JP2000273385A - 防汚性塗料組成物 - Google Patents
防汚性塗料組成物Info
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Abstract
ともに、海水浸漬後の塗膜硬度変化が少なく、耐クラッ
ク性や密着性等の塗膜物性に優れるとともに、防汚剤量
を低減化しても優れた防汚効果を発揮する自己研磨型防
汚性塗料組成物の提供。 【解決手段】 特定の金属含有重合性単量体を含む単量
体混合物の共重合体をビヒクルとして含有することを特
徴とする防汚性塗料組成物。
Description
に関するものであり、より詳しくは、水中構築物、漁
網、船底への海中生物および海藻類の付着を防止する塗
膜を形成させることができる防汚性塗料組成物に関する
ものである。
は、フジツボ、フナクイムシ、藻類など海中生物の付着
による腐食防止や船舶の航行速度低下の防止を目的とし
て、ロジン系化合物や有機錫を含有する防汚塗料が塗装
されている。また養殖用の網においても、海中生物の付
着による魚介類の致死防止等の目的で同様な防汚塗料が
塗装されている。
れに含まれるロジン系化合物や防汚成分が海中に溶出す
ることによって防汚効果を発揮するものであるが、この
ような塗膜は、長時間にわたって海中に浸漬されている
と、徐々に溶出分が少なくなって不溶出分が多くなり、
それと共に塗膜面が凹凸状となり、そのため海中生物等
の生物の付着防止効果が著しく低下する傾向にある。ま
た、有機錫を含有する塗料から形成される塗膜は、塗膜
表面が徐々に溶解して表面更新し、塗膜表面に常に防汚
成分が露出すること(自己研磨)により、長期の防汚効
果が発揮されるものであるが、有機錫の有する強い毒性
が魚介類に対して悪影響を及ぼすことが懸念されてい
る。そのために、毒性が少なく、かつ海中で長期間防汚
機能を発揮する塗膜を形成する塗料の開発に対する要請
はきわめて強くなっている。また、防汚塗料で使用する
防汚剤は海水に放出されるため、環境衛生上好ましくな
く、使用する防汚剤量の低減化が望まれている。
々行われており、例えば、特開昭62−57464号公
報や特開昭62−84168号公報には、側鎖の末端部
に金属含有基を有する共重合体を用いた防汚塗料組成物
が提案されている。また、特開平5−171066号公
報には、二重結合を2〜3個有し、かつ金属を含有する
単量体を構成成分とする共重合体をビヒクル成分とする
防汚性塗料組成物が提案されている。
57464号公報や特開昭62−84168号公報に記
載されているような金属含有共重合体を用いた防汚塗料
から形成される塗膜は、経時的に自己研磨性が低下する
ために、長期にわたり防汚効果が発揮されにくい傾向に
ある。また、自己研磨性を改善するために、ポリマー分
子量あたりの金属量を多くすると、得られる塗膜が硬く
脆くなることによって、塗膜にクラックが発生したり、
塗膜の剥離が発生しやすい傾向にある。
れているような共重合体を使用した防汚塗料から形成さ
れる塗膜は、長期にわたり自己研磨性を示すものの、塗
膜の消耗度が不足している傾向にあるために、塗膜の長
期の防汚効果については必ずしも十分なものではない。
また、経時的に塗膜が硬く脆くなりクラックや剥離が発
生しやすい傾向にある。
期間発揮するとともに、海水浸漬後の塗膜硬度変化が少
なく、耐クラック性や密着性等の塗膜物性に優れるとと
もに、防汚剤量を低減化しても優れた防汚効果を発揮す
る自己研磨型防汚性塗料組成物を提供することである。
た結果、特定の重合性単量体を構成成分とする金属含有
共重合体をビヒクル成分とする塗料から形成される塗膜
が、上記課題を解決することを見い出し、本発明を完成
させた。
れる金属含有重合性単量体(a 1)を含む単量体混合物
の共重合体をビヒクルとして含有することを特徴とする
防汚性塗料組成物に関するものである。
Mg、ZnまたはCu、 R2は炭素数6〜12の1級
の有機酸残基を示す)
クル成分である共重合体の構成成分として使用される金
属含有重合性単量体(a1)は、形成される塗膜の海水
浸漬後の硬度変化を少なくさせ、耐クラック性や密着性
を向上させるとともに、塗料中の防汚剤量を低減化して
も優れた防汚効果を発揮させるための成分である。
体(a1)は、上記の一般式(1)で表わされるもので
ある。上記の一般式(1)において、R1は水素原子ま
たはメチル基、MはMg、ZnまたはCuの金属を表
し、R2は炭素数6〜12の1級の有機酸残基を示す。
有機酸残基としては、カプロン酸、エナント酸、カプリ
ル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウ
リン酸が例示される。
カプロン酸マグネシウム(メタ)アクリレート((メ
タ)アクリレートは、アクリレートまたはメタクリレー
トを意味する。以下、同じ。)、カプロン酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、カプロン酸銅(メタ)アクリレー
ト、エナント酸マグネシウム(メタ)アクリレート、エ
ナント酸亜鉛(メタ)アクリレート、エナント酸銅(メ
タ)アクリレート、カプリル酸マグネシウム(メタ)ア
クリレート、カプリル酸亜鉛(メタ)アクリレート、カ
プリル酸銅(メタ)アクリレート、ペラルゴン酸マグネ
シウム(メタ)アクリレート、ペラルゴン酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、ペラルゴン酸銅(メタ)アクリレー
ト、カプリン酸マグネシウム(メタ)アクリレート、カ
プリン酸亜鉛(メタ)アクリレート、カプリン酸銅(メ
タ)アクリレート、ウンデカン酸マグネシウム(メタ)
アクリレート、ウンデカン酸亜鉛(メタ)アクリレー
ト、ウンデカン酸銅(メタ)アクリレート、ラウリン酸
マグネシウム(メタ)アクリレート、ラウリン酸亜鉛
(メタ)アクリレート、ラウリン酸銅(メタ)アクリレ
ートが挙げられる。これら金属含有重合性単量体
(a2)は、1種または2種以上を必要に応じて適宜選
択して使用することができるが、中でも、亜鉛含有重合
性単量体が好ましい。中でも、一般的な有機溶剤への溶
解性が高く、作業性が良好なカプロン酸亜鉛(メタ)ア
クリレートが特に好ましい。
特に限定されるものではないが、1〜60重量%の範囲
であることが好ましい。これは、1重量%以上とするこ
とによって、形成される塗膜の海水浸漬後の硬度変化が
少なくなり、耐クラック性や密着性が良好となるととも
に、塗料中の防汚剤量を低減化しても優れた防汚効果を
発揮する傾向にあり、60重量%以下とすることによっ
て、塗膜の自己研磨性と長期の防汚効果とのバランスに
優れる傾向にあるためである。より好ましくは、5〜4
0重量%の範囲である。
重合性単量体として、上述の成分(a1)とともに、2
個の不飽和基を有する金属含有重合性単量体(a2)を
併用すると、形成される塗膜の自己研磨性が長期間維持
されるとともに、海水浸漬後の塗膜硬度の変化がさらに
少なくなり、耐クラック性や密着性とのバランスが向上
する傾向にあり、好ましい。
グネシウム[(CH2=CHCOO)2Mg]、メタクリ
ル酸マグネシウム[(CH2=C(CH3)COO)2M
g]、アクリル酸亜鉛[(CH2=CHCOO)2Z
n]、メタクリル酸亜鉛[(CH2=C(CH3)CO
O)2Zn]、アクリル酸銅[(CH2=CHCOO)2
Cu]、メタクリル酸銅[(CH2=C(CH3)CO
O)2Cu]等を挙げることができる。これら成分
(a2)は、1種または2種以上を必要に応じて適宜選
択して用いることができるが、中でも(メタ)アクリル
酸亜鉛を使用すると、得られる重合生成物の透明性が高
いため塗装された塗膜の色調が美しくなる傾向にあり、
また塗膜の溶解性と耐水性とのバランスが良好となる傾
向にあり、好ましい。特に、(メタ)アクリル酸亜鉛
と、カプロン酸亜鉛(メタ)アクリレートを併用すると
長期の自己研磨性と耐クラック・剥離性及び密着性との
バランスが良好となる傾向にあり、さらに好ましい。
特に限定されるものではないが、1〜50重量%の範囲
であることが好ましい。これは、1重量%以上とするこ
とによって、形成される塗膜の自己研磨性が長期間維持
される傾向にあり、50重量%以下とすることによっ
て、海水浸漬後の塗膜硬度の変化を少なくさせるととも
に、耐クラック性や密着性とのバランスを向上させる効
果が顕著となり、長期の自己研磨性を維持し、塗膜物性
が向上する傾向にあるためである。より好ましくは、5
〜30重量%の範囲である。
(a1)と成分(a2)を併用する場合には、共重合体中
の成分(a2)単位/共重合体中の成分(a1)単位の比
率(モル%)を20/80〜80/20の範囲となるよ
うにするのが好ましい。これは、比率を80/20以下
とすることによって、海水浸漬後の塗膜硬度変化が少な
く、耐クラック性や密着性に優れた塗膜物性が得られる
傾向にあり、一方、比率を20/80以上とすることに
よって、形成される塗膜の自己研磨性が長期間維持され
る傾向にあるためである。より好ましくは30/70〜
70/30の範囲である。
の一般式(II)で表わされる重合性単量体(b)を使用
すると、形成される塗膜の優れた耐クラック性及び耐剥
離性と、高い自己研磨性を両立させることができる傾向
にあり、好ましい。
炭素数1〜10のアルキル基、シクロアルキル基、およ
びフェニル基、R5は炭素数1〜10のアルキル基、シ
クロアルキル基、およびフェニル基を示す)
(a2)とを併用すると、海水浸漬後の塗膜硬度変化が
少なく、耐クラック性や密着性に優れた塗膜物性を維持
し、さらに十分な自己研磨性を長期間発揮させることが
でき、特に好ましい。
チル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メ
タ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−(2−エチルヘキサオキシ)エチル(メタ)
アクリレート、1−メチル−2−メトキシエチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリ
レート、3−メチル−3−メトキシブチル(メタ)アク
リレート、m−メトキシフェニル(メタ)アクリレー
ト、p−メトキシフェニル(メタ)アクリレート、o−
メトキシフェニルエチル(メタ)アクリレート、m−メ
トキシフェニルエチル(メタ)アクリレート、p−メト
キシフェニルエチル(メタ)アクリレート等を挙げるこ
とができる。これらは1種または2種以上を適宜選択し
て使用することができるが、中でも、2−メトキシエチ
ルアクリレートや、3−メトキシブチルアクリレートが
好ましい。
に限定されるものではないが、1〜90重量%の範囲で
あることが好ましい。これは、1重量%以上とすること
によって、形成される塗膜の自己研磨性や耐クラック・
剥離性が良好となる傾向にあり、90重量%以下とする
ことによって、形成される塗膜の耐クラック・剥離性と
自己研磨性とのバランスが良好となる傾向にあるためで
ある。より好ましくは、5〜60重量%の範囲であり、
さらに好ましくは、10〜50重量%の範囲である。
じて、上述の成分(a1)、成分(a2)および(b)成
分と共重合可能な不飽和単量体(c)を使用することが
できる。このような成分(c)としては、例えば、メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、n−プロピル(メタ)アクリレート、i−プロピル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、フェニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、グリシジル(メタ)アクリレート等の(メタ)アク
リル酸エステル単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の水酸基含有
単量体;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートと
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、γ−ブチ
ロラクトン又はε−カプロラクトン等との付加物;2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート等の二量体または三量
体;グリセロール(メタ)アクリレート等の水酸基を複
数有する単量体;ブチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリルアミド等の第一級および第二級
アミノ基含有ビニル単量体;ジメチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノブチル(メタ)アクリレート、ジブ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミノプロ
ピル(メタ)アクリルアミド等の第三級アミノ基含有ビ
ニル単量体;ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニ
ルカルバゾール等の複素環族系塩基性単量体等;スチレ
ン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、(メタ)ア
クリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等の
ビニル系単量体を挙げることができる。
グネシウム(メタ)アクリレート、酢酸亜鉛(メタ)ア
クリレート、酢酸銅(メタ)アクリレート、モノクロル
酢酸マグネシウム(メタ)アクリレート、モノクロル酢
酸亜鉛(メタ)アクリレート、モノクロル酢酸銅(メ
タ)アクリレート、モノフルオロ酢酸マグネシウム(メ
タ)アクリレート、モノフルオロ酢酸亜鉛(メタ)アク
リレート、モノフルオロ酢酸銅(メタ)アクリレート、
プロピオン酸マグネシウム(メタ)アクリレート、プロ
ピオン酸亜鉛(メタ)アクリレート、プロピオン酸銅
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル酸マグネシ
ウム(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル酸亜鉛
(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル酸銅(メ
タ)アクリレート、バーサチック酸マグネシウム(メ
タ)アクリレート、バーサチック酸亜鉛(メタ)アクリ
レート、バーサチック酸銅(メタ)アクリレート、イソ
ステアリン酸マグネシウム(メタ)アクリレート、イソ
ステアリン酸亜鉛(メタ)アクリレート、イソステアリ
ン酸銅(メタ)アクリレート、パルミチン酸マグネシウ
ム(メタ)アクリレート、パルミチン酸亜鉛(メタ)ア
クリレート、パルミチン酸銅(メタ)アクリレート、ク
レソチン酸マグネシウム(メタ)アクリレート、クレソ
チン酸亜鉛(メタ)アクリレート、クレソチン酸銅(メ
タ)アクリレート、オレイン酸マグネシウム(メタ)ア
クリレート、オレイン酸亜鉛(メタ)アクリレート、オ
レイン酸銅(メタ)アクリレート、エライジン酸マグネ
シウム(メタ)アクリレート、エライジン酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、エライジン酸銅(メタ)アクリレー
ト、リノール酸マグネシウム(メタ)アクリレート、リ
ノール酸亜鉛(メタ)アクリレート、リノール酸銅(メ
タ)アクリレート、リノレン酸マグネシウム(メタ)ア
クリレート、リノレン酸亜鉛(メタ)アクリレート、リ
ノレン酸銅(メタ)アクリレート、ステアロールマグネ
シウム(メタ)アクリレート、ステアロール酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、ステアロール酸銅(メタ)アクリレ
ート、リシノール酸マグネシウム(メタ)アクリレー
ト、リシノール酸亜鉛(メタ)アクリレート、リシノー
ル酸銅(メタ)アクリレート、リシノエライジン酸マグ
ネシウム(メタ)アクリレート、リシノエライジン酸亜
鉛(メタ)アクリレート、リシノエライジン酸銅(メ
タ)アクリレート、ブラシジン酸マグネシウム(メタ)
アクリレート、ブラシジン酸亜鉛(メタ)アクリレー
ト、ブラシジン酸銅(メタ)アクリレート、エルカ酸マ
グネシウム(メタ)アクリレート、エルカ酸亜鉛(メ
タ)アクリレート、エルカ酸銅(メタ)アクリレート、
α−ナフトエ酸マグネシウム(メタ)アクリレート、α
−ナフトエ酸亜鉛(メタ)アクリレート、α−ナフトエ
酸銅(メタ)アクリレート、β−ナフトエ酸マグネシウ
ム(メタ)アクリレート、β−ナフトエ酸亜鉛(メタ)
アクリレート、β−ナフトエ酸銅(メタ)アクリレー
ト、安息香酸マグネシウム(メタ)アクリレート、安息
香酸亜鉛(メタ)アクリレート、安息香酸銅(メタ)ア
クリレート、2,4,5−トリクロロフェノキシ酢酸マ
グネシウム(メタ)アクリレート、2,4,5−トリク
ロロフェノキシ酢酸亜鉛(メタ)アクリレート、2,
4,5−トリクロロフェノキシ酢酸銅(メタ)アクリレ
ート、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸マグネシウム
(メタ)アクリレート、2,4−ジクロロフェノキシ酢
酸亜鉛(メタ)アクリレート、2,4−ジクロロフェノ
キシ酢酸銅(メタ)アクリレート、キノリンカルボン酸
マグネシウム(メタ)アクリレート、キノリンカルボン
酸亜鉛(メタ)アクリレート、キノリンカルボン酸銅
(メタ)アクリレート、ニトロ安息香酸マグネシウム
(メタ)アクリレート、ニトロ安息香酸亜鉛(メタ)ア
クリレート、ニトロ安息香酸銅(メタ)アクリレート、
ニトロナフタレンカルボン酸マグネシウム(メタ)アク
リレート、ニトロナフタレンカルボン酸亜鉛(メタ)ア
クリレート、ニトロナフタレンカルボン酸銅(メタ)ア
クリレート、プルビン酸マグネシウム(メタ)アクリレ
ート、プルビン酸亜鉛(メタ)アクリレート、プルビン
酸銅(メタ)アクリレート等の金属含有単量体を使用す
ることもできる。
択して使用することができる。
る、成分(c)の単位は、特に限定されるものではない
が、0〜89重量%の範囲であることが好ましい。これ
は、89重量%以下とすることによって、形成される塗
膜に長期に亘る良好な加水分解性が付与され、海水浸漬
後の塗膜硬度変化が少なく、塗膜の耐クラック性や密着
性とのバランスが良好となる傾向にあるためである。よ
り好ましくは、7〜75重量%の範囲であり、さらに好
ましくは、10〜70%の範囲である。
体の製造方法は、特に限定されるものではないが、例え
ば、上記した単量体を混合し、この混合物をラジカル開
始剤の存在下に60〜180℃の反応温度で5〜14時
間反応させることによって製造することができる。重合
方法は、有機溶剤中で行う溶液重合法のほかに、乳化重
合法、懸濁重合法等が採用できるが、トルエン、キシレ
ン、メチルイソブチルケトン、酢酸n−ブチル等の一般
の有機溶剤を用いる溶液重合方法を採用するのが生産
性、性能の点で有利である。
重合体の割合は、使用する目的によって異なるが、防汚
性塗料組成物中、樹脂成分として通常20〜25重量%
(固形分)の範囲で使用するのが好ましい。これは樹脂
成分を適度に含有させることによって、耐クラック性等
の塗膜性能が良好になり、過度に含有させないことによ
って、良好な防汚能力を保持させるのに十分な量の防汚
剤を防汚性塗料組成物中に含有させることが容易になる
傾向にあるためである。
をビヒクル成分として含有することによって、形成され
る塗膜に防汚性能を保持させることができるが、防汚剤
を配合することによって、防汚性能をさらに向上させる
ことができる。通常防汚剤として安価な亜酸化銅がよく
使用されるが、防汚性能のさらなる向上として補助防汚
薬剤を添加することができる。使用する目的によって異
なるが、防汚塗料組成中の防汚剤成分は、通常40〜5
0重量%(固形分)の範囲が好ましい。これは防汚剤成
分を適度に含有させることによって、長期の良好な防汚
能力を保持させることが可能となり、過度に含有させな
いことによって、耐クラック・剥離性等の塗膜物性を良
好にさせることが容易になる傾向にあるためである。ま
た、使用する樹脂によっては、海水中に放出され環境衛
生上好ましくない防汚剤の成分量を防汚塗料組成中から
低減化することができる。
としては、要求性能に応じて適宜選択して使用すること
ができる。例えば、亜酸化銅、チオシアン銅、銅粉末等
の銅系防汚剤を始め、鉛、亜鉛、ニッケル等その他の金
属化合物、ジフェニルアミン等のアミン誘導体、ニトリ
ル化合物、ベンゾチアゾール系化合物、マレイミド系化
合物、ピリジン系化合物等が挙げられる。これらは、単
独あるいは複数で使用することができる。特に(社)日
本造船工業会等によって、調査研究の対象とされ選定さ
れたものが好ましく、マンガニーズエチレンビスジチオ
カーバメイト、ジンクジメチルジチオカーバメート、2
−メチルチオ−4−t−ブチルアミノ−6−シクロプロ
ピルアミノ−s−トリアジン、2,4,5,6,テトラク
ロロイソフタロニトリル、N,N−ジメチルジクロロフ
ェニル尿素、ジンクエチレンビスジチオカーバメイ−
ト、ロダン銅、4,5−ジクロロ−2−nオクチル−3
(2H)イソチアゾロン、N−(フルオロジクロロメチ
ルチオ)フタルイミド、N,N’−ジメチル−N’−フ
ェニル−(N−フルオロジクロロメチルチオ)スルファ
ミド、2−ピリジンチオール−1−オキシド亜鉛塩、テ
トラメチルチウラムジサルファイド、Cu−10%Ni
個溶合金、2,4,6−トリクロロフェニルマレイミド
2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニ
ル)ピリジン、3−ヨード−2−プロピニールブチルカ
ーバメイ−ト、ジヨードメチルパラトリスルホン、ビス
ジメチルジチオカルバモイルジンクエチレンビスジチオ
カーバメート、フェニル(ビスピリジル)ビスマスジク
ロライド、2−(4−チアゾリル)−ベンツイミダゾー
ル、ピリジン−トリフェニルボランがある。
表面に潤滑性を付与し、生物の付着を防止する目的でジ
メチルポリシロキサン、シリコーンオイル等のシリコン
化合物やフッ化炭素等の含フッ素化合物等も配合するこ
とができる。さらに、本発明の防汚性塗料組成物は、体
質顔料、着色顔料、可塑剤、各種塗料用添加剤、その他
の樹脂等を必要に応じて配合することができる。
するには、上記した防汚性塗料組成物を、船舶、各種漁
網、港湾施設、オイルフェンス、橋梁、海底基地等の水
中構造物等の基材表面に直接に、もしくは基材にウオッ
シュプライマー、塩化ゴム系、エポキシ系等のプライマ
ー、中塗り塗料等を塗布した塗膜の上に刷毛塗り、吹き
付け塗り、ローラー塗り、沈漬塗り等の手段で塗布す
る。塗布量は、一般的には乾燥塗膜として50〜400
μmの厚さになるような量である。塗膜の乾燥は一般的
には室温で行われるが、加熱乾燥を行っても差し支えな
い。
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によって何
ら限定されるものではない。なお、例中の部は重量部を
表す。
計、滴下ロートおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコに
PGM(プロピレングリコールメチルエーテル)20部
およびキシレン40部を仕込み、撹拌しながら100℃
に昇温した。続いて、滴下ロートからPGM10部およ
びキシレン10部と表1に示す単量体、および重合開始
剤からなる混合物を4時間で等速滴下した。滴下終了後
にt−ブチルパーオクトエート1部とキシレン10部を
1時間で滴下し、さらに2時間撹拌した後キシレンを1
0部添加して、表1および表2に示す特性値を有するビ
ヒクル用重合体溶液A1〜A4、B1、B3を得た。
ートおよび攪拌機を備えた四つ口フラスコにPGM(プ
ロピレングリコールメチルエーテル)30部およびキシ
レン40部を仕込み、撹拌しながら100℃に昇温し
た。続いて、滴下ロートから表1に示す単量体および重
合開始剤からなる混合物を3時間で等速滴下した。滴下
終了後にt−ブチルパーオクトエート1部とキシレン1
0部を2時間で滴下し、さらに2時間撹拌した後キシレ
ンを20部添加して、表2に示す特性値を有するビヒク
ル用重合体溶液B2を得た。
A1〜A4、B1〜3を用いて、表3に示す配合割合に
より本発明の防汚性塗料(実施例1〜4、比較例1〜
3、参考例1〜7)を調製した。
防止剤)
記の要領で塗膜の消耗度試験、防汚性試験、クラック・
剥離性試験、塗膜硬度試験、密着性試験を行った。
0×50×2mm(厚さ)の硬質塩化ビニル板に、乾燥
膜厚240μmになるようにアプリケーターで塗布し、
海水に設置した回転ドラムに取り付け、周速15ノット
で回転させて、3カ月間毎の消耗膜厚を測定した。その
結果を表4に示した。
ンドブラスト鋼板に、乾燥膜厚が240μmになるよう
に塗布して試験板を作成し、広島県広島湾内で36カ月
間静置浸漬し、6カ月毎に付着性物の付着面積(%)を
調べた。その結果を表5に示した。
〜4と比較例1〜3の防汚性塗料組成物を乾燥膜厚が2
40μmになるように塗布して試験板(A)、(B)を
作成した。試験板(B)は、基盤(2)を作成する際に
塗布した防汚塗料と同一のものを塗装した。 基盤(1):あらかじめ防錆塗料を塗布してあるサンド
ブラスト鋼板からなる基盤 基盤(2):実施例1〜4と比較例1〜3の防汚性塗料
組成物による膜厚240μmの塗膜をそれぞれ基盤
(1)上に形成させたものに、滅菌濾過海水中に3ヶ月
間浸漬した後、室温で1週間乾燥して得られる基盤
中に24カ月間浸漬し、6ヶ月毎に海水中から取り出し
た試験板を温度20℃の室温で1週間乾燥し、塗膜のク
ラック・剥離状況を観察した。クラックおよび剥離が全
くないものを◎、クラックが一部しかないものを○、一
部剥離があるものを△、クラックが生じて剥離が全面に
生じているものを×と表示した。その結果を表6に示し
た。
(A)を、滅菌濾過海水中に6カ月間浸漬し、3ヶ月毎
に海水中から取り出した試験板を温度20℃の室温で1
週間乾燥し、塗膜硬度を測定した。その結果を表7に示
した。塗膜硬度試験は、西独エリクセン振り子式硬度計
を使用し、振幅角度は測定開始角度6°から測定終了角
度3°のケーニッヒ式、モデル299で測定した。
間浸漬し、温度20℃の室温で1週間乾燥し試験板
(A)について、碁盤目剥離試験を行った。その結果を
表7に示した。
るクロスカットを入れ、2mm 2の碁盤目を25個作
り、その上にセロテープを貼り付け急激に剥がし、剥離
した碁盤目の状態を判定した。碁盤目の剥離および碁盤
目の角の剥がれも全くないものを◎とし、碁盤目の剥離
はないが碁盤目の角だけが剥がれたものを○とし、剥離
した碁盤目の数が1〜12個のものを△とし、剥離した
碁盤目の数が13〜25個のものを×とした。
(比較例1〜3)では、長期にわたっての自己研磨性が
見られ、耐クラック性や密着性に優れるものも見られる
が、防汚剤量を低減すると防汚効果が大幅に減少し、防
汚性不良であった。
汚性塗料組成物(実施例1〜4)は、長期の自己研磨性
と優れた防汚性能を示し、さらに、塗膜の耐クラック性
や耐剥離性に優れ、海水浸漬後の塗膜硬度上昇が少な
く、また密着性が良好であった。さらに、防汚剤量を低
減化しても、長期の防汚性が良好であった。
塗膜は、適切な速度で、かつ均一に海中へ溶解し、長期
にわたって自己研磨性を維持することができるという優
れた防汚効果を発揮するとともに、海水浸漬後の塗膜硬
度上昇が少なく、耐クラック性や密着性等の塗膜物性に
優れるとともに、防汚剤量を低減化しても優れた防汚効
果を発揮する優れた特徴を有しており、工業上非常に有
益なものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で示される金属含有重
合性単量体(a1)を含む単量体混合物の共重合体をビ
ヒクルとして含有することを特徴とする防汚性塗料組成
物。 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、MはMg、Z
nまたはCu、R2は炭素数6〜12の1級の有機酸残
基を示す) - 【請求項2】 2個の不飽和基を有する金属含有重合性
単量体(a2)をさらに含む単量体混合物の共重合体を
ビヒクルとして含有することを特徴とする、請求項1記
載の防汚性塗料組成物。 - 【請求項3】 下記一般式(II)で示される重合性単量
体(b)をさらに含む単量体混合物の共重合体をビヒク
ルとして含有することを特徴とする請求項1〜2のいず
れかに記載の防汚性塗料組成物。 【化2】 (式中、R3は水素原子またはメチル基、R4は炭素数1
〜10のアルキル基、シクロアルキル基、およびフェニ
ル基、R5は炭素数1〜10のアルキル基、シクロアル
キル基、およびフェニル基を示す)
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JP07844099A JP3582772B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 防汚性塗料組成物 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002194270A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 防汚塗料組成物 |
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CN104610826A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-05-13 | 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 | 一种水解型丙烯酸锌自抛光防污涂料及其制备方法 |
CN105482677A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-04-13 | 安徽安大华泰新材料有限公司 | 一种防污性聚氨酯涂料 |
-
1999
- 1999-03-23 JP JP07844099A patent/JP3582772B2/ja not_active Expired - Lifetime
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