JP2000270732A - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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JP2000270732A
JP2000270732A JP11078873A JP7887399A JP2000270732A JP 2000270732 A JP2000270732 A JP 2000270732A JP 11078873 A JP11078873 A JP 11078873A JP 7887399 A JP7887399 A JP 7887399A JP 2000270732 A JP2000270732 A JP 2000270732A
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gear
reel
spool
reel body
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JP11078873A
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Akira Mihashi
晃 三橋
Tadashi Ueno
正 上野
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リール本体を径方向に大型化することなく、
クリック歯車とクリック爪との係合及びその解除状態の
選択的な切換を確実に行なうことができる魚釣用リール
を提供する。 【解決手段】 魚釣用リールは、リール本体1と、これ
に設けられたスプール軸4に回転可能に設けられ、その
回転により釣糸を放出・巻き取り可能な略円筒状のスプ
ール11を含む回転体10と、リール本体1及び回転体
10の何れか一方に設けられたクリック歯車25と、ク
リック歯車25に係合・離脱可能にリール本体1及び回
転体10の何れか他方に設けられたクリック爪34cと
を備えている。クリック歯車25とクリック爪34cと
の係合・離脱を、これらの一方をこれらの他方に対して
スプール軸方向に移動させて行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣用リール、特
に、スプールの一方への回転時にクリック音及び振動を
発生させて、その回転を釣人に確認させるクリック機構
を備えた魚釣用リールに関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭62−193870号公報は、こ
の種のクリック機構を備えた魚釣用片軸受けリールを開
示している。このクリック機構は、スプールの回転に連
動するようにリール本体に回転可能に設けられたクリッ
ク歯車と、スプールの回転中心軸と直交する平面上を揺
動するようにリール本体に支持された保持体と、この保
持体に設けられ、クリック歯車と係合可能なクリック爪
と、このクリック爪とクリック歯車との係合状態及びそ
の離脱状態を選択的に切り換えるための切換え機構とか
ら構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た先行技術に係るクリック機構は、保持体がスプールの
回転中心軸と直交する平面上を揺動する構造を採用して
いるため、リール本体が大型化する傾向がある。即ち、
この保持体の揺動ストロークを許容するためのスペース
をリール本体において確保しなければならず、これによ
り、リール本体がその径方向に大型化する傾向がある。
【0004】特に、先行技術に開示された片軸受けリー
ルを用いた実釣時には、釣竿を親指と人差し指で握った
状態で、残りの指、例えば、中指等をスプールの外周に
接触させて、これを回転させる釣法が多用されるが、上
述したようにリール本体が大型化すると、このような釣
法を適切に行なうことが困難になり、このような釣法に
おける操作性に鑑み、リール本体のコンパクト化は非常
に重要である。
【0005】本発明の目的は、リール本体を径方向に大
型化することなく、クリック歯車とクリック爪との係合
及びその解除状態の選択的な切換を確実に行なうことが
できる魚釣用リールを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の本発明の魚釣用リールは、リール本
体(1)と、前記リール本体(1)に設けられたスプー
ル軸(4)に回転可能に設けられ、その回転により釣糸
を放出・巻き取り可能な略円筒状のスプール(11)を
含む回転体(10)と、前記リール本体(1)及び前記
回転体(10)の何れか一方に設けられたクリック歯車
(25)と、前記クリック歯車(25)に係合・離脱可
能に前記リール本体(1)及び前記回転体(10)の何
れか他方に設けられたクリック爪(34c)とを備えた
魚釣用リールにおいて、前記クリック歯車(25)と前
記クリック爪(34c)との係合・離脱を、これらの一
方をこれらの他方に対してスプール軸方向に移動させて
行なうようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2の本発明は、請求項1の魚釣用リ
ールにおいて、前記クリック歯車(25)と前記クリッ
ク爪(34c)との係合・離脱を前記リール本体(1)
又は前記スプール(11)の外部より操作可能としたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3の本発明は、請求項1または請求
項2の魚釣用リールにおいて、前記クリック爪(34
c)には前記クリック歯車(25)の回転軸心方向を向
いて位置保持されるように弾発力が付勢されていること
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、片軸受リールに適用された
本発明の第1実施形態に係る魚釣用リールを、図1乃至
図10を参照して以下に詳細に説明する。
【0010】本発明の第1実施形態に係る魚釣用リール
Aは、図2及び図5から明らかなように、リール本体1
と、スプール軸4と、ハンドル6と、筒状軸5と、駆動
歯車9と、スプール11と、変速機構14と、制動機構
21と、クリック機構32とから構成されている。
【0011】リール本体1は、図1に示すように、円盤
形の形状を有しており、その外周部は、図2に示すよう
に、内側に折り返されている。このように折り返すこと
によって、リール本体1の外周部は、外側外周部と内側
外周部とを有している。この内側外周部には、複数個の
取付け孔1ax…1axが等間隔をあけて形成されてお
り、更に、外側外周部には、上記取付け孔1ax…1a
xと向かい合うように、複数個の貫通孔1ay…1ay
が形成されている。取付け孔1axの内径は、貫通孔1
ayの内径よりも小さい。
【0012】リール本体1には、これを釣竿(図示せ
ず)に保持するための脚2が、複数本のネジ2a…2a
を介して取り付けられる。これらネジ2aは、上記取付
け孔1ax…1axのうちの任意の隣接する複数個に取
り付けられる。このネジ2aの締付けは、貫通孔1ay
を通して、ドライバ等の治具を用いて行なわれる。従っ
て、この貫通孔1ayは、リール本体1の外側からのネ
ジ2aの締付けを可能にする。
【0013】また、リール本体1において、脚2と反対
側の位置には、上述と同様の方法で、ローラホルダ3が
複数本のネジ3aによって取り付けられている(図3及
び図4参照)。このローラホルダ3は、釣糸を案内する
ためのローラ3bを回転可能に保持する。図4におい
て、符号3cはローラホルダ3の一方の端面にネジ3d
によって取り付けられ、ローラ3bのその軸線方向の移
動を規制するカバープレートを示す。勿論、ローラホル
ダ3、ローラ3b及びカバープレート3cは、1つのユ
ニットとして予め組み立てられており、この組立てユニ
ットがネジ3aを介してリール本体1に取り付けられ
る。
【0014】勿論、脚2及びローラホルダ3の取付け位
置は、図1に示したもので限定されるものではなく、リ
ール本体1の周囲の任意の位置に、これらをそれぞれ取
り付けることができる。
【0015】スプール軸4は、図2に示すように、リー
ル本体1の裏面における中央部に、これと直交する方向
に向けて回転不能に取り付けられている。スプール軸4
の先端部には、後述する取付けレバー7が着脱可能に係
合される環状溝4aが形成されている。
【0016】ハンドル6は、ハンドル本体6aと、その
一端に回転可能に取り付けられたグリップ6bと、ハン
ドル本体6aの他端にその長さ方向に摺動可能に取り付
けられた取付けレバー7と、この取付けレバー7を一方
の側に付勢するバネ8と、これら取付けレバー7及びバ
ネ8を覆うように、ハンドル本体6aの他端に取り付け
られたカバー6cとから構成されている。取付けレバー
7の一端は、図2に示すように上方に折り曲げられてお
り、同図において、左右方向に摺動可能である。取付け
レバー7のほぼ中央部には、係合孔7aが形成されてい
る。この係合孔7aは、スプール軸4の先端部が挿入可
能な大きさを有しており、この係合孔7aを形成する取
付けレバー7の一部がスプール軸4の環状溝4aに係合
可能である。勿論、取付けレバー7のハンドル本体6a
に対する摺動限界位置は、公知の手段によって規制され
ている。
【0017】筒状軸5は、埋金としてハンドル本体6a
の他端にこれと直交する方向に向かって填め込まれてい
る。図2から明らかなように、上述した取付けレバー7
は、この筒状軸5の一端面において摺動可能である。ま
た、筒状軸5の他端には、複数個の係合凸部5aが設け
られている。
【0018】上述したようにハンドル6に取り付けられ
た筒状軸5は、図2に示すようにスプール軸4の外側に
被せられるが、その際、取付けレバー7をバネ8に抗し
て押し込むことによって、スプール軸4の先端部が取付
けレバー7の係合孔7a内に挿入されることが許容さ
れ、その状態で、取付けレバー7の押圧を解除すれば、
取付けレバー7はバネ8の作用で元の位置に復帰し、こ
れにより、取付けレバー7がスプール軸4の環状溝4a
に係合する。
【0019】このように、筒状軸5は、スプール軸4に
回転可能に保持されるが、この状態においては、筒状軸
5はスプール軸4に対して抜け止め保持され、その軸線
方向の移動が規制される。勿論、取付けレバー7をバネ
8に抗して押圧することによって、筒状軸5はスプール
軸4から容易に取り外される。
【0020】駆動歯車9は、図2に示すように、スプー
ル軸4に回転可能に取り付けられており、その一方の端
面(図2において上方側の面)には、筒状軸5の複数個
の係合凸部5aにそれぞれ係合可能な複数個の係合凹部
9aが形成されている。これら係合凸部5a及び係合凹
部9aは、図2に示すように、スプール軸4に駆動歯車
9及び筒状軸5が取り付けられた状態において、筒状軸
5から駆動歯車9への動力の伝達を可能にする。
【0021】スプール11は、外周に糸巻き部11aを
有しており、ベアリング43を介して筒状軸5の外周に
回転可能に取り付けられている。このスプール11は、
これと一体的に回転するように、筒状軸5の周りに嵌合
された小径歯車12と、同様に、スプール11と一体的
に回転するように、小径歯車12の外側に嵌合された大
径歯車13とを備えている。この大径歯車13の歯数
は、駆動歯車9の歯数と同一である。
【0022】変速機構14は、支持板15と、第1変速
歯車17と、第2変速歯車18と、カム19と、デッド
ポイントバネ20から構成されている。
【0023】支持板15は、第1アーム15aと、第2
アーム15bとを有して、略L字状に形成されており、
第1アーム15aと第2アーム15bとの連結部分にお
いて、取付けスリーブ15d及び取付けネジ16を介し
てリール本体1に揺動可能に取り付けられている(図5
及び図6参照)。第1アーム15aの先端部にはその先
端に向けて開口された係合溝15cが形成されている。
【0024】第1変速歯車17は、図6に示すように、
第1歯部17a、及び、これと同一歯数の第2歯部17
bを有しており、第1アーム15aのほぼ中央の部分に
回転可能に取り付けられている。第1歯部17aは第2
歯部17bと一体的に回転し、第1歯部17aは駆動歯
車9と噛合い可能であり、第2歯部17bはスプール1
1の大径歯車13と噛合い可能である。ここで、駆動歯
車9と第1歯部17aとの回転比は1:2であり、一
方、第2歯部17bとスプール11の大径歯車13との
回転比は2:1である。これにより、等速モードが実現
される。
【0025】第2変速歯車18は、図6に示すように、
第1歯部18a、及び、これよりも大きい歯数を有する
第2歯部18bを有しており、第2アーム15bの先端
部分に回転可能に取り付けられている。第1歯部18a
は第2歯部18bと一体的に回転し、第1歯部18aは
駆動歯車9と噛合い可能であり、第2歯部18bはスプ
ール11の小径歯車12と噛合い可能である。ここで、
駆動歯車9と第1歯部18aとの回転比は1:2であ
り、一方、第2歯部18bとスプール11の小径歯車1
2との回転比は1:1.5である。これにより、倍速モ
ードが実現される。
【0026】カム19は、図2に示すように、リール本
体1の内側面に回転可能に取り付けられている。このカ
ム19は、一方の側に突出した摘み19aを有している
が、この摘み19aの根元側部分はその幅を狭めること
によって係合部19bを形成している。この係合部19
bは、図2及び図7から明らかなように、カム19の回
転中心から半径方向に偏倚しており、支持板15の係合
溝15cに係合している。
【0027】このカム19は、取付けレバー7を操作し
て、ハンドル6及び筒状軸5をスプール軸4から取り外
し、更に、スプール11を取り外した後に、摘み19a
を操作することによって回転される。カム19の係合部
19bが図5に示されるように、スプール軸4側に位置
している場合には、支持板15は取付けネジ16を中心
として時計方向に揺動し、これにより、第1変速歯車1
7の第1歯部17aが駆動歯車9と噛み合い、その第2
歯部17bがスプール11の大径歯車13と噛み合い、
その結果、等速モードが実現可能な状態に置かれる。
尚、支持板15は、第1アーム15aのスプール軸4側
の側縁に第1当接部15fを有しており、この第1当接
部15fがスプール軸4の根元側部分を支持するリール
本体1のボスに当接することによって、支持板15の時
計方向の揺動限界位置が規制される。
【0028】一方、カム19の係合部19bが図10に
示されるように、脚2側に位置している場合には、支持
板15は取付けネジ16を中心として反時計方向に揺動
し、これにより、第2変速歯車18の第1歯部18aが
駆動歯車9と噛み合い、その第2歯部18bがスプール
11の小径歯車12と噛み合い、その結果、倍速モード
が実現可能な状態に置かれる。尚、支持板15は、第2
アーム15bのスプール軸4側の側縁に第2当接部15
gを有しており、この第2当接部15gがスプール軸4
の根元側部分を支持するリール本体1のボスに当接する
ことによって、支持板15の反時計方向の揺動限界位置
が規制される。
【0029】デッドポイントバネ20は、上述した等速
モード及び倍速モードの何れかを選択的に保持するよう
に、一端をカム19に、他端を第1アーム15aにおけ
る第1変速歯車17と取付けネジ16との間の部分にそ
れぞれ連結している(図7参照)。
【0030】制動機構21は、図8に示すように、ブレ
ーキ歯車23と、ワンウェイクラッチ24と、ブレーキ
ディスク25と、制動力調節手段26とから構成されて
いる。
【0031】ブレーキ歯車23は、スプール軸4に近接
した位置において、リール本体1にこれと直交する方向
に固定されたブレーキ歯車軸22にワンウェイクラッチ
24を介して取り付けられている。このブレーキ歯車2
3の歯部23aは、駆動歯車9と常時噛み合っている。
【0032】ワンウェイクラッチ24は、内輪24a
と、外輪24bと、これらの間に回動可能に配置された
複数個のクラッチローラ24cとから構成されている。
このクラッチローラ24cは、内輪24aに対する外輪
24bの一方向への回転のみを許容する。内輪24aは
ブレーキ歯車軸22に回転可能に取り付けられ、一方、
外輪24bはブレーキ歯車23の内側面に固定される。
【0033】ブレーキディスク25は、内輪24aと一
体的に回転するように、これに同心的に取り付けられて
いる。このブレーキディスク25は、後述するクリック
機構32のためのクリック歯車としても作用するよう
に、外周に歯部25aを有している。
【0034】制動力調節手段26は、調節ネジ26a
と、一対の押圧プレート28、29と、バネ45と、ブ
レーキシュー30とから構成されている。
【0035】調節ネジ26aは、上記ブレーキ歯車軸2
2に近接した位置において、リール本体1を貫通してお
り、リール本体1の外側から操作可能なように、調節ネ
ジ26aの一端には、摘み26bが設けられている。こ
の調節ネジ26aの先端部にはナット27が螺合されて
いる。尚、調節ネジ26aの先端には、スナップリング
46が嵌合されており、ナット27の抜けを防止してい
る。
【0036】押圧プレート28は、調節ネジ26aの周
りにおいて、リール本体の内側面に沿って配置されてい
る。一方、押圧プレート29は、同様に、調節ネジ26
aの周りにおいて、上記押圧プレート28から間隔をあ
けるようにして、ナット27に嵌合されている。これら
押圧プレート28、29は、リール本体1の内側面に、
これと直交する方向に突出した一対のピン31a、31
bによって案内されている。即ち、押圧プレート29
は、これらピン31a、31bに案内された状態で、調
節ネジ26aの軸線方向に移動可能である。
【0037】バネ45は、押圧プレート28、29間に
配置されている。従って、このバネ45は、押圧プレー
ト29にこれを押圧プレート28から離すように作用す
る力を付与している。
【0038】ブレーキシュー30は、押圧プレート2
8、29間に挟持されている。このブレーキシュー30
は、押圧プレート28、29の平面と平行な方向に開放
されたスリット30aを有しており、このスリット30
a内に上述したブレーキディスク25の外周部が挿入さ
れている。
【0039】このように構成された制動力調節手段26
によれば、摘み26bを回転させて、ナット27を調節
ネジ26aの軸線方向に移動させることによって、押圧
プレート28、29間の距離が調節され、その結果、ブ
レーキシュー30におけるスリット30aの間隔が調節
される。これにより、ブレーキディスク25を挟持する
力が調節され、換言すれば、制動力が調節される。
【0040】クリック機構32は、図8及び図9に示す
ように、ピン33と、クリックプレート34と、バネ3
5とから構成されている。
【0041】ピン33は、ブレーキディスク25に近接
した位置において、ルール本体1の内側面にこれと直交
する方向に固定されている。このピン33は、先端に形
成された環状の第1係合溝33aと、この第1係合溝3
3aから間隔をあけて形成された環状の第2係合溝33
bとを有している。
【0042】クリックプレート34は、上述したピン3
3の第1係合溝33a及び第2係合溝33bの何れか一
方に選択的に係合される係合孔34aを有している。こ
の係合孔34aは、ピン33の外径よりも大きい内径を
有している。また、クリックプレート34は、係合孔3
4aから離れた位置にバネ取付け孔34bを有してお
り、更に、上記係合孔34a及びバネ取付け孔34bか
ら離れた位置にクリック爪34cを有している。このク
リック爪34cは、クリック歯車としても作用するブレ
ーキディスク25の歯部25aに係合可能であるが、こ
のクリック爪34cのピン33方向における高さは、ピ
ン33の第1係合溝33aと第2係合溝33bとの間の
距離よりも短い。
【0043】係合孔34aに係合したピン33の位置
と、バネ取付け孔34b及びクリック爪34cの形成位
置とは、図5に示すように、直角三角形の各頂点に対応
するように構成されている。即ち、ピン33の中心とク
リック爪34cを結ぶ直線がブレーキディスク25の回
転中心付近を通り、且つ、上記直線が、ピン33の中心
とバネ取付け孔34cの中心とを結ぶ直線とほぼ直交す
るように構成されている。
【0044】バネ35の一端は、クリックプレート34
のバネ取付け孔34bに取り付けられ、その他端は、リ
ール本体1の内側面に突出したバネ取付け用突起36に
取り付けられている。この突起36は、ピン33の中心
を通り、且つ、これとブレーキディスク25の回転中心
とを結ぶ直線とほぼ直交する直線上において、カム19
に近接して設けられている。従って、クリックプレート
34の係合孔34aをピン33の第1係合溝33aまた
は第2係合溝33bに係合した状態で、このクリックプ
レート34のバネ取付け孔34bをバネ取付け用突起3
6側に引き寄せる。これにより、クリックプレート34
のクリック爪34cはブレーキディスク25の歯部25
a側に弾性的に保持される。
【0045】ここで、図8及び図9において実線で示し
たように、クリックプレート34の係合孔34aがピン
33の第2係合溝33bに係合しているときは、クリッ
ク爪34はブレーキディスク25の歯部25aに係合
し、この状態で、ブレーキディスク25が回転すれば、
クリック音が発生する。
【0046】一方、図8において二点鎖線で示したよう
に、クリックプレート34の係合孔34aがピン33の
第1係合溝33aに係合しているときは、クリック爪3
4がブレーキディスク25の歯部25aから離脱し、こ
の状態では、ブレーキディスク25が回転しても、クリ
ック音は発生しない。
【0047】上述したクリックプレート34の係合孔3
4aのピン33の第1係合溝33aまたは第2係合溝3
3bへの選択的な係合切換え操作は、上述したカム19
の操作と同様に、取付けレバー7を操作して、ハンドル
6及び筒状軸5をスプール軸4から取り外し、更に、ス
プール11を取り外した後に行なわれる。
【0048】次に、上述した魚釣用リールAの動作を説
明する。ハンドル6の回転に伴い、スプール11を等速
で回転させる等速モードでリールを使用する場合には、
取付けレバー7を操作して、ハンドル6及び筒状軸5を
スプール軸4から取り外し、更に、スプール11を取り
外した後、カム19の摘み19aを回転させて、係合部
19bを図5に示されるように、スプール軸4側に位置
する。これにより、支持板15は取付けネジ16を中心
として時計方向に揺動して、第1変速歯車17の第1歯
部17aが駆動歯車9と噛み合い、その第2歯部17b
がスプール11の大径歯車13と噛み合い、その結果、
等速モードが実現可能な状態に置かれる。
【0049】また、スプール11の逆転時にクリック音
を発生させる場合には、クリックプレート34の係合孔
34aをピン33の第2係合溝33bに係合する。
【0050】その後、スプール11、並びに、ハンドル
6及び筒状軸5をリール本体1に組み付け、このハンド
ル6を時計方向に回転させると、ハンドル6の動力は、
筒状軸5、駆動歯車9、第1変速歯車17及び大径歯車
13を介してスプール11に伝達される。ここで、上述
したように、駆動歯車9と第1変速歯車17の第1歯部
17aとの回転比は1:2であり、一方、第1変速歯車
17の第2歯部17bとスプール11の大径歯車13と
の回転比は2:1であるため、ハンドル6を1回転させ
ると、スプール11も1回転する。
【0051】駆動歯車9の回転に伴って、ブレーキ歯車
23も回転するが、ハンドル6を上述したように時計方
向に回転させる場合には、ワンウェイクラッチ24にお
ける内輪24aと外輪24bとの接続が解除されるた
め、このようにブレーキ歯車23が回転しても、ブレー
キディスク25は回転しない。
【0052】一方、ハンドル6を反時計方向に回転させ
る場合には、ワンウェイクラッチ24における内輪24
aと外輪24bとが接続されるため、ブレーキ歯車23
の回転に伴ってブレーキディスク25も回転する。この
際、ブレーキディスク25には制動力調節手段26にお
ける摘み26bの締付けに応じた制動力が付与される。
上述したブレーキディスク25の回転に伴って、クリッ
ク機構32におけるクリック爪34cはブレーキディス
ク25の歯部25aに弾発的に順次係合し、これによ
り、クリック音が発生する。
【0053】また、ハンドル6の回転に伴い、スプール
11を倍速で回転させる倍速モードでリールを使用する
場合には、取付けレバー7を操作して、ハンドル6及び
筒状軸5をスプール軸4から取り外し、更に、スプール
11を取り外した後、カム19の摘み19aを回転させ
て、係合部19bを図10に示されるように、脚2側に
位置する。これにより、支持板15は取付けネジ16を
中心として反時計方向に揺動して、第2変速歯車18の
第1歯部18aが駆動歯車9と噛み合い、その第2歯部
18bがスプール11の小径歯車12と噛み合い、その
結果、倍速モードが実現可能な状態に置かれる。
【0054】その後、スプール11、並びに、ハンドル
6及び筒状軸5をリール本体1に組み付け、このハンド
ル6を時計方向に回転させると、ハンドル6の動力は、
筒状軸5、駆動歯車9、第2変速歯車18及び大径歯車
13を介してスプール11に伝達される。ここで、上述
したように、駆動歯車9と第2変速歯車18の第1歯部
18aとの回転比は1:2であり、一方、第2変速歯車
18の第2歯部18bとスプール11の小径歯車12と
の回転比は1:1.5であるため、ハンドル6を1回転
させると、スプール11は3回転する。これにより、素
早い釣糸の巻き取りが可能になる。
【0055】ハンドル6を時計方向に回転させる場合及
びこれを反時計方向に回転させる場合の基本的な動作は
上述した等速モードにおける場合と同様である。
【0056】また、スプール11の逆転時にクリック音
を発生させないようにするためには、取付けレバー7を
操作して、ハンドル6及び筒状軸5をスプール軸4から
取り外し、更に、スプール11を取り外した後、クリッ
クプレート34の係合孔34aをピン33の第1係合溝
33aに係合すればよい。
【0057】このように、クリックプレート34をスプ
ール軸4の方向に移動させて、クリック歯車(即ち、ブ
レーキディスク25)とクリック爪34cとの係合・離
脱を行なうように構成しているため、スプールの径方向
への大型化を回避でき、コンパクトで使用し易い釣用リ
ールが提供できる。
【0058】次に、本発明の第2実施形態に係る魚釣用
リールを、図11乃至図13を参照して以下に詳述す
る。
【0059】本発明の第2実施形態に係る魚釣用リール
Bは、変速機構14において異なる形態のカム37が使
用されていることを除き、上述した第1実施形態に係る
魚釣用リールAと同一である。従って、同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0060】第1実施形態においては、支持板15の第
1アーム15aの先端部にはその先端に向けて開口され
た係合溝15cが形成されているが(図7参照)、第2
実施形態においては、第1アーム15aの先端部にはカ
ム取付け孔15hが形成されている。
【0061】カム37は、これと別体として成形された
摘み部38と組み合わせて使用される。カム37の一方
の面において中心から偏倚した位置に係合突起37aが
形成され、その他方のほぼ中央の位置に、上記カム取付
け孔15hに嵌合可能な環状突起37bが形成されてい
る。摘み部38は、環状突起37bの内側に嵌合可能な
ボス38aを有している。図13に示すように、カム3
7は、その環状突起37b内に摘み部38のボス38a
を受け入れた状態で、摘み部38にネジ39を介して固
定される。このカム37と摘み部38とは一体的に回転
可能である。
【0062】また、リール本体1の内側面には係合長溝
1bが形成されており、この係合長溝1bにカム37の
係合突起37aが係合している。
【0063】尚、デッドポイントバネ20の一端は、上
記カム37に取り付けられている。
【0064】第1実施形態におけると同様に、取付けレ
バー7を操作して、ハンドル6及び筒状軸5をスプール
軸4から取り外し、更に、スプール11を取り外した後
に行なわれるが、摘み部38を反時計方向に回転させれ
ば、カム37はスプール軸4に近づく方向に偏倚する。
これにより、支持板15Xは取付けネジ16を中心とし
て時計方向に揺動して、第1変速歯車17の第1歯部1
7aが駆動歯車9と噛み合い、その第2歯部17bがス
プール11の大径歯車13と噛み合い、その結果、等速
モードが実現可能な状態に置かれる(図12参照)。
【0065】一方、摘み部38を時計方向に回転させれ
ば、カム37はスプール軸4から遠ざかる側に偏倚す
る。これにより、支持板15Xは取付けネジ16を中心
として反時計方向に揺動して、第2変速歯車18の第1
歯部18aが駆動歯車9と噛み合い、その第2歯部18
bがスプール11の小径歯車12と噛み合い、その結
果、倍速モードが実現可能な状態に置かれる(図11参
照)。
【0066】魚釣用リールBの動作は魚釣用リールAの
上述した動作と同一であるため、その説明を省略する。
【0067】尚、魚釣用リールBにおいては、カム37
の係合突起37aをリール本体1の係合長溝1bの端部
に当接させることによって、支持板15Xの揺動限界位
置を規制してもよい。
【0068】次に、本発明の第3実施形態に係る魚釣用
リールを、図14を参照して以下に詳述する。
【0069】本発明の第3実施形態に係る魚釣用リール
Cは、カム41をリール本体1の外側から操作可能にし
たことを除き、上述した第1実施形態に係る魚釣用リー
ルAと同一である。従って、同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0070】第3実施形態においては、カム41がリー
ル本体1に形成されたカム取付け孔1cに回転可能に取
り付けられている。リール本体1の内側において、この
カム41の端面には、図14に示すように、中心から偏
倚した位置に係合突起40aが形成されている。この係
合突起40aは、支持板15Yの端部に形成された係合
長孔15eに係合している。
【0071】魚釣用リールCの動作は魚釣用リールAの
上述した動作と同一であるため、その説明を省略する。
【0072】魚釣用リールCにおいては、カム41をリ
ール本体1の外側から操作することができ、第1及び第
2実施形態におけるように、カムの操作のために、取付
けレバー7を操作して、ハンドル6及び筒状軸5をスプ
ール軸4から取り外し、更に、スプール11を取り外す
必要はない。
【0073】次に、本発明の第4実施形態に係る魚釣用
リールを、図15を参照して以下に詳述する。
【0074】本発明の第4実施形態に係る魚釣用リール
Dは、クリック歯車(ブレーキディスク25)とクリッ
ク爪34cとの係合・離脱をリール本体1の外側から行
えるようにしたことを除き、上述した第1実施形態に係
る魚釣用リールAと同一である。従って、同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0075】第4実施形態によれば、クリック機構32
Xにおけるピン40は、リール本体1を貫通して、摺動
可能に取り付けられている。このピン40は、先端部に
環状の係合溝40aを、後端部に摘み41をそれぞれ有
している。この摘み41はリール本体1の外側面から外
側に突出しており、ここにおいて操作可能である。ま
た、ピン40は、係合溝40aと摘み41との間に、ピ
ン40の軸線方向に間隔をあけて設けられた一対のスト
ッパ溝40b、40cを有している。
【0076】このピン40を摺動可能に支持するリール
本体1の部分には、ピン40の軸線方向と直交する方向
に伸びるプランジャ室1dが形成されている。このプラ
ンジャ室1dには、プランジャ41が摺動可能に配置さ
れている。このプランジャ41はプランジャ室1d内に
配置されたバネ42によってピン40側に付勢されてい
る。
【0077】第4実施形態において、摘み41をリール
本体1から引き出して、クリックプレート34を図15
(a)において実線で示すようにリール本体1側に引き
寄せれば、クリック音が発生可能な状態に置かれる。
【0078】また、摘み41をリール本体1内に押し込
んで、クリックプレート34を図15(a)において二
点鎖線で示すようにリール本体1から遠ざければ、クリ
ック音が発生不可能な状態に置かれる。
【0079】このようなクリック機構32Xの操作方法
が行なわれることを除き、魚釣用リールDの動作は魚釣
用リールAの上述した動作と同一である。従って、その
説明を省略する。
【0080】魚釣用リールDにおいては、クリック機構
32Xに切換え操作をリール本体1の外側から行なうこ
とができ、第1及び第2実施形態におけるように、カム
の操作のために、取付けレバー7を操作して、ハンドル
6及び筒状軸5をスプール軸4から取り外し、更に、ス
プール11を取り外す必要はない。
【0081】次に、本発明の第5実施形態に係る魚釣用
リールを、図16を参照して以下に詳述する。
【0082】本発明の第5実施形態に係る魚釣用リール
Eは、より簡易な構造のクリック機構32Yを有してい
ることを除き、上述した第1実施形態に係る魚釣用リー
ルAと同一である。従って、同一の構成要素に同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0083】第5実施形態において、クリック機構32
Yは、ピン44とクリック爪43とから構成されてい
る。ピン44は、上述した第4実施形態におけるピン4
0と同様に、リール本体1に摺動可能に取り付けられ
る。但し、このピン44は、第4実施形態におけるピン
40と異なり、非円形状の横断面を有している。図16
に示した第5実施形態においては、ピン44は四角形状
の横断面を有している。
【0084】クリック爪43は板バネから形成されてお
り、上記ピン44の端部に固定されている。
【0085】このクリック機構32Yによれば、上述し
た第4実施形態におけるクリック機構32Xと同様に、
クリック機構32Xに切換え操作をリール本体1の外側
から行なうことができ、第1及び第2実施形態における
ように、カムの操作のために、取付けレバー7を操作し
て、ハンドル6及び筒状軸5をスプール軸4から取り外
し、更に、スプール11を取り外す必要はない。しか
も、第4実施形態と異なり、ピン40の先端部に係合溝
40aを形成したり、クリックプレート34のためのバ
ネを設けたりする必要がないため、魚釣用リールEの部
品員数を減少させると共に、省スペース化を図ることが
できる。
【0086】尚、上述した第1乃至第5実施形態におい
ては、本発明は片軸受リールに適用されたものとして説
明したが、両軸受リール等の他の種類のリールに適用す
ることも可能である。
【0087】本発明において、回転体10とは、スプー
ル11及びその回転に伴って回転する部材のすべてを含
む。ここで、第1乃至第5実施形態においては、スプー
ル11の回転に伴って回転する部材としてのブレーキデ
ィスク25にクリック歯車としての機能を兼ね備えさせ
る一方、リール本体1にクリック爪34cが設けられて
いるが、ブレーキディスク25以外の他の回転部材にク
リック歯車としての機能を兼ね備えさせたり、クリック
歯車を別途設けてもよい。更に、リール本体1にクリッ
ク歯車を設ける一方、回転体10側にクリック爪を設け
ることも可能である。
【0088】
【発明の効果】請求項1の本発明の魚釣用リールによれ
ば、クリック歯車とクリック爪との係合・離脱を、これ
らの一方をこれらの他方に対してスプール軸方向に移動
させて行なうように構成しているため、スプールの径方
向のスペースが小さくてすみ、径方向にコンパクトな魚
釣用リールを得ることができる。
【0089】請求項1の魚釣用リールにおいて、請求項
2に記載したように、クリック歯車とクリック爪との係
合・離脱をリール本体又はスプールの外部より操作可能
に構成すれば、クリック機構の操作に際して、本体を分
解したりする必要がなく、簡単且つ迅速な切換え操作が
可能になる。
【0090】請求項1または請求項2の魚釣用リールに
おいて、請求項3に記載したように、クリック爪にクリ
ック歯車の回転軸心方向を向いて位置保持されるように
弾発力を付勢すれば、クリック爪のクリック歯車への係
合が常時適切に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る魚釣用リールの正
面図
【図2】図1のリールの断面図
【図3】図1のリールの底面図
【図4】図1のリールにおけるローラホルダ付近の構造
を示す断面図
【図5】図1のリールが等速モードに置かれた状態の内
部構造を示す正面図
【図6】図5に示した変速機構の断面図
【図7】図6の変速機構の部分拡大図
【図8】図1のリールにおける制動機構及びクリック機
構を示す断面図
【図9】図8のクリック機構の拡大図
【図10】図1のリールが倍速モードに置かれた状態の
内部構造を示す正面図
【図11】本発明の第2実施形態に係る魚釣用リールに
おける倍速モードに置かれた変速機構を示す正面図
【図12】図11のリールにおける等速モードに置かれ
た変速機構を示す正面図
【図13】図11のリールにおけるカムを示す断面図
【図14】本発明の第3実施形態に係る魚釣用リールの
部分断面図
【図15】本発明の第4実施形態に係る魚釣用リールに
おける制動機構及びクリック機構を示す断面図
【図16】本発明の第5実施形態に係る魚釣用リールの
内部構造を示す正面図
【符号の説明】
1 リール本体 4 スプール軸 10 回転体 11 スプール 25 クリック歯車 34c クリック爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体と、前記リール本体に設けら
    れたスプール軸に回転可能に設けられ、その回転により
    釣糸を放出・巻き取り可能な略円筒状のスプールを含む
    回転体と、前記リール本体及び前記回転体の何れか一方
    に設けられたクリック歯車と、前記クリック歯車に係合
    ・離脱可能に前記リール本体及び前記回転体の何れか他
    方に設けられたクリック爪とを備えた魚釣用リールにお
    いて、 前記クリック歯車と前記クリック爪との係合・離脱を、
    これらの一方をこれらの他方に対してスプール軸方向に
    移動させて行なうようにしたことを特徴とする魚釣用リ
    ール。
  2. 【請求項2】 前記クリック歯車と前記クリック爪との
    係合・離脱を前記リール本体又は前記スプールの外部よ
    り操作可能としたことを特徴とする請求項1に記載の魚
    釣用リール。
  3. 【請求項3】 前記クリック爪には前記クリック歯車の
    回転軸心方向を向いて位置保持されるように弾発力が付
    勢されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の魚釣用リール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002136251A (ja) * 2000-11-02 2002-05-14 Shimano Inc 両軸受リールの発音装置

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