JP2000271381A - 洗濯機の電装品取付構造 - Google Patents

洗濯機の電装品取付構造

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JP2000271381A
JP2000271381A JP11077181A JP7718199A JP2000271381A JP 2000271381 A JP2000271381 A JP 2000271381A JP 11077181 A JP11077181 A JP 11077181A JP 7718199 A JP7718199 A JP 7718199A JP 2000271381 A JP2000271381 A JP 2000271381A
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washing machine
electrical equipment
panel
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JP11077181A
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English (en)
Inventor
Noboru Sonoda
暢 園田
Masanobu Tanitsu
匡信 谷津
Yuichi Hasebe
雄一 長谷部
Junji Mitsuyoshi
淳二 三吉
Kunio Inose
邦夫 猪瀬
Takeshi Sugino
武嗣 杉野
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トップカバーと電装品とを短時間で容易に分
離解体でき、単一素材の大物プラスチック製品であるト
ップカバーの解体、回収効率を向上でき、材料の再利用
の実効性も向上できるだけでなく、トップカバーのデザ
イン変更や機種が異なっても、これに取り付ける電装品
の取付方や分離解体の手段を変更せずにすみ、ポンプな
ど再利用可能な電装品の分離解体も短時間で容易に行え
て、再利用可能な電装品の確保も容易に行える洗濯機の
電装品取付構造を得る。 【解決手段】 外箱2の上部にトップカバー4を取り付
け、該トップカバー4と外箱2との間の空間に複数の電
装品を配設する洗濯機において、複数の電装品を同一の
ベース12,14に配設して電装品ユニット13,15
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の電装品取付
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一槽式の全自動洗濯機は、例えば図7に
示すように、底枠1の上に設置した外箱2の上面の開口
に蓋3を備えたトップカバー4を設け、該トップカバー
4の後部に後面パネル5を、前部に操作パネル6をそれ
ぞれ取り付け、外箱2の前面の開放部をフロントパネル
7で着脱自在に覆っている。
【0003】かかる洗濯機において、洗濯機を運転制御
するための電装品の取付構造として、図8に示すように
操作パネル6とトップカバー4との間の空間に低電圧操
作基板8を配設し、後面パネル5とトップカバー4との
間の空間にポンプ基板9、給水ケース10、給水弁11
などを配設しており、固定の具体的手段としてはトップ
カバー4に固定用のボスを突出し、このボスを利用して
各電装品を個別にしトップカバー4の側に固定する。
【0004】ところで、近年、廃棄物の削減、資材の有
効利用などを目的として資材の再利用を図ることが望ま
れており、このような洗濯機においても廃棄処分する洗
濯機の材料をリサイクルすることが考えられている。
【0005】そして、材料を再利用するためには、洗濯
機を部品毎にある程度解体して、有価物、有害物を含む
部品を分離分解し、その後に各部品毎にこれを粉砕機な
どで粉砕して材料毎に区分けしている。ちなみに、洗濯
機全体を製品の状態で粉砕してから、再利用する材料を
選別し、しかもこの材料を種類毎に区分けして分離する
方法も考えられるが、現在の技術では困難であり、粉砕
の前の段階で手作業による解体が必要となる。
【0006】洗濯機において、前記トップカバー4はプ
ラスチック製であり、しかも単一素材で作られている大
物であるから、これは十分リサイクルする価値のある材
料であるが、これをリサイクルするためには、トップカ
バー4に固定されている、プラスチック製品ではない低
電圧操作基板8やポンプ基板9、給水ケース10、給水
弁11などの電装品を外す必要がある。
【0007】そして、このような電装品を外すには、各
電装品をトップカバー4に固定しているネジを一つずつ
手作業で外すことにより行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにトップカバ
ー4に固定されている複数の電装品を一つずつ外す分離
解体してトップカバー4を単体の状態にするには、複数
の電装品を一つずつはずさなければならず、分離解体作
業は、時間と労力を要して作業性がよくなかった。分離
解体の作業性がよくないと、単一素材の大物プラスチッ
ク製品であるトップカバーの回収効率が低下して、材料
の再利用の実効性も低下するおそれがある。
【0009】また、モデルチェンジなどによりトップカ
バー4のデザインが変更になったり、機種が異なると、
トップカバー4に配設する電装品の取付構造も異なって
くる。これに対して、電装品自体の構造は変更されない
ことが多い。その結果、同じ電装品であっても、トップ
カバー4のデザイン変更や機種が異なると、これにとも
ない電装品の取付方も異なることになり、組立の作業性
がよくないだけでなく、解体の作業性もよくない。
【0010】さらに、分離した電装品にはポンプなど再
利用可能なものも含まれているが、前記のように各電装
品を一つずつ外す作業が容易でないと、その結果として
電装品が再利用される確率も低くなるおそれがある。
【0011】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、トップカバーと電装品とを短時間で容易に分離解体
でき、単一素材の大物プラスチック製品であるトップカ
バーの解体、回収効率を向上でき、材料の再利用の実効
性も向上できるだけでなく、トップカバーのデザイン変
更や機種が異なっても、これに取り付ける電装品の取付
方や分離解体の手段を変更せずにすみ、ポンプなど再利
用可能な電装品の分離解体も短時間で容易に行えて、再
利用可能な電装品の確保も容易に行える洗濯機の電装品
取付構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、外箱の上部にトップカバーを取り付
け、該トップカバーと外箱との間の空間に複数の電装品
を配設する洗濯機において、複数の電装品を同一のベー
スに配設して電装品ユニットに形成することにより、ト
ップカバーの分離解体時には、トップカバーと外箱との
間の空間からベースを取り除けば、これに固定してある
複数の電装品をベース毎電装品ユニットとして一度で洗
濯機から分離でき、短時間で容易にトップカバーを再利
用可能な単体の状態にすることができる。
【0013】また、複数の電装品はベースに組み込んで
電装品ユニットとしたから、電装品を洗濯機に組み込む
にはベース毎行えばよい。よって、機種が異なったり、
トップカバーのデザインが変更しても、共通のユニット
とすることで同じ電装品ユニットを組み込むことがで
き、組立や解体の作業性が向上し、再利用可能な電装品
の確保も確実にできる。
【0014】第2に、電装品ユニットは、ベースを外箱
の上部に固定し、その上をトップカバーで覆うようにす
ることで、外箱からトップカバーを外せば、電装品は外
箱の側に取り付けてあるからトップカバーは外した状態
で既に単体であり、電装品を分離解体する必要なしに、
トップカバーをプラスチック単一素材の大物部品として
リサイクル工程に移せる。
【0015】第3に、電装品ユニットは、トップカバー
の上部を覆うパネルをベースとして、このパネル下面に
複数の電装品を配設することにより、トップカバーの分
離解体時には、トップカバーからその上方を覆っている
パネルを外せば、電装品はパネルの側に取り付けてある
から、トップカバーを外箱から外せば、この状態で既に
単体であり、電装品を個別にトップカバーから分離解体
する必要なしに、トップカバーをプラスチック単一素材
の大物部品としてリサイクル工程に移せる。
【0016】第4に、電装品ユニットは、ベースをトッ
プカバーに固定し、該固定部はトップカバー上部に取り
付けるパネルの固定部とネジにより共締めすることによ
り、トップカバーの分離解体時には、ベースをトップカ
バーから除けば、これに取り付けてある電装品も全てト
ップカバーからベース毎容易に分離できる。また、ベー
スをトップカバーから分離するためにネジを外せば、共
締めしてあるパネルも同時に外せるから、組立、分離解
体の作業性がよい。
【0017】第5に、電装品ユニットは、洗濯機の前部
に配設される電装品と、後部に配設される電装品とを分
離して別個のベースに配設して別体のユニットで構成す
ることにより、機能の異なる電装品を別個に分離して回
収でき、リサイクルの工程に移すときに分別しやすい。
【0018】第6に、電装品ユニットは、洗濯機の前部
に配設される電装品と、後部に配設される電装品とを同
一のベースに配設して単体のユニットで構成することに
より、電装品ユニットを一度に短時間で簡単に他の部品
から分離でき、次のリサイクルの工程に迅速に移行でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の電装
品取付構造の第1実施形態を示す斜視図で、洗濯機の全
体構造は図7について既に説明した通りであるから、こ
こでの詳細な説明は省略する。本発明の電装品取付構造
が実施される洗濯機も従来と同様に、底枠1の上に設置
した外箱2の上面の開口に蓋3を備えたトップカバー4
を設け、該トップカバー4の後部に後面パネル5を、前
部に操作パネル6をそれぞれ取り付け、外箱2の前面の
開放部をフロントパネル7で着脱自在に覆っている。
【0020】かかる洗濯機において、洗濯機を運転制御
するための電装品の取付構造として、後面パネル5の側
に取り付ける電装品と、操作パネル6の側に取り付ける
電装品とを区分し、後面パネル5の側に取り付ける電装
品であるポンプ基板9、給水ケース10、給水弁11な
どを1つのベース12にまとめて配設し、電装品ユニッ
ト13とする。また、操作パネル6の側に取り付ける電
装品である低電圧操作基板8をベース14に取り付けて
電装品ユニット15とする。
【0021】そして、電装品ユニット13を外箱2の上
部の開口縁の後部側に固定し、電装品ユニット15を外
箱2の上部の開口縁の前部側に固定し、かかる電装品ユ
ニット13,15の上方にトップカバー4を被せ、該ト
ップカバー4をネジ16で外箱2の上部に固定する。こ
のようにして複数の電装品はベース12,14に取り付
けられて電装品ユニット13,15として外箱2に固定
される。なお、後面パネル5と操作パネル6とはトップ
カバー4とは別体としてもよいが、一体に形成すること
もできる。
【0022】この場合、ベース12,14の形状とし
て、外箱2との結合部を下方へのL字形の折り曲げ部に
形成しておけば、該折り曲げ部を脚部として外箱2の開
口縁の外側に係止するだけでベース12,14を外箱2
の上部に載置できる。そして、上部にトップカバー4を
被せてこれをネジ16で外箱2の上部に固定すること
で、該トップカバー4の固定により外箱2に同時に固定
される。
【0023】洗濯機の分離解体時に有価物であるプラス
チック製であり、しかも単一素材の大物部品であるトッ
プカバー4を外箱2から分離解体するには、トップカバ
ー4を外箱2に固定しているネジ16を外すだけの作業
でトップカバー4を分離できる。この状態で、電装品は
電装品ユニット13,15として外箱2の側に固定され
ているから、分離したトップカバー4は蓋3と貼付して
ある名板を外すだけの作業で単体となり、次のリサイク
ルのための工程にそのまま移行できる。
【0024】また、複数の電装品はベース12,14に
固定されて電装品ユニット13,15の構造となってい
るから、該電装品ユニット13,15を外箱2から外せ
ば、ユニット単位で各電装品を分離解体でき、外箱2か
ら直接外す場合に比較して作業しやすく、例えばポンプ
基板9などの電装品のリサイクルも確実なものにでき
る。
【0025】図2は第2実施形態を示し、前記第1実施
形態は、電装品ユニット13,15を前部に配設する電
装品と後部に配設する電装品とで分割したが、第2実施
形態では前部に配設する電装品と後部に配設する電装品
とを一つのベース17に取り付けて、電装品ユニット1
8を一つに構成した。
【0026】ベース17は方形の額縁状に形成し、後面
パネル5の側に取り付ける電装品であるポンプ基板9、
給水ケース10、給水弁11などをベース17の後方部
にまとめて配設し、操作パネル6の側に取り付ける電装
品である低電圧操作基板8を前方部に配設し、ベース1
7の下部外側には全周にわたって外箱2との結合部とな
るL字形の折り曲げ部に形成した。
【0027】よって、洗濯機の組立時にはベース17を
外箱2の上部開口縁に載置すれば、折り曲げ部が開口縁
に係止して電装品ユニット18が外箱2の上部に取り付
けられ、全ての電装品が一度に取り付けられ、この上に
トップカバー4を被せてこれを外箱2に固定すればよ
い。
【0028】トップカバー4を分離解体するときも、ト
ップカバー4を外箱2から外せば、第1実施形態と同
様、複数の電装品は電装品ユニット18として外箱2の
側に固定されているから、外したトップカバー4は蓋3
と名板を外すだけの作業で単体の状態となる。
【0029】図3は第3実施形態を示し、後面パネル5
と操作パネル6を電装品取り付けのためのベースとして
使用し、後面パネル5の下面に電装品であるポンプ基板
9、給水ケース10、給水弁11などを配設し、操作パ
ネル6の下面に電装品である低電圧操作基板8を前方部
に配設する。トップカバー4は、底部と側部を有する方
形樋状の額縁状に形成し、電装品を取り付けた後面パネ
ル5と操作パネル6とを電装品ユニット19,20とし
てトップカバー4の上部に取り付けた。
【0030】これにより、外箱2やトップカバー4には
電装品を全く固定せずにすむ。図中4aは後面パネル5
と操作パネル6をトップカバー4の上部に取り付けた状
態で、該後面パネル5と操作パネル6との間の隙間に配
設するカバー部を示し、トップカバー4と一体に形成し
てある。
【0031】よって、トップカバー4を分離解体するに
は、その上部に取り付けてある後面パネル5と操作パネ
ル6とを外せば、これに固定してある電装品も後面パネ
ル5と操作パネル6とともに電装品ユニット19,20
としてトップカバー4から全て分離するから、トップカ
バー4をさらに外箱2から外すだけで、トップカバー4
を枠状の単体の状態にできる。
【0032】図4は第4実施形態を示し、後面パネル5
と操作パネル6をさらに一体のパネル21に形成する。
このパネル21は電装品取付のベースとなるもので、全
体形状をトップカバー4の上面を覆うものとして方形の
額縁状に形成し、その後部分の下面に、外箱2の後部に
配設する電装品であるポンプ基板9、給水ケース10、
給水弁11などを配設し、前部分の下面に外箱2の前部
に配設する電装品である低電圧操作基板8を配設して、
これを電装品ユニット22とした。
【0033】トップカバー4は底部と側部を有する方形
樋状の額縁状に形成し、この上部に電装品を取り付けた
パネル21を電装品ユニット22として取り付ける。よ
って、トップカバー4を解体時に分離するには、パネル
21をトップカバー4から外せば、これに固定してある
電装品もパネル21とともに電装品ユニット22として
トップカバー4から分離するから、トップカバー4をさ
らに外箱2から外すだけで、トップカバー4を枠状の単
体の状態にできる。
【0034】図5は第5実施形態を示し、例えば第1実
施形態のようにトップカバー4の後部に配設するベース
23の上に複数の電装品を取り付けて電装品ユニット2
4とした場合、図6に示すように該ベース23の後部に
例えば壁状の固定部23aを設け、該固定部23aにネ
ジ孔25を穿設する。
【0035】他方、トップカバー4と後面パネル5にも
前記ネジ孔25に対応する位置にネジ孔26,27をそ
れぞれ設ける。そして、電装品ユニット24をトップカ
バー4に装着するには、ベース23をトップカバー4の
後部に挿入すれば、ネジ孔25がトップカバー4の側の
ネジ孔26に合致するから、この状態でさらに電装品ユ
ニット24およびトップカバー4の上方を覆うようにし
て後面パネル5を装着すれば、ネジ孔27も前記ネジ孔
25,26に合致する。
【0036】よって、ネジ孔25,26,27にネジ1
6を挿通すれば、1本のネジ16でトップカバー4、電
装品ユニット24、後面パネル5の三者を共締めでき
る。これにより、解体時にトップカバー4を分離すると
きも、1本のネジ16を外すだけで、後面パネル、電装
品ユニット24、トップカバー4の3つの部品を分離で
き、解体に要する時間と労力が節減できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の電装
品取付構造は、第1に、外箱の上部にトップカバーを取
り付け、該トップカバーと外箱との間の空間に複数の電
装品を配設する洗濯機において、複数の電装品を同一の
ベースに配設して電装品ユニットに形成することによ
り、トップカバーの分離解体時には、トップカバーと外
箱との間の空間からベースを取り除けば、これに固定し
てある複数の電装品をベース毎電装品ユニットとして一
度で洗濯機から分離でき、短時間で容易にトップカバー
を再利用可能な単体の状態にすることができる。よっ
て、トップカバーから電装品を分離解体する作業の作業
性が向上し、トップカバーの材料であるプラスチックの
再利用の実効性も向上する。
【0038】また、複数の電装品はベースに組み込んで
電装品ユニットとしたから、電装品を洗濯機に組み込む
にはベース毎行えばよい。よって、機種が異なったり、
トップカバーのデザインが変更しても、共通のユニット
とすることで同じ電装品ユニットを組み込むことがで
き、組立や解体の作業性が向上し、再利用可能な電装品
の確保も確実にできる。
【0039】第2に、電装品ユニットは、ベースを外箱
の上部に固定し、その上をトップカバーで覆うようにす
ることで、外箱からトップカバーを外せば、電装品は外
箱の側に取り付けてあるからトップカバーは外した状態
で既に単体であり、電装品を分離解体する必要なしに、
トップカバーをプラスチック単一素材の大物部品として
リサイクル工程に移せる。
【0040】第3に、電装品ユニットは、トップカバー
の上部を覆うパネルをベースとして、このパネル下面に
複数の電装品を配設することにより、トップカバーの分
離解体時には、トップカバーからその上方を覆っている
パネルを外せば、電装品はパネルの側に取り付けてある
から、トップカバーを外箱から外せば、この状態で既に
単体であり、電装品を個別にトップカバーから分離解体
する必要なしに、トップカバーをプラスチック単一素材
の大物部品としてリサイクル工程に移せる。
【0041】第4に、電装品ユニットは、ベースをトッ
プカバーに固定し、該固定部はトップカバー上部に取り
付けるパネルの固定部とネジにより共締めすることによ
り、トップカバーの分離解体時には、ベースをトップカ
バーから除けば、これに取り付けてある電装品も全てト
ップカバーからベース毎容易に分離できる。また、ベー
スをトップカバーから分離するためにネジを外せば、共
締めしてあるパネルも同時に外せるから、組立、分離解
体の作業性がよい。
【0042】第5に、電装品ユニットは、洗濯機の前部
に配設される電装品と、後部に配設される電装品とを分
離して別個のベースに配設して別体のユニットで構成す
ることにより、機能の異なる電装品を別個に分離して回
収でき、リサイクルの工程に移すときに分別しやすい。
【0043】第6に、電装品ユニットは、洗濯機の前部
に配設される電装品と、後部に配設される電装品とを同
一のベースに配設して単体のユニットで構成することに
より、電装品ユニットを一度に短時間で簡単に他の部品
から分離でき、次のリサイクルの工程に迅速に移行でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第1実施形
態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第2実施形
態を示す要部の電装品ユニットの斜視図である。
【図3】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第3実施形
態を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第4実施形
態を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第5実施形
態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の洗濯機の電装品取付構造の第5実施形
態を示す要部の分解斜視図である。
【図7】洗濯機の斜視図である。
【図8】洗濯機の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…底枠, 2…外箱, 3
…蓋,4……トップカバー, 4a…カバー部,
5…後面パネル,6…操作パネル, 7…
フロントパネル, 8…低電圧操作基板,9…ポンプ基
板, 10…給水ケース, 11…給水弁,
12…ベース, 13…電装品ユニット,1
4…ベース,15…電装品ユニット, 16…ネジ,
17…ベース,18…電装品ユニット,
19…電装品ユニット,20…電装品ユニット 21…パネル, 22…電装品ユニット,2
3…ベース,23a…固定部, 24…電装品
ユニット,25,26,27…ネジ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷津 匡信 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 長谷部 雄一 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 三吉 淳二 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 猪瀬 邦夫 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 (72)発明者 杉野 武嗣 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本建 鐵株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA26 BB04 CB32 DA02 HC01 HC07 JA02 JA03 MA01 MA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱の上部にトップカバーを取り付け、
    該トップカバーと外箱との間の空間に複数の電装品を配
    設する洗濯機において、複数の電装品を同一のベースに
    配設して電装品ユニットに形成することを特徴とする洗
    濯機の電装品取付構造。
  2. 【請求項2】 電装品ユニットは、ベースを外箱の上部
    に固定し、その上をトップカバーで覆うことを特徴とす
    る請求項1記載の洗濯機の電装品取付構造。
  3. 【請求項3】 電装品ユニットは、トップカバーの上部
    を覆うパネルをベースとして、このパネル下面に複数の
    電装品を配設することを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機の電装品取付構造。
  4. 【請求項4】 電装品ユニットは、ベースをトップカバ
    ーに固定し、該固定部はトップカバー上部に取り付ける
    パネルの固定部とネジにより共締めすることを特徴とす
    る請求項1記載の洗濯機の電装品取付構造。
  5. 【請求項5】 電装品ユニットは、洗濯機の前部に配設
    される電装品と、後部に配設される電装品とを分離して
    別個のベースに配設して別体のユニットで構成すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    洗濯機の電装品取付構造。
  6. 【請求項6】 電装品ユニットは、洗濯機の前部に配設
    される電装品と、後部に配設される電装品とを同一のベ
    ースに配設して単体のユニットで構成することを特徴と
    する請求項1から請求項4のいずれかに記載の洗濯機の
    電装品取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005519711A (ja) * 2002-04-17 2005-07-07 エルジー・エレクトロニクス・インコーポレーテッド 洗濯機
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