JP2007080091A - 紙葉類処理装置、及びこれを用いた紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置、及びこれを用いた紙葉類処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 各バッチ間での入り繰りを生じることなく、効率よく処理し得る、信頼性の高い紙葉類処理装置を得る。
【解決手段】 カード検知部12と、位置検知部14及び/または排除媒体検知部15、判別ユニット5からの検知情報に基づいて、集積部9又は排除用集積部の搬送路への導入するため、制御部により、取り込み機構の取り込み動作を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば紙幣等の紙葉類を判別処理するための紙葉類処理装置、及びこれを用いた紙葉類処理方法に関する。
従来紙葉類処理装置では、小口のバッチ処理を行う目的で、ヘッダカードとトレーラカードを組み合わせた運用をしているケースがある。(総称とし、ヘッダーカード処理という。)
ヘッダーカード処理システムは、例えば現金処理センター及び銀行などで、紙葉類の受入れ業務を行う際の業務手法である。入力業務をすなわち、前処理、計数処理、及び後処理からなる3段階に分けて分担して行う。前処理では、オペレータによる紙葉類受入れフェーズであり、受入れた紙葉類のバッチ毎にヘッダーカードを発行し、発行されたヘッダー、トレーラーカードの間に紙葉類をはさみ込んで処理ボックスにセットしていく。小口バッチの場合は、処理ボックスの中に複数のバッチが存在することになる。計数処理では前処理でセットされた処理ボックスを、装置を使用してバッチ毎に計数していくフェーズであり、本発明はここで使われて装置に適用されている。後処理では、計数処理にて排除された排除券を処理するフェーズであり、オペレータが、バッチ毎に発生した排除券の券種、枚数を入力する。
上記システムにおいて、バッチとバッチを仕切るものはヘッダーカード及びトレーラーカードである。装置で処理した後、排除用集積部に、排除媒体が、ヘッダーカード、排除券、及びトレーラーカードの順番に集積され、後処理で排除券枚数の入力を行う(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このとき、排除用集積部に集積不良例えば排除媒体の1つの一端が浮き上がって、後続の排除媒体が間に挟まって集積されるような状態などにより、紙葉類の入り繰りが発生し、集積順番が不明になることがあった。
このように排除媒体の集積において、集積順番が入替わると、バッチの違算を生じる。また、集積不良による排除媒体のはみ出しでも同様に集積順番が不明になることがあった。違算が発生すると、後処理の後に違算修正処理を行わなくてはならず、違算発生原因を突き止める為に時間を要していた。また、違算により、システムの信頼性を低減していた。このようなことから、ヘッダーカード処理システムにおける信頼性の向上、及び業務効率の向上が望まれていた。
特表2000−503956号公報
本発明の目的は、上記事情に鑑みて成されたもので、仕切カードで仕切った複数バッチの紙葉類を、各バッチ間での入り繰りを生じることなく、効率よく処理し得る、信頼性の高い紙葉類処理装置を提供することにある。
本発明の紙葉類処理装置は、作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入する投入部と、
前記被処理媒体を前記投入部から個々に取り込み、搬送路へ導入する取り込み機構と、
前記投入部の取り込み方向先端部分に配置され、前記仕切りカードを検知するためのカード検知部と、
前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部と、
前記カード検知部及び前記位置検知部からの検知情報に基づいて、前記取り込み機構の取り込み動作を制御する制御部と、
前記被処理媒体の特徴を検知し、判別するための鑑査部と、
前記鑑査部における判別結果に基づいて再使用可能であることが判断された被処理媒体を集積する集積部と、
前記鑑査部おける判別結果に基づいて再使用不可能であることが判断された被処理媒体を集積する排除部とを具備することを特徴とする。
本発明の紙葉類処理装置はまた、作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入する投入部と、
前記被処理媒体を前記投入部から個々に取り込み、搬送路へ導入する取り込み機構と、
前記投入部の取り込み方向先端部分に配置され、前記仕切りカードを検知するためのカード検知部と、
前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部と、
前記被処理媒体の特徴を検知し、判別するための鑑査部と、
前記鑑査部における判別結果に基づいて再使用可能であることが判断された被処理媒体を集積する集積部と、
前記鑑査部おける判別結果に基づいて再使用不可能であることが判断された被処理媒体を集積する排除部と、
前記排除部内に排除された被処理媒体を検知する排除媒体検知部と、
前記カード検知部及び前記排除媒体検知部からの検知情報に基づいて、前記取り込み機構の
取り込み動作を制御する制御部とを具備することを特徴とする。
本発明の紙葉類処理方法は、
作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入部に投入する工程、
前記被処理媒体を取り込み機構により前記投入部から個々に取り込みて搬送路へ導入する工程、
前記投入部の取り込み方向先端部分に配置されたカード検知部により、前記仕切りカードを検知する工程、
前記被処理媒体の特徴を鑑査部にて検知し、判別する工程、
前記鑑査部における判別結果に基づいて再使用可能であることが判断された被処理媒体を集積部に集積する工程、及び
前記鑑査部おける判別結果に基づいて再使用不可能であることが判断された被処理媒体を排除部に集積する工程を具備し、
前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部により、前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を監視しながら行われる紙葉類処理方法であって、
前記位置検知部及び前記カード検知部からの検知情報に基づいて、制御部により前記取り込み機構の取り込み動作を制御することを特徴とする。
本発明の紙葉類処理方法は、作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、投入部に1または複数バッチ重ねて投入する工程、
前記被処理媒体を取り込み機構により前記投入部から個々に取り込み、搬送路へ導入する工程、
前記投入部の取り込み方向先端部分に配置されたカード検知部にて、前記仕切りカードを検知する工程、
前記被処理媒体の特徴を鑑査部にて検知し、判別する工程、
前記鑑査部における判別結果に基づいて再使用可能であることが判断された被処理媒体を集積部にて集積する工程、及び
前記鑑査部おける判別結果に基づいて再使用不可能であることが判断された被処理媒体を排除部にて集積する工程を具備し、
前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部により、前記搬送路内の前記被処理媒体の位置を監視しながら行われる紙葉類処理方法であって、
前記排除部内に排除された被処理媒体を排除媒体検知部にて検知する工程と、
前記カード検知部及び前記排除媒体検知部からの検知情報に基づいて、制御部により前記取り込み機構の取り込み動作を制御する工程とをさらに具備することを特徴とする。
本発明を用いると、各バッチ間で、手作業を要することなく十分な間隔をあけることができるので、各バッチ間での入り繰りを生じることなく、効率よく信頼性の高い紙葉類処理を行うことができる。
例えばヘッダーカード処理システムでは、大きく3段階(前処理、装置処理、排除券処理)のフェーズに作業を分担する。
第1段階は、装置で処理する前段階で、オペレータが紙葉類を受入れて、ヘッダーカードを発行し、仕切りカードとしてヘッダーカード及びトレーラーカードを使用し、処理ボックスに、ヘッダーカード、紙葉類、及びトレーラーカードの順番にセットする。小口バッチの場合は、処理ボックスの中に複数のバッチが存在し得る。
第2段階は、オペレータによってセットされた処理ボックス内の紙葉類を紙葉類処理装置で処理する。オペレータによってセットされた紙葉類(ヘッダーカード、トレーラーカードを含む)を取込部にセットして、連続取込を行い、紙葉類の判別、計数、及び仕分け及び集積処理等を行う。
最後の第3段階では、オペレータにより、計数結果の照合処理、及び仕分けにより排除された排除券処理等が行われる。排除券処理では、紙葉類処理装置から排除された紙葉類を、ヘッダーカード番号をキーにして、キー入力する。
本発明に係る紙葉類処理装置は、上記第2段階に使用され得る。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る紙葉類処理装置の一例として、例えば、複数の銀行から送られた銀行券(紙葉類)を検査して再使用するため結束する銀行券処理装置1(以下、単に処理装置1と称する)の概略構成図を示す。
処理装置1は、後述するヘッダカードを間に挟んだ集積状態の複数枚の銀行券を投入する投入部2を有する。
処理装置1に銀行券を投入する前段の処理として、1処理単位(以下、バッチと称する)の被処理媒体例えば銀行の各支店から送られた1まとまりの同一金種の集積状態の銀行券の上に、上記1枚のヘッダカードを集積し得る。さらに、その上に次のバッチの被処理媒体として、銀行券およびヘッダカードを集積し得る。
また運用によっては、バッチの先端部分にヘッダカード、バッチの後端にトレーラカードを挿入することができる。この例ではヘッダカードとトレーラカードの両方を使用する場合について説明する。なお、各バッチの銀行券の枚数は同じとは限らない。このようにして、処理装置1に、1回に投入可能なバッチ数の銀行券、及び1バッチ毎にその先端部分を仕切るヘッダカード、及び1バッチ毎にその後端を仕切るトレーラカードからなる被処理媒体11が集積して投入される。このとき、各バッチ毎に挿入したヘッダカードのバーコードに関連付けて、オペレータによって、各バッチの銀行券に関するデータとして、銀行名、支店名、銀行券の金種、枚数等が入力される。このようにして前処理時に入力されたバッチデータは、第3段階において、計数結果との照合に用いられる。
投入部2の後段には、投入部2に投入されたヘッダカード、銀行券、及びトレーラカード(以下、総称して被処理媒体とする場合もある)をその前端のものから1枚ずつ取出す取り込み機構3が設けられている。取り込み機構3は、例えば紙葉類を上下または左右から挟持し、図示しない取り込みモータからの駆動を受けて、例えば吸着ローラ等により被処理媒体を所定のピッチで取出すようになっている。
なお、投入部2と取り込み機構3との間には、投入部2前端に配置された被処理媒体がヘッダカード及びトレーラカードを検知するためのカード検知部12が設けられている。
ヘッダカード及びトレーラカードには、カードの種類を認識するための情報として、例えば色及びイメージパターンが印刷され、カード検知部12には、この情報を検知するための反射センサが搭載され得る。
取り込み機構3の下流側には、取出された被処理媒体を処理装置1内を通して搬送する搬送路4が延設されている。搬送路4上には、図示しない搬送ベルトや駆動プーリが配設され、図示しない駆動モータによって搬送ベルトを走行させることにより被処理媒体を搬送路4を介して一定速度で搬送させるようになっている。
また、搬送路4上には、搬送路4を介して搬送されている被処理媒体の特徴を検知し、判別するための判別ユニット5が設けられている。判別ユニット5には、例えば被処理媒体の特徴量を検出する図示しない検出部、及び検出部からの被処理媒体の検出情報を処理する図示しない検出情報処理部等が設けられ得る。
また、搬送路4上には、搬送される紙葉類の位置を監視するための複数のセンサ例えば反射センサ14a,14b,14cからなる位置センサ12が設けられている。
判別ユニット5の下流側の搬送路4上には、6つのゲートG1〜G7が順次配設されている。各ゲートG1〜G7は、判別ユニット5における検出結果に基づいて図示しない制御部による制御に従って切換えられ、当該被処理媒体を所定の処理部へ指向する。
判別ユニット5の直後に配設されたゲートG1は、搬送路4を排除搬送路4aに分岐する位置に設けられ、判別ユニット5を介して正規の銀行券ではないことが検出された排除券やヘッダカードを排除搬送路4aへ分岐するように切換えられる。排除搬送路4aの終端には、取り込み機構3にて取り込みた姿勢のまま、すなわち表裏を反転しないで、排除された被処理媒体を、その取り込み順序を変えずに集積する排除集積部8(排除部)が設けられている。例えば、投入部2に表面を上にして投入されて取出されたヘッダカードは、表面を上にして排除集積部8に集積される。排除集積部8には、排除媒体として、ヘッダカードの他に、銀行券を重ね取りしたもの、銀行券とヘッダカードを重ね取りしたもの、ヘッダカードを重ね取りしたもの、及びトレーラカードなどが集積される。また、この排除集積部8には、例えば発光素子、及び受光素子の組み合わせを備えた排除媒体センサ15が設けられ、排除媒体が排除集積部8内に残っているかどうかを監視し得る。
なお、この排除媒体センサ15は、排除集積部8内に複数設けることができる。これにより、例えば傾くなど、正常な状態に集積されない紙葉類もその状態を確認できる。
判別ユニット5で正常と判断された紙葉類は搬送部4をさらに進み、判別ユニット5の方向の情報により、次のゲートG2にて反転部13へ行くか、あるいは反転部13を通らずにそのまま進むかのいずれかに区別される。反転部13は例えば紙葉類の表裏反転や正逆反転が可能な機構部であり、4つの異なる方向(表正、表逆、裏正、裏逆)で供給された紙葉類を1つの方向(例えば表正)、または2つの方向(例えば表正、表逆)に揃えることができる。この反転部13は、必要に応じて、省略することができる。
また、ゲートG2の下流側の搬送路4に沿って設けられたゲートG3〜G7によって分岐された位置には、それぞれ集積・結束を行うための第1乃至第6の集積部9a〜9f(以下、必要に応じて、総称して集積部9とする)が配設されている。集積部9には、ゲートG1を介して導かれた排除券以外の銀行券のうち再使用可能な正券だけが集積される。集積部9で集積された正券は、例えば着脱式のカセット内に収納されて、満杯時に作業員により取り外され、再使用に供される。
図2は、図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み機構のブロック図を示す。
図示するように、被処理媒体の検知及び取り込み機構では、PC101、位置センサ14,カード検知部12、排除媒体センサ15、及びドライバ106が制御部102に接続され、また、搬送モータ107,取込モータ108,及び被処理媒体の搬送を搬送路4から排除搬送路4aに切り替えるゲートソレノイド109がドライバ106に接続されている。
また、図3ないし図5は、図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を表すフローチャートを示す。
図3を用いて、図1の紙葉類処理装置における被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を説明する。
まず、カード検知部12によりヘッダカードを検知する(S1)。
次に、カード検知部12からのヘッダカード検知結果を受け、カード検知部12に接続された制御部102からドライバ106を介して取り込み機構3内の取り込みモータ17の駆動を指示し、この駆動を受けて被処理媒体の取り込みを開始し、投入部2に投入された例えばヘッダカード、銀行券、及びトレーラカードからなる被処理媒体を所定のピッチで個々に取出す(S2)。
カード検知部12がトレーラカードを検知したとき(S3)、これを取り込んだ後、カード検知部12からのトレーラカード検知結果を受けて制御部102からドライバ106を介して取り込み機構3内の取り込みモータ17の駆動停止を指示し、これを受けて被処理媒体の取り込みを停止する(S4)。このとき、搬送は続行している。
さらに、搬送路4内の位置センサ12により搬送路4内に媒体が残留しているかを検出する(S5)。媒体がない場合には、取り込み停止から所定の時間間隔をあけてS1からの操作を繰り返す。媒体がある場合、後続の取り込み媒体があるか、カード検知部12で検知し(S6)、ある場合には、搬送を所定時間続行し、時間切れかどうか確認し(S7)、時間内である場合には、搬送を続行し、S5ないしS7を行う。時間が切れていればそのまま終了する。
上述のように、図1の紙葉類処理装置において、図3に示すような被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を用いると、一旦取り込みを停止し、搬送路に紙葉類がないことを確認してから取り込みを再開するよう取り込み動作を制御し、各バッチ間に十分な時間及び物理的間隔をあけることができる。これにより、バッチ間の入り繰りを効果的に防止し、紙葉類を効率よく処理できる。
図4は、図1の紙葉類処理装置における被処理媒体の検知及び取り込み動作の他の一例を示す。この例では、搬送路4内の位置センサ12により搬送路4内に媒体が残留しているかを検出する(S5)代わりに、排除媒体が排除集積部8内に残っているかどうかを検出する(S5’)こと以外は、図3に示す被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例と同様の操作を使用し得る。
図5は、図1の紙葉類処理装置における被処理媒体の検知及び取り込み動作のさらに他の一例を示す。この例では、図3に示す被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例と同様にS1〜S5の操作を行った後、搬送路4内に媒体が残留している場合には、後続の取り込み媒体があるか、カード検知部12で検知する(S6)、搬送路4内に媒体が残留していない場合には、さらに排除媒体が排除集積部8内に残っているかどうかを検出し(S5’)、排除媒体がない場合には、取込停止から所定の時間間隔をあけてS1からの操作を繰り返す。排除媒体がある場合には、後続の取り込み媒体があるか、カード検知部12で検知する(S6)、取り込み媒体がない場合にはそのまま終了する。取り込み媒体がある場合には、搬送を所定時間続行し、時間切れかどうか確認し(S7)、時間内である場合には、搬送を続行し、S5ないしS7を繰り返す。時間が切れていれば、そのまま終了する。
このように図4あるいは図5に記載の被処理媒体の検知及び取り込み動作を用いても、搬送路及び/または排除用集積部に紙葉類がないことを確認してから取り込みを再開するため、各バッチ間に十分な時間間隔をあけるように取り込みを制御できる。これにより、バッチ間の入り繰りを効果的に防止し、紙葉類を効率よく処理できる。。
上述の図3ないし図5に示す被処理媒体の検知及び取り込み動作では、終了した際、搬送路4内に媒体が残留している場合、排除用集積部8内に排除媒体が残留している場合などには、図示しない表示部にそのことを表示することにより、作業員に知らせることができる。
本発明に係る紙葉類処理装置の一例の概略構成図 図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み機構のブロック図 図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を表すフローチャート 図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を表すフローチャート 図1の紙葉類処理装置を用いた被処理媒体の検知及び取り込み動作の一例を表すフローチャート
符号の説明
1…紙葉類処理装置、2…投入部、3…取り込み機構、5…判別ユニット、9…集積部、8…排除用集積部、11…紙葉類、12…カード検知部、14…位置センサ、15…排除媒体センサ、102…制御部

Claims (10)

  1. 作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入する投入部と、
    前記被処理媒体を前記投入部から個々に取り込み、前記被処理媒体を搬送するための搬送路へ導入する取り込み機構と、
    前記投入部の取り込み方向先端部分に配置され、前記仕切りカードを検知するためのカード検知部と、
    前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部と、
    前記カード検知部及び前記位置検知部からの検知情報に基づいて、前記取り込み機構の取り込み動作を制御する制御部と、
    前記被処理媒体の特徴を検知し、判別するための鑑査部と、
    前記鑑査部における判別結果に基づいて前記被処理媒体を集積する集積部と、
    前記鑑査部おける判別結果に基づいて前記集積部に集積される被処理媒体以外の被処理媒体を集積する排除用集積部とを具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入する投入部と、
    前記被処理媒体を前記投入部から個々に取り込み、前記被処理媒体を搬送するための搬送路へ導入する取り込み機構と、
    前記投入部の取り込み方向先端部分に配置され、前記仕切りカードを検知するためのカード検知部と、
    前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部と、
    前記被処理媒体の特徴を検知し、判別するための鑑査部と、
    前記鑑査部における判別結果に基づいて前記被処理媒体を集積する集積部と、
    前記鑑査部おける判別結果に基づいて前記集積部に集積される被処理媒体以外の被処理媒体を集積する排除用集積部と、
    前記排除用集積部内に集積された被処理媒体を検知する排除媒体検知部と、
    前記カード検知部及び前記排除媒体検知部からの検知情報に基づいて、前記取り込み機構の
    取り込み動作を制御する制御部とを具備することを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 前記制御部は、前記取り込み機構の取り込み動作を、さらに位置検知部の検知情報に基づいて制御することを特徴とする請求項2に記載の紙葉類処理装置。
  4. 前記仕切りカードは、前記両主面を有するカード状基材、一主面の中央部に設けられ、紙葉類の識別情報が記録されたバーコード領域を含み、前記集積された紙葉類の取り込み方向前端に重ねられたヘッダカードであることを特徴とする請求項2または3に記載の紙葉類処理装置。
  5. 前記仕切りカードとして、トレーラカードを前記集積された紙葉類の取り込み方向後端にさらに設けることを特徴とする請求項4に記載の紙葉類処理装置。
  6. 作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、1または複数バッチ重ねて投入部に投入する工程、
    前記被処理媒体を取り込み機構により前記投入部から個々に取り込み、前記被処理媒体を搬送するための搬送路へ導入する工程、
    前記投入部の取り込み方向先端部分に配置されたカード検知部により、前記仕切りカードを検知する工程、
    前記被処理媒体の特徴を鑑査部にて検知し、判別する工程、
    前記鑑査部における判別結果に基づいて前記被処理媒体を集積部に集積する工程、及び
    前記鑑査部おける判別結果に基づいて前記集積部に集積される被処理媒体以外の被処理媒体を排除用集積部に集積する工程を具備し、
    前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部により、前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を監視しながら行われる紙葉類処理方法であって、
    前記位置検知部及び前記カード検知部からの検知情報に基づいて、制御部により前記取り込み機構の取り込み動作を制御することを特徴とする紙葉類処理方法。
  7. 作業単位毎に集積された紙葉類、及び前記集積された紙葉類上に配置された仕切りカードを有する1バッチ分の被処理媒体を、投入部に1または複数バッチ重ねて投入する工程、
    前記被処理媒体を取り込み機構により前記投入部から個々に取り込み、前記被処理媒体を搬送するための搬送路へ導入する工程、
    前記投入部の取り込み方向先端部分に配置されたカード検知部にて、前記仕切りカードを検知する工程、
    前記被処理媒体の特徴を鑑査部にて検知し、判別する工程、
    前記鑑査部における判別結果に基づいて被処理媒体を集積部にて集積する工程、及び
    前記鑑査部おける判別結果に基づいて前記集積部に集積される前記被処理媒体以外の被処理媒体を排除用集積部にて集積する工程を具備し、
    前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を検知する位置検知部により、前記搬送路内を搬送される前記被処理媒体の位置を監視しながら行われる紙葉類処理方法であって、
    前記排除用集積部内に排除された被処理媒体を排除媒体検知部にて検知する工程と、
    前記カード検知部及び前記排除媒体検知部からの検知情報に基づいて、制御部により前記取り込み機構の取り込み動作を制御する工程とをさらに具備することを特徴とする紙葉類処理方法。
  8. 前記制御部は、前記取り込み機構の取り込み動作を、さらに位置検知部の検知情報に基づいて制御することを特徴とする請求項6に記載の紙葉類処理方法。
  9. 前記仕切りカードは、前記両主面を有するカード状基材、一主面の中央部に設けられ、紙葉類の識別情報が記録されたバーコード領域を含み、前記集積された紙葉類の取り込み方向前端に重ねられたヘッダカードであることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の紙葉類処理方法。
  10. 前記仕切りカードとして、トレーラカードを前記集積された紙葉類の取り込み方向後端にさらに設けることを特徴とする請求項9に記載の紙葉類処理方法。
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