとこ
ろ、良好な画像が得られた。
【0057】[比較例1] (中間転写体用弾性ベルトの作製)実施例1に同じ。
【0058】(被覆層用塗料の調整)実施例1に同じ。
【0059】(中間転写体の作成、評価)外径180m
mのアルミ製シリンダーに前記弾性ベルトを被せ、シリ
ンダーを一定速度で回転させながら、ベルト表面に前記
被覆層用塗料をエア霧化装置を用いて塗工した。霧化装
置先端から被塗布物までの距離45mm、被塗布物回転
速度100rpm、塗工装置の被塗布物上移動速度60
0mm/min、塗料吐出量20ml/minの条件で
塗工を行った。塗工環境は、24℃−50%RHであっ
た。塗工後、130℃で1時間加熱し、弾性層と被覆層
からなる中間転写ベルトを得た。
【0060】中間転写ベルトの断面を顕微鏡観察するこ
とにより被覆層の膜厚を測定したところ、膜厚は部分的
に厚い部分、薄い部分があり、20.0±2μmとやや
不安定であった。また、塗料固形分に対する塗着効率は
47%であり、塗料ロスは実施例1に比較して多かっ
た。なお、本塗着効率は重量より算出した値である。こ
の中間転写ベルトを図1に示されるフルカラー電子写真
装置に装着し、80g/m2 紙にフルカラー画像をプリ
ントしたところ、良好な画像を得られたが、感光ドラム
から中間転写ベルトへの転写効率(1次転写効率)は9
5%と実施例1に比較して低下した。
【0061】[比較例2] (感光体用弾性体ベルトの作製)実施例2に同じ。
【0062】(感光体ベルト電荷発生層用塗料の作製)
実施例2に同じ。
【0063】(感光体ベルト電荷輸送層用塗料の作製)
実施例2に同じ。
【0064】(感光体ベルトの作製、評価)外径148
mmのアルミ製シリンダーに前記弾性ベルトを被せ、シ
リンダーを一定速度で回転させながら、ベルト表面に前
記電荷発生層用塗料をエア霧化装置を用いて塗工し、8
0℃で10分間加熱乾燥することにより、電荷発生層を
形成した。電荷発生層の膜厚は0.2μmであった。次
に、電荷発生層の上に、電荷輸送層用塗料を同様に塗工
し、120℃で1時間加熱することにより電荷輸送層を
形成した。霧化装置先端から被塗布物までの距離25m
m、被塗布物回転速度100rpm、塗工装置の被塗布
物上移動速度500mm/min、霧化装置のノズル内
径1.40mm、塗料吐出量は電荷発生層は0.5ml
/min、電荷輸送層は10ml/minの条件で塗工
を行った。塗工環境は、24℃−50%RHであった。
塗工後、120℃で1時間加熱し、電荷発生層、電荷輸
送層からなる感光体ベルトを得た。
【0065】感光体ベルトの電荷輸送層断面を顕微鏡観
察することにより膜厚を測定したところ、被覆層全域に
渡って膜厚は25.0±1μmと安定しており、均一な
被覆塗工がなされていることがわかったが、塗膜表面に
おいて部分的に気泡が見られた。また、塗料固形分に対
する塗着効率は52%であり、塗料ロスは実施例2に比
較して多かった。この感光ベルトを正規像の電子写真方
式の複写機に装着し、80g/m2 紙にプリントしたと
ころ、不要な黒点が認められた。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、弾性ベル
ト状の電子写真装置用部材の製造において、部材の被覆
層塗工を行う際、ベルトの被塗布面を内側に向け、ベル
トの内側より塗料を吐出、噴霧して塗工することによ
り、低コストを実現でき、塗工欠陥を発生させず、均一
で平滑な膜厚形成の維持が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法によって製造されたベルト状
中間転写体が適用される画像形成装置の一例を概略的に
示す縦断面図。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 1次帯電器 3 画像露光 10 ガイド 11 給紙ローラ 13 クリーニング装置 15 定着器 20 中間転写ベルト 28,29 バイアス電源 41〜44 現像器 62 1次転写ローラ 63 2次転写ローラ P 転写材
フロントページの続き (72)発明者 田中 篤志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 芦邊 恒徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 長田 弘行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA15 BA09 BA19 CA04 2H035 CB06 CZ00 2H068 AA55 AA59 EA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置において転写部材、中間転
    写部材、または感光体部材として使用される弾性ベルト
    製造方法において、ベルト本体に塗工によって被覆層を
    形成され工程を有し、前記被覆層を塗工する際に、前記
    ベルト本体の被塗布面を内側に向け、ベルトの内側に塗
    料霧化装置を位置させ、塗料を前記ベルト本体の内側か
    ら噴霧させることにより被覆層を形成することを特徴と
    する画像形成装置用弾性体ベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記該塗料霧化装置がエア式霧化装置で
    ある請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記該塗料霧化装置がエアレス霧化装置
    である請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記該塗料霧化装置がディスク回転式霧
    化装置である請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記該塗料霧化装置がベル型霧化装置で
    ある請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記該塗料霧化装置に静電塗工装置が付
    設されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記該塗料霧化装置に超音波霧化装置が
    付設されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の方
    法。
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