JP2000273831A - 路面標示体及びその製造方法 - Google Patents
路面標示体及びその製造方法Info
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Abstract
路面標示体を提供すること。 【解決手段】 基材と、基材の表面に設けられた複数の
突起部分と、隣接する突起部分の間の前記基材の表面に
少なくとも固着して設けられた2.0以上の屈折率を有
する第1の透明微小球とを含んでなるように構成する。
Description
より詳細には、乾燥状態の場合と同様に雨天時にも再帰
反射性を生じることのできる路面標示体に関する。本発
明は、また、このような路面標示体の製造方法に関す
る。
定の部位に、例えばセンターライン、横断歩道などとし
て設けられるものである。また、従来の路面標示体で
は、その表面に再帰反射のための多数の透明微小球を配
設することによって、夜間におけるその視認性を得るこ
とも行われている。透明微小球は、通常、実質的に平坦
な路面標示基材の表面に取り付けられて、再帰反射性の
路面標示体を構成している。しかし、従来の再帰反射性
の路面標示体の場合、雨天時に再帰反射性が低下すると
いう欠点を甘受しなければならない。なぜなら、降雨
時、路面標示体の透明微小球に水が付着してしまうの
で、微小球の反射面に入射する光線の向きが変えられ、
所望とする光の反射が得られないからである。特に、透
明微小球の全体が水で覆われてしまった時などは、光線
の方向の変化が著しくなることが確認されている。した
がって、雨天等でも、透明微小球を覆った水が微小球か
らできる限り取り除かれることが望まれる。
ろな試みがなされている。例えば特開平3−22490
3号公報には、多数の空隙を有する路面標示基材を備え
た路面標示体が開示されている。この路面標示基材はそ
の空隙のために高い雨水浸透性を有し、したがって、路
面標示基材又は路面標示体の表面に溜まった水が路面の
空隙に吸引されて一緒に流れ去るようになっている。
道路の幅方向の断面において等辺又は不等辺の三角形又
は五角形を基本形として有する区画線であって、冠水防
止及び再帰反射を可能とする排水溝として作用させるた
めに破線とした路面標示体が開示されている。すなわ
ち、この路面標示体の場合、その傾斜部分及び排水溝に
沿って水を外部に取り除こうとしている。
は、路面標示体の表面に、光散乱性及び再帰反射性を有
する光輝性材料(ガラスビーズ)をかさ上げして固着さ
せた路面標示体が開示されている。すなわち、この路面
標示体の場合、光輝性材料を突出させることにより、そ
の全体が水で覆われることを防止している。この公報と
同様に、特開平6−330510号公報にも、透明微小
球をもった複数の凸状半球体を所定の間隔をあけて表面
に配設して、凸状半球体の全体が水で覆われることを防
止した路面標示体が開示されている。
も、透明微小球全体が湿潤時に水で覆われるのを防止す
るため、透明微小球を固着した表面層に凹凸を交互に形
成した路面標示体が開示されている。上記した公報に記
載の路面標示体は水の除去に効果が期待される。しか
し、これらの路面標示体の場合には、その路面標示体の
表面から水を完全に取り除くことができない。なぜな
ら、通常の路面標示体の表面の一部の水に水膜として残
ったままになり、その結果透明微小球にも水が付着した
ままとなるからである。したがって、このような水の存
在により再帰反射が低減して、路面標示体の雨天時の視
認性が晴天時に比べて劣化する。
公報に開示される路面標示体は、水の除去を目的として
使用される上述の透明微小球よりもさらに高い、1.9
〜2.5の屈折率をもったガラスビーズを備えているこ
とを特徴としている。このような高屈折率のガラスビー
ズは、雨天時に水が付着されても、再帰反射をすること
ができるように光線の向きを補正することができる。
ーズは、しかし、比較的低い硬度を有していて、破損し
易いのが一般的である。また、上記公報によれば、この
ガラスビーズは106〜850μmの粒径を有して、比
較的に平坦な粗面上に最も大きく突出して均一に設けら
れていることが開示されている。したがって、上述のよ
うにガラスビーズが最も突出して設けられているとき
は、自動車又は歩行者等の往来により衝撃を頻繁に受け
易く、比較的短期間しか形状を保つことができない。そ
の結果、この標示体は長期間にわたる再帰反射性を提供
することができない。
天時の効果的な再帰反射を長期間にわたって行うことが
できる路面標示体及びその製造方法を提供することを目
的とする。
するためになされたもので、その1つの面において、基
材と、前記基材の表面に設けられた複数の突起部分と、
隣接する突起部分の間の前記基材の表面に少なくとも固
着して設けられた2.0以上の屈折率を有する第1の透
明微小球と、を含んでなることを特徴とする路面標示体
にある。
て、基材と、基材の表面に設けられた複数の突起部分
と、隣接する突起部分の間の前記基材の表面に少なくと
も固着して設けられた2.0以上の屈折率を有する第1
の透明微小球とを含む路面標示体を製造する方法であっ
て、熱的に塑性変形可能な材料から基材を成形する工程
と、複数の開口部が貫通した成形型を用意し、少なくと
もその成形型の一方の表面に2.0以上の屈折率を有す
る第1の透明微小球を塗布する工程と、前記成形型の透
明微小球塗布面を前記基材の一面に押し付けて、前記基
材の一部を前記成形型の開口部に侵入させながら、前記
第1の透明微小球を前記基材に転写させる工程と、を含
んでなることを特徴とする路面標示体の製造方法にあ
る。
施の形態について説明する。本発明の路面標示体は、前
記したように、基材と、基材の表面に設けられた複数の
突起部分と、隣接する突起部分の間の前記基材の表面に
少なくとも固着して設けられた2.0以上の屈折率を有
する第1の透明微小球とを必須の構成要素として含んで
いる。
において再帰反射性を発現するためのものであり、好ま
しくはガラスビーズからなる。第1の透明微小球の屈折
率は、少なくとも2.0以上であり、特に、2.2〜
2.6の範囲にあることが好ましい。第1の透明微小球
の屈折率が2.0を下回ると、所望とする再帰反射効率
を得ることができない。
する効果に応じて広く変更することができるというもの
の、通常、平均して約0.02〜1.00mmの範囲にあ
ることが好ましい。第1の透明微小球の粒径が約0.0
2mmより小さいと、再帰反射効率が著しく低下する。反
対に、第1の透明微小球の粒径が約1.00より大きい
と、走行中の自動車から大きく衝撃を受け、基材の表面
から剥離し、脱落し易くなる。
球は、その効果を十二分に発揮させるため、基材の表面
のうち、そこに隣接して配置された突起部分の間、すな
わち、突起部分の谷間の部分に、少なくとも固着されて
いることが必要である。また、第1の透明微小球は、突
起部分の谷間の部分に追加して、突起部分の側面にも設
けられていることが好ましい。第1の透明微小球は、所
望とする効果に応じて粗くも密にも固着することができ
るが、通常、約10〜400g/m2の密度で設けること
が好ましい。第1の透明微小球の分布密度が約10g/
m2を下回ると、再帰反射効率が低下し、反対に約400
g/m2を上回ると、微小球どうしの影に原因した再帰反
射の阻害が発生する。
は、その路面標示体の適用場所などを考慮して最適な材
料を選択して使用することができるが、一般的には、そ
の基材の表面に突起部分を設ける作業などを考慮して、
熱的に塑性変形可能な材料、例えば天然もしくは合成の
ゴムあるいは樹脂から形成することができる。適当な基
材の材料は、以下に列挙するものに限定されないけれど
も、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、ネオプレ
ン、ポリアクリレート、天然ゴム又はスチレン−ブタジ
エン共重合体、あるいはそれらの少なくとも1種を含む
未加硫ゴムを包含する。
じて、熱及び(又は)光によって硬化可能な材料から形
成してもよい。このような材料は、基材に対して改良さ
れた耐久性を付与することができる。基材の表面に設け
る突起部分は、基材と一体的に設けられていること、換
言すると、基材の加工途中で一体的に成形されることが
好ましく、しかし、必要に応じて、基材と同一もしくは
異なる材料から、独立して形成されていてもよい。後者
の場合には、例えば、接着剤等の固着手段を用いて基材
の表面に突起部分を取り付けることができる。
ろな配置パターンで複数の突起部分を設けることができ
る。突起部分の適当な配置パターンは、得られる路面標
示体からの水の切れ具合などを考慮して、複数のストラ
イプ、複数の円形ブロック、複数の矩形ブロックあるい
はそれらの組み合わせなどである。また、本発明の効果
に悪影響を及ぼさない限り、その他の形状も任意に組み
合わせてもよい。
されるものではなく、広く変更することができる。ま
た、突起部分の基材の表面からの高さは、通常、約0.
5〜2.0mmの範囲であることが好ましい。突起部分の
高さが約0.5mmより低いと、第1及び第2の微小球の
再帰反射効率が著しく低下し、また、その反対に、突起
部分の高さが約2.0mmを超えた場合には、基材の材料
費がかさむなどの不都合がある。なお、突起部分の高さ
は、突起部分の凹部に第1の透明微小球を配置すること
が必要であるので、少なくとも、第1の透明微小球の粒
径よりも大きいことが好ましい。
透明微小球に追加して、少なくとも突起部分の自由端部
に、すなわち、突起部分の頂部に、1.5以上の屈折率
を有する第2の透明微小球がさらに配設されていること
が好ましい。第2の透明微小球は、必要ならば、突起部
分の側面にも配設されていてもよい。第2の透明微小球
は、特に、水を付着させていないときにも路面標示体に
再帰反射を提供し、よって、晴天時においても視認性を
得ることができるようにすることや、路面標示体から表
面摩擦の問題を解消することを目的として用いられるも
のであり、好ましくはガラスビーズからなる。第2の透
明微小球の屈折率は、少なくとも1.5以上である。第
2の透明微小球の屈折率が1.5を下回ると、上記した
ような効果を十分に得ることができない。第2の透明微
小球の屈折率は、入手の容易性から、特に1.5〜2.
0の範囲にあることが好ましい。
する効果に応じて広く変更することができるというもの
の、通常、平均して約0.02〜1.00mmの範囲にあ
ることが好ましい。第2の透明微小球の粒径が約0.0
2mmより小さいと、滑り抵抗値が低下する。反対に、第
2の透明微小球の粒径が約1.00mmより大きいと、走
行中の自動車からの衝撃により、基材の表面から剥離
し、脱落し易くなる。
球は、その効果を十二分に発揮させるため、基材の表面
のうち、そこに隣接して配置された突起部分の頂部、す
なわち、自由端部に、少なくとも固着されていることが
必要である。第2の透明微小球は、所望とする効果に応
じて粗くも密にも固着することができるが、通常、約1
0〜400g/m2の密度で設けることが好ましい。第2
の透明微小球の分布密度が約10g/m2を下回ると、晴
天時の再帰反射効率や滑り抵抗の低下が発生することと
なり、反対に約400g/m2を上回ると、微小球自身に
よる再帰反射の阻害が発生することとなる。
や歩行者等の往来などによって破損するのを回避するた
め、少なくとも6.5、好ましくは約7〜12のモース
硬度を有していることが好ましい。第2の透明微小球の
硬さが上述の下限を下回ると、破損を回避することがで
きないばかりか、路面標示体の表面に対して滑り抵抗を
付与することができなくなる。
応じて、路面の所定の部位にいろいろなパターンで適用
することができる。路面標示体は通常区画線、すなわ
ち、センターライン、歩道表示マークなどや、方向指示
マーク、規制表示マークとして用いられるので、それら
の用途に見合ったパターンを有することができる。一般
的には、平面的に見て、線状パターンを呈するように路
面標示体が設けられていることが好ましい。線状パター
ンとしては、例えば、直線、破線又はその組み合わせを
挙げることができる。
ような工程に従って製造することができる。 (1)熱的に塑性変形可能な材料から基材を成形する工
程、(2)複数の開口部が貫通した成形型を用意し、少
なくともその成形型の一方の表面に2.0以上の屈折率
を有する第1の透明微小球を塗布する工程、及び(3)
前記成形型の透明微小球塗布面を前記基材の一面に押し
付けて、前記基材の一部を前記成形型の開口部に侵入さ
せながら、前記第1の透明微小球を前記基材に転写させ
る工程。
照して説明するように、いろいろな手法に従って実施す
ることができる。本発明方法の実施において、特に、使
用する成形型の開口部は、基材の表面に設けられた突起
部分に対応したパターンで配置されており、かつその突
起部分に対応する形状及び寸法を有していることが好ま
しい。
成形に追加して、1.5以上の屈折率を有する第2の透
明微小球を基材の成形型当接面に塗布する工程をさらに
含ませることが好ましい。この第2の透明微小球の塗布
工程は、基板の成形の前、その間あるいはその後の任意
のタイミングで実施することができる。さらに続けて、
本発明の特に好ましい実施の形態を添付の図面を参照し
て詳細に説明する。なお、図示の実施形態は一例であ
り、本発明はこれに限定されないことは、当業者ならば
容易に想到されるであろう。
の路面標示体を示したものである。この路面標示体10
は、その一面に複数の突起部分2を設けた基材1を備え
ている。突起部分2は、図示の例の場合、台形の断面形
状を有しているが、所望に応じて任意に変更可能であ
る。また、突起部分2は、好ましくは、後述するよう
に、基材1と一体的に、同一の材料から成形される。基
材1は、好ましくは、熱的に塑性変形可能な熱可塑性樹
脂からなる。このような基材樹脂は、例えば、信号器材
(株)から「ボンライン」なる商品名で入手可能であ
る。
起部分2が互いに隣接するようにして基材1の表面に設
けられ、また、少なくとも、相隣接する突起部分2の間
には、すなわち、突起部分2の間の基材1の表面には、
2.0以上の屈折率を有する第1の透明微小球3が固着
して設けられる。このような第1の透明微小球3は、例
えば雨天時に水を付着させたときに、より効率的な再帰
反射性能を路面標示体に提供することができるようにな
っている。
さhは、第1の透明微小球3の粒径よりも大きいことが
好ましい。本例の場合、路面標示体10の突起部分2が
自動車の走行及び歩行者の往来などにより直接的な衝撃
を受ける。他方、突起部分2の間の第1の透明微小球3
は、突起部分2の間の谷間に位置するので、そのような
衝撃を受けることが回避される。先にも説明したよう
に、第1の透明微小球3がガラスビーズからなるような
場合は、一般に低い硬度を有し、衝撃により比較的破損
し易い。しかし、本発明の路面標示体10では、第1の
透明微小球3が上述のように自動車、歩行者等に由来す
る衝撃を回避することができるので、その破損を防止し
て、長期間にわたって形状を維持することができる。そ
の結果、本発明の路面標示体10は、雨天時の効果的な
再帰反射を長期間にわたって行なうことができる。すな
わち、本発明の路面標示体10の場合、その視認性が従
来の路面標示体に比較して顕著に長期間にわたって維持
され得る。
基材1の表面の突起部分2は、0.5〜2.0mmの高さ
hを備え、また、第1の透明微小球3は、0.02〜
1.00mmの粒径を有していることが好ましい。図示の
路面標示体10は、さらに、1.5以上の屈折率をもっ
た第2の透明微小球4を少なくとも突起部分2の自由端
部(台形断面の頂部)上に配設している。第2の透明微
小球4は、例えば水を付着させていないときに、路面標
示体10に再帰反射を提供することができるようになっ
ている。その結果、この路面標示体は晴天時においても
視認性を得ることができる。また、望ましい第2の透明
微小球4は、少なくとも6.5のモース硬度を有して、
路面標示体に滑り抵抗を付与することができる。このよ
うな第2の透明微小球は、例えば岳南光機(株)からブ
ラスト用ガラスビーズという商品名で市販されている。
第2の透明微小球は、好適には0.02〜1.00mmの
粒径を有している。
下に図2〜図4を参照して説明する製造方法に従って有
利に製造することができる。まず、図2(A)に示すよ
うに、熱により塑性変形する平らな基材1を用意して、
変形が可能になるまで加熱する。それから、図2(B)
に示すように、この基材1の一面(図示の例の場合、上
面)に透明微小球4を均一に散布して、一部埋設した状
態で固着させる。
開口部8が貫通している成形型7を用意する。このよう
な成形型は特に限定されるものではなく、製造しようと
している路面標示体に好適な形状及び寸法を任意に選択
することができる。図示の例では、したがって、平板状
の成形型が使用されている。かかる場合、成形型として
は、いわゆるマッシャー(musher)のような型押し器の構
成部品から入手可能である。その後、図3(B)に示す
ように、水浴中に浸漬した後の平板状の成形型7に2.
0以上の屈折率を有する第1の透明微小球3を塗布す
る。第1の透明微小球3が水の働きによって成形型7に
結合せしめられ、その結果、透明微小球3が、成形型7
の一方の面(引き続く工程で、透明微小球4を保持する
基材1の表面に当接されるべき面)と、開口部8の内壁
に付着した状態となる。
形型7の透明微小球3を保持する面を基材1の透明微小
球4を保持する表面に押し付け(矢印参照)、基材1の
一部を開口部8の中に侵入させる。この結果、突起部分
2が基材1と一体的に成形されると同時に、第1の透明
微小球3が成形型7の表面から基材1の表面に転写され
る。また、基材1の表面に固着されていた透明微小球4
はそのままの状態で保持され、したがって、一部の透明
微小球4は形成された突起部分2の頂部に保持される。
板状の部材からなる場合には、その型の一面を基材1に
均一に押し付けることができるので、その結果、突起部
分2をほぼ同一の形状にしながら第1の透明微小球3を
基材1に均一に転写させることができる。また、図3
(B)に示されるように第1の透明微小球3が成形型7
の開口部8の内面にも塗布されている場合、第1の透明
微小球3は、基板1の突起部分2の間の表面のみなら
ず、突起部分2の側面にも取り付けられ得る。
後成形型7を基材1から取り除くと、図4(B)に示す
ように、所望とする形状及び寸法を備えた路面標示体1
0を得ることができる。以上、本発明をその好適な実施
形態にしたがって説明した。しかしながら、本発明はこ
れに限定されない。例えば、上記実施形態では第1の透
明微小球は通常破損し易いものであったが、これに限定
されない。通常の透明微小球よりも比較的高い硬度を有
している第1の透明微小球が用いられてもよい。このよ
うな第1の透明微小球は、第2の透明微小球と一緒に基
材の一面に塗布して突起部分の自由端部にも設置可能と
なる。その設置の際、第1の透明微小球は平板から圧力
や自動車等の往来による衝撃を受けても破損し難くな
る。その結果、第1の透明微小球は路面標示体の一面全
体に広がって、雨天時においてさらに高い視認性を路面
標示体に提供することができる。
あることは必須の要件ではなく、必要に応じて、接着剤
等の固着手段でもって基材の一面に取り付けられていて
もよい。さらに、図5に示されるように、基材1は、複
数の突起部分2を所定の間隔をおいて予め一体的に成形
させたものであってもよい。詳細には、この突起部分の
形状は特公平3−52344号公報に述べられている。
また、このような基材は、アクリロニトリル−ブタジエ
ン共重合体、ネオプレン、ポリアクリレート、天然ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合体を少なくとも1つ含
む未加硫ゴムからなって可とう性を有して粘弾性を与え
ていることが好ましい。この粘弾性によって、道路から
標示体を除く傾向のある内力を生じることなく車両道路
交通の力および圧力の吸収ができる。さらに、図示のよ
うな標示体の場合には、図中矢印で示される方向に自動
車又は歩行者等の往来がある場合に、すなわち、標示体
の流れ方向に対して垂直な方向に歩行者等が往来する場
合に、突起部分が目立たなくなり、突起部分のすき間が
なくなった部分だけ視認性がより一層向上するという効
果がある。
常、第1の透明微小球は固着層を介して設けられる。好
ましい固着層は例えば特開平2−38605号公報に述
べられているように、熱可塑性あるいは熱硬化性の高分
子バインダからなっている。このようなバインダは、例
えば、ビニールベースの熱可塑性樹脂、ポリウレタン樹
脂又はエポキシベーズの樹脂などである。一般的な固着
層は、さらに、顔料として酸化チタンの粒子を均一に分
散させている。このような酸化チタンの粒子は、白色着
色剤としての機能の他に、固着層に効率の良い反射の機
能を提供する。その結果、自動車のヘッドライトの光が
路面標示体に入射するとき、広い視野角でもって再帰反
射されて運転手に到達することが可能である。したがっ
て、酸化チタンの粒子は路面標示体に一層高い視認性を
提供することができる。なお、ここで使用する顔料は上
述の酸化チタンに限定されない。その他の有効な顔料
は、真珠光沢顔料、アルミニウム粉又はフレークの如き
鏡面反射物、黄鉛顔料などがある。また、必要に応じ
て、舗道マーキングの着色に用いられるその他の顔料も
使用可能である。
に説明する。実施例1 まず、信号器材(株)から「ボンライン」という商品名
で市販されている溶融型の路面標示用の基材と上述した
マッシャーを用意した。マッシャーは、本例において成
形型として使用するためのものであり、複数の円筒状開
口部が貫通し、したがって、上面及び下面の両方で円形
開口が露出している。つぎに、成形型の全体を水で濡ら
した後、その成形型の表面と開口部の内側に、2.2の
屈折率と平均70μmの粒径をもった第1のガラスビー
ズを付着させた。
で加熱して溶融させた。引き続いて、予め用意しておい
た1mmの厚さをもったアルミニウム板に、その溶融した
基材を約2mmの平坦な塗布厚でもって塗布した。その
後、1.5の屈折率と500〜700μmの粒径とをも
った第2のガラスビーズを167g/m2の密度で散布
し、固着させた。
せた成形型の表面を第2のガラスビーズを固着した基材
に密着させて圧力を与え、開口部から基材の一部を突出
させながら突起部分を基材と一体的に成形した。第1の
ガラスビーズを基材に転写した後、室温まで基材を冷却
したところ、所望とする路面標示体を得られた。比較例1 第1の透明微小球を成形型の表面に塗布しない相違点を
除いて、上記実施例1と同様にして路面標示体を製造し
た。 視認性の評価:前記実施例1及び比較例1で製造した路
面標示体の視認性の評価を以下に詳細に述べるようにし
て行った。
比観察を、そこから10m離れた自動車の中からヘッド
ライトを当てて目視によって行った。このような直接対
比観察は、晴天時及び雨天時に行った。さらに、雨天時
の対比観察は路面標示体の摩耗を促進させた後にも行っ
た。なお、路面標示体の摩耗の促進は、平成元年7月2
1日建設省告示第1322号の促進摩耗試験方法に準じ
たものであって、路面標示体の摩耗を約4,000回相
当行なったものである。下記の表には、5段階評価で得
られた評価結果が示されている。5段階評価は、夜間の
晴天時において実施例1の初期の再帰反射の明るさを基
準にして行った。表中、5は「非常に良い」、4は「良
い」、3は「普通」、2は「やゝ悪い」そして1は「悪
い」である。
者の差異はほとんど見られなかった。しかし、雨天時に
は実施例1の路面標示体が比較例1のそれに比べて高い
視認性をもって観察された。特に、摩耗を促進させた場
合には、その差異が著しくなった。したがって、本発明
にしたがった路面標示体は、雨天時の効果的な再帰反射
を長期間にわたって行うことができることが明らかとな
った。
ば、路面標示体の突起部分の間の凹部に突起部分により
保護された状態で第1の透明微小球を配設したことによ
り、雨天時にも再帰反射性が低下することもない高性能
で長期間にわたって破損の心配のない路面標示体を提供
することができる。
示した拡大断面図である。
1の工程を示した断面図である。
2の工程を示した断面図である。
3の工程を示した断面図である。
ることのできる突起部分付き基材の好ましい一例を示し
た斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基材と、 前記基材の表面に設けられた複数の突起部分と、 隣接する突起部分の間の前記基材の表面に少なくとも固
着して設けられた2.0以上の屈折率を有する第1の透
明微小球と、を含んでなることを特徴とする路面標示
体。 - 【請求項2】 前記第1の透明微小球が前記突起部分の
側面にも設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の路面標示体。 - 【請求項3】 前記基材が熱的に塑性変形可能な材料か
らなることを特徴とする請求項1又は2に記載の路面標
示体。 - 【請求項4】 前記突起部分が前記基材と一体的に設け
られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載の路面標示体。 - 【請求項5】 少なくとも前記突起部分の自由端部に、
1.5以上の屈折率を有する第2の透明微小球がさらに
配設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の路面標示体。 - 【請求項6】 基材と、該基材の表面に設けられた複数
の突起部分と、隣接する突起部分の間の前記基材の表面
に少なくとも固着して設けられた2.0以上の屈折率を
有する第1の透明微小球とを含む路面標示体を製造する
方法であって、 熱的に塑性変形可能な材料から基材を成形する工程と、 複数の開口部が貫通した成形型を用意し、少なくともそ
の成形型の一方の表面に2.0以上の屈折率を有する第
1の透明微小球を塗布する工程と、 前記成形型の透明微小球塗布面を前記基材の一面に押し
付けて、前記基材の一部を前記成形型の開口部に侵入さ
せながら、前記第1の透明微小球を前記基材に転写させ
る工程と、を含んでなることを特徴とする路面標示体の
製造方法。 - 【請求項7】 前記基材成形工程において、1.5以上
の屈折率を有する第2の透明微小球を前記基材の成形型
当接面に塗布する工程をさらに含むことを特徴とする請
求項6に記載の製造方法。
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