JP2000270925A - マスカラコーム - Google Patents

マスカラコーム

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JP2000270925A
JP2000270925A JP11082949A JP8294999A JP2000270925A JP 2000270925 A JP2000270925 A JP 2000270925A JP 11082949 A JP11082949 A JP 11082949A JP 8294999 A JP8294999 A JP 8294999A JP 2000270925 A JP2000270925 A JP 2000270925A
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JP
Japan
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mascara
eyelashes
comb
elastic plate
teeth
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Withdrawn
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JP11082949A
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English (en)
Inventor
Kiyoko Shimizu
聖子 清水
Aya Nanto
亜弥 南藤
Wakako Takita
和歌子 多氣田
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスカラをまぶたに付着させることなく、ま
つ毛からダマを容易に取り除くことができるマスカラコ
ームを提供する。 【解決手段】 一対の弾性プレート12、22を閉じて
櫛歯15…、25…を互いにかみ合わせることにより、
櫛歯15…、25…間にまつ毛30…を挟むことができ
る。したがって、この状態でまつ毛30…をとかせば、
まつ毛30…が櫛歯15…、25…から逃げることがな
く、まつ毛30…を根元からしっかりとかすことができ
る。また、まつ毛30…が櫛歯15…、25…から逃げ
ることがないため、まつ毛30…がまぶたに接触してマ
スカラがまぶたに付着することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマスカラコーム(c
omb(櫛))に係り、特にマスカラをまつ毛に塗布し
た後、まつ毛をとかすことでまつ毛に付いたマスカラの
固まりを取り除くためのマスカラコームに関する。
【0002】
【従来の技術】顔をメーキャップする際に、まつ毛をく
っきり見せることは目を魅力的にする上で重要なポイン
トを占めており、このまつ毛をくっきり見せるためにマ
スカラが使用されている。マスカラは、例えば黒色等の
好みの色を呈する液状化粧料で、これをまつ毛に塗布し
た後、乾燥させてまつげ毛をくっきり見せるものであ
る。
【0003】このマスカラを使用するときには、先ず液
状のマスカラをブラシに付け、このブラシでまつ毛に塗
布する。このとき、マスカラの固まり(以下、「ダマ」
という)が小さな玉になってまつ毛に付着するので、マ
スカラをまつ毛に塗布した後、マスカラコームでまつ毛
をとかしてマスカラのダマを除去していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マスカラコームは通常の櫛を小形にした構成なので、こ
のマスカラコームでまつ毛をとかそうとまつ毛に当てる
と、まつ毛が逃げてしまい、まつ毛を根元からしかりと
かすことが難しい状況であった。このため、マスカラの
ダマが除去されずにまつ毛に残ってしまうという問題が
あった。
【0005】さらに、まつ毛が逃げてまぶたに接触する
こともあるため、マスカラがまぶたに付着してしまうと
いう問題もあった。
【0006】従って、本発明の目的は上記従来技術が有
する問題を解消し、マスカラをまぶたに付着させること
なく、まつ毛からマスカラのダマを容易に取り除くこと
ができるマスカラコームを提供することを目的としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段として、まず請求項1のものは、マスカラを
まつ毛に塗布した後、まつ毛をとかすことでまつ毛に付
着したマスカラの固まりを取り除くマスカラコームにお
いて、このマスカラコームは、ピンセット状の一対の弾
性プレートを一定間隔をおいて開いた状態で各々の基端
を連結させ、各々の弾性プレートの先端には互いにかみ
合う櫛歯を形成したことを特徴とするマスカラコームで
ある。
【0008】本発明によれば、一対の弾性プレートを閉
じることにより、弾性プレートの先端の櫛歯同士を互い
にかみ合わせることができ、各々の櫛歯間にまつ毛を挟
むことが可能となる。
【0009】したがって、この状態でまつ毛をとかせ
ば、まつ毛が櫛歯から逃げることがないので、まつ毛を
根元からしかりとかすことができる。また、まつ毛が櫛
歯から逃げないので、まつ毛がまぶたに接触してマスカ
ラがまぶたに付着することはない。
【0010】請求項2は、前記一対の弾性プレートを湾
曲状に形成することで、使用時に鼻を避けることができ
るようにしたことを特徴とする。
【0011】これにより、マスカラコームを使用すると
きに、一対の弾性プレートの湾曲部で鼻との衝突を回避
することができる。このため、マスカラコームの使い勝
手が向上し、マスカラコームの櫛歯で簡単にまつ毛を挟
み込むことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図に基づいて、本発明に
係るマスカラコームの一実施の形態を詳説する。図1は
本発明に係るマスカラコームの平面図、図2は本発明に
係るマスカラコームの側面図、図3は本発明に係るマス
カラコームの櫛歯を開いた状態を示す要部拡大図、図4
は本発明に係るマスカラコームの櫛歯を閉じた状態を示
す要部拡大図である。
【0013】マスカラコーム10は、マスカラをまつ毛
に塗布した後、まつ毛をとかすことでまつ毛に付いたマ
スカラのダマを取り除くものであって、図1、図2に示
すように、一方の弾性プレート12及び他方の弾性プレ
ート22を弾性変形可能な樹脂又は金属で成形し、これ
ら一対の弾性プレート12、22をピンセットのように
一定間隔Lをおいて開いた状態で各々の基端13、23
のみを連結し、各々の先端14、24に互いにかみ合う
櫛歯15…、25…を形成したものである。
【0014】なお、マスカラコーム10が金属製の場合
は、一方の弾性プレート12及び他方の弾性プレート2
2を一枚のプレートで形成して中央で折り曲げてもよ
い。また、マスカラコーム10が樹脂製の場合は、一方
の弾性プレート12及び他方の弾性プレート22を基端
13、23で連結状態にしたものを、一体にして射出成
形してもよい。
【0015】図2に示すように一対の弾性プレート1
2、22は、その中央12a、22a(符号12aのみ
を図示した)を高さ寸法Hだけ突出させて湾曲状に形成
することで、使用時に鼻を簡単に避けられるようにした
ものである。
【0016】これにより、マスカラコーム10を使用す
るときに、鼻を容易に回避することができるので、マス
カラコーム10の使い勝手がよくなり、マスカラコーム
10の櫛歯15…、25…で簡単にまつ毛を挟み込むこ
とが可能となる。
【0017】図3に示すように、一方の櫛歯15…は、
弾性プレート12の先端14に一定のピッチPで形成し
たものであり、他方の櫛歯25…も、一方の櫛歯15…
と同様に、弾性プレート22の先端24に一定のピッチ
Pで形成したものである。したがって、図4に示すよう
に、櫛歯15…、25…を互いにかみ合わせることが可
能となる。
【0018】本発明によれば、図1、図2に示すよう
に、マスカラコーム10を一方の弾性プレート12及び
他方の弾性プレート22でピンセット状に形成したの
で、マスカラコーム10を手で持って、一方の弾性プレ
ート12及び他方の弾性プレート22を軽く押し付ける
だけで、図4に示すように櫛歯15…、25…をかみ合
わせることができる。
【0019】そして、一方の弾性プレート12及び他方
の弾性プレート22から押付力を除くと、弾性プレート
12及び他方の弾性プレート22の弾性力で、櫛歯15
…、25…は離れる方向に移動して、図3に示すように
櫛歯15…、25…のかみ合わせが解放される。
【0020】次に、本発明に係るマスカラコームの作用
を図5〜図6に基づいて説明する。図5に示すように、
マスカラコーム10の櫛歯15…、25…をまつ毛30
…の上下に配置し、一方の弾性プレート12及び他方の
弾性プレート22を矢印方向に軽く押し付けて櫛歯15
…、25…をかみ合わせる方向に移動させる。
【0021】ここで、マスカラコーム10は一対の弾性
プレート12、22を湾曲状に形成したので、使用時に
鼻32との衝突を簡単に避けることができる。したがっ
て、マスカラコーム10の使い勝手が向上する。
【0022】図6に示すように、櫛歯15…、25…を
かみ合わせることで、櫛歯15…と櫛歯25…とでまつ
毛30…を挟むことができる。したがって、この状態で
まつ毛30…をとかすと、まつ毛30…が櫛歯15…と
25…から逃げることなく、まつ毛30…を根元からし
っかりとかすことができる。この結果、まつ毛30…に
付いたマスカラのダマを容易に確実に取り除くことがで
きる。
【0023】また、まつ毛30…が櫛歯15…、25…
から逃げることがないので、まつ毛30…がまぶたに接
触してマスカラがまぶたに付着することもなく、誰にで
も簡単にまつ毛からマスカラのダマを取り除くことがで
きる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるマスカ
ラコームによれば、一対のピンセット状の弾性プレート
を閉じることにより、先端の櫛歯同士を互いにかみ合わ
せることができ、これにより各々の櫛歯間にまつ毛をし
っかりと挟むことができる。
【0025】したがって、この状態でまつ毛をとかせ
ば、まつ毛が櫛歯から逃げることがないので、まつ毛を
根元からしっかりとかすことができる。この結果、マス
カラのダマをまつ毛から極めて簡単に、かつ確実に取り
除くことができる。
【0026】さらに、まつ毛が櫛歯から逃げることがな
いので、まつ毛がまぶたに接触してマスカラがまぶたに
付着することもない。
【0027】請求項2は、マスカラコームを使用すると
きに、一対の弾性プレートの湾曲部で鼻との衝突を回避
することができため、マスカラコームの使い勝手が向上
し、マスカラコームの櫛歯で簡単にまつ毛を挟み込むこ
とも可能となる。この結果、マスカラのダマをまつ毛か
ら極めて簡単に、かつ確実に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスカラコームの平面図である。
【図2】本発明に係るマスカラコームの側面図である。
【図3】本発明に係るマスカラコームの櫛歯を開いた状
態を示す要部拡大図である。
【図4】本発明に係るマスカラコームの櫛歯を閉じた状
態を示す要部拡大図である。
【図5】本発明に係るマスカラコームの作用を説明した
第1説明図である。
【図6】本発明に係るマスカラコームの作用を説明した
第2説明図である。
【符号の説明】
10…マスカラコーム 12…一方の弾性プレート 12a…一方の弾性プレートの中央 13…一方の弾性プレートの基端 14…一方の弾性プレートの先端 15、25…櫛歯 22…他方の弾性プレート 22a…他方の弾性プレートの中央 23…他方の弾性プレートの基端 24…他方の弾性プレートの先端 30…まつ毛 32…鼻 L…一定間隔 H…高さ寸法 P…ピッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月29日(1999.3.2
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスカラをまつ毛に塗布した後、まつ毛
    をとかすことでまつ毛に付着したマスカラの固まりを取
    り除くマスカラコームにおいて、 このマスカラコームは、ピンセット状の一対の弾性プレ
    ートを一定間隔をおいて開いた状態で各々の基端を連結
    させ、各々の弾性プレートの先端には互いにかみ合う櫛
    歯を形成したことを特徴とするマスカラコーム。
  2. 【請求項2】 前記一対の弾性プレートを湾曲状に形成
    することで、使用時に鼻を避けることができるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のマスカラコーム。
JP11082949A 1999-03-26 1999-03-26 マスカラコーム Withdrawn JP2000270925A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082425A1 (ja) * 2003-03-19 2004-09-30 Tensen Tahara 睫毛用化粧用具
WO2009082098A2 (en) * 2007-12-21 2009-07-02 Kyu Young Kwak Makeup remover
JP2010099141A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Shiseido Co Ltd 睫毛化粧用具
JP2011507945A (ja) * 2007-12-27 2011-03-10 ロレアル フィルム形成性ポリマーに基づくまつ毛の延長効果を提供する化粧方法及び対応するキット

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JP2011507945A (ja) * 2007-12-27 2011-03-10 ロレアル フィルム形成性ポリマーに基づくまつ毛の延長効果を提供する化粧方法及び対応するキット
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Effective date: 20060606