JP2000274750A - 液体用タンク及び、この液体用タンクを用いた加湿器 - Google Patents

液体用タンク及び、この液体用タンクを用いた加湿器

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JP2000274750A
JP2000274750A JP11079625A JP7962599A JP2000274750A JP 2000274750 A JP2000274750 A JP 2000274750A JP 11079625 A JP11079625 A JP 11079625A JP 7962599 A JP7962599 A JP 7962599A JP 2000274750 A JP2000274750 A JP 2000274750A
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Japan
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valve
water
water supply
tank
liquid
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JP11079625A
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Toshiyuki Sudo
俊之 須藤
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体内から給水タンクを取り外すことな
く、給水タンクへ簡単な作業により直接的に給水する。 【解決手段】 キャップ部材26を図示の位置から反時
計方向へ回転させると、回転連結部材67も反時計方向
へキャップ部材26と等しい角度回転する。これによ
り、開閉部材60のコロ65がカム面の上端部から下端
部へ相対移動し、弁体61を弁座部64へ密着させて給
水管55を閉鎖させる。またキャップ部材26を時計方
向へ回転させると、回転連結部材67も時計方向へキャ
ップ部材26と等しい角度回転する。これにより、開閉
部材60のコロ65が回動しつつカム面の下端部から上
端部へ相対移動し、弁体61を弁座部64から離して給
水管55を開放させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱式の給水タン
ク内へ貯えられた水を利用して室内の空気を加湿する加
湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】室内の空気を加湿する加湿器としては、
例えば、着脱式の給水タンク内に貯えられた水をヒータ
等により加熱して蒸発させ、これにより得られた水蒸気
を空気と混合して装置外部へ放出するものが従来から知
られている。このような構造を有する加湿器の一例が図
7に示されている。この加湿器120の装置本体内に
は、樹脂製容器である給水タンク122が着脱可能に装
着されている。この給水タンク122内には、図示を省
略したヒータにより加熱されて水蒸気とされる水が貯え
られている。給水タンク122の頂部には取手124が
設けられている。また給水タンク122の底面には給水
用の開口部が形成され、この開口部には、図8に示され
るキャップ126が着脱可能に装着されている。加湿器
120は、運転時に給水タンク122内の水を消費して
室内を加湿する。従って、ユーザは、給水タンク122
内の水が無くなると、あるいは水が無くなる前に給水タ
ンク122内へ給水しなればならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加湿器
120の給水タンク122内へ給水する際には、給水タ
ンク122を加湿器120の装置本体内から取り出し、
給水タンク122の取手124を持って流し台や洗面所
等の水道の蛇口128まで給水タンク122を運び、こ
の給水タンク122の上下を図7に示されるように反転
した後に開口部からキャップ126を外し、給水タンク
122へ給水しなければならなかった。さらに給水完了
後には、重量が数キロにもなる重い給水タンク122を
再度反転した後に、これを加湿器120まで運んで装置
本体に装着しなければならなかった。 また、例えば就
寝時などの室内への加湿を長期間に亘って継続したい
が、給水タンク122への給水ができない場合には、給
水タンク122内にまだ相当量の水が残っているにも拘
わらず、就寝前に重い給水タンク122を蛇口128ま
で運び給水しなければならない。このため、着脱式の給
水タンク122への給水作業は、作業性が悪く不便であ
ると同時に、高齢者、子供、障害者等にとっては困難な
作業であった。
【0004】本発明は、上記事実を考慮し、タンク収納
体内から取り外すことなく、簡単な作業により直接的に
給水できる液体用タンクを提供することを目的とし、ま
た装置本体内から液体用タンクを取り外すことなく、液
体用タンクへ簡単な作業により直接的に給水でき、しか
もこのような液体用タンクへの直接給水を装置本体側の
構造を変更せずに実現できる加湿器を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液体用タ
ンクは、上部に給水用の開口部が形成され、外部から供
給された水を貯える貯留容器と、前記貯留容器に装着さ
れて前記開口部を閉鎖し、前記貯留容器から取外されて
前記開口部を開放する蓋体と、一端部が前記貯留容器の
下部へ接続されると共に他端部が外部に開口した液体供
給路と、前記液体供給路に配置され、外部から開閉可能
とされた第1の液体供給弁と、前記液体供給路における
前記第1の液体供給弁の上流側又は下流側に配置され、
前記液体供給路の一部を構成する弁座部に対して開閉弁
体を接離可能に支持し、該開閉弁体を前記弁座部に当接
させて該弁座部を閉鎖し、かつ前記開閉弁体を前記弁座
部から離間させて該弁座部を開放する第2の液体供給弁
と、前記蓋体の前記貯留容器からの取外時における回転
動作に連動して前記開閉弁体を前記弁座部へ当接させ、
かつ前記蓋体の前記貯留容器への装着時における回転動
作に連動して前記開閉弁体を前記弁座部から離間させる
弁体駆動手段と、を有するものである。
【0006】上記構成の液体用タンクによれば、弁体駆
動手段が、蓋体の貯留容器からの取外時における回転動
作に連動して開閉弁体を弁座部へ当接させ、液体供給路
に配置された第2の液体供給弁を閉弁し、かつ蓋体の貯
留容器への装着時における回転動作に連動して開閉弁体
を弁座部から離間させ、液体供給路に配置された第2の
液体供給弁を開弁することにより、貯留容器内へ液体を
供給する際に、貯留容器から蓋体が取外されていれば、
第1の液体供給弁が開弁されていても、第2の液体供給
弁によって貯留容器内から外部へ液体が流出せず、また
貯留容器に蓋体を装着すれば、第2の液体供給弁が開弁
するので、第1の液体供給弁の開弁時にはタンク外部へ
液体が供給可能になり、第1の液体供給弁の閉弁時には
貯留容器内から外部へ液体が流出しない。
【0007】ここで、蓋体の貯留容器への装着動作は、
ねじ込みよる結合のように回転と貯留容器への装着が同
時に行われる場合と、貯留容器への装着とは独立して蓋
体の回転が行われる場合とがあり、また蓋体の貯留容器
からの取外動作も、ねじ込み結合の解除のように回転と
貯留容器への取外し同時に行われる場合と、貯留容器か
らの取外しとは独立して蓋体の回転が行われる場合とが
ある。また液体供給路は、第1の液体供給弁と第2の液
体供給弁とがパイプにより接続される場合のように第1
の液体供給弁及び第2の液体供給弁により供給路の一部
が構成される場合と、第1の液体供給弁及び第2の液体
供給弁により供給路の全部が構成される場合とがある。
【0008】請求項2記載の液体用タンクは、請求項1
記載の液体用タンクにおいて、前記弁体駆動手段は、前
記貯留容器への着脱時に前記蓋体に連結されて該蓋体と
一体的に回転する回転連結部材と、前記回転連結部材の
回転運動を往復運動に変換して該往復運動を前記開閉弁
体へ伝達するカム機構と、を有するものである。
【0009】上記構成の液体用タンクによれば、弁体駆
動手段のカム機構が、貯留容器への着脱時に蓋体へ連結
される回転連結部材の回転運動を往復運動に変換し、こ
の往復運動を弁体へ伝達することより、貯留容器へ蓋体
を装着すると共に開弁方向へ回転させると、弁体を弁座
部から離して第2の液体供給弁を開弁でき、また貯留容
器から蓋体を取外すと共に蓋体を閉弁方向へ回転させる
と、弁体を弁座部に当接させて第2の液体供給弁を閉弁
できる。
【0010】請求項3記載の加湿器は、請求項1又は2
記載の液体用タンクと、前記液体用タンクを着脱可能に
収納するタンク収納体と、前記液体用タンクから供給さ
れる水を水蒸気又は微細水滴として装置外部へ放出する
水放出手段と、を有するものである。
【0011】上記構成の加湿器によれば、蓋体の貯留容
器からの取外時における回転動作に連動して第2の液体
供給弁が閉弁されることから、貯留容器内へ液体を供給
する際に貯留容器から蓋体が取外されていれば、第1の
液体供給弁が開弁されていても、第2の液体供給弁によ
って貯留容器内から外部へ液体が流出しない。この結
果、液体用タンクを装置本体から取り出すことなく、開
口部を通して貯留容器へ給水可能となる。また蓋体の貯
留容器への装着時における回転動作に連動して第2の液
体供給弁が開弁されることから、貯留容器に蓋体を装着
すれば、第1の液体供給弁の開閉状態に応じて液体用タ
ンク内の水がタンク収納体側へ供給される。
【0012】請求項4記載の加湿器は、請求項3記載の
加湿器において、前記タンク収納体は、前記液体用タン
クの収納時に前記第1の液体供給弁へ係合して該第1の
液体供給弁を開弁し、前記液体用タンクの抜取時に前記
第1の液体供給弁から離脱して該第1の液体供給弁を閉
弁する操作部材を有するものである。
【0013】上記構成の加湿器によれば、液体用タンク
がタンク収納体に収納されると、第1の液体供給弁が開
弁し、かつ液体用タンクがタンク収納体から抜取られる
と、第1の液体供給弁が閉弁することにより、液体用タ
ンクがタンク収納体に収納された状態では、貯留容器に
蓋体が装着されると第1の液体供給弁及び第2の液体供
給弁がそれぞれ開弁し、液体用タンクからタンク収納体
側へ給水可能になる。従って、水放出手段が液体用タン
クから給水された水を水蒸気又は微細水滴として装置外
部へ放出することにより、外部の湿度を上昇できる。ま
た液体用タンクがタンク収納体から抜取られた状態で
は、第1の液体供給弁が閉弁されるので、貯留容器に対
する蓋体の着脱状態に影響されることなく、液体用タン
ク内の水が外部へ流出しない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
加湿器について図面を参照して説明する。
【0015】図1には本発明の実施の形態に係る加湿器
10が示されている。この加湿器10は、図1に示され
るように装置本体の外郭部を構成する筐体12を備えて
いる。筐体12は直方体状に形成されており、筐体12
の上面側には本体開口部14が設けられている。ここ
で、本体開口部14は、装置の高さ方向(図1の矢印H
方向)と直交する装置の幅方向(図1の矢印A方向)へ
長い略長方形とされている。本体開口部12には、図1
の2点鎖線で示されるように蓋部材16が着脱可能に装
着されている。
【0016】筐体12内には、幅方向における一端部側
(図1の右側)に給水タンク20が本体開口部14を通
して着脱可能に装填されている。給水タンク20は薄肉
状のポリエチレン板を外皮部として略立方体の容器状に
形成され、この給水タンク20の内部空間は、外部から
供給された水を貯える貯水室21とされている。給水タ
ンク20の頂部には給水用の開口部22が形成されてい
る。開口部22は、給水タンク20の頂面から上方へ突
出する円筒状のキャップ取付部24の内周側に形成され
ている。このキャップ取付部24の外周面には径方向へ
突出する一対のスライド片25が設けられている。スラ
イド片25は周方向に沿って長く軸方向へ薄い板状に形
成され、キャップ取付部24の外周面における径方向に
沿った両端部に配置されている。
【0017】給水タンク20のキャップ取付部24に
は、図2に示されるようにキャップ部材26が装着さ
れ、これにより、開口部22がキャップ部材26によっ
て閉止される。キャップ部材26の上部側には、頂面側
が閉止された円筒状に形成された蓋部28が形成されて
いる。蓋部28の内周面には、図3に示されるようにキ
ャップ部材26のスライド片25に対応する一対のスラ
イド溝29が形成されている。スライド溝29は、蓋部
28の内周面の略1/4周に亘って形成され、その長手
方向に沿った一端部が蓋部28の下端へ開口しており、
このスライド溝29の開口部はスライド片25の出入口
とされている。スライド溝29には、蓋部28下方から
見て開口端部から時計方向へ伸びると共に蓋部28の上
端部側へ傾斜した傾斜部29Aと、この傾斜部29Bの
終端部から水平に延出した水平部29Bとが形成されて
いる。この水平部29は、スライド片25の周方向に沿
った長さより所定長だけ長くされている。
【0018】給水タンク20の外側面には、幅方向へ突
出する一対の連結ピン20Aが同軸上に設けられてい
る。これらの連結ピン20Aには略コ字状に屈曲された
細長い板状の取手23の両端部がそれぞれ連結され、こ
の取手23は、連結ピン20Aにより回動可能に支持さ
れている。
【0019】蓋部28の頂板部下面には、図3に示され
るように側板部28Aに沿ってリブ状の周壁28Bが全
周に亘って同心状に形成されている。これにより、蓋部
28内には、周壁28Aと蓋部28の側板部との間に一
定幅の周状の溝28Cが形成される。この溝28C内に
はゴム製のシールリング30が挿入されている。
【0020】キャップ部材26をキャップ取付部24ヘ
装着する際には、蓋部28を上方からキャップ取付部2
4の外周面へ嵌挿しつつ、一対のスライド片25をそれ
ぞれ蓋部28のスライド溝29内へ挿入する。この後、
キャップ部材26を時計方向へ回転させると、スライド
片25がスライド溝29の傾斜部29Aに沿って相対移
動する。このとき、キャップ部材26は時計方向への回
転と同時に傾斜部29Aの作用より給水タンク20へ近
づき、スライド片25がスライド溝29の終端部まで到
達すると、シールリング30をキャップ取付部24の上
端部へ圧接させる。この状態からキャップ部材26を更
に時計方向へ回転させると、スライド片25がスライド
溝29の水平部29B内へ移動する。これにより、キャ
ップ部材26は、図2に示されるようにキャップ取付部
24へ固定されて開口部22を閉鎖する。
【0021】給水タンク20の底部にも、図2に示され
るように開口部31が形成されており、この開口部31
は、給水タンク20の底面から下方へ突出する円筒状の
バルブ取付部32の内周側に形成されている。このバル
ブ取付部32の外周面には雄ねじ部(図示省略)が形成
されている。バルブ取付部32には、給水バルブ34を
内臓した円筒状のキャップ部材36が取り付けられてい
る。キャップ部材36は、内周面の上端側が雌ねじ部
(図示省略)とされており、この雌ねじ部がバルブ取付
部32の雄ねじ部へねじ込まれてバルブ取付部32へ固
定される。
【0022】キャップ部材36の内周側には、図2に示
されるように軸方向中間部に隔室39を形成するように
上部仕切板40及び下部仕切板41が設けられている。
また上部仕切板40上には外周縁部にゴム製のシールリ
ング38が載置されている。キャップ部材36がバルブ
取付部32へねじ込まれた状態では、バルブ取付部32
の下端部が上部仕切板40上のシールリング38へ圧接
される。これにより、バルブ取付部32とキャップ部材
36との接合部がシールリング38によってシールされ
る。
【0023】キャップ部材36の下部仕切板41の中心
部には、図2に示されるように下部仕切板41を貫通す
るように円筒状の給水管42が同軸的に配置されてお
り、この給水管42はキャップ部材36内の隔室39を
タンク外部へ連通させている。給水管42内には開閉部
材43が軸方向に沿って移動可能に配置されている。開
閉部材43は、隔室39内に支持される弁体44と、こ
の弁体44へ同軸的に連結されたスライド軸46とを備
え、スライド軸46は給水管42内へ挿入されている。
弁体44は、給水管42の上端部へ面した下面側が略円
錐状とされており、上端部での外径が給水管42の内径
より大きくされている。ここで、給水管42の中空部及
び隔室39は、貯水室21内を給水バルブ34へ連通す
る給水路を構成している。
【0024】開閉部材43のスライド軸46は、給水管
42の内周面から中心側へ延出したアーム(図示省略)
先端に固着されたリング状の軸受部48により軸方向へ
摺動可能に支持されている。スライド軸46の下端部に
は軸部より大径とされた円板状の加圧部50が設けられ
ている。加圧部50と軸受部48との間にはコイルスプ
リング52が配置され、このコイルスプリング52はス
ライド軸46の外周面へ嵌挿され、開閉部材43の作動
方向である軸方向に沿って開閉部材43を常に閉鎖方向
(下方)へ付勢している。これにより、スライド軸46
が開放方向へ加圧されていない状態では、図4に示され
るように弁体44はコイルスプリング52の付勢力によ
り給水管42の上端部へ圧接して給水管42を閉鎖す
る。
【0025】上部仕切板40の上面外周部には、図3に
示されるように上方へ突出する薄肉円筒状の支持収納部
53が一体的に形成されている。支持収納部53は、開
口部31を通して給水タンク20の貯水室21内へ挿入
されている。支持収納部53には、周方向に沿って等間
隔で複数(本実施の形態では4個)の貫通穴54が形成
されている。支持収納部53は貫通穴54及び上面側の
開口を通して貯水室21内へ連通している。
【0026】上部仕切板40の上面には、支持収納部5
3の内周側に同心状に上方へ突出する円筒状の給水管5
5が設けられており、この給水管55は貯水室21と隔
室39とを連通している。給水管55の上端部には、図
2に示されるように内周側にテーパ状の弁座部56が形
成されている。また給水管55の上端部には、図6に示
されるように上方へ突出する3本の脚部57が周方向へ
互いに等間隔となるように設けられている。これらの脚
部57の上端部には円板状の軸受板58が固着され、こ
の軸受板58の中心部には板厚方向に沿って円形の軸受
穴58Aが形成されている。
【0027】給水管55と軸受板58との間には、開閉
部材60が軸方向及び回転方向へ移動可能に配置されて
いる。開閉部材60は、図2に示されるように給水管5
5の弁座部56上に支持される弁体61と、この弁体6
1へ同軸的に連結されたスライド軸62とを備えてい
る。弁体61は、給水管55の弁座部56へ面した下面
側が弁座部56の形状に対応する略円錐状とされてい
る。スライド軸62は、弁体61を貫通して弁体61の
上下へ突出している。スライド軸62の下部側は給水管
55内へ挿入されている。
【0028】給水管55内には、その内周面から中心側
へ延出したアーム(図示省略)先端に固着されたリング
状の軸受部材63が配置されており、この軸受部材63
には、スライド軸62が回転方向及び軸方向へ摺動可能
に挿入されている。またスライド軸62の上端部付近
も、軸受板58の軸受穴58A内に回転方向及び軸方向
へ摺動可能に挿入されている。これにより、弁体61は
軸方向に沿って給水管55の弁座部56へ接離可能に支
持される。
【0029】スライド軸62の外周面には、図6に示さ
れるように弁体61の上方に径方向へ延出する3本のア
ーム64が設けられている。これらのアーム64はスラ
イド軸62の軸心Sを中心とする周方向に沿って互いに
等間隔(120°間隔)となるように配置されており、
アーム64の先端部には、径方向に沿った回転軸を有す
るコロ65が回転可能に配置されている。
【0030】またスライド軸62の外周面には、アーム
64と軸受板58との間にコイルスプリング66が嵌挿
されており、このコイルスプリング66はスライド軸6
2の作動方向である軸方向に沿って開閉部材60を常に
閉鎖方向(下方)へ付勢している。支持収納部53内に
は、図3に示されるように回転連結部材67が配置され
ている。回転連結部材67は円筒状に形成されており、
その外径が支持収納部53の内径より僅かに小さくされ
ている。
【0031】回転連結部材67の内周面には、図3に示
されるように軸心S側へ延出する3枚の支持板68が開
閉部材60のコロ65に対応して設けられている。支持
板68は、図6に示されるように軸心Sを周方向に沿っ
て互いに等間隔となるようにうに配置されており、3枚
の支持板68の上面にはそれぞれ周方向に沿ってカム面
70が形成されている。これら3個のカム面70には、
それぞれ開閉部材60の3個のコロ65が転がり可能に
載置される。カム面70は、上方から見た場合、一端か
ら反時計方向側の他端へ向かって高くなるような傾斜面
とされている。
【0032】従って、これらのカム面70上へ載置され
たコロ65が回転しつつ反時計方向へ相対移動すると、
アーム64を介してコロ65と連結されたスライド軸6
2は、反時計方向への回転と共に軸方向に沿って上方へ
移動し、またカム面70上へ載置されたコロ65が回転
しつつ時計方向へ相対移動すると、スライド軸62は、
時計方向への回転と共に軸方向に沿って下方へ移動す
る。
【0033】回転連結部材67には、図3に示されるよ
うに上端面から下方へ向かって切り欠かれた一対の連結
溝72が設けられ、これら一対の連結溝72は、径方向
に沿って回転連結部材67の両端部にそれぞれ配置され
ている。連結溝72には、回転連結部材67の上端面か
ら下方へ向かってV字状に幅が狭くなるガイド部72A
と、このガイド部72Aの下端部から周方向に沿った幅
が一定とされた連結固定部72Bとが形成されている。
【0034】一方、キャップ部材26には、図5に示さ
れるように蓋部28の頂板部下面から下方へ突出する円
筒状のバルブ駆動部材74が一体的に設けられている。
バルブ駆動部材74は蓋部28と同軸的とされており、
バルブ駆動部材74の中空部内には、径方向に沿って内
周面間に延在する平板状の連結板76が設けられてい
る。
【0035】キャップ部材26の蓋部28がキャップ取
付部24へ嵌挿されてスライド片25がスライド溝29
へ挿入されると、図2に示されるようにバルブ駆動部材
74が回転連結部材67の外周面へ嵌挿されると共に、
連結板76が連結溝72のガイド部72Aにより案内さ
れつつ連結固定部72B内へ挿入される。これにより、
回転連結部材67とキャップ部材26が連結されて回転
方向で互い固定される。従って、キャップ部材26が時
計方向へ回転してキャップ取付部24へ固定されると共
に、回転連結部材67も約90°開弁方向である時計方
向へ回転する。このとき、開閉部材60のコロ65は、
カム面70の時計方向側の端部である下端部から反時計
方向側の端部である上端部へ移動する。これにより、ス
ライド軸62が軸方向に沿って上方へ移動し、図2に示
されるように弁体61が弁座部56から離れて給水管5
5が開放される。
【0036】またキャップ部材26をキャップ取付部2
4から取外す際に、キャップ部材26をキャップ取付部
24から離脱可能となるまで反時計方向へ回転させると
共に、回転連結部材67も約90°閉弁方向である反時
計方向へ回転する。このとき、開閉部材60のコロ65
は、カム面70の上端部から下端部へ移動する。これに
より、スライド軸62が軸方向に沿って下方へ移動し、
図3に示されるように弁体61が弁座部56へ密着して
給水管55が弁体61により閉鎖される。ここで、スラ
イド溝29の水平部29Aの周方向に沿った長さは、キ
ャップ部材26が上方へ持ち上げられて貯水室21内の
気密性が失われる前に弁体61が弁座部56へ密着して
給水管55を閉鎖するように設定されている。
【0037】また回転連結部材67の側板部には、支持
収納部53の貫通穴54に対応する2個の貫通穴78が
形成されている。2個の貫通穴78は、回転連結部材6
7が弁体61により給水管55を閉鎖する位置、及びこ
の位置から回転連結部材67が時計方向へ約90°回転
して弁体61により給水管55を開放する位置の何れに
あっても、支持収納部53の4個の貫通穴54のうち2
個の貫通穴78と一致する。これにより、貯水室21と
回転連結部材67内とは、給水管55の開放時にも閉鎖
時にも時も貫通穴54,78によって互いに連通してい
る。
【0038】筐体12内には、図1に示されるように装
置の内部空間を上部側と底部側とに区画する隔壁である
仕切板80が筐体12と一体的に成形されている。仕切
板80には、給水タンク20の底板との対向部に凹状の
中間貯水部82が一体的に形成されている。中間貯水部
82の底板部には、給水タンク20が筐体12内へ収納
された状態では、給水タンク20の下面から突出するキ
ャップ部材36が中間貯水部82内へ挿入され、また給
水タンク20のキャップ部材36の周辺部は仕切板80
上へ載置される。
【0039】中間貯水部82の底板部には、給水バルブ
34の開閉部材43に対応するように上方へ突出するバ
ルブ操作ピン84が設けられている。バルブ操作ピン8
4は、給水タンク20が筐体12内へ収納された状態で
は開閉部材43の加圧部50を上方へ加圧する。これに
より、図2に示されるように、給水タンク20が筐体1
2内へ収納された状態では弁体44が給水管42の上端
部から離間し、給水バルブ34が開放される。また筐体
12内に収納された給水タンク20が本体開口部14を
通して取外されると、バルブ操作ピン84は開閉部材4
3の加圧部50から離れる。これにより、図4に示され
るように弁体44がコイルスプリング52の付勢力によ
り給水管42の上端部へ圧接し、給水バルブ34が閉鎖
される。
【0040】本実施の形態の加湿器10では、給水タン
ク20内に水が貯えられた状態で、給水タンク20にキ
ャップ部材26が装着され、かつ給水バルブ34及び給
水管55が開放されると、中間貯水部82には所定の水
位(図1の符号LV1の水位)以上の水位が保たれるよ
うに給水タンク20から給水される。また中間貯水部8
2には、中間貯水部82の水位が下限水位LV2以下に
なると、これを検出する水位センサ(図示省略)が設置
されている。中間貯水部82の正常水位LV1は、キャ
ップ部材36の下端面と同一レベルとされている。給水
タンク20内の水は、中間貯水部82内の水位が正常水
位LV1より上にあると、給水タンク20が気密状態と
されていることから、給水タンク20内の水面上の空気
層の静圧により給水バルブ34を通して流出しない。
【0041】また水中間貯水部82内の水位が正常水位
LV1より下がると、給水バルブ34を通して給水タン
ク20内へ空気が侵入することから、侵入した空気量に
対応する水量の水が給水バルブ34を通して給水タンク
20から中間貯水部82へ供給される。従って、キャッ
プ部材26により開口部22が閉止されないと、給水バ
ルブ34は給水タンク20から中間貯水部82へ供給す
る水量を正常に制御できなくなる。
【0042】仕切板80には、給水タンク20の載置部
に隣接して円形開口86が形成されている。この円形開
口86内には、図1に示されるようにカップ状の加熱容
器88が挿入されており、円形開口86の周縁部には加
熱容器88の上端部に形成されたフランジ部90が密着
し、固定されている。加熱容器88はステンレス等の金
属製若しくは樹脂等の高い耐熱性及び熱伝導性を有した
ものが使用される。加熱容器88の底板部及び中間貯水
部82の底板部には、シリコンチューブ等からなる給水
パイプ92の両端部がそれぞれ接続されており、この給
水パイプ92を通して加熱容器88と中間貯水部82と
は互いに連通している。従って、給水タンク20から給
水される中間貯水部82の水位と加熱容器88の水位は
常に同じになる。
【0043】筐体12内には、加熱容器88の底部下面
に対向するようにヒータ94が配設されている。ヒータ
94は、装置運転時に図示しない電源部から駆動電流を
供給されることにより、ジュール熱を発生して加熱容器
88内の水を蒸発させる。さらに筐体12内には、加熱
容器88の上方に仕切板80により円筒状のスチームダ
クト96が支持されている。スチームダクト96の頂部
には、ダクト本体部より小径とされ装置外部まで伸びた
円筒状の放出管98が接続されている。またスチームダ
クト96には送気ファンからの空気を供給する送気管
(図示省略)が接続されており、スチームダクト96
は、加熱容器88から供給される水蒸気と送気ファンか
ら供給される空気を攪拌混合し、多量の水蒸気を含む空
気を放出管98から装置外部へ放出する。
【0044】次に、本実施の形態に係る加湿器10の作
用を説明する。
【0045】図1に示されるように給水タンク20内に
水が貯えられている時には、給水タンク20からの給水
により中間貯水部82内の水量は水位LV1に保たれ
る。この状態で加湿器10が運転されると、加熱容器8
8内の水がヒータ94により加熱されて水蒸気が多量に
発生し、この水蒸気がスチームダクト96内で空気と混
合されて装置外部へ放出される。これにより、加湿器1
0が設置された室内の湿度が上昇する。
【0046】加湿器10の給水タンク20内の水が無く
なり、中間貯水部82内の水位が下限水位LV2より低
下すると、水位センサが水位低下を検出して検出信号を
出力する。この検出信号を受けた制御部(図示省略)
は、液晶パネル等からなる表示部により給水タンク20
内に水が無いことをアラーム表示させると共に、空だき
防止のため検出信号の入力から所定時間経過後に装置運
転を停止する。これにより、ユーザが給水タンク20へ
の給水時期を把握することができる。
【0047】給水タンク20へ給水する際には、蓋部材
16を筐体12の本体開口部14から取外す。この後、
キャップ部材26を図2に示される位置から反時計方向
へ約90°回転させると、給水タンク20のスライド片
25が蓋部28のスライド溝29の開口端部まで相対移
動するので、キャップ部材26をキャップ取付部24か
ら取外すことができる。このとき、キャップ部材26の
バルブ駆動部材74と連結されている回転連結部材67
も反時計方向へキャップ部材26と等しい角度回転す
る。これにより、開閉部材60のコロ65が回動しつつ
カム面70の上端部から下端部へ相対移動し、開閉部材
60は、スライド軸62を中心として反時計方向へ回転
すると共に軸方向に沿って下方へ移動し、弁座部64か
ら離れていた弁体61を弁座部64へ密着させて給水管
55を閉鎖させる。
【0048】従って、給水タンク20の開口部22を閉
止しているキャップ部材26をキャップ取付部24から
取り外して開口部22を開放すると、やかん等の容器内
の水を給水タンク20の貯水室21内へ給水可能にな
る。このとき、貯水室21内の水は、貯水室21と給水
バルブ34とを連通している給水管55が閉鎖されてい
るので、給水バルブ34が開放されていても中間貯水部
82へ給水されない。
【0049】貯水室21内への給水が完了すると、キャ
ップ部材26を給水タンク20のキャップ取付部24へ
装着して開口部22を閉鎖する。キャップ部材26をキ
ャップ取付部24へ装着する際には、キャップ部材26
を給水タンク20のキャップ取付部24へ嵌挿しつつ、
キャップ取付部24のスライド片25を開口端部からス
ライド溝29内へ挿入する。これにより、バルブ駆動部
材74の連結板76が回転連結部材67の連結溝72内
へ挿入されてキャップ部材26と回転連結部材67が回
転方向で連結される。
【0050】この後、キャップ部材26を時計方向へ約
90°回転させると、キャップ部材26がキャップ取付
部24へ固定されて開口部22が閉鎖される。これと同
時に回転連結部材67は、開弁方向へキャップ部材26
と等しい角度回転する。これにより、開閉部材60のコ
ロ65が回動しつつカム面70の下端部から上端部へ回
動しつつ相対移動し、開閉部材60は、スライド軸62
を中心として時計方向へ回転すると共に軸方向に沿って
上方へ移動し、弁座部64へ密着していた弁体61を弁
座部64から離して給水管55を開放させる。このと
き、開閉部材60は、キャップ部材26のシールリング
30がキャップ取付部24へ密着した後に、弁体61を
弁座部64から離して給水管55を開放する。
【0051】給水タンク20の貯水室21内に水が貯え
られ、かつキャップ部材26により開口部22が閉鎖さ
れた状態で、給水管55が開放されると、給水バルブ3
4を通して給水タンク20内から中間貯水部82内へ水
が供給される。このとき、給水バルブ34は、貯水室2
1内の空気静圧の作用によって中間貯水部82内の水位
が水位LV1になるように給水し、装置運転により中間
貯水部82内の水位が水位LV1より低下すると、再び
中間貯水部82内の水位が水位LV1になるように給水
する。
【0052】以上説明した本実施の形態の加湿器10に
よれば、給水タンク20へ給水する際に、給水タンク2
0のキャップ取付部24からキャップ部材26を取外す
と共にキャップ部材26を閉弁方向である反時計方向へ
回転させると、このキャップ部材26と連結されている
回転連結部材67がカム面70を開閉部材60に対して
相対的に回転し、この回転運動をコロ65、カム面70
等からなるカム機構が軸心Sに沿って下方(閉弁方向)
へ向かう直線運動に変換し、アーム64及びスライド軸
62を介して弁体61へ伝達する。これにより、弁体6
1が弁座部56へ密着する止水位置まで移動して給水管
55を閉鎖するので、給水バルブ34が開放されていて
も、貯水室21内から中間貯水部82へ水が流出しな
い。この結果、給水タンク20を筐体12から取り出す
ことなく、給水タンク20の開口部22を通して貯水室
21内へ給水可能となる。
【0053】さらに給水完了後に給水タンク20のキャ
ップ取付部24へキャップ部材26を装着すると共に開
弁方向である時計方向へ回転させると、このキャップ部
材26と連結された回転駆動部材67がカム面70を開
閉部材60に対して相対的に回転し、この回転運動をコ
ロ65、カム面70等からなるカム機構が軸心Sに沿っ
て上方(開弁方向)へ向かう直線運動に変換し、アーム
64及びスライド軸62を介して弁体61へ伝達する。
これにより、弁体61が弁座部56から所定距離離れる
給水位置へ移動して給水管55を開放するので、給水バ
ルブ34を通して給水タンク20の貯水室21から中間
貯水部82へ給水可能になる。
【0054】ここで、弁体61を駆動するバルブ駆動部
材74、回転連結部材67、カム機構が全て給水タンク
20側に設けられているので、加湿器10の本体側を従
来構造から変更することなく、筐体12内に収納された
給水タンク20へ直接的に給水可能となるので、このよ
うな直接給水機能を有する加湿器10を低コストで実現
できる。
【0055】また、本実施の形態の加湿器10では、従
来の加湿器120(図7参照)と同様に給水タンク20
を外装筐体12内から取り出せば、給水バルブ34が閉
鎖されるので、キャップ部材26を給水タンク20へ装
着したままで、給水タンク20を水道の蛇口のある場所
まで運んで、キャップ部材26を取外した後に蛇口から
開口部22を通して給水タンク20の貯水室21内へ給
水できる。この場合にも、給水タンク20の上下を反転
することなく、給水タンク20上部の開口部22から給
水できるので、給水作業の作業負荷が軽減される。
【0056】なお、以上の説明では、本実施の形態に係
る加湿器を加熱式の加湿器10に適用した場合のみを説
明したが、本実施の形態に係る加湿器は、超音波式等の
構造が異なる加湿器に適用することも可能であり、この
ような構造が異なる加湿器に適用しても、加熱式の加湿
器10へ適用した場合と同様の作用効果が得られる。
【0057】また、本実施の形態に係る加湿器10にお
ける給水タンク20の構成は、石油ファンヒータ等の液
体が外部から補給される他の装置へ液体用タンクとして
適用することも可能であり、このような他の装置に適用
すれば、装置へ収納された着脱式の液体用タンクへの液
体補給作業の負荷を軽減できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明の加湿器によ
れば、装置本体内から給水タンクを取り外すことなく、
給水タンクへ簡単な作業により直接的に給水でき、しか
もこのような給水タンクへの直接給水を装置本体側の構
造を変更せずに実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る加湿器の構成を示
す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る加湿器におけるキ
ャップ部材が装着された給水タンク及び中間貯水部を示
す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る加湿器におけるキ
ャップ部材が取外された給水タンク及び中間貯水部を示
す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る加湿器本体から取
外された給水タンクを示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る加湿器におけるキ
ャップ部材、バルブ駆動部材及び支持収納部を軸方向に
沿って分解した斜視図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る加湿器における開
閉部材、カム機構及び給水管を軸方向に沿って分解した
斜視図である。
【図7】 着脱可能な給水タンクを備えた従来の加湿器
の一例を示す斜視図である。
【図8】 図7に示される給水タンクへの給水作業を説
明するための側面図である。
【符号の説明】
10 加湿器 12 筐体(装置本体) 16 蓋部材 20 給水タンク 21 貯水室 24 キャップ取付部 26 キャップ部材 34 給水バルブ 39 隔室(給水路) 35 第2給水バルブ 55 給水管(給水路) 60 開閉部材(弁体駆動手段) 61 弁体 65 コロ(カム機構) 67 回転連結部材 70 カム面(カム機構) 74 バルブ駆動部材(弁体駆動手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に給水用の開口部が形成され、外部
    から供給された水を貯える貯留容器と、 前記貯留容器に装着されて前記開口部を閉鎖し、前記貯
    留容器から取外されて前記開口部を開放する蓋体と、 一端部が前記貯留容器の下部へ接続されると共に他端部
    が外部に開口した液体供給路と、 前記液体供給路に配置され、外部から開閉可能とされた
    第1の液体供給弁と、 前記液体供給路における前記第1の液体供給弁の上流側
    又は下流側に配置され、前記液体供給路の一部を構成す
    る弁座部に対して開閉弁体を接離可能に支持し、該開閉
    弁体を前記弁座部に当接させて該弁座部を閉鎖し、かつ
    前記開閉弁体を前記弁座部から離間させて該弁座部を開
    放する第2の液体供給弁と、 前記蓋体の前記貯留容器からの取外時における回転動作
    に連動して前記開閉弁体を前記弁座部へ当接させ、かつ
    前記蓋体の前記貯留容器への装着時における回転動作に
    連動して前記開閉弁体を前記弁座部から離間させる弁体
    駆動手段と、 を有することを特徴とする液体用タンク。
  2. 【請求項2】 前記弁体駆動手段は、前記貯留容器への
    着脱時に前記蓋体に連結されて該蓋体と一体的に回転す
    る回転連結部材と、前記回転連結部材の回転運動を往復
    運動に変換して該往復運動を前記開閉弁体へ伝達するカ
    ム機構と、を有することを特徴とする請求項1記載の液
    体用タンク。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の液体用タンクと、 前記液体用タンクを着脱可能に収納するタンク収納体
    と、 前記液体用タンクから供給される水を水蒸気又は微細水
    滴として装置外部へ放出する水放出手段と、 を有することを特徴とする加湿器。
  4. 【請求項4】 前記タンク収納体は、前記液体用タンク
    の収納時に前記第1の液体供給弁へ係合して該第1の液
    体供給弁を開弁し、前記液体用タンクの抜取時に前記第
    1の液体供給弁から離脱して該第1の液体供給弁を閉弁
    する操作部材を有することを特徴とする請求項3記載の
    加湿器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008039382A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Wooritec Co Ltd 上部給水式加湿器
KR100947508B1 (ko) 2008-01-11 2010-03-12 주식회사 세일사 가습기
CN101957038A (zh) * 2010-10-21 2011-01-26 美的集团有限公司 一种上加水加湿器
JP2019168211A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 佛山市金星徽電器有限公司Foshan Jinxinghui Electrical Appliance Co.,Ltd 加湿器

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