JP2007276471A - 二次処理装置が一体化されたフィルム転写ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】被印刷体の二次処理を行えなくなるような形態でフィルム転写装置とともに利用させられる印刷ユニットの個数を最低限に抑える。
【解決手段】印刷機34は、転写間隙19で被印刷体5へ転写層を転移させる少なくとも1つの転写ユニット12を含み、さらに、被印刷体5に接着剤を塗布する少なくとも1つの塗布ユニット2を含んでいる。塗布ユニット2は転写ユニット12の前に配置されており、転写層は転写ユニット12において、接着剤が被印刷体5に塗布されている領域で支持体フィルムから剥がさせられる。転写ユニット12は印刷機34の二次処理ユニットであり、転写間隙19に後続し、被印刷体5に作用する少なくとも1つの二次処理装置を有している。
【選択図】 図2
【解決手段】印刷機34は、転写間隙19で被印刷体5へ転写層を転移させる少なくとも1つの転写ユニット12を含み、さらに、被印刷体5に接着剤を塗布する少なくとも1つの塗布ユニット2を含んでいる。塗布ユニット2は転写ユニット12の前に配置されており、転写層は転写ユニット12において、接着剤が被印刷体5に塗布されている領域で支持体フィルムから剥がさせられる。転写ユニット12は印刷機34の二次処理ユニットであり、転写間隙19に後続し、被印刷体5に作用する少なくとも1つの二次処理装置を有している。
【選択図】 図2
Description
本発明は、転写層を、転写フィルムを一緒に形成する支持体フィルムから被印刷体へ転移させる少なくとも1つの転写ユニットを含んでおり、転写ユニットはフィルム転写胴と圧胴を含んでおり、フィルム転写胴は圧胴に押し当てられて、該圧胴とともに転写間隙を形成しており、被印刷体は転写層の転移のために搬送経路に沿って転写間隙を通って搬送され、接着剤を被印刷体に少なくとも区域的に塗布する少なくとも1つの塗布ユニットを含んでおり、塗布ユニットは転写ユニットの前に配置されており、転写層は転写ユニットにおいて接着剤が被印刷体に塗布されている領域で支持体フィルムから剥がさせられる印刷機に関するものである。
この装置は、いわゆる冷間フィルム貼り(Kaltfolienpraegen)の方法を対象とするのが好ましい。
冷間フィルム貼りでは、転写層が支持体材料から被印刷体へ転移させられる。
支持体材料としては、支持体フィルムが用いられる。この支持体フィルムの上には、特に転写層の色合いを決定づける塗工層が塗布されている。転写層の金属光沢を生じさせるアルミニウム層が、塗工層と結合されている。さらに、アルミニウム層の上には、転写層の、被印刷体上の接着剤との付着特性を改善する別の付着層が設けられていてよい。支持体材料から転移させられる層が転写層と呼ばれる。
転写層を被印刷体へ転移させるために、転写フィルムは被印刷体とともに転写間隙を通過する。転写間隙は、互いに当接する転写胴と圧胴とによって形成させられる。転写胴と圧胴は回転しながら一定の力で互いに押し当てられ、転写間隙において転写層が被印刷体に転移させられる。
被印刷体への転写層の区域的な転移を行えるようにするために、フィルムが転移させられる領域に対応する接着剤層を、フィルム転写の前に被印刷体に設けることができる。
接着剤としては、無色の接着剤、特定の固有色をもつ接着剤、あるいはフィルムに応じて着色された接着剤を用いることができる。金属粒子を転移させるために、希望する金属被覆に色合いが対応する特別に粘着性の高いインキを使用することが、金付け技術によりすでに知られている。この意味で、着色された接着剤に代えて、粘着性のあるインキを用いることもできるのは当然である。
転写層は、基本的に、金属層あるいはその他の層であってよい。たとえば、必要に応じて黄色/金色の塗工層に塗布された、または銀色の塗工層に塗布されたアルミニウム層が意図されていてよい。
さらに、転写層として、たとえばPEフィルムからなる無色の層を用いることもでき、この層は、被印刷体で保護層を形成するように被印刷体に転移させられる。
伝導性の層を転写層として用いることも可能であり、それにより、電気および/または熱を伝導する領域を被印刷体に転移させることができる。準備が行われて区画が決められた層領域を、転写層として転移させることも可能であり、これは、たとえばRFIDチップやそのアンテナであってよい。適切なセラミックを転移させることもできる。このようなやり方で、超伝導構造を被印刷体へ転移させることもできると考えられる。
冷間フィルム貼りをする装置が特許文献1に記載されている。
その場合、冷間フィルム貼りは多色刷り印刷機の内部で行われる。被印刷体は、印刷機の中の所定の搬送経路に沿って運ばれる。被印刷体は、たとえば枚葉紙、厚紙、あるいは巻取紙であってよい。
印刷機の第1の印刷ユニットでは、インキではなく接着剤が被印刷体に転移されられる。接着剤を区域的に塗布するために、この印刷ユニットでは、相応に画像付けされた版が張り渡されており、接着剤は従来式のオフセットインキと同じように被印刷体へ転移させられる。このように接着剤を塗布する印刷ユニットは、塗布ユニットと呼ばれる。
そして、被印刷体はさらに第2の印刷ユニットへと運ばれる。この第2の印刷ユニットでは、圧胴とブランケット胴が転写ユニットとして構成されている。
この第2の印刷ユニットの領域には、転写フィルム備蓄ローラと転写フィルム集積ローラとを備えるフィルムモジュールがある。フィルム案内装置の中間ローラを介して、フィルムが転写フィルムウェブとして転写フィルム備蓄ローラから転写間隙へ送られ、さらに転写フィルム集積ローラへと送られる。
転写層を被印刷体へ転写するために、転写フィルムウェブと、区域的な接着剤層を備える被印刷体とは、転写層が接着剤層の上に載るように、一緒に転写間隙に通させられる。そして、転写間隙で圧力によって転写層が被印刷体に転移させられる。このとき、接着剤によって転写層が転写フィルムからきれいに剥がさせられる。
転写層を被印刷体へきれいに転写するために、フィルムと被印刷体は、転写間隙の領域で転写中に同じ速度で駆動させられる。
そしてこれに続く押圧ユニットで、実質的に、フィルム被覆の恒久性が達成させられるように、転移された転写層に作用が及ぼさせられる。
このように、この公知の装置では印刷機の印刷ユニットが塗布ユニットとして利用され、少なくとも1つの第2の印刷ユニットが、被印刷体へのフィルム転写のために必要となる。押圧ユニットは、この第2の印刷ユニットに組み込むことができる。たとえば転写層を被印刷体へ転移させるために調整された4色刷りオフセット印刷機の場合、上に述べた装置では、少なくとも2つの印刷ユニットが、フィルム転写を少なくとも補助する装置によって占められる。フィルム転写の前または後で被印刷体をさらに二次処理するには、たとえばさらに別のインキ塗布を行うことができる印刷ユニットを、全部であと2つしか利用することができない。
被印刷体の二次処理に利用できる印刷ユニットの個数を増やすために、特許文献2では、フィルム転写に関与するすべての装置を1つの印刷ユニットに格納することが提案されている。そのために、同一の圧胴に、塗布装置だけでなく転写胴も相前後して配置されている。さらに、転写胴の後に続いてカレンダーローラ(Kalandrierwalze)も圧胴に押し当てられていてよい。このようにして、塗布装置、転写装置、およびカレンダー装置といったフィルム転移のために必要なすべての装置を含む、一体化されたフィルムモジュールが形成させられる。このとき、カレンダー装置は機能的には転写装置に付属しており、被印刷体へ転写フィルムを押しつけて、付着性が向上するようにする。
このような一体化されたフィルムモジュールによって、フィルム転写のために印刷機の少なくとも2つの印刷ユニットが被印刷体の印刷等の二次処理に利用できなくなるという従来技術の欠点は減るものの、塗布装置や転写胴といったフィルム転写に使わなければならないすべての部材が、互いにきわめて接近して配置させられることになる。接着剤塗布の後、かつフィルム塗布の前に被印刷体をさらに処理することは、事実上できなくなる。接着剤塗布とフィルム転写の間の区間が短いために、場合により求められる、フィルム塗布前の接着剤の予備乾燥を行うことができず、そのために、転写層の剥がれ方がさまざまに異なることによって、転移された転写層の品質低下が生じることがある。
図4は、フィルム転写装置1を備える印刷機の一部を示している。ここでは塗布ユニット2としての役目をする、印刷機の第1の印刷ユニットが図示されている。この塗布ユニット2では、接着剤がインキ装置3を介して、図示しない版を備える版胴4に塗布させられる。版はそのために、画像に合わせた所望の、転写層による枚葉紙5のコーティングに対応する領域において、版が接着剤を受け取るように画像付けされている。版胴4によって、接着剤がさらにブランケット胴6へ転移させられる。ブランケット胴6は圧胴7に押し当てられており、圧胴とともに塗布間隙8を形成している。ブランケット胴6は、版胴4、インキ装置3とともに、および場合により接着剤塗布部と機能的に結びついた、ここには図示しない部材とともに、たとえば場合により湿し装置とともに、ここに図示したやり方で圧胴7に押し当てられる塗布装置9を構成している。
被印刷体としては、図示しない搬送部材によって印刷機の内部を搬送方向10に沿って搬送させられる枚葉紙5が使用させられる。この枚葉紙は塗布間隙8を通過し、そこで画像に合わせて接着剤が塗布させられる。枚葉紙5の搬送のために、圧胴は、枚葉紙をその前縁で把持して塗布間隙8を通過させるくわえづめを有していてよい。塗布間隙8は、圧胴7とブランケット胴6とによって形成されており、印刷機においてフィルム転写が行われないときは、版胴からブランケット胴6を介して枚葉紙5へインキを転移させることができる従来式の印刷間隙である。
枚葉紙5は、塗布ユニット2で接着剤を塗布された後、紙渡し胴11を経由して、転写ユニット12へと搬送させられる。この転写ユニット12は、転写フィルム備蓄ローラ14と転写フィルム集積ローラ15とを備えるフィルムモジュール13を有している。転写フィルム集積ローラ15は、転写フィルム備蓄ローラ14から分離して設けられていてもよい。
転写フィルム備蓄ローラ14には、転写フィルムウェブ16が巻き取られた状態で用意されている。転写フィルムウェブ16は、ガイドローラ17および18を経由して転写間隙19へと案内させられる。転写間隙19は、互いに押し当てられた転写胴20と圧胴21とによって形成させられる。転写ユニット12は、転写フィルムから枚葉紙5への転写層の転移を行えるようにセットアップされた、印刷機の印刷ユニットであってよい。その場合、転写胴20はブランケット胴である。
枚葉紙5は、転写フィルムウェブ5とともに、同じ速度で転写間隙19を通過する。枚葉紙5の、接着剤が塗布されている領域では、転写フィルムの転写層が付着したまま残り、転写フィルムウェブ16の支持体フィルムから剥がさせられる。接着剤の付着作用を補助するために、転写層が、転写間隙の後に配置された、ここには図示しないカレンダー間隙によって、枚葉紙5に押圧させられることが意図されていてよい。
塗布ユニット2の前に、および転写ユニット12の後に、さらに別の二次処理ユニット、たとえば印刷機の印刷ユニット等が設けられていてよい。それにより、枚葉紙5をフィルム転写の前でも後でも、さらに印刷することができる。しかしながら、塗布ユニット2および転写ユニット12として使用させられる両方の印刷ユニットでは、枚葉紙5のそれ以外の二次処理を行うことはできない。
ここには図示しない従来技術のこれに代わる実施形態では、フィルム転写に関与するすべての装置、すなわち塗布装置9と、少なくとも転写胴20および場合によりガイドローラ17,18で構成されていてよい転写装置22と、カレンダー装置とが、転写ユニット12の中に設けられることが意図されていてよい。この場合には、印刷機のユニットをもう1つ二次処理ユニットとして利用することができる。しかしながら、その場合には塗布装置9と転写装置22が共通のユニットに入り、そこで同一の圧胴21に押し当てられる。接着剤塗布とフィルム転写との間隔が著しく短くなり、接着剤の付着作用に問題を生じさせる可能性がある。
欧州特許出願明細書0578706B1
PCT出願国際公開WO2005/100028A1
したがって、本発明の目的は、従来技術の前述した問題点を少なくとも減らすと同時に、少なくとも、被印刷体の二次処理を行えなくなるような形態でフィルム転写装置とともに利用させられる印刷ユニットの個数を最低限に抑えることである。
この目的は、請求項1に記載された上述の分野の印刷機によって達成され、および、請求項11に記載の方法によって達成させられる。
本明細書では、一般に枚葉紙を処理する機械も印刷機として解釈することができる。特別に好ましい実施態様では、これは印刷機、特にオフセット枚葉紙印刷機であるのが望ましい。
転写ユニットは印刷機の二次処理ユニットであり、転写間隙に後続し、被印刷体に作用する少なくとも1つの二次処理装置を有していることが意図させられる。
転写ユニットは、フィルム転写を実現する転写間隙に加えて、このような二次処理装置を有している。さらに、接着剤塗布は、転写ユニットの前に配置された塗布ユニットで行われる。ここでは、たとえば前述したように版とブランケット胴とを備える従来のオフセット印刷ユニットによって、接着剤が画像に応じて被印刷体に転移させられる。このように塗布ユニットと転写ユニットを空間的に分離することで、接着剤が塗布された被印刷体に対し、フィルム転写前にさらに作用を及ぼすことが可能になる。特に、乾燥区間が長くなることによって、それだけですでに接着剤の改善された付着作用が実現させられる。
被印刷体としては、特に、用紙、厚紙、フィルム、段ボール等のシート状の被印刷体を考慮の対象とすることができる。
このように、二次処理ユニットに、フィルム転写をする装置と、被印刷体の二次処理をする装置とが両方とも設けられる。特に、これは従来の二次処理装置を備える、印刷機の従来の二次処理ユニットであってよい。この二次処理ユニットに、フィルム転移のための部材を用意しておくことができる。そのような部材は、特に、転写フィルムウェブが回りを案内させられるフィルム転写胴と、フィルム転写胴が押し当てられる圧胴である。さらに、転写フィルムウェブを案内するフィルム案内装置も設けていてよい。この二次処理ユニットは、転写フィルムを被印刷体へ転移をしない場合に可能であるのとまったく変わらずに、被印刷体の二次処理に利用することができる。したがって、被印刷体の従来の二次処理ステップには利用できないような形態でフィルム転写のために利用させられるのは、印刷機の最低限の印刷ユニットまたは二次処理ユニットだけであり、特に、塗布ユニットでのみ、印刷機の利用可能な二次処理ユニットの削減が必要になる。本願では、フィルム転写胴という用語を簡潔に転写胴とも呼ぶ。枚葉紙へ転写するための胴を言うときは、これを枚葉紙転写胴と呼ぶか、またはその用途を明記している。
本発明による印刷機の発展例は、二次処理装置が少なくとも一時的に圧胴に押し当てられ、転写間隙の後に配置されていることを意図している。
方法に関しては、塗布ユニットで少なくとも区域的に接着剤が被印刷体へ転移させられることが意図させられる。この区域的な接着剤塗布は、特に、希望する画像に応じたフィルム転写が実現させられるように、画像に合わせて行うことができる。塗布ユニットの後に配置された転写ユニットで、転写胴と圧胴によって形成された転写間隙で、転写層が支持体フィルムから被印刷体へ転移させられる。そして最後のステップでは、支持体フィルムの転写層が被印刷体に転移させられた後に、転写ユニットで、転写間隙の後に配置された二次処理装置によって被印刷体の二次処理が行われる。
それによって、印刷機の従来の二次処理ユニットと同様に、転写ユニットを被印刷体の二次処理のために利用することができる。ただ1つのユニットで接着剤塗布をする場合、従来の二次処理には利用できない形態でフィルム転写のために利用させられるのは、1つのユニットだけである。
二次処理装置は、フィルム転写には関係のない機能を有していることが意図させられるのが有利である。このことは、二次処理ユニット、すなわち転写ユニットの機能(Funktionalitaet)が向上することを意味している。フィルム転写とは異なる機能が、明らかに意図させられるからである。この二次処理ユニットの機能は、フィルムが転写間隙によって被印刷体に転移されなくても、所定の程度まで発揮させることが可能である。特に、転写胴が少なくとも一時的に圧胴から離し可能なように構成されていることが意図されていてよい。このようにして、転写フィルムウェブと被印刷体の間の分離を行うことができる。そして、転写間隙の後に配置された二次処理装置によって、フィルム転写とは関わりなく、被印刷体の二次処理を引き続き行うことができる。このような二次処理をフィルム転写の後で行うこともでき、それによって、コーティングされた被印刷体に作用が及ぼさせられる。被印刷体の状態(コーティングされているか、コーティングされていないか)は、二次処理装置の機能に関して、何ら変化を生じさせることはない。
転写層による作用が及ぼされない被印刷体の領域も、二次処理装置によって処理することが意図させられるのも好都合であり、このようにして、被印刷体の部分領域だけが転写層でコーティングさせられるか、被印刷体全体がコーティングさせられるか、あるいは被印刷体のどの領域もコーティングされないかに関わりなく、枚葉紙全体の処理を実現することができる。フィルム転移が行われない場合には、転写ユニットの代わりに従来の二次処理ユニットを備える従来の印刷機として、印刷機を運転することが同様にできる。接着剤は従来式の版とブランケット胴を介して転移させられるので、この場合には、塗布ユニットも従来式の印刷ユニットとして作動させることができる。
別の有利な実施態様では、塗布ユニットが転写ユニットと同じく印刷機の二次処理ユニットであり、被印刷体に接着剤を塗布する塗布装置に加えて、被印刷体の二次処理をする少なくとも1つの二次処理装置をさらに有しており、この二次処理装置は塗布装置の前に配置させられることが意図させられる。このようにして、塗布ユニットをも、接着剤の塗布と同時に、印刷機の従来式の二次処理ユニットとしても利用することができ、一方では、印刷機で可能な二次処理ステップの多様性が高まり、また他方では、印刷機の、従来から設けられているどの二次処理ユニットも、フィルム転写用の装置によって二次処理に利用できなくなることがない。
有利な発展例では、塗布装置は塗布ユニットの圧胴に押し当てられており、接着剤が被印刷体に転移させられる塗布間隙を圧胴とともに形成することが意図させられる。その場合、二次処理装置も同じ圧胴に少なくとも一時的に押し当てられ、塗布装置の前に配置させられるのが好都合である。このようにして、二次処理が一体化された、できる限りコンパクトな塗布ユニットの形態を実現することができる。特に、塗布ユニットは従来式の二次処理ユニットであり、相応の塗布装置が追加させられることが意図されていてもよい。
特別に有利な実施態様として、二次処理装置はブランケット胴、打抜き胴、裁断装置、番号印刷装置、目打ち装置、構造化装置(Struktuiereinheit)、接着剤の塗布装置、フィルム転写装置、または型押し装置のいずれか1つを含んでいることが意図させられる。特に、転写ユニットの二次処理装置と塗布ユニットの二次処理装置は異なる装置であってよい。このようにして高いフレキシビリティを実現することができる。
さらに、二次処理ユニットは、転写層が転移されていない被印刷体の各領域を処理することができる、被印刷体を処理するユニットであることが意図させられる。
これは選択的に次のような種類のうちの1つ、すなわち、オフセット印刷ユニット、アニロックス印刷ユニット、塗工ユニット、目打ちユニット、打抜きユニット、溝付けユニット、番号印刷ユニット、裁断ユニット、型押しユニット、または印刷機のその他の印刷ユニットのいずれかであってよい。したがって、二次処理ユニットを転写ユニットとして使用するときに、その機能を引き続き保証することができる。同じことが、別の二次処理ユニットであってよい塗布ユニットについても当てはまる。
本発明では、意図させられる二次処理ユニットによって、被印刷体の二次処理は、アニロックス方式、オフセット方式、またはその他の印刷方式によって印刷インキまたはニスを被印刷体に塗布することであるか、または、被印刷体の目打ち、打抜き、溝付け、裁断、もしくは型押しであることが意図させられる。
本方法については、二次処理装置が、本発明に基づき、転写胴とともに転写間隙を形成する同一の圧胴に少なくとも一時的に押し当てられ、二次処理装置は転写間隙の後に配置されていることが意図させられるのが有利である。同様に、相応の二次処理装置が塗布ユニットの塗布装置と同じ圧胴に押し当てられていてもよいが、この場合には、すでに述べたように塗布間隙の前に配置させられる。
二次処理ユニットはオフセット印刷ユニットであり、ブランケット胴が二次処理装置の構成要素であることが特に意図させられる。このブランケット胴および二次処理装置は、1つの発展例では、圧胴から一時的に離すことができるように構成されていてよい。このようにして、フィルム転写を、二次処理装置から影響をうけることなく、行うことができる。
オフセット印刷装置が常に圧胴に押し当てられた状態に保たれることが意図されていてもよい。このようなやり方でも、その後の印刷工程を常に実行することができる。このことはフィルム転写には左右されない。特に、この二次処理ユニット、すなわちこの印刷ユニットによって印刷方法だけを実施したい場合に、フィルム転写胴が圧胴から押し離させられることが意図されていてよい。
このような機能は、当該ユニットで現在実施されているフィルム転写から独立している、印刷機のこれ以外の二次処理ステップについても相応のやり方で意図されていてよい。1つの特別な実施態様では、たとえば、これは塗布装置による接着剤塗布であってよい。被印刷体へのこのような接着剤塗布は、次の転写ユニットでさらにフィルム転写を行うことを可能にする。
本発明の特別に有利な実施態様では、塗布ユニットに後続し、転写間隙の前に配置された乾燥装置が、塗布ユニットで塗布された接着剤を乾かすために印刷機に含まれることが意図させられる。
これに代わる実施態様では、塗布ユニットで紫外線硬化型接着剤が塗布され、塗布ユニットに後続し、転写間隙の前に配置された紫外線装置が、塗布ユニットで塗布された紫外線硬化型接着剤に紫外線放射を作用させて紫外線硬化型接着剤を活性化させるために印刷機に含まれることが意図させられる。
そうすれば、どのような種類の接着剤が使用させられるかに応じて、その付着作用を相応の乾燥装置または紫外線装置によって強めたり、活性化させることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には、本発明によるフィルム転写装置23が示されている。同じ部材には、図4と同じ符号が付されている。
図1について説明したように、塗布ユニット2では接着剤が画像に合わせて枚葉紙5に転移させられる。枚葉紙5はそれから、紙渡し胴11を経由して、搬送方向10に沿って転写ユニット12へと搬送させられる。
印刷機の歩行領域24であってよい、塗布ユニット2と転写ユニット12の間の領域には、枚葉紙5の上にある接着剤層に作用し、接着剤の付着作用を活性化または強化することができる接着剤活性化装置25が設けられている。塗布ユニット2で使う接着剤に応じて、これは乾燥装置であってよく、あるいは紫外線硬化型接着剤を使用する場合には、紫外線硬化型接着剤をまず活性化させる紫外線放射装置であってよい。
溶剤の浸透によって付着作用が向上する接着剤の場合には、接着剤の十分な付着作用を保証するのに、塗布ユニット2から転写ユニット12までの搬送経路だけで足りる場合もあり、その場合には接着剤活性化装置25は必ずしもどうしても必要ではないが、それでも付着作用をいっそう向上させることができる。
枚葉紙5はそれから、紙渡し胴11を経由して、転写ユニット12へ供給させられる。
転写フィルムウェブ16は、ガイドローラ17,18を介して、転写間隙19へ近づくように、およびこれから離れるように案内させられる。転写フィルムウェブ16と枚葉紙5は、実質的に同じ速度で転写間隙19を通過し、上に説明したように、転写フィルムの転写層が枚葉紙5に転移させられる。この転移を改善するために、転写胴20は圧胴21に圧力をかけて押し当てられる。そうすれば、枚葉紙5の上で転写層を圧延する必要はない。
枚葉紙5に転写層が転移された後、枚葉紙は引き続き圧胴21で案内され、転写胴と同じ圧胴21に押し当てられた二次処理装置へと搬送させられる。この二次処理装置は、本例では少なくともブランケット胴27と、版胴28と、インキ装置29と、湿し装置30とを含むオフセット印刷装置26である。ブランケット胴27は、印刷間隙31を一緒に形成するように圧胴21に押し当てられている。オフセット印刷装置に代えて、アニロックス印刷装置、型押し装置、番号印刷装置、裁断装置、あるいは枚葉紙に作用するこれらに類似する装置が設けられていてもよい。
転写ユニット12は二次処理ユニットであり、本例では、印刷機のオフセット印刷ユニットである。この印刷ユニットのオフセット印刷装置26によって、印刷間隙31を介してインキを枚葉紙5へ転移させることができる。オフセット印刷ユニットは、オフセット印刷装置26に加えて、上述したように転写装置22をさらに有しているが、この転写装置22は本例では、印刷ユニットのブランケット胴27そのものではない転写胴20を別に含んでいる。この転写装置22によって、二次処理ユニットが、すなわち本例ではオフセット印刷ユニットが、転写ユニット12になる。この転写ユニット12は、フィルム転写の役目をする装置に加えて、本例ではオフセット印刷装置26である二次処理装置をさらに含んでいる。
転写ユニット12の後に、および/または塗布ユニット2の前に、ここには図示しない別の二次処理ユニット、特に印刷機の印刷ユニットが設けられていてよい。同様に、印刷機はさらに別の塗布ユニットや転写ユニットを有していてもよい。この場合、たとえば1つの転写ユニットに複数の塗布ユニットを付属させ、いっそう厚い接着剤層を枚葉紙5の上で実現できるようにすることが可能である。いっそう厚い接着剤層は、転写フィルムの転写層の剥がれ具合を改善することができる。
本発明による印刷機の発展例が、図2に示されている。図4および図1と同じ部材には、同じ符号が付されている。
図1に関して説明したように、ここでも転写ユニット12は、転写装置22が追加された、印刷機のオフセット印刷ユニットである。このようにして、オフセット印刷ユニットの機能は、これを転写ユニット12として利用する場合にも保たれる。この転写ユニット12では、転写間隙19において転写層が枚葉紙5に転移させられる。これに続いて転写ユニット12では、オフセット印刷方式の形態で、枚葉紙5の従来式の二次処理がさらに行われる。
転写ユニット12で転写層が枚葉紙5へ転移させられる前に、本例でも上に説明したように、接着剤層が塗布ユニット2で画像に合わせて枚葉紙5に転移させられる。枚葉紙5は接着剤塗布の後、方向10に沿って、紙渡し胴11を経由して転写ユニット12へと搬送させられる。図1には、接着剤の乾燥もしくは紫外線活性化の役目をする接着剤活性化装置25が図示されているのに対して、ここではその図示は省略されており、これは、乾燥によって粘着性が向上した接着剤にとって、塗布ユニット2から転写ユニット12までの搬送経路が長くなっただけで接着挙動の改善につながり、必ずしも接着剤活性化装置25を必要としないことを明示するためである。
塗布ユニット2は、図4と図1に示すように、枚葉紙5へ接着剤を塗布する役目だけを果たす。塗布ユニット2は、インキの代わりに接着剤が枚葉紙5に転移させられる、印刷機の従来式の印刷ユニットである。
図4に示す従来技術、および図1に示す例とは異なり、ここでは塗布ユニット2は二次処理ユニットによって構成されており、その機能は印刷機でフィルム転写が行われている間にも維持され、すなわち、塗布ユニット2で接着剤が枚葉紙5に転移させられる場合でも、この同じ塗布ユニット2で、さらに別の二次処理方法を枚葉紙5に適用することができ、その後から塗布装置9によって接着剤が枚葉紙5に塗布させられる。
この二次処理装置32は、たとえば別の印刷装置、または型押し装置、または溝付け装置、またはこれらに類似する、すでに上に挙げたような装置であってよい。ここに図示したケースでは、これは一例として型押し装置である。この型押し装置は、父型を有する型押し胴33を含んでいてよく、それに対して圧胴7はこれに対応する母型を有している。このようにして、接着剤塗布の前に、同じユニットで枚葉紙5に型押しをすることができる。
ここに図示したケースでは、塗布ユニット2でも転写ユニット12でも、機能的にフィルム転写と切り離された方法が枚葉紙5に適用させられる。特に、これら両方のユニットで、たとえばオフセット印刷等の同一の方法を実施することができ、あるいは、たとえば型押し方法とオフセット印刷方法といった別々の方法を実施することができる。いずれの場合でも、被印刷体に転写層を転移する追加の方法によって、印刷機が機能を失うことはない。
図3は、フィルム転写装置1を備える印刷機の、上記に代わるさらに別の実施形態を示しており、この場合には、転写フィルムウェブ16の可変な案内が可能になる。
塗布ユニット2および転写ユニット12に加えて、さらに2つの別の印刷ユニット35を有する印刷機34が図示されている。転写ユニット12と塗布ユニット2は、図2について説明したのと同様に構成されている。あるいは、塗布ユニット2は、図3について説明したように製作されていてもよい。転写ユニット12は、ここでは追加のオフセット印刷装置26を有している。したがって、両方の印刷ユニット35と転写ユニット12で、枚葉紙5にそれぞれ印刷方法を適用することができる。
枚葉紙5は搬送方向10へ印刷機34を通過していく。印刷機34は、そのために複数の紙渡し胴11を有している。枚葉紙5は印刷機34の内部で給紙装置36から、ここでは矢印10で図示している搬送方向10に、排紙装置37まで運ばれる。印刷ユニット35ではインキが枚葉紙5に転移させられる。そのために枚葉紙5は、圧胴39とブランケット胴40とによって形成された印刷間隙38に通させられる。この印刷間隙38では、インキがブランケット胴40から枚葉紙5へ転移させられる。印刷ユニット35は版胴41をさらに有している。ここには図示しないインキ装置と湿し装置により、版胴41の上に張り渡された版がインキ着けされ、それにより、版の画像領域だけにインキが存在することになる。このインキが、ブランケット胴40を介して被印刷体5に転移させられる。ブランケット胴40上には、この工程のために、ブランケットまたはゴムブランケットが張り渡されている。このゴムブランケットまたはブランケットは交換可能である。従来技術において、さまざまなブランケットが知られている。一般に、ブランケットに対する要求事項は、インキをよく受け取ることができ、そのインキができるだけ残滓なく被印刷体上へ転移されられることである。
さらに、転写フィルムウェブ16から転写層を転移させるために、枚葉紙5は塗布ユニット2を通過する。この塗布ユニット2は、前述したように、印刷機34のさらに別の印刷ユニットである。すでに説明したとおり、ここで接着剤が画像に合わせて枚葉紙5に塗布させられる。
次いで、塗布ユニット2で少なくとも部分的に接着剤が塗布された枚葉紙5は、これに続く転写ユニット12へ送られる。この転写ユニット12では、図1と図2について説明したように、フィルム転写が転写間隙19において行われる。
転写フィルムウェブ16は、枚葉紙5へ転写層を転写するために、フィルムモジュール13から転写間隙19へ、フィルム案内装置42によってフィルム搬送経路に沿って案内させられる。
そのためにフィルム案内装置42は、さまざまなウェブ案内部材17,18,43,44および45を含んでいる。図を見やすくするために、すべてのウェブ案内部材に符号を付しているわけではない。
フィルムモジュール13には、転写フィルムウェブ16へ均等に張力を与えるテンションローラ43が設けられている。基本的に、転写層の転移が行われるべきときにだけ転写フィルムが転写間隙19を通って搬送させられるように節約切換(Sparschaltung)の過程で作用する、節約切換装置をここに設けることもできる。このような節約切換は従来技術から十分に知られている。図を見やすくするために、その図示は省略している。
転写フィルムウェブ16は、本例ではフィルムモジュール13の上側領域に設けられた転写フィルム備蓄ローラ14から繰り出され、このことは、たとえば能動的に行うことができ、あるいは、転写フィルムウェブ16が転写フィルム備蓄ローラ14から引き出させられる受動的な繰出しも考えられる。
転写フィルムウェブ16はテンションローラ43を通過し、ガイドローラ44を介して、転写間隙19を備える転写ユニット12に供給させられる。さらに別のガイドローラ17,18を介して、前述したように転写間隙19に近づく、およびこれから離れる転写フィルムウェブ16の案内が実現させられる。
フィルム搬送経路の領域には、複数のガイドローラ44がさまざまな位置にある。印刷機34を適宜セットアップすることで、相応のガイドローラ44を介して、転写フィルムウェブ16を選択的に印刷機34のさまざまな位置へ案内することができる。
ここに図示した例では、ガイドローラ44は、実質的に水平方向に延びる、すなわち実質的に枚葉紙搬送経路と平行に延びる、フィルム搬送経路の領域にある。ここに図示した印刷機34では、印刷ユニット35の印刷間隙38、および選択的に塗布ユニット2の塗布間隙8も、転写間隙19として実現することができる。さらに、印刷ユニット35および/または塗布ユニット2に、図1のところで説明したように、それぞれ追加の転写装置22が設けられていてもよい。特に、転写装置22を塗布ユニット2の塗布装置9の直前に設けることが可能である。このようにして、同じ種類および/または異なる種類のフィルムに相上下して、および/または相並んで、二重にフィルム塗布することを容易に実現できる。
フィルム転写を行いたい所望の転写間隙がどこであるかに応じて、転写が行われるべきユニットのほぼ上方にあるガイドローラ44を介して、転写フィルムウェブ16を水平方向から方向転換させることができる。転写間隙19の領域には、転写フィルムウェブ16を転写間隙19に向かう方向へ案内するさらに別のガイドローラ17が配置されている。転写フィルムウェブ16は転写間隙19を通過し、さらに別のガイドローラ18を介して、再び実質的に垂直に上方に向かって、印刷機34よりも上方の領域へと誘導させられる。転写間隙19の領域にある両方のガイドローラ17,18は、ここでは安定化の役目を果たしており、枚葉紙5と転写フィルムウェブ16が、転写間隙19をできるだけ平行に通過するのを達成する。当然ながら、転写間隙19の領域にあるこれらのガイドローラ17,18を省略することも可能であり、その場合には転写胴20が、転写フィルムウェブ16を転写間隙19に挿通させる、さらに別の枚葉紙案内部材としての役目をする。
印刷機34の印刷ユニット35の上方には、さまざまなユニット2,12および35の領域にガイドローラ44が設けられている。これに加えて、さらに別のガイドローラ17,18がさまざまな印刷間隙38、塗布間隙8、または転写間隙19の領域にある。それにより、さまざまな間隙8,19,38への転写フィルムウェブ16のウェブ案内を可変に調整することができる。
転写フィルムウェブ16の、この可能な供給は、当然ながら、印刷機34の他の位置にも、たとえば印刷機34の他の処理ユニットにも、拡張することができる。原則として、共通の間隙を形成する各組のローラが、それぞれ可能性のある転写間隙19を形成する。したがって、これらの可能性のある転写間隙19のどこでもフィルム転写を行えるような、印刷機34のセットアップを可能とするために、ガイドローラ44,45をフィルム搬送経路の領域と、可能性のある転写間隙19の選択された領域に、またはすべての転写間隙19の領域に設けられることが意図されていてよい。可能性のある転写間隙19のそれ以外の条件としては、転写フィルムウェブ16とともに被印刷体5もこれらの可能性のある転写間隙19を通過できることが保証されているだけでよい。
別のガイドローラ45が、転写フィルムウェブを枚葉紙搬送経路と実質的に平行な平面であらためて方向転換させるために、転写フィルムウェブ16の送り方向に見て転写間隙19の後に設けられている。ガイドローラ44と同じく、このガイドローラ45も、印刷ユニット35もしくは塗布ユニット2および転写ユニット12に付属しており、それにより、相応に調整された印刷機34において、選択された転写間隙19から転写フィルム集積ローラ15への転写フィルムウェブ16の案内を可能にする。ここに図示した構造では、転写フィルム集積ローラ15は、フィルムモジュール13とともに、1つの機能的なユニットを形成している。転写フィルムウェブ16は、転写フィルム集積ローラ15の領域でも、テンションローラ43またはここには図示しない節約切換装置によって案内することができる。
全体として、ガイドローラ44および45を設けることで、印刷機34のさまざまな位置への可変な転写フィルム案内が可能となる。さまざまな位置とは、たとえば印刷間隙38、塗布間隙19、または転写間隙8によって形成させられる、可能性のある転写間隙19であるのが好ましい。これ以外の胴の組み合わせも、ここでは転写間隙19として考えることができる。
ここに図示した印刷機34では、フィルムモジュール13は、給紙装置36の後に続く第1の印刷ユニット35に設けられている。この場合、この印刷ユニット35は1つの印刷間隙38しか有していないので、この印刷間隙38は転写間隙19としての役目をすることはできない。これを転写間隙にすると、接着剤の塗布ユニット2がなくなってしまうからである。したがって、この場合には、フィルムを印刷間隙38へ案内することができるガイドローラ44,45も示されていない。
たとえば印刷ユニット35等の任意の二次処理ユニットに転写装置を用意するための図示した例によって、多くの機能を失うことなく、印刷機34の非常にフレキシブルな利用が可能となる。追加の可変な転写フィルムウェブ案内によって、このようなフレキシビリティをいっそう高めることができる。第1の印刷ユニット35を除き、印刷機のそれ以外の各々の印刷ユニット35を、その印刷ユニットとしての機能を維持したまま、転写装置22によって転写ユニット12に変更することができる。
したがって、4色刷り印刷機では、依然として3つの印刷ユニットにおいて、場合により転写層が塗布された枚葉紙に印刷インキを転移することができる。1つの印刷ユニットだけは、接着剤塗布のために塗布ユニットとして必要である。しかし、この塗布ユニットを図2の例のように構成すれば、ここでも機能が失われることはない。
塗布間隙8の前に転写装置22の転写間隙19が設けられていれば、1つのユニットを塗布ユニットおよび転写ユニットとして同時に構成することによって、先行するユニットで接着剤を塗布し、後続するユニットにおいて再び転写フィルムを塗布することが可能である。これに加えて、後続するユニットをさらに二次処理ユニットとして利用すれば、2回のフィルム転移を行うことができ、この場合、2つの印刷ユニットもしくは二次処理ユニットだけは、機能的にそれ以上利用することができない。そこでは組み合わされた転写/塗布ユニットと、単一の塗布ユニット2とが設けられているからである。単一の塗布ユニット2は、図2に示すように、その機能を維持することもできるので、組み合わされた転写/塗布ユニットだけが、被印刷体5の二次処理に利用できないことになる。印刷機34で2回のフィルム塗布を行うときは、印刷プロセス用の1つの印刷ユニットの使用を断念するだけでよい。
全体として、同時にフィルム転移をしながら、被印刷体の処理方法に関する印刷機34のフレキシビリティを向上させることができる。
1 フィルム転写装置
2 塗布ユニット
3 インキ装置
4 版胴
5 枚葉紙
6 ブランケット胴
7 圧胴
8 塗布間隙
9 塗布装置
10 搬送方向
11 紙渡し胴
12 転写ユニット
13 フィルムモジュール
14 転写フィルム備蓄ローラ
15 転写フィルム集積ローラ
16 転写フィルムウェブ
17,18 ガイドローラ
19 転写間隙
20 転写胴
21 圧胴
22 転写装置
23 フィルム転写装置
24 歩行領域
25 接着剤活性化装置
26 オフセット印刷装置
27 ブランケット胴
28 版胴
29 インキ装置
30 湿し装置
31 印刷間隙
32 二次処理装置
33 型押し胴
34 印刷機
35 印刷ユニット
36 給紙装置
37 排紙装置
38 印刷間隙
39 圧胴
40 ブランケット胴
41 版胴
42 フィルム案内装置
43 テンションローラ
44,45 ガイドローラ
46 反転胴
2 塗布ユニット
3 インキ装置
4 版胴
5 枚葉紙
6 ブランケット胴
7 圧胴
8 塗布間隙
9 塗布装置
10 搬送方向
11 紙渡し胴
12 転写ユニット
13 フィルムモジュール
14 転写フィルム備蓄ローラ
15 転写フィルム集積ローラ
16 転写フィルムウェブ
17,18 ガイドローラ
19 転写間隙
20 転写胴
21 圧胴
22 転写装置
23 フィルム転写装置
24 歩行領域
25 接着剤活性化装置
26 オフセット印刷装置
27 ブランケット胴
28 版胴
29 インキ装置
30 湿し装置
31 印刷間隙
32 二次処理装置
33 型押し胴
34 印刷機
35 印刷ユニット
36 給紙装置
37 排紙装置
38 印刷間隙
39 圧胴
40 ブランケット胴
41 版胴
42 フィルム案内装置
43 テンションローラ
44,45 ガイドローラ
46 反転胴
Claims (14)
- 転写層を、転写フィルムを一緒に形成する支持体フィルムから被印刷体へ転移させる少なくとも1つの転写ユニットを含んでおり、
前記転写ユニットはフィルム転写胴と圧胴を含んでおり、前記フィルム転写胴は前記圧胴に押し当てられて、該圧胴とともに転写間隙を形成しており、前記被印刷体は前記転写層の転移のために搬送経路に沿って前記転写間隙を通って搬送され、
接着剤を前記被印刷体に少なくとも区域的に塗布する少なくとも1つの塗布ユニットを含んでおり、前記塗布ユニットは前記転写ユニットの前に配置されており、前記転写層は前記転写ユニットにおいて接着剤が前記被印刷体に塗布されている領域で前記支持体フィルムから剥がさせられる、
印刷機において、
前記転写ユニット(12)は前記印刷機(34)の二次処理ユニットであり、前記転写間隙(19)に後続し、前記被印刷体(5)に作用する少なくとも1つの二次処理装置を有していることを特徴とする印刷機。 - 前記二次処理装置は前記圧胴(21)に少なくとも一時的に押し当てられ、前記転写間隙(19)の後に配置されている、請求項1に記載の印刷機。
- 前記二次処理装置はフィルム転写とは独立した機能を有している、請求項1または2に記載の印刷機。
- 前記塗布ユニット(2)は前記印刷機(34)の二次処理ユニットであり、前記被印刷体(5)に接着剤を塗布する塗布装置(9)に加えて、前記被印刷体(5)の二次処理をする二次処理装置(32)をさらに少なくとも1つ有しており、該二次処理装置(32)は前記塗布装置(9)の前に配置されている、請求項1に記載の印刷機。
- 前記塗布装置(9)は前記圧胴(7)に押し当てられており、該圧胴とともに塗布間隙(8)形成しており、前記二次処理装置(32)は同じ前記圧胴(7)に少なくとも一時的に押し当てられ、前記塗布装置(9)の前に配置されている、請求項4に記載の印刷機。
- 前記二次処理装置は少なくとも1つのブランケット胴、打抜き胴、裁断装置、番号印刷装置、目打ち装置、構造化装置、接着剤の塗布装置、フィルム転写装置、または型押し装置を含んでいる、請求項3から5までのいずれか1項に記載の印刷機。
- 前記二次処理ユニットは、前記転写層が転移されていない前記被印刷体の領域を処理することができる、前記被印刷体を処理するユニットである、請求項1から6までのいずれか1項に記載の印刷機。
- 前記二次処理ユニットは、オフセット印刷ユニット、アニロックス印刷ユニット、塗工ユニット、目打ちユニット、打抜きユニット、溝付けユニット、番号印刷ユニット、裁断ユニット、塗布ユニット、フィルム転写ユニット、型押しユニット、または前記印刷機(34)のその他の印刷ユニットのいずれかである、請求項7に記載の印刷機。
- 前記塗布ユニット(2)に後続し、かつ前記転写間隙(19)よりも前に配置されて、前記塗布ユニット(2)で塗布された接着剤を乾かす乾燥装置(25)が含まれている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の印刷機。
- 前記塗布ユニット(2)で紫外線硬化型接着剤が塗布され、該塗布ユニット(2)に後続し、前記転写間隙よりも前に配置され、前記塗布ユニット(2)で塗布された前記紫外線硬化型接着剤に紫外線放射を作用させて前記紫外線硬化型接着剤を活性化させる紫外線装置(25)が含まれている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の印刷機。
- 請求項1から10までのいずれか1項に記載の印刷機において、転写層を、転写フィルムを一緒に形成する支持体フィルムから被印刷体へ転移させる方法において、
塗布ユニット(2)において接着剤を少なくとも区域的に前記被印刷体へ塗布し、
その後に配置された転写ユニット(12)において、転写胴(20)と圧胴(21)によって形成された転写間隙(19)で、前記転写層を前記支持体フィルムから前記被印刷体(5)へ転移させ、
前記支持体フィルムの前記転写層が前記被印刷体(5)に転移させられた後、前記転写ユニット(12)において、前記転写間隙(19)の後に配置された二次処理装置によって前記被印刷体(5)の二次処理を行なう
ことを特徴とする、転写層を支持体フィルムから被印刷体へ転移させる方法。 - 前記被印刷体(5)の前記二次処理は前記転写層が塗布されていない領域もしくは前記被印刷体(5)についても行なわれる、請求項11に記載の方法。
- 前記被印刷体(5)の前記二次処理は、アニロックス方式、オフセット方式、またはその他の印刷方式による印刷インキまたはニスの前記被印刷体(5)への塗布であるか、または、前記被印刷体の目打ち、打抜き、溝付け、裁断、もしくは型押しである、請求項11または12に記載の方法。
- 前記被印刷体(5)を二次処理する前記二次処理装置は、前記転写胴(20)とともに前記転写間隙(19)を形成する同一の前記圧胴(21)に少なくとも一時的に押し当てられ、前記二次処理装置は前記転写間隙(19)の後に配置されている、請求項11から13までのいずれか1項に記載の方法。
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