JP2000275676A - 液晶表示装置及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

液晶表示装置及びそれを用いた電子機器

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JP2000275676A JP11076804A JP7680499A JP2000275676A JP 2000275676 A JP2000275676 A JP 2000275676A JP 11076804 A JP11076804 A JP 11076804A JP 7680499 A JP7680499 A JP 7680499A JP 2000275676 A JP2000275676 A JP 2000275676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺回路の高速性を維持しつつ表示部と一体
化した液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 第一の基板31上に形成され行列状に配
置された画素21と行方向に沿って延在する走査線15
と列方向に沿って延在する信号線11とを含み、走査線
15と信号線11との各交点に画素21が接続され、各
画素21は半導体能動素子25と画素電極45とを含む
表示部Bと、行方向端部上に配置され半導体能動素子8
5を含み走査線15を駆動する走査線駆動回路C1と、
列方向端部上に配置され半導体能動素子85を含み信号
線11を駆動する信号線駆動回路C2と第一の基板31
に対向して配置された透明な第二の基板51と、両基板
間に挟持された液晶材Eと、第二の基板51の内側の表
面上に形成され第二の周辺回路C2の少なくとも一部を
覆う絶縁性黒色遮光膜201とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置および
それを用いた電子機器に関するものであり、より詳細に
は、各画素ごとにスイッチング素子として薄膜トランジ
スタ(以下「TFT」という。)等の半導体能動素子が
設けられているアクティブマトリックス型液晶表示装置
及びそれを用いた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス型液晶表示装置
では、複数本の走査線が行方向に配置され、複数本の信
号線が列方向に配置されている。マトリックスの各交差
部には、画素が配置されている。各画素は、画素電極と
該画素電極に接続されたスイッチング用の素子とを含ん
でいる。アクティブマトリックス型液晶表示装置の画素
情報は、スイッチング用の素子によってオン/オフ制御
される。表示媒体としては液晶が用いられる。
【0003】スイッチング素子として、MIM(Met
al-Insulator-Metal)や三端子素子、
特にゲート、ソース、ドレインを有する電界効果型薄膜
トランジスタ(以下「TFT」という。)が用いられ
る。本明細書においては、画素電極に接続される電流端
子をドレイン、信号線に接続される他方の電流端子をソ
ースと呼ぶ。画素電極と薄膜トランジスタとを含む単位
セルを画素と称し、多数の画素がマトリックス(行列)
状に配置された表示部により画像を表示する。
【0004】行に平行に配置された走査線(ゲート線)
が当該行に対応する薄膜トランジスタのゲート電極に接
続されている。列に平行に配置された信号線(ソース
線)が当該列に対応する薄膜トランジスタのソース電極
に接続されている。走査線を駆動する回路を走査線駆動
回路、信号線を駆動する回路を信号線駆動回路と称す
る。走査線駆動回路と信号線駆動回路とを含み、表示部
を駆動する回路を周辺回路と総称する。
【0005】各画素電極ごとにスイッチング素子として
TFTを用いるアクティブマトリックス型液晶表示装置
は、一対の基板上に交差電極を形成した単純マトリック
ス型液晶表示装置と比較すると、多画素化に適し、画面
が鮮明である。近年、パーソナルコンピュータの表示画
面やビデオカメラのビューファインダ等の表示装置とし
ては、アクティブマトリックス型液晶表示装置が主流と
なってきている。
【0006】このアクティブマトリックス型液晶表示装
置では、通常、透明ガラス基板上に多数の画素電極と薄
膜トランジスタとを形成する必要がある。透明ガラス基
板に対しては、高温でのアニールによるシリコンの結晶
化プロセスを適用することは困難である。液晶表示装置
に用いられる薄膜トランジスタとしては、低温でも形成
可能なアモルファスシリコンを用いたアモルファスシリ
コン薄膜トランジスタが用いられてきた。
【0007】しかし、アモルファスシリコン中での電子
及び正孔の移動度は、約1cm2/Vsと小さい。アモル
ファスシリコンをチャネル層として用いるアモルファス
シリコン薄膜トランジスタでは、高速のスイッチング動
作は困難である。そこで、通常の単結晶シリコン基板上
に別途形成された周辺回路チップを、ガラス基板上に別
途外付け配置するか、または、周辺回路チップが配置さ
れているフレキシブル基板上をガラス基板上に貼り付け
る構造が採用されている。
【0008】さらに、レーザーアニールにより、アモル
ファスシリコンを多結晶化する技術も用いられてきてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置の製造コ
ストを低減し、かつ製造工程を効率化するためには、表
示部と周辺回路とを同一基板上に一体形成することが好
ましい。
【0010】本発明の目的は、周辺回路の高速性を維持
しつつ周辺回路を表示部と一体化した液晶表示装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、第一の基板と、前記第一の基板上に形成され、行列
状に配置された複数個の画素と、行方向に沿って延在す
る複数本の走査線と、列方向に沿って延在する複数本の
信号線とを含み、前記走査線と前記信号線との各交点に
前記画素の1つが接続され、各画素は半導体能動素子と
画素電極とを含む表示部と、前記第一の基板の行方向端
部上に配置され、半導体能動素子を含み、前記走査線を
駆動する走査線駆動回路を含む第一の周辺回路と、前記
第一の基板の列方向端部上に配置され、半導体能動素子
を含み、前記信号線を駆動する信号線駆動回路を含む第
二の周辺回路と、前記第一の基板に対向して配置された
透明な第二の基板と、前記第一及び第二の基板間に挟持
された液晶層と、前記第二の基板の内側の表面上に形成
され、前記第二の周辺回路の少なくとも一部を覆うよう
に配置された絶縁性黒色遮光膜とを有する液晶表示装置
が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】最近、エキシマレーザーなどを用いたレー
ザーアニール、結晶化前のアモルファスシリコンにNi
やGeをドープして結晶化を促進する技術等の低温結晶
化技術の発展に伴って、ガラス基板上に形成されたアモ
ルファスシリコンをエキシマレーザーの照射により結晶
化して多結晶シリコン(ポリシリコン)を形成する技術
が開発されている。
【0014】多結晶シリコンのチャネル層の電子および
正孔の移動度は、50から100cm2/Vs程度であ
り、従来のアモルファスシリコンの移動度と比較して格
段に大きい。従って、多結晶シリコンTFTを用いれ
ば、従来のアモルファスシリコンTFTを用いた場合と
比べて、著しく高速のスイッチング動作が可能となる。
【0015】図1から図8までを参照して本発明の第1
の実施の形態による液晶表示装置を説明する。
【0016】図1に、画像表示を行う表示部と表示部の
制御を行う周辺回路部とを同一基板上に一体形成したア
クティブマトリックス型液晶表示装置Aの平面配置例を
示す。この液晶表示装置は、画像を表示するための概略
長方形の表示部Bと、表示部Bの周辺に配置され、表示
部Bを駆動する周辺回路部Cとを含む。
【0017】周辺回路部は、走査線の延在先である表示
部Bの短辺(左右)に配置される第一の周辺回路(以
下、「走査線駆動回路」という。)C1と信号線の延在
先である長辺側(上下)に配置される第二の周辺回路
(以下、「信号線駆動回路」という。)C2とを含む。
走査線駆動回路C1上には、Crにより形成されるブラ
ックマトリックス(BM)1が導電性遮光膜として配置
されている。信号線駆動回路C2上には、絶縁性黒色樹
脂により形成される絶縁性黒色遮光膜201が配置され
ている。
【0018】周辺回路Cの外周部は、液晶を収容空間内
に封止するためのシール材5により囲まれている。表示
部Bと周辺回路部Cとは、ともに分散配置され、多結晶
シリコンを半導体層として有する複数のTFTを含む。
【0019】図2は、アクティブマトリックス型液晶表
示装置Aの全体の回路構成例を示す等価回路図である。
前述のように、液晶表示装置Aは、表示部Bと周辺回路
部Cとを含む。
【0020】表示部Bには、例えば合計2400本の信
号線11,11,11・・・が列方向に走っている。3
本の信号線により、RGB等のカラー情報が伝達され
る。すなわち、2400本の信号線により800個の画
像情報が伝達できる。
【0021】表示部Bには、さらに、たとえば合計60
0本の走査線15、15、15・・・が信号線11と交
差して行方向に走っている。信号線と走査線との各交点
に画素21が配置される。表示部B全体には、合計24
00×600個の画素21、21,21・・・がマトリ
ックス状に配置されている。3個の画素で構成される各
表示単位ごとにRGBの3色が表示可能であり、表示部
全体として800×600のカラー画像情報が表示でき
る。
【0022】画素21は、液晶セル23と画素TFT2
5と蓄積容量27とを含んでいる。画素TFT25は、
図2ではダブルゲートTFTで例示されているが、シン
グルゲートTFTを用いても良い。リーク電流を低減す
るためには、ダブルゲートTFTを用いることが有効で
ある。
【0023】画素TFT25のソース電極Sは、信号線
11と接続されている。画素TFT25のゲート電極G
は、走査線15と接続されている。画素TFT25のド
レイン電極D側には、液晶セル23と蓄積容量27とが
並列に接続されている。
【0024】画素21に含まれる蓄積容量27は、信号
線11から注入された信号電荷を蓄積する。蓄積容量2
7は、例えば画素TFT25のリーク電流が無視できな
い場合にも、蓄積された電荷を保持するのに有効であ
る。尚、蓄積容量27は、必要に応じて設けられる。
【0025】多数の画素21は、走査線駆動回路C1に
より駆動される600本の走査線15、15、15・・
・により、順次行単位で走査される。各画素21は、該
当走査期間中に信号線駆動回路C2によって駆動される
計2400本の信号線11から画像情報を受ける。
【0026】図3は、表示部Bに含まれる画素TFTの
構造例を示す断面図である。
【0027】図3(a)は、ボトムゲート型のTFTの
構造例を示す。
【0028】図3(a)に示されるボトムゲート型のT
FT25は、透明基板31上にCr等の金属により形成
されたゲート電極Gを有する。ゲート電極G上には、ゲ
ート絶縁膜として機能するSiN、SiO2等の絶縁膜
33が形成され、さらにその上には、チャネル層として
機能するチャネル用のポリシリコン膜35が堆積されて
いる。チャネル用のポリシリコン膜35のゲート電極G
の両側の領域上には、チャネル用のポリシリコン膜35
よりも高濃度にドーピングされたポリシリコン高濃度層
37、37が形成されている。このポリシリコン高濃度
層37、37上には、ソース電極S及びドレイン電極D
が形成される。このようにして形成された画素TFT2
5を、窒化膜または酸化膜等により形成された層間絶縁
膜41で覆い、周囲から絶縁保護する。層間絶縁膜41
にコンタクト孔を開口し、その上にITOからなる画素
電極45を形成する。画素電極45は、画素TFT25
のドレイン電極Dと接続される。
【0029】ポリシリコン膜は、例えばアモルファスシ
リコン膜を堆積し、このアモルファスシリコン膜を結晶
化することにより得られる。結晶化工程としては、XeCl
(波長308nm)又はKrF(波長248nm)光源を
用いた低温でのエキシマレーザーによるレーザーアニー
ル結晶化技術を用いることが好ましい。レーザーアニー
ル結晶化技術を用いれば、例えば高速動作が必要とされ
る信号線駆動回路を構成するTFT部分のみ又は周辺回
路のTFT部分にみを結晶化することも可能である。こ
の場合、レーザービームを走査する面積を低減すること
ができる。
【0030】図3(b)は、トップゲート型のTFTの
構造例を示す。
【0031】図3(b)に示すトップゲート型のTFT
25において、透明基板31上にチャネル層として機能
するポリシリコン膜35が形成され、その上には、ゲー
ト絶縁膜として機能するSiN、SiO2等の絶縁膜3
3が形成される。絶縁膜33上に、Cr等の金属により
形成されたゲート電極Gが形成される。
【0032】ポリシリコン膜35上のソース領域及びド
レイン領域には、チャネル用ポリシリコン層35よりも
高濃度にドーピングされたポリシリコン高濃度層37、
37が形成されている。このポリシリコン高濃度層3
7、37上には、ソース電極S及びドレイン電極Dが形
成される。
【0033】このようにして形成された画素TFT25
を、窒化膜、酸化膜等により形成された層間絶縁膜41
で覆い、周囲から絶縁保護する。層間絶縁膜41にコン
タクト孔を開口し、その上にITOからなる画素電極4
5を形成する。画素電極45は、画素TFT25のドレ
イン電極Dと接続される。
【0034】尚、Cr層の代わりに、Ti/Al/Tiの
積層を用いても良い。チャネル用ポリシリコン層35の
所望領域を高濃度に不純物ドーピングし、ポリシリコン
高濃度層37を省略してもよい。また画素電極以外の部
分で周辺回路用TFTを形成することもできる。
【0035】図4は、図1のIVa-IVb線断面図に相当す
る。図4に示す液晶表示装置Aには、表示部Bと、表示
部Bの外側に設けられている周辺回路部Cとが設けられ
ている。液晶表示装置Aは、第一の透明基板31と第二
の透明基板51と、これらの透明基板の間に形成されて
いる液晶収容空間81内に充填される液晶材Eとを含
む。
【0036】表示部Bには、複数の画素21が形成され
ている。
【0037】画素21は、第一の透明基板31の内側表
面上に形成された画素TFT25と画素電極45とを含
む。
【0038】図4に示されるように、表示部Bよりも周
辺側には、周辺回路部Cが配置される。図中、第一の透
明基板31上に形成されている周辺回路が、第一の周辺
回路(走査線駆動回路)C1である。走査線駆動回路C
1は、能動駆動素子として多結晶薄膜トランジスタ、す
なわち周辺回路用TFT85を含んでいる。
【0039】画素TFT25と周辺回路用TFT85に
よる凹凸は、第一の透明基板31上に形成される平坦化
膜73bにより平坦化される。画素電極45は平坦化膜
73B上に設けられる。表示部B領域の画素電極45及
び平坦化膜73b上には、配向膜75bが形成されてい
る。
【0040】画素21は、第二の透明基板51の内側表
面上(第一の透明基板31側)にそれぞれ設けられた赤
色(R)、緑色(G)、青色(B)のカラー樹脂61、
63、65と、各カラー樹脂61,63,65の下部に
形成された共通電極71とを含む。カラー樹脂61,6
3,65は、画素電極45と対向する位置に設けられて
いる。
【0041】カラー樹脂61,63,65間には、Cr
により形成され、画素TFT25を遮光するためのブラ
ックマトリックス(BM)1が設けられている。さら
に、周辺回路用TFT85の上方であって、第二の透明
基板51の内側表面上には、周辺回路用TFT85を覆
う遮光膜であるCr製のブラックマトリックス(BM)
1、1、1・・・が形成されている。
【0042】カラー樹脂61、63、65及びブラック
マトリックスBM1は、平坦化絶縁膜73aにより被覆
されている。平坦化絶縁膜73aが凹凸のあるカラー樹
脂61、63、65の表面を覆い、平坦な表面を形成す
る。全画素に対向する共通電極71は、この平坦な表面
上に形成される。共通電極71の表面は、ポリイミド等
の樹脂製の配向膜75aにより覆われている。
【0043】絶縁性黒色樹脂としては、黒色の着色顔料
を入れたポリイミドを用いることができる。尚、絶縁性
黒色樹脂の材料として感光性ポリイミドを用いれば、別
途マスクを形成することなく、所望の位置、例えば第二
の周辺回路のうちの高速性が要求される回路、例えばシ
フトレジスタ回路のみを覆うように遮光膜を形成でき
る。
【0044】第一の透明基板31と第二の透明基板51
との間であって、周辺回路部Cの外側には、ポリイミド
により形成されたシール材5が介装されている。第一の
透明基板31と第二の透明基板51は、シール材5とと
もに液晶収容空間81を画定する。液晶収容空間81内
には、液晶材Eが充填される。
【0045】液晶セル23(図2)は、ITOにより形
成されている画素電極45と、ITOにより形成されて
いる共通電極71と、両者の間に充填されている液晶材
Eとを含む。
【0046】周辺回路部Cの回路構成について詳細に説
明する。
【0047】図5は、150段構成の走査線駆動回路C
1のうち1段分の駆動回路を示す回路図である。走査線
駆動回路C1には、図5に示される駆動回路が150
段、直列に接続されている。図5に示されている1段分
の駆動回路は、走査方法の切り替えをするための双方向
スイッチ部111と、走査信号を生成するためのシフト
レジスタ部115と、走査信号のタイミングを決めるた
めのマルチプレクサ部117と、駆動能力を増強するた
めの3段の直列インバータ121a、121a、121a
を含む出力バッファー部121とを含む。
【0048】フリップフロップ回路125の電源電圧は
VDDとGNDである。フリップフロップ回路125か
らの出力は、NANDゲートおよびインバータを介して
マルチプレクサ部117に出力される。マルチプレクサ
部117において、フリップフロップ回路125からの
出力信号は、4本の出力信号線に分岐される。分岐され
た4本の出力信号は、マルチプレクス信号MP1〜MP
4との論理積をとった後、出力バッファー部121に供
給される。
【0049】出力バッファー部121は、マルチプレク
サ部117からの4信号について、負荷に対する駆動能
力を増加させて出力する。出力バッファー部121は、
4本の出力端子を有している。出力バッファー部121
の各出力端子は、それぞれ、走査線を介して表示部Bの
画素TFT25のゲートGに接続される。走査線駆動回
路C1は150段構成であり、各1段が4本の出力端子
を有している。従って、走査線駆動回路C1は600本
の走査線15、15、15、・・・を走査する。
【0050】走査線駆動回路C1の回路動作を説明す
る。走査線駆動回路C1は、クロック信号CLまたはそ
の反転信号である(−CL)に同期させて走査線15を
順次走査する。一本の走査線15に連結されている全て
の画素TFT25は、一時的に一斉にオン状態にされ
る。各行ごとに順次走査されるため、走査線駆動信号
は、1画面当り600個であり、シフトレジスタ部11
5は、マルチプレクス前の1画面当り150個の信号を
形成すればよい。従って、走査線側のシフトレジスタ部
115には、それほどの高速性を要求されない。走査線
駆動回路C1のシフトレジスタ部115のクロック信号
CLおよびその反転クロック信号(−CL)のパルス周
波数は40から60kHzである。
【0051】信号線駆動回路C2の構成について説明す
る。
【0052】図2には、信号線駆動回路C2の概略構成
が示されている。
【0053】信号線駆動回路C2は、アナログスイッチ
151と、該アナログスイッチ151を制御するアナロ
グスイッチ制御部161と、アナログスイッチ151と
アナログスイッチ制御部161とを接続するアナログス
イッチ制御信号線181とを含む。
【0054】図示しないビデオ信号発生部から発生され
たビデオ信号は、ビデオ信号線17を介してアナログス
イッチ151に伝達される。ビデオ信号は、アナログス
イッチ151がオンであれば、信号線11を介して画素
TFT25のソース電極Sに伝達される。
【0055】アナログスイッチ制御部161は、アナロ
グスイッチをオン/オフすることにより、ビデオ信号を
画素TFT25のソース電極Sに伝達するか否かの制御
を行う図6に、アナログスイッチ151と該アナログス
イッチ151を制御するアナログスイッチ制御部161
とを含む信号線駆動回路C2と、ビデオ信号線17と表
示部Bの画素21との接続関係を示す。
【0056】表示部Bの画素21の総数は、画素No.
1から画素No.800までの800画素である。1つ
の画素21は、RGBの3色の各サブ画素を含む。表示
部Bのサブ画素数は、2400(800×3)である。
【0057】ビデオ信号線17の本数は、24本であ
る。ビデオ信号線17は、RGBの3色に対応して、ビ
デオ信号線R1からビデオ信号線R8まで、ビデオ信号
線G1〜ビデオ信号線G8まで、およびビデオ信号線B
1〜ビデオ信号線B8までの合計24本である。
【0058】アナログスイッチ151の総数は、アナロ
グスイッチNo.1からアナログスイッチNo.2400
までの2400個である。各アナログスイッチ151
は、p型TFTとn型TFTで一対を成すCMOS型T
FTを含んでいる。
【0059】アナログスイッチ制御部161は、100
段のフリップフロップ回路173、173、173・・
・が直列に連結されて構成されるシフトレジスタ回路1
71と、シフトレジスタ回路171を構成するフリップ
フロップ173の各出力に接続されているバッファー回
路175と、バッファー回路175の出力とアナログス
イッチの制御電極とを結ぶアナログスイッチ制御信号線
181とを含んでいる。
【0060】100段のフリップフロップ回路のクロッ
ク端子には、各段に共通のクロック信号CK及び反転ク
ロック信号(−CK)が入力される。100段のフリッ
プフロップ回路のうち、初段のフリップフロップ回路1
73の入力端子Dには、SP信号が入力する。初段のフ
リップフロップ回路173の出力端子Qから、第1段目
のフリップフロップ回路173の出力信号が供給され、
第1段目のバッファー回路175に入力される。
【0061】さらに、初段のフリップフロップ回路17
3の出力Qは、次段(第2段目)の入力端子Dに入力さ
れる。第2段目のフリップフロップ回路の出力は、第2
段目のバッファー回路175の入力端子に接続される。
以下、順次、フリップフロップ回路173の出力は次段
のフリップフロップ回路173の入力端子に接続される
とともに、次段の出力バッファー回路175の多入力端
子に接続される。
【0062】バッファー回路175の出力は、フリップ
フロップ回路173側から数えて3段目のインバータ1
76cと4段目のインバータ176dとの間で2本の線
に分岐されている。分岐された2本の線のうち一方は、
さらに1個のインバータ176fを介してn出力され
る。分岐された他方の線は、さらに2個のインバータ1
76dおよび176eを介してp出力される。
【0063】図7は、シフトレジスタ回路171を構成
するフリップフロップ回路173の回路図(図7(a))
と、バッファー回路175(図7(b))の詳細な回路図
である。
【0064】フリップフロップ回路173は、直列に接
続された3段のCMOS回路173a、173b、17
3cを含む。電源電圧はVDD、GNDである第1段目
のCMOS回路173aは、クロックドインバータであ
り、その接地端子側には、n型MOSトランジスタ17
4aが連結されている。このn型MOSトランジスタ1
74aのゲート電極端子には、反転クロック信号(−C
K)が入力する。第1段目のCMOS回路の電源電圧V
DD端子側には、p型MOSトランジスタ174bが連
結されている。p型MOSトランジスタ174bのゲー
ト電極端子には、クロック信号CKが入力される。
【0065】第1段目のCMOS回路173aの入力
は、シフトレジスタ回路171全体の入力端子Dに接続
されている。第2段目のCMOS回路173bはインバ
ータであり、その入力は、第1段目のCMOS回路17
3aの出力端子と連結されている。第2段目のCMOS
回路173bの出力は、第3段目のクロックドインバー
タである入力端子と連結している。
【0066】第3段目のCMOS回路173cの接地端
子側には、n型MOSトランジスタ174cが連結され
ている。n型MOSトランジスタ174cのゲートに
は、クロック信号(CK)が入力する。第3段目のCM
OS回路173cの電源電圧VDD端子側には、p型M
OSトランジスタ174dが連結されている。p型MO
Sトランジスタ174dのゲートには、反転クロック信
号(−CK)が入力する。
【0067】第3段目のCMOS回路173cの入力端
子は、フリップフロップ回路173全体の出力端子Qに
連結されており。さらに、第3段目のCMOS回路17
3cの入力端子は、第2段目のシフトレジスタ回路17
1の入力端子Dと連結されている。第3段目のCMOS
回路173cの出力は、第1段目のCMOS回路173
aの出力と第2段目のCMOS回路173bの入力とを
連結する線と接続されている。
【0068】図7(b)に、バッファー回路175のう
ちp出力側の回路の詳細を示す。
【0069】図7(b)に示すように、p出力側のバッ
ファー回路175は、CMOSインバータ回路176
a、176b、176c、176d、176eの5段の直
列接続により構成されている。バッファー回路175の
入力は、図7(a)に示した各フリップフロップ173
の出力Qに接続されている。バッファー回路175のp
出力は、分岐されたn出力(図6)とともにアナログス
イッチ153の制御端子に接続されている。
【0070】フリップフロップ回路173の入力端子D
に信号が入力されると、クロック信号CKおよびクロッ
ク信号の反転信号(−CK)に応じて、出力信号Qが出
力される。各段のフリップフロップ回路173の出力Q
は、出力バッファー回路175を通して各アナログスイ
ッチ151を制御する。フリップフロップ回路173の
各段の出力信号Qは、次段の入力Dに出力される。
【0071】図6に示すように、例えば、No.1から
No.24までの24個のアナログスイッチ151は、
各2個(p型のTFTとn型のTFT)、合計48個の
TFTから構成されている。24個のアナログスイッチ
151は、シフトレジスタの1段分の出力信号(例えば
出力1、pとnの2極性)を共有している。
【0072】より詳細には、シフトレジスタのnの出力
は、アナログスイッチ制御信号線181aを介して、2
4個のアナログスイッチの全てのn型TFTのゲート電
極と連結されている。シフトレジスタのp出力は、アナ
ログスイッチ制御信号線181bを介して、24個のア
ナログスイッチの全てのp型TFTのゲート電極と連結
されている。
【0073】図6に基づいて、回路動作について説明す
る。
【0074】1段のシフトレジスタ173からの制御信
号が、24個のアナログスイッチ151(例えば、N
o.1からNo.24までの24個のアナログスイッ
チ)のオン/オフを同時に制御する。1段のシフトレジ
スタ173からの制御信号により、同じタイミングで2
4個のアナログスイッチ151が同時にオンされ、信号
線11を介して、(RGB各8個)のサブ画素へのデー
タの書き込みを行う。いわゆる8データ分割の点順次書
き込み方式である。
【0075】具体的には、液晶表示装置において、以下
のような回路動作が行われる。
【0076】走査線駆動回路C1が1本の走査線15を
選択し、その走査線15にゲートが接続される画素TF
T25が全て導通状態になった時点で、シフトレジスタ
回路171の第1段目のフリップフロップ回路173に
接続される出力バッファ175のn端子とp端子との2
つの出力1から出力されるアナログスイッチ制御信号に
より、No.1からNo.24までのアナログスイッチ
151に含まれる24個のp型TFTと24個のn型T
FTが、同時に“オン”する。
【0077】アナログスイッチ151がオンされると、
表示部Bの走査線15からの信号により既に導通状態に
なっている画素TFT25を介して、ビデオ信号線17
のうち、R1からR8まで、G1からG8まで、B1か
らB8までの各表示信号の内容に対応して、各画素セル
(液晶セル23と蓄積容量27)に電荷を供給し、画素
に画像情報を書き込む。
【0078】シフトレジスタ回路171が、第1段から
第100段まで順次制御信号を出力し、No.1からN
o.2400までのアナログスイッチ151を、順次
“オン”させる。ビデオ信号線17からのビデオ信号
(表示信号)は、1段のフリップフロップ回路173当
り24画素ずつに分割されて、最終的にNo.1からN
o.2400までのサブ画素に転送される。
【0079】走査線駆動回路C1が次の走査線15を選
択すると、それまで選択されていた画素TFT25は、
非導通状態になる。液晶セル23と蓄積容量27とは、
信号線11から電気的に切断され、150本の走査線1
5が順次走査される1水平期間中、供給された画像情報
を次の走査まで保持する。
【0080】以上に述べた動作を順次繰り返すことによ
り画像表示を行う。
【0081】信号線駆動回路C2中のシフトレジスタの
動作速度は、4.88MHzであり、走査線駆動回路の
シフトレジスタと比較して高速である。
【0082】図8に、図1のVIIIa−VIIIb線視断面図
に相当する信号線駆動回路を含む液晶表示装置の周辺部
の断面を示す。周辺回路用TFT85としては、ポリシ
リコンTFTを用いることができる。表示部Bの構造
は、図4に示されている図1のIVa−IVb線視断面図と
同様である。
【0083】図8には、第1の透明基板31上に形成さ
れ、多結晶TFT85を半導体能動素子として用いる信
号線駆動回路C2が示されている。図8の構造では、信
号線駆動回路C2の上方(第2の透明基板51側)にお
いて信号線駆動回路C2を遮光する遮光膜が、ブラック
マトリックス(BM)、すなわち導電性遮光膜でなく、
絶縁性黒色樹脂膜201で形成されている。絶縁性黒色
樹脂膜201は、好ましくはカラーフィルタ61、6
3、65とほぼ等しい厚さを有する。
【0084】表示部B側の第2の透明基板51上には、
画素間の光の漏れを防止し、カラー表示特性を改善する
為に、カラーフィルタ61、63、65と一部オーバー
ラップするようにブラックマトリックス(BM)1,
1,1、・・・が設けられている。ブラックマトリック
スは周辺回路C2上まで延在し、絶縁性黒色樹脂膜20
1とも一部オーバラップしている。このオーバーラップ
により連続した遮光構造が形成され、遮光性が向上す
る。
【0085】樹脂系の絶縁性黒色樹脂膜201を形成す
る材料としては、好ましくは、黒色の着色顔料を混入し
たポリイミドが用いられる。その他の材料としては、黒
色の着色顔料を混入したアクリル系またはエポキシ系の
樹脂を用いてもよい。感光性樹脂を用いれば、別途フォ
トレジスト膜を形成することがなく、露光、現像工程に
より黒色樹脂膜をパターニングすることができる。
【0086】黒色樹脂膜201により、第2の透明基板
5側から信号線周辺回路C2に入射する光(主として可
視光)を遮光する。斜めの入射光に対しても、ブラック
マトリックス1と黒色樹脂膜201との連続遮光構造
が、十分な遮光性能を発揮する。
【0087】信号線周辺回路C2の近傍に配置される遮
光構造は、黒色樹脂201のみであり、絶縁体である黒
色樹脂膜201と周辺回路C2のTFT85とが形成す
る寄生容量は、極めて小さくすることができる。従っ
て、遮光構造を設けても、その寄生容量により周辺回路
C2の動作速度を遅くすることは少ない。
【0088】次に、液晶表示装置の製造方法について説
明する。液晶表示装置の製造方法は、以下に説明する一
般的なアクティブマトリックス型の液晶表示装置の製造
方法が用いられる。
【0089】トップゲート型TFTを半導体能動素子と
して用いた場合の、第一の透明基板側の表示部Bと周辺
回路部Cとの製造方法について、以下に説明する。
【0090】図16は、図3(b)に示した構造と同様
の構造を有するトップゲート型TFTを、画素TFT及
び周辺回路用TFTの両方に用いた場合の液晶表示装置
の一例を示す断面図である。
【0091】図16には、第1の透明基板側31側の構
造を示す。
【0092】第一の透明基板31上には、ポリシリコン
膜35、SiO2からなるゲート絶縁膜、ゲート電極G
が順次形成されている。ゲートの両側のポリシリコン層
は、n型不純物又はp型不純物をイオン注入することに
より形成された高濃度層37、37によりソース及びド
レイン領域が形成されている。
【0093】第一の透明基板上には、第一の層間絶縁膜
41aが形成されている。第一の層間絶縁膜41aに
は、ソース、ゲート、ドレインとコンタクトを形成する
ためのコンタクトホールが開口される。コンタクトホー
ルを介して、Ti/Al/Tiによるソース電極S、ゲー
ト電極G、ドレイン電極Dが、第一の層間絶縁膜41a
上に形成されている。
【0094】第一の層間絶縁膜41a上には、第二の層
間絶縁膜41bが形成されている。
【0095】画素TFT25のドレイン電極D上には、
第二の層間絶縁膜41bを開口するコンタクトホールが
形成されている。
【0096】第二の層間絶縁膜41b上には、ITOに
より形成された画素電極45が形成されている。画素電
極45は、表示部Bの画素TFT25のドレイン電極D
と接続される。
【0097】周辺回路部Cの周辺回路用TFTは、n型
のTFT85aとp型TFT85bとを含んでいる。イ
オン注入することにより高濃度層37、37をに形成し
ているため、同一基板上にn型のTFT85aとp型T
FT85bを形成することが容易である。相補型回路
(CMOS回路)を形成することができるため、周辺回
路Cの高速化と低消費電力化が可能となる。
【0098】液晶表示装置の詳細な製造工程について以
下に説明する。
【0099】 第一の透明基板31の上に、CVD法
を用いてアモルファスシリコン膜を1000オングスト
ローム堆積する。
【0100】 エキシマレーザー法を用いて、アモル
ファスシリコン膜を結晶化する。この結晶化工程によ
り、アモルファスシリコン膜は多結晶シリコン膜35と
なる。
【0101】 多結晶シリコン膜35を、通常のフォ
トリソグラフィー工程とエッチング工程により島状に加
工して、TFT用のチャネル層を形成する。
【0102】 PECVDにより、ゲート絶縁膜33
を形成する。ゲート絶縁膜33を所定の形状に加工す
る。PECVDの代わりにスパッタリングを用いても良
い。
【0103】 TFTのゲート電極の両脇に形成され
るソース電極及びドレイン電極のコンタクト抵抗を低減
するために、イオン注入により、チャネル層よりも高不
純物濃度にドープされた多結晶シリコン層37をチャネ
ル用多結晶シリコン膜33の両脇に形成する。ここで、
周辺回路部Cには、異なるドーピングイオンを用いたイ
オン注入により、n型のTFT85aとp型TFT85
bを形成する。
【0104】 第一の透明基板31上に、第一の層間
絶縁膜41aを形成する。
【0105】第一の層間絶縁膜41aに、ゲート、およ
びソース/ドレインコンタクトを形成するためのコンタ
クトホールを開口する。
【0106】コンタクトホールを介して、Ti/Al/
Tiによるソース電極S、ゲート電極G、ドレイン電極
Dを、第一の層間絶縁膜41a上に形成する。
【0107】 第一の透明基板31の全面に、酸化膜
により形成される層間絶縁膜41bを堆積する。酸化膜
に代えて窒化膜やポリイミド膜を用いることもできる。
層間絶縁膜膜41bにコンタクト孔を開口し、ITO
(インジウム錫酸化物)よりなる画素電極45を形成す
る。
【0108】以上の工程により、トップゲート型TFT
が完成する。
【0109】図4及び図8を参照しつつ、カラーフィル
タと第二のコモン電極とを備えた第二の透明基板51側
の画素構造の製造方法について説明する。
【0110】 第二の透明基板51上に、厚さ200
0オングストロームのCr膜を形成し、所定の形状のマ
スクを用いたエッチングを行うことにより、表示部Bの
画素TFT25及び周辺回路部Cの第一の周辺回路C1
上を覆う遮光膜であるブラックマトリックス(BM)
1、1、1・・・を形成する。
【0111】 第二の透明基板51の上に、厚さ1.
5μmの赤色のカラーレジストを塗布し、乾燥、露光、
現像を含む通常のフォトレジスト工程により、表示部B
に赤色のカラーフィルタ61を形成する。
【0112】 緑色のカラーフィルタ63及び青色の
カラーフィルタ65を、と同様の工程により形成す
る。上記のカラーフィルタ61、63、65は、ブラッ
クマトリックス(BM)1、1、1と端部をオーバーラ
ップさせて形成される。
【0113】 周辺回路部Cのうち第二の周辺回路C
2上を覆うように、第二の透明基板51の内側に黒色樹
脂膜を塗布し、所定のパターン形成工程により絶縁性黒
色遮光膜201を形成する。
【0114】 カラーフィルタ61、63、65及び
絶縁性黒色遮光膜201を保護するとともに、カラーフ
ィルタと絶縁性黒色遮光膜201とにより形成されてい
る凹凸を平坦化するために樹脂製の平坦化膜73aを形
成する。
【0115】 スパッタ法により厚さ1000オング
ストロームのITO膜を成膜し、次いで所定のパターン
形成工程により共通電極71を形成する。
【0116】 共通電極71を覆うように、ポリイミ
ド等の配向膜75aを形成する。
【0117】以上の工程により、第二の透明基板51側
の構造が完成する。
【0118】尚、上記の工程に代えて、第二の透明基
板51の外側に絶縁性黒色遮光膜又は導電性遮光膜を形
成し、第二の周辺回路上を覆うこともできる。また、第
一の透明基板側に絶縁性黒色遮光膜を形成し、第二の周
辺回路上を覆うことも出来る。
【0119】上記のようにして製造された、第一の透明
基板31と第二の透明基板51とを張り合わせて液晶表
示装置を形成する工程について以下に説明する。
【0120】 第一の透明基板31と第二の透明基板
51とに形成した配向膜75a、75bを必要に応じ、
加熱、硬化させる。
【0121】 配向膜75a、75bを、バフ(buf
f)布で一定方向に擦るラビング工程を行う。この工程
により、配向膜75a、75bには、配向構造が形成さ
れる。
【0122】 第一の透明基板31上に、ポリマー
系、ガラス系、シリカ系などの球状体スペーサを散布す
る。
【0123】 第一の透明基板31の周辺回路部Cの
さらに外周部に、シール用樹脂をディスペンサにより塗
布する。シールは、第一の透明基板31上に第二の透明
基板51を重ね、加熱加圧してシール用樹脂を硬化させ
る。第一の透明基板31と第二の透明基板51とがシー
ル材により張り合わされる。球状体スペーサが両基板間
の距離を所定の値に保つ。
【0124】 液晶材Eを、図示しない液晶注入口よ
り液晶収容空間81に注入した後、液晶注入口を封止す
る。
【0125】信号線駆動回路C2の上に絶縁性黒色樹脂
膜201が設けられる。絶縁性黒色遮光膜201は、第
二の透明基板51側から信号線駆動回路C2に入射する
光を遮光する。信号線駆動回路C2に用いられている半
導体能動素子、すなわち周辺回路用TFT85の、光に
起因する誤動作の確率を低減することができる。従っ
て、信号線駆動回路C2は入射光の有無によらずに安定
に動作し、液晶表示装置事態の動作も安定化する。
【0126】液晶の比誘電率(ε)は、5〜11程度で
ある。第一の透明基板と第二の透明基板との間のギャッ
プは4〜5ミクロン程度である。従って、信号線駆動回
路C2を4.88MHzで動作させる場合には、周辺回路
用TFT85の寄生容量に起因する回路動作の速度低下が
問題となる。
【0127】高速動作すべき信号線駆動回路C2の遮光
膜として金属製BMを用いると、TFTとBMとの間に
形成される寄生容量が信号線駆動回路C2の高速動作を
阻害する。絶縁性遮光膜を用いることにより、寄生容量
の増加を防止し、動作速度の低下を防止することができ
る。
【0128】本願実施例の液晶表示装置においては、1
ミクロン以下の薄い絶縁性黒色遮光膜で遮光体を形成す
ることもできる。
【0129】周辺回路、特に信号線駆動回路上を、第二
の透明基板51の外側(第一の透明基板31と反対側)
に設けられた液晶表示装置の外周に配置されている額縁
(ベゼル)211によって覆うことにより遮光する方法
も考えられる。しかしながら、広い額縁を用いる遮光構
造は、液晶表示装置の大画面化(液晶表示装置の狭額縁
化)の妨げになる。
【0130】信号線駆動回路(第二の周辺回路)を遮光
する遮光体として、カーボン系の黒色樹脂を用いること
もできる。
【0131】カーボン樹脂の中には、電気伝導率が10
6Ωm以下と、半絶縁性を示す材料が存在する。このよ
うな半絶縁性のカーボン樹脂を用いると、絶縁性遮光膜
を用いた場合と比較して遮光膜に起因する寄生容量が大
きくなる。但し、半絶縁性のカーボン樹脂を用いた遮光
膜は、絶縁性遮光膜と比べて遮光性が良好である。寄生
容量との兼ね合いで、遮光性を優先させる必要がある場
合には、好ましく用いられる。
【0132】図9は、本発明の第1の実施の形態による
液晶表示装置の変形例である。
【0133】図9に示す液晶表示装置においては、第二
の透明基板51の内側に設けられた絶縁性黒色樹脂膜2
01とともに、第一の透明基板31側にも、第二の周辺
回路C2を覆う絶縁性黒色樹脂膜301が設けられてい
る。
【0134】第一の透明基板側に設けられた遮光膜30
1も、信号線駆動回路C2の上方を覆うように設けられ
ている。
【0135】図9に示す液晶表示装置においては、信号
線駆動回路C2の上方に二重の遮光膜として、絶縁性遮
光膜201、301が形成される。従って、信号線駆動
回路C2に関する遮光性が向上し、第1の実施の形態に
よる液晶表示装置と比べて、周辺回路、特に信号線駆動
回路の動作が、より一層安定になる。
【0136】図10に、本発明の第2の実施の形態によ
る液晶表示装置を示す。第2の実施の形態においては、
第1の実施の形態による液晶表示装置と同一部分につい
ては、同一符号を付してその説明を省略する。
【0137】図10は、液晶表示装置の周辺部の構造を
示す断面図であり、信号線駆動回路(第二の周辺回路)
C2を含んでいる。この図は、第1の実施の形態による
液晶表示装置における図8に対応する図面である。
【0138】図10に示した液晶表示装置においては、
信号線駆動回路C2上を覆う遮光膜401が、第2の透
明基板51の外側(第1の透明基板31の存在する方向
と反対側)、すなわち液晶表示装置のパネルの外側に設
けられている。この液晶表示装置においても、遮光膜4
01が第二の透明基板51の外側から信号線駆動回路C
2側に入射する光を遮る。
【0139】信号線駆動回路C2と遮光膜401との間
に厚い絶縁体である第二の透明基板51が介在する。従
って、第1の実施の形態で用いた絶縁性黒色樹脂の代わ
りに半絶縁性のカーボン系黒色樹脂を用いることがで
き、導電性の遮光膜を用いることも可能となる。遮光膜
の材料選択の自由度が増すとともに、例えば半絶縁性の
カーボン系黒色樹脂や導電性の遮光膜を用いた場合に
は、絶縁性の遮光膜を用いた場合と比較して遮光性が一
層向上するという効果を発揮する。
【0140】第二の透明基板51の外側にパネル外遮光
体401を形成しているため、第一の透明基板31と第
二の透明基板51との間の狭いギャップの内側に遮光膜
を形成する場合と比較して遮光膜形成工程が容易にな
る。遮光膜形成工程としては、パネル組立工程の前に、
予め第2の透明基板51の外側にパネル外遮光膜401
を形成しておくことも可能である。パネル組立工程終了
後にパネル外遮光膜401を形成することも可能であ
る。
【0141】従って、第1の実施の形態による液晶表示
装置と比べて、装置の組立工程の自由度が増す。
【0142】パネル外遮光膜401としては、黒色樹脂
膜の他にも、樹脂系黒色インクを用いることも可能であ
る。樹脂系黒色インクを用いて第二の透明基板51上に
遮光膜を塗布する場合には、例えば油性の黒色フェルト
ペンを用いて第二の透明基板51上に描画することも可
能である。
【0143】黒色フェルトペンを用いて描画すれば、第
二の透明基板51上の所望の位置に遮光体を形成するこ
とも容易になる。樹脂系黒色インクの塗布により遮光膜
を形成すれば、第一の実施の形態又は第二の実施の形態
による液晶表示装置と比較して、より簡便な方法で遮光
膜を形成できる。また、遮光性粘着テープ、遮光性黒色
フィルム等を用いて遮光体を形成してもよい。
【0144】インクジェット法などを用いた印刷技術に
よって黒色遮光膜を形成することも可能である。印刷技
術を用いた方法は、遮光膜の形成に関する量産性と経済
性に優れる。
【0145】尚、上記の方法を採用すると、第二の透明
基板51の厚さが0.7μm程度であり、第一と第二の
透明基板31、51のギャップが5μm程度であるた
め、斜め入射による迷光の可能性がある。
【0146】図11には、第2の実施の形態による液晶
表示装置の第1の変形例を示す。
【0147】図11に示した液晶表示装置においては、
信号線駆動回路C2を覆う遮光膜として、第二の透明基
板51の外側のみでなく、第二の透明基板51の内側に
も第二の透明基板51を挟んでパネル外遮光膜401と
対向する位置に絶縁性遮光膜405が設けられている。
このパネル内遮光膜405も、信号線駆動回路C2の上
方を覆う。
【0148】信号線駆動回路C2の上方に二重の遮光膜
が形成されるため遮光性が向上し、斜め入射による迷光
の可能性が低減する。
【0149】図12には、第2の実施の形態として示し
た液晶表示装置の第2の変形例を示す。
【0150】図12に示した液晶表示装置では、パネル
外遮光膜401とパネル内の絶縁性遮光膜201とが、
上方からみた場合に異なる位置に設けられている。例え
ば、パネル外遮光膜401は信号線駆動回路C2のうち
のシフトレジスタ回路部(制御回路B’)上を覆ってお
り、絶縁性黒色樹脂により形成されるパネル内遮光膜2
01は、制御回路A’(アナログ制御スイッチ部)を覆
っている。制御回路C’(出力パッファ部)上には、導
電性遮光膜(BM)1が設けられている。遮光構造と回
路との組み合わせは、上述のものに限らず種々変更する
ことができる。
【0151】信号線駆動回路のうち異なる回路部に、そ
れぞれの回路部の特徴、例えば遮光性と回路の動作速度
とに応じて構造や位置の異なる遮光膜を適宜設けてい
る。
【0152】この構造では、製造工程の自由度が増すと
ともに、遮光膜と信号線駆動回路との位置関係をきめ細
かく設計することができ、周辺回路の高速性と周辺回路
の遮光性とを最適化することができる。
【0153】図13及び図14に、本発明の第3の実施
の形態による液晶表示装置を示す。
【0154】第3の実施の形態において、第1及び第2
の実施の形態による液晶表示装置と同一部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0155】図13は、液晶表示装置の全体構成の平面
図である。この平面図は、第1の実施の形態による液晶
表示装置における図1に対応する図面である。
【0156】図13に示すように、液晶表示装置は表示
部Bと周辺回路部Cとを含む。周辺回路部Cは、走査線
駆動回路(第一の周辺回路)C1と信号線駆動回路(第
二の周辺回路)C2とを含む。
【0157】走査線駆動回路C1上には、Crにより形
成されるブラックマトリックス(BM)遮光膜1が設け
られている。信号線駆動回路C2上には、絶縁性黒色樹
脂により形成される遮光膜503が設けられている。
【0158】図14は、図13のXa−Xb線視断面図で
あり、第1の実施の形態による液晶表示装置における図
8に対応する図である。
【0159】この第3の実施の形態として示した液晶表
示装置では、図14に示すように、液晶材Eを収容する
液晶材収容空間81をシールするためのシール部材50
1の構成が第1の実施の形態による液晶表示装置と異な
っている。
【0160】第3の実施の形態による液晶表示装置で
は、矩形の表示部Bの短辺側に配置されている走査線駆
動回路C1のさらに外側に、第1の実施の形態による液
晶表示装置と同様にシール材501が設けられている。
矩形の表示部Bの長辺側に配置されている信号線駆動回
路C2側のシール材503は、信号線駆動回路C2の上
部を覆うように設けられている。シール材501、50
3は周辺回路部Cの外周をループ状に取り巻いている。
【0161】シール部材の形成工程としては、まず、通
常の樹脂性のシール部材501を、走査線駆動回路C1
の外側に設ける。次いで遮光性の黒色樹脂製のシール部
材503により信号線駆動回路C2上を覆う。
【0162】本実施の形態による液晶表示装置では、シ
ール部材501、503が、液晶収容空間81に充填さ
れている液晶材Eをシールする。さらに、絶縁性黒色樹
脂で形成されたシール部材503が信号線駆動回路C2
上を覆い遮光する。絶縁性黒色樹脂で形成されたシール
部材503は、液晶材Eをシールするとともに、信号線
駆動回路C2に含まれる周辺回路用多結晶TFT85を
遮光することにより、光に起因するTFTのリーク電流
を抑制する。
【0163】本実施の形態による液晶表示装置では、第
一の透明基板31と第二の透明基板51との間の遮光膜
503が樹脂製である。樹脂の比誘電率εは3程度であ
るため、液晶材Eの比誘電率(ε=5〜11程度)より
も小さい。従って、第一の透明基板と第二の透明基板と
の間に液晶材が充填されている場合と比較して、信号線
駆動回路C2に関連する寄生容量が低減する。
【0164】さらに、シール材と遮光膜とを兼用するこ
とにより、スペース効率が向上する。液晶表示装置の一
層の狭額縁化が可能となる。
【0165】尚、走査線駆動回路の外側に配置するシー
ル部材と信号線駆動回路を覆うように配置するシール部
材とを一体化し、両方のシール部材として遮光性のシー
ル部材を用いてもよい。シール部材の製造工程を簡単化
することが可能である。
【0166】図15に、本発明の第4の実施の形態によ
る携帯用電子機器を示す。この携帯用電子機器(パーソ
ナルコンピュータ)は、第1から第3までの実施の形態
において説明した液晶表示装置を用いている。
【0167】図15に示すパーソナルコンピュータで
は、表示部Bと周辺回路部Cとを含む液晶表示装置Aを
用いている。
【0168】パーソナルコンピュータのその他の構成要
素は、一般的なパーソナルコンピュータと同じである。
すなわち、折りたたむと液晶表示装置Aと一体化する箱
体601中には、図示しない中央演算処理装置(CPU)
や記憶回路が収納されている。箱体601の側面には、
外部記憶装置の挿入口603が設けられ、箱体601の
上面には、入力手段(キーボード)605が配置されて
いる。
【0169】本実施の形態による液晶表示装置を用いた
パーソナルコンピュータでは、周辺回路部Cを第一の透
明基板上に一体化して形成する。周辺回路部Cを外付け
した液晶表示装置と比べて、液晶表示装置Aの額縁を狭
くすることができる。本体部の寸法が同じ場合に、表示
部Bを大画面化することが可能となる。信号線駆動回路
の能動半導体素子として多結晶TFTを用いるため、パ
ーソナルコンピュータの高速性を維持することができ
る。周辺回路部、特に第二の周辺回路上を絶縁性の遮光
膜で覆うため、光入射による多結晶TFTの誤動作を防
止することができる。
【0170】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれらに制限されるものではない。
【0171】例えば、セル外遮光膜は、第2の透明基板
に対して、直接または第2の透明基板の上に設けられた
偏光板の上に間接に設けてもよい。
【0172】また、BMに関しては、単層または多層の
金属膜が使用できる。
【0173】周辺回路上の遮光膜をすべて絶縁性遮光膜
にすることも可能である。
【0174】第1及び第2の透明基板として、ガラス製
の基板を用いたが、石英または有機質のフィルムでも良
い。反射型の液晶表示装置の場合には、第一の基板は透
明である必要がない。セラミックス基板、絶縁膜で被覆
されたシリコン基板等を用いることもできる。
【0175】反射型の表示パネルの場合には、第一の透
明基板側のITO電極は、Al等の他の金属材料に置換
可能である。
【0176】白黒の表示パネルであれば、画素部のカラ
ーフィルタは不要である。
【0177】基板上の平坦化膜の代わりに、窒化珪素ま
たは酸化珪素を用いても良い。第二の透明基板側には、
平坦化膜を設けなくてもよい。
【0178】本発明の液晶表示装置は、パーソナルコン
ピュータの表示装置としてのみではなく、携帯用通信機
器、テレビジョン、産業用モニタ装置等に用いても好適
である。
【0179】その他、種々の変更、改良、組み合わせ等
が可能なことは当業者には自明あろう。
【0180】
【発明の効果】周辺回路一体化型液晶表示装置におい
て、信号線駆動回路を構成する周辺回路用薄膜トランジ
スタのうちの少なくとも一部を覆う絶縁性遮光膜を設け
ることにより、光入射によるTFTの誤動作を防止し、
かつ、寄生容量の増大を防止して、周辺回路の高速性を
維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の等価回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
のうち画素TFTを中心とした部分の断面図であり、
(a)はボトムゲートTFTを用いた場合、(b)はト
ップゲートTFTを用いた場合を示す。
【図4】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の走査線駆動回路側の断面図であり、図1のIVa-IV
b線に沿う断面図を示す。
【図5】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の回路図であり、走査線駆動回路側の回路を示す。
【図6】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の回路図であり、信号線駆動回路側の回路を示す。
【図7】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の回路図であり、信号線駆動回路側の回路を示す。
(a)は、シフトレジスタを構成するフリップフロップ
回路の回路図、(b)は、バッファー回路の回路図を示
す。
【図8】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装置
の信号線駆動回路側の断面図である。図1のVIIIa-
VIIIb線断面図を示す。
【図9】本発明の第1の実施の形態の液晶表示装置の変
形例である信号線駆動回路側の断面図であり、図1のV
IIIa-VIIIb線断面図を示す。
【図10】本発明の第2の実施の形態による液晶表示装
置の信号線駆動回路側の断面図であり、図1のVIII
a-VIIIb線断面図を示す。
【図11】本発明の第2の実施の形態の液晶表示装置の
第1変形例である液晶表示装置の断面図であり、信号線
駆動回路側の断面を示す。
【図12】本発明の第2の実施の形態の第2変形例であ
る液晶表示装置の信号線駆動回路側の断面図であり、図
1のVIIIa-VIIIb線断面図を示す。
【図13】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装
置の平面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態による液晶表示装
置の信号線駆動回路側の断面図であり、図1のVIII
a-VIIIb線断面図を示す。
【図15】本発明の第1から第3までの実施の形態によ
る液晶表示装置のうちのいずれかを用いた電子機器の斜
視図であり、本発明の第4の実施の形態による電子機器
を示す。
【図16】本発明の第1の実施の形態による液晶表示装
置の画素部と周辺回路とを示す断面図であり、図1のI
Va-IVb線に沿う断面図を示す。
【符号の説明】
A 液晶表示装置 B 表示部 C 周辺回路部 C1 走査線駆動回路 C2 信号線駆動回路 S ソース D ドレイン G ゲート E 液晶材 1 遮光膜(BM) 5 シール材 11 信号線 15 走査線 21 画素 23 液晶セル 25 画素TFT 31 第一の透明基板 45 画素電極 51 第2の透明基板(対向基板) 71 共通電極 85 周辺回路用TFT 201 絶縁性黒色樹脂 401 パネル外遮光体 501 シール材 503 遮光性シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA59 JA25 JA26 JA29 JA38 JA42 JA44 JB13 JB23 JB32 JB33 JB51 JB56 JB63 JB69 KA04 KA07 KA16 KA18 MA08 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA27 MA30 MA35 MA37 MA41 NA25 NA27 NA29 PA06 QA07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の基板と、 前記第一の基板上に形成され、行列状に配置された複数
    個の画素と、行方向に沿って延在する複数本の走査線
    と、列方向に沿って延在する複数本の信号線とを含み、
    前記走査線と前記信号線との各交点に前記画素の1つが
    接続され、各画素は半導体能動素子と画素電極とを含む
    表示部と、 前記第一の基板の行方向端部上に配置され、半導体能動
    素子を含み、前記走査線を駆動する走査線駆動回路を含
    む第一の周辺回路と、 前記第一の基板の列方向端部上に配置され、半導体能動
    素子を含み、前記信号線を駆動する信号線駆動回路を含
    む第二の周辺回路と、 前記第一の基板に対向して配置された透明な第二の基板
    と、 前記第一及び第二の基板間に挟持された液晶層と、 前記第二の基板の内側の表面上に形成され、前記第二の
    周辺回路の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁
    性黒色遮光膜とを有する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第一の基板の内側表面上に
    配置され、前記第二の周辺回路のうちの少なくとも一部
    を覆う他の絶縁性黒色遮光膜を有する請求項1に記載の
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁性黒色遮光膜の少なくとも一部
    が前記第一及び第二の基板間で、前記液晶層をシールす
    るシール材を兼ねている請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性黒色遮光膜は、前記第二の周
    辺回路及び前記第一の周辺回路の全面を覆うように形成
    されている請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 さらに前記第一の周辺回路上方の前記第
    二の基板の内側表面上に設けられている導電性遮光膜を
    有する請求項2記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 さらに前記第二の基板の外側表面上に設
    けられた絶縁性黒色遮光膜又は導電性遮光膜を有する請
    求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第二の周辺回路上のうち動作周波数
    の低い回路上には、さらに前記第二の基板の内側表面上
    に設けられた導電性遮光膜を有する請求項5に記載の液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第二の周辺回路は、 該微から供給されるビデオ信号線を伝達するビデオ信号
    線と、 該ビデオ信号線と前記半導体能動素子のソース電極との
    間に設けられ各々が制御端子と一対の電流端子とを有
    し、制御端子に印加される信号によって前記ビデオ信号
    線から前記半導体能動素子のソース電極に伝えられるビ
    デオ信号をスイッチする複数のアナログスイッチと、 該複数のアナログスイッチを制御するアナログスイッチ
    制御部とを含み、 該アナログスイッチ制御部は、 複数段のフリップフロップ回路を含むシフトレジスタ回
    路と、 前記フリップフロップ回路の各段の出力に連結されるバ
    ッファー回路と、 前記バッファー回路の各出力と前記各アナログスイッチ
    の制御端子とを結ぶアナログスイッチ制御信号線とを含
    む請求項5に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記シフトレジスタ回路は、前段の出力
    が次段に入力されるよう直列接続された複数段のD−フ
    リップフロップを含み、 前記バッファ回路は、前記各段のD−フリップフロップ
    の出力と接続され、インバータ回路が直列に連結された
    直列インバータチェインを含む請求項8に記載の液晶表
    示装置。
  10. 【請求項10】 第一の基板と、 前記第一の基板上に形成され、行列状に配置された複数
    個の画素と、行方向に沿って延在する複数本の走査線
    と、列方向に沿って延在する複数本の信号線とを含み、
    前記走査線と前記信号線との各交点に前記画素の1つが
    接続され、各画素は半導体能動素子と画素電極とを含む
    表示部と、 前記第一の基板の行方向端部上に形成され、半導体能動
    素子を含み、前記走査線を駆動する走査線駆動回路を含
    む第一の周辺回路と、 前記第一の基板の列方向端部上に形成され、半導体能動
    素子を含み、前記信号線を駆動する信号線駆動回路を含
    む第二の周辺回路と、 前記第一の基板に対向して配置された透明な第二の基板
    と、 前記第一及び第二の基板間に挟持された液晶層と、 前記第二の基板の外側表面上に形成され、前記第二の周
    辺回路の少なくとも一部を覆うように配置された導電性
    遮光膜とを含む液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 第一の基板と、 前記第一の基板上に形成され、行列状に配置された複数
    個の画素と、行方向に沿って延在する複数本の走査線
    と、列方向に沿って延在する複数本の信号線とを含み、
    前記走査線と前記信号線との各交点に前記画素の1つが
    接続され、各画素は半導体能動素子と画素電極とを含む
    表示部と、 前記第一の基板の行方向端部上に配置され、半導体能動
    素子を含み、前記走査線を駆動する走査線駆動回路を含
    む第一の周辺回路と、 前記第一の基板の列方向端部上に配置され、半導体能動
    素子を含み、前記信号線を駆動する信号線駆動回路を含
    む第二の周辺回路と、 前記第一の基板に対向して配置された透明な第二の基板
    と、 前記第一及び第二の基板間に挟持された液晶層と、 前記第二の基板の内側の表面上に形成され、前記第二の
    周辺回路の少なくとも一部を覆うように配置された絶縁
    性黒色遮光膜とを有する液晶表示装置と;電子回路を有
    する箱体と;を含む電子機器。
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