JP2000274813A - 浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法 - Google Patents
浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法Info
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- JP2000274813A JP2000274813A JP11081339A JP8133999A JP2000274813A JP 2000274813 A JP2000274813 A JP 2000274813A JP 11081339 A JP11081339 A JP 11081339A JP 8133999 A JP8133999 A JP 8133999A JP 2000274813 A JP2000274813 A JP 2000274813A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流量検知器に関するメンテナンス性を向上さ
せると共に、配管の汚れが所定量に達したときに配管洗
浄時期を正確に検知して使用者に知らせることができる
浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法を得る
こと。 【解決手段】 浴槽1に設けた吸込口3、循環ポンプ
4、浄化槽5、ヒータ6、流量検知器7、及び浴槽1に
設けた吐出口8を配管で接続した循環流路と、この循環
流路を制御する制御部10とを備えた浴水循環濾過装置
11であって、流量検知器7を吐出口の直前に配設し
た。
せると共に、配管の汚れが所定量に達したときに配管洗
浄時期を正確に検知して使用者に知らせることができる
浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法を得る
こと。 【解決手段】 浴槽1に設けた吸込口3、循環ポンプ
4、浄化槽5、ヒータ6、流量検知器7、及び浴槽1に
設けた吐出口8を配管で接続した循環流路と、この循環
流路を制御する制御部10とを備えた浴水循環濾過装置
11であって、流量検知器7を吐出口の直前に配設し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴水循環濾過装置
及びその配管洗浄時期の検知方法に係り、より詳しく
は、流量検知器を用いて配管に付着したスケールの洗浄
時期を確実に検知し、装置の安全性を維持することがで
きる24時間利用可能な浴水循環濾過装置及びその配管
洗浄時期の検知方法に関するものである。
及びその配管洗浄時期の検知方法に係り、より詳しく
は、流量検知器を用いて配管に付着したスケールの洗浄
時期を確実に検知し、装置の安全性を維持することがで
きる24時間利用可能な浴水循環濾過装置及びその配管
洗浄時期の検知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴水循環濾過装置は、浴水の汚れ成分が
配管に付着するために、一定期間使用したら配管洗浄を
行う必要がある。製品を一定期間使用したら配管洗浄を
行うように配管洗浄時期が取扱説明書等に記載されてい
るが、使用者は怠りがちで、配管の汚れによる機器の性
能低下や故障が発生していた。また、使用環境、使用方
法や入浴人数によって、配管の汚れる速度が変わり、適
切な洗浄時期も変動するので、定期的な配管洗浄では不
完全な場合もあった。
配管に付着するために、一定期間使用したら配管洗浄を
行う必要がある。製品を一定期間使用したら配管洗浄を
行うように配管洗浄時期が取扱説明書等に記載されてい
るが、使用者は怠りがちで、配管の汚れによる機器の性
能低下や故障が発生していた。また、使用環境、使用方
法や入浴人数によって、配管の汚れる速度が変わり、適
切な洗浄時期も変動するので、定期的な配管洗浄では不
完全な場合もあった。
【0003】このため、例えば特開平3ー231671
号公報に開示する浴槽循環ポンプ制御装置は、配管内の
水圧を検出して、水圧が所定値よりも低下したときに循
環ポンプを停止し、配管洗浄の警告を行うようにしたも
のである(従来技術1)。しかしながら、この従来技術
1によれば、間接的に圧力を検知して水圧の低下を配管
の汚れと判断しているが、水圧の低下が他の原因によっ
て生じる場合もあり、正確な検知はできない。また、圧
力検知器が不可欠であり、制作コストが高くなる。
号公報に開示する浴槽循環ポンプ制御装置は、配管内の
水圧を検出して、水圧が所定値よりも低下したときに循
環ポンプを停止し、配管洗浄の警告を行うようにしたも
のである(従来技術1)。しかしながら、この従来技術
1によれば、間接的に圧力を検知して水圧の低下を配管
の汚れと判断しているが、水圧の低下が他の原因によっ
て生じる場合もあり、正確な検知はできない。また、圧
力検知器が不可欠であり、制作コストが高くなる。
【0004】図7は従来の浴水循環濾過装置の一例を示
す構成図である。この浴水循環濾過装置によれば、浴槽
1内の浴水2を循環ポンプ4によって吸込口3から吸い
上げ、浄化槽5において浴水2の濾過及び浄化を行い、
さらに流量検知器7aに送ってここで所定の流量の有無
を判断し、流量検知器7aがON、OFFする。この場
合、制御部10は、循環ポンプ4が運転状態にある場合
に流量検知器7aはON状態にあることを監視し、循環
ポンプ4が停止状態にある場合に流量検知器7aがOF
F状態にあることを監視している。その後、浴水2はヒ
ータ6に送られ、ここで加熱、加温され、吐出口8に至
り、ここから浴槽1内に戻る(従来技術2)。
す構成図である。この浴水循環濾過装置によれば、浴槽
1内の浴水2を循環ポンプ4によって吸込口3から吸い
上げ、浄化槽5において浴水2の濾過及び浄化を行い、
さらに流量検知器7aに送ってここで所定の流量の有無
を判断し、流量検知器7aがON、OFFする。この場
合、制御部10は、循環ポンプ4が運転状態にある場合
に流量検知器7aはON状態にあることを監視し、循環
ポンプ4が停止状態にある場合に流量検知器7aがOF
F状態にあることを監視している。その後、浴水2はヒ
ータ6に送られ、ここで加熱、加温され、吐出口8に至
り、ここから浴槽1内に戻る(従来技術2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術2によれば、
流量検知器7aのみで流量の低下を検知し、配管のつま
りを検知できるので、従来技術1で示した圧力検知器が
不要であり、制作コストは安くなるが、制御部10が異
常を検知しても、その原因を充分に検知することができ
ない。すなわち、流量検知器7a部分を製品外部から目
視することができないため、異常検知時の状態が、配管
の汚れによるものか、異物が詰まったことによるもの
か、流量検知器7a自体の故障なのか判断することがで
きない。例えば、循環ポンプ4が停止した後に、異常を
検知した場合は、流量検知器7a自体の故障でないにも
かかわらず、流量検知器7a自体の故障と判断してしま
う場合がある。
流量検知器7aのみで流量の低下を検知し、配管のつま
りを検知できるので、従来技術1で示した圧力検知器が
不要であり、制作コストは安くなるが、制御部10が異
常を検知しても、その原因を充分に検知することができ
ない。すなわち、流量検知器7a部分を製品外部から目
視することができないため、異常検知時の状態が、配管
の汚れによるものか、異物が詰まったことによるもの
か、流量検知器7a自体の故障なのか判断することがで
きない。例えば、循環ポンプ4が停止した後に、異常を
検知した場合は、流量検知器7a自体の故障でないにも
かかわらず、流量検知器7a自体の故障と判断してしま
う場合がある。
【0006】また、流量検知器7a内に何らかの異物が
侵入した場合は、装置本体を分解後、流量検知器7a内
の異物を取り除き、装置本体を組み立てなければならな
い。しかしながら、浴水循環装置は、浴槽1または浴室
壁面に非常に堅固に据え付けられているので、その作業
には大変な時間と手間がかかる。
侵入した場合は、装置本体を分解後、流量検知器7a内
の異物を取り除き、装置本体を組み立てなければならな
い。しかしながら、浴水循環装置は、浴槽1または浴室
壁面に非常に堅固に据え付けられているので、その作業
には大変な時間と手間がかかる。
【0007】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、流量検知器に関するメンテナンス性
を向上させると共に、配管の汚れがある所定量に達した
ときに配管洗浄時期を正確に検知して使用者に知らせる
ことができる浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検
知方法を得ることを目的とする。
になされたもので、流量検知器に関するメンテナンス性
を向上させると共に、配管の汚れがある所定量に達した
ときに配管洗浄時期を正確に検知して使用者に知らせる
ことができる浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検
知方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる浴水循環
濾過装置は、浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化
槽、ヒータ、流量検知器、及び浴槽に設けた吐出口を配
管で接続した循環流路と、循環流路を制御する制御部と
を備え、流量検知器を吐出口の直前に配設した。また、
流量検知器を、フラッパー式流量検知器によって構成し
た。
濾過装置は、浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化
槽、ヒータ、流量検知器、及び浴槽に設けた吐出口を配
管で接続した循環流路と、循環流路を制御する制御部と
を備え、流量検知器を吐出口の直前に配設した。また、
流量検知器を、フラッパー式流量検知器によって構成し
た。
【0009】さらに、本発明にかかる浴水循環濾過装置
の配管洗浄時期検知方法は、浴槽に設けた吸込口、循環
ポンプ、浄化槽、ヒータ、フラッパー式流量検知器、及
び浴槽に設けた吐出口を配管で接続し、かつフラッパー
式流量検知器を吐出口の直前に接続した循環流路と、循
環流路を制御する制御部とを備えた浴水循環濾過装置で
あって、循環ポンプが停止状態にあるにかかわらず、フ
ラッパー式流量検知器が流れを検知したときは、配管洗
浄時期であると判断するようにした。
の配管洗浄時期検知方法は、浴槽に設けた吸込口、循環
ポンプ、浄化槽、ヒータ、フラッパー式流量検知器、及
び浴槽に設けた吐出口を配管で接続し、かつフラッパー
式流量検知器を吐出口の直前に接続した循環流路と、循
環流路を制御する制御部とを備えた浴水循環濾過装置で
あって、循環ポンプが停止状態にあるにかかわらず、フ
ラッパー式流量検知器が流れを検知したときは、配管洗
浄時期であると判断するようにした。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の構成
図、図2は図1の要部の構成図、図3、図4は図2の作
用説明図である。1は浴槽、2は浴槽1内に充填した浴
水、3は浴槽1内に配設して浴槽1内の浴水2を吸い上
げる吸込口である。4は配管により吸込口3の下流側に
接続した循環ポンプで、浴槽1内の浴水2を吸込口3か
ら吸い上げる。5は循環ポンプ4の下流側に接続した浄
化槽で、浴水2の濾過及び浄化を行う。6は浄化槽5の
下流側に設けて浴水2を加熱し保温するためのヒータで
ある。7はヒータ6の下流に設けて所定量の流量を検知
するフラッパー式流量検知器で、装置を分解しなくても
流量検知器7の汚れ状態等を後述の吐出口から覗き込ん
で目視することにより容易に確認できるように、吐出口
の直前に配置されている。8は流量検知器7の下流側に
接続した吐出口で、浴槽2内に設けられ、循環後の浴水
2を浴槽1内に戻す。これらの吸込口3、循環ポンプ
4、浄化槽5、ヒータ6、流量検知器7、吐出口8は、
浴水2をイ方向に循環させる循環流路を構成している。
図、図2は図1の要部の構成図、図3、図4は図2の作
用説明図である。1は浴槽、2は浴槽1内に充填した浴
水、3は浴槽1内に配設して浴槽1内の浴水2を吸い上
げる吸込口である。4は配管により吸込口3の下流側に
接続した循環ポンプで、浴槽1内の浴水2を吸込口3か
ら吸い上げる。5は循環ポンプ4の下流側に接続した浄
化槽で、浴水2の濾過及び浄化を行う。6は浄化槽5の
下流側に設けて浴水2を加熱し保温するためのヒータで
ある。7はヒータ6の下流に設けて所定量の流量を検知
するフラッパー式流量検知器で、装置を分解しなくても
流量検知器7の汚れ状態等を後述の吐出口から覗き込ん
で目視することにより容易に確認できるように、吐出口
の直前に配置されている。8は流量検知器7の下流側に
接続した吐出口で、浴槽2内に設けられ、循環後の浴水
2を浴槽1内に戻す。これらの吸込口3、循環ポンプ
4、浄化槽5、ヒータ6、流量検知器7、吐出口8は、
浴水2をイ方向に循環させる循環流路を構成している。
【0011】9は装置の表示/操作部である。10は各
負荷の制御部で、図5に示すように、流量検知器7、表
示/操作部9からの信号を受信し、循環ポンプ4、ヒー
タ6及び表示/操作部9に制御信号を出力する。そし
て、吸込口3、循環ポンプ4、浄化槽5、ヒータ6、流
量検知器7、吐出口8からなる循環流路と、表示/操作
部9、制御部10とによって、24時間利用可能な浴水
循環濾過装置11を構成している。
負荷の制御部で、図5に示すように、流量検知器7、表
示/操作部9からの信号を受信し、循環ポンプ4、ヒー
タ6及び表示/操作部9に制御信号を出力する。そし
て、吸込口3、循環ポンプ4、浄化槽5、ヒータ6、流
量検知器7、吐出口8からなる循環流路と、表示/操作
部9、制御部10とによって、24時間利用可能な浴水
循環濾過装置11を構成している。
【0012】次に、フラッパー式の流路検知器7の構成
を図2によって説明する。12はフラッパー式流量検知
器7の外側壁に取り付けたリードスイッチ、13はリー
ドスイッチ12と対向する側の外側壁に取り付けた外側
マグネットである。14はイ方向に流れる流水によって
イ方向に押されて動くフラッパーで、所定の流量の有無
によってON、OFFする。このフラッパー14は、リ
ードスイッチ12を取り付けてある側の壁の内側端部に
一端部15が回動自在に軸支されており、他端部にはフ
ラッパーマグネット16が取り付けられていて、流量が
ないときはフラッパーマグネット16が外側マグネット
13に吸引されて、フラッパー14を下流側イ方向に傾
斜させた状態に保持している。そして、イ方向への所定
量の流量があると、フラッパー14が一端部15を軸に
して回動し、図3に示すように、フラッパーマグネット
14がリードスイッチ12側の内側壁方向に移動する。
を図2によって説明する。12はフラッパー式流量検知
器7の外側壁に取り付けたリードスイッチ、13はリー
ドスイッチ12と対向する側の外側壁に取り付けた外側
マグネットである。14はイ方向に流れる流水によって
イ方向に押されて動くフラッパーで、所定の流量の有無
によってON、OFFする。このフラッパー14は、リ
ードスイッチ12を取り付けてある側の壁の内側端部に
一端部15が回動自在に軸支されており、他端部にはフ
ラッパーマグネット16が取り付けられていて、流量が
ないときはフラッパーマグネット16が外側マグネット
13に吸引されて、フラッパー14を下流側イ方向に傾
斜させた状態に保持している。そして、イ方向への所定
量の流量があると、フラッパー14が一端部15を軸に
して回動し、図3に示すように、フラッパーマグネット
14がリードスイッチ12側の内側壁方向に移動する。
【0013】上記のように構成した本実施の形態の作用
を説明する。まず、浴水循環濾過装置11における浴水
2の循環作用を説明する。浴水循環濾過装置11がOF
F状態にあり、循環ポンプ4が停止しているときは、図
2に示すように、流量検知器7のフラッパーマグネット
16が外側マグネット13と引き合っており、フラッパ
ー14は下流イ方向に傾斜した状態で停止している。こ
のとき、制御部10がリードスイッチ12の信号を受信
することによって、流量検知器7がOFF状態となって
おり、所定の流水がないことを検知する。そして、循環
ポンプ4が停止している状態で、流量検知器7がOFF
状態にあることを、制御部10が監視する。
を説明する。まず、浴水循環濾過装置11における浴水
2の循環作用を説明する。浴水循環濾過装置11がOF
F状態にあり、循環ポンプ4が停止しているときは、図
2に示すように、流量検知器7のフラッパーマグネット
16が外側マグネット13と引き合っており、フラッパ
ー14は下流イ方向に傾斜した状態で停止している。こ
のとき、制御部10がリードスイッチ12の信号を受信
することによって、流量検知器7がOFF状態となって
おり、所定の流水がないことを検知する。そして、循環
ポンプ4が停止している状態で、流量検知器7がOFF
状態にあることを、制御部10が監視する。
【0014】次ぎに、表示/操作部9を操作し、制御部
10によって運転命令が循環ポンプ4に伝えられると、
浴水循環濾過装置11がON状態になり、循環ポンプ4
が運転を開始する。こうして、浴槽1内の浴水2を循環
ポンプ4によって吸込口3から吸い上げ、循環流路内に
送り込む。循環流路に送り込まれた浴水2を、まず、浄
化槽5によって濾過し浄化してヒータ6に送り、ここで
加熱して保温する。さらに、流量検知器7に送り、ここ
で浴水2が流量検知器7内を所定の流量で通過すると、
図2に示す外側マグネット13の吸引力よりも所定の流
水によりフラッパー14が受ける力の方が上回って、フ
ラッパーマグネット16が外側マグネット13から引き
離され、フラッパー14が回動して、図3に示すよう
に、フラッパーマグネット16がリードスイッチ12を
取り付けてある近傍の内側壁方向に移動する。
10によって運転命令が循環ポンプ4に伝えられると、
浴水循環濾過装置11がON状態になり、循環ポンプ4
が運転を開始する。こうして、浴槽1内の浴水2を循環
ポンプ4によって吸込口3から吸い上げ、循環流路内に
送り込む。循環流路に送り込まれた浴水2を、まず、浄
化槽5によって濾過し浄化してヒータ6に送り、ここで
加熱して保温する。さらに、流量検知器7に送り、ここ
で浴水2が流量検知器7内を所定の流量で通過すると、
図2に示す外側マグネット13の吸引力よりも所定の流
水によりフラッパー14が受ける力の方が上回って、フ
ラッパーマグネット16が外側マグネット13から引き
離され、フラッパー14が回動して、図3に示すよう
に、フラッパーマグネット16がリードスイッチ12を
取り付けてある近傍の内側壁方向に移動する。
【0015】これにより、流量検知器7はON状態とな
り、制御部10がこの際のリードスイッチ12の信号を
受信することによって、所定の流水があることを検知す
る。そして、循環ポンプ4が運転している状態で、流量
検知器7がON状態にあることを、制御部10が監視す
る。こうして、流量検知器7を通過した浴水2は、吐出
口8から浴槽1内に吐出され、浴槽1内に戻る。
り、制御部10がこの際のリードスイッチ12の信号を
受信することによって、所定の流水があることを検知す
る。そして、循環ポンプ4が運転している状態で、流量
検知器7がON状態にあることを、制御部10が監視す
る。こうして、流量検知器7を通過した浴水2は、吐出
口8から浴槽1内に吐出され、浴槽1内に戻る。
【0016】次に、表示/操作部9を操作し、制御部1
0よって循環ポンプ4に停止命令が伝えられると、循環
ポンプ4が停止し、浴水循環濾過装置11がOFF状態
となる。循環ポンプ4が停止すると、図3の状態にある
フラッパー14は、一端部15を軸に回動して元の位置
に戻り、フラッパーマグネット16と外側マグネット1
3が引き合って、図2に示す位置に停止する。こうし
て、流量検知器7はOFF状態となり、制御部10がリ
ードスイッチ12の信号を検出して、所定の流量がない
ことを検知する。このとき、循環ポンプ4が停止してい
る状態で、流量検知器7がOFF状態にあることを、制
御部10が監視する。このようにして、流量検知器7に
おけるフラッパー14の移動によるON、OFFによっ
て、流量の有無を検知する。
0よって循環ポンプ4に停止命令が伝えられると、循環
ポンプ4が停止し、浴水循環濾過装置11がOFF状態
となる。循環ポンプ4が停止すると、図3の状態にある
フラッパー14は、一端部15を軸に回動して元の位置
に戻り、フラッパーマグネット16と外側マグネット1
3が引き合って、図2に示す位置に停止する。こうし
て、流量検知器7はOFF状態となり、制御部10がリ
ードスイッチ12の信号を検出して、所定の流量がない
ことを検知する。このとき、循環ポンプ4が停止してい
る状態で、流量検知器7がOFF状態にあることを、制
御部10が監視する。このようにして、流量検知器7に
おけるフラッパー14の移動によるON、OFFによっ
て、流量の有無を検知する。
【0017】ところで、浴水循環濾過装置11がOFF
状態にあり、循環ポンプ4が停止して水流がない状態に
ありながら、流量検知器7がON状態となって水流あり
としている場合がある。このような異常事態が検知され
る場合としては、配管汚れを生じた場合、流量検知器7
に異物が詰まった場合、流量検知器7に故障が生じた場
合がある。特に、配管汚れは、浴水循環濾過装置11を
長く使用し続けたため、浴水2の汚れ成分のスケールが
配管や流量検知器7の内壁に付着した場合に生じ、特に
流量検知器7の内壁にスケールが多量に付着した場合
は、図4に示すように、所定の流水がない場合でも、フ
ラッパーマグネット16がスケール17によってリード
スイッチ12側の内壁面に粘着され、フラッパー4が元
の位置に戻らなくなってしまった場合に生ずる。
状態にあり、循環ポンプ4が停止して水流がない状態に
ありながら、流量検知器7がON状態となって水流あり
としている場合がある。このような異常事態が検知され
る場合としては、配管汚れを生じた場合、流量検知器7
に異物が詰まった場合、流量検知器7に故障が生じた場
合がある。特に、配管汚れは、浴水循環濾過装置11を
長く使用し続けたため、浴水2の汚れ成分のスケールが
配管や流量検知器7の内壁に付着した場合に生じ、特に
流量検知器7の内壁にスケールが多量に付着した場合
は、図4に示すように、所定の流水がない場合でも、フ
ラッパーマグネット16がスケール17によってリード
スイッチ12側の内壁面に粘着され、フラッパー4が元
の位置に戻らなくなってしまった場合に生ずる。
【0018】これらの、異常事態は制御部10によって
検知される。すなわち、循環ポンプ4が停止していなが
ら、流量検知器7がON状態にあることを、制御部10
が検知して、表示/操作部9によって異常状態にあるこ
とを知らせる。こうして、異常状態を検知した場合は、
流量検知器7は吐出口の直前に配置されているので、装
置をただちに分解することなく、流量検知器7の状態
を、吐出口から覗き込んで目視することによって確認す
る。こうして、配管の汚れや流量検知器7の汚れに異常
事態の原因があるときは、配管の洗浄時期であるとし
て、配管の洗浄を行う。流量検知器7の異物の詰まりが
原因である場合は、吐出口より流量検知器7の異物を除
去する。
検知される。すなわち、循環ポンプ4が停止していなが
ら、流量検知器7がON状態にあることを、制御部10
が検知して、表示/操作部9によって異常状態にあるこ
とを知らせる。こうして、異常状態を検知した場合は、
流量検知器7は吐出口の直前に配置されているので、装
置をただちに分解することなく、流量検知器7の状態
を、吐出口から覗き込んで目視することによって確認す
る。こうして、配管の汚れや流量検知器7の汚れに異常
事態の原因があるときは、配管の洗浄時期であるとし
て、配管の洗浄を行う。流量検知器7の異物の詰まりが
原因である場合は、吐出口より流量検知器7の異物を除
去する。
【0019】次に、浴水循環濾過装置11における配管
の洗浄時期検知方法を、図6のフローチャートを用いて
説明する。まず、循環ポンプ4が運転中であるか否かが
検知される(ステップーS1)。循環ポンプ4が運転中
のときは、ENDに至る。循環ポンプ4が停止中のとき
は、流量があるか否かが検知される(ステップーS
2)。循環ポンプ4が停止中であるにもかかわらず流量
がある場合は、異常運転であると判断され、異常状態と
して検知される(ステップーS3)。この場合は、配管
の汚れ、流量検知物の異物詰まり、流量検知器の故障が
考えられ、制御部10から表示/操作部9に異常表示の
出力を出し、使用者に異常状況を知らせる。こうしてE
NDに至る。循環ポンプ4が停止中であり流量がない場
合は、正常運転であると判断され、正常状態として検知
される(ステップーS4)。こうしてENDに至る。
の洗浄時期検知方法を、図6のフローチャートを用いて
説明する。まず、循環ポンプ4が運転中であるか否かが
検知される(ステップーS1)。循環ポンプ4が運転中
のときは、ENDに至る。循環ポンプ4が停止中のとき
は、流量があるか否かが検知される(ステップーS
2)。循環ポンプ4が停止中であるにもかかわらず流量
がある場合は、異常運転であると判断され、異常状態と
して検知される(ステップーS3)。この場合は、配管
の汚れ、流量検知物の異物詰まり、流量検知器の故障が
考えられ、制御部10から表示/操作部9に異常表示の
出力を出し、使用者に異常状況を知らせる。こうしてE
NDに至る。循環ポンプ4が停止中であり流量がない場
合は、正常運転であると判断され、正常状態として検知
される(ステップーS4)。こうしてENDに至る。
【0020】本発明によれば、装置を分解しなくても、
流量検知器7の状態を吐出口から覗き込んで目視するこ
とにより、容易に確認することができ、異常状況の原因
が、配管の汚れによるものなのか、流量検知器7の異物
詰まりによるものなのか、流量検知器7の故障によるも
のなのかどうかの適切な判断を行うことができる。例え
ば、配管の汚れが原因であるときは、配管の洗浄を行う
ことにより正常状態となり、流量検知器7の異物の詰ま
りが原因である場合は、吐出口より流量検知器7の異物
を除去することで簡単に修理することができる。また、
流量検知器7が所定の汚れを検知したときを配管が所定
の汚れに達した時期と判断することによって、適切な配
管洗浄時期を利用者に知らせて、安全に制御することが
できる。さらに、流量検知器7を、配管の汚れ時期検知
器として併用しているので、制作コストが低くて済む。
流量検知器7の状態を吐出口から覗き込んで目視するこ
とにより、容易に確認することができ、異常状況の原因
が、配管の汚れによるものなのか、流量検知器7の異物
詰まりによるものなのか、流量検知器7の故障によるも
のなのかどうかの適切な判断を行うことができる。例え
ば、配管の汚れが原因であるときは、配管の洗浄を行う
ことにより正常状態となり、流量検知器7の異物の詰ま
りが原因である場合は、吐出口より流量検知器7の異物
を除去することで簡単に修理することができる。また、
流量検知器7が所定の汚れを検知したときを配管が所定
の汚れに達した時期と判断することによって、適切な配
管洗浄時期を利用者に知らせて、安全に制御することが
できる。さらに、流量検知器7を、配管の汚れ時期検知
器として併用しているので、制作コストが低くて済む。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化槽、ヒー
タ、流量検知器、及び浴槽に設けた吐出口を配管で接続
した循環流路と、循環流路を制御する制御部とを備えた
浴水循環濾過装置であって、流量検知器を吐出口の直前
に配設したので、装置を分解しなくても、流量検知器の
状態を吐出口から覗きこんで目視することにより簡単に
確認することができ、その原因がいかなるものかの適切
な判断を行うことができる。また、流量検知器を、フラ
ッパー式流量検知器によって構成したので、これを配管
の汚れ時期検知器として併用でき、制作コストが低くて
すむ。
は、浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化槽、ヒー
タ、流量検知器、及び浴槽に設けた吐出口を配管で接続
した循環流路と、循環流路を制御する制御部とを備えた
浴水循環濾過装置であって、流量検知器を吐出口の直前
に配設したので、装置を分解しなくても、流量検知器の
状態を吐出口から覗きこんで目視することにより簡単に
確認することができ、その原因がいかなるものかの適切
な判断を行うことができる。また、流量検知器を、フラ
ッパー式流量検知器によって構成したので、これを配管
の汚れ時期検知器として併用でき、制作コストが低くて
すむ。
【0022】さらに、浴槽に設けた吸込口、循環ポン
プ、浄化槽、ヒータ、フラッパー式流量検知器、吐出口
を配管で接続し、かつフラッパー式流量検知器を吐出口
の直前に接続した循環流路と、循環流路を制御する制御
部とを備えた浴水循環濾過装置であって、循環ポンプが
停止状態にあるにかかわらず、フラッパー式流量検知器
が流れを検知したときは、配管洗浄時期であると判断す
るようにしたので、流量検知器が所定の汚れを検知した
ときを配管が所定の汚れに達した時期と判断して、適切
な配管洗浄時期を利用者に知らせることができる。
プ、浄化槽、ヒータ、フラッパー式流量検知器、吐出口
を配管で接続し、かつフラッパー式流量検知器を吐出口
の直前に接続した循環流路と、循環流路を制御する制御
部とを備えた浴水循環濾過装置であって、循環ポンプが
停止状態にあるにかかわらず、フラッパー式流量検知器
が流れを検知したときは、配管洗浄時期であると判断す
るようにしたので、流量検知器が所定の汚れを検知した
ときを配管が所定の汚れに達した時期と判断して、適切
な配管洗浄時期を利用者に知らせることができる。
【図1】 本発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 図1の要部を拡大した構成図である。
【図3】 図2の作用説明図である。
【図4】 図2の作用説明図である。
【図5】 図1の制御関係を示す説明図である。
【図6】 実施の形態のフローチャートである。
【図7】 従来の浴水循環濾過装置の一例を示す構成図
である。
である。
1 浴槽、3 吸込口、4 循環ポンプ、5 浄化槽、
6 ヒータ、7 フラッパー式流量検知器、8 吐出
口、10 制御部、11 浴水循環濾過装置。
6 ヒータ、7 フラッパー式流量検知器、8 吐出
口、10 制御部、11 浴水循環濾過装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化
槽、ヒータ、流量検知器、及び浴槽に設けた吐出口を配
管で接続した循環流路と、該循環流路を制御する制御部
とを備えた浴水循環濾過装置であって、 前記流量検知器を、吐出口の直前に配設したことを特徴
とする浴水循環濾過装置。 - 【請求項2】 流量検知器を、フラッパー式流量検知器
によって構成したことを特徴とする請求項1記載の浴水
循環濾過装置。 - 【請求項3】 浴槽に設けた吸込口、循環ポンプ、浄化
槽、ヒータ、フラッパー式流量検知器、及び浴槽に設け
た吐出口を配管で接続し、かつ前記フラッパー式流量検
知器を吐出口の直前に接続した循環流路と、該循環流路
を制御する制御部とを備えた浴水循環濾過装置であっ
て、 前記循環ポンプが停止状態にあるにもかかわらず、前記
フラッパー式流量検知器が流れを検知したときは、配管
洗浄時期であると判断するようにしたことを特徴とする
浴水循環濾過装置の配管洗浄時期検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11081339A JP2000274813A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11081339A JP2000274813A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000274813A true JP2000274813A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13743623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11081339A Pending JP2000274813A (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 浴水循環濾過装置及びその配管洗浄時期検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000274813A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
JP2009186092A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 風呂給湯装置 |
JP2009293866A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 追いだき機能付き給湯機 |
WO2010067454A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 三菱電機株式会社 | 給湯方法および給湯装置 |
-
1999
- 1999-03-25 JP JP11081339A patent/JP2000274813A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005021496A (ja) * | 2003-07-04 | 2005-01-27 | Nishihara:Kk | 循環浄化装置 |
JP2009186092A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Mitsubishi Electric Corp | 風呂給湯装置 |
JP2009293866A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 追いだき機能付き給湯機 |
WO2010067454A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 三菱電機株式会社 | 給湯方法および給湯装置 |
JP5197762B2 (ja) * | 2008-12-12 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | 給湯方法および給湯装置 |
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