JP2004218987A - 煙の出ない七輪 - Google Patents

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Fujio Takeyasu
竹安富士男
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YACHIYO HOKKAIDO KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • Y02A40/928Cooking stoves using biomass

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Abstract

【課題】従来の七輪及び炭コンロは、高温で燃焼する炭の真上に焼き網を置き、そこで加熱された食材から落ちる油脂分等が燃焼している炭の上に落下し、また高温で焼き上げることによって食材を焦がし、大量の煙を発生させていた。
【解決手段】油脂分が直接炭の上に落ちずに、且つ焼き網上の熱量を適正に調整することによって煙の発生を極力抑えるコンロの構造を実現するために、炭の燃焼部を焼き網の真下ではなく水平方向に分離することによって煙の大量発生を解決するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術的分野】
本発明は、炭の燃焼部と食材加熱部とを水平方向の左右に分離し、食材加熱時に生じる油脂分が、下部に設けられた水槽側に落下せしめるようにし、且つ食材を過熱させる温度を、焼網面で280°C以内に抑えるように使用する炭の量を特定することと、空気の量を調製する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の七輪および炭コンロは、燃焼する炭の上部に焼網を置く構造で、食材を置いた場合、加熱された食材から油脂分が直接、燃焼している炭の上に落下し、その油脂分が燃焼することによって大量の煙を発生させていた。さらに燃焼する炭の温度を調整することが難しく、炭を多く入れた場合、高温で食材を焼き上げることになり、食材を焦がすことによって、そこからも煙を発生していた。
【0003】
従来の七輪は、火床の中に火種が着火剤を入れ、それを着火させてから固型炭を火ばさみ等で一個一個つかんで七輪に投入していたので、七輪は手間がかかるという印象を与えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
炭を燃焼源とする七輪構造の焼物器の上で食材を焼いても従来のように煙が発生しないことにある。
【0005】
焼網の温度を煙が発生し易い限界点の280°C以下に抑えることにある。
【0006】
本発明は七輪及び炭コンロの上で食材を焼いても焦がすことなく、炭火特有の遠赤外線効果を発揮し、やわらかくおいしく焼き上げることを目的としたものである。
【0007】
本発明は七輪及び炭コンロの一台の焼物器で、網焼、鉄板焼、石板焼、陶板焼といった各種の焼物を同時に楽しむことを目的として開発するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は炭の燃焼部と食材を焼く加熱部とを水平方向に分離したものである。
【0009】
さらに食材の加熱によって発生する余分な油脂分が、七輪底部に溜まって発火しないように底部に水槽を設け、そこに油脂分が落ちるようにして発火を防止するものである。
【0010】
食材を加熱するための熱量は燃焼室で燃やされる炭による。炭からの輻射熱は燃焼室内で唯一開放されている中央部に向かって放出される。中央部の上部に焼網を設置してそこに食材を置いて加熱する仕組みとなっている。
【0011】
食材を加熱する温度は、焼網面で280°Cを超えないことが望ましい。超えて食材を加熱すると表面を焦がし煙が発生する。又温度が140°Cを下回ると望ましい時間内で食材を焼くことができないので焼物器としての機能を十分に果たすためには、この温度の範囲が長時間(60分以上)持続する必要がある。
【0012】
そのことを本体で実現するために、熱源である炭の量を少なくもなく、又多くもならないように特定する必要がある。炭の熱量は炭の種類によって異なるが、焼き物に最も広く利用されている成形加工炭を用いる。この炭を用いた場合、片側で250g〜300g、総体で500g〜600gが最適であることが実験によって判明したのでその数量を用いる。
【0013】
炭は3cm以下に砕いたものをあらかじめ250g〜300gを一袋としてビニール袋に収納する。
【0014】
炭はそのままでは扱いにくいので、上部が開放された金網製のバスケットに移し替え、ガスコンロ等に直接載せて着火せしめてから燃焼部に装填する。上蓋を載せてファンを作動させると数分で完全燃焼状態になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図−1において、底部が開口されている角型七輪の中に水槽(4)をセットする。水槽には取手が付いており自由に出し入れすることができる。
【0016】
炭(3)を250g〜300gを収納したバスケット(5)をガスコンロ等で着火せしめ、両側の燃焼室(2)に装填する。そして上蓋(8)をかぶせる。
【0017】
燃焼室の外側に取り付けてある送風ファン(6)を作動させ燃焼室(2)に空気を送り込む。約10分で完全に燃焼状態になる。
【0018】
送風ファンは燃焼状態を確認して止める。止めた状態にしても軸流ファンの透き間から自然空気が流入し燃焼室に空気を送り込むことができる。
【0019】
(14)はファンを作動させるスイッチである。
【0020】
燃焼室で燃焼される炭(3)の放射熱は、中央の加熱部分に放出される。加熱部の上部に焼網を乗せて食材を置く。燃焼部から過熱部までの一定の距離(9)が焼網の温度280°Cに抑える要素となる。
【0021】
加熱された食材からの余分な油脂分(10)は下部に組み込まれた水槽(4)に落下するのでこの油脂分に着火することはない。
【0022】
炭を入れるバスケット(5)について説明する。バスケットは底面と4周から形成され、上部は開放されている。持手(16)が付いている。
【0023】
バスケットを形成する金網はSUS製で、1cm角のメッシュでできており端部は太目の金網で補強されている。底部には3mm角のさらに細かい金網でできたメッシュ(15)を置き、炭が落ちにくいようにしてある。
【0024】
バスケットにあらかじめ分量が定められている炭250g〜300gを入れる。炭は3cm以下に砕いてある。その形状が着火を良くし、燃焼のスピードも速い。
【0025】
持手(16)を持ってガスコンロの上に直接載せて着火させる。約3分程度で着火するので、そのまま本体の燃焼室に入れる。このバスケットは何度も再使用できる。
【0026】
バスケットは250g〜300gの炭の量が入る高さになっているので、途中で炭を足したい場合、その高さで留めることによって、常に温度を一定に保つことだできる。
【0027】
使用後は、残った炭をバスケットごと消し壷等の中に入れることができるので火の始末も安全である。
【0028】
【発明の効果】
本発明は今迄説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】
食材から出る油脂分に燃焼時の炎が触れないので煙が発生しない。
【0030】
食材を焼く焼網の温度を280°C以下で自由にコントロールできるので食材を直接焦がすことなく焼き上げるので煙が発生しない。
【0031】
燃焼部と焼面とは水平距離で一定の間隔を保持しているので、炭火の最もおいしい焼き方である遠火の強火を実現することができ、遠赤外線効果も程よく発揮され、食材をおいしく焼き上げることができる。
【0032】
燃焼部の上蓋は、直接熱源から加熱されるので、そこに陶板、石板、鉄板、あるいは鍋類を置くことによって、他の多くの種類の焼き物を同時に楽しむことができる。
【0033】
炭をバスケットに入れて扱うので、安全で使い良く、灰の後処理も非常に簡単である。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】本体の縦断面図である。
【図2】本体の側面からの縦断面図である。
【図3】焼網と上蓋を上から見た図である。
【図4】炭を入れるバスケットの縦断面図である。

Claims (4)

  1. 角型又は丸型の七輪(1)の両側又は片側もしくは中央に炭(3)を置き、そのさらに外側から送風機(6)を通して空気を送り炭(3)を燃焼させ上蓋(8)を有する燃焼室(2)と、中央又は片側に焼網(7)を置きその下部に食材の油脂分(10)を受ける水槽(4)を有する構造の七輪。
  2. 焼網(7)の温度が280°Cを超えることが無いようにあらかじめ使用する炭(3)の量と、焼網(7)との離隔距離(9)が定められており、且つ燃焼室(2)に送られる空気の量を調整することができるように送風ファン(6)が取り付けられた構造を有する七輪。
  3. 使用する炭の量が一定量に保持されるように、角型又は丸型の金網製の上部が開放されたバスケット(5)を有する七輪。
  4. バスケットに炭を入れて、そのままガスコンロに載せて炭を着火させることのできる取手の付いた取り出し自由の構造の炭バスケット(5)を使用する七輪。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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