JP2000268756A - 荷電ビーム装置および荷電ビームの制御方法 - Google Patents

荷電ビーム装置および荷電ビームの制御方法

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JP2000268756A
JP2000268756A JP11067221A JP6722199A JP2000268756A JP 2000268756 A JP2000268756 A JP 2000268756A JP 11067221 A JP11067221 A JP 11067221A JP 6722199 A JP6722199 A JP 6722199A JP 2000268756 A JP2000268756 A JP 2000268756A
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cooling unit
temperature
unit
sample
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Hideaki Abe
部 秀 昭 阿
Yuichiro Yamazaki
崎 裕一郎 山
Motosuke Miyoshi
好 元 介 三
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空中を浮遊する残留物を簡易な設備で効率
よく除去できる荷電ビーム装置を提供する。 【解決手段】 荷電ビーム装置は、パルス管冷凍機11
と、冷凍機11を制御する冷凍機制御部13と、圧縮機
14と、高圧用ロータリバルブ15と、低圧用ロータリ
バルブ16と、冷凍機11に発生した振動を除去するア
クティブダンパ17とを有する。真空容器2内の対物レ
ンズ6と試料8との間に冷却部10を設けて、真空容器
2内の残留物を冷却部10に吸着させるため、真空容器
2内の残留物の量を減らすことができ、測長SEMの測
長値の誤差が少なくなり、測定精度が向上する。また、
冷却部10を冷却する冷凍機11としてパルス管を用い
るため、構造を簡略化でき、小型化できるとともに、振
動を抑制できて測定精度が向上し、かつ、メインテナン
スも容易になり、ランニングコストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子顕微鏡、測長
SEM(Scanning Electron Microscopy)、欠陥検査装
置、荷電ビーム露光装置、集束イオンビーム装置(FIB:
Focused Ion Beam)、およびオージェ分析装置などの荷
電ビーム装置に関し、特に、真空中を浮遊する汚染物質
を低減する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】荷電ビームを試料に照射する際、試料は
真空容器に収納する必要があるが、真空容器内部には様
々な残留物が存在しており、真空の劣化やビーム照射汚
染を引き起こす原因となっている。真空容器中に試料を
入れた際に試料からは様々な物質が放出される。例え
ば、微細パターンを露光する際にウェーハに塗布するレ
ジストからは、水やハイドロカーボン系分子が放出され
る。レジストだけでなくエッチング後のウェーハからも
放出される場合がある。さらに、荷電ビームを試料に照
射すると、荷電ビームと試料表面の物質とが反応して真
空中に残留物として放出される。その他に、試料を大気
中にさらした際に試料表面に付着した物質が真空容器内
に持ち込まれる可能性がある。このようにして試料から
放出した物質は真空中を浮遊しており、さらには真空容
器内壁に付着するおそれがある。
【0003】真空容器には、前述の試料からの残留物の
ほかにも、Oリングや真空グリース、樹脂、配線などの
残留物の発生源となる箇所が存在する。これらに含まれ
るハイドロカーボン系分子などは真空容器を長時間真空
放置しても除去することは不可能である。
【0004】このような真空の劣化やビーム照射汚染を
引き起こす残留物を低減する一手法として、コールドト
ラップによる冷却が提案されている。コールドトラップ
とは、残留物を除去したい箇所に設置された冷却部を冷
却し、真空中に存在する残留物を冷却部に吸着させるも
のである。この種のコールドトラップを利用した従来の
冷却システムでは、液体窒素などの冷却材を充填または
循環させることにより冷却部を冷却していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷却部
の冷却温度を一定に保つには、常に冷却材を補充しなけ
ればならず、ランニングコストが高くなる。また、冷却
材を補充するには、デュワーやボンベなどの容器を頻繁
に交換する必要があり、作業者の負担が大きくなる。特
に、充填式の場合には、時間の経過とともに冷却部の温
度が上昇するため、作業中に残留物の吸着性能が低下
し、十分な残留物の低減効果が得られず、頻繁に冷却材
を充填する必要がある。
【0006】また、上述した従来の冷却システムでは、
冷却材を充填しておくデュワーやボンベ、装置内に冷却
材を導く真空断熱配管、使用後の冷却材を排気するため
の加熱器、および結露などによる環境汚染を防止するキ
ャビネットなどの周辺設備が必要であり、システムが大
がかりになってしまう。さらに、液化した物質を冷却材
として使用する場合、冷却部の温度の応答速度が遅いこ
とから、温度が安定するまでに長時間を要する。
【0007】以上の理由で、冷却部を常時冷却してコー
ルドトラップを連続使用することは従来は困難であっ
た。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、真空中を浮遊する残留物を簡
易な設備で効率よく除去できる荷電ビーム装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、荷電ビーム光学系と、前記
荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射するか、あ
るいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向手段
と、前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、前記光学鏡筒
に接続され試料を載置する試料台を収納する真空容器
と、を備えた荷電ビーム装置において、真空容器内に存
在する残留物を吸着する冷却部と、前記冷却部を冷却す
る極低温冷凍機と、前記極低温冷凍機に発生した振動を
除去するアクティブダンパと、前記アクティブダンパを
制御するアクティブダンパ制御部と、を備える。
【0010】請求項1の発明では、極低温冷凍機に発生
した振動を除去するアクティブダンパを設けるため、荷
電ビームずれが起きなくなり、高性能の荷電ビーム装置
が得られる。
【0011】請求項2の発明は、荷電ビーム光学系と、
前記荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射する
か、あるいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向
手段と、前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、前記光学
鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納する真空容
器と、を備えた荷電ビーム装置において、真空容器内に
存在する残留物を吸着する冷却部と、前記冷却部を冷却
する極低温冷凍機と、を備え、前記極低温冷凍機は、圧
力振動を用いてピストン運動と同様の挙動を行うガスを
収容したパルス管を有し、前記パルス管内のガスの膨張
により前記冷却部を冷却する。
【0012】請求項2の発明では、パルス管内のガスの
膨張により冷却部を冷却するため、振動を発生させるこ
となく冷却部を冷却できる。
【0013】請求項3の発明では、さらにアクティブダ
ンパを設けるため、極低温冷凍機に発生した振動をより
確実に除去できる。
【0014】請求項4の発明では、冷却部の温度が予め
定めた基準温度になるように温度制御を行うため、残留
物を最も効率よく吸着できる温度に冷却部を設定するこ
とができる。
【0015】請求項5の発明では、残留物の種類によ
り、冷却部への最適な吸着温度が異なることに着目し
て、残留物の種類を特定して、特定した残留物に応じた
温度に冷却部を設定するため、残留物を効率よく冷却部
に吸着させることができる。
【0016】請求項6の発明では、光学鏡筒と真空容器
内の複数箇所に冷却部を設けるため、残留物の絶対量を
減らすことができる。
【0017】請求項7の発明は、荷電ビーム光学系と、
前記荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射する
か、あるいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向
手段と、前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、前記光学
鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納する真空容
器と、を備えた荷電ビーム装置の制御方法において、真
空容器内に存在する残留物を、極低温冷凍機により冷却
される冷却部に吸着させ、前記極低温冷凍機に発生した
振動をアクティブダンパにより除去し、前記アクティブ
ダンパをアクティブダンパ制御部により制御する。
【0018】請求項8の発明は、荷電ビームを、真空容
器内の試料面上の所望の位置に照射するか、あるいは試
料面上の所望の領域内で走査させる荷電ビーム装置の制
御方法において、前記光学鏡筒内あるいは前記真空容器
内に圧力振動を用いてピストン振動と同様の挙動を行う
ガスを収容したパルス管を有する冷却部を設け、前記パ
ルス管内のガスの膨張により前記冷却部を冷却すること
により、真空容器内に存在する残留物を前記冷却部に吸
着させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る荷電ビーム装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。以
下では、荷電ビーム装置を測長SEMに適用した例につ
いて主に説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は第1の実施形態
の測長SEM(Critical Dimension SEM)の概略構成を示
すブロック図である。図1の測長SEMは、光学鏡筒1
と真空容器2を備えており、光学鏡筒1内には、電子銃
3と、コンデンサレンズ4と、絞り5と、対物レンズ6
と、二次電子検出器7とが設けられ、真空容器2内に
は、試料8を載置する試料台9と、後述する冷却部10
および冷凍機11と、熱電対12とが設けられる。
【0021】また、図1の測長SEMは、冷凍機11を
制御する冷凍機制御部13と、圧縮機14と、高圧用ロ
ータリバルブ15と、低圧用ロータリバルブ16と、冷
凍機11に発生した振動を除去するアクティブダンパ1
7とを有する。
【0022】図1の測長SEMにおいて、電子銃3から
放出された電子ビームは、コンデンサレンズ4により集
束された後、絞り5により、所望の大きさのビーム形状
に成形される。絞り5を通過した電子ビームは、対物レ
ンズ6により集束された後、試料8上の所望の位置に照
射される。試料8から放射された二次電子は、二次電子
検出器7で検出される。
【0023】図1の冷却部10は、真空容器2内の試料
8の近傍に配置されており、電子ビームの行路近傍を浮
遊する残留物を吸着する。真空容器中に存在する残留物
としては、真空容器内壁や試料から放出される水やハイ
ドロカーボン系分子、さらには微小リークなどにより外
部から流入する空気(酸素や窒素)などが挙げられる。
【0024】図2は冷却部10の冷却原理を説明する図
である。本実施形態は、パルス管冷凍機11を用いる点
に特徴がある。具体的には、本実施形態の冷凍機11
は、図2に示すように、圧力振動を用いてピストン運動
と同様の挙動を行うガスを内部に収容したパルス管31
と、蓄冷器32と、流路抵抗33,34と、リザバー3
5とを有する。
【0025】リザバー35は、流路抵抗34の作用によ
り、ほぼ一定の圧力に保持される。冷却部10の外周に
はヘリウムガスなどの冷却材が封入された配管が取り付
けられ、これら配管を介して冷却部10は蓄冷器32と
パルス管31の各低温端L1,L2に接続されている。
【0026】パルス管31内のガスは、高圧用ロータリ
バルブ15と低圧用ロータリバルブ16の開閉に応じて
ピストン運動と同様の挙動を行うため、ガスピストンと
呼ばれる。図2の冷却部10は、ガスピストンの作用に
より冷却を行っている。
【0027】図3は図2の冷却部10の冷却工程を示す
フローチャートであり、以下、このフローチャートに基
づいて冷却部10の冷却工程を順に説明する。まず、高
圧用ロータリバルブ15を閉じて、低圧用ロータリバル
ブ16を開くと、系内の圧力はほぼ低圧であるため、ガ
スピストンはパルス管31の低温端L2に位置する(ス
テップS1)。
【0028】次に、低圧用ロータリバルブ16を閉じて
高圧用ロータリバルブ15を開くと、高圧ガスが蓄冷器
32を介してパルス管31に流入し、ガスピストンを放
熱器側H2に押そうとするが、流路抵抗33を介して放
熱器側からも高圧ガスが流入するため、ガスピストンは
移動せず、圧力のみが上昇する(ステップS2)。
【0029】次に、圧縮機14からのガス圧力が最大に
なると、流路抵抗34からリザバー35に抜けるガスが
増大してガスピストンが放熱器側H2に移動する(ステ
ップS3)。このとき、パルス管31内部の容積が膨張
してパルス管31の圧力が低下する。
【0030】次に、高圧用ロータリバルブ15を閉じて
低圧用ロータリバルブ16を開くと、さらにパルス管3
1の内部の圧力は低下する(ステップS4)。
【0031】パルス管31の圧力が最低圧力に達する
と、リザバー35からのガスがパルス管31に流入する
ため、ほぼ低圧を保ったままガスピストンは低温端L2
に戻る。
【0032】このように、ガスピストンの膨張工程によ
り、蓄冷器32の低温端L1および冷却部10は冷却さ
れる。
【0033】図1の測長SEM内の冷却部10は、真空
容器2の外側に取り付けられた冷凍機11により、図2
と同じ原理で冷却される。また、図1の冷却部10は、
試料8と対物レンズ6との間に配置され、例えばBeCuを
材料とする薄い円盤状の電極を構成している。さらに、
冷却部10は、電子ビームの行路近傍の残留物を効率よ
く低減できるように、試料8の直上で、試料8にできる
だけ近接して配置される。
【0034】冷却部10と対物レンズ6は、熱的・電気
的に絶縁されており、これにより、冷却によるビームの
軸ずれが防止される。冷却部10の温度は熱電対12に
より常時測定され、冷凍機制御部13は冷却部10の温
度と予め設定した温度との温度差を計算する。この温度
差が規定範囲から外れると、冷凍機制御部13は、高圧
用ロータリバルブ15と低圧用ロータリバルブ16の切
り替え周波数やガス圧力を自動調整して冷却部10の温
度を制御する。
【0035】このようなフィードバック制御により、冷
却部10の温度は一定に保たれる。また、図3のステッ
プS1〜S4の工程を繰り返すことにより、液体ヘリウ
ム温度程度までの冷却が可能となる。
【0036】図1の測長SEMの場合、冷却を行う際、
圧縮機14、高圧用ロータリバルブ15、および低圧用
ロータリバルブ16の動作により振動が発生し、この振
動により分解能等の性能が低下するおそれがある。そこ
で、アクティブダンパ17により振動の抑制を図ってい
る。
【0037】アクティブダンパ17は、真空容器2に発
生した振動を検出する変位・加速度センサ18と、振動
を打ち消す方向に真空容器2を動かすアクチュエータ1
9と、アクチュエータ19の駆動制御を行うアクティブ
ダンパ制御部20とで構成される。
【0038】変位・加速度センサ18は、例えば真空容
器2に取り付けられ、真空容器2の振動を常時検出して
アクティブダンパ制御部20に送る。アクティブダンパ
制御部20は、振動を抑制する計算を行ってアクチュエ
ータ19を駆動制御する。このようなフィードバック制
御により、冷却時の真空容器2の振動が抑制されて、装
置の安定化が図られる。
【0039】ところで、図1の電子銃3が電子ビーム光
学系に、コンデンサ4、絞り5および対物レンズ6が偏
向手段に、冷凍機11が極低温冷凍機に、熱電対6が温
度測定部に、冷凍機制御部13が温度調整部に、それぞ
れ対応する。
【0040】図4は、冷却部10を設けた場合と設けな
い場合のビーム照射汚染の堆積量を比較したAFM像を
示す図である。図4のX軸とY軸は試料8面の二次元座
標を表し、Z軸は汚染物質量を表している。図4は、電
子ビームの照射時間が6分、8分、10分のそれぞれに
ついて、冷却部10を設けた場合と設けない場合のAF
M像を示している。
【0041】これら電子ビーム照射による堆積物は、主
にハイドロカーボン系分子が電子ビーム照射により重合
・堆積したものであり、特に、真空中を浮遊するハイド
ロカーボン系分子、真空中のために試料から放出された
ハイドロカーボン系分子、電子ビーム照射により試料か
ら強制的に放出されたハイドロカーボン系分子が主な発
生源として挙げられる。
【0042】図4からわかるように、冷却部10を設け
ることにより、ハイドロカーボン系分子に代表される残
留物は冷却部に効率よく吸着されるために、照射領域の
角部と中心部の堆積量が減少する。
【0043】一方、図5は冷却部10の温度と照射領域
各部における堆積量低減率との関係を示す図である。図
示のように、冷却部10の温度が(-30℃)以下の場合に
は、照射領域の角部と中心部の堆積量減衰率はほぼ一定
になる。なお、照射領域の辺部は温度が(-100℃)以下に
なると、堆積率減衰率が劣化しているが、これは、真空
容器内の残留物よりも試料表面の残留物が支配的になる
ためと考えられる。
【0044】また、図6は、冷却部10の温度が24
℃、17℃、4℃のそれぞれについて、電子ビームの照
射時間と測長値の変動量との関係を示す図である。図示
のように、冷却部10の温度を4℃以下にすると、堆積
量が減少するため、測長値がほとんど変動しなくなるこ
とがわかる。
【0045】このように、第1の実施形態は、真空容器
2内の対物レンズ6と試料8との間に冷却部10を設け
て、真空容器2内の残留物を冷却部10に吸着させるた
め、真空容器2内の残留物の量を減らすことができ、測
長SEMの測長値の誤差が少なくなって測定精度が向上
する。
【0046】また、冷却部10を冷却する冷凍機11と
してパルス管を用いるため、構造を簡略化でき、小型化
できるとともに、振動が少ないために測定精度が向上
し、かつ、メインテナンスも容易になり、ランニングコ
ストを低減できる。
【0047】さらに、圧縮機14等により発生した振動
を抑制するためにアクティブダンパ17を設けるため、
振動によるビームのずれ等を抑制できる。
【0048】(第2の実施形態)残留物の種類により、
吸着に必要な冷却部10の最適温度が異なる。そこで、
以下に説明する第2の実施形態は、残留物の種類の分析
結果に基づいて、冷却部10の温度を自動調整するもの
である。
【0049】図7は第2の実施形態の測長SEMの概略
構成を示すブロック図である。図7では、図1と共通す
る構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点
を中心に説明する。
【0050】図7の測長SEMは、真空容器2内の雰囲
気を分析する質量分析計等からなるガス分析器(分析
部)41と、分析部41による分析結果に基づいて冷却
部10の基準冷却温度を設定する温度設定部(基準温度
設定部)42とを備える。なお、図7では、温度設定部
42が、図1の冷凍機制御部13を兼ねる例を示してい
るが、それぞれ別個に設けてもよい。
【0051】電子ビームの照射による汚染の原因となる
ハイドロカーボン系分子は、冷却部10に吸着できる冷
却温度がそれぞれ異なっている。図8はハイドロカーボ
ン名と吸着温度との関係を示す図である。図示のよう
に、ハイドロカーボンの種類により吸着温度が異なって
いる。
【0052】そこで、ガス分析器41は、ハイドロカー
ボン系分子を検出すると、その分子量から吸着に必要な
冷却温度を計算して冷凍機制御部13に指示を送って、
常に最適な冷却温度を設定する。
【0053】このように、第2の実施形態は、真空容器
2内に存在する残留物の種類に応じて、冷却部10の冷
却温度を設定するため、残留物を効率よく冷却部10に
吸着させ、過剰な冷却を避けることができる。
【0054】(第3の実施形態)第3の実施形態は、光
学鏡筒1や真空容器2内の複数箇所に冷却部10を設置
することにより、真空度を上げるものである。
【0055】図9は第3の実施形態の測長SEMの概略
構成を示すブロック図である。図9では、図1と共通す
る構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点
を中心に説明する。
【0056】第3の実施形態の冷却部10は、対物レン
ズ6と試料台9の間だけでなく、2つのコンデンサレン
ズ4の間と、コンデンサレンズ4および絞り5の間と、
真空容器2の外壁部分にも設けられる。
【0057】このように、光学鏡筒1と真空容器2内の
複数箇所に冷却部10を設けることにより、残留物の絶
対量を減らすことができ、装置全体の真空度を向上でき
る。これにより、光学鏡筒部品に残留物が付着・堆積し
なくなり、荷電ビーム装置を安定させることができる。
【0058】なお、冷却部10を設ける場所や冷却部1
0の数は、図9に示したものに限定されないが、電子ビ
ームの行路近傍に設けるのが望ましい。
【0059】(第4の実施形態)第1〜第3の実施形態
は、アクティブダンパ17を用いて、圧縮機14等によ
る振動を相殺する例を説明したが、パルス管冷凍機11
はもともと振動が少ないため、アクティブダンパ17を
省略してもよい。
【0060】図10は第4の実施形態の測長SEMの概
略構成を示すブロック図である。図10の測長SEM
は、アクティブダンパ17を省略した点を除けば、図1
と同じ構成を有する。アクティブダンパ17を省略する
ことにより、構成を簡略化および小型化でき、コストも
低減できる。
【0061】なお、第1〜第4の実施形態は、パルス管
冷凍機11を使用する例を説明したが、パルス管以外の
冷凍機11を用いて構成してもよい。パルス管以外の冷
凍機11は、パルス管冷凍機11よりも振動が生じやす
いが、図1に示すアクティブダンパ17を設ければ、振
動を相殺できるため、電子ビームのビームずれを抑制で
きる。
【0062】また、図1等では、冷却部10の温度を熱
電対12で測定して温度をフィードバック制御する例を
説明したが、それほど精度を要求しない場合には、温度
のフィードバック制御系を省略しても構わない。
【0063】上述した各実施形態では、測長SEMを例
にとって説明したが、本発明は、荷電ビームを利用する
各種の装置、例えば、電子顕微鏡、欠陥検査装置、露光
装置、FIB、およびオージェ分析装置などに幅広く利
用できる。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、冷却部を設けて真空容器中に存在する残留物を吸
着するとともに、極低温冷凍機に発生した振動をアクテ
ィブダンパで除去するため、荷電ビームのビームずれを
抑制できる。
【0065】また、パルス管方式の極低温冷凍機を用い
ることにより、振動量をよりいっそう抑えることができ
る。
【0066】さらに、真空容器中に存在する残留物に応
じて冷却部の基準温度を定めることにより、残留物を効
率よく冷却部に吸着することができる。
【0067】また、光学鏡筒および真空容器内の複数箇
所に冷却部を設けることにより、真空度をよりいっそう
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の測長SEMの概略構成を示す
ブロック図。
【図2】冷凍機の詳細構成を示すブロック図。
【図3】図2の冷却部の冷却工程を示すフローチャー
ト。
【図4】冷却部を設けた場合と設けない場合の電子ビー
ム照射汚染の堆積量を比較した3次元のAFM像を示す
図。
【図5】冷却部10の温度と照射領域各部における堆積
量低減率との関係を示す図。
【図6】荷電ビームの照射時間と測長値の変動量との関
係を示す図。
【図7】第2の実施形態の測長SEMの概略構成を示す
ブロック図。
【図8】ハイドロカーボン名と吸着温度との関係を示す
図。
【図9】第3の実施形態の測長SEMの概略構成を示す
ブロック図。
【図10】第4の実施形態の測長SEMの概略構成を示
すブロック図。
【符号の説明】 1 光学鏡筒 2 真空容器 3 電子銃 4 コンデンサレンズ 5 絞り 6 対物レンズ 7 二次電子検出器 8 試料 9 試料台 10 冷却部 11 冷凍機 12 熱電対 13 冷凍機制御部 14 圧縮機 15 高圧用ロータリバルブ 16 低圧用ロータリバルブ 17 アクティブダンパ 18 変位・加速度センサ 19 アクチュエータ 20 アクティブダンパ制御部 31 パルス管 32 蓄冷器 33,34 流路抵抗 35 リザバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三 好 元 介 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5C033 KK01 KK09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷電ビーム光学系と、 前記荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射する
    か、あるいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向
    手段と、 前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、 前記光学鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納す
    る真空容器と、 を備えた荷電ビーム装置において、 真空容器内に存在する残留物を吸着する冷却部と、 前記冷却部を冷却する極低温冷凍機と、 前記極低温冷凍機に発生した振動を除去するアクティブ
    ダンパと、 前記アクティブダンパを制御するアクティブダンパ制御
    部と、 を備えることを特徴とする荷電ビーム装置。
  2. 【請求項2】荷電ビーム光学系と、 前記荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射する
    か、あるいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向
    手段と、 前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、 前記光学鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納す
    る真空容器と、 を備えた荷電ビーム装置において、 真空容器内に存在する残留物を吸着する冷却部と、 前記冷却部を冷却する極低温冷凍機と、を備え、 前記極低温冷凍機は、圧力振動を用いてピストン運動と
    同様の挙動を行うガスを収容したパルス管を有し、前記
    パルス管内のガスの膨張により前記冷却部を冷却するこ
    とを特徴とする荷電ビーム装置。
  3. 【請求項3】前記極低温冷凍機に発生した振動を除去す
    るアクティブダンパと、 前記アクティブダンパを制御するアクティブダンパ制御
    部と、 を備えることを特徴とする請求項2に記載の荷電ビーム
    装置。
  4. 【請求項4】前記冷却部の温度を測定する温度測定部
    と、 測定された温度が予め設定された基準温度になるように
    前記冷却部の温度を調整する温度調整部と、 を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の荷電ビーム装置。
  5. 【請求項5】真空容器内に存在する残留物の種類を分析
    する分析部と、 前記分析部の分析結果に基づいて、前記真空容器内に存
    在する残留物に応じた最適な前記基準温度を設定する基
    準温度設定部と、を備えることを特徴とする請求項4に
    記載の荷電ビーム装置。
  6. 【請求項6】荷電ビーム光学系と、 前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、 前記光学鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納す
    る真空容器と、を備え、 前記光学鏡筒および前記真空容器内の複数箇所に前記冷
    却部を設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の荷電ビーム装置。
  7. 【請求項7】荷電ビーム光学系と、 前記荷電ビームを、試料面上の所望の位置に照射する
    か、あるいは試料面上の所望の領域内で走査させる偏向
    手段と、 前記偏向手段を収納する光学鏡筒と、 前記光学鏡筒に接続され試料を載置する試料台を収納す
    る真空容器と、 を備えた荷電ビーム装置の制御方法において、 真空容器内に存在する残留物を、極低温冷凍機により冷
    却される冷却部に吸着させ、 前記極低温冷凍機に発生した振動をアクティブダンパに
    より除去し、 前記アクティブダンパをアクティブダンパ制御部により
    制御することを特徴とする荷電ビーム装置の制御方法。
  8. 【請求項8】荷電ビームを、真空容器内の試料面上の所
    望の位置に照射するか、あるいは試料面上の所望の領域
    内で走査させる荷電ビーム装置の制御方法において、 前記光学鏡筒内あるいは前記真空容器内に圧力振動を用
    いてピストン振動と同様の挙動を行うガスを収容したパ
    ルス管を有する冷却部を設け、前記パルス管内のガスの
    膨張により前記冷却部を冷却することにより、真空容器
    内に存在する残留物を前記冷却部に吸着させることを特
    徴とする荷電ビーム装置の制御方法。
  9. 【請求項9】前記極低温冷凍機に発生した振動をアクテ
    ィブダンパにより除去し、 前記アクティブダンパをアクティブダンパ制御部により
    制御することを特徴とする請求項8に記載の荷電ビーム
    装置の制御方法。
  10. 【請求項10】前記冷却部の温度を温度測定部により測
    定し、 測定された温度が予め設定された基準温度になるよう
    に、温度調整部により前記冷却部の温度を調整すること
    を特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の荷電ビー
    ム装置の制御方法。
  11. 【請求項11】真空容器内に存在する残留物の種類を分
    析部により分析し、 前記分析部の分析結果に基づいて、前記真空容器内に存
    在する残留物に応じた最適な前記基準温度を基準温度設
    定部により設定することを特徴とする請求項10に記載
    の荷電ビーム装置の制御方法。
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