JP2000266761A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JP2000266761A
JP2000266761A JP11072327A JP7232799A JP2000266761A JP 2000266761 A JP2000266761 A JP 2000266761A JP 11072327 A JP11072327 A JP 11072327A JP 7232799 A JP7232799 A JP 7232799A JP 2000266761 A JP2000266761 A JP 2000266761A
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隆広 菊池
Kiyotaka Saito
清孝 斉藤
Masami Hayashi
正美 林
Mitsuo Hattori
充雄 服部
Tomonori Mimura
智憲 三村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検体試料の抽出作業の効率を向上した自動分析
装置を提供することにある。 【解決手段】試料容器がセットされたラックLは、ラッ
ク投入部10からラック収納部40まで搬送ライン50
によって搬送され、循環ライン54によってラック投入
部側へラックが周回される。投入側ラック番号読み取り
部60は、搬送ライン50によって搬送されるラックの
ラック番号を読み取り、読み取られたラックの順番をメ
モリ72に記憶する。収納側ラック番号読み取り部62
は、収納側に配置され、搬送されるラックのラック番号
を読み取り、制御部70は、ラックが収納する順番であ
る場合にはラック収納部40にラックを収納し、そうで
ない場合には、循環ライン54を介してラックをラック
投入側に周回する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生化学検査,免疫
血清学的検査などに用いる自動分析装置に係り、特に、
ラックを用いて検体を搬送する方式に用いる好適な自動
分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】搬送用ラックを用いた自動分析装置で
は、オペレータが測定依頼順や測定登録順に投入した試
料を載置したラックは、順次、分析装置に搬送され、所
定の分析項目についての分析が行われる。
【0003】近年の自動分析装置では、自動再検機能等
の発達によって、測定終了した試料を自動で再度投入側
に戻して再測定が行なわれるものもある。また、例え
ば、特開平9−281113号公報に記載されているよ
うに、最新のモジュールアッセンブリ方式の分析ユニッ
トが2つ以上ある装置では、処理効率の向上のため、試
料サンプリング用のメイン搬送ラインと、分析ユニット
1側でサンプリング中のラックを追越して分析ユニット
2側に搬送する追い越し搬送ラインと、再検試料を戻す
再検ラインと3重の搬送ラインを有するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、自動再検
機能を有する自動分析装置や、分析ユニットが2つ以上
ある自動分析装置では、収納されたラックの順番は、ラ
ンダムに入れ換わるため、投入したラックの順番と収納
されたラックの順番は、ほとんど一致しなくなってきて
いる。
【0005】一方、報告時間の短縮が要求されている緊
急検体試料等は、分析終了後、通常の検体試料とは別に
する必要があるため、収納されたラックから抽出してお
く必要があるが、上述したように、投入したラックの順
番と収納されたラックの順番が一致していないと、目的
とする緊急検体試料等を抽出するのが困難であるという
問題があった。
【0006】本発明の目的は、検体試料の抽出作業の効
率を向上した自動分析装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、試料を収容した試料容器がセット
されたラックを、ラック投入部からラック収納部まで搬
送する搬送ラインと、この搬送ラインに沿って、上記ラ
ック投入部とラック収納部の間に配置された分析部とを
有する自動分析装置において、上記ラック収納部側から
上記ラック投入部側へラックを周回する循環ラインと、
上記搬送ラインの投入側に配置され、搬送されるラック
のラック番号を読み取る投入側ラック番号読み取り部
と、この投入側ラック番号読み取り部によって読み取ら
れたラックの順番を記憶する記憶部と、上記搬送ライン
の収納側に配置され、搬送されるラックのラック番号を
読み取る収納側ラック番号読み取り部と、この収納側ラ
ック番号読み取り部によって読み取られたラックが収納
する順番である場合には上記ラック収納部にラックを収
納し、そうでない場合には、上記循環ラインを介して上
記ラックを上記ラック投入側に周回する制御部を備える
ようにしたものである。かかる構成により、ラック収納
部には、ラックが投入された順番に収納されるため、検
体試料の抽出作業の効率を向上し得るものとなる。
【0008】(2)上記目的を達成するために、本発明
は、試料を収容した試料容器がセットされたラックを、
ラック投入部からラック収納部まで搬送する搬送ライン
と、この搬送ラインに沿って、上記ラック投入部とラッ
ク収納部の間に配置された分析部とを有する自動分析装
置において、上記搬送ラインの収納側に配置され、上記
ラック収納部に収納されるラックのラック番号を読み取
る収納側ラック番号読み取り部と、上記ラック収納部に
配置され、上記収納側ラック番号読み取り部によって読
み取られたラック番号を用いて、指示されたラック若し
くは試料容器を抽出する抽出部とを備えるようにしたも
のである。かかる構成により、ラック収納部への収納順
がわかるため、検体試料の抽出作業の効率を向上し得る
ものとなる。
【0009】(3)上記目的を達成するために、本発明
は、試料を収容した試料容器がセットされたラックを、
ラック投入部からラック収納部まで搬送する搬送ライン
と、この搬送ラインに沿って、上記ラック投入部とラッ
ク収納部の間に配置された分析部とを有する自動分析装
置において、上記搬送ラインの収納側に配置され、搬送
されるラックのラック番号を読み取る収納側ラック番号
読み取り部と、上記ラックを一時的に収納する複数の収
納トレーと、この収納側ラック番号読み取り部によって
読み取られたラック番号に応じて、上記複数の収納トレ
ーに、隣り合ったシーケンス番号のラックがかたまって
入るように収納する制御部を備えるようにしたものであ
る。かかる構成により、ラック収納部には、ラックが投
入された順番に収納されるため、検体試料の抽出作業の
効率を向上し得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を用いて、本発
明の第1の実施形態による自動分析装置の構成及び動作
について説明する。最初に、図1を用いて、本実施形態
による自動分析装置の構成について説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態による自動分析装置の構成を示
す平面図である。
【0011】本実施形態による自動分析装置は、ラック
投入部10と、2つの分析部20,25と、再検バッフ
ァ30と、ラック収納部40と、メイン搬送ライン5
0,再検用ライン52,循環ライン54の3つの搬送ラ
インを備えている。
【0012】検体試料の収容された試料容器SCは、ラ
ックLに載置されて、ラック投入部10にセットされ
る。各試料の分析項目を入力し、登録し、スタートキー
を押すと、機構部のリセットに引き続き、ラックの搬送
を開始する。ラック投入部10にセットされたラックL
は、メイン搬送ライン50によって搬送される途中で、
投入側のラック番号読み取り器60によって、ラック番
号が読み取られる。また、ラック番号読み取り器60
は、ラック番号に代えて、試料IDを読み取るものであ
ってもよい。読み取られたラック番号は、メモリ72に
記憶される。メモリ72は、ラック番号読み取り器60
によって読み取られたラック番号を順次記憶するもので
あり、ラック番号読み取り器60を通過したラックLの
順番が記憶されることになる。また、読み取られたラッ
ク番号によって、予め登録されている分析項目に応じ
て、分析部20,25に搬送される。各分析部20,2
5では、サンプリング位置において、位置決めされる。
そして、ラックLの試料容器SCから検体試料が分取さ
れ、設定量だけ吐出され、分析部20,25の分析項目
に応じた分析が行われる。なお、分析部20,25は、
2台備えられているものとしているが、この台数は1台
でもよく、また、3台以上でもよいものである。
【0013】メイン搬送ライン50上でのラック搬送
は、試料ごとの分析項目に対応したランダム動作を行
い、例えば、分析部20で測定する必要がないラックL
は、分析部20で測定している先行のラックを追越し
て、分析部25に搬送される。
【0014】自動再検モードにシステム設定されている
場合には、分析結果があらかじめ設定された異常値範囲
を超えた試料に対して再測定を行なう。このため、サン
プリングを終了したラックLは、一旦、分析結果が得ら
れるまでは再検バッファー30で待機する。再検を必要
とする場合には、再検用ライン52を利用して元の位置
に戻された後、再び、メイン搬送ライン50によって、
分析部20,25のサンプリング位置に搬送され、サン
プリングされる。
【0015】分析部20,25での分析や再検が終了し
たラックLは、収納側のラック番号読み取り器62によ
ってラック番号が読み取られる。そして、制御部70を
用いて、投入された順番に、ラック収納部30にラック
が収納されるように制御する。制御部70の制御の詳細
については、図2を用いて後述するが、簡単に説明する
と、制御部70は、収納側のラック番号読み取り器62
によって読み取られたラック番号を、投入側のラック番
号読み取り器60で読み取られ、メモリ72に記憶され
ているラックの投入順番と比較して、収納すべきラック
Lは、ラック収納部40に搬送して収納し、収納順番が
来ていないラックLは、循環ライン54を用いて、投入
側に循環するようにしている。
【0016】以上のようにして、投入順番をチェックし
ながら、投入順番に一致したラックを順次ラック収納部
30に収納するようにしているため、ラック収納部30
には、ラックの投入順番通りにラックが整列しており、
この中から緊急検体等容易に抽出することができる。従
来の装置では、ラック収納部に収納されるラックは、追
い越し搬送や再検処理のため、ラックの投入順とは異な
っているため、検体の抽出作業の効率が低下していた
が、本実施形態では、抽出作業の効率を向上することが
できる。
【0017】次に、図2を用いて、本実施形態による自
動分析装置における制御部70の処理内容について説明
する。図2は、本発明の第1の実施形態による自動分析
装置における制御部の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【0018】装置のスタートキーを押すとリセット動作
が開始され、ステップS100において、制御部70
は、メイン搬送ライン50を通過するラックLのシーケ
ンス番号FS.No.の初期値に「0」を設定し、ラック収納
部40に収納するラックLのシーケンス番号BS.No.の初
期値に「1」を設定する。ステップS102において、
分析が開始され、ラックLの搬送が開始される。ラック
Lの搬入が始まると、ステップS104において、ラッ
クLが1つ搬入されるごとに、シーケンス番号FS.No.
に、「1」が加えられる。
【0019】次に、ステップS106において、投入側
ラック番号読み取り器60によって、通過したラックL
のラック番号(あるいは試料ID)を読み取る。次に、
ステップS108において、制御部70は、再検識別番
号が無いか有るかを判別する。再検識別番号について
は、後述するが、再検が必要なものについては再検識別
番号を付加するようにしており、再検識別番号が付加さ
れたラックが再び投入側ラック番号読み取り器60でラ
ック番号を読み取られたときは、再びシーケンス番号を
付与しないようにするためである。再検識別番号が有る
場合には、ステップS112にジャンプし、再検識別番
号が無い場合には、ステップS110に進む。再検識別
番号が無い場合には、ステップS110において、制御
部70は、投入側ラック番号読み取り器60で読み取ら
れたラック番号と、シーケンス番号をFS.No.を、1対1
に対応させて、メモリ72に記憶する。
【0020】ここで、図3を用いて、本実施形態による
自動分析装置におけるメモリ72の記憶内容について説
明する。図3は、本発明の第1の実施形態による自動分
析装置におけるメモリの記憶内容の説明図である。
【0021】メモリ72の内部は、シーケンス番号FS.N
o.と、ラック番号と、再検識別番号とから構成されるテ
ーブル形式である。図示するように、例えば、最初に、
投入側ラック番号読み取り器60によって読み取られた
ラック番号が、「22」であるとすると、そのシーケン
ス番号は「1」が与えられる。即ち、ラック番号が「2
2」のラックのシーケンス番号が、「1」となる。以
下、投入側ラック番号読み取り器60を通過したラック
の順番,例えば、図3に示す例では、ラック番号「2
2」に続いて、「31」,「54」,「23」と通過し
たとすると、それぞれに連続するシーケンス番号
「1」,「2」,「3」,「4」が付与される。再検識
別番号は、「1」が再検識別番号無しを示し、「2」が
再検識別番号有りを示している。
【0022】次に、ステップS112において、分析部
20,25において、検体の分析が行われる。次に、ス
テップS114において、制御部70は、再検識別番号
が無いか有るかを判別する。再検識別番号が有る場合に
は、ステップS126にジャンプし、再検識別番号が無
い場合には、ステップS116に進む。再検識別番号が
無い場合,例えば、シーケンス番号「1」で、ラック番
号「22」のラックは、ステップS116において、再
検バッファ30に収納される。
【0023】次に、ステップS118において、制御部
70は、分析部20,25による分析結果を確認する。
そして、ステップS120において、制御部70は、ス
テップS118によって確認された分析結果に基づい
て、再検が不要か否かを判断する。再検が不要な場合に
は、ステップS126に進み、再検が必要な場合には、
ステップS122に進む。
【0024】再検が必要な場合には、ステップS122
において、制御部70は、図3に示したメモリ72の内
容に、再検識別番号を付加する。例えば、図3に示す例
において、シーケンス番号「2」で、ラック番号「3
1」のラックの検体は再検が必要であったため、再検識
別番号を「2」として、再検識別番号が付加されたこと
を示している。そして、ステップS124において、制
御部70は、再検が必要なラックを、再検バッファ30
から再検ライン52に搬送する。
【0025】再検ライン52によって、再検の必要なラ
ックは、投入側に戻されるので、再び、ステップS10
6以降の処理が繰り返される。即ち、ステップS106
で投入側ラック番号読み取り器60によって、ラック番
号が読み取られる。そして、ステップS108における
判断では、ラック番号「22」のラックには、再検識別
番号「2」が付与されているため、ステップS110を
ジャンプすることにより、一度シーケンス番号が付与さ
れたラックが再検のため、投入側ラック番号読み取り器
によってラック番号が読み取られたときは、再び、シー
ケンス番号を取らないようにしている。そして、ステッ
プS110において、分析,即ち、再検が行われる。さ
らに、次のステップS114の判断では、再検識別番号
が付与されているため、ステップS126にジャンプす
る。
【0026】次に、ステップS126において、制御部
70は、収納側ラック番号読み取り器62を用いてラッ
ク番号を読み取り、メモリ72からそのラック番号に付
加されたシーケンス番号FS.No.を読み出す。次に、ステ
ップS128において、制御部70は、読み出されたシ
ーケンス番号FS.No.と、ラック収納部40に収納するラ
ックLのシーケンス番号BS.No.を比較する。比較の結
果、両者が一致すると、ステップS132に進み、一致
しない場合には、ステップS130に進む。例えば、ラ
ック番号「22」のラック,ラック番号「31」のラッ
クの順番にラックが搬送されてきた場合、ラック番号
「22」のシーケンス番号「1」と、収納するラックL
のシーケンス番号BS.No.のデフォルト値「1」が一致す
れば、ステップS132に進む。また、ラック番号「2
2」のラックとラック番号「31」のラックの順番が入
れ替わったとすると、ラック番号「31」のラックのシ
ーケンス番号は「2」であり、このとき、収納するラッ
クLのシーケンス番号BS.No.のデフォルト値「1」とは
一致しないため、ステップS130に進むことになる。
【0027】そして、両者が一致しない場合には、ステ
ップS130において、制御部70は、そのラックを循
環ライン54に搬送する。また、両者が一致すると、ス
テップS132において、制御部70は、そのラックを
ラック収納部40に収納する。
【0028】次に、ステップS134において、制御部
70は、収納するラックLのシーケンス番号BS.No.に1
を加える。さらに、ステップS136において、分析を
終了する。
【0029】即ち、収納するラックLのシーケンス番号
BS.No.は、デフォルト値が「1」であり、このデフォル
ト値に一致するラック(図3の例では、ラック番号「2
2」)のラックが収納側ラック番号読み取り器62によ
って読み取られると、ラック収納部40に収納し、そう
でないラックは、循環ライン54によって周回する。ま
た、このとき、収納するラックLのシーケンス番号BS.N
o.は、「2」になっているため、次に、シーケンス番号
「2」を有しているラック番号「31」のラックが、収
納側ラック番号読み取り器62で読み取られると、ラッ
ク収納部40に収納される。
【0030】以上のようにして、投入側ラック番号読み
取り器60で読み取られたラック番号の順に、ラックが
ラック収納部40に順次収納される。ラック収納部40
に収納されるべき順番にないラックは、循環ライン54
を周回して、そのラックの収納番になるのを待機するこ
とになる。なお、以上の説明では、収納順番待ちのラッ
クを投入側に戻すために、循環ライン54を用いている
が、再検ライン52を用いて、ラックを投入側に戻すよ
うにしてもよいものである。
【0031】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、投入側ラック番号読み取り器60によってラックの
投入順番をチェックし、投入順番に一致したラックを収
納側ラック番号読み取り器62によって検出して、該当
するラックを順次ラック収納部30に収納するととも
に、該当しないラックは循環ラインを用いて順番待ちと
するため、ラック収納部30には、ラックの投入順番通
りにラックが整列しており、この中から緊急検体等容易
に抽出することができる。
【0032】次に、図4及び図5を用いて、本発明の第
2の実施形態による自動分析装置の構成について説明す
る。図4は、本発明の第2の実施形態による自動分析装
置の全体構成を示す平面図であり、図5は、本発明の第
2の実施形態による自動分析装置のラック収納部の構成
を示す平面図である。なお、図1と同一符号は、同一部
分を示している。
【0033】本実施形態による自動分析装置は、図1に
示した循環ライン54を備えていないものであり、ま
た、ラック収納部40Aの構成に特徴を有するものであ
る。図4に示すように、本実施形態による自動分析装置
は、ラック投入部10と、2つの分析部20,25と、
再検バッファ30と、ラック収納部40Aと、メイン搬
送ライン50,再検用ライン52の2つの搬送ラインを
備えている。
【0034】検体試料の収容された試料容器SCは、ラ
ックLに載置されて、ラック投入部10にセットされ
る。各試料の分析項目を入力し、登録し、スタートキー
を押すと、機構部のリセットに引き続き、ラックの搬送
を開始する。ラック投入部10にセットされたラックL
は、メイン搬送ライン50によって搬送される途中で、
投入側のラック番号読み取り器60によって、ラック番
号が読み取られる。また、ラック番号読み取り器60
は、ラック番号に代えて、試料IDを読み取るものであ
ってもよい。読み取られたラック番号によって、予め登
録されている分析項目に応じて、分析部20,25に搬
送される。各分析部20,25では、サンプリング位置
において、位置決めされる。そして、ラックLの試料容
器SCから検体試料が分取され、設定量だけ吐出され、
分析部20,25の分析項目に応じた分析が行われる。
なお、分析部20,25は、2台備えられているものと
しているが、この台数は1台でもよく、また、3台以上
でもよいものである。
【0035】メイン搬送ライン50上でのラック搬送
は、試料ごとの分析項目に対応したランダム動作を行
い、例えば、分析部20で測定する必要がないラックL
は、分析部20で測定している先行のラックを追越し
て、分析部25に搬送される。自動再検モードにシステ
ム設定されている場合には、分析結果があらかじめ設定
された異常値範囲を超えた試料に対して再測定を行な
う。このため、サンプリングを終了したラックLは、一
旦、分析結果が得られるまでは再検バッファー30で待
機する。再検を必要とする場合には、再検用ライン52
を利用して元の位置に戻された後、再び、メイン搬送ラ
イン50によって、分析部20,25のサンプリング位
置に搬送され、サンプリングされる。
【0036】分析部20,25での分析や再検が終了し
たラックLは、収納側のラック番号読み取り器62によ
ってラック番号が読み取られる。読み取られたラック番
号は、メモリ72Aに記憶される。メモリ72Aは、ラ
ック番号読み取り器62によって読み取られたラック番
号を順次記憶するものであり、ラック番号読み取り器6
2を通過したラックLのシーケンス番号及びラック番号
が順次記憶されることになる。
【0037】ラック番号読み取り器62を通過したラッ
クは、通過した順に、ラック収納部40Aに収納され
る。緊急検体等を抽出する際には、その検体のラック番
号を外部から指示すると、制御部70Aは、メモリ72
Aに記憶されているシーケンス番号とラック番号を用い
て、該当するラック番号に対するシーケンス番号から、
ラック収納部40Aにおける該当ラックの収納位置を検
出して、ラック収納部40Aを動作させて、該当するラ
ックを抽出する。
【0038】ここで、図5を用いて、本実施形態による
ラック収納部40Aの構成について説明する。抽出機構
41は、抽出用アームA1上を、矢印Y方向に移動可能
であり、また、アームA1は、アームA2,A3上を、
矢印X方向に移動可能なX−Y移動機構によって支持さ
れている。抽出機構41は、制御部70Aによって制御
されて、X−Y方向に移動する。
【0039】ラック収納部40Aには、ラックLが搬送
されてきた順に整列されている。例えば、ラックL11
が最初に搬送されてきたラックであり、続いて、ラック
L12,L13と搬送され、収納され、ラックL1Nま
で収納すると、次には、ラックL21,L22,L23
と搬送され、収納される。
【0040】収納側ラック番号読み取り器62は、搬送
されてきたラックのラック番号を検出し、検出されたラ
ック番号とシーケンス番号は、メモリ72Aに記憶され
ているため、制御部70Aは、このメモリ72Aの記憶
内容から、抽出すべきラック番号が指示されると、その
ラックの収納位置を割り出すことができる。従って、抽
出すべきラック番号が指示されると、制御部70Aは、
抽出機構41を制御して、該当するラック番号のラック
の中から、該当するサンプルカップSCを挟み込んで持
ち上げ、抽出試料載置位置42まで搬送する。従って、
ラック番号を指示するのみで、容易に、該当する試料を
抽出することができる。
【0041】なお、以上の説明では、抽出機構41は、
該当するサンプルカップをピックアップするものとした
が、ラック自体をピックアップして、載置位置42まで
搬送するようにしてもよいものである。
【0042】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、収納側ラック番号読み取り器62によってラックの
収納順番をチェックし、その順番に収納側ラックに収納
するとともに、メモリに記憶された収納順番を用いて、
抽出機構41で抽出するようにしているので、緊急検体
等容易に抽出することができる。
【0043】次に、図6〜図8を用いて、本発明の第3
の実施形態による自動分析装置の構成について説明す
る。図6は、本発明の第3の実施形態による自動分析装
置の全体構成を示す平面図であり、図7は、本発明の第
3の実施形態による自動分析装置のラック収納部の構成
を示す平面図であり、図8は、本発明の第3の実施形態
による自動分析装置のラック収納部の構成を示す正面図
である。なお、図1と同一符号は、同一部分を示してい
る。
【0044】本実施形態による自動分析装置は、図1に
示した循環ライン54を備えていないものであり、ま
た、ラック並べ替え部8の構成に特徴を有するものであ
る。図6に示すように、本実施形態による自動分析装置
は、ラック投入部10と、2つの分析部20,25と、
再検バッファ30と、ラック収納部40Bと、メイン搬
送ライン50,再検用ライン52の2つの搬送ラインを
備えている。
【0045】検体試料の収容された試料容器SCは、ラ
ックLに載置されて、ラック投入部10にセットされ
る。各試料の分析項目を入力し、登録し、スタートキー
を押すと、機構部のリセットに引き続き、ラックの搬送
を開始する。ラック投入部10にセットされたラックL
は、メイン搬送ライン50によって搬送される途中で、
投入側のラック番号読み取り器60によって、ラック番
号が読み取られる。また、ラック番号読み取り器60
は、ラック番号に代えて、試料IDを読み取るものであ
ってもよい。読み取られたラック番号は、メモリ72に
記憶される。メモリ72は、ラック番号読み取り器60
によって読み取られたラック番号を順次記憶するもので
あり、ラック番号読み取り器60を通過したラックLの
順番が記憶されることになる。読み取られたラック番号
によって、予め登録されている分析項目に応じて、分析
部20,25に搬送される。各分析部20,25では、
サンプリング位置において、位置決めされる。そして、
ラックLの試料容器SCから検体試料が分取され、設定
量だけ吐出され、分析部20,25の分析項目に応じた
分析が行われる。なお、分析部20,25は、2台備え
られているものとしているが、この台数は1台でもよ
く、また、3台以上でもよいものである。
【0046】メイン搬送ライン50上でのラック搬送
は、試料ごとの分析項目に対応したランダム動作を行
い、例えば、分析部20で測定する必要がないラックL
は、分析部20で測定している先行のラックを追越し
て、分析部25に搬送される。
【0047】自動再検モードにシステム設定されている
場合には、分析結果があらかじめ設定された異常値範囲
を超えた試料に対して再測定を行なう。このため、サン
プリングを終了したラックLは、一旦、分析結果が得ら
れるまでは再検バッファー30で待機する。再検を必要
とする場合には、再検用ライン52を利用して元の位置
に戻された後、再び、メイン搬送ライン50によって、
分析部20,25のサンプリング位置に搬送され、サン
プリングされる。
【0048】分析部20,25での分析や再検が終了し
たラックLは、収納側のラック番号読み取り器62によ
ってラック番号が読み取られる。制御部70Bは、読み
取ったラック番号からラック投入部にあるラック番号読
み取り器の前を通過した時の通過順番(シーケンス番号)
を読み出して、ラック並べ替え部80にある複数の収納
トレーに隣り合ったシーケンス番号のラックがかたまっ
て入るように収納する。これによって、複数の収納トレ
ーに「投入時の通過順番」が隣接したラックの集団がで
きる。これらのラック集団の端と端が隣接するように、
メイン搬送ラインを隔てて反対側にある並べ換え用のト
レーを使用して、ラックの集団を結合させ、最終的にラ
ックを投入時の通過順番の順にまとめてラック収納部4
0に収納する。
【0049】ここで、図7及び図8を用いて、本実施形
態によるラック並べ替え部80の構成について説明す
る。ラック並べ替え部80は、図7に示すように、メイ
ン搬送ライン50の手前側に3個のトレー82A,82
B,82Cを備え、メイン搬送ライン50の奥側に3個
のトレー82D,82E,82Fを備えている。即ち、
一つの平面上に6個のトレーが配置されている。
【0050】一方、図8の正面図に示すように、メイン
搬送ライン50よりも下側に、4層のトレー82Y1,
82Y2,82Y3,82Y4が配置され、上側に、3
層のトレー82Z1,82Z2,82Z3が配置され
る。従って、都合、7層配置される。即ち、1層当た
り、6個のトレーが配置され、これらが7層あることか
ら、42個のトレーが立体的に配置されている。これら
のトレーに対して、搬送されてきたラックは、複数の収
納トレーに隣り合ったシーケンス番号のラックがかたま
って入るように収納する。
【0051】ここで、図9〜図18を用いて、本実施形
態におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手
順の第1の例について説明する。図9〜図18は、本発
明の第3の実施形態による自動分析装置におけるラック
並べ替え部への収納順及び並べ替え手順の第1の例の説
明図である。
【0052】なお、以下の説明においては、説明の簡単
のため、図9に示すように、トレーは、トレー82A,
82B,…,82Fの6個のみとして、また、ラック
は、ラック番号「1」〜「9」の9個のラックとする。
また、ラック「1」〜「9」の中で、ラック「2」とラ
ック「5」が再検するものとする。
【0053】最初に、図9に示すように、ラックは、ラ
ック「1」,ラック「2」,…,ラック「9」の順で搬
送されてくる。なお、ラック番号「1」〜「9」は、シ
ーケンス番号に等しいものとする。従って、図10に示
すように、ラック「1」は、そのまま、トレー82Aに
収納される。次に、図11に示すように、ラック「2」
は再検であるため、トレー82に収納されることなく、
再検ラインによって投入側に戻される。
【0054】次に、図12に示すように、ラック「3」
が搬送されてくると、ラック「3」は、トレー82Bに
収納する。即ち、本実施形態においては、隣り合ったシ
ーケンス番号のラックがかたまって入るように収納する
ようにしているので、ラック「1」とラック「3」は、
隣り合ったシーケンス番号でないため、異なるトレーに
収納する。次に、図13に示すように、ラック「4」が
搬送されてくると、ラック「4」は、ラック「3」に隣
り合ったシーケンス番号であるため、トレー82Bに収
納する。
【0055】次に、図14に示すように、ラック「5」
は再検であるため、トレー82に収納されることなく、
再検ラインによって投入側に戻される。次に、図15に
示すように、ラック「6」〜ラック「9」が搬送されて
くると、これらは順次トレー82Cに収納される。次
に、図16に示すように、再検の終了したラック「2」
が搬送されてくると、これは、ラック「1」と隣り合う
ものであるため、トレー82Aに収納される。また、ラ
ック「5」はトレー82Bに収納される。その結果、隣
り合うシーケンス番号のラックが、トレー82A,82
B,82Cに固まって収納される。
【0056】そして、次に、図17に示すように、最初
に、トレー82Cのラック「9」が、ラック収納部40
に収納される。その後、図18に示すように、ラック
「8」〜「1」が順次トレー82C,82B,82Aか
らラック収納部40に収納することにより、ラック収納
部40には、シーケンス順(図示の例では、シーケンス
番号と逆順)に収納することができる。
【0057】次に、図19〜図28を用いて、本実施形
態におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手
順の第2の例について説明する。図19〜図28は、本
発明の第3の実施形態による自動分析装置におけるラッ
ク並べ替え部への収納順及び並べ替え手順の第2の例の
説明図である。
【0058】なお、以下の説明においては、説明の簡単
のため、図19に示すように、トレーは、トレー82
A,82B,…,82Fの6個のみとして、また、ラッ
クは、ラック番号「1」〜「10」の10個のラックと
する。また、ラック「1」〜「10」の中で、ラック
「2」〜ラック「9」が再検するものとする。
【0059】最初に、図19に示すように、ラックは、
ラック「1」,ラック「2」,…,ラック「10」の順
で搬送されてくる。なお、ラック番号「1」〜「10」
は、シーケンス番号に等しいものとする。従って、図2
0に示すように、ラック「1」は、そのまま、トレー8
2Aに収納される。次に、図21に示すように、ラック
「2」〜「9」は再検であるため、トレー82に収納さ
れることなく、再検ラインによって投入側に戻される。
【0060】次に、図22に示すように、ラック「1
0」が搬送されてくると、ラック「10」は、トレー8
2Bに収納する。そして、再検の終了したラック「2」
〜「5」が搬送されてくると、ラック「1」と隣あうも
のであるため、トレー82Aに収納される。また、ここ
で、ラック「9」は、再検が短時間で終了したため、ラ
ック「5」の次に、搬送されてきたものとする。次に、
図23に示すように、ラック「9」が搬送されてくる
と、ラック「9」は、ラック「10」に隣り合ったシー
ケンス番号であるため、トレー82Bに収納する。
【0061】次に、図24に示すように、再検の終了し
たラック「7」とラック「8」が搬送されてくると、こ
れらは、新たに、トレー82Cに順次収納される。ここ
で、図24に示すように、ラック「1」〜「6」及びラ
ック「7」,「8」は降順に配列されているのに対し
て、ラック「9」,「10」は昇順に配列されている。
そこで、メイン搬送ラインを挟んで設けられているトレ
ー82D,82E,82Fを用いて、ラックの並べ替え
を行うようにしている。即ち、図25に示すように、ラ
ック「9」,ラック「10」を順番に、トレー82Eに
移動する。これによって、ラック「9」,ラック「1
0」は降順に並べ替えられる。
【0062】次に、図26に示すように、ラック「1
0」,ラック「9」を順番に、ラック収納部40に収納
する。その後、図27、図28に示すように、ラック
「8」,ラック「7」及びラック「6」〜ラック「1」
が順次トレー82C,82Aからラック収納部40に収
納することにより、ラック収納部40には、シーケンス
順(図示の例では、シーケンス番号と逆順)に収納する
ことができる。
【0063】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ラック並べ替え部80を用いて、ラックの並べ替え
を行った後、ラック収納部にラックを収納するようにし
ているため、ラック収納部40には、ラックの投入順番
通りにラックが整列しており、この中から緊急検体等容
易に抽出することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、検体試料の抽出作業の
効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による自動分析装置の
構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による自動分析装置に
おける制御部の処理内容を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態による自動分析装置に
おけるメモリの記憶内容の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による自動分析装置の
全体構成を示す平面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による自動分析装置の
ラック収納部の構成を示す平面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態による自動分析装置の
全体構成を示す平面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態による自動分析装置の
ラック収納部の構成を示す平面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による自動分析装置の
ラック収納部の構成を示す正面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態による自動分析装置に
おけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順の
第1の例の説明図である。
【図10】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図11】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図12】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図13】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図14】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図15】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図16】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図17】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図18】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第1の例の説明図である。
【図19】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図20】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図21】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図22】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図23】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図24】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図25】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図26】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図27】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【図28】本発明の第3の実施形態による自動分析装置
におけるラック並べ替え部への収納順及び並べ替え手順
の第2の例の説明図である。
【符号の説明】
10…ラック投入部 20,25…分析部 50…メイン搬送ライン 40…ラック収納部 30…再検バッファー 72…メモリ 52…再検用ライン 60,62…ラック番号読み取り器 70…制御部 54…循環ライン 41…抽出機構 80…ラック並べ替え部 82…収納トレー
フロントページの続き (72)発明者 斉藤 清孝 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 林 正美 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 服部 充雄 茨城県ひたちなか市大字市毛1040番地 株 式会社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 三村 智憲 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内 Fターム(参考) 2G058 AA08 CB09 CB11 CB15 CB16 CB20 CF16 CF25 EA01 GC05 GC06 GE01 GE05 HA04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料を収容した試料容器がセットされたラ
    ックを、ラック投入部からラック収納部まで搬送する搬
    送ラインと、この搬送ラインに沿って、上記ラック投入
    部とラック収納部の間に配置された分析部とを有する自
    動分析装置において、 上記ラック収納部側から上記ラック投入部側へラックを
    周回する循環ラインと、 上記搬送ラインの投入側に配置され、搬送されるラック
    のラック番号を読み取る投入側ラック番号読み取り部
    と、 この投入側ラック番号読み取り部によって読み取られた
    ラックの順番を記憶する記憶部と、 上記搬送ラインの収納側に配置され、搬送されるラック
    のラック番号を読み取る収納側ラック番号読み取り部
    と、 この収納側ラック番号読み取り部によって読み取られた
    ラックが収納する順番である場合には上記ラック収納部
    にラックを収納し、そうでない場合には、上記循環ライ
    ンを介して上記ラックを上記ラック投入側に周回する制
    御部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
  2. 【請求項2】試料を収容した試料容器がセットされたラ
    ックを、ラック投入部からラック収納部まで搬送する搬
    送ラインと、この搬送ラインに沿って、上記ラック投入
    部とラック収納部の間に配置された分析部とを有する自
    動分析装置において、 上記搬送ラインの収納側に配置され、上記ラック収納部
    に収納されるラックのラック番号を読み取る収納側ラッ
    ク番号読み取り部と、 上記ラック収納部に配置され、上記収納側ラック番号読
    み取り部によって読み取られたラック番号を用いて、指
    示されたラック若しくは試料容器を抽出する抽出部とを
    備えたことを特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】試料を収容した試料容器がセットされたラ
    ックを、ラック投入部からラック収納部まで搬送する搬
    送ラインと、この搬送ラインに沿って、上記ラック投入
    部とラック収納部の間に配置された分析部とを有する自
    動分析装置において、 上記搬送ラインの収納側に配置され、搬送されるラック
    のラック番号を読み取る収納側ラック番号読み取り部
    と、 上記ラックを一時的に収納する複数の収納トレーと、 この収納側ラック番号読み取り部によって読み取られた
    ラック番号に応じて、上記複数の収納トレーに、隣り合
    ったシーケンス番号のラックがかたまって入るように収
    納する制御部を備えたことを特徴とする自動分析装置。
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