JP2961724B2 - スライバ送り装置 - Google Patents

スライバ送り装置

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JP2961724B2
JP2961724B2 JP4112216A JP11221692A JP2961724B2 JP 2961724 B2 JP2961724 B2 JP 2961724B2 JP 4112216 A JP4112216 A JP 4112216A JP 11221692 A JP11221692 A JP 11221692A JP 2961724 B2 JP2961724 B2 JP 2961724B2
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transport belt
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誠 浦元
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments
    • B65H2701/311Slivers

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  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紡績装置背面に置いた
ケンスから引き出されたスライバを紡績装置に搬送する
スライバ送り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紡績装置による紡績を開始する場合、そ
の準備作業として、ケンスに入れて用意したスライバの
先端をクリール経由で紡績装置のドラフトパートに送り
込む必要がある。この場合、スライバを手で持って歩き
ながらクリールのスライバ支持ロールに掛けドラフトパ
ートに案内していたのでは能率が悪く、この作業を機械
化することが検討された。
【0003】スライバ送りの機械化を可能にした装置と
して、スライバ先端を把持する把持部材を取り付けたス
ライバ搬送ベルトをクリールに沿って設置してなり、ス
ライバ先端を把持部材に把持させてドラフト装置入口ま
で誘導するものがある。しかしながら、この種のスライ
バ送り装置は、スライバ搬送ベルトを張架したプーリー
を駆動することで、該ベルトヲ駆動していたため、搬送
距離にしたがってベルトの長さがかなり大きくなるにも
かかわらず、設置スペースとの関係でプーリー径をあま
り大きくすることができないから、ベルトが少しでもた
るむとスリップしやすいという恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点を
鑑みて従来のスライバ送り装置が上述のような問題点を
有し、そのためベルトの選択と張力維持に注意を要して
いたことに鑑み、スリップを生じる恐れがなく、また適
正張力を維持するための保守点検も簡易化することので
きる、改良されたスライバ送り装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】スライバ把持部材を有
し、少なくとも一対のプーリーにより張架されたスライ
バ搬送ベルトに、接離可能にスライバ搬送ベルト駆動ロ
ーラを設け、該搬送ベルト駆動ローラとスライバ搬送ベ
ルト間の接圧を変更可能とした。
【0006】
【作用】従来の送り装置におけるスライバ搬送用ベルト
が各錘共通のモータ駆動ラインシャフトにより駆動され
るようになっていたのに対し、この装置ではラインシャ
フトが無く、駆動装置の摩擦ローラをベルトに圧接させ
ることによりベルトを駆動する。すなわち、駆動装置の
モータを作動させて摩擦ローラを回転させ、操作レバー
を操作してアームを旋回させ摩擦ローラをベルトに圧接
させる。ベルトは回転する摩擦ローラとの摩擦により駆
動されて、スライバを搬送可能な状態になる。
【0007】
【実施例】本発明の実施の一例を図面と共に次に説明す
る。
【0008】スライバ送り装置1は、図1に示したよう
に紡績装置2の各錘3毎に、紡績装置2の背面に紡績装
置2の機台とケンス4の配置箇所との間に設置されてい
る。スライバ送り装置1は、主として梁5とスライバ搬
送部材6とスライバ搬送部材6を駆動する駆動装置7,
スライバ支持ロール8よりなる。梁5は、図示の実施例
にあっては断面逆L字形をなし、その両端にプーリ9,
10を軸支し、これらのプーリ9,10にエンドレスの
スライバ搬送ベルト11を架け渡し、スライバ搬送ベル
ト11にスライバ把持部材12を係止しスライバ搬送部
材6としている。
【0009】スライバ把持部材12は、図2に示したよ
うに、下部にスライバ把持片13を上部にスライバ搬送
ベルト把持片14を有する基板15に、スライバ把持揺
動片16及びベルト把持揺動片17をそれぞれ下部と上
部に蝶着する。上記スライバ把持揺動片16とベルト把
持揺動片17とはそれぞれ基板15との間に設けたスプ
リング18,19により先端を閉じる方向に付勢されて
いる。スライバ搬送ベルト把持片14とベルト把持揺動
片17とはスライバ搬送ベルト11を正確に把持できる
ようその先端をスライバ搬送ベルト11の断面と同様に
屈曲している。同様に、スライバ把持片13とスライバ
把持揺動片16とはスライバ20を挾持できるよう膨ら
みを持って屈曲し、これによりスライバ把持部材12の
上部及び下部にはスライバ搬送ベルト把持クリップ21
及びスライバ把持クリップ22を構成することになり、
このスライバ搬送ベルトクリップ21でスライバ搬送用
ベルト11にスライバ把持部材12を留めることがで
き、また簡単に外すこともできる。
【0010】スライバ搬送部材6を駆動する駆動装置7
は、複数並列された梁5を連らねて設けたガイドレール
23に案内されて各錘の梁5に設けられているスライバ
搬送部材6のそれぞれを独立して駆動するもので、ブラ
ケット24はガイドレール23に走行自在に支持されて
いる。
【0011】上記駆動装置7は、図示しない走行手段に
よりガイドレール23上を走行し目的とする錘3の梁5
に停止するようにしても或いは全くの手動で目的錘3の
梁5に移動するようにしても良い。
【0012】上記ブラケット24には更にモータ25、
支軸26に揺動自在に支持された操作レバー27を設け
ている。操作レバー27の先端にはスライバ搬送ベルト
駆動ローラ28を軸支し、モータ25のプーリ29とス
ライバ搬送ベルト駆動用ローラ28と一体のプーリ30
との間にはベルト31が架け渡され、ローラ接離部材3
2が構成されている。
【0013】上記操作レバー27を旋回動すると、スラ
イバ搬送ベルト駆動ローラ28はスライバ搬送部材6の
スライバ搬送ベルト11に当接する。尚、前記プーリ3
0を設けずスライバ搬送ベルト駆動ローラ28を直接ベ
ルト31により回転しても良いが、このときはベルト3
1とスライバ搬送ベルト11とが直接接触することもあ
る。
【0014】駆動装置7において、スライバ搬送ベルト
駆動ローラ28は、可搬式駆動装置7が上述のように梁
5に装着された状態においてスライバ搬送部材6のスラ
イバ搬送ベルト11の真上に位置するように配置されて
いる。
【0015】この装置でスライバ送りを行うときは、ス
ライバ20を送ろうとする錘3に沿うスライバ送り装置
1のケンス置き場で、ケンス4から引き出したスライバ
20をスライバ把持部材12のスライバ把持クリップ2
2により把持し、該スライバ把持部材12の頂部のスラ
イバ搬送ベルト把持クリップ21をスライバ搬送部材6
のスライバ搬送ベルト11に挟み、スライバ把持部材1
2をスライバ搬送ベルト11に係止する。そして、駆動
装置7をガイドレール23により目的とする錘3の梁5
に移動する。
【0016】この状態で、操作レバー27の先端にある
搬送ベルト駆動ローラ28は自重でも軽くスライバ搬送
ベルト11に接触するが、接離部材32の操作レバー2
7を図3において反時計針方向に旋回し、操作レバー2
7の先端にあるスライバ搬送ベルト駆動ローラ28を適
宜接圧を保てる状態にスライバ搬送ベルト11に押し付
け、図3に示した状態とする。この操作の前または後に
モータ25を作動させプーリ29,ベルト31,プーリ
30を介してスライバ搬送ベルト駆動ローラ28を回転
すると、スライバ搬送ベルト駆動ローラ28とスライバ
搬送ベルト11との摩擦によりスライバ搬送ベルト11
も駆動され走行を開始する。環状にプーリ9,10で支
持されているスライバ搬送ベルト11の走行方向が下側
で紡績装置2の方向になるようモータ25の回転方向を
選んであるので、スライバ20の先端を把持させたスラ
イバ把持部材12はスライバ20の先端を把持して紡績
装置2の方向に搬送され、続くスライバ20はスライバ
支持ロール8に次々と架け渡される。
【0017】スライバ把持部材12に把持されたスライ
バ20の先端がスライバ送り装置1の先端に達したなら
ば、操作レバー27を下げてスライバ搬送ベルト駆動ロ
ーラ28スライバ搬送ベルト11へのの押圧を解除し、
またモータ25を停止させる。スライバ搬送ベルト11
の下側走行部分の終点にはスライバ把持部材12が衝突
する制止部材(図示せず)を設置しておけば、操作レバ
ー27によるスライバ搬送ベルト駆動ローラ28の押圧
解除またはモータ25の停止が遅れても、スライバ把持
部材12は、スライバ把持クリップ22の把持力でスラ
イバ搬送ベルト11に止めてあるだけなので、スライバ
把持部材12はその制止部材に衝突した後はスライバ搬
送ベルト11との間でスリップを生じ、停止する。この
後、スライバ把持部材12をスライバ搬送ベルト11か
ら外し、スライバ把持部材12から外したスライバ20
を紡績装置2に供給する。
【0018】上記実施例では複数のスライバ送り装置に
1台の駆動装置7を用意し、ガイドレール23を利用し
て駆動装置7を移動させながら各錘のスライバ送り装置
を駆動するようになっているが、すべてのスライバ送り
装置に同様の構造の駆動装置を位置固定のまま設置して
も、可動式のものと同様にしてスライバ搬送ベルト11
の駆動が可能である。この場合、駆動装置の必要台数は
増えるが、スライバ送りを必要とする錘3の梁5に駆動
装置を移動させる手間が不要になる。
【0019】
【発明の効果】本発明スライバ送り装置は、以上詳述し
た如く構成したために、搬送部のスライバ搬送ベルトが
少々緩んでも操作レバーによるアームの旋回度を増加さ
せるだけで十分な押圧力を摩擦ローラとベルトの間に発
生させてスリップのない駆動を行なうことができる。し
たがって、搬送ベルトとしてロープのような簡単で安価
なものも使用可能になり、またベルトの適正張力を維持
するための保守点検も不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の搬送部を示す斜視図である。
【図2】図1の搬送部におけるスライバ把持部材を示す
斜視図である。
【図3】同じ実施例における駆動装置の作動状態を示す
側面図である。
【符号の説明】
9,10 プーリー 11 スライバ搬送ベルト 12 スライバ把持部材 28 スライバ搬送ベルト走行用駆動ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 57/28 B65H 57/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライバ把持部材を有し、少なくとも一
    対のプーリにより張架されたスライバ搬送ベルトに、接
    離可能にスライバ搬送ベルト駆動ローラを設け、該駆動
    ローラをスライバ搬送ベルトに圧接させて、上記スライ
    バ搬送ベルトを駆動するようにしたことを特徴とするス
    ライバ送り装置。
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