JP2000273138A - ウレタン系水性組成物 - Google Patents

ウレタン系水性組成物

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JP2000273138A
JP2000273138A JP11084224A JP8422499A JP2000273138A JP 2000273138 A JP2000273138 A JP 2000273138A JP 11084224 A JP11084224 A JP 11084224A JP 8422499 A JP8422499 A JP 8422499A JP 2000273138 A JP2000273138 A JP 2000273138A
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Takeshi Hasegawa
剛 長谷川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属及び無機材料等の各種被着体への密着
性、接着性特に耐水性に優れたウレタン系水性組成物を
提供する。 【解決手段】 ポリイソシアネート化合物(A)、ヒマ
シ油系ポリオール化合物(B)もしくはキシレン樹脂系
ポリオール化合物(F)、及び、分子内に水酸基以外の
親水性基を有し、かつ、水酸基を2個以上有する化合物
(C)を上記水酸基の量よりイソシアネート基の量が多
い配合で反応させて得られた末端にイソシアネート基を
有する自己乳化性のウレタンプレポリマーの水分散体中
のウレタンプレポリマーに、イソシアネート基と反応可
能な活性水素を2個以上有する化合物(D)、又は、水
(E)を作用させることにより、前記ウレタンプレポリ
マーが鎖延長反応されて得られたウレタン系水性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗料、粘・接着剤、
コーティング剤に適用し得る水性組成物の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】溶剤系の塗料、粘・ 接着剤、コーティン
グ剤等は、優れた密着性及び接着性を有し、多くの用途
に適合するため、幅広く利用されている。しかし、使用
されている有機溶剤の揮散による大気汚染、作業環境の
悪化、火災発生の危険性などの観点から、水系への転換
を考慮した開発が盛んに行われている。
【0003】しかし、一般に溶剤型接着剤に比べ、水系
接着剤は耐水性が劣るという欠点を有しており、この欠
点を解決するために、特開平3−21626号公報で
は、カルボキシル基をポリウレタン鎖中に導入した自己
乳化性のウレタン系水性分散体が開示されている。しか
しながら、上記の手法により得られたウレタン系水性分
散体は、ウレタン結合、ウレア等の極性を有する部分が
数多く存在するため、親水性が高く、耐水性の改善が不
十分であるといった欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来のウレタン系水性分散体の欠点を解消することにあ
り、各種被着体に対して常態及び耐水時における接着性
の優れたウレタン系水性組成物を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、ポリイソシアネート化合
物(A)、ヒマシ油系ポリオール化合物(B)、及び、
分子内に水酸基以外の親水性基を有し、かつ、水酸基を
2個以上有する化合物(C)を上記水酸基の量よりイソ
シアネート基の量が多い配合で反応させて得られた末端
にイソシアネート基を有する自己乳化性のウレタンプレ
ポリマーの水分散体中のウレタンプレポリマーに、イソ
シアネート基と反応可能な活性水素を2個以上有する化
合物(D)、又は、水(E)を作用させることにより、
前記ウレタンプレポリマーが鎖延長反応されて得られた
ことを特徴とするウレタン系水性組成物を提供する。
【0006】また、請求項2記載の本発明は、ポリイソ
シアネート化合物(A)、キシレン樹脂系ポリオール化
合物(F)、及び、分子内に水酸基以外の親水性基を有
し、かつ、水酸基を2個以上有する化合物(C)を上記
水酸基の量よりイソシアネート基の量が多い配合で反応
させて得られた末端にイソシアネート基を有する自己乳
化性のウレタンプレポリマーの水分散体中のウレタンプ
レポリマーに、イソシアネート基と反応可能な活性水素
を2個以上有する化合物(D)、又は、水(E)を作用
させることにより、前記ウレタンプレポリマーが鎖延長
反応されて得られたことを特徴とするウレタン系水性組
成物を提供する。
【0007】上記ポリイソシアネート化合物(A)とし
ては、特に限定されず、例えば、脂肪族ジイソシアネー
ト類、芳香族ジイソシアネート類及びトリイソシアネー
ト類等が挙げられ、これらは以下に具体的に示す化合物
の各々を単独で、または同種もしくは異種の2種以上を
併用して用いることができる。。脂肪族ジイソシアネー
ト類としては、例えば、1,4ーテトラメチレンジイソシア
ネート、1,6ーヘキサメチレンジイソシアネート、2、4、4ー
トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2、2、4ート
リメチルヘキサメチレンジイソシアネート、3ーイソシア
ネートメチル-3,5,5- トリメチルシクロヘキシルイソシ
アネート、ジシクロヘキシルメタンー4、4'ージイソシアネ
ート、メチルシクロヘキシルー2、4ー ジイソシアネート、
メチルシクロヘキシルー2、6ー ジイソシアネート、キシリ
レンジイソシアネート、1、3ービス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシ
アネート、トランスシクロヘキサンー1、4ー ジイソシアネ
ート等が挙げられる。
【0008】芳香族ジイソシアネート類としては、例え
ば、2、4ートルイレンジイソシアネート、2、6ートルイレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンー4、4'ージイソシア
ネート、 ジフェニルメタンー2、4'ージイソシアネート、1、5
ー ナフテンジイソシアネート、トリジンジイソシアネー
ト、テトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネー
ト、パラフェニレンジイソシアネート等が挙げられる。
トリイソシアネート類としては、例えば、リジンエステ
ルトリイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシ
アネート、1、6、11ー ウンデカトリイソシアネート、1、8ー
ジイソシアネート-4- イソシアネートメチルオクタン、
1,3,6-ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘ
プタントリイソシアネート等が挙げられる。
【0009】本発明で用いられるヒマシ油系ポリオール
化合物(B)は、ヒマシ油と呼ばれるリシノール酸(代
表的な構造を一般式(1) で示す)を主な構成脂肪酸とす
る不乾性植物油そのもの、又は、ヒマシ油を加水分解し
て得られるリシノール酸を主成分とする脂肪酸が有する
カルボン酸基と、分子内に水酸基を2個以上有する化合
物の少なくとも1個の水酸基とを、縮合反応によりエス
テル化した化合物であり、その代表的な構造が一般式
(2) で示される化合物である。
【0010】
【化1】
【0011】
【化2】
【0012】ヒマシ油系ポリオールの製造に用いられ
る、上記分子内に水酸基を2個以上有する化合物として
は、特に限定されず、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール等のジオール化合物、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール等のポリエーテルポリオ
ール類、アジピン酸、セバチン酸、イタコン酸、無水マ
レイン酸、テレフタル酸、イソフタル酸等のジカルボン
酸とエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1、4ーブタンジオール、1、6ーヘキサ
ンジオール、トリプロピレングリコール、ネオペンチル
グリコール等のジオール類とから得られるポリエステル
ポリオール類、ポリカプロラクトンポリオール、ポリテ
トラメチレングリコールポリオール、ポリブタジエンポ
リオール、水添化ポリブタエンポリオール、ポリカーボ
ネートポリオール、ポリチオエーテルポリオール、ポリ
アクリル酸エステルポリオール、ビスフェノールA等が
挙げられる。
【0013】請求項2記載の本発明において用いられる
キシレン樹脂系ポリオール化合物(F)は、例えば、メ
タキシレンとホルムアルデヒドの反応により得られるキ
シレン樹脂の末端メチロール基を、トリメチロールプロ
パンで酸触媒下、縮合反応させて得られる化合物であ
り、代表的には一般式(3) 及び(4) に示される構造の化
合物である。
【0014】
【化3】
【0015】
【化4】
【0016】本発明において、上記ヒマシ油系ポリオー
ル化合物(B)又はキシレン樹脂系ポリオール化合物
(F)には、必要に応じて、分子内に水酸基を2個以上
有するポリオール化合物(G)を混合して使用すること
が可能である。上記分子内に水酸基を2個以上有するポ
リオール化合物(G)としては特に限定されず、例え
ば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリエーテルポリオール類、アジピン酸、セバチ
ン酸、イタコン酸、無水マレイン酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸等のジカルボン酸とエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1、4ーブ
タンジオール、1、6ーヘキサンジオール、トリプロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール等のジオール類と
から得られるポリエステルポリオール類、ポリカプロラ
クトンポリオール、ポリテトラメチレングリコールポリ
オール、ポリブタジエンポリオール、水添化ポリブタジ
エンポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリチ
オエーテルポリオール、ポリアクリル酸エステルポリオ
ール等が挙げられる。これらの化合物の数平均分子量と
しては、300-50000 の範囲にあることが好ましい。
【0017】本発明において、上記ヒマシ油系ポリオー
ル化合物(B)又はキシレン樹脂系ポリオール化合物
(F)には、必要に応じて、分子量が300 未満の、例え
ば、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール等の低分子量ジオール化合物
(H)を、混合して使用することもできる。
【0018】本発明において、分子内に水酸基以外の親
水性基を有し、かつ水酸基を2個以上有する化合物
(C)はウレタンプレポリマーに自己乳化性を与えるた
めに用いられる。上記水酸基以外の親水性基の内、イオ
ン性の親水性基としては、例えば、スルホネート基、カ
ルボキシレート基及びアンモニウム基等が挙げられ、非
イオン性の親水性基としては、例えば、ポリオキシエチ
レン基等が挙げられる。また、潜在的イオン性の親水性
基としては、例えば、カルボン酸基やスルホン酸基のよ
うな遊離酸基(潜在的アニオン性基)等が挙げられる
が、これらの様な親水性基を有し、イソシアネート基と
反応可能な活性水素を2個以上有する化合物であれば、
特に限定されない。
【0019】ここで、潜在的イオン性の親水性基とは、
後述する水への分散操作の前或いは分散操作中に適当な
化合物の添加等の手段により、イオン性基に完全または
部分的に変換し得る様な官能基をいう。このような親水
性基を有する化合物のうち、一般式(5)で表される構
造をもつジメチロールプロピオン酸、ジメチロールブタ
ン酸、ジメチロール吉草酸等のジメチロールアルカン酸
化合物が特に好適に用いられ、これらは単独で、または
2種以上を併用して用いることができる。
【0020】
【化5】
【0021】上記分子内に水酸基性以外の親水性基を有
し、かつ、水酸基を2個以上有する化合物(C)の添加
量は、得られるウレタンプレポリマー1gあたり0.1
〜2.0ミリモルであることが好ましい。0.1ミリモ
ル未満ではプレポリマーの親水性が不足し、安定した状
態で水中に分散させることが困難となり、また2.0ミ
リモルを超えると、プレポリマーの親水性が大きくなり
すぎ、乾燥皮膜の耐水性が低下する場合があるからであ
る。
【0022】上記分子内に水酸基以外の親水性基を有
し、かつ水酸基を2個以上有する化合物(C)の内、潜
在的イオン性の親水性基を有する化合物を用いる場合に
はウレタンプレポリマー中の酸基を完全、もしくは部分
的に中和する中和剤を用いることが必要となる。
【0023】この様な中和剤としては特に限定されない
が、例えば、NaOH、KOH等のアルカリ金属水酸化
物類、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン等の第3級アミン類が用いられ、特に、乾燥時に飛散
させることにより除去し得るので皮膜の耐水性が低下し
ないことから、揮発性の第3級アミンが好適に用いられ
る。
【0024】請求項1記載の本発明においては、先ず、
上記の(A)、(B)、(C) を必須成分とし、必要に
応じて、分子内に水酸基を2個以上有するポリオール化
合物(G)又は/及び低分子量ジオール化合物(H)
を、水酸基に対してイソシアネート基が過剰となる条件
下で反応させることによって、末端にイソシアネート基
を有するウレタンプレポリマーを合成する。水酸基に対
してイソシアネート基が過剰となる条件とは、具体的に
は上記化合物の組成が、ポリイソシアネート化合物
(A)中のイソシアネート基と、ヒマシ油系ポリオール
化合物(B)、化合物(C) 及び、化合物(G)、
(H)中の水酸基の合計量との当量比〔(イソシアネー
ト基)/(水酸基)〕が、好ましくは1.1〜5.0の
範囲より好ましくは1.1〜3.0の範囲となるような
条件である。
【0025】請求項2記載の本発明においては、同様
に、先ず、上記の(A)、(C)、(F) を必須成分と
し、必要に応じて、分子内に水酸基を2個以上有するポ
リオール化合物(G)又は/及び低分子量ジオール化合
物(H)を、水酸基に対してイソシアネート基が過剰と
なる条件下で反応させることによって、末端にイソシア
ネート基を有するウレタンプレポリマーを合成する。水
酸基に対してイソシアネート基が過剰となる条件とは、
具体的には上記化合物の組成が、ポリイソシアネート化
合物(A)中のイソシアネート基と、ヒマシ油系ポリオ
ール化合物(B)、化合物(F) 及び、化合物(G)、
(H)中の水酸基の合計量との当量比〔(イソシアネー
ト基)/(水酸基)〕が、好ましくは1.1〜5.0の
範囲より好ましくは1.1〜3.0の範囲となるような
条件である。
【0026】上記自己乳化性のウレタンプレポリマーの
合成は、バルク重合、溶液重合の何れの方法であっても
よいが、その反応温度は、50〜150 ℃の範囲内で行われ
るのが好ましい。反応が溶液重合による場合、用いられ
る溶剤としては、例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、テトラヒドロフラン、酢酸メチル等のイソシアネー
ト基に対し不活性で、水との混和性が高く、かつ、100
℃以下の沸点をもつものが好ましい。100 ℃より高い沸
点をもつ溶剤を用いた場合には、水分散後の工程におい
て、得られた混合水分散物から溶剤のみを系外に取り去
ることが困難になる。
【0027】また、上記自己乳化性のウレタンプレポリ
マーの合成の際、反応速度を調整する目的でアミン化合
物、有機金属化合物等の触媒を用いてもよい。上記アミ
ン化合物としては、例えば、トリエチルアミン、N,N,
N',N'-テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルグ
アジニン、トリエチレンジアミン、ジメチルアミノエタ
ノール、ビス(2- ジメチルアミノエチル) エーテル等が
挙げられる。有機金属化合物としては、例えば、スタナ
スオクトエート、ジブチルチンジアセテート、ジブチル
チンジラウレート、ジブチルチンジマレエート、フェニ
ル水銀プロピオン酸塩、オクテン酸鉛等が挙げられる。
これらは単独で、または2種以上を併用して用いること
ができる。
【0028】本発明においては、上述の如くして得られ
た自己乳化性のウレタンプレポリマーを水に分散するこ
とにより、ウレタンプレポリマーの水分散体を得る。上
記ウレタンプレポリマーを水中に分散する化学的手法と
しては、末端にイソシアネート基を有するウレタンプレ
ポリマーを水に分散した後、鎖延長するプレポリマーミ
キシング法、末端イソシアネート基をブロックしたプレ
ポリマーと鎖延長剤の混合物を水に分散した後、脱ブロ
ックして鎖延長するブロックイソシアネート法等が挙げ
られる。中でもプレポリマーミキシング法が特に好まし
く用いられる。
【0029】上記ウレタンプレポリマーを水中に分散す
る物理的手法としては、例えば、機械的剪断力を作用さ
せながら、上記混合物中に漸次水を加える方法や、剪断
力の作用している水中に上記混合物を漸次加えるバッチ
式手法、ローター・ステーター式、ラインミル式、スタ
ティックミキサー式、振動式等の各種の連続的乳化分散
機に、水と上記混合物を定量的に供給して分散する連続
的手法等を挙げることができる。
【0030】本発明は、上記自己乳化性のウレタンプレ
ポリマーの水分散体中のウレタンプレポリマーに、イソ
シアネート基と反応可能な活性水素を2個以上有する化
合物(D)、又は、水(E)を作用させることにより、
前記ウレタンプレポリマーを鎖延長反応させて得られた
ウレタン系水性組成物に関するものである。
【0031】上記自己乳化性のウレタンプレポリマーの
鎖延長剤として使用される、イソシアネート基と反応可
能な活性水素を2個以上有する化合物(D)としては、
例えば、エチレンジアミン、1,4-ブタンジアミン、1,6-
ヘキサメチレンジアミン、3-アミノメチル-3,5,5- トリ
メチルシクロヘキシルアミン、1、3ービス(アミノメチ
ル)シクロヘキサン、キシリレンジアミン、ピペラジ
ン、2,5-ジメチルピペラジン、4,4'- ジシクロヘキシル
メタンジアミン、3,3'- ジメチル-4,4'-ジシクロヘキシ
ルメタンジアミン等のジアミノ化合物類、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、1,4-ブタンジオール、
1,6-ヘキサンジオール等のジオール化合物類等が挙げら
れる。これらは単独で、または2種以上を併用して用い
ることができる。
【0032】上記イソシアネート基と反応可能な活性水
素を2個以上有する化合物(D)の添加量は、得られた
ウレタンプレポリマー中の鎖延長起点となるイソシアネ
ート基の当量以下であることが好ましい。イソシアネー
ト基の当量を超えて添加した場合には、鎖延長されたウ
レタンポリマーの分子量が低下して、本発明により得ら
れる水性組成物の乾燥皮膜の凝集力が低下する。上記イ
ソシアネート基と反応可能な活性水素を2個以上有する
化合物(D)は、分散媒として存在する水よりイソシア
ネート基に対する求核性が大きいので、分散媒として存
在する水に優先して反応が進行する。
【0033】一方、上記ウレタンプレポリマーは水
(E)によっても鎖延長され得る。この場合、水(E)
は水分散体中に存在する分散媒としての水が鎖延長剤を
兼ねることになる。この反応は、上記ウレタンプレポリ
マー中のイソシアネート基と水とが反応し、カルバミン
酸の形成を経て生成するアミンが常に新たなイソシアネ
ート基と反応してウレア結合を生成するので、水過剰に
もかかわらず、反応にあずかる水はイソシアネート基の
当量を越えることはない。
【0034】本発明に係るウレタン系水性組成物は、以
上のようにして得られるが、自己乳化性のウレタンプレ
ポリマーの合成時、又は、自己乳化性のウレタンプレポ
リマーを水に分散する際に、必要に応じて添加された親
水性有機溶剤は、水分散後、加熱、減圧又は減圧加熱等
の手段を用いて水分散体系外に除去することが好まし
い。これらの親水性有機溶剤が上記水分散体中に多量に
残存していると、本発明に係るウレタン系水性組成物の
乾燥皮膜の耐溶剤性や耐熱性を低下させたり、作業環境
を悪化させるからである。
【0035】本発明のウレタン系水性組成物には、更に
目的に応じて、架橋剤、粘着付与樹脂、エラストマー、
合成樹脂、可塑剤、合成樹脂水分散体、粘着付与樹脂水
分散体、顔料、無機フィラー、カップリング剤、安定
剤、増粘剤、消泡剤、防かび剤、防錆剤等が添加されて
もよい。
【0036】上記架橋剤としては、例えば、イソシアネ
ート系、メラミン系、アジリジン系、エポキシ系、オキ
サゾリン系、カルボジイミド系、金属系架橋剤等が挙げ
られる。これらは単独で、または2種以上を併用して用
いることができる。上記架橋剤の添加量としては、得ら
れるウレタンプレポリマー100重量部当り、0.1〜
50重量部が好ましい。
【0037】上記粘着付与樹脂としては、例えば、ガム
ロジン、トール油ロジン、ウッドロジン、重合ロジン、
水添ロジン、不均化ロジン、ロジンエステル、水添ロジ
ンエステル、不均化ロジンエステル、ロジン変成フェノ
ール樹脂、マレイン酸変成ロジン樹脂等のロジン系樹
脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、アルキルフェノー
ル樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレン樹脂、ケト
ン樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂環族
系石油樹脂、クマロン樹脂、スチレン系樹脂等が挙げら
れる。これらは単独で、または2種以上を併用して用い
ることができる。上記粘着付与樹脂の添加量としては、
得られるウレタンプレポリマー100重量部当り、5〜
200重量部が好ましい。
【0038】上記エラストマーとしては、例えば、スチ
レン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴ
ム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム、スチレン系熱可塑性エラストマー、
オレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑
性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー
等の合成ゴム、天然ゴム等が挙げられる。これらは単独
で、または2種以上を併用して用いることができる。上
記エラストマーの添加量としては、得られるウレタンプ
レポリマー100重量部当り、0.1〜300重量部が
好ましい。
【0039】上記合成樹脂としては、例えば、(メタ)
アクリル系、エポキシ系、酢酸ビニル系、酢酸ビニル−
エチレン共重合体系、エチレン−アクリル酸エチル共重
合体系、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体系、塩
化ビニル系、フェノキシ系、スチレン系等が挙げられ
る。これらは単独で、または2種以上を併用して用いる
ことができる。上記合成樹脂の添加量としては、得られ
るウレタンプレポリマー100重量部当り、0.1〜3
00重量部が好ましい。
【0040】上記可塑剤としては、例えば、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチル等のフ
タル酸エステル類、リン酸トリブチル、リン酸トリフェ
ニル、トリス( βー クロロプロピル) ホスフェート等の
リン酸エステル類、オレイン酸ブチル、アジピン酸ジブ
チル、アジピン酸ジ-n- ヘキシル、セバシン酸ジブチル
等の脂肪酸エステル類、ジエチレングリコールジベンゾ
エート等の二価アルコールエステル類、アセチルリシノ
ール酸ブチル、アセチルクエン酸トリブチル等のオキシ
酸エステル類等が挙げられる。これらは単独で、または
2種以上を併用して用いることができる。上記可塑剤の
添加量としては、得られるウレタンプレポリマー100
重量部当り、0.5〜100重量部が好ましい。
【0041】上記合成樹脂水分散体としては、例えば、
酢酸ビニル系:酢酸ビニル−エチレン共重合体系、アク
リル系、ウレタン系、ビニル系、エラストマー系等のエ
マルジョン又はラテックスが挙げられる。これらは単独
で、または2種以上を併用して用いることができる。上
記合成樹脂水分散体の添加量としては、得られるウレタ
ンプレポリマー100重量部当り、5〜200重量部
(固形分)が好ましい。
【0042】上記粘着付与樹脂の水分散体としては、例
えば、ガムロジン、トール油ロジン、ウッドロジン、重
合ロジン、水添ロジン、不均化ロジン、ロジンエステ
ル、水添ロジンエステル、不均化ロジンエステル、ロジ
ン変成フェノール樹脂、マレイン酸変成ロジン樹脂等の
ロジン系樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、アルキ
ルフェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂、キシレン
樹脂、ケトン樹脂、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹
脂、脂環族系石油樹脂、クマロン樹脂、スチレン系樹脂
等の水分散体が挙げられる。これらは単独で、または2
種以上を併用して用いることができる。上記粘着付与樹
脂水分散体としては、得られるウレタンプレポリマー1
00重量部当り、5〜150重量部が好ましい。
【0043】上記顔料としては、例えば、雲母状酸化
鉄、鉛白、鉛丹、黄鉛、銀朱、群青、紺青、酸化コバル
ト、二酸化チタン、二酸化チタン被覆雲母、ストロンチ
ウムクロメート、チタニウム・ イエロー、チタンブラッ
ク、ジンククロメート、鉄黒、モリブデン赤、モリブデ
ンホワイト、リサージ、リポトン等の無機顔料、アゾ顔
料、染色レーキ、アントラキノン系、フタロシアニン系
等の有機染顔料等が挙げられる。これらは単独で、また
は2種以上を併用して用いることができる。上記顔料の
添加量としては、得られるウレタンプレポリマー100
重量部当り、0.1〜200重量部が好ましい。
【0044】上記無機フィラーとしては、例えば、シリ
カ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化
マグネシウム、酸化鉄等の酸化物類、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛等の炭酸塩類、硅酸アルミ
ニウム、硅酸マグネシウム、硅酸カルシウム、カオリ
ン、クレー、タルク、マイカ、ゼオライト、セリサイト
等の硅酸塩類、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム等の水酸化物類、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、亜
硫酸カルシウム等の硫酸及び亜硫酸塩類、窒化ホウ素、
窒化珪素等の窒化物類、チタン酸カリウム、チタン酸バ
リウム等のチタン酸塩類、その他、水ガラス、ドーソナ
イト、カーボンブラック、炭化珪素等が挙げられる。こ
れらは単独で、または2種以上を併用して用いることが
できる。上記無機フィラーの添加量としては、得られる
ウレタンプレポリマー100重量部当り、1〜200重
量部が好ましい。
【0045】上記カップリング剤としては、シランカッ
プリング剤、チタネート系イカップリング剤、ポリフェ
ノール系化合物等が挙げられ、シランカップリング剤と
しては、例えば、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ- グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン、γ- メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、N-( β- アミノエチ
ル)-γ- アミノプロピルトリメトキシシラン、γ- アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、N-フェニル-γ- アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、γ- クロロプロピルト
リメトキシシラン、γ- メルカプトプロピルトリメトキ
シシラン等が挙げられる。上記チタネート系カップリン
グ剤としては、例えば、イソプロピルトリイソステアロ
イルチタネート、イソプロピルトリ-n- ドデシルベンゼ
ンスルホニルチタネート、テトラオクチルビス( ジオク
チルホスファイト) チタネート、ビス( ジオクチルピロ
ホスフェート) エチレンチタネート、イソプロピルトリ
オクタノイルチタネート、イソプロピルトリ(N- アミノ
エチル- アミノエチル) チタネート、イソプロピルトリ
( ジオクチルホスフェート) チタネート等が挙げられ
る。
【0046】上記ポリフェノール系化合物としては、例
えば、没食子酸、タンニン酸、ポリタンニン酸等が挙げ
られる。これらのカップリング剤は単独で、または2種
以上を併用して用いることができる。上記カップリング
剤の添加量としては、得られるウレタンプレポリマー1
00重量部当り、0.1〜20重量部が好ましい。
【0047】上記安定剤としては、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、紫外線安定剤等が挙げられる。酸化防止剤とし
ては、例えば、2,6-ジ-t- ブチル-p- クレゾール、ブチ
ル化ヒドロキシアニソール、2,6-ジ-t- ブチル-4- エチ
ルフェノール等のモノフェノール系、2,2'- メチレンビ
ス(4- メチル-6-t- ブチルフェノール) 、2,2'- メチレ
ンビス(4- エチル-6-t- ブチルフェノール) 、4,4'- ブ
チリデンビス(3- メチル-6-t- ブチルフェノール) 等の
ビスフェノール系、1,1,3-トリス(2- メチル-4-ヒドロ
キシ-5-t- ブチルフェニル) ブタン、1,3,5-トリメチル
-2,4,6- トリス(3,5- ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベン
ジル) ベンゼン、テトラキス-[メチレン-3-(3',5'-ジ-t
- ブチル-4'-ヒドロキシフェニル) プロピオネート] メ
タン等の高分子フェノール系、3,3'- チオジプロピオン
酸ジラウリル、3,3'- チオジプロピオン酸ジステアリル
等の硫黄系、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイ
ソデシルホスファイト、フェニルジイソデシルホスファ
イト、トリス(2,4- ジ-t- ブチルフェニル) ホスファイ
ト等のリン系等が挙げられる。
【0048】紫外線吸収剤としては、例えば、サリチル
酸フェニル、サリチル酸 p-t- ブチルフェニル等のサリ
チル酸系、2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロ
キシ-4- メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4- ド
デシルオキシベンゾフェノン、2,2'- ジヒドロキシ-4,
4'-ジメトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系、2
-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル) ベンゾトリアゾ
ール、2-(2'-ヒドロキシ-3'-t-ブチル-5'-メチルフェニ
ル)-5-クロロベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾー
ル系、2-エチルヘキシル-2- シアノ-3,3'-ジフェニルア
クリレート、エチル-2- シアノ-3,3'-ジフェニルアクリ
レート等のシアノアクリレート系等が挙げられる。
【0049】紫外線安定剤としては、例えば、セバシン
酸ビス(2,2,6,6- テトラメチル-4-ピペリジル) 、コハ
ク酸ビス(2,2,6,6- テトラメチル-4- ピペリジル) 等の
ヒンダードアミン系、2,4-ジ-t- ブチルフェニル-3,5-
ジ-t- ブチル-4- ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエ
ート系等が挙げられる。これらの安定剤は単独で、また
は3種以上を併用して用いることができる。上記安定剤
の添加量としては、得られるウレタンプレポリマー10
0重量部当り、0.01〜20重量部が好ましい。
【0050】上記各種添加物の添加方法としては、水に
分散する前の上述のウレタンプレポリマーに添加する方
法、ウレタンプレポリマーを鎖延長して得られたウレタ
ン系水性組成物に添加配合する方法の他、添加物が水に
分散している場合には、水の代わりに添加物の水分散体
により、自己乳化性のウレタンプレポリマーを分散する
方法等が挙げられる。
【0051】上記のようにして得られたウレタン系水性
組成物は、塗料、粘・接着剤、コーティング剤等の用途
に、通常、100000cps以下の粘度及び20〜7
5重量%の固形分で用いられるが、必要に応じて適当な
粘度及び濃度に調整して、スプレー、ロールコーター、
フローコーター、刷毛等により塗布される。また、本発
明のウレタン系水性組成物は、塗布後、強制乾燥なし
で、または強制乾燥して使用されるが、生産性の有利さ
から強制乾燥するのが好ましい。そのときの乾燥条件と
しては30℃〜150℃の乾燥温度、20分以下の乾燥
時間が好ましい。
【0052】本発明のウレタン系水性組成物を接着剤と
して使用する場合には、接着しようとする被着体の少な
くとも一方に塗布して用いられる。塗布量は片面当り固
形分量10g〜300g/m2 が好ましい。また、必要
に応じて貼り合わせ時または貼り合わせ後にロールプレ
ス、油圧プレス、ターンバックル等を用いて圧着される
が、常温〜150℃の圧着温度、20分以下の圧着時
間、0.01〜200kg/cm2 の圧着圧力が好まし
い。本発明のウレタン系水性組成物の被着体又は被塗物
としては、金属、プラスチック、無機材料、木、紙等が
挙げられ、接着物又は被塗物の使用用途としては、ド
ア、間仕切り、外壁材、机の天板、食品用等の包装用フ
ィルム、シート等の製造等が挙げられる。 (作用)本発明のウレタン系水性組成物は、上述の通り
特定されており、ポリイソシアネート化合物(A)に対
して、分子内に水酸基以外の親水性基を有しかつ水酸基
を2個以上有する化合物(C)と、ポリオール化合物と
して上記ヒマシ油系ポリオール化合物(B)もしくはキ
シレン樹脂系ポリオール化合物(F)とを用いて、イソ
シアネート基が過剰な条件下で反応させて得られた末端
にイソシアネート基を有する自己乳化性のウレタンプレ
ポリマーを得て、そのウレタンプレポリマーの水分散体
中のウレタンプレポリマーに、イソシアネート基と反応
可能な活性水素を2個以上有する化合物(D)、又は、
水(E)を作用させたものであるので、ウレタン系水性
組成物中のポリマー鎖における疎水性成分の比率が高い
ものとなされているため、優れた密着性、耐水性等の優
れた接着性を発現するのである。
【0053】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。 (実施例1)ヒマシ油系ポリオール(伊藤製油社製、商
品名:URIC AC−001、OH価175)30重
量部、ポリプロピレングリコールジオール(日本油脂社
製、商品名:ニッサンユニオールD−2000、OH価
58、数平均分子量2000)70重量部、3−イソシ
アネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシ
ルイソシアネート(ヒュルス社製、商品名:ベスタント
IPDI)57.1重量部、及びジメチロールブタン酸
7.0重量部[三菱化学社製、商品名:DMBA、(イ
ソシアネート基/水酸基)の当量比=2.0]にメチル
エチルケトン41.0重量部からなる混合溶液を、撹拌
下に沸点重合により、イソシアネート基の含有量が5.
2重量%になるまで反応を行い、ここに粘度調整のため
メチルエチルケトン67.2重量部と、中和剤としてト
リエチルアミン4.8重量部を添加した。
【0054】次いで、上記反応混合物を室温下にて激し
く撹拌しながら、そこへ水220重量部を加え、その直
後に20重量%のエチレンジアミン水溶液35重量部
(固形分7.0重量部)を加え、さらに1時間室温にお
いて撹拌した後、減圧下、脱溶剤を行い、固形分45重
量%のウレタン系水性組成物を得た。
【0055】(実施例2)ヒマシ油系ポリオール(伊藤
製油社製、商品名:URIC Y−202、OH価11
5)50重量部、ポリカプロラクトンジオール(ダイセ
ル化学社製、商品名:PLACCEL−L220AL、
OH価56)50重量部、3−イソシアネートメチル−
3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート
(ヒュルス社製、商品名:ベスタントIPDI)54.
4重量部、及びジメチロールブタン酸6.8重量部[三
菱化学社製、商品名:DMBA、(イソシアネート基/
水酸基)の当量比=2.0]にメチルエチルケトン4
0.3重量部からなる混合溶液を、撹拌下に沸点重合に
より、イソシアネート基の含有量が5.1重量%になる
まで反応を行い、ここに粘度調整のためメチルエチルケ
トン67.2重量部と、中和剤としてトリエチルアミン
4.6重量部を添加した。
【0056】次いで、上記反応混合物を室温下にて激し
く撹拌しながら、そこへ水215重量部を加え、その直
後に20重量%のエチレンジアミン水溶液34重量部
(固形分6.8重量部)を加え、さらに1時間室温にて
撹拌したのち、さらに1時間室温において撹拌した後、
減圧下、脱溶剤を行い、固形分45重量%のウレタン系
水性組成物を得た。
【0057】(実施例3)ヒマシ油系ポリオール(伊藤
製油社製、商品名:URIC H−56、OH価11
0)50重量部、ポリプロピレングリコールジオール
(日本油脂社製、商品名:ニッサンユニオールD−20
00、OH価58、数平均分子量2000)50重量
部、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメチ
ルシクロヘキシルイソシアネート(ヒュルス社製、商品
名:ベスタントIPDI)53.2重量部、及びジメチ
ロールブタン酸6.8重量部[三菱化学社製、商品名:
DMBA、(イソシアネート基/水酸基)の当量比=
2.0]からなる混合物を、撹拌下に90℃でバルク重
合により、イソシアネート基の含有量が6.3重量%に
なるまで反応を行い、中和剤としてトリエチルアミン
4.6重量部を添加した。次いで、上記反応混合物を9
0℃にて激しく撹拌しながら、そこへ水153重量部を
加え、さらに1時間90℃において撹拌し、水による鎖
延長反応を行い、固形分50重量%のウレタン系水性組
成物を得た。
【0058】(実施例4)キシレン樹脂系ポリオール
(伊藤製油社製、商品名:ニカノール K−100、O
H価91)50重量部、ポリプロピレングリコールジオ
ール(日本油脂社製、商品名:ニッサンユニオールD−
2000、OH価58、数平均分子量2000)50重
量部、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメ
チルシクロヘキシルイソシアネート(ヒュルス社製、商
品名:ベスタントIPDI)50.3重量部、及びジメ
チロールブタン酸7.1重量部[三菱化学社製、商品
名:DMBA、(イソシアネート基/水酸基)の当量比
=2.0]にメチルエチルケトン39.3重量部からな
る混合溶液を、撹拌下に沸点重合により、イソシアネー
ト基の含有量が4.8重量%になるまで反応を行い、こ
こに粘度調整のためメチルエチルケトン65.6重量部
と、中和剤としてトリエチルアミン4.8重量部を添加
した。次いで、上記反応混合物を室温下にて激しく撹拌
しながら、そこへ水205重量部を加え、その直後に2
0重量%のエチレンジアミン水溶液32重量部(固形分
6.4重量部)を加え、さらに1時間室温にて撹拌した
後、減圧し、脱溶剤を行い、固形分45重量%のウレタ
ン系水性組成物を得た。
【0059】(実施例5)キシレン樹脂系ポリオール
(伊藤製油社製、商品名:ニカノール K−100、O
H価91)50重量部、ポリプロピレングリコールジオ
ール(日本油脂社製、商品名:ニッサンユニオールD−
2000、OH価58、数平均分子量2000)50重
量部、3−イソシアネートメチル−3,5,5−トリメ
チルシクロヘキシルイソシアネート(ヒュルス社製、商
品名:ベスタントIPDI)50.3重量部、及びジメ
チロールブタン酸7.1重量部[三菱化学社製、商品
名:DMBA、(イソシアネート基/水酸基)の当量比
=2.0]にメチルエチルケトン39.3重量部からな
る混合溶液を、撹拌下に沸点重合により、イソシアネー
ト基の含有量が4.8重量%になるまで反応を行い、こ
こに、ノボラック型アルキルフェノール樹脂(日立化成
社製、商品名:ヒタノール1501,軟化点95℃、5
0重量%メチルエチルケトン溶液)63.0重量部(固
形分31.5重量部)、粘度調整のためメチルエチルケ
トン65.6重量部と、中和剤としてトリエチルアミン
4.8重量部を添加した。次いで、上記反応混合物を室
温下にて激しく撹拌しながら、そこへ水240重量部を
加え、その直後に20重量%のエチレンジアミン水溶液
32重量部(固形分6.4重量部)を加え、さらに1時
間室温にて撹拌した後、減圧下、脱溶剤を行い、固形分
45重量%のウレタン系水性組成物を得た。
【0060】(比較例1)ポリプロピレングリコールジ
オール(日本油脂社製、商品名:ニッサンユニオールD
−2000、OH価58、数平均分子量2000)10
0重量部、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート(ヒュルス社
製、商品名:ベスタントIPDI)44.7重量部、及
びジメチロールブタン酸7.5重量部[三菱化学社製、
商品名:DMBA、(イソシアネート基/水酸基)の当
量比=2.0]にメチルエチルケトン38.0重量部か
らなる混合溶液を、撹拌下に沸点重合により、イソシア
ネート基の含有量が4.4重量%になるまで反応を行
い、ここに粘度調整のためメチルエチルケトン63.5
重量部と、中和剤としてトリエチルアミン5.1重量部
を添加した。次いで、上記反応混合物を室温下にて激し
く撹拌しながら、そこへ水200重量部を加え、その直
後に20重量%のエチレンジアミン水溶液27重量部
(固形分5.4重量部)を加え、さらに1時間室温にお
いて撹拌した後、減圧下、脱溶剤を行い、固形分45重
量%のウレタン系水性組成物を得た。
【0061】(比較例2)ポリプロピレングリコールジ
オール(ダイセル化学社製、商品名:PLACCEL−
L220AL、OH価56)100重量部、3−イソシ
アネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシ
ルイソシアネート(ヒュルス社製、商品名:ベスタント
IPDI)44.8重量部、及びジメチロールブタン酸
7.5重量部[三菱化学社製、商品名:DMBA、(イ
ソシアネート基/水酸基)の当量比=2.0]にメチル
エチルケトン38.1重量部からなる混合溶液を、撹拌
下に沸点重合により、イソシアネート基の含有量が4.
5重量%になるまで反応を行い、ここに粘度調整のため
メチルエチルケトン63.6重量部と、中和剤としてト
リエチルアミン5.1重量部を添加した。
【0062】次いで、上記反応混合物を室温下にて激し
く撹拌しながら、そこへ水200重量部を加え、その直
後に20重量%のエチレンジアミン水溶液27重量部
(固形分5.4重量部)を加え、さらに1時間室温にて
撹拌したのち、さらに1時間室温において撹拌した後、
減圧下、脱溶剤を行い、固形分45重量%のウレタン系
水性組成物を得た。
【0063】(比較例3)ポリプロピレングリコールジ
オール(日本油脂社製、商品名:ニッサンユニオールD
−2000、OH価58、数平均分子量2000)10
0重量部、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート(ヒュルス社
製、商品名:ベスタントIPDI)44.7重量部、及
びジメチロールブタン酸7.5重量部[三菱化学社製、
商品名:DMBA、(イソシアネート基/水酸基)の当
量比=2.0]にメチルエチルケトン38.0重量部か
らなる混合溶液を、撹拌下に沸点重合により、イソシア
ネート基の含有量が4.4重量%になるまで反応を行
い、ここに、ノボラック型アルキルフェノール樹脂(日
立化成社製、商品名:ヒタノール1501,軟化点95
℃、50重量%メチルエチルケトン溶液)61.0重量
部(固形分30.5重量部)、粘度調整のためメチルエ
チルケトン63.5重量部と、中和剤としてトリエチル
アミン5.1重量部を添加した。次いで、上記反応混合
物を室温下にて激しく撹拌しながら、そこへ水230重
量部を加え、その直後に20重量%のエチレンジアミン
水溶液27重量部(固形分5.4重量部)を加え、さら
に1時間室温にて撹拌した後、減圧下、脱溶剤を行い、
固形分45重量%のウレタン系水性組成物を得た。
【0064】* 実施例1〜5、及び比較例1〜3によ
って得られたウレタン系水性組成物の対亜鉛鋼板の常態
接着力、及び耐水接着力を以下に示す方法で試験した。
試験結果は表1に示した。
【0065】(1)常態接着力 得られたウレタン系水性接着剤組成物を、帆布及び亜鉛
鋼板( 幅25mm、 長さ125mm 、 厚さ2mm)に刷毛塗りによ
り、帆布には固形分塗布量100(g/m2)、亜鉛鋼板には同
40(g/ m2)で塗布し、80℃の送風乾燥オーブン中で4 分
間乾燥させた後、圧力60Kg/25mm で両者をロール圧着し
試験片を作成した。この試験片を23℃で1週間養生後、
23℃において、50mm/分の引張り速度で90度剥離試験を
行った。
【0066】(2)耐水接着力 上記対亜鉛鋼板の常態接着力と同様に作成した試験片
を、40℃の温水に48時間浸漬した後、水分を拭き取り23
℃において、50mm/分の引張り速度で90度剥離試験を行
った。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】本発明のウレタン系水性組成物は、上述
の通り特定されており、ポリイソシアネート化合物
(A)に対して、化合物(C)と、ポリオール化合物と
して上記ヒマシ油系ポリオール化合物(B)もしくはキ
シレン樹脂系ポリオール化合物(F)とを用いて、末端
にイソシアネート基を有する自己乳化性のウレタンプレ
ポリマーの水分散体中のそのウレタンプレポリマーに、
化合物(D)、又は、水(E)を作用させたものである
ので、ウレタン系水性組成物中のポリマー鎖における疎
水性成分の比率が高いものとなされているため、優れた
密着性及び耐水性を発現する。即ち、本発明に係るウレ
タン系水性組成物は、金属、プラスチック、紙、木材、
無機材料等の各種被着体、被塗物に対する常態時、耐水
時、耐熱時の密着性、接着性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09D 175/04 C09D 175/04 C09J 175/04 C09J 175/04 Fターム(参考) 4J034 BA05 CA03 CA04 CA15 CB03 CB05 CB07 CC03 CC12 CC23 CC26 CC27 CC34 CC45 CC52 CC61 CC62 CC65 CC67 CD04 CE01 DA01 DA05 DB01 DB03 DB07 DB08 DF01 DF02 DF12 DF16 DF20 DF22 DF29 DG03 DG04 DG06 DG08 DJ02 DJ10 DP18 DR01 EA12 GA06 GA23 GA33 GA55 HA01 HA07 HA08 HC03 HC12 HC13 HC22 HC61 HC64 HC67 HC71 HC73 JA42 QC05 RA07 RA08 4J038 CR071 DG051 DG261 GA02 GA03 GA06 GA08 GA13 HA156 MA08 MA10 NA04 NA27 PC01 PC02 PC06 PC08 PC10 4J040 EF041 EF051 EF061 EF081 EF101 EF111 EF121 EF131 EF141 EF181 EF201 EF251 EF321 GA07 GA08 GA16 GA25 JA03 LA01 LA07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソシアネート化合物(A)、ヒマ
    シ油系ポリオール化合物(B)、及び、分子内に水酸基
    以外の親水性基を有し、かつ、水酸基を2個以上有する
    化合物(C)を上記水酸基の量よりイソシアネート基の
    量が多い配合で反応させて得られた末端にイソシアネー
    ト基を有する自己乳化性のウレタンプレポリマーの水分
    散体中のウレタンプレポリマーに、イソシアネート基と
    反応可能な活性水素を2個以上有する化合物(D)、又
    は、水(E)を作用させることにより、前記ウレタンプ
    レポリマーが鎖延長反応されて得られたことを特徴とす
    るウレタン系水性組成物。
  2. 【請求項2】 ポリイソシアネート化合物(A)、キシ
    レン樹脂系ポリオール化合物(F)、及び、分子内に水
    酸基以外の親水性基を有し、かつ、水酸基を2個以上有
    する化合物(C)を上記水酸基の量よりイソシアネート
    基の量が多い配合で反応させて得られた末端にイソシア
    ネート基を有する自己乳化性のウレタンプレポリマーの
    水分散体中のウレタンプレポリマーに、イソシアネート
    基と反応可能な活性水素を2個以上有する化合物
    (D)、又は、水(E)を作用させることにより、前記
    ウレタンプレポリマーが鎖延長反応されて得られたこと
    を特徴とするウレタン系水性組成物。
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