JP2000270136A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000270136A
JP2000270136A JP11073717A JP7371799A JP2000270136A JP 2000270136 A JP2000270136 A JP 2000270136A JP 11073717 A JP11073717 A JP 11073717A JP 7371799 A JP7371799 A JP 7371799A JP 2000270136 A JP2000270136 A JP 2000270136A
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Osamu Kimoto
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継同報配信時に、非標準の手順信号を用い
なくても、中継結果レポートを任意の中継結果配信先に
対して送信することができるファクシミリ装置などの通
信端末装置を提供する。 【解決手段】 中継依頼機はパスワードと中継結果配信
先の情報を手順信号であるSID信号に格納して中継配
信用画像データとともに送信する(ステップS5,S
7)。これに応答して、中継機は上記SID信号及び中
継配信用画像データを受信した後(ステップS13,S
14,S17)、次段の中継機に中継配信用画像データ
を送信するときに、上記中継結果配信先の情報を含むS
ID信号を中継配信用画像データとともに送信する(ス
テップS23,S24)とともに、その中継結果レポー
トの画像データを中継結果配信先の情報が示す宛先に直
接に送信する(ステップS30)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、画像データを中継依頼機の通信
端末装置から、中継機の通信端末装置に送信して、当該
画像データを一旦中継機の通信端末装置の画像メモリに
蓄積した後、この蓄積された画像データを、指定された
中継配信先の宛先通信端末装置に送信するように構成さ
れた、例えばファクシミリ中継網などの画像データ中継
網における中継機の通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のファクシミリ中継網の中継同報
配信システムにおいては、2段中継の例の図2に示すよ
うに、画像データを中継依頼機のファクシミリ装置30
から、画像データの中継機能を有する中継機のファクシ
ミリ装置20aに送信して、当該画像データを一旦中継
機の画像メモリに蓄積した後、この蓄積された画像デー
タを、第2中継機のファクシミリ装置20b−1乃至2
0b−3(以下、総称して20bと付す。)を介してそ
れぞれ中継配信先のファクシミリ装置40−1乃至40
−6(以下、総称して符号40を付す。)に送信する。
【0003】例えば、図2の中継配信先のファクシミリ
装置40−4に配信するときは、画像データが中継依頼
機30から第1中継機20a及び第2の中継機20b−
2を介して中継配信先40−4に送信される。そして、
このファクシミリ中継網は、例えば1つの会社で、本
社、支店、営業所に対応して、中継依頼機、中継機、中
継配信先の端末装置を設置することにより、ファクシミ
リ通信の効率化及び通信コストの削減を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該中
継同報配信システムにおいて、中継送信のOKやNGの
結果を示す中継結果レポートは、1つ前の段の中継機又
は中継依頼機に返送されるために、中継機の操作者が当
該中継結果レポートを見たときはその中継同報配信がど
の中継依頼機からの、何のためのファクシミリ送信かわ
からないという問題点があった。また、複数段の中継機
を備えた中継同報配信システムでは、2段目より後段の
中継機からの中継結果レポートは中継依頼機に返送され
ないという問題点があった。さらには、中継結果レポー
トを任意の中継結果配信先に対して送信できないという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は以上の問題点を解決し、中
継同報配信時に、非標準の手順信号を用いなくても、中
継結果レポートを任意の中継結果配信先に対して送信す
ることができるファクシミリ装置などの通信端末装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信端末装置は、画像データを中継依頼機から少な
くとも1段の中継機を介して中継配信先端末に送信する
中継網における中継依頼機の通信端末装置において、所
定の桁数のパスワードと中継結果配信先の情報を所定の
手順信号に格納して中継配信用画像データとともに送信
する送信手段を備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置は、画像データを中継依頼機から複数段の中継機
を介して中継配信先端末に送信する中継網における中継
機の通信端末装置において、所定の桁数のパスワードと
中継結果配信先の情報を含む所定の手順信号及び中継配
信用画像データを受信した後、次段の中継機に中継配信
用画像データを送信するときに、少なくとも上記中継結
果配信先の情報を含む手順信号を中継配信用画像データ
とともに送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3記載の通信端末装置は、
請求項2記載の通信端末装置において、上記送信手段
は、次段の中継機又は中継配信先端末への中継結果を上
記中継結果配信先の情報が示す宛先に直接に送信するこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0010】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、中継同報配信機能を有するファクシミリ装置
20の構成を示すブロック図である。この実施形態のフ
ァクシミリ装置20は、画像データを中継依頼機から中
継機を介して中継配信先のファクシミリ装置に送信する
中継網における中継機又は中継依頼機のファクシミリ装
置である。本明細書では、ファクシミリ装置20は、中
継依頼機及び中継機の両方の機能を有するものとして説
明する。
【0011】本実施形態のファクシミリ装置20は、中
継依頼機として動作するときに、主制御部1は、所定の
桁数のパスワードと中継結果配信先の情報を、手順信号
である、Fコードのファクシミリ通信で用いる送信者識
別信号(SID)に格納して中継配信用画像データとと
もに送信する(図6のステップS5,S7)ことを特徴
としている。これに応答して、主制御部1は、中継機と
して動作するときに、上記パスワードと中継結果配信先
の情報を含むSID信号及び中継配信用画像データを、
中継依頼機又は前段の中継機から受信した後(図7のス
テップS13,S14,S17)、次段の中継機に中継
配信用画像データを送信するときに、少なくとも上記中
継結果配信先の情報を含むSID信号を中継配信用画像
データとともに送信する(図8のステップS23,S2
4)とともに、次段の中継機又は中継配信先端末への中
継結果レポートの画像データを上記中継結果配信先の情
報が示す宛先に直接に送信する(図8のステップS3
0)ことを特徴としている。
【0012】本実施形態において、中継結果配信先は、
中継依頼機であってもよいし、中継依頼機以外のファク
シミリ装置であってもよく、中継結果配信先の電話番号
の情報は、中継依頼機の操作部5を用いて入力される
(図6のステップS1)。また、Fコードのファクシミ
リ通信では、公知の通り、パスワード信号(PWD)、
選択ポーリング信号(SEP)、サブアドレス信号(S
UB)や送信者識別信号(SID)を用いて通信を行
う。そして、本実施形態では、中継結果配信先の電話番
号の情報は、サブアドレス信号(SUB)と対をなす最
大20桁の送信者識別信号(SID)において、次の表
に示す形式で格納される。
【0013】
【表1】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― (従来例)1234−−−−−−−−−−−−−−−− ―――――――――――――――――――――――――――――――――― (実施例)1234*0751234567−−−−− ―――――――――――――――――――――――――――――――――― (注)”1234”はパスワードであり、” 0751234567”は中継結 果配信先の電話番号であり、”−”は空き桁を示す。
【0014】表1に示すように、Fコードファクシミリ
通信で用いられるSID信号において、パスワードに続
いて、区切りコード”*”を挿入した後、中継結果配信
先の電話番号を格納するので、確実に中継結果配信先を
指定できる。また、多段の中継同報配信においても、F
コードであるSID信号を次段の中継機に中継伝送する
ことにより、最初の中継依頼機又はその他の中継結果配
信先に対して中継結果レポートを直接に送信することが
できる。
【0015】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、中継同報配信機能を備えている。主制御部1は具
体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以
下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御す
るほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行す
る。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原
稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデー
タを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリン
タ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ
通信により受信したイメージデータをハードコピーとし
てプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示
装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置で
あり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示した
り、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイ
メージデータの表示を行う。
【0016】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0017】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、図6の中継発信処理と、図7及び図8
の中継処理のうちの少なくとも1つを含む。RAM7
は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制
御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラム
の実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、
RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、
停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にも
そのデータの内容が失われない。画像メモリ8はDRA
M等で構成され、送信すべきイメージデータ又は受信し
たイメージデータを記憶する。なお、RAM7及び画像
メモリ8をハードディスクメモリで構成してもよい。
【0018】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0019】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、中継同報配信機能を有している。フ
ァクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み
取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規
格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式
に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先の
ファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファ
クシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェア
によりイメージデータに復号化されて画像記録部3から
ハードコピーとして出力される。なお、画像メモリ8は
イメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶し
ているイメージデータを必要に応じて出力する。
【0020】図1のRAM7においては、自機受信能力
テーブル7aと、中継管理テーブル7bと、中継結果レ
ポートテーブル7cとが格納される。自機受信能力テー
ブル7aには、通常のG3方式のファクシミリ通信にお
いて必要な、副走査線密度、2次元符号化能力、記録紙
の最大紙幅、記録紙の最大長などを含む自機受信能力の
情報が格納される。また、中継管理テーブル7bには、
図3にその一例を示すように、画像メモリ8内に設けら
れる各メモリボックス毎に、管理データと、中継機/中
継配信先識別ビットとが格納される。ここで、上記管理
データには、所定の桁数のパスワードと、次段の中継機
又は中継配信先の電話番号が格納され、中継機/中継配
信先識別ビットが1である欄の管理データは、後段に中
継機又は中継配信先が続く中継機の電話番号及びパスワ
ードを含む一方、中継機/中継配信先識別ビットが0で
ある欄の管理データは、最終宛先である中継配信先端末
の電話番号を含む。さらに、中継結果レポートテーブル
7cには、中継結果配信先毎に、中継機又は中継配信先
に対する中継結果(OK又はNG)が格納される。
【0021】図4は、図1のファクシミリ装置20によ
って印字される中継結果レポートの一例を示す図であ
る。図4から明らかなように、中継結果レポートにおい
ては、中継結果配信先の電話番号、次段の中継機又は中
継配信先に送信した送り元である中継機の電話番号、並
びに、送信又は中継がOKであった中継機又は中継配信
先の電話番号、送信又は中継がNGであった中継機又は
中継配信先の電話番号が記載され、ファクシミリ送信の
画像データの形式で中継結果配信先に送信される。
【0022】図5は、本実施形態において中継依頼機と
第1及び第2中継機と中継配信先との間で送受信される
ファクシミリの中継処理における信号の通信手順を示す
タイミングチャートである。この例では、2段中継の例
を示しており、また、中継結果配信先を中継依頼機とし
ている。
【0023】図5において、中継依頼機は中継発信処理
を実行し、これに応答して第1中継機は中継処理を実行
する。まず、中継依頼機は第1中継機に対してダイヤル
発呼し、これに応答して、第1中継機はDIS信号を返
送する。次いで、中継依頼機はTSI,SID,SU
B,DCS信号を送信してトレーニングを実行する。こ
こで、TSI信号には中継依頼機の電話番号が格納さ
れ、SID信号には上記表1の例に示すようにパスワー
ドと区切りコード”*”と中継結果配信先の電話番号と
が格納され、SUB信号には送信時に入力されたメモリ
ボックス番号の情報が格納されている。また、SID信
号のうちの中継結果配信先の情報は、次段の中継処理の
ために、第1中継機のRAM7内の一時メモリに格納さ
れる。そして、第1中継機はCFR信号を返送し、中継
依頼機は中継同報配信すべき画像データを第1中継機に
送信した後EOP信号を送信し、このとき、第1中継機
はSUB信号で指定された画像メモリ8内のメモリボッ
クスに格納する。そして、第1中継機はMCF信号を返
送し、これに応答して、中継依頼機はDCN信号を送信
して1つのファクシミリの中継通信を終了する。
【0024】次いで、第1中継機は次段の第2中継機に
対してダイヤル発呼し、これに応答して、第2中継機は
DIS信号を返送する。次いで、第1中継機はTSI,
SID,SUB,DCS信号を送信してトレーニングを
実行する。ここで、TSI信号には第1中継機の電話番
号が格納され、SID信号には、第1中継機の中継管理
テーブル7b内の第2中継機に対するパスワードと、区
切りコード”*”と、先の中継依頼機から受信したSI
D信号のうちの中継結果配信先の電話番号とが格納さ
れ、SUB信号には、第1中継機の中継管理テーブル7
b内の第2中継機のメモリボックス番号の情報が格納さ
れる。さらに、中継依頼機と第1中継機との間の通信と
同様の通信が実行されて終了される。この後、第1中継
機は、SID信号に格納された中継結果配信先に対して
ダイヤル発呼して、図4の形式の中継結果レポートを画
像データとして送信する。
【0025】さらに、第2中継機は中継配信先端末に対
してダイヤル発呼して中継同報配信用画像データを送信
する。そして、第2中継機は第1中継機と同様に、中継
配信先端末への中継送信結果を含む中継結果レポートを
画像データとして中継結果配信先に対して送信する。
【0026】図5から明らかなように、第1中継機はS
ID信号で指定された中継結果配信先に対して中継結果
レポートを画像データとして送信し、また、第2中継機
は、第1中継機ではなく、SID信号で指定された中継
結果配信先に対して直接に中継結果レポートを画像デー
タとして送信することを特徴としている。
【0027】図6は、図1のファクシミリ装置20の主
制御部1によって実行される中継依頼機の中継発信処理
を示すフローチャートである。
【0028】図6において、まず、ステップS1におい
て中継用メモリボックス番号及びパスワード(4桁)を
操作部5を用いて入力し、ステップS2において中継機
に対してダイヤル発呼する。次いで、ステップS3にお
いて中継機からのDIS信号検出し、ステップS4にお
いてTSI信号に自局のファクシミリ番号を格納した
後、ステップS5においてSID信号に、“パスワー
ド”と区切りコード“*”と自局のファクシミリ番号又
は中継結果配信先のファクシミリ番号を国番号なしで市
外局番から格納し、さらに、ステップS6において上記
入力されたメモリボックス番号をSUB信号に格納す
る。そして、ステップS7においてTSI,SID,S
UB,DCS信号を送出した後、ステップS8において
中継同報配信用の画像データを送出し、ステップS9に
おいて回線開放し、当該中継発信処理を終了する。
【0029】図7及び図8は、図1のファクシミリ装置
20の主制御部1によって実行される中継機の中継処理
を示すフローチャートである。
【0030】図7のステップS11において着信したか
否かが判断され、YESとなったときにステップS12
においてDIS信号を送出し、ステップS13において
TSI,SID,SUB,DCS信号を受信する。次い
で、ステップS14において上記受信したSID信号の
“*”までのコードを抽出してパスワードとして検出し
た後、ステップS15において検出されたパスワード
が、上記SUB信号で指定のメモリボックスのパスワー
ドと一致するかか否かが判断され、NOのときはステッ
プS19でDCN信号を送出し、ステップS20で回線
開放して当該中継処理を終了する。一方、ステップS1
5でYESであるときは、ステップS16において、受
信したSID信号の区切りコード“*”から後しろのデ
ータを中継結果配信先の電話番号としてRAM7内の一
時メモリに記憶した後、ステップS17において中継同
報配信用の画像データを受信し、ステップS18におい
て回線開放する。そして、図8のステップS21に進
む。
【0031】図8のステップS21において中継管理テ
ーブル7bに基づいて、次段の中継機又は中継配信先端
末の宛先に対してダイヤル発呼し、ステップS22にお
いて最終宛先である中継配信先であるか否かが判断さ
れ、YESのときはステップS23に進む一方、NOの
ときはステップS24に進む。ステップS23において
はSID信号に、RAM7内の中継管理テーブル7bに
格納されたパスワードと、区切りコード“*”と、RA
M7内の一時メモリに格納された中継結果配信先の電話
番号とを格納して、TSI,SUB,DCS信号ととも
に送出する。次いで、ステップS24において画像メモ
リ8から中継同報配信用の画像データを読み出して送信
した後、ステップS25において回線開放する。そし
て、ステップS26において通信エラーが発生したかか
否かが判断され、YESのときはステップS27に進む
一方、NOのときはステップS28に進む。ステップS
27において通信エラーの宛先をRAM7内の中継結果
レポートテーブル7cに格納し、ステップS28におい
て全宛先への送信が終了したかか否かが判断され、YE
SのときはステップS29に進む一方、NOのときはス
テップS21に戻って別の宛先に対して上記の処理を繰
り返す。
【0032】ステップS29において中継結果配信先へ
直接にダイヤル発呼し、ステップS30において中継結
果レポートテーブル7cに格納されたデータに基づいて
作成された中継結果レポートを画像データとして送出し
た後、ステップS31において回線開放して当該中継処
理を終了する。
【0033】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、中継依頼機は、所定の桁数のパスワードと中継結果
配信先の情報を、手順信号である、Fコードのファクシ
ミリ通信で用いる送信者識別信号(SID)に格納して
中継配信用画像データとともに送信する(図6のステッ
プS5,S7)。従って、中継同報配信時に、1つの手
順信号をパスワードと中継結果配信先の情報伝送に使用
するので、非標準の手順信号を用いなくても、中継結果
レポートを任意の中継結果配信先に対して直接に送信す
ることができる。ここで、中継結果配信先の情報伝送の
ために非標準の手順信号を用いないので、中継結果配信
先の情報伝送を、異なるメーカーや異なる機種間での通
信で容易に実現できる。なお、中継結果配信先の情報を
中継依頼機から中継機に対して送信する場合、中継する
段数は少なくとも1段であるファクシミリ中継網に適用
することができる。
【0034】また、本実施形態によれば、中継機は、上
記パスワードと中継結果配信先の情報を含むSID信号
及び中継配信用画像データを、中継依頼機又は前段の中
継機から受信した後(図7のステップS13,S14,
S17)、次段の中継機に中継配信用画像データを送信
するときに、少なくとも上記中継結果配信先の情報を含
むSID信号を中継配信用画像データとともに送信する
(図8のステップS23,S24)。従って、次段の中
継機にも中継結果配信先の情報を、SID信号から抽出
して送出するので次段の中継機にも中継結果配信先の情
報を伝達することができる。
【0035】さらに、本実施形態によれば、中継機は、
次段の中継機又は中継配信先端末への中継結果レポート
の画像データを上記中継結果配信先の情報が示す宛先に
直接に送信する(図8のステップS30)。従って、各
中継機からの中継結果レポートを、中継依頼機の操作者
が任意に指定する中継結果配信先に対して直接に送信す
ることができ、中継結果を把握することが必要なファク
シミリ装置で収集することができる。
【0036】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えばデータ通信装置などを
含む通信端末装置に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の通信端末装置によれば、画像データを中継依頼
機から少なくとも1段の中継機を介して中継配信先端末
に送信する中継網における中継依頼機の通信端末装置に
おいて、所定の桁数のパスワードと中継結果配信先の情
報を所定の手順信号に格納して中継配信用画像データと
ともに送信する送信手段を備える。従って、中継同報配
信時に、1つの手順信号をパスワードと中継結果配信先
の情報伝送に使用するので、非標準の手順信号を用いな
くても、中継結果レポートを任意の中継結果配信先に対
して直接に送信することができる。ここで、中継結果配
信先の情報伝送のために非標準の手順信号を用いないの
で、中継結果配信先の情報伝送を、異なるメーカーや異
なる機種間での通信で容易に実現できる。
【0038】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置によれば、画像データを中継依頼機から複数段の
中継機を介して中継配信先端末に送信する中継網におけ
る中継機の通信端末装置において、所定の桁数のパスワ
ードと中継結果配信先の情報を含む所定の手順信号及び
中継配信用画像データを受信した後、次段の中継機に中
継配信用画像データを送信するときに、少なくとも上記
中継結果配信先の情報を含む手順信号を中継配信用画像
データとともに送信する送信手段を備える。従って、次
段の中継機にも中継結果配信先の情報を、上記手順信号
から抽出して送出するので次段の中継機にも中継結果配
信先の情報を伝達することができる。
【0039】さらに、請求項3記載の通信端末装置によ
れば、請求項2記載の通信端末装置において、上記送信
手段は、次段の中継機又は中継配信先端末への中継結果
を上記中継結果配信先の情報が示す宛先に直接に送信す
る。従って、各中継機からの中継結果レポートを、中継
依頼機の操作者が任意に指定する中継結果配信先に対し
て直接に送信することができ、中継結果を把握すること
が必要なファクシミリ装置などの通信端末装置で収集す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、中継同報配信
機能を有する中継機のファクシミリ装置20の構成を示
すブロック図である。
【図2】 従来例のファクシミリ中継網の中継同報配信
システムを示すブロック図である。
【図3】 図1のRAM7内の中継管理テーブル7bの
構成の一例を示す表である。
【図4】 図1のファクシミリ装置20によって印字さ
れる中継結果レポートの一例を示す図である。
【図5】 本実施形態において中継依頼機と第1及び第
2中継機と中継配信先との間で送受信されるファクシミ
リの中継処理における信号の通信手順を示すタイミング
チャートである。
【図6】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される中継依頼機の中継発信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される中継機の中継処理の第1の部分を示す
フローチャートである。
【図8】 図1のファクシミリ装置20の主制御部1に
よって実行される中継機の中継処理の第2の部分を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 7b…中継管理テーブル、 7c…中継結果レポートテーブル、 8…画像メモリ、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20,20a,20b,20b−1乃至20b−3…中
継機のファクシミリ装置、 30…中継依頼機のファクシミリ装置、 40−1乃至40−6…中継配信先のファクシミリ装
置、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを中継依頼機から少なくとも
    1段の中継機を介して中継配信先端末に送信する中継網
    における中継依頼機の通信端末装置において、所定の桁
    数のパスワードと中継結果配信先の情報を所定の手順信
    号に格納して中継配信用画像データとともに送信する送
    信手段を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 画像データを中継依頼機から複数段の中
    継機を介して中継配信先端末に送信する中継網における
    中継機の通信端末装置において、所定の桁数のパスワー
    ドと中継結果配信先の情報を含む所定の手順信号及び中
    継配信用画像データを受信した後、次段の中継機に中継
    配信用画像データを送信するときに、少なくとも上記中
    継結果配信先の情報を含む手順信号を中継配信用画像デ
    ータとともに送信する送信手段を備えたことを特徴とす
    る通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記送信手段は、次段の中継機又は中継
    配信先端末への中継結果を上記中継結果配信先の情報が
    示す宛先に直接に送信することを特徴とする請求項2記
    載の通信端末装置。
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