JP2000269499A - 絶縁ゲート形トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
絶縁ゲート形トランジスタおよびその製造方法Info
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Abstract
上部コーナーにおけるゲート酸化膜は平坦部またはトレ
ンチ側壁に比べて酸化膜厚が薄く、さらにコーナー部の
形状に起因する電界集中によってゲート絶縁破壊の原因
となっていた。 【解決手段】 順次積層されて形成された第1導電形の
第1の半導体層、第2導電形の第2の半導体層(2) 、お
よび第1導電形の第3の半導体層(8) と、第3の半導体
層(8) の表面から第2の半導体層(2) を経て第1の半導
体層に達する溝部(5) と、溝部(5) の表面に形成された
ゲート絶縁膜(6) およびゲート電極(7) を有し、第3の
半導体層と第1の半導体層間の電気的導通がゲート電極
(7) に加えられる電圧により制御される絶縁ゲート形ト
ランジスタにおいて、溝部(5) のゲート絶縁膜(6) の所
定部の膜厚が溝部の他の部分の膜厚より厚い絶縁膜によ
り形成される。
Description
ンジスタおよびその製造方法に係り、例えばMOSFE
Tに関する。
Pチャネル型パワーMOSFETにおいても、高速化高
周波化、オン抵抗の低減等の要求によりその構造は微細
化の一途をたどっている。しかし、パワーMOSFET
においては一方において高破壊耐量が求められており、
かかる微細化による電界集中のためゲート酸化膜の局所
的絶縁破壊の弊害がでてきており、その対策が求められ
ていた。
トレンチゲート形のPチャネル型パワーMOSFETの
製造工程およびその構造について説明し、さらにゲート
酸化膜の局所的絶縁破壊の主な原因について説明する。
ETのトレンチゲートの製造工程を図9から順を追って
説明する。図9に示すように、P+層上にP型のエピタ
キシヤル層が形成されている半導体基板100の表面を
例えば塩酸酸化して酸化膜101を形成する。
によって基板100の表面に例えばリンを打ち込み、高
温熱処理により拡散およびアニールすることによりパワ
ーMOSFETのベース領域となるN型の拡散層102
を形成する。
ず)を形成して、図11に示すように、表面の所定の部
分にイオン注入法によりリンを打ち込み拡散およびアニ
ールを行うことによりリンを不純物とするN+層を形成
する。
01をRIE法(ReactiveIon Etchi
ng法)などを用いて除去し、続いて例えば化学気相成
長法であるCVD法(Chemical Vapor
Deposition法)などを用いることのより、不
純物を含まないシリコン酸化膜層であるUDO層(Un
Doped Oxide層)103を堆積させる。
ジスト膜によるマスク104を形成し、例えばRIE法
などを用いて上記UDO層103の所定部分をエッチン
グし除去する。
04を用いて、さらに例えばRIE法などを用いた異方
性エッチングによりN型ベース領域102のエッチング
を行い、トレンチ105を形成する。
03およびマスク104を例えばRIE法など方法で除
去した後、トレンチ105の内部を含む表面全体にシリ
コン酸化膜であるゲート酸化膜106を例えば塩酸希釈
酸化法により形成する。次に,ボロンがドープされたポ
リシリコン107をLPCVD法(Low Press
uree Chemical Vapor Depos
ition法)によりトレンチ105の内部を含む表面
全体に堆積させ、トレンチ105の内部をポリシリコン
107により充填する。
ず)、図15に示すように、ソースが形成されるβ領域
の上部に形成されている、前記ボロンがドープされたポ
リシリコン107を例えばRIE法によりエッチングし
て除去する。このとき図15に示すα領域の部分の前記
ボロンドープのポリシリコン107はゲート電極として
残しておく。
スト膜によるマスク(図示せず)を形成し、イオン注入
法により基板表面にボロンを打ち込み、高温処理により
ボロンを拡散させるためのアニール処理をすることによ
って活性化しP型ソース領域108を形成する。
09を例えばCVD法などによって堆積させ、所定の形
状のマスク(図示せず)を形成して、例えばRIE法な
どによってエッチングを行う。
て例えばAl層110などをスパッタ法などにより堆積
させた後、所定の形状にエッチングして、ベース電極お
よびソース電極(図示せず)を形成する。さらにドレイ
ン電極(図示せず)を基板100のP+層の裏面に形成
する。
形のPチャネル型パワーMOSFETの製造方法であ
る。このMOSFETは縦型の構造をしている。N形ベ
ース層102はゲート電圧によりトレンチ部に添ってP
形に反転してチャネルが形成され、表面側のソースと裏
面側のドレイン間が導通する。従ってチャネル長はN形
ベース層102の厚さによりフォトリソグラフィの加工
精度によらず正確に定まり、短チャネルが容易に形成さ
れるためオン抵抗の低減が可能である。
Pチャネル型パワーMOSFETおいては、トレンチ1
05の終端のゲート酸化膜106、即ちゲート電極ポリ
シリコンの引き出し部のトレンチ105の上部コーナー
111におけるゲート酸化膜106は、平坦部またはト
レンチ側壁のゲート酸化膜106よりも酸化膜の膜厚が
酸化応力により薄くなる。しかも、シリコン表面の形状
は直角に近くなっており、平坦部に比較し鋭くなるた
め、電界集中が生じゲート酸化膜106の絶縁破壊の原
因となっていた。
うな製造方法および図18に示すような構造では、トレ
ンチの上部終端部のゲート電極ポリシリコンの引出し部
のゲート酸化膜は、平坦部またはトレンチの側壁部より
もその膜厚が薄くなる。さらに、Si表面の形状は鋭く
なり、電界が集中することによってゲートの絶縁破壊の
原因となっていた。
れたものであり、トレンチ上部終端のゲート電極ポリシ
リコン引出し部のゲート絶縁膜の絶縁破壊を防止できる
絶縁ゲート形トランジスタおよびその製造方法を提供す
ることを目的とする。
膜の絶縁耐量を向上した絶縁ゲート形トランジスタは、
順次積層されて形成された第1導電形の第1の半導体
層、第2導電形の第2の半導体層、および第1導電形の
第3の半導体層と、前記第1の半導体層の表面から前記
第2の半導体層を経て前記第3の半導体層に達する溝部
と、少なくとも前記溝部の表面に形成されたゲート絶縁
膜およびゲート電極を有し、前記第1の半導体層と前記
第3の半導体層間の電気的導通が前記ゲート電極に加え
られる電圧により制御される絶縁ゲート形トランジスタ
において、前記溝部のゲート絶縁膜の所定部の膜厚が前
記溝部の他の部分の膜厚より厚い絶縁膜により形成され
ている絶縁ゲート形トランジスタである。
れている所定部が前記溝部の上部コーナ部である絶縁ゲ
ート形トランジスタであり、また、前記厚い絶縁膜が形
成されている所定部に接する半導体部分は前記溝部の他
の部分よりも高濃度の不純物原子がドープされている絶
縁ゲート形トランジスタであり、さらに、前記絶縁ゲー
ト形トランジスタはPチャネル型MOSFETであり、
前記高濃度の不純物原子は砒素原子である絶縁ゲート形
トランジスタであり、また前記溝部はその断面が矩形ま
たはU字形のトレンチである絶縁ゲート形トランジスタ
である。
タの製造方法は、第1導電形の第1の半導体層の表面に
第2導電形の第2の半導体層を形成する工程と、前記第
2の半導体層の表面の所定部分に、前記第2の半導体層
の不純物濃度より高濃度の第2導電形の第1の領域を形
成する工程と、前記第1の領域、前記第2の半導体層を
経て前記第1の半導体層に達する溝部を形成する工程
と、前記溝部にゲート絶縁膜を形成する工程と、ここで
前記第1の領域の部分に形成された前記溝部の上面コー
ナー部のゲート絶縁膜の膜厚は他の部分のゲート絶縁膜
の膜厚より厚く形成され、前記ゲート絶縁膜表面にゲー
ト電極材を堆積する工程と、前記第2の半導体層の表面
の所定の部分に第1導電形の第3の半導体層を形成する
工程とを有することを特徴とする絶縁ゲート形トランジ
スタの製造方法である。
工程において、前記第2の半導体層表面の所定の部分に
外部電極を形成するための第2導電形の第2の領域が同
時に形成される絶縁ゲート形トランジスタの製造方法で
あり、また、前記絶縁ゲート形トランジスタはPチャネ
ル型MOSFETであり、前記高濃度の第2導電形の第
1の領域の不純物原子は砒素原子である絶縁ゲート形ト
ランジスタの製造方法である。
を用いて説明するが、本発明はここで説明する実施の形
態に限定されるものではない。下記実施の形態は発明の
目的を逸脱しない限りにおいて多様に変形することがで
きる。
を用いて説明する。本実施の形態に係るトレンチゲート
形のPチャネル型パワーMOSFETのトレンチゲート
の製造工程を図1から順を追って説明する。なお、本発
明は以下説明するトレンチゲート形のPチャネル型パワ
ーMOSFETに限定されるものではなく、例えばV溝
形FETなど他のMOSFETにも適用可能である。
工程は、先に説明した従来の技術における図9から図1
0までの製造工程は同様である。即ち、P+層上にP型
エピタキシヤル層が形成されている半導体基板の表面を
例えば塩酸酸化してシリコン酸化膜1を形成する。次
に、イオン注入法によってP型基板の表面に例えばリン
を打ち込み、さらに高温熱処理により拡散およびアニー
ルすることによりPチャネル型パワーMOSFETのベ
ース領域となるN型の拡散層2を形成する。
違うところであるので、図1からその後の工程を説明す
る。
した基板の表面に例えばレジスト膜による所定のマスク
(図示せず)を形成して、表面からイオン注入法により
例えば砒素を打ち込み、その後高温熱処理してリンを拡
散させ、さらにアニールすることにより、基板表面に部
分的にN+層を形成する。なお、以降の工程でトレンチ
を形成する予定である箇所5を点線で示す。部分的にN
+層を形成するのは図1に示すように、将来ベース電極
を取り出す部分13とトレンチの上部終端部分の近傍1
4である。イオン注入する原子は砒素に限定されるもの
ではなく、不純物としてシリコンに注入された場合にシ
リコンの酸化速度を増加させる不純物となるものであれ
ば良い。
IE法などによりエッチングして除去し、続いて例えば
CVD法などを用いて新たに不純物を含まないシリコン
酸化膜を堆積させUDO層3を形成する。
でトレンチを形成する部分が開口した例えばレジスト膜
によるマスク4を形成する。
4を用いて例えばRIE法などによりUDO層3のエッ
チングを行う。さらに、例えばRIE法などを用いた異
方性エッチングによりN型ベース領域2のエッチングを
行いトレンチ5を形成する。なお、このトレンチ5はN
型ベース領域2を貫通しその底部15はP型エピタキシ
ヤル層内に達するようにする。
IE法などを用いて除去した後、図4に示すように、先
ずトレンチ5の内部を含む表面全体に、例えば塩酸希釈
酸化法によりシリコンの酸化膜であるゲート酸化膜6を
形成する。ゲート酸化膜6の形成時にトレンチ5の終端
部分12のN+層14の表面は、高濃度にドープされた
砒素による増速酸化の効果で、その部分だけトレンチ内
部等の他の部分よりも約2倍程度酸化膜の厚さが厚くな
る。このため、従来技術において問題点であったトレン
チ肩部の電界集中によるゲート絶縁膜の破壊が緩和され
る。
7をLPCVD法(Low Pressure Che
micaal Vapor Deposition
法)によりトレンチ5の内部を含む表面全体に堆積さ
せ、トレンチ5の内部をポリシリコン7により充填す
る。
(図6参照)が形成されるβ部分の上部に当たる前記ボ
ロンがドープされたポリシリコン7を例えばRIE法に
より平坦にエッチングしてその表面層を除去する。この
とき、ゲート電極となるα部分の前記ボロンがドープさ
れたポリシリコン層7は残される。
(図示せず)し、図6に示すようにイオン注入法により
ボロンを打ち込み、高温熱処理によりボロンを拡散させ
ることによってソース領域8を形成する。
またはシリコン窒化膜またはそれらの積層膜からなる層
間絶縁膜9を例えばCVD法などによって堆積させ、電
極取出しのための開口部を形成するためのマスク(図示
せず)を形成し、例えばRIE法などによってエッチン
グを行う。なお、層間絶縁膜9としては、例えばPSG
(Phospho−Silicate Glass)
膜、BPSG(Bron−doped Phospho
−Silicate Glass)膜、およびUDO膜
からなる3層構造の絶縁膜を用いることもできる。
例えばアルミニュウム層10などをスパッタ法などによ
り堆積させた後、ソース電極およびベース電極を形成す
る。さらにドレイン電極(図示せず)をP型基板のP+
層の裏面に形成する。
より、トレンチの上部終端のゲート電極ポリシリコン引
出し部のトレンチ上部コーナーに高濃度砒素でN+層1
4を形成することによって、ゲート酸化時に不純物であ
る砒素の特徴であるシリコンの増速酸化により、トレン
チ上部コーナーのゲート酸化膜を厚くすることができ、
ゲート耐量を向上することができる。
+層14は、Pチャネル型パワーMOSFETのベース
領域の電極取出し部が十分に低抵抗のコンタクトが取れ
るようこの電極形成部に設けられる高濃度のN+領域1
3と同時に形成することが可能であり、イオン注入工程
を増やす事なく形成し得る。
FETにおいては、トレンチ上部終端のゲート電極ポリ
シリコン引出し部のトレンチ上部コーナーに、例えば高
濃度砒素を不純物とするN+層を形成することによっ
て、この部分についてゲート酸化時に高濃度砒素不純物
を含むシリコンの特徴である増速酸化を行う。かかる酸
化により、従来の酸化時間と同じ時間でトレンチ上部コ
ーナーのみゲート酸化膜を他の部分と比較し例えば約2
倍程度厚くすることができる。このため、コーナ部のゲ
ート絶縁膜の絶縁破壊耐量を向上することができる。
形P型パワーMOSFETの製造工程について説明した
が、P型に限らずN型パワーMOSFETのゲート絶縁
膜の耐圧向上に適用することも可能である。またトレン
チゲート形に限定されるものではなく、いわゆるV溝形
のMOSFETに適用することも可能である。
部コーナーのみゲート酸化膜を他の部分と比較し例えば
約2倍程度厚くすることができる。このため、コーナ部
のゲート絶縁膜の絶縁破壊耐量を向上することができ
る。
型パワーMOSFETの製造工程を示す断面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す斜
視図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ゲート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断
面図。
ーMOSFETの製造工程を示す断面図。
ト形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す斜視
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
ート形のP型パワーMOSFETの製造工程を示す断面
図。
トレンチ上部コーナー 13、…ベース電極を取出部 14、…トレンチ上部終端部分の近傍 15、…トレンチ底部 100…P型のエビタキシヤル層が形成されている半導
体基板 α…ボロンがドープされたポリシリコンがエッチングさ
れていない領域 β…上面のボロンがドープされたポリシリコンがエッチ
ングで除去されたソース形成領域
Claims (8)
- 【請求項1】 順次積層されて形成された第1導電形の
第1の半導体層、第2導電形の第2の半導体層、および
第1導電形の第3の半導体層と、 前記第3の半導体層の表面から前記第2の半導体層を経
て前記第1の半導体層に達する溝部と、 少なくとも前記溝部の表面に形成されたゲート絶縁膜お
よびゲート電極を有し、前記第3の半導体層と前記第1
の半導体層間の電気的導通が前記ゲート電極に加えられ
る電圧により制御される絶縁ゲート形トランジスタにお
いて、 前記溝部のゲート絶縁膜の所定部の膜厚が前記溝部の他
の部分の膜厚より厚い絶縁膜により形成されていること
を特徴とする絶縁ゲート形トランジスタ。 - 【請求項2】 前記厚い絶縁膜が形成されている所定部
が前記溝部の上部コーナ部であることを特徴とする請求
項1記載の絶縁ゲート形トランジスタ。 - 【請求項3】 前記厚い絶縁膜が形成されている所定部
に接する半導体部分は前記溝部の他の部分よりも高濃度
の不純物原子がドープされていることを特徴とする請求
項1に記載の絶縁ゲート形トランジスタ。 - 【請求項4】 前記絶縁ゲート形トランジスタはPチャ
ネル型MOSFETであり、前記高濃度の不純物原子は
砒素原子であることを特徴とする請求項3記載の絶縁ゲ
ート形トランジスタ。 - 【請求項5】 前記溝部はその断面が矩形またはU字形
のトレンチである請求項1に記載の絶縁ゲート形トラン
ジスタ。 - 【請求項6】 第1導電形の第1の半導体層の表面に第
2導電形の第2の半導体層を形成する工程と、 前記第2の半導体層の表面の所定部分に、前記第2の半
導体層の不純物濃度より高濃度の第2導電形の第1の領
域を形成する工程と、 前記第1の領域、前記第2の半導体層を経て前記第1の
半導体層に達する溝部を形成する工程と、 前記溝部にゲート絶縁膜を形成する工程と、ここで前記
第1の領域の部分に形成された前記溝部の上面コーナー
部のゲート絶縁膜の膜厚は他の部分のゲート絶縁膜の膜
厚より厚く形成され、 前記ゲート絶縁膜表面にゲート電極材を堆積する工程
と、 前記第2の半導体層の表面の所定の部分に第1導電形の
第3の半導体層を形成する工程とを有することを特徴と
する絶縁ゲート形トランジスタの製造方法。 - 【請求項7】 前記第1の領域を形成する工程におい
て、前記第2の半導体層表面の所定の部分に外部電極を
形成するための第2導電形の第2の領域が同時に形成さ
れることを特徴とする請求項6に記載の絶縁ゲート形ト
ランジスタの製造方法。 - 【請求項8】 前記絶縁ゲート形トランジスタはPチャ
ネル型MOSFETであり、前記高濃度の第2導電形の
第1の領域の不純物原子は砒素原子であることを特徴と
する請求項6または請求項7記載の絶縁ゲート形トラン
ジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07606699A JP3934818B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 絶縁ゲート形トランジスタおよびその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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