JP2000271995A - ブロー成形機のダイス交換方法およびダイス交換装置 - Google Patents

ブロー成形機のダイス交換方法およびダイス交換装置

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JP2000271995A
JP2000271995A JP11085620A JP8562099A JP2000271995A JP 2000271995 A JP2000271995 A JP 2000271995A JP 11085620 A JP11085620 A JP 11085620A JP 8562099 A JP8562099 A JP 8562099A JP 2000271995 A JP2000271995 A JP 2000271995A
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resin
standby position
blow molding
exchanging
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Masayoshi Nawata
正義 縄田
Riyousaku Mizuno
良朔 水野
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Sango Co Ltd
Ube Corp
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Sango Co Ltd
Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイス装置の清掃時間と可塑化装置(射出装
置)の樹脂交換時間を少なくするとともに、容易に清掃
および点検が可能なブロー成形機のダイス交換装置を提
供する。 【解決手段】 パリソンを形成するための複数のダイス
の一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとともに、
成形位置の一つのダイスに樹脂の可塑化装置を備え、現
在生産中の成形位置にあるダイスが移動待避するととも
に、待機位置にある次に生産するダイスが成形位置に挿
入されてダイスが交換されるブロー成形機のダイス交換
装置である。成形位置にあるダイスの樹脂受入れ口と可
塑化装置の射出ノズルとの当接あるいは分離を前後進シ
リンダの前後進によりノズルタッチ接触で行うととも
に、現在生産中の成形位置にあるダイスと次に生産する
待機位置にあるダイスとをそれぞれのダイス交換台車に
搭載してダイス交換用レールの上を搬送して移動し、成
形位置では次に生産する溶融樹脂でブロー成形し、か
つ、待機位置に移動したダイスでは現在生産中の溶融樹
脂を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロー成形機のダイ
ス交換方法およびそのダイス交換装置に係り、特に、一
台のブロー成形機で多品種少量生産に対応できるダイス
の交換方法、および、そのダイスの交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブロー成形機は、使用する樹脂
が高粘度であり、成形機内部の樹脂滞留量が多いことな
どで、色替えや樹脂替え性能が悪い。ブロー成形機の色
替えはダイスを通して樹脂の射出計量を繰り返すことに
より樹脂を置換することで行なうことにより、多量の樹
脂を消費していた。
【0003】このため、従来のブロー成形機は段取り替
えに時間を要するので、1台の機械では樹脂の種類を固
定して連続生産するなどで対処しているため、多品種少
量生産には対応できないので、複数台数のブロー成形機
をそれぞれの樹脂に合わせて少量生産で使用して対処す
るか、数台を使用して段取り替えに時間を要して対処し
ているのが現状であった。このため、押出機の先端部に
横方向に移動するスライダを当接させ、このスライダに
複数のダイスを装着して、複数のダイスを色や樹脂に合
わせて使い分けている。また、樹脂交換時には、スライ
ダより変更する前の樹脂を外部へ押し出し新しい樹脂と
交換することで色替えや樹脂替えの効率を向上させるも
のが提案されている。この例として、実公昭61−34
086号公報および特開平9−207202号公報等が
知られている。
【0004】また、ダイス装置のハウジングを降下させ
て樹脂通路内の樹脂を容易に除去できるようにするもの
があり、その一例として、特開平7−308955号公
報が知られている。また、溶融樹脂を射出するノズルと
金型とがノズルタッチで当接することは射出成形機では
一般的に行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
61−34086号公報および特開平9−207202
号公報等は、押出機の先端部にスライダが配設される構
造であり、そのスライダは、一般的には押出機の先端部
にボルトで締結されている構造となっているため、色替
えなどの段取り時には締結ボルトを外す必要があり、段
取り時間を浪費していた。また、再接続する際にもフラ
ンジの位置合わせや締結に時間を要し、ブロー成形の生
産性が低下し、多品種少量生産には不適であった。ま
た、色替えあるいは樹脂替えは、スライダに設けた孔を
通して押出装置内の樹脂を外部に放出している。このた
め、スライダは移動中に一度止めて押出装置内の樹脂を
放出し、その後に再度スライダを次のダイスが接続され
る位置まで移動した後、押出装置の先端部とスライダと
をボルトで締結されているため、交換作業がシリーズ化
され、次の押し出し迄の時間が多く掛かるという問題が
ある。また、押出機の先端部とスライダとが接続されて
いるため、押出機のスクリュウの交換やチェックリング
の交換など可塑化装置のメンテナンス時の作業性も悪か
った。特開平7−308955号公報は、押出機の先端
部がハウジングに装着されているため、ダイス装置のハ
ウジングを降下させて樹脂通路内の樹脂を除去すると
き、押出機との連結を解除する必要があり、段取り時間
を浪費していた。
【0006】また、一般的に、ブロー成形機において
は、色替えや樹脂替え等において、ダイス装置のマンド
レルおよびハウジングの清掃時間と、押出機の樹脂の交
換時間とが出来るだけ少なくなり、1台の押出機で多品
種少量生産に対応できる装置が望まれている。
【0007】また、射出成形機では、金型装置は4本の
ガイドバーにより固定支持されるとともに、ほぼ4本の
ガイドバーの中央部にノズルが当接するため、ノズルの
押圧力が均等に作用し、ノズルと金型とのズレがなくな
り溶融樹脂の漏れが殆どない。しかし、押出機において
は、ハウジングに射出成形機のようにノズルを接触させ
て使用すると、ハウジングの接触位置はマンドレル部分
に取着されている所まで距離Lm(図15に示す)があ
るため、回転モーメントが作用し、ノズルとスライダと
の当接が安定せず樹脂漏れが生ずるという問題が生ず
る。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に着目し、ブ
ロー成形機のダイス交換方法およびダイス交換装置に係
り、特に、ダイス装置の清掃時間と可塑化装置(射出装
置)の樹脂交換時間を少なくするとともに、容易に清掃
および点検が可能なブロー成形機のダイス交換装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るブロー成形機のダイス交換方法の発明
の第1では、パリソンを形成するための複数のダイスの
一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとともに、成
形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可塑化装置
を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが待機位置
に移動待避するとともに、待機位置にある次に生産する
ダイスが成形位置に移動されてダイスが交換されるブロ
ー成形機のダイス交換方法において、成形位置にあるダ
イスと可塑化装置のノズルタッチを前後進シリンダによ
り後退させて分離した後に、可塑化装置の中の現在生産
中の樹脂を放出するとともに、次に生産する樹脂を可塑
化装置の中で溶融している間に、次に生産するダイスが
待機位置から成形位置に移動して交換され、かつ、待機
位置に移動した現在生産中のダイスは、その位置で分割
され前回の樹脂が除去された後に、再結合されるととも
に昇温されて待機する方法としている。
【0010】本発明に係るブロー成形機のダイス交換装
置の発明の第1では、パリソンを形成するための複数の
ダイスの一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとと
もに、成形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可
塑化装置を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが
待機位置に移動待避するとともに、待機位置にある次に
生産するダイスが成形位置に移動されてダイスが交換さ
れるブロー成形機のダイス交換装置において、成形位置
にあるダイスの樹脂受入れ口と可塑化装置の射出ノズル
との当接あるいは分離を前後進シリンダの前後進により
ノズルタッチ接触で行うとともに、現在生産中の成形位
置にあるダイスと次に生産する待機位置にあるダイスと
をそれぞれのダイス交換台車に搭載してダイス交換用レ
ールの上を搬送して移動し、成形位置では次に生産する
溶融樹脂でブロー成形し、かつ、待機位置に移動したダ
イスでは現在生産中の溶融樹脂を除去する構成としてい
る。
【0011】本発明に係るブロー成形機のダイス交換装
置の発明の第2では、パリソンを形成するための複数の
ダイスの一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとと
もに、成形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可
塑化装置を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが
待機位置に移動待避するとともに、待機位置にある次に
生産するダイスが成形位置に移動されてダイスが交換さ
れるブロー成形機のダイス交換装置において、成形位置
にあるダイスの樹脂受入れ口と可塑化装置の射出ノズル
とのノズルタッチ接触あるいは分離を前後進により行う
前後進シリンダと、成形位置と待機位置との間で、か
つ、可塑化装置に直交して配設されたダイス交換用レー
ルと、ダイスが射出ノズルから分離された後にダイス交
換用レールの上を移動し、ダイスを成形位置から待機位
置に搬送するダイス交換台車と、ダイス交換台車を成形
位置と待機位置との間で移動するダイス交換台車移動装
置と、ダイス交換台車が成形位置に来たときに、ダイス
交換台車の位置決めを行うダイス成形位置用位置決めピ
ンと、からなる構成としている。
【0012】また、待機位置にある次に生産するダイス
は、昇温装置により昇温されて待機している構成にする
と良い。また、ダイスは、樹脂受入れ口をハウジングに
有するとともに、その樹脂受入れ口の反対側に、ハウジ
ングと射出ノズルのノズルタッチの反力および溶融樹脂
の射出圧力を受けるノズルタッチ反力受け材をダイス交
換台車に設けた構成にすると良い。また、ダイスは、マ
ンドレルに付設された複数個のガイド部材によりガイド
されてダイスハウジングとダイスマンドレルとを分離あ
るいは接合するとともに、ガイド部材の2個以上がダイ
ス本体にフローティング機構により取着されている構成
にすると良い。
【0013】
【作用】上記構成によれば、ブロー成形機において、成
形中のダイスと可塑化装置との間を前後進シリンダによ
り後退させてノズルタッチしていたのを分離した後に、
成形中の可塑化装置の中の樹脂を放出するとともに、次
に生産する樹脂を可塑化装置の中で溶融する。このと
き、同時に並列で、次に生産するダイスが待機位置から
成形位置に移動して交換する。また、次に生産する樹脂
でのブロー成形中に、現在まで生産中の待機位置に移動
したダイスは、その位置で分割され前回の樹脂が除去さ
れた後に、再結合されるとともに、更に次の製品のブロ
ー成形の生産に合わせて昇温されて待機する。
【0014】また、ダイスと可塑化装置との間は前後進
シリンダにより前後進させてノズルタッチをさせてお
り、前後進シリンダによる押圧力と溶融樹脂の射出圧力
の押付力の合力とが、ノズルタッチ位置の反対側で反力
受けにより支持されているため、曲げモーメントがなく
なりダイスの変形量が少なくなるので、射出ノズルと可
塑化装置とのノズルタッチのズレが小さくなる。
【0015】また、マンドレル部分とハウジング部分と
は、当初挿入されておりマンドレル部分およびハウジン
グ部分は樹脂の溶融温度まで昇温している。その後清掃
時に、マンドレル部分よりハウジング部分が下降して分
離し、マンドレル部分およびハウジング部分に温度差が
生じて両者間に熱膨張による差が生ずる。このため、ハ
ウジング部分およびマンドレル部分に取着されているガ
イドの距離が異なるが、ガイドロッドをガイドするガイ
ド部材が水平方向に移動可能であるため、ガイドロッド
とブッシュの距離の差は緩衝される。これにより、ガイ
ドロッドとブッシュとは摺動抵抗を増すことがなくなり
容易に摺動してマンドレル部分とハウジング部分とが挿
入、あるいは分離する。また、ガイド部材が水平方向に
移動可能であるため、ガイドロッドとブッシュの勘合は
きつく(間隙が小さい)しても摺動抵抗を増すことがな
くなり容易に摺動させることができるとともに、勘合の
選択が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るブロー成形
機のダイス交換装置の好ましい実施の形態を添付図面に
従って詳細に説明する。図1から図4は本発明の実施例
に係るブロー成形機のダイス交換装置の平面概念図であ
り、そのダイス交換の工程を説明する図である。図5は
ブロー成形機の全体構成側面図、図6はブロー成形機の
全体構成正面図、図7はブロー成形機の全体構成平面
図、図8は可塑化装置(射出装置)とダイス交換装置の
平面図、図9は可塑化装置(射出装置)とダイス交換装
置の側面図である。
【0017】図5、図6、および図7において、ブロー
成形機1は、射出装置3と、ダイス交換装置5と、型締
装置7と、油圧装置9と、架台本体11と、および、金
型交換装置13とから構成されている。図5、図6、図
8、および、図9において、可塑化装置としての射出装
置3は、主として、樹脂を溶融するとともに、溶融樹脂
をダイス装置41に押し出す射出バレル部21と、射出
バレル部21を前後進させる前後進油圧シリンダ23
と、および、射出バレル部21をダイス装置41(架台
本体11)に対して前進ガイドあるいは旋回する前進・
旋回部25とから構成され、架台本体11の上に配設さ
れている。射出バレル部21は、樹脂を溶融する射出バ
レル21aと、射出バレル21a内で回転し溶融樹脂を
押し出すスクリュ21b(図15に示す)と、スクリュ
21bを回転させるスクリュ回転モータ21cと、スク
リュ21bおよびスクリュ回転モータ21cを前後進さ
せる射出シリンダ21dと、ダイス装置41にノズルタ
ッチして溶融樹脂を押し出す射出ノズル21eと、およ
び、スクリュ回転モータ21cと射出シリンダ21dと
が載置されている射出バレル用架台21fとから構成さ
れている。
【0018】前後進油圧シリンダ23は、図示で左側の
一端側は水平方向に回動自在のピン継ぎ手23aを介し
て架台本体11に、また、図示で右側の他端側は水平方
向に回動自在のピン継ぎ手23bを介して前進・旋回部
25に接続されている。前進・旋回部25は、架台本体
11にボルト等で取着された前進旋回受け台部25a
と、前進旋回受け台部25aに載置され射出バレル用架
台21fの前進をガイドする射出バレル部用レール25
bと、および、前進旋回受け台部25aと射出バレル部
用レール25bとを連結するとともに、旋回時の支点と
なるピン27とから構成されている。
【0019】ピン27は複数のピン27a、27b、2
7c、27dから構成され、通常の前進ガイド時には全
部が挿入取着されており、射出バレル部21は前後進油
圧シリンダ23の力をピン27を介して受け、射出バレ
ル部21が射出バレル部用レール25bの上を前後進す
る。また、旋回時には、複数のピン27a、27b、2
7c、27dから1本のピン27aが残されて挿入取着
されており、このピン27a(図15に示す)を支点と
して、前後進油圧シリンダ23の力を受けて、前後進油
圧シリンダ23とピン27aとの間の距離Lmにより回
転モーメントMaが作用し、射出バレル部21が射出バ
レル部用レール25bの上を旋回する。
【0020】図1から図4、図7、図8、および、図9
において、ダイス交換装置5は、主として、ダイス交換
用レール31と、ダイス交換台車33と、ダイス成形位
置用位置決めピン35と、ダイス固定用ダイクランパー
37と、チェーン巻取機39と、ダイス部41と、およ
び、予備昇温部43とから構成されている。ダイス交換
用レール31は、架台本体11の上に配設されており、
ダイス交換用レール31には、少なくとも2台のダイス
交換台車33A、33Bが走行自在に載置されている。
2台のダイス交換台車33A、33Bは、所定間隔離間
してチェーン39aに取着されている。
【0021】ダイス交換台車33(区別する場合には、
第1ダイス交換台車33Aおよび第2ダイス交換台車3
3Bという)は、門型形状により構成されダイス交換用
レール31の上をチェーン巻取機39の駆動力により移
動自在に配置されている。ダイス交換台車33の停止位
置は、ダイス交換用レール31のほぼ中央位置で、具体
的には射出装置3のスクリュ21bの中心線上に配置さ
れたダイス成形位置Qpと、その両方側に所定間隔離間
して配置された2か所の第1ダイス待機位置Qha、第
2ダイス待機位置Qhbとからなっている。例えば、第
1ダイス交換台車33Aがダイス成形位置Qpに停止し
ていると、第2ダイス交換台車33Bは第2ダイス待機
位置Qhbに停止している。また、第2ダイス交換台車
33Bがダイス成形位置Qpに停止していると、第1ダ
イス交換台車33Aは第1ダイス待機位置Qhaに停止
するように、第1ダイス交換台車33Aと第2ダイス交
換台車33Bとはチェーン39aにより連結され、一体
化されて色替えあるいは樹脂替え等のとき、左右に交互
に移動するように構成されている。
【0022】ダイス交換台車33の射出装置3側(図示
の右側)には、射出ノズル21eが出入する空間33a
(図8に示す)が形成されている。また、ダイス交換台
車33の上板33b(図16に示す)には、射出ノズル
21eが当接するときの反力を受けるノズルタッチ反力
受け材33c(図16に示す)が付設されている。
【0023】ダイス成形位置用位置決めピン35は、第
1ダイス交換台車33Aとダイス交換用レール31の間
に挿入され、ダイス交換用レール31に対してダイス交
換台車33のダイス成形位置Qpの位置決めをしてい
る。第1ダイス交換台車33Aあるいは第2ダイス交換
台車33Bのいずれかがダイス成形位置Qpに来たとき
に、そのダイス成形位置Qpで停止させる。
【0024】ダイス固定用ダイクランパー37は、ダイ
ス交換用レール31の両側にそれぞれ二箇所に配設され
ている。ダイス交換台車33がダイス成形位置Qpに停
止してブロー成形をしているときに、ダイス交換台車3
3が動かないようにダイス交換用レール31にダイス交
換台車33をクランプしている。
【0025】ダイス交換台車移動装置であるチェーン巻
取機39は、ダイス交換台車33をダイス成形位置Qp
と第1ダイス待機位置Qha、あるいは、ダイス成形位
置Qpと第2ダイス待機位置Qhbとの間を移動する駆
動力を出力している。上記では、チェーン巻取機39が
用いられているが、ダイス交換台車33はボールネジ、
ラック歯車等によりダイス交換台車移動装置としても良
い。
【0026】図10はブロー成形機のダイス部の側面図
で、ハウジング部分にダイスマンドレル部分に挿入され
ている図である。図11はブロー成形機のダイス部の側
面図で、ハウジング部分からダイスマンドレル部分が分
離している図である。図12はダイス部の一部拡大図で
ある。ダイス部41は、図10、図11、および図12
において、ブロー成形用のダイスマンドレル部分45
(以下、マンドレル部分45という)とハウジング部分
47とから構成されている。
【0027】マンドレル部分45は、ダイスマンドレル
46と、プレート49と、ボールネジ部材51と、およ
びガイド部材53とから構成されている。このマンドレ
ル部分45は、ダイスマンドレル46はプレート49に
取着されて一体化されている。ダイスマンドレルの上部
46aは、上昇時には、ハウジング部分47の上部に設
けられた図示しない穴に枢密に挿入する。プレート49
はダイス交換台車33に取着されている。また、マンド
レル部分45のプレート49には、ハウジング部分47
を昇降させるボールネジ部材51と、プレート49にフ
ローティングして取着されハウジング部分47の昇降を
ガイドするガイド部材60とが取着されている。
【0028】ボールネジ部材51は、電動モータ53
と、ボールネジ55と、歯車57と、歯車を有するナッ
ト59により構成され、電動モータ53はプレート49
に固設されている。電動モータ53の回転は、電動モー
タ53に取着された歯車57からボールネジ55に螺合
した歯車を有するナット59に伝えられ、電動モータ5
3の回転方向に合わせてハウジング部分47をプレート
49に対して上下方向に昇降させる。
【0029】ハウジング部分47は、上昇してプレート
49に当接されたときに、ダイス交換台車33の上板3
3b(図16に示す)に付設されたノズルタッチ反力受
け材33cに当接する。これにより、ブロー成形時に
は、射出ノズル21eがハウジング部分47の樹脂受け
入れ口47aに当接したとき、射出ノズル21eの押付
力および溶融樹脂の吐出圧力の反力が受けられる。
【0030】ボールネジ部材51は、ナット59とボー
ルネジ55との間に所定のスキマを有して回転トルクを
伝達している。また、上記においては、電動モータ53
は1個用いていたが、電動モータ53およびボールネジ
55を四角形状の対向する隅の2箇所に配設するととも
に、他の2箇所の隅には、フローティングして取着され
たガイド部材60を配設しても良い。
【0031】図12において、ガイド部材60は、ガイ
ド部61と、スぺーサ63と、ワッシャ65と、ボルト
67とから構成されている。ガイド部61は、フランジ
69と、ガイドロッド71と、およびブッシュ73とか
ら構成され、フランジ69にはガイドロッド71を摺動
自在に支持するブッシュ73が挿入されるとともに、フ
ランジ69の下面がプレート49に当接して取着されて
いる。フランジ69は、外観形状が四角形状で厚さHf
の板材料で構成され、その四隅にはスぺーサ63との間
に所定のスキマδaをもって挿入する孔75があけられ
ている。
【0032】スぺーサ63は中空円筒形状で鉄系の材料
にて形成されるとともに、その長さの寸法Hsは、フラ
ンジ69の厚さHfよりも長く形成されている。ワッシ
ャ65は、中空円盤形状で形成されるとともに、その内
径部にはボルト67が貫通する孔が、また、外径寸法は
フランジ69の孔75の内径よりも大きく形成されてい
る。ボルト67は、スぺーサ63とワッシャ65の厚さ
よりも長く形成され、スぺーサ63とワッシャ65の孔
を貫通してプレート49に所定長さを有して螺合してい
る。
【0033】ダイス部41は、ダイス交換台車33がダ
イス成形位置Qpに停止してブロー成形をしているとき
には、電動モータ53の回転方向に合わせてハウジング
部分47がプレート49に対して上昇し、マンドレル4
6がハウジング部分47に挿入されるとともに、ハウジ
ング部分47はプレート49に当接されている。このと
き、ハウジング部分47には射出ノズル21eが当接さ
れているとともに、ハウジング部分47はノズルタッチ
反力受け材33cに当接している。このとき、ハウジン
グ部分47には射出ノズル21eが当接されているとと
もに、ハウジング部分47はノズルタッチ反力受け材3
3cに当接している。これにより、射出ノズル21eと
ハウジング部分47とのノズルタッチがよくなり、樹脂
漏れ等が防止される。
【0034】また、ダイス部41は、ダイス交換台車3
3が第1ダイス待機位置Qha、あるいは第2ダイス待
機位置Qhbに停止しているときには、電動モータ53
の回転方向に合わせてハウジング部分47がプレート4
9に対して下降し、ハウジング部分47がマンドレル部
分45から分離される。これにより、ハウジング部分4
7およびマンドレル部分45は、第1ダイス待機位置Q
ha、あるいは第2ダイス待機位置Qhbに停止してい
る状態で、色替えあるいは樹脂替え等の清掃、点検等の
作業ができる。
【0035】このとき、ハウジング部分47が昇降する
とき、ガイド部材60は、フランジ69の孔75に挿入
されるスぺーサ63との間に所定のスキマδaを有する
とともに、高さ方向にもスぺーサ63の長さ寸法Hsと
フランジ69の厚さHfとの差のスキマδsを有してお
り、プレート49に対してフローティングして支持され
ている。このスキマδsは上下動を少なくするため、ワ
ッシャ65とフランジ69とが摺動可能程度に小さい値
で設定されている。このため、ガイドロッド71が水平
方向の力を受けたとき、ガイド部材20はスキマδaだ
け水平方向に移動可能になっており、ガイドロッド71
とブッシュ73は摺動抵抗を増すことがなくなり容易に
摺動させることができる。すなわち、ガイド部材60
は、フローティング機構を構成しており、ガイド部材の
2個以上がダイス本体により取着されている。
【0036】予備昇温部43は、ダイス交換台車33が
第1ダイス待機位置Qha、あるいは第2ダイス待機位
置Qhbに停止しているときに、次に生産する色替えあ
るいは樹脂替えをしたブロー成形を行うためにダイス部
41を予備昇温している。予備昇温部43は、第1ダイ
ス待機位置Qhaにあるときの予備昇温をする第1予備
昇温部43Aと、第2ダイス待機位置Qhbにあるとき
の予備昇温をする第2予備昇温部43Bとを有してい
る。
【0037】図5および図6において、型締装置7は、
ブロー成形機1の直下方には配設されている。型締装置
7は、水平方向に対向して配置され油圧シリンダ等の駆
動装置81により可動される一対のプラテン83Aとプ
ラテン83Bから構成されている。型締装置7には、内
部にキャビティを有する一対の金型装置85が装着さ
れ、金型装置85はブロー成形機1のダイス部41から
押し出されたパリソンを挟み込み、この状態で金型装置
85の下方あるいは上方等に配置されたプリピンチ装置
やエアーノズル等からなるエアーブロー手段を作動させ
て、パリソン内にエアーを導入し、パリソンをキャビテ
ィ形状にブロー成形するようになされている。
【0038】油圧装置9は、射出装置3が載置されてい
る架台本体11の下側に配設され、その油圧は、前後進
油圧シリンダ23、スクリュ回転モータ21c、射出シ
リンダ21d、および、型締装置7の駆動装置81のそ
れぞれに圧油を供給する図示しない油圧ポンプを有して
おり、それぞれの作動に応じて駆動圧力を供給してい
る。
【0039】架台本体11は、地上Gaより立設したフ
レームにより構成され、その上には、射出装置3が、ま
た、射出装置3に直交してダイス交換用レール31が載
置されている。また、射出装置3の延長線上で、型締装
置7の上側には、製品取出装置90が付設され、ブロー
成形品を搬出している。射出装置3が載置されている架
台本体11の下側には油圧装置9が配設されている。ま
た、ダイス交換用レール31が載置されている架台本体
11の下側には型締装置7が配設されている。また、架
台本体11および型締装置7の横側には、金型交換装置
9の金型交換台車用のレール95が配設されている。
【0040】金型交換装置9は、複数の金型装置が搭載
される図示の前後方向に配置された二つの第1挟持装置
97と第2挟持装置99とを有しており、架台本体11
の下側および型締装置7の横側に配置された、金型交換
台車用のレール95上を走行し、色替えあるいは樹脂替
え等の交換時間を短縮するようにしている。
【0041】上記のごとく構成したダイス交換工程の実
施の形態の作用は、次の通りであり、図1から図4を用
いて説明する。 (1) 図1において、ブロー成形機1はブロー成形時
の工程1の状態を示し、第1ダイス交換台車33Aはダ
イス成形位置Qpに停止してブロー成形をしている。ダ
イス成形位置用位置決めピン35は、第1ダイス交換台
車33Aとダイス交換用レール31の間に挿入され、第
1ダイス交換台車33Aはダイス成形位置Qpに位置決
めされ停止している。また、ダイス交換台車33は動か
ないようにダイス交換用レール31にダイス固定用ダイ
クランパー37によりクランプされている。ダイス部4
1は、電動モータ53の回転方向に合わせてハウジング
部分47がプレート49に対して上昇し、マンドレル部
分45のダイスマンドレル46aがハウジング部分47
に挿入されるとともに、ハウジング部分47はプレート
49に当接されている。
【0042】ハウジング部分47の樹脂受け入れ口47
aには、ダイス交換台車33の空間33aから挿入され
た射出ノズル21eがノズルタッチして、ダイス部41
に溶融樹脂を射出している。射出ノズル21eが当接す
るハウジング部分47の反力は、ノズルタッチ反力受け
材33cにより受けられている。これにより、後述する
ように、射出ノズル21eとハウジング部分47とのノ
ズルタッチがよくなり、樹脂漏れ等が防止される。第2
ダイス交換台車33Bは、第2ダイス待機位置Qhbに
あり、第2ダイス交換台車33Bは色替えあるいは樹脂
替えの清掃、点検を終了されている。ダイス部41は、
マンドレル部分45がハウジング部分47に挿入される
とともに、ハウジング部分47はプレート49に当接さ
れている。また、第2予備昇温部43Bにより予備昇温
されて、次にブロー成形を行う色替えあるいは樹脂替え
等の製品のために待機している。
【0043】(2) 図2において、ブロー成形機1は
ブロー成形終了後で、射出ノズル後退時の工程2の状態
を示す。ダイス交換台車33は、ダイス成形位置用位置
決めピン35が抜かれて解除(図3に示す)されている
とともに、ダイス固定用ダイクランパー37のクランプ
も解除されている。また、射出装置3は前後進油圧シリ
ンダ23により後退しており、射出ノズル21eはハウ
ジング部分47の樹脂受け入れ口47aとのノズルタッ
チが解除(分離)されている。これにより、第1ダイス
交換台車33Aおよび第2ダイス交換台車33Bは、チ
ェーン巻取機39の駆動により移動可能になっている。
【0044】(3) 図3において、ブロー成形機1
は、射出装置3の色替えあるいは樹脂替えと、ダイス交
換台車33の移動時の工程3の状態を示す。第1ダイス
交換台車33Aは第2ダイス待機位置Qhbに向けて、
および第2ダイス交換台車33Bはダイス成形位置Qp
に向けて、チェーン巻取機39の駆動により移動してい
る。この間には、スクリュ回転モータ21cによるスク
リュ21bの回転と、射出シリンダ21dによるスクリ
ュ21bの押し出しにより、現在まで生産していた樹脂
Pcを射出ノズル21eより外部に放出する。これによ
り、第1ダイス交換台車33Aがダイス成形位置Qpか
ら第1ダイス待機位置Qha、また、第2ダイス交換台
車33Bが第2ダイス待機位置Qhbからダイス成形位
置Qpに移動すると同時に、射出バレル部21の色替え
あるいは樹脂替えが行え、工数を低減することができ
る。
【0045】(4) 図4において、ブロー成形機1
は、射出装置3のノズルタッチと、ダイス交換台車33
の移動時の工程4の状態を示す。第1ダイス交換台車3
3Aおよび第2ダイス交換台車33Bは、チェーン巻取
機39の駆動により移動しているが、第2ダイス交換台
車33Bがダイス成形位置Qpの位置に来ると、ダイス
成形位置用位置決めピン35が、第1ダイス交換台車3
3Aとダイス交換用レール31の間に挿入される。これ
により、第2ダイス交換台車33Bはダイス成形位置Q
pに停止する。第2ダイス交換台車33Bがダイス成形
位置Qpに停止すると、ダイス交換台車33は動かない
ようにダイス交換用レール31にダイス固定用ダイクラ
ンパー37によりクランプされる。第2ダイス交換台車
33Bが固定用ダイクランパー37によりクランプされ
ると、射出装置3は前後進油圧シリンダ23により前進
し、ハウジング部分47にダイス交換台車33の空間3
3aから挿入された射出ノズル21eがノズルタッチす
る。
【0046】このとき、射出バレル部21は次に生産す
る樹脂の溶融を行う。射出ノズル21eがノズルタッチ
すると、既に、第2ダイス待機位置Qhbにある第2予
備昇温部43Bにより予備昇温されているため、スクリ
ュ回転モータ21cによるスクリュ21bの回転と、射
出シリンダ21dによるスクリュ21bの押し出しによ
り、次に生産する溶融樹脂を射出ノズル21eよりダイ
ス部41に射出する。次のブロー成形が開始されると、
第1ダイス交換台車33Aは、第1ダイス待機位置Qh
aで停止される。この第1ダイス待機位置Qhaで第1
ダイス交換台車33Aに搭載されているダイス部41
は、搭載されたまま清掃、点検作業が行われる。
【0047】すなわち、ダイス部41の電動モータ53
の回転方向に合わせてハウジング部分47がプレート4
9に対して下降し、図6の第1ダイス待機位置Qhaあ
るいは第2ダイス待機位置Qhbの点線で示すように、
ハウジング部分47がマンドレル部分45のダイスマン
ドレル46aから分離される。これにより、ハウジング
部分47およびがマンドレル部分45は、第1ダイス待
機位置Qhaに停止している状態で、色替えあるいは樹
脂替え等の清掃、点検等の作業ができる。また、清掃、
点検等の作業が終了したら、電動モータ53が反対方向
に回転されて、ハウジング部分47がプレート49に対
して上昇し、マンドレル部分45のダイスマンドレル4
6aがハウジング部分47に挿入される。挿入された
ら、ダイス部41は、第1予備昇温部43Aにより予備
昇温されて、次のブロー成形の生産に合わせて待機して
いる。
【0048】図13は、本発明のダイス交換工程のタイ
ムチャート図である。図14は、従来の特開平7−30
8955号公報におけるダイス交換工程のタイムチャー
ト図である。なお、同一工程では同一符号を付してい
る。図13において、〔1〕は射出装置3のタイムチャ
ートであり、工程(イ)の(a)点以前では、射出装置
3は、例えば、第1ダイス交換台車33Aに付設されて
いる第1のダイス部41に射出中であり、(a)点で射
出を完了する。次に、工程(ロ)の(a)点から(b)
点までは、射出装置3は後退し第1のダイス部41との
ノズルタッチが分離し終了する。工程(ハ)の(b)点
から(C)点までは、色替えあるいは樹脂替えのための
空打ちを数ショット行う。工程(ニ)の(c)点から
(d)点までは、射出装置3は前進し第2のダイス部4
1の樹脂受け入れ口47aと射出ノズル21eとのノズ
ルタッチを行う。工程(ホ)の(d)点からは射出装置
3は、色替えあるいは樹脂替え等の第2のダイス部41
に射出が開始する。
【0049】〔2〕は第1のダイス部41のタイムチャ
ートであり、工程(ヘ)の(a)点以前では、上記の工
程(イ)のごとく、第1のダイス部41は射出装置3か
らの溶融樹脂を受けており、(a)点で射出が完了す
る。工程(ト)の(a)点から(e)点までは、第1の
ダイス部41はダイス交換用レール31からダイス固定
用ダイクランパー37によるクランプが解除される。工
程(チ)の(e)点から(f)点までは、第1のダイス
部41はダイス交換用レール31を第1ダイス待機位置
Qhaまで移動する。このとき、第2ダイス交換台車3
3Bに付設されている第2のダイス部41は第2のダイ
ス部41と伴に移動し、ダイス成形位置Qpの位置に来
る。工程(リ)の(f)点から(g)点までは、第1の
ダイス部41は、その位置でハウジング部分47がマン
ドレル部分45から分離され、色替えあるいは樹脂替え
等の清掃、点検等の作業が行われる。工程(ヌ)の
(g)点から(h)点までは、マンドレル部分45がハ
ウジング部分47に挿入される。工程(ル)の(h)点
から(i)点までは、第1のダイス部41は、第1予備
昇温部43Aにより予備昇温されており、工程(オ)の
(i)以降では次のブロー成形の生産に合わせて待機し
ている。なお、昇温および待機の開始は、現在生産する
ブロー成形の終了時間により決定される。
【0050】〔3〕は第2ダイス交換台車33Bに付設
されている第2のダイス部41のタイムチャートであ
り、工程(ワ)の(e)点以前では、第2のダイス部4
1は、第2予備昇温部43Bにより予備昇温されて、次
のブロー成形の生産に待機している。工程(カ)の
(e)点から(f)点までは、第2のダイス部41は、
ダイス成形位置Qpの位置に来る。工程(ヨ)の(f)
点から(j)点までは、第2のダイス部41はダイス交
換用レール31からダイス固定用ダイクランパー37に
よるクランプされるとともに、射出装置3は前進し第2
のダイス部41とのノズルタッチを行う。工程(タ)の
(j)点からは射出装置3は第2のダイス部41に射出
が開始する。
【0051】図14において、〔4〕は従来のダイス交
換工程のタイムチャート図である。工程(レ)の(a)
点以前では、押出装置、例えば、第1のダイス部41に
押し出し中であり、(a)点で押し出しを完了する。工
程(ソ)の(a)点から(k)点までは、スライドと押
出装置とを結合しているボルトの取り外しを行う。工程
(ツ)の(k)点から(l)点までは、押出装置がスラ
イドの移動あるいはスライドの回転により押出装置を樹
脂交換位置に移動させる。工程(ネ)の(l)点から
(m)点までは、スライドに設けた孔を介して押出装置
内の樹脂交換を行う。工程(ウ)の(m)点から(n)
点までは、再度押出装置がスライドの移動あるいはスラ
イドの回転により、押出装置が第2のダイス部41の位
置に移動させる。工程(ノ)の(n)点から(o)点ま
では、スライドと押出装置とをボルトにより結合する。
工程(ク)の(o)点からは、押出装置が第2のダイス
部41に押し出す。
【0052】以上のように、本発明は、ダイス交換台車
33の移動により溶融樹脂を供給するダイス部41の交
換と、色替えあるいは樹脂替えのための空打ちが同時並
列にに行われるため、交換時の工数が低減できる。これ
に対して、従来例では、ダイス部41の交換移動、色替
えあるいは樹脂替えのための空打ち、および、スライド
と押出装置とをボルトにより結合、分離がシリーズによ
り行われているため、本発明と比べると交換時の工数が
多く必要としている。
【0053】図15は射出バレル部21の旋回を示す平
面図である。次には、図15において、射出バレル部2
1のスクリュ21b、およびチェックリングの交換、点
検、あるいは整備について説明する。射出装置3は前後
進油圧シリンダ23により後退しており、射出ノズル2
1eはハウジング部分47とのノズルタッチが解除され
ている。次に、前進旋回受け台部25aと射出バレル部
用レール25bとを連結する複数のピン27a、27
b、27c、27dの内、1本のピン27、例えば、ピ
ン27aを残し、他のピン27b、27c、27dは抜
く。次には、前後進油圧シリンダ23が伸長すると、前
後進油圧シリンダ23は、一端側でピン継ぎ手23a
で、および、他端側はピン継ぎ手23bで、水平方向に
回動自在により連結されているため、前後進油圧シリン
ダ23とピン27aとの間の距離Lmに伴い生ずる回転
モーメントMaにより、射出バレル部21を射出バレル
部用レール25bの上で、射出装置3を図15に示すよ
うに時計方向(Ma)に回転する。射出装置3が、ダイ
ス交換台車33と干渉しないところまで回動されたら、
射出ノズル21eを外し、スクリュ21b、およびチェ
ックリングを外部に取り出し、交換、点検、あるいは整
備を行う。これにより、従来のように、押出装置が取着
されているハウジング部分47のボルト、および、スラ
イダを除去する必要がなくなり、工数が低減できる。
【0054】図16は射出ノズル21eとハウジング部
分47とがノズルタッチ(当接)するときの作用につい
て説明する図である。次には、図16において、射出ノ
ズル21eとハウジング部分47とのノズルタッチ、お
よび、そのノズルタッチ反力受け材33cの作用につい
て説明する。ハウジング部分47の樹脂受け入れ口47
aは、半径Raの半円球で形成されるとともに、射出装
置3の軸芯上にあるハウジング部分47に配置されてい
る。射出装置3の射出ノズル21eは、半径Rbの半円
球で形成されるとともに、一般的に、射出ノズル21e
の半径Rbは樹脂受け入れ口47aの半径Raよりも小
さく設定され、射出ノズル21eと樹脂受け入れ口47
aは内側で接触している。樹脂受け入れ口47aは、前
後進油圧シリンダ23の前進により射出ノズル21eの
所定の押圧力で押圧されるとともに、ダイス部41に射
出する溶融樹脂の圧力の合力Fを受けている。
【0055】この合力Fは、従来は、ハウジング部分4
7、およびマンドレル部分45のプレート49を介し
て、ダイス交換台車33の上板33bに伝えられる。こ
のとき、射出ノズル21eの当接部と上板33bとの間
の距離により、上板33bに回転モーメントを与え、ダ
イス交換台車33の左側の側板33dには曲げと引張力
を生じさせ、また、ダイス交換台車33の右側の側板3
3eには曲げと圧縮力を生じさせる。これにより、ハウ
ジング部分47の樹脂受け入れ口47aが図示で時計の
回転方向に傾くとともに、下側に若干下がる。これに伴
い、ノズルとスライダとの当接が安定せず樹脂漏れを生
ずるという問題がある。
【0056】これに対して、本案では、ダイス交換台車
33の上板33bには、射出ノズル21eが当接すると
きの反力を受けるノズルタッチ反力受け材33cが付設
されている。これにより、樹脂受け入れ口47aに作用
する合力Fは、ノズルタッチ反力受け材33cで受けら
れて、上板33bに伝達される。このとき、ノズルタッ
チ反力受け材33cが十分な剛性を有すると、合力Fは
上板33bに横方向の力として反力が作用し、ダイス交
換台車33の左側の側板33dと右側の側板33eとに
は、ダイス交換用レール31を支点として同じ力の曲げ
モーメントが作用する。したがって、上板33bは横方
向に同じ量撓むため、樹脂受け入れ口47aは傾くこと
がなくなる。これに伴い、射出ノズル21eとハウジン
グ部分47とのノズルタッチがよくなり、樹脂漏れ等が
防止される。上記において、ノズルタッチ反力受け材3
3cは上板33bに装着したが、側板33dに付設する
とともに、ハウジング部分47に当接させ反力を受ける
ようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ブロー
成形機において、成形中のダイスと可塑化装置との間を
前後進シリンダにより後退させてノズルタッチしていた
のを分離した後に、成形中の可塑化装置の中の樹脂を放
出するとともに、次に生産する樹脂を可塑化装置の中で
溶融し、同時に並列で、次に生産するダイスが待機位置
から成形位置に移動させ、また、次のブロー成形中に、
現在まで生産中の待機位置に移動したダイスが、その位
置で分割され前回の樹脂が除去された後に、再結合され
ため、従来のように、押出機とダイスとをボルトで結合
することなく、上記のように、射出機とダイスとをノズ
ルタッチで行うとともに、色替えあるいは樹脂替えの交
換時間が並列の工程により行われるため、交換時間が短
縮される。
【0058】また、ダイスと可塑化装置との間のノズル
タッチの前後進シリンダによる押圧力と溶融樹脂の射出
圧力の押付力の合力とは、ノズルタッチ位置の反対側で
反力受けにより支持されているため、曲げモーメントが
なくなりダイスの変形量が少なくなるので、射出ノズル
と可塑化装置とのノズルタッチのズレが小さくなり、溶
融樹脂の漏れがなくなる。
【0059】また、ダイスマンドレルとダイスハンジン
グ部分との勘合、あるいは分離するとき、ダイスハンジ
ング部分をガイドするガイド部材がフローティング構造
になっているため、ダイスの温度差によりダイスマンド
レルとダイスハンジング部分に熱膨張量に差が生じて
も、ガイドロッドをガイドするガイド部材がそれになら
って移動するので、昇降の際にロッドとガイドとが干渉
することによる昇降動作不良やダイスの損傷、破損を防
止することができる。また、ガイドロッドとブッシュの
勘合はきつく、すなわち、間隙を小さくしても摺動抵抗
を増すことがなくなり容易に摺動させることができると
ともに、勘合の選択範囲が広がり調整が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイス
交換装置の平面概念図であり、そのダイス交換の第1工
程を説明する図である。
【図2】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイス
交換装置の平面概念図であり、そのダイス交換の第2工
程を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイス
交換装置の平面概念図であり、そのダイス交換の第3工
程を説明する図である。
【図4】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイス
交換装置の平面概念図であり、そのダイス交換の第4工
程を説明する図である。
【図5】本発明の実施形態に係るブロー成形機の全体構
成側面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るブロー成形機の全体構
成正面図である。
【図7】本発明の実施形態に係るブロー成形機の全体構
成平面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る可塑化装置(射出装
置)とダイス交換装置の平面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る可塑化装置(射出装
置)とダイス交換装置の側面図である。
【図10】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイ
ス部の側面図で、ハウジング部分にダイスマンドレル部
分に挿入されている図である。
【図11】本発明の実施形態に係るブロー成形機のダイ
ス部の側面図で、ハウジング部分からダイスマンドレル
部分が分離している図である。
【図12】本発明の実施形態に係るダイス部の一部拡大
図である。
【図13】本発明の実施形態に係るダイス交換工程のタ
イムチャート図である。
【図14】従来のダイス交換工程のタイムチャート図で
ある。
【図15】本発明の実施形態に係る射出バレル部の旋回
を示す平面図である。
【図16】本発明の実施形態に係る射出ノズルとハウジ
ング部分とがノズルタッチ(当接)するときの作用につ
いて説明する図である。
【符号の説明】
1 ブロー成形機 3 射出装置(可塑化装置) 5 ダイス交換装置 7 型締装置 9 油圧装置 11 架台本体 13 金型交換装置 21 射出バレル部 21a 射出バレル 21b スクリュ 21c スクリュ回転モータ 21d 射出シリンダ 21e 射出ノズル 21f 射出バレル用架台 23 前後進油圧シリンダ 25 前進・旋回部 25a 前進旋回受け台部 25b 射出バレル部用レール 27 ピン 31 ダイス交換用レール 33 ダイス交換台車 33A 第1ダイス交換台車 33B 第2ダイス交換台車 33c ノズルタッチ反力受け材 35 ダイス成形位置用位置決めピン 37 ダイス固定用ダイクランパー 39 チェーン巻取機 41 ダイス部 43 予備昇温部 45 ダイスマンドレル部分 46 ダイスマンドレル 47 ハウジング部分 51 ボールネジ部材 60 ガイド部材 61 ガイド部 81 駆動装置 83A、83B プラテン 85 金型装置 90 製品取出装置 Qp ダイス成形位置 Qha 第1ダイス待機位置 Qhb 第2ダイス待機位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 良朔 愛知県西加茂郡三好町大字三好字八和田山 5番地35 株式会社三五八和田山工場内 Fターム(参考) 4F202 AM18 CA15 CB01 CR01 CR09 4F208 AM18 LA07 LB01 LG28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パリソンを形成するための複数のダイスの
    一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとともに、成
    形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可塑化装置
    を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが待機位置
    に移動待避するとともに、待機位置にある次に生産する
    ダイスが成形位置に移動されてダイスが交換されるブロ
    ー成形機のダイス交換方法において、成形位置にあるダ
    イスと可塑化装置のノズルタッチを前後進シリンダによ
    り後退させて分離した後に、可塑化装置の中の現在生産
    中の樹脂を放出するとともに、次に生産する樹脂を可塑
    化装置の中で溶融している間に、次に生産するダイスが
    待機位置から成形位置に移動して交換され、かつ、待機
    位置に移動した現在生産中のダイスは、その位置で分割
    され前回の樹脂が除去された後に、再結合されるととも
    に昇温されて待機することを特徴とするブロー成形機の
    ダイス交換方法。
  2. 【請求項2】パリソンを形成するための複数のダイスの
    一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとともに、成
    形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可塑化装置
    を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが待機位置
    に移動待避するとともに、待機位置にある次に生産する
    ダイスが成形位置に移動されてダイスが交換されるブロ
    ー成形機のダイス交換装置において、成形位置にあるダ
    イスの樹脂受入れ口と可塑化装置の射出ノズルとの当接
    あるいは分離を前後進シリンダの前後進によりノズルタ
    ッチ接触で行うとともに、現在生産中の成形位置にある
    ダイスと次に生産する待機位置にあるダイスとをそれぞ
    れのダイス交換台車に搭載してダイス交換用レールの上
    を搬送して移動し、成形位置では次に生産する溶融樹脂
    でブロー成形し、かつ、待機位置に移動したダイスでは
    現在生産中の溶融樹脂を除去することを特徴とするブロ
    ー成形機のダイス交換装置。
  3. 【請求項3】パリソンを形成するための複数のダイスの
    一つを成形位置に、他を待機位置に備えるとともに、成
    形位置のダイスに溶融樹脂を射出する一つの可塑化装置
    を備え、現在生産中の成形位置にあるダイスが待機位置
    に移動待避するとともに、待機位置にある次に生産する
    ダイスが成形位置に移動されてダイスが交換されるブロ
    ー成形機のダイス交換装置において、成形位置にあるダ
    イスの樹脂受入れ口と可塑化装置の射出ノズルとのノズ
    ルタッチ接触あるいは分離を前後進により行う前後進シ
    リンダと、成形位置と待機位置との間で、かつ、可塑化
    装置に直交して配設されたダイス交換用レールと、ダイ
    スが射出ノズルから分離された後にダイス交換用レール
    の上を移動し、ダイスを成形位置から待機位置に搬送す
    るダイス交換台車と、ダイス交換台車を成形位置と待機
    位置との間で移動するダイス交換台車移動装置と、ダイ
    ス交換台車が成形位置に来たときに、ダイス交換台車の
    位置決めを行うダイス成形位置用位置決めピンと、から
    なることを特徴とするブロー成形機のダイス交換装置。
  4. 【請求項4】請求項2あるいは請求項3のブロー成形機
    の金型交換装置において、 待機位置にある次に生産するダイスは、昇温装置により
    昇温されて待機していることを特徴とするブロー成形機
    のダイス交換装置。
  5. 【請求項5】請求項2、請求項3あるいは請求項4のブ
    ロー成形機の金型交換装置において、 ダイスは、樹脂受入れ口をハウジングに有するととも
    に、その樹脂受入れ口の反対側に、ハウジングと射出ノ
    ズルのノズルタッチの反力および溶融樹脂の射出圧力を
    受けるノズルタッチ反力受け材をダイス交換台車に設け
    たことを特徴とするブロー成形機のダイス交換装置。
  6. 【請求項6】請求項2から請求項5のいずれかのブロー
    成形機の金型交換装置において、ダイスは、マンドレル
    に付設された複数個のガイド部材によりガイドされてダ
    イスハウジングとダイスマンドレルとを分離あるいは接
    合するとともに、ガイド部材の2個以上がダイス本体に
    フローティング機構により取着されていることを特徴と
    するブロー成形機のダイス交換装置。
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