JP2000265308A - 透湿防水迷彩布帛およびその製造方法 - Google Patents

透湿防水迷彩布帛およびその製造方法

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JP2000265308A
JP2000265308A JP11075521A JP7552199A JP2000265308A JP 2000265308 A JP2000265308 A JP 2000265308A JP 11075521 A JP11075521 A JP 11075521A JP 7552199 A JP7552199 A JP 7552199A JP 2000265308 A JP2000265308 A JP 2000265308A
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resin
fabric
moisture
camouflage
polyurethane
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JP11075521A
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English (en)
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Kenichi Kamemaru
賢一 亀丸
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い防水性と透湿性を両立させ、且つ、可視
・赤外線波長領域において探知されにくい迷彩模様を施
した透湿防水迷彩布帛を提供する。 【解決手段】 1000nmから1400nmの赤外線
波長領域において、布帛表面反射率が5%以上、60%
以下の多段階反射率を示す迷彩模様を捺染し、2kg/cm2
以上の耐水圧と5000g/m2・24hrs以上の透湿性を有す
る透湿防水加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可視・近赤外線波
長領域において一般的な山野にとけ込むことが可能な迷
彩模様を有し、優れた透湿性能および防水性能をも有す
る偽装防寒衣、偽装雨衣に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に軍隊などでは、敵に発見されない
よう野戦偽装として、その地域の周辺風景にとけ込みむ
ために、その地域の各種植物や岩土等に類似した迷彩模
様を施した戦闘服やテント等が使用されている。しかし
近年、敵を探知する方法として赤外領域の波長を探知す
る赤外線探知機が発達していることから、探知されない
手段として自然環境に近い赤外線反射率を持つ迷彩模様
布帛が必要とされ、戦闘服は、雨天や冬期にも着用する
ので、透湿防水性を有した施した迷彩模様布帛が必要と
されている。これらを解決する方法として本出願人等は
特開平5−222682号公報において透湿防水迷彩布
帛の提案を行ったが、豪雨下長時間着用するには十分な
防水性を有しているとはいえず、より一層高性能な透湿
防水迷彩布帛が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑みて行われたもので、広範囲の可視・赤外線波
長領域での偽装を施し、かつ高い防水性能と透湿性能を
両立させ、着用快適性に優れた透湿防水迷彩布帛を得る
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するもので、次の構成よりなるものである。すなわ
ち、本発明は、1000nmから1400nmの赤外線
波長領域において布帛表面反射率が5%以上、60%以
下の多段階反射率を示す迷彩模様を有し、かつ2kg/cm2
以上の耐水圧と5000g/m2・24hrs以上の透湿性を有
することを特徴とする透湿防水迷彩布帛、ならびに布帛
上に1000nmから1400nmの赤外線波長領域に
おいて布帛表面反射率が5%以上、60%以下の多段階
反射率を示す迷彩模様を付与し、次に第一工程として、
平均粒径が1μm以下で、かつN,N−ジメチルホルム
アミドの吸着量が200ミリリットル/100g以上の
無機微粉末を1重量%以上含有させたポリウレタン樹脂
主体の合成重合体の樹脂溶液と、これと凝固価の異なる
ポリウレタン樹脂主体の合成重合体との混合樹脂溶液を
塗布し、湿式製膜して有孔の樹脂層を形成し、第二工程
として、ポリウレタン樹脂主体の有孔の樹脂層上に、ポ
リウレタン樹脂主体の合成重合体からなる樹脂を塗布
し、乾式製膜して実質的に無孔の樹脂層を形成し、第三
工程として、該樹脂膜上に、ポリウレタン系接着剤溶液
を非全面に均一に塗布し布帛をラミネートする工程から
構成されることを特徴とする請求項1の透湿防水迷彩布
帛の製造方法を要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
を行う。本発明で用いる布帛としては、ナイロン6やナ
イロン66で代表されるポリアミド系合成繊維、ポリエ
チレンテレフタレートで代表されるポリエステル系合成
繊維、ポリアクリロニトリル系合成繊維、ポリビニルア
ルコール系合成繊維、トリアセテート等の半合成繊維、
これら合成繊維に木綿、レーヨン等のセルロース系繊維
や溶剤紡糸セルロース繊維を混用した織物、編物、不織
布などを挙げることができ、好ましくは、ポリアミド系
合成繊維を主体とした布帛を用いるのがよい。
【0006】本発明の布帛は、1000nmから140
0nmの赤外線波長領域において布帛表面反射率が5%
以上、60%以下の多段階反射率を示す迷彩模様を有す
る。ここで用いる多段階反射率としては、反射率5〜6
0%の間で反射率の間隔が同じ位の間隔で離れて多段階
になっているものが好ましく、より好ましくは、5〜2
0%、20〜40%、40〜60%の3段階の異なる反
射率を有するものがよい。
【0007】本発明の迷彩模様を有する布帛は、赤外線
反射率の異なる染料または染料と赤外線吸収色素との配
合物を用いて、3〜5色の柄模様を布帛表面に細かく分
散させるよう分布、配置させた捺染を施した布帛を用い
てもよく、また予め浸染法にて染色した布帛を用いて、
この上に捺染を施したものを用いてもよい。
【0008】使用する染料は、繊維に合わせて適宜選択
して用いればよいが、一般的に用いられている染料、例
えば酸性染料、金属錯塩染料、反応性染料、分散染料な
どを用いればよく、より好ましくは、赤外線吸収性を有
する染料を用いるのがよい。例えば酸性染料において
は、CI Acid Blue2,40,58,113,120,171,232,296、CIAci
d Green28,109、CI Acid Blown289,298、CI Acid Black
58,112,132,170,194,222、CI Acid Orange149等を挙げ
ることができる。
【0009】赤外線吸収性が劣る染料を用いる場合は、
赤外線吸収色素を配合して用いてもよい。特定の波長で
赤外線吸収を示すものとしては、例えば、ポリメチン系
色素、フタロシアニン系色素、ジチオール系色素、ナフ
トキノン、アントラキノン系色素、トリフェニルメタン
系色素、アミニウム・ジインモニウム系色素、メルカプ
トナフトール金属錯塩系色素等を挙げることができ、ま
た600nm〜1400nmの波長で赤外線吸収を示す
ものとしては、例えば有機炭化物や炭素系及び無機物質
を挙げることができる。この赤外線吸収色素は、繊維へ
の吸着性が低いのでバインダーを併用して布帛に固着さ
せる方が好ましい。バインダーとしては一般に公知の樹
脂を使用すればよく、例えばアクリル系、ウレタン系、
ポリエステル系、ポリアミド系等の樹脂を挙げることが
できる。赤外線吸収色素は赤外線吸収性能を増すための
ものであるので、ごく少量の使用ですみ、布帛の柔らか
さを阻害したり、大きな透湿性能の低下を招くことはな
い。
【0010】さらに、本発明では、上記の迷彩模様を有
する布帛に、透湿防水コーティングを施す。透湿防水コ
ーティングの前処理として、コーティング樹脂溶液が布
帛内部へ浸透するのを防防止するために、布帛に撥水剤
処理を行ってもよい。撥水剤としては、例えばパラフィ
ン系撥水剤、ポリシロキサン系撥水剤、フッソ系撥水剤
等の一般に公知のものを使用すればよく、その処理方法
も一般に行われているパディング法、スプレー法などの
方法を採用すればよい。特に良好な撥水性を必要とする
場合には、フッソ系撥水剤を使用すればよく、例えば、
アサヒガード730(旭硝子株式会社製、フッソ系エマ
ルジョン撥水剤)を5%の水分散液でパディング(絞り
率35%)した後、160℃で1分の熱処理を行えばよ
い。
【0011】本発明では第一工程として、まず迷彩模様
を有する布帛上に 平均粒径が1μm以下で、かつN,
N−ジメチルホルムアミドの吸着量が200ミリリット
ル/100g以上の無機微粉末を1重量%以上含有させ
たポリウレタン樹脂主体の合成重合体の樹脂溶液と、こ
れと凝固価の異なるポリウレタン樹脂主体の合成重合体
との混合樹脂溶液を塗布し、湿式製膜して有孔の樹脂層
を形成させる。
【0012】ここで用いるポリウレタン樹脂主体の合成
重合体としては、ポリウレタン成分を50〜100重量
%含むものをいい、その他の合成重合体として、例え
ば、ポリアクリル酸、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリブタジエン、ポリアミノ酸などを含んでいてもよ
く、勿論、フッ素やシリコンなどで変性した化合物も使
用することができる。
【0013】ポリウレタン樹脂自体は、イソシアネート
とポリオールを反応させて得られる共重合体であり、イ
ソシアネート成分として芳香族ジイソシアネート、脂肪
族ジイソシアネート及び脂環族ジイソシアネートの単独
又はこれらの混合物、例えば、トリレン2,4−ジイソ
シアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、1,6−ヘキサンジイソシアネート、1,4−シ
クロヘキサンジイソシアネートなどを主成分として用
い、必要に応じ3官能以上のポリイソシアネートを使用
してもよい。
【0014】また、ポリオール成分としては、ポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオールを用い、ポリ
エーテルポリオールとしては、例えば、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチ
レングリコールなどを用い、ポリエステルポリオールと
しては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等のジオールとアジピン酸、セバチン酸等の2塩
基酸との反応生成物やカプロラクトン等の開環重合物を
用いる。
【0015】本発明で用いる平均粒径1μm以下で、か
つN,N−ジメチルホルムアミドの吸着量が200ミリ
リットル/100g以上の無機微粉末とは、通常の湿式
粉砕法やボールミル粉砕法で微粉化された無機微粉末
や、ハロゲン化金属の気相酸化法、燃焼加水分解法、電
弧法等の乾式法によって得られる金属酸化物微粉末等を
挙げることができ、これらの方法によって得られた微粉
末のうち、N,N−ジメチルホルムアミドの吸着量が2
00ミリリットル/100g以上の無機微粉末を意味し
ている。
【0016】N,N−ジメチルホルムアミドの吸着量と
は、無機微粉末5gをガラス平板上に置き、N,N−ジ
メチルホルムアミドを1滴滴下する毎にステンレス製の
へらを用いて練り合わせる作業を繰り返し、N,N−ジ
メチルホルムアミドの1滴で急激に柔らかくなる直前ま
でに要したN,N−ジメチルホルムアミドの体積(単
位:ミリリットル)を意味しており、JIS K−51
01の煮あまに油の代わりにN,N−ジメチルホルムア
ミドを用いたものである。
【0017】本発明に用いる無機微粉末は、前述のポリ
ウレタン樹脂主体の合成重合体に対し1重量%以上用い
ることが必要であり、好ましくは3重量%以上用いるの
がよい。1重量%未満では、得られるコーティング布帛
の微細空洞部の孔数が少なくなり、高い透湿性能を得る
ことができにくくなる。また、無機微粉末は、必ずしも
高純度のものである必要はなく、不純物として他の無機
物質、例えば、顔料、充填剤などが含有されていても何
ら差し支えない。
【0018】本発明の第一工程では、平均粒径が1μm
以下で、かつN,N−ジメチルホルムアミドの吸着量が
200ミリリットル/100g以上の無機微粉末を1重
量%以上含有させたポリウレタン樹脂主体の合成重合体
の樹脂溶液と、これと凝固価の異なるポリウレタン樹脂
主体の合成重合体との混合樹脂溶液を布帛に塗布する
が、ここで用いる凝固価とは、該ポリウレタン樹脂主体
の合成重合体を溶剤(N,N−ジメチルホルムアミド)
で4倍に希釈した樹脂溶液100g中に凝固液である水
を少量ずつ攪拌しながら添加し、ゲル化が始まる直前ま
でに要した水の体積を意味したものであり、凝固価の異
なる樹脂を混合して使用することにより、微細空洞部の
孔数が多くなり、透湿性能が向上する。
【0019】樹脂液の混合割合は、無機微粉末を含有さ
せたポリウレタン樹脂を70重量%以上用いるのが好ま
しく、より好ましくは無機微粉末を含有させたポリウレ
タン樹脂とこれと凝固価の異なる樹脂を80:20の割
合で用いるのがよい。
【0020】上述の混合樹脂溶液を布帛に塗布する方法
は、一般的に行われているコーティング法、例えば、ナ
イフコーター、コンマコーター、リバースコーターなど
を用いてコーティングを行えばよい。塗布量は、好まし
くは耐水圧が0.6kg/m2になるように、樹脂乾燥皮膜
重量が好ましくは10g/m2以上、より好ましくは15g/
m2以上になるように塗布量を調節して行えばよく、塗布
後、直ちに水中に投入して湿式製膜を行う。
【0021】本発明では、樹脂層と布帛間の接着性と耐
溶剤性を向上させる目的で、樹脂および布帛との親和性
の高い化合物を併用することが望ましく、その化合物と
してイソシアネート化合物が好適に使用できる。イソシ
アネート化合物としては、例えばトリレン2,4−ジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、イ
ソフォロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートまたは、これらのジイソシアネート類3モル
と、活性水素を含有する化合物(例えば、トリメチロー
ルプロパン、グリセリン等)1モルとの付加反応によっ
て得られるトリイソシアネート類を挙げることができ
る。上記のイソシアネート類は、イソシアネート基が遊
離した形のものであっても、あるいはフェノール、ラク
タム、メチルケトンなどで付加ブロック体を形成させ、
熱処理によって解離させる形のものであってもよく、作
業性や用途などにより適宜使い分ければよい。イソシア
ネート化合物を使用する際の使用量としては、上述のポ
リウレタン樹脂主体の合成重合体混合溶液に対して0.
1〜10重量%の割合で使用することが望ましく、使用
量が0.1重量%未満であれば、布帛に対する樹脂層の
接着力があまり向上せず、また10重量%を超えると、
風合いが硬化する傾向が認められる。
【0022】次に、本発明では第二工程として、上述の
湿式製膜したポリウレタン樹脂主体の有孔の樹脂層上
に、ポリウレタン樹脂主体の合成重合体からなる樹脂を
塗布し、乾式製膜して実質的に無孔の樹脂層を形成す
る。ここで用いるポリウレタン樹脂主体の合成重合体と
は、上述したポリウレタンを50〜100重量%含む樹
脂と同一もので、上述のコーティング装置を用いて、乾
式コーティングを行い、実質的に無孔の樹脂層を形成さ
せる。塗布量については、好ましくは耐水圧が2kg/m2
以上になるように、樹脂乾燥皮膜重量が好ましくは1g/
m2以上、より好ましくは2g/m2 以上になるように塗布
量を調節して行えばよい。勿論、該樹脂に前述のイソシ
アネート化合物を併用することができ、その使用量も前
述の範囲が好適であり、併用することにより接着性と耐
溶剤性が向上する。
【0023】さらに本発明では第三工程として、上述の
乾式製膜した樹脂層上にポリウレタン系接着剤溶液を非
全面に均一に塗布し、布帛をラミネートする。ここで用
いるポリウレタン接着剤溶液は、上述のポリウレタン樹
脂と同様、イソシアネート化合物とポリオール化合物と
の反応物を主体とした樹脂溶液および、またはイソシア
ネート化合物とポリオール化合物を混合した樹脂溶液を
主体としており、乾式製膜した樹脂膜とラミネートする
布帛の両方に接着性を有していればよく、接着性改良の
ために他の樹脂類が入っていてもよい。他の樹脂類と
は、ポリアミド系繊維布帛であればダイマー酸系ポリア
ミド樹脂や一般的なポリアミドホットメルト樹脂等、ポ
リエステル系繊維布帛であればポリエステル系ホットメ
ルト樹脂等を挙げることができる
【0024】本発明では、上記のポリウレタン系接着剤
溶液を非全面に均一に塗布、乾燥するが、塗布するに際
し、公知のグラビアコータ、ロータリースクリーン、フ
ラットスクリーン等を用いて、点状、線状、市松模様、
亀甲模様等の所望の形状に全面にわたって均一に塗布
し、続いて、50〜100℃の温度で0.5〜5分間乾
燥する。接着剤溶液の塗布面については、塗布面の全面
積に占める接着剤の占有面積比率が20〜60%、好ま
しくは25〜50%の範囲で塗布するのがよい。接着剤
の占有面積比率が20%未満では、樹脂層とラミネート
用繊維布帛との耐剥離性能が乏しく、60%以上では、
透湿性能が低下するとともに風合いが硬くなる。
【0025】ラミネートの対象として用いられる布帛と
しては、ナイロン6やナイロン66で代表されるポリア
ミド系合成繊維、ポリエチレンテレフタレートで代表さ
れるポリエステル系合成繊維、ポリアクリロニトリル系
合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊維、トリアセ
テート等の半合成繊維、これら合成繊維に木綿、レーヨ
ン等のセルロース系繊維や溶剤紡糸セルロース繊維を混
用した織物、編物、不織布などを挙げることができる。
ラミネートに際しては、通常の圧着または熱圧着など、
公知の方法を採用すればよい。
【0026】
【作用】自然環境下での草花、樹木、岩土の反射率は下
記の表のごとくである。
【0027】
【表1】
【0028】上記の表1のごとく、自然環境での反射率
が概ね5%以上、60%未満であることから、戦闘服等
の布帛上の赤外線反射率を自然環境に近い赤外線反射率
にすれば、赤外フィルター法、赤外写真法、赤外夜間鏡
法等の赤外探知で発見される可能性が低くなる。本発明
では、1000nmから1400nmの赤外線波長領域
において布帛表面反射率が5%以上、60%以下の多段
階反射率を示す迷彩模様を有しているので、自然環境に
近い赤外線反射率となり、赤外線探知機によって探知さ
れにくくなる。
【0029】さらに、迷彩模様を付与した布帛の片面
に、平均粒径1μm以下で、かつN,N−ジメチルホル
ムアミドの吸着量が200ミリリットル/100g以上
の無機微粉末を均一に分散させたポリウレタン樹脂主体
の合成重合体と、これと凝固価の異なるポリウレタン樹
脂主体の合成重合体との混合樹脂液をコーティングして
湿式凝固を行うと、凝固液である水と樹脂溶剤である
N,N−ジメチルホルムアミドが混和し、樹脂液から溶
剤が速やかに離脱していくことにより樹脂の凝固が始ま
るが、その際、平均粒径1μm以下で、かつN,N−ジ
メチルホルムアミドの吸着量が200ミリリットル/1
00g以上の無機微粉末が均一に分散していると、無機
微粉末の表面は他の部分に比べて樹脂溶液中における
N,N−ジメチルホルムアミドの濃度が高く、いいかえ
れば、ポリウレタン樹脂主体の合成重合体のN,N−ジ
メチルホルムアミドの濃度が低い状態にあり、湿式凝固
過程において、凝固液である水がまず無機微粉末表面の
N,N−ジメチルホルムアミドと置き換わり、無機微粉
末の周囲で速やかに凝固が始まり、その後に凝固価の低
い樹脂の凝固が始まり、最後に凝固価の高い樹脂の凝固
が始まるので、ウレタン樹脂特有のハニカムスキンコア
構造の空洞部の数が多くなる他に、無数に1μm以下の
微細孔が無機微粉末の周りに発現していることから、非
常にポーラスな形態となっているので、高い透湿性能を
有する。さらに、この有孔の樹脂上に薄く無孔の透湿性
ウレタン樹脂をコーティングし、接着剤を非全面に塗布
して布帛をラミネートするので、良好な透湿性を保持し
ながら、より防水性が向上するので、優れた透湿防水性
を有した透湿防水性迷彩布帛が得られる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、実施例における布帛の性能の測定、評価は
下記の方法で行った。 (1)赤外線反射率 自記分光光度計UV3100(島津製作所製) (2)耐水圧 JIS L 1092(高水圧法) (3)透湿度 JIS L 1099(A−1法)
【0031】実施例1 経糸、緯糸共にナイロンマルチフィラメント110デニ
ール/24フィラメントを用いて、経糸密度80本/イ
ンチ、緯糸密度76本/インチのリップストップタフタ
を製織し、通常の方法により糊抜き精練を行った後、生
地表面を多数の領域に分割し各色が重ならないように下
記の処方にて淡グリーン、濃グリーン、茶、黒の4色で
捺染を行い、通常の方法により高温スチーム、熱処理、
水洗、ソーピング、水洗、乾燥を行った。
【0032】淡グリーン Acid Blue 40 0.3% Acid Orange 149 0.6% Acid Green 28 0.1% 水 39.0% 捺染元糊 60.0%
【0033】濃グリーン Acid Yellow 127 2.5% Acid Blue 113 0.5% Acid Green 109 0.6% 水 40.1% 捺染元糊 46.0% PA1001 0.3%(三井東圧株式会
社製、メルカフ゜トナフトール金属錯塩系色素、吸収域1000〜1700n
m) Dexel Clear 3301 10.0% (大日本インキ株式会社製、アクリル系ハ゛インタ゛ー)
【0034】茶 Acid Orange 149 2.5% Acid Red 266 0.6% Acid Blue 258 0.4% 水 39.2% 捺染元糊 46.0% Kayasorb IR-750 0.5%(日本化薬株式会
社製、アミニウム系色素、吸収域650〜800nm) Kayasorb IRG-023 0.8%(日本化薬株式会
社製、シ゛イモニウム系色素、吸収域1000〜1200nm) Dexel Clear 3301 10.0% (大日本インキ式会社製、アクリル系ハ゛インタ゛ー)
【0035】黒 Acid Black 112 4.0% 水 36.0% 捺染元糊 35.0% Pigment Black 112 5.0% (アニリンフ゛ラック系色素、全波長吸収) Herizarine Binder UD 20.0% (BASF株式会社製、アクリル系ハ゛インタ゛ー)
【0036】この捺染織物に、エマルジョンタイプのフ
ッソ系撥水剤のアサヒガードLS−317(旭硝子株式
会社製)6%水分散液をパディング法にて(絞り率40
%)付与し、乾燥後、160℃で1分間の熱処理を行
い、さらに、鏡面ロールを持つカレンダー加工機を用い
て、温度170℃、圧力30kg/cm2 速度20m/分の
条件でカレンダー加工を行い、コーティング用基布とし
た。
【0037】次に、下記の方法により、2種類のポリウ
レタン樹脂を製造した。フッ素変性ポリウレタン樹脂
(以下F−PU樹脂という。)は、下記の方法で製造し
た。ポリテトラメチレングリコール(OH価56.9)
1970gと1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート
504gを90℃で5時間反応させて、末端にイソシア
ネート基を有するウレタンプレポリマーを得た。このウ
レタンプレポリマー21gと末端に水酸基を導入したフ
ッ化ビニルポリマー21gをN,N−ジメチルホルムア
ミド/ジオキサン(重量比=7/3)の混合溶媒415
gに溶解し、かき混ぜながら2%ジメチルアミン溶液4
7gを添加し、30℃で5時間反応を行って、粘度39
000mPa・s(25℃)で凝固価7.5ccの淡黄褐色の
流動性良好なF−PU樹脂を得た。
【0038】他方、無機微粉末を含有させたポリウレタ
ン樹脂(以下、S−PU樹脂という。)は、下記の方法
で製造した。ラックスキン 1740−29B(セイコ
ー化成株式会社製、エステル型ポリウレタン樹脂)10
0部とアエロジル R−972(日本アエロジル株式会
社製、平均粒径0.016μm、N,N−ジメチルホル
ムアミドの吸着量350ミリリットル/100gの疎水
性二酸化ケイ素微粉末)40部、およびN,N−ジメチ
ルホルムアミド50部を三本ロール機にて均一分散した
後、上記ラックスキン1740−29B 900部およ
びN,N−ジメチルホルムアミド200部と均一混合
し、粘度19000mPa・s(25℃)で凝固価9.8cc
の無機微粉末を含有させたS−PU樹脂を得た。
【0039】上述のF−PU樹脂とS−PU樹脂とを用
い、下記処方1に示す組成で、上述のコーティング用基
布に、ナイフオーバーロールコーターを用いてカレンダ
ーを施した面に塗布量80g/m2にて塗布した後、直
ちに15℃の水中で40秒間浸漬して樹脂分を凝固さ
せ、続いて、50℃の温水中で10分間の洗浄を行い、
乾燥させた。
【0040】処方1 S−PU樹脂 80部 F−PU樹脂 20部 レザミンX−100 1部 (大日精化工業株式会社製、イソシアネート化合物)
【0041】その後、コーティング面に撥水処理をすべ
くアサヒガードLS−317の6%水分散液でパディン
グ(絞り率30%)し、乾燥した後、160℃で1分間
の熱処理を行い、第一工程の樹脂層を形成した。
【0042】次に、第一工程で得られた樹脂層上に、固
形分30%のラックスキン144(セイコー化成株式会
社製、ポリウレタン系樹脂)を、ナイフオーバーロール
コーターを用いて、塗布量が10gとなるように塗布し
た後、直ちに100℃で2分の乾燥を行い、乾燥無孔樹
脂塗布量が3gの第二工程の樹脂層を形成した。
【0043】さらに、第二工程で得られた樹脂層上に2
5メッシュ、深度250μm、接着剤専有面積比率40
%、円形ドット状(ドットの幅0.7mm、ドット間隔
0.35mm)のグラビアロールを用いて、下記の処方2
に示す組成で固形分40%のポリウレタン系樹脂および
ポリアミド系樹脂からなる接着剤を塗布し、130℃で
2分間乾燥した後、ラミネート布帛としてナイロンフィ
ラメント20デニール/7フィラメントの糸を用いた2
8ゲージのトリコット地を用いて、直ちに3kg/cm2の圧
力で圧着し、その後50℃で3日間エージングを行い、
本発明の透湿防水迷彩布帛を得た。
【0044】処方2 UD−108 100部 (セイコー化成株式会社製、エステルウレタン樹脂) プラタミド H−103 5部(エルファトムケ
ムジャパン株式会社製、ポリアミド樹脂) コロネート HL 10部(日本ポリウレタ
ン工業株式会社製、イソシアネート化合物) UY−5 1部 (セイコー化成株式会社製、有機錫系促進剤) N,Nジメチルホルムアミド 10部 メチルエチルケトン 20部
【0045】本発明と比較のため、本実施例の染料に代
えて下記の染料を用いる以外は、本実施例と全く同一の
方法により、比較例1の透湿防水迷彩布帛を得た。
【0046】淡グリーン Acid Blue 40 0.3% Acid Red 118 0.2% Acid Yellow 52 0.8% 水 38.7% 捺染元糊 60.0%
【0047】濃グリーン Acid Blue 127 1.6% Acid Yellow 52 2.4% 水 36.0% 捺染元糊 60.0%
【0048】茶 Acid Blue 138 1.3% Acid Red 114 0.9% Acid Orange 12 2.7% 水 35.1% 捺染元糊 60.0%
【0049】黒 Acid Black 132 7.0% 水 33.0% 捺染元糊 60.0%
【0050】本発明と比較のため、本実施例1の第一工
程におけるS−PU樹脂を除き、その代わりにラックス
キン1740−29Bを80部とN,Nージメチルホル
ムアミドを25部とした以外は本実施例と全く同一の方
法により、比較例2の透湿防水迷彩布帛を得た。本発明
及び比較用の迷彩布帛の性能を測定し、その結果を合わ
せて表2に示した。
【0051】
【表2】
【0052】表2より明らかなごとく、本発明の透湿防
水迷彩布帛は1000nmから1400nmの赤外線波
長領域において、布帛表面反射率が5%以上、60%以
下での段階的に相違しており迷彩効果に優れており、か
つ、防水性と透湿性にも優れていることがわかる。
【0053】一方、比較例1の加工布帛は、防水性と透
湿性は優れていたが、4色の内3色の反射率が60%以
上あり、その差異も非常に少なく、迷彩効果がなかっ
た。また比較例2の加工布帛は、迷彩効果は優れていた
が、コーティング樹脂中に無機微粉末を含有していない
ため、透湿性が劣っていた。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、1000〜1400n
mの領域において赤外線反射率の異なる多段階の迷彩模
様を有し、かつ高い防水性と透湿性を有しているので、
赤外線探知で発見されにくく、また霧や雨の状況下で
も、蒸れにくく、防水性の高い偽装防寒衣料、偽装雨衣
料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 15/564 D06M 15/564 D06P 1/00 D06P 1/00 Z 5/02 5/02 D06Q 1/10 D06Q 1/10 D06M 3/00 Fターム(参考) 4F100 AA01C AA01H AA20H AK17 AK46G AK48 AK51C AK51D AK51G AL05C AL05G AL06 AR00B BA05 BA07 BA10B BA10E BA13 CA23C CB02 DE01C DE01H DG11A DG11E DG12 DJ10C EC182 EG001 EH012 EH461 EJ172 EJ422 GB72 HB00B JD04 JD05 JD14C JD14H JL10B JN06B JN30 YY00 YY00B YY00C YY00H 4H057 AA01 AA02 CA21 CB08 CC03 DA01 DA34 EA11 GA90 HA01 HA02 HA15 HA18 HA21 4L031 AB31 BA09 CA11 DA00 DA08 4L033 AB04 AC07 AC15 BA71 CA17 CA22 CA50 CA55 CA69 CA70 DA06 4L049 AA16 AB00 AB11 BA12 BA21 BA25 BA37 BA39 CA11 DA08 DA09 DA26 DA30 EA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1000nmから1400nmの赤外線
    波長領域において布帛表面反射率が5%以上、60%以
    下の多段階反射率を示す迷彩模様を有し、かつ2kg/cm2
    以上の耐水圧と5000g/m2・24hrs以上の透湿性を有す
    ることを特徴とする透湿防水迷彩布帛。
  2. 【請求項2】 布帛上に1000nmから1400nm
    の赤外線波長領域において布帛表面反射率が5%以上、
    60%以下の多段階反射率を示す迷彩模様を付与し、次
    に第一工程として、平均粒径が1μm以下で、かつN,
    N−ジメチルホルムアミドの吸着量が200ミリリット
    ル/100g以上の無機微粉末を1重量%以上含有させ
    たポリウレタン樹脂主体の合成重合体の樹脂溶液と、こ
    れと凝固価の異なるポリウレタン樹脂主体の合成重合体
    との混合樹脂溶液を塗布し、湿式製膜して有孔の樹脂層
    を形成し、第二工程として、ポリウレタン樹脂主体の有
    孔の樹脂層上に、ポリウレタン樹脂主体の合成重合体か
    らなる樹脂を塗布し、乾式製膜して実質的に無孔の樹脂
    層を形成し、第三工程として、該樹脂膜上に、ポリウレ
    タン系接着剤溶液を非全面に均一に塗布し布帛をラミネ
    ートする工程から構成されることを特徴とする透湿防水
    迷彩布帛の製造方法。
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