JP2000266762A - 検体搬送装置 - Google Patents

検体搬送装置

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JP2000266762A
JP2000266762A JP11068938A JP6893899A JP2000266762A JP 2000266762 A JP2000266762 A JP 2000266762A JP 11068938 A JP11068938 A JP 11068938A JP 6893899 A JP6893899 A JP 6893899A JP 2000266762 A JP2000266762 A JP 2000266762A
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JP
Japan
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rack
arm
rack stopper
guide
stopper
Prior art date
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Application number
JP11068938A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakaya
雅則 中屋
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Sysmex Corp
Original Assignee
Sysmex Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラックストッパのアームを動かすための駆動
源を無くし、簡単な機構でラックストッパのアームの移
動させる機構を持った検体搬送装置を提供するものであ
る。 【解決手段】 上記検体搬送装置は、搬送ライン上を移
動する検体ラックにアーム部材を当接させたり当接を解
除させることにより検体ラックを停止させたり、検体ラ
ックを通過させるラックストッパと、ラックストッパを
搬送ラインに沿って間欠的に移動させる駆動源と、ラッ
クストッパを導くガイド部と、からなり、ラックストッ
パは駆動源によって移動させられるベースと、ベースに
支持されるアームと、前記ガイド部と係合するガイド受
部と、を備え、ラックストッパの移動に伴い、ラックス
トッパのアームが検体ライン上に突出している状態と検
体ライン上から退出していることを形成させる搬送部を
備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベアな
どにより検体を搬送する検体搬送装置においてラックの
位置決めをするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の自動検査システムの平面図
を示したものである。自動検査システムは、検体分析装
置11と検体搬送装置12からなる。検体搬送装置12
は検体ラックを載せて搬送する搬送ライン6と搬送ライ
ン6上の検体ラックの動きを制御する搬送制御部13か
らなる。搬送ライン6は常時動いており、複数の試験管
3の入ったラック2を紙面左側から右側に流すようにな
っている。
【0003】搬送制御部13はラックストッパ14と横
送り部15からなる。横送り部15は駆動ベルト9とラ
ックストッパ14のベース5とを繋ぐことにより、プー
リ8a、8bとプーリ8a、8bの間に掛け渡された駆
動ベルト9と、一方のプーリを回転させるモータ7とに
よって、ラックストッパ14を横方向に間欠的に動かす
ことができる。ラックストッパ14は搬送部ライン6を
流れるラック2を上流の所定の場所でアーム4で止める
ことができる。ラック2が、検体分析装置11の検体吸
引部1の前で止められると、吸引部1は試験管3からサ
ンプルを吸引する。ラック2の最後の試験管3の吸引が
終わると、空圧駆動源10によって、アーム4が紙面時
計方向に回転し、ラック2を解放し、ラック2は右側に
流れる。
【0004】このように搬送制御部13は、横送り部の
15のモータ7とアーム4を回転させる空圧駆動源10
の2つの駆動部によって動かされ、ラックストッパ14
のアーム4を回転させる部分には空圧駆動源10からの
配線チューブや電磁弁を制御する配線コードが繋がって
おり、ベルト9の左右の動きによって折れたり断線する
ことがある。また、駆動部が2つあるために制御が複雑
になり、コストもかかるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、ラックストッパのアームを動かす
ための駆動源を無くし、簡単な機構でラックストッパの
アームの移動させる機構を持った検体搬送装置を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明ではラ
ックストッパのアームを動かすための駆動源を無くして
いる。搬送ライン上を移動する検体ラックにアーム部材
を当接させたり当接を解除させることにより検体ラック
を停止させたり、検体ラックを通過させるラックストッ
パと、ラックストッパを搬送ラインに沿って間欠的に移
動させる駆動源と、ラックストッパを導くガイド部と、
からなり、ラックストッパは駆動源によって移動させら
れるベースと、ベースに支持されるアームと、前記ガイ
ド部と係合するガイド受部と、を備え、ラックストッパ
の移動に伴い、ラックストッパのアームが検体ライン上
に突出している状態と検体ライン上から退出している状
態を形成させる搬送制御部を備えてなる検体搬送装置を
提供するものである。
【0007】
【実施例】実施例1 図2、3を参照して本発明の第1実施例を説明する。ラ
ックストッパ29の平面図を図2(a)に、正面図をた
図2(b)に示す。ラックストッパ29は駆動ベルト
(不図示)に繋がるベース21とベース21に支持され
るアーム24とを含む。アーム24は回転軸等の回転支
持体23によりベース21に回転支持され、アーム24
にはアーム24上に突出し、ガイド溝25に沿って動く
ローラ22が設けられている。ローラ22はガイド受部
として機能し、ローラ22は回転軸26により、回転し
てローラ22の摩耗を防ぐようになっている。また、ロ
ーラ22は後記ガイド溝内をスムーズに動くために、樹
脂等の材質が好適であり、今回の実施例ではポリアセタ
ール樹脂を使用した。アーム24は、ラックを傷つけな
いために樹脂等の材質等が適しており、本実施例ではポ
リアセタール樹脂を使用した。
【0008】図3は、前記ラックストッパを組み込んだ
搬送制御部の動作を3段階で説明するための図である。
ラック20は従来の装置と同じように常に動いている搬
送ライン上にある。A地点においてラック20はアーム
24で当接した状態で、止まっている。ラックストッパ
29はベース21接続された駆動ベルト(不図示)によ
って、右横方向へ直線的に動くが、ラック20は最後の
試験管の所(B地点)まで試験管の間隔毎に間欠的に動
かされる。
【0009】ガイド部25はここでは溝状である。B地
点までは直線であり、搬送ラインと平行である。ラック
ストッパ29がB地点を過ぎると、ガイド部にあたるロ
ーラガイド25は途中より搬送ラインから遠ざかる方向
に折れ曲がっている。このため、B地点より右にラック
ストッパ29が移動させられると(C地点)、ローラ2
2はローラガイド25に沿って誘導され、回転支持体2
3を軸として回転し、アーム24が搬送ライン上から退
出する。よって、ラックストッパ29に当接していたラ
ック20は解放され、右側に搬送ラインによって流れて
いく。
【0010】A点からB点まではラックの距離分だけの
直線状態が保たれている。アームが搬送ラインから退出
するときは回転により、ラックがアームからはずれて行
くので、ラックに大きな衝撃が伝わらない利点がある。
また、ローラガイド25に搬送ラインに近づける方向に
折れ曲がり部をさらに設けることにより、ローラ22は
ローラガイド25に沿って誘導され、回転支持体23を
軸として回転し、アーム24が搬送ライン上から突出す
る。つまり、ローラガイドの折れ曲がり部の設定によっ
て、搬送ライン上にアーム24を突出させたり、退出さ
せたりすることが可能となる。
【0011】実施例2 実施例2は実施例1とはアームの支持方式が異なる。図
4は本発明の第2実施例である搬送制御部の動作を説明
するための図である。アーム34は棒状であり、一端に
ローラ32が設けられている。アーム34はベース31
にスライドするよう支持されている。ここでは、ベース
31に貫通支持されている。A地点からB地点まではア
ーム34は搬送ライン上に突出しているが、B地点から
C地点まではアーム34は搬送ライン上から退出する。
本実施例では、回転支持体を用いなくても、アームをス
ライドさせることにより、アームを搬送ライン上に突出
させたり退出させたりすることが可能である。
【0012】実施例3 実施例3は実施例1、2とはアームを移動させる方式が
異なる。本発明の実施例3のラックストッパの平面図を
図5(a)に、図5(b)に正面図を示す。アーム44
の延長線上には受け部材42が設けられている。回転支
持体43にはコイルバネ46が組み込んであり、アーム
44を図5(a)において反時計方向に付勢する力が常
に働いているがアームストッパ45によって止められて
いる。
【0013】次に、前記ラックストッパが組み込まれた
搬送制御部を図6を使って説明する。47はガイド部に
あたるガイドシャフトであるベース41に設けられたガ
イド受け部(不図示)でこれを受ける。ラック40は実
施例1と同じように常に動いている搬送ライン上にあ
り、ラック40はアーム44で当接した状態で、止まっ
ている(A点)。ラックストッパ49はベース41接続
された駆動ベルトによって、右横方向へ直線的にガイド
47に沿って動く。このとき、ラック40は最後の試験
管の所まで試験管の間隔毎に間欠的に動かされる(B
点)。ラックストッパ49がB点を過ぎると、止め部材
46によって受け部材42が止められ、回転軸支持体4
3を軸として回転し、アーム44がラックを解放し、ラ
ック40は右側に搬送ラインによって流れていく(C
点)。
【0014】このように、本発明品は、実施例1、実施
例2、実施例3に示したように、ラックストッパを回転
する駆動部の必要がなく、駆動部に繋がるチューブ類や
配線コードの折れ曲がり断線等がないため、信頼性が高
く、制御プログラムも簡単で、コストが少なくて済む。
【0015】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。本
発明は、駆動源が1つで済み、制御が安価で済む。1つ
の駆動源で制御できるので制御プログラムが簡単で済
む。移動部に駆動源がないため、信頼性が高い。移動部
が小型軽量化できるため、駆動源を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動検査システムの平面図を示した図で
ある。
【図2】本発明の実施例1のラックストッパを示した図
である。
【図3】本発明品の実施例1の搬送制御部の平面図を示
した図である。
【図4】本発明品の実施例2の搬送制御部の平面図を示
した図である。
【図5】本発明品の実施例3のラックストッパを示した
図である。
【図6】本発明品の実施例3の搬送制御部の平面図を示
した図である。
【符号の説明】
2 ラック 6 搬送ライン 11 検体分析装置 12 検体搬送装置 21 ベース 22 ローラ 23 回転支持部 25 ローラガイド 29 ラックストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ライン上を移動する検体ラックにア
    ーム部材を当接させたり当接を解除させることにより検
    体ラックを停止させたり、検体ラックを通過させるラッ
    クストッパと、ラックストッパを搬送ラインに沿って間
    欠的に移動させる駆動源と、ラックストッパを導くガイ
    ド部と、からなり、ラックストッパは駆動源によって移
    動させられるベースと、ベースに支持されるアームと、
    前記ガイド部と係合するガイド受部と、を備え、ラック
    ストッパの移動に伴い、ラックストッパのアームが検体
    ライン上に突出している状態と検体ライン上から退出し
    ている状態を形成させる搬送制御部を備えてなる検体搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 ガイド部が搬送ラインと平行な直線部と
    直線部に連なるおれ曲がり部を備え、ガイド受部がラッ
    クストッパのアームに設けられ、ガイド受部がガイド部
    の直線部にあるときはラックストッパのアームが搬送ラ
    イン上に突出し、ガイド受部がガイド部の折れ曲がり部
    にあるときはラックストッパのアームが搬送ライン上か
    ら退出している請求項1記載の検体搬送装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部がガイド溝からなり、被ガイド
    部がそのガイド溝に係合するローラからなる請求項1ま
    たは請求項2記載の検体搬送装置。
JP11068938A 1999-03-15 1999-03-15 検体搬送装置 Pending JP2000266762A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011075355A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hitachi High-Technologies Corp 1本搬送用ホルダの切り離し機構
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CN113533763A (zh) * 2021-06-30 2021-10-22 深圳普门科技股份有限公司 输送装置、检测设备及采样方法
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