JP2000274698A - 水入れ皿 - Google Patents

水入れ皿

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Publication number
JP2000274698A
JP2000274698A JP11083290A JP8329099A JP2000274698A JP 2000274698 A JP2000274698 A JP 2000274698A JP 11083290 A JP11083290 A JP 11083290A JP 8329099 A JP8329099 A JP 8329099A JP 2000274698 A JP2000274698 A JP 2000274698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
net
fat
oil
water pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP11083290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tsukuda
将樹 佃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP11083290A priority Critical patent/JP2000274698A/ja
Publication of JP2000274698A publication Critical patent/JP2000274698A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水入れ皿の水が無くなった場合でも、水入れ
皿の底に溜まった油脂に引火しにくく、引火した場合で
も大きな炎が発生しない水入れ皿を提供する。 【解決手段】 焼き網2と網状体3は脚部を有し、(b)
に示すように、網状体3、焼き網2の順に水入れ皿1に
入れて使用される。焼き網2上で魚等を焼いた場合、溶
けた油脂は網状体2の上に落ち、メッシュにより分散さ
れて水入れ皿1の底に落下するので、水入れ皿1には、
大きな油脂の塊が残らない。水入れ皿1に水が無くなっ
た場合でも、焼き網2と水入れ皿1の底の間には網状体
3が存在するので、水入れ皿1の底は加熱されにくく、
油脂に引火する可能性が少なくなる。油脂に引火するこ
とがあっても、油脂の大きな塊が水入れ皿1の底には存
在しないので、炎が分散されて大きな炎が立ち上がるこ
とがない。大きな炎が立ち上がっても、網状体3で遮ら
れ、その上には大きな炎が立ち上がることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロやオー
ブンにおけるグリル等において焼き物をするときに、焼
き網を乗せて使用される水入れ皿に関するものであり、
さらに詳しくは、水入れ皿の水が無くなった場合にも、
皿に溜まった脂の発火が起こりにくく、発火が起こって
も火災を引き起こしにくい水入れ皿に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般家庭で使用されているガスコンロに
は、グリルが付属しているのがふつうである。図2に、
ガスコンロの概要と、そのグリル部の断面図を示す。図
2(a)に示されるように、ガスコンロの上面には複数
のバーナー11とそれに対応する五徳12が設けられる
と共に、その中央部にはグリル13が設けられている。
そして、これらはバーナー用点火ボタン(栓つまみ)1
4、グリル用点火ボタン(栓つまみ)15によって、そ
れぞれ点火、消火されるようになっている。
【0003】グリル部は、図2(b)に示されるよう
に、外部ケース16内の上部にグリルバーナー17が設
けられ、下部には水入れ皿(グリル皿)18が皿台19
の上に載置され、水入れ皿18の上面には焼き網20が
載せられている。これら、水入れ皿18と焼き網20
は、グリル扉21を通して出し入れされる。このグリル
13は、主として魚等を焼く場合に用いられる。
【0004】通常、焼き網20は、図3(a)に示すよう
に脚部を有し、(b)に示すように水入れ皿18内に嵌め
込まれて使用される。魚等を焼く場合には、被調理物の
油脂が溶けて流れ出して水入れ皿の底に溜まるが、水入
れ皿20の中に水が入れられているので、通常の場合に
はこれらの油脂が高温になることはなく、従って、これ
らの油脂が燃え出すことはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、魚等が
焼き上がっているにもかかわらず、グリルを消火するこ
となくそのまま放置すると、水入れ皿の水が無くなり、
魚等が燃え出して、その炎が水入れ皿の底に溜まった油
脂に引火することがある。このようなことが発生する
と、グリルの排気口から炎が立ち上がり、最悪の場合に
は建物の火災に至る場合がある。小さい魚や身の薄い魚
の場合は、魚が燃えただけでは大きな炎は出ないが、こ
の場合でも水入れ皿の水が無くなっていると、水入れ皿
の底に溜まった油脂に引火して同様の危険が生じる。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、水入れ皿の水が無くなった場合で
も、水入れ皿の底に溜まった油脂に引火しにくく、引火
した場合でも大きな炎が発生しない水入れ皿を提供する
ことを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、焼き物をす
るときに焼き網を乗せて使用される水入れ皿であって、
焼き網の下方に網状体を設けたことを特徴とする水入れ
皿(請求項1)によって解決される。
【0008】本手段においては、水入れ皿の水が無くな
った場合でも、焼き網と水入れ皿の底の間に網状体が存
在するので、水入れ皿の温度が上がりにくく、油脂の引
火が起こりにくい。また、被調理物から溶けて落ちた油
脂は、網状体のために分散されてまとまりにくいため、
引火しても炎が大きくなることを防ぐことができる。さ
らに、炎が発生した場合でも、網状体のために炎が分散
されて抑えられるので、グリルの排気口等から炎が立ち
上がることがなくなる。これらにより、水入れ皿の水が
無くなった場合でも、火災の発生を防止することができ
る。
【0009】網状体の網目の形状は、3角形、4角形、
6角形等、任意の形状でよい。また、1つの網目の大き
さは、毛細管現象によって油脂が網状体中に留まること
のない程度に大きく、かつ、落下する油脂を分散させ、
炎の立ち上がりを抑えることができる程度に小さくする
必要があるが、当業者が容易に選定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態であ
る水入れ皿組み立て体を示す図であり、1は水入れ皿、
2は焼き網、3は網状体である。(a)に示すように、焼
き網2と網状体3は脚部を有し、(b)に示すように、網
状体3、焼き網2の順に水入れ皿1に入れて使用され
る。
【0011】焼き網2上で魚等を焼いた場合、溶けた油
脂は網状体2の上に落ち、メッシュにより分散されて水
入れ皿1の底に落下するので、水入れ皿1には、大きな
油脂の塊が残らない。網状体3の網目が細かすぎると、
毛細管現象のために油が網状体3の中に残るので、網目
はこのようなことが起こらないような大きさとする必要
がある。
【0012】水入れ皿1に水を入れ忘れたり、水が蒸発
して無くなった場合でも、焼き網2と水入れ皿1の底の
間には網状体3が存在するので、水入れ皿1の底は加熱
されにくく、油脂に引火する可能性が少なくなる。万
一、油脂に引火することがあっても、前述のように油脂
の大きな塊が水入れ皿1の底には存在しないので、炎が
分散されて大きな炎が立ち上がることがない。さらに、
大きな炎が立ち上がっても、網状体3で遮られ、その上
には大きな炎が立ち上がることはない。これらの効果に
より、排気口より炎が出ることが無く、火災の発生が防
止できる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水入れ皿の水が無くなった場合でも、水入れ皿の底に溜
まった油脂の発火が起こりにくく、発火が起こった場合
でも、水入れ皿中の油脂の燃える炎が外部に出ることが
無い。よって、火災の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である水入れ皿組み立て体
を示す図である。
【図2】グリル付きガスコンロの構造を示す概要図であ
る。
【図3】従来の水入れ皿と焼き網の例を示す図である。
【符号の説明】
1…水入れ皿 2…焼き網 3…網状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼き物をするときに焼き網を乗せて使用
    される水入れ皿であって、焼き網の下方に網状体を設け
    たことを特徴とする水入れ皿。
JP11083290A 1999-03-26 1999-03-26 水入れ皿 Pending JP2000274698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11083290A JP2000274698A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 水入れ皿

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JP11083290A JP2000274698A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 水入れ皿

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JP2000274698A true JP2000274698A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13798272

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11083290A Pending JP2000274698A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 水入れ皿

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004054801A1 (de) * 2004-11-12 2006-05-18 Electrolux Home Products Corp. N.V. Koch-, Brat- oder Backgerät, insbesondere Grillrost

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004054801A1 (de) * 2004-11-12 2006-05-18 Electrolux Home Products Corp. N.V. Koch-, Brat- oder Backgerät, insbesondere Grillrost

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