JP2000268220A - 紙幣入金整理機 - Google Patents
紙幣入金整理機Info
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Abstract
おいて紙幣の取り出しを容易にすることにより満杯によ
る処理の中断を減少して処理時間の短縮を図る。 【解決手段】 ホッパ部15に投入された紙幣を収納庫
24へ収納する入金モードかホッパ部に投入された紙幣
を指定金種の指定枚数ごとに区分けするバッチモードか
を選択指定するモード指定手段と、バッチモードが指定
されたときに区分けする紙幣の金種および枚数を指定す
る金種枚数指定手段と、前記モード指定手段により入金
モードが指定されているときは入金可能な紙幣を前記一
時保留部へ集積させるとともに識別不能なリジェクト紙
幣をスタッカ部19,20へ集積させ、バッチモードが
指定されているときは指定金種の紙幣をスタッカ部へ集
積させるとともに指定外金種の紙幣および識別不能なリ
ジェクト紙幣を一時保留部22へ集積させるよう搬送分
岐手段を制御する制御部45とを具有するものである。
Description
入金する入金機に係り、特に金種混合状態の紙幣を金種
別に所定枚数ずつに区分けして整理するバッチ処理機能
を有する紙幣入金整理機に関する。
納室や、タクシー会社の事務所などにおいては、レジ係
や運転手等の担当者が自身による操作によって売上金を
入金処理する貨幣入金機が設置されている。
理を行う紙幣処理部と、硬貨の入金処理を行う硬貨処理
部と、入金処理に必要なデータや指令の入力あるいはI
Dカードのデータを読み取る操作部と、操作ガイダンス
や計数結果等を表示する表示部と、担当者別の入金デー
タを記憶または外部へ転送するデータ処理部とを備えて
いる。
と、図6(A)に略示するように、機体1の上方部に紙
幣を投入する入金ホッパ2が設けられ、この入金ホッパ
2に投入された紙幣を1枚ずつ繰り込んで搬送する搬送
路3の途中に紙幣の金種等を識別する識別部4が配設さ
れ、この識別部4の下流側に入金可能な紙幣を一時保留
する一時保留部5と入金不可の紙幣を返却するリジェク
ト口6とが配設されていて分岐部7の切り換えにより紙
幣をいずれかに送るようになっている。そして上記一時
保留部5の下方には入金承認がなされたとき一時保留紙
幣を収納する収納庫8が配設されており、入金処理時に
は図6(A)のようにして使用される。前記一時保留部
5は機体1に設けられた開閉扉9により機体1の外部と
は遮蔽されており、前記リジェクト口6は機体1外に開
放されている。
金種混合状態で収納庫8に一括収納されている紙幣を金
種別に所定枚数ずつに区分けして整理する際に使用する
バッチ処理機能を備えている。このバッチ処理時には、
図6(B)に示すように、整理したい金種とその枚数を
指定し、金種混合状態の紙幣を入金ホッパ2にセットし
てスタートボタンを押すとその紙幣が1枚ずつ繰り込ま
れて識別部4により金種が識別され、指定されている金
種の紙幣は一時保留部5に集積され、指定されていない
金種の紙幣と識別できなかったリジェクト紙幣はリジェ
クト口6へ返却される。
るいはリジェクト口6が満杯になると繰り込みが一時停
止され、設定枚数に達した一時保留紙幣、あるいは満杯
になったリジェクト口6の紙幣を取り除くことにより再
び繰り込みが開始され、こうして順次区分け整理ができ
るようになっていた。
械では、バッチ処理において指定金種を一時保留部5に
集積させるようになっているため、所定枚数に達した指
定金種を取り出す際にその都度一時保留部5の開閉扉9
を開けなければならず、そのため取り出し操作がきわめ
て面倒であるという問題点があった。
紙幣をすべて一時保留し得るように容量が大きく設定さ
れているのに対し、リジェクト口6は入金時に生じるリ
ジェクト紙幣(識別不能紙幣)が発生する可能性が少な
いことからその容量は比較的小さく設定されている。そ
のためバッチ処理を行った場合、指定金種紙幣が所定枚
数に達する前にリジェクト口6が満杯状態になってしま
って繰り込みが一時停止し、これによりバッチ処理がス
ムーズに行えないという問題点があった。
バッチ処理を行うことができず、例えば万円、五千円、
千円の3金種の混合紙幣を整理するとき、仮にリジェク
ト紙幣が1枚もなかったとしても最低2回はバッチ処理
を行わなければならない。すなわち最初に万円紙幣を指
定すると万円紙幣のみが所定枚数ずつ区分けして取り出
すことができ、五千円と千円紙幣は混合状態となる。そ
して2回目で五千円を指定すると五千円紙幣が所定枚数
ずつ区分けして取り出せ、千円紙幣だけが残ることにな
って金種別に分類することはできるが、操作回数が多い
ため整理作業が著しく面倒であるという問題があった。
し、バッチ処理紙幣の取り出しを容易として操作性の向
上を図り、迅速な操作を可能とするとともに、指定金種
紙幣やリジェクト紙幣が満杯になってバッチ処理作業が
中断する事態を減少して処理時間の短縮を図る紙幣入金
整理機を提供することを課題としてなされたものであ
る。
として本発明は、複数枚の紙幣を受け入れて1枚ずつ繰
り込むホッパ部と、このホッパ部から繰り込まれた紙幣
の金種等を識別する識別部と、入金すべき紙幣を収納す
る収納庫と、前記識別部を通過した紙幣を機体内に一時
集積するとともに収納指令時には前記収納庫への収納を
可能とし、返却指令時には機体外から取り出しを可能と
する一時保留部と、前記識別部を通過した紙幣を機体外
から取り出し可能に集積するスタッカ部と、前記ホッパ
部、識別部、一時保留部、スタッカ部の各部間で紙幣の
搬送および分岐を行う搬送分岐手段と、前記ホッパ部に
投入された紙幣を前記収納庫へ収納する入金モードかホ
ッパ部に投入された紙幣を指定金種の指定枚数ごとに区
分けするバッチモードかを選択指定するモード指定手段
と、このモード指定手段によりバッチモードが指定され
たときに区分けする紙幣の金種および枚数を指定する金
種枚数指定手段と、前記モード指定手段により入金モー
ドが指定されているときは入金可能な紙幣を前記一時保
留部へ集積させるとともに識別不能なリジェクト紙幣を
前記スタッカ部へ集積させ、前記バッチモードが指定さ
れているときは指定金種の紙幣を前記スタッカ部へ集積
させるとともに指定外金種の紙幣および識別不能なリジ
ェクト紙幣を前記一時保留部へ集積させるよう前記搬送
分岐手段を制御する制御部とを具有することを特徴とす
る。
タッカ部との2つのスタッカ部で構成することができ、
前記金種枚数指定手段を2種の金種を指定し得るように
構成すれば2金種の紙幣を同時にバッチ処理することが
できるので一層処理能率を高めることができる。
形態を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の
外観を示し、機体10内に紙幣処理部11と硬貨処理部
12とが併設されている場合を示しており、図2(A)
に紙幣処理部11の略示断面図を、図2(B)に硬貨処
理部12の略示断面図を示している。
10aには、本機を操作する担当者のIDカードのデー
タを読み取るカードリーダ13、その直下位置に入金処
理等の各処理に必要なデータや指令を入力するための操
作部14、その下方位置に紙幣入金ホッパ15がそれぞ
れ設けられており、機体10の上面には操作ガイダンス
や計数結果等を表示する表示部16が、また前記操作部
15の側方位置にはレシート発行口17が設けられてい
る。
0bの左方位置には硬貨入金ホッパ18が設けられ、機
体10の下方の前面上方部右側には第1スタッカ部19
および第2スタッカ部20の各取出口19a,20aが
上下に並設されて開口されている。この取出口19a,
20aは紙幣の飛び出しを防ぐための舌片状のストッパ
19b,20bが下方に向け回動変位可能に設けられて
いる。
閉扉23が、その下部位置には収納庫24の引出し扉2
5がそれぞれ設けられ、前面左側にはリジェクト硬貨返
却箱26と硬貨返却箱27が上下に位置してそれぞれ抜
きとり可能に設けられている。
(A)にその概要を示すように、前記紙幣入金ホッパ1
5に投入された紙幣を1枚ずつ繰り込む繰り込み手段2
8の後流側に、繰り込まれた紙幣の金種等を識別する識
別部29が設けられ、この識別部29に続いて機体10
の前面側の一時保留部22へ向けて配設される搬送路3
0の途中に切換爪31を有する分岐部を介して分岐する
分岐搬送路32が設けられ、さらにこの分岐搬送路32
の途中から切換爪33を有する分岐部を介して2路に分
岐されてそれぞれの分岐搬送路34,35を通じ前記第
1スタッカ部19と第2スタッカ部20に紙幣を送り込
むようになっている。図示の実施形態ではこれら搬送路
および分岐部により本発明でいう搬送分岐手段を構成し
ている。
一時保留部22、第1、第2スタッカ部19,20へ紙
幣を送入する際に紙幣の後端をはたき落して良好に集積
させるめの羽根車、S1 〜S4 は、紙幣入金ホッパ1
5、一時保留部22、第1、第2スタッカ部19,20
の紙幣の有無を検知するセンサを示す。
係はないが、その構成は図2(B)に示すように、硬貨
入金ホッパ18の直下に配設された回転円盤からなる繰
り出し部39、繰り出された硬貨の金種等を識別する識
別部40、硬貨を金種別に分類する分類部41、分類さ
れた硬貨を金種別に一時保留する一時保留部42、リジ
ェクト硬貨を受け入れるリジェクト箱26、硬貨を返却
する際の硬貨返却箱27、前記一時保留部42から収納
指令により金種別に収納する硬貨収納庫43等からなっ
ており、この硬貨収納庫43は前記紙幣処理部11の紙
幣収納庫24と共に台車44により機体10から引出し
可能とされている。
ーダ13の操作に基づいて各部を制御し、入金処理およ
びバッチ処理を行わせるように構成されている。すなわ
ち操作部14のモード指定手段46(図1示)により入
金モードが指定された場合には、繰り込み手段28およ
び搬送路30,32,34,35を駆動制御して紙幣入
金ホッパ15に投入された紙幣を1枚ずつ繰り込んで識
別部29で金種等を識別し、その識別結果に応じて切換
爪31,33を切り換え制御し、入金可能な紙幣は一時
保留部22へ集積させ、識別不能なリジェクト紙幣は第
1(または第2)スタッカ部19へリジェクト紙幣とし
て集積する。そして操作部14による入金承認指令操作
により一時保留部22に集積された紙幣を収納庫24へ
収納させる。また操作部14による返却指令操作により
開閉扉23のロックを解除して一時保留部22に集積さ
れた紙幣を取り出し可能とする。
よりバッチモードが指定された場合には、さらに操作部
14の金種枚数指定手段47によりバッチ処理を行う金
種と枚数の指定が可能になり、その指定に基づき繰り込
み手段28および搬送路30,32,34,35を駆動
制御して紙幣入金ホッパ15に投入された紙幣を1枚ず
つ繰り込んで識別部29で金種等を識別し、その識別結
果に応じて切り換え爪31,33を切り換え制御し、指
定された金種紙幣は第1(または第2)スタッカ部19
へ集積し、指定金種以外の紙幣および識別不能なリジェ
クト紙幣は一時保留部22へ集積させる。そして第1
(または第2)スタッカ部19の紙幣が指定枚数に達す
ると繰り込み手段28を一旦停止させ、その指定枚数に
達した紙幣が取り除かれると繰り込みを再開して順次バ
ッチ処理を可能とする。
であるが、本発明とは直接関係しないのでここでは紙幣
についてのみの説明としている。
形態を模式化して示すもので、単一のリジェクト用スタ
ッカ部(便宜上符号19で示す)を有する場合である。
この場合における入金モードによる入金処理は、図3
(A)のように一時保留部22は入金のための正常な紙
幣の一時集積のために用いられ、スタッカ部19がリジ
ェクト口として使用される。
うとする担当者が自己のIDカードをカードリーダ13
に通してその担当者のデータを入力する。次いで操作部
14のモード指定手段46により入金モードを指定する
とともに紙幣入金ホッパ15に入金しようとする紙幣を
投入し、操作部14のスタートボタンを押すと、紙幣入
金ホッパ15に投入された紙幣は繰り込み手段28によ
り1枚ずつ繰り込まれ、繰り込まれた紙幣は識別部29
を通る間に識別される。その紙幣が正常紙幣と識別され
たときは搬送路30を直進して一時保留部22へ送入集
積され、識別不能な紙幣であるときは、切換爪31が切
り換ってスタッカ部19へリジェクトされる。
表示され、操作部14の承認ボタンを押せば一時保留部
22内の紙幣は収納庫24内へ収納される。
るバッチ処理を行うときは、操作部14のモード指定手
段46によりバッチモードを指定するとともに金種枚数
指定手段47によりバッチ処理すべき金種およびバッチ
枚数を指定し、紙幣を紙幣入金ホッパ15に投入したう
え操作部14のスタートボタンを押すと、上記ホッパ1
5に投入された紙幣は1枚ずつ繰り込まれて識別部29
により金種の識別および枚数の計数がなされる。
別されたときは切換爪31が切り換ってスタッカ部19
へ送り込まれ、指定外金種紙幣およびリジェクト紙幣で
あるときは切換爪31の切り換りにより一時保留部22
へ送り込まれる。
チ紙幣が投出されると繰り込みが停止し、これを抜き取
って1回のバッチ処理が終了する。このバッチ紙幣が抜
き取られると再び繰り込みが開始され、前記と同様にし
てスタッカ部19に次回のバッチ紙幣が投出される。
ッカ部が第1スタッカ部19と第2スタッカ部20との
2つのスタッカ部で構成されているので、図4の図表に
示すように『1金種バッチ』と『2金種バッチ』とを選
択することができ、また『1金種バッチ』で「1スタッ
カ」使用と、「2スタッカ」使用との選択を行う。
場合は、第1スタッカ部19に「指定外金種」の紙幣と
リジェクト紙幣を送入し、「指定金種」は第2スタッカ
部20へ送入される。この場合は一時保留部22は使用
されない。
タッカ部20に指定枚数が投出され、この第2スタッカ
部20に投出された指定金種紙幣を機体10の前面に開
口する取出口20aから直ちに取り出すことができ、こ
の紙幣が取り出されたことをセンサS4 が検知すれば再
び紙幣の繰り込みを再開して上記仕分けが行われる。
けられているので、指定外金種の紙幣とリジェクト紙幣
とを空いている第1スタッカ部19へ集積させることに
より指定外金種紙幣とリジェクト紙幣とも取り出しやす
いようにしており、一時保留部22は使用していないの
で本発明には直接該当はしないが、指定外金種紙幣およ
びリジェクト紙幣の取り出しやすさよりも指定外金種紙
幣およびリジェクト紙幣の集積容量を考慮する場合は指
定外金種紙幣とリジェクト紙幣の集積先を第1スタッカ
部19から一時保留部22へ変更することによって容易
に対処することができる。
1スタッカ部19とし、指定外金種紙幣の集積先だけを
一時保留部22に変更することも可能である。この場合
は、各紙幣の集積先が分割されるので、指定外金種ある
いはリジェクト紙幣が満杯状態になって繰り出しが停止
してしまうという機会がより軽減される。
場合は、その指定された金種の紙幣が一方のスタッカ部
19(または20)に指定枚数投出されると切換爪33
が切換って他方のスタッカ部20(または19)に指定
枚数の指定金種紙幣が投出される。
カ部から紙幣を抜き取っている間も他方のスタッカ部へ
の投出が継続して行われるので、高能率にバッチ処理を
進めることができる。
は一時保留部22へ送入される。ここに入った紙幣はバ
ッチ処理の対象外であるので、その取り出しには開閉扉
23を開けて随時取り出せばよい。
例示するように第1指定の金種「万」および枚数「10
0」を入力し、第2指定の金種「五千」および枚数「2
0」を入力する。
スタッカ部20へ投出され、第2指定金種の五千円紙幣
は第1スタッカ部19へ投出される。それぞれの指定金
種が指定枚数投出されると投出が中断され、その紙幣を
取り出すことにより再開してバッチ処理がなされる。
合は千円紙幣)およびリジェクト紙幣は一時保留部22
へ送入され、その取り出しには開閉扉23を開けて随時
取り出す。
図5(B)のように表示され、バッチ処置の処理中には
各指定金種紙幣の端数(計算中の枚数)および完了数
(抜き取った回数)が表示される。すなわち端数の位置
には現在計数中の枚数が逐次表示され、この枚数が指定
枚数に達するとバッチ処理が完了したことになり、一旦
繰り込みが停止されるか、あるいは他方への集積が開始
される。指定枚数に達しないで計数が終了したときには
指定枚数に満たない残数が端数として表示される。そし
て指定枚数に達した紙幣を抜き取った回数は完了数の位
置に表示される。したがってこの場合は、2金種のバッ
チ処理を2つのスタッカ部19,20を用いて同時併行
して行うことができる。
幣入金機を用いてバッチ処理を行う場合に、バッチ処理
すべき紙幣は機体前面に開口するスタッカ部へ投出する
のでバッチ紙幣の取り出しが容易であり、操作性が著し
く向上する結果、処理操作を迅速に行うことができる。
また指定金種以外の紙幣やリジェクト紙幣が満杯になっ
てバッチ処理作業が中断する機会が少なくなり、処理能
率を大幅に向上することができる。
理ができるので、全金種をバッチ処理する場合の処理時
間を著しく短縮することができる。
理時にノンストップで連続的に行うことができ、一層処
理速度を高めることができる。
す外観斜視図。
貨処理部の略示断面図。
各部の機能を示す説明図。
び表示状態を示す説明図。
(B)はバッチ処理時の各部の機能を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】複数枚の紙幣を受け入れて1枚ずつ繰り込
むホッパ部と、このホッパ部から繰り込まれた紙幣の金
種等を識別する識別部と、入金すべき紙幣を収納する収
納庫と、前記識別部を通過した紙幣を機体内に一時集積
するとともに収納指令時には前記収納庫への収納を可能
とし、返却指令時には機体外から取り出しを可能とする
一時保留部と、前記識別部を通過した紙幣を機体外から
取り出し可能に集積するスタッカ部と、前記ホッパ部、
識別部、一時保留部、スタッカ部の各部間で紙幣の搬送
および分岐を行う搬送分岐手段と、前記ホッパ部に投入
された紙幣を前記収納庫へ収納する入金モードかホッパ
部に投入された紙幣を指定金種の指定枚数ごとに区分け
するバッチモードかを選択指定するモード指定手段と、
このモード指定手段によりバッチモードが指定されたと
きに区分けする紙幣の金種および枚数を指定する金種枚
数指定手段と、前記モード指定手段により入金モードが
指定されているときは入金可能な紙幣を前記一時保留部
へ集積させるとともに識別不能なリジェクト紙幣を前記
スタッカ部へ集積させ、前記バッチモードが指定されて
いるときは指定金種の紙幣を前記スタッカ部へ集積させ
るとともに指定外金種の紙幣および識別不能なリジェク
ト紙幣を前記一時保留部へ集積させるよう前記搬送分岐
手段を制御する制御部とを具有することを特徴とする紙
幣入金整理機。 - 【請求項2】前記スタッカ部が第1スタッカ部と第2ス
タッカ部との2つのスタッカ部で構成され、前記金種枚
数指定手段は2種の金種を指定し得るように構成されて
いる請求項1記載の紙幣入金整理機。 - 【請求項3】前記金種枚数指定手段により同一金種が2
つ指定されたとき前記第1スタッカ部および第2スタッ
カ部がそれぞれ設定枚数になるごとに各スタッカ部への
搬送路を切り換えるようにされている請求項2記載の紙
幣入金整理機。
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