JP2000272088A - グラビア枚葉印刷機 - Google Patents

グラビア枚葉印刷機

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JP2000272088A
JP2000272088A JP11082502A JP8250299A JP2000272088A JP 2000272088 A JP2000272088 A JP 2000272088A JP 11082502 A JP11082502 A JP 11082502A JP 8250299 A JP8250299 A JP 8250299A JP 2000272088 A JP2000272088 A JP 2000272088A
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JP
Japan
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card
printing
sheet
plate cylinder
gravure
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Pending
Application number
JP11082502A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Oikawa
卓慈 及川
Masumi Hattori
真澄 服部
Kenji Suzuki
憲二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOBU KIKAI KK
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
SOBU KIKAI KK
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め枚葉状に形成されたカードにグラビア印
刷を行うことができるようにする。 【解決手段】 予め枚葉状に形成されたカードCの表面
に印刷を行うグラビア枚葉印刷機であって、カードCの
下面側を支持してカードCを搬送する回転自在な回転体
16等からなるカード搬送路と、カード搬送路中に設け
られており、カード搬送路の下側に配置された圧胴13
と、圧胴13上であってカード搬送路の上側に配置され
た版胴11と、版胴11の表面に接触するように配置さ
れるとともにインキ室が外部から閉塞されたインキ供給
部17とを有する印刷部1とを備え、印刷部1の圧胴1
3と版胴11とは、非接触状態に配置されるとともに、
カードCの厚みの10%〜80%の隙間を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め枚葉状に形成
されたカードの表面に印刷を行うグラビア枚葉印刷機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のグラビア印刷機の第1例
の構成を示す側面の構成図である。グラビア印刷は、凹
版印刷の一種であり、低粘度溶剤型のインキを用いて印
刷を行うものである。版胴11は、その表面に版画凹部
11a(画線部)を有するものであり、その下側の一部
がインキ溜めであるインキパン12内に浸されている。
圧胴13は、ゴムローラからなるものであり、版胴11
の上側から印刷用紙(ロール紙)Pを介して版胴11を
圧接している。
【0003】そして、版胴11の版画凹部11a内にイ
ンキパン12内のインキを詰め、版胴11を回転させる
とともに圧胴13で加圧して版胴11の版画凹部11a
内のインキを印刷用紙Pに転移させることによって印刷
を行う。また、ドクター14は、インキパン12内から
出てくる版胴11の表面に接触し、余分なインキをかき
取ってインキパン12内に戻す。インキは、上述のよう
に低粘度のものであるので、ドクター14でかき取るこ
とができる。
【0004】印刷後は、印刷用紙Pが乾燥部15を通過
することにより、印刷面を乾燥させる。なお、印刷用紙
Pの搬送において、印刷直後のインキの未乾燥状態で
は、印刷面側を支持することができないので、印刷直後
は印刷用紙Pの印刷面と反対側の面をローラ16によっ
て支持し、印刷面の乾燥後に初めて、印刷用紙Pの印刷
面側をローラ16によって支持している。
【0005】図3は、従来のグラビア印刷機の第2例の
構成を示す側面の構成図である。この例のグラビア印刷
機では、上記第1例と比較して、版胴11と圧胴13と
が逆に、すなわち圧胴13が下側で版胴11が上側に配
置されている。また、圧胴11が上側にある場合には、
上記第1例のようにインキパン12を用いたインキの供
給ができないので、インキチャンバー17が用いられ
る。インキチャンバー17は、ドクター14が版胴11
に接触するとともに、インキが漏れないようにインキ室
17aを外部から閉塞したものである。このグラビア印
刷機では、印刷用紙Pの上面が印刷面となり、印刷直後
であっても印刷用紙Pを下面側からローラ16で支持す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、以下の問題があった。カード(テレフォンカ
ード等)に印刷を行う場合、連続するシートへの印刷後
にカードの所定寸法に断裁しているので、最初から枚葉
状になったカードに印刷することはない。しかし、近
年、カードのリサイクルの要請が高く、枚葉状のカード
に印刷を行う方法が種々検討されている。ここで、前述
の従来の第1例のグラビア印刷機では、印刷後はカード
の下面側が印刷面になるので、印刷直後のカードを支持
することができないという問題がある。
【0007】一方、前述の従来の第2例のグラビア印刷
機では、印刷後のカードを下面側から支持することがで
きる。図4は、図3のグラビア印刷機の原理を利用し
て、枚葉状のカードにグラビア印刷をするときの一例を
示す側面の構成図である。版胴11及び圧胴13の前後
側にそれぞれ回転自在なローラ16を並設し、このロー
ラ16でカードCの下面側を支持するとともにローラ1
6の回転によってカードCを搬送すれば、印刷直後も何
ら問題なくカードCを搬送することができる。
【0008】しかし、図3で示した印刷用紙Pのような
連続紙に印刷を行う場合は、版胴11と圧胴13との間
には、常に印刷用紙Pが介在するが、カードCのような
枚葉状の媒体に印刷を行う場合は、1つのカードCが版
胴11と圧胴13との間を通過して印刷が行われた後
は、次のカードCが搬入されるまでは、版胴11と圧胴
13との間にはカードCが介在しない。すなわち、カー
ドCに順次印刷を行うときでも、版胴11と圧胴13と
の間にカードCが介在しない場合がある。これにより、
圧胴13が直接版胴11に接触して、圧胴13の表面に
版胴11側のインキが転移してしまうという問題があ
る。よって、次に搬入されたカードCに印刷を行うと、
圧胴13側に付着したインキがカードCの裏面側に転移
してしまうという問題がある。
【0009】以上のことから、予め枚葉状に形成された
カードCにグラビア印刷を行うことは、極めて困難であ
った。なお、枚葉状のカードCに対しては、オフセット
印刷機を用いて印刷を行うことが知られている。しか
し、熱転写用インクや昇華転写の染料を定着させるため
の受容層(下地層)の形成のための印刷を行うときは、
この受容層を形成するための塗料の性質上、オフセット
印刷を行うことができず、グラビア印刷によらなければ
ならないという問題がある。したがって、本発明が解決
しようとする課題は、予め枚葉状に形成されたカードに
グラビア印刷を行うことができるようにすることであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、予め枚葉状に形成されたカー
ドの表面に印刷を行うグラビア枚葉印刷機であって、カ
ードの下面側を支持してカードを搬送するカード搬送路
と、前記カード搬送路中に設けられており、前記カード
搬送路の下側に配置された圧胴と、前記圧胴上であって
前記カード搬送路の上側に配置された版胴と、前記版胴
の表面に接触するように配置されるとともにインキ室が
外部から閉塞されたインキ供給部とを有する印刷部とを
備え、前記印刷部の前記圧胴と前記版胴とは、非接触状
態に配置されるとともに、カードの厚みの10%〜80
%の隙間を有することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載のグラ
ビア枚葉印刷機において、前記印刷部の前記圧胴と前記
版胴との隙間は、カードの厚みの30%〜70%である
ことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のグラビア枚葉印刷機において、前記印刷
部の前側近傍に配置され、前記版胴の位相に合わせてカ
ードを印刷部側に送り込むプッシャーと、昇降自在なス
トッパーによりカードの前記印刷部への搬入を一時的に
停止するストッパーとを有する見当合わせ部を備えるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のグラビア枚葉印刷機におい
て、前記カード搬送路の下側であって前記印刷部の前側
には、ロール紙の繰り出し部を取り付けるための第1取
付部を備え、前記カード搬送路の下側であって前記印刷
部の後側には、ロール紙の巻き取り部を取り付けるため
の第2取付部を備えることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明においては、版胴と圧胴とは非接触であ
るが、この隙間にカードが搬入されると、カード自体の
厚みによってカードが加圧され、カード表面に版胴側の
インキが転移する。したがって、版胴と圧胴が非接触で
あってもカードに印刷を行うことができる。また、版胴
と圧胴が非接触であることから、版胴と圧胴との間にカ
ードが介在しないときは、版胴側のインキは圧胴側に付
着しない。よって、印刷を行っていないときに圧胴側に
インキが付着して次のカードを印刷するときにカードの
印刷面と反対側の面に圧胴に付着したインキが転移して
しまうことを防止できる。したがって、枚葉状のカード
に対して簡易にグラビア印刷を行うことができる。
【0014】また、請求項3の発明においては、見当合
わせ部のプッシャー及びストッパーによりカードの印刷
部への搬入のタイミングが制御され、カードは版胴の所
定の位相に合わせて印刷部に搬入される。したがって、
カードと版胴とが一定の位置関係になる。さらにまた、
請求項4の発明においては、ロール紙を第1取付部と第
2取付部との間を掛け渡すとともに、版胴と圧胴との間
を通して印刷を行うことにより、枚葉状のカード以外
に、ロール紙のような連続紙に対しても印刷を行うこと
ができ、枚葉紙と連続紙とでグラビア印刷機の共用が図
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
グラビア枚葉印刷機の一実施形態を示す側面の構成図で
ある。このグラビア枚葉印刷機は、予め枚葉状に形成さ
れたカードCの表面にグラビア方式よって順次印刷を行
うことができるようにし、例えばカードCのリサイクル
による再印刷を行うためのものである。
【0016】図1のグラビア印刷機において、カード搬
送路は、印刷部1の前側(図1中、左側)及び後側の近
傍において、回転自在な回転体16をカードCの搬送方
向に沿って複数配列したもの、及び乾燥部15の下側及
びその後側において、搬送方向に延在する無端ベルト1
8から構成されたものであり、カードCの下面側を支持
してカードCを1枚づつ搬送するものである。
【0017】供給部2は、カード搬送路の前端部に配置
され、印刷を行うべきカードCを積み重ねて収納すると
ともに、カードCを1枚ずつカード搬送路上に供給する
部分である。また、集積部3は、カード搬送路の後端部
に配置され、印刷が終了したカードCを積み重ねて収納
する部分である。印刷部1は、カードCの表面にグラビ
ア印刷を行う部分であり、カード搬送路中に設けられて
いる。印刷部1は、圧胴13、版胴11及びインキ供給
部17等とから構成されている。
【0018】圧胴13は、カード搬送路の下側に配置さ
れており、鉄芯の表面にゴム部材を巻き付けたものであ
る。ゴム部材のゴム硬度としては、65度〜85度程度
である。ゴム硬度があまりにも硬いと、カードCが印刷
部1に入り込むときの衝撃により、ゴム部材表面に跡が
ついてしまので、この程度の硬度のものを使用してい
る。
【0019】版胴11は、圧胴13の真上であってカー
ド搬送路の上側に配置されており、鉄芯上に銅を設け、
この銅に穴を形成して版画凹部とし、この銅表面には摩
耗防止のためクロムメッキ等を施したものである。版胴
11の円周長は、カードCの長辺又は短辺に隙間(ド
ブ)を加えた長さの整数倍に設定され、1つのカードC
に印刷する絵柄等は円周方向に沿って配列される。隙間
(ドブ)の大きさは、特に制限されないが、小さすぎる
とカードCの送りのタイミングが難しくなる。一方、大
きすぎると版胴11の胴径が大きくなるので、円周曲率
が大きくなってインキ供給部17(後述)が使用しにく
くなるとともに、版胴11表面のインキ乾きが顕著にな
る。したがって、版胴11の直径としては50mm〜1
50mm程度、円周長としては200mm〜650mm
程度が好ましい。
【0020】インキ供給部17は、インキチャンバーと
称されるものであり、版胴11の表面に接触するドクタ
ー14を有し、インキ室が外部から閉塞されたものであ
る。インキ供給部17は、図1中、2点鎖線部で示す待
機位置と、実線で示すように版胴11に接触した印刷位
置とに移動可能に設けられている。インキ供給部17
は、版胴11に接触したときは、その両端部がシーリン
グされて密閉され、インキの垂れ落ち等が防止される。
【0021】また、圧胴13と版胴11とは、従来のグ
ラビア印刷機のように加圧接触しておらず、非接触状態
に配置されている。そして、両者間には、印刷するカー
ドCの厚みの10%〜80%程度、好ましくは30%〜
70%程度の隙間が設けられている。ここで、本実施形
態で印刷を行うカードCは、PVC(ポリ塩化ビニル)
やPET(ポリエチレンテレフタレート)等からなるカ
ード、例えばテレフォンカードや定期券であり、その厚
みは、0.22mm程度である。そして、本実施形態で
は、版胴11と圧胴13との間の隙間は、0.12mm
〜0.15mm程度とした。
【0022】見当合わせ部19は、印刷部1の前側近傍
に位置し、版胴11の回転速度及び絵柄の分割数に基づ
いて、版胴11の所定の位相のときにカードCを印刷部
1側に送り込むように制御するためのものである。見当
合わせ部19は、上下に配置された一対の挟持ローラー
からなる複数のプッシャー19aと、プッシャー19a
間から上方向に出没自在に設けられたストッパー19b
とを備える。プッシャー19aは、カードCを挟持して
印刷部1内に送り込むものであり、ストッパー19b
は、カードCが印刷部1に搬入されるときに上方向に突
出してカードCの印刷部1への搬入を一時的に止めるも
のである。なお、プッシャー19aは、ピンによるもの
であっても良い。
【0023】乾燥部15は、カード搬送路中であって印
刷部1と集積部3との間に設けられ、印刷部1で印刷が
行われたカードCがカード搬送路によって搬送されてい
る状態で、集積部3に到達する前に印刷面を乾燥させる
ものである。例えば、室温程度から室温+60℃程度ま
での温風をノズル等からカードCに吹き付けるものであ
る。また、ノズルからの風速は、5〜20m/sec程
度が好ましい。弱すぎると乾燥能力が不足し、強すぎる
とカードCが動いたり飛ばされたりする場合がある。
【0024】上記構成を有するグラビア枚葉印刷機にお
いては、カードCは、供給部2から順次1枚ずつカード
搬送路上に搬出される。供給部2からのカード搬送路上
へのカードCの供給速度は、印刷部1の印刷速度に同調
させることができる。カードCは、カード搬送路上に搭
載されると、回転体16の回転によって印刷部1側に送
られる。そして、印刷部1近傍まで到達すると、見当合
わせ部19のプッシャー19aによって挟持されて印刷
部1側に送り込まれるが、カードCが検知されてストッ
パー19bがカード搬送路上から突出し、カードCは、
ストッパー19bに当接することで、この位置で一旦停
止する。
【0025】そして、版胴11の回転位置が検出される
とともに、版胴11の所定の位相に合わせてストッパー
19bが下降するように制御され、プッシャー19aが
版胴11の回転速度に同調して回転し、挟持されたカー
ドCが印刷部1に搬入される。これにより、カードCと
版胴11とが一定の位置関係になる。また、印刷部1で
は、版胴11と圧胴13とは非接触であるが、その隙間
はカードCの厚み以下であるので、カードCは、この隙
間に入り込むと、カードC自体の厚みによって加圧さ
れ、版胴11側のインキがカードCに転移する。
【0026】なお、本実施形態において、版胴11と圧
胴13との間の隙間を0.1mm未満としたときは、版
胴11側のインキが圧胴13側に付着してしまう場合が
あった。これは、版胴11の表面上のインキの厚みや、
版胴11及び圧胴13の製造上及び組立上の誤差による
ものと考えられる。一方、前記隙間を0.2mm以上と
したときは、印刷時にカードCに作用する圧力が少なく
なり、カードCへのインキの転移量が少なくなり、印刷
ムラが生じる場合があった。これにより、版胴11と圧
胴13との間の隙間をカードCの厚みに応じて適切に設
定すれば、カードCの厚み自体で加圧して印刷を行うこ
とができるとともに、カードCが存在しない場合でも版
胴11のインキが圧胴13側に転移することを防止でき
る。よって、予め枚葉状に形成されたカードCであって
も簡易にグラビア印刷を行うことができる。
【0027】印刷部1から搬出されたカードCは、印刷
面側が上面となり下面側が無端ベルト18に支持されて
カード搬送路を搬送され、乾燥部15側に送られる。カ
ードCが乾燥部15内を通過するときに、カードCの印
刷面(上面)側に温風を吹き付けてカードCの印刷面を
乾燥させる。そして、乾燥部15を通過したカードC
は、集積部3に送られる。集積部3では、カードCの印
刷面が既に乾燥されているので、カードCを積み重ねて
収納することができる。
【0028】なお、図1に示すように、カード搬送路の
下側であって、印刷部1の前側及び後側には、それぞれ
ロール紙である印刷用紙Pの取付部21及び22が設け
られている。取付部21は、印刷用紙Pの繰り出し部で
あり、取付部22は、印刷用紙Pの巻き取り部である。
これらの取付部21及び22に印刷用紙Pを取り付ける
とともに、印刷用紙Pを、取付部21から上方向に引き
上げ、回転体16の間からカード搬送路上に出し、印刷
部1の版胴11と圧胴13との間を通し、乾燥部15を
通過させた後、カード搬送路の下側に通して取付部22
に続くように掛け渡す。これにより、カードCのような
枚葉状の媒体に限らず、連続紙である印刷用紙Pであっ
ても本装置を用いて印刷を行うことができる。また、こ
の場合には、一般のグラビア印刷機のように版胴11と
圧胴13とを圧接させれば良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、版胴と圧胴との間にカ
ードが介在しないときは、版胴側のインキが圧胴側に付
着して次のカードを印刷するときにカードの印刷面と反
対側の面に転移してしまうことを防止しつつ、枚葉状の
カードを加圧して簡易にグラビア印刷を行うことができ
る。
【0030】また、請求項3の発明によれば、枚葉状の
カードを印刷するときの見当合わせを簡易に行うことが
できる。さらにまた、請求項4の発明によれば、枚葉状
のカード以外に、ロール紙のような連続紙に対しても印
刷を行うことができるので、枚葉紙と連続紙とでグラビ
ア印刷機を共用することができ、コスト低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるグラビア枚葉印刷機の一実施形態
を示す側面の構成図である。
【図2】従来のグラビア印刷機の第1例の構成を示す側
面の構成図である。
【図3】従来のグラビア印刷機の第2例の構成を示す側
面の構成図である。
【図4】図3のグラビア印刷機の原理を利用して、枚葉
状のカードにグラビア印刷をするときの一例を示す側面
の構成図である。
【符号の説明】
1 印刷部 2 供給部 3 集積部 11 版胴 13 圧胴 14 ドクター 15 乾燥部 16 回転体 17 インキ供給部 18 無端ベルト 19 見当合わせ部 19a プッシャー 19b ストッパー 21 (第1)取付部 22 (第2)取付部 C カード P 印刷用紙(ロール紙)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 真澄 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 鈴木 憲二 千葉県東金市丹尾30番6号 総武機械株式 会社内 Fターム(参考) 2C034 AA22 AD00 AD16 AE21 2C250 DB14 DB19 EA27 EA46

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め枚葉状に形成されたカードの表面に
    印刷を行うグラビア枚葉印刷機であって、 カードの下面側を支持してカードを搬送するカード搬送
    路と、 前記カード搬送路中に設けられており、前記カード搬送
    路の下側に配置された圧胴と、前記圧胴上であって前記
    カード搬送路の上側に配置された版胴と、前記版胴の表
    面に接触するように配置されるとともにインキ室が外部
    から閉塞されたインキ供給部とを有する印刷部とを備
    え、 前記印刷部の前記圧胴と前記版胴とは、非接触状態に配
    置されるとともに、カードの厚みの10%〜80%の隙
    間を有することを特徴とするグラビア枚葉印刷機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のグラビア枚葉印刷機に
    おいて、 前記印刷部の前記圧胴と前記版胴との隙間は、カードの
    厚みの30%〜70%であることを特徴とするグラビア
    枚葉印刷機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のグラビア
    枚葉印刷機において、前記印刷部の前側近傍に配置さ
    れ、前記版胴の位相に合わせてカードを印刷部側に送り
    込むプッシャーと、昇降自在なストッパーによりカード
    の前記印刷部への搬入を一時的に停止するストッパーと
    を有する見当合わせ部を備えることを特徴とするグラビ
    ア枚葉印刷機。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のグラビア枚葉印刷機において、 前記カード搬送路の下側であって前記印刷部の前側に
    は、ロール紙の繰り出し部を取り付けるための第1取付
    部を備え、前記カード搬送路の下側であって前記印刷部
    の後側には、ロール紙の巻き取り部を取り付けるための
    第2取付部を備えることを特徴とするグラビア枚葉印刷
    機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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