JP2000264640A - 塩酸廃液の処理方法 - Google Patents

塩酸廃液の処理方法

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JP2000264640A
JP2000264640A JP11071929A JP7192999A JP2000264640A JP 2000264640 A JP2000264640 A JP 2000264640A JP 11071929 A JP11071929 A JP 11071929A JP 7192999 A JP7192999 A JP 7192999A JP 2000264640 A JP2000264640 A JP 2000264640A
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hydrochloric acid
chloride
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ferric
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Yasuo Nishimura
康雄 西村
Akira Umeda
彰 梅田
Kiyoshi Yamada
清 山田
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Tsurumi Soda Co Ltd
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Tsurumi Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩化第一鉄液からヘマタイト(酸化第二鉄)
を得るプロセスにて副生成された塩化水素ガスを純水に
吸収させて得た、鉄イオンを不純物として含む塩酸廃液
を有効利用すること。 【解決手段】塩化第二鉄溶液により被エッチング材をエ
ッチングした後の塩化第二鉄エッチング廃液に鉄粉を反
応させ、塩化第一鉄を主成分とする鉄塩溶液を得る。こ
の鉄塩溶液と上述塩酸廃液とを、処理槽に貯溜し、この
処理槽において加熱下で酸化性ガスと反応させる。この
反応により鉄塩溶液中の塩化第一鉄が塩化第二鉄へと酸
化され、塩化第二鉄エッチング液が再生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化第二鉄を製造
する際に生じる鉄イオンを含有する塩酸廃液を有効利用
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鉄鋼メーカーなどでは鉄を塩酸
で洗浄した際に得られる塩化第一鉄液を(1)式の反応
式に基づき酸化して酸化第二鉄(Fe2O3)の製造を行
っている。 4FeCl2+O2+4H2O→2Fe2O3+8HCl↑ …(1) 酸化第二鉄は例えばフェライト材の原料として使用され
る。フェライト材はMO・Fe2O3(Mは2価の金属で
あり、例えばMn,Fe,Ni,Cu,Znなど)で表
され、各種の磁性材料として用いられている。
【0003】(1)式の酸化反応は焙焼炉(ロースタ
ー)で行われ、酸化第二鉄の他に副生成物として塩化水
素ガス(HCl)が発生する。この塩化水素ガスは水に
吸収されて、およそ16〜20重量%の塩酸溶液が得ら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、塩化水素ガス
中にはFeCl2液のミストやヒュームが同伴してお
り、これを水に吸収したこの塩酸溶液中にも鉄イオンが
混入する。その結果、そのままでは不純物が多く且つ濃
度が低いため外販できる塩酸製品にはならない。更に当
該溶液を加熱しても水分と塩化水素が共沸混合物とな
り、高濃度の塩酸溶液を得ることができない。これらの
理由により、この16〜20重量%の塩酸溶液は適当な
用途がなく、例えば中和処理等を行う場合は、廃液処理
という副次的な処理のためのコストが必要であった。即
ち上述のようにして得られた塩酸溶液は、廃液(塩酸廃
液)であった。
【0005】本発明の目的は、塩化第一鉄溶液を焙焼処
理したときに副次的に得られる塩酸廃液を、有効利用で
きる方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化第一鉄溶
液に酸化性ガスを吹き込み、熱分解して酸化第二鉄を得
るプロセスにて副生成された塩化水素ガスを水に吸収さ
せ、こうして得られた、鉄イオンを不純物として含む塩
酸廃液を処理する方法において、塩化第一鉄溶液に前記
塩酸廃液をpHが−0.5〜0.7となるように混合し
て水酸化鉄の析出を抑える工程と、この混合溶液を加熱
しながら酸化性ガスを供給する工程と、を有し、これら
の反応によって塩化第一鉄溶液中の塩化第一鉄を塩化第
二鉄へと酸化して塩化第二鉄溶液を得ることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、「従来の技術」の項で
述べた塩酸廃液を、塩化第二鉄エッチング廃液の再生工
程に適用しようとするものである。
【0008】図1は本発明に係る塩酸廃液の処理方法の
実施の形態を示す工程図である。図2は鉄鋼メーカーな
どにおいて、塩化第一鉄を酸化してヘマタイト(Fe2
O3)を生成する工程を表している。先ず被処理対象で
ある塩酸廃液を得るまでの工程を図2を参照しながら説
明する。
【0009】先ず酸洗槽10では、例えば鉄表面を塩酸
で洗浄することによりFeとHClが以下の(2)式の
反応を行い、これにより生じる塩化第一鉄を主成分とす
る廃酸液11を廃酸タンク12に貯溜する。このとき廃
酸液11の成分比率は例えばHClが6%、FeCl2
が20%、H2Oが74%程度である。 Fe+2HCl→FeCl2 +H2 …(2) この廃酸液11は燃料油13、空気14と共にスプレー
焙焼炉20に投入され、焼却される。スプレー焙焼炉2
0では既述の(1)式に示す反応が起こりヘマタイト
(Fe2O3)及び塩化水素ガスが生成する。塩化水素ガ
スにはヘマタイトの微粒子などが混入しているため、サ
イクロン30にて更なるヘマタイトの分離が行われ、そ
の後塩化水素ガスは塩化水素ガスアブソーバー40にて
例えば純水に吸収されて塩酸溶液となり塩酸タンク50
に回収される。
【0010】この塩酸溶液は既述のように鉄イオンの混
入した塩酸廃液51であり、その成分比率は例えばHC
lが19重量%、FeCl3が13重量%、H2Oが68
重量%となっている。そしてこの塩酸廃液51は後述す
る酸化工程70へと送られるが、その一部は新たな塩酸
を追加して酸洗槽10にて利用される。
【0011】一方、図1は塩化第二鉄エッチング廃液
(以下エッチング廃液と略す)52の再生工程を表した
工程図である。一般に塩化第二鉄はプリント基板中やシ
ャドウマスク等のエッチング剤として使用されており、
例えばFe−Ni合金のエッチングでは以下の(3)及
び(4)に示す反応式により塩化第一鉄を生成し、塩化
第一鉄、塩化ニッケル及び未反応の塩化第二鉄が混在す
るエッチング廃液が残される。 Fe+2FeCl3→3FeCl2 …(3) Ni+2FeCl3→2FeCl2+NiCl2 …(4) 次に、上述エッチング廃液52を処理槽61に貯溜し、
この貯溜したエッチング廃液52を攪拌手段60により
攪拌しつつ、鉄粉を投入すると、先ず(5)式に示す鉄
と塩化第二鉄との反応、及び(2)式に示す鉄とエッチ
ング廃液52中に含まれる塩化水素(HCl)との反応
によって塩化第一鉄が生成される。更にエッチング廃液
52に含まれている塩化ニッケルが鉄との反応((6)
式)によりニッケルメタルとして析出されて回収され
る。また鉄と塩化ニッケルとの反応においても塩化第一
鉄が生成される。 Fe+2FeCl3 →3FeCl2 …(5) Fe+NiCl2 →Ni+FeCl2 …(6) ニッケルメタルを回収した後の処理液62の組成は例え
ば塩化第一鉄が42重量%、塩化第二鉄が0.3重量%
以下であり、この処理液62と前記塩酸廃液51とによ
って酸化工程70が行われる。酸化工程70で用いられ
る処理槽71には加熱ジャケット72、攪拌手段71a
及びバブリング手段73が設けられている。先ず処理槽
71に塩化第一鉄を主成分とする処理液62を貯溜する
と共に塩酸廃液51を供給し、攪拌手段71aにより攪
拌しながらバブリング手段73から酸化性ガスである空
気をバブリングすることにより以下の反応式(7)の通
りに反応する。
【0012】 2FeCl2+2HCl+1/2O2→2FeCl3+H2O…(7) このとき、酸化反応の効率を高めるために加熱ジャケッ
ト72で例えば約60℃〜100℃程度に加熱される。
圧力については常圧でも加圧でも良いが、加圧時には反
応が加速する利点がある。
【0013】ところで、処理槽71内では以下の反応式
(8)により水酸化鉄(FeOOH)がわずかに沈殿す
る場合がある。 12FeCl2+3O2+2H2O→4FeOOH+8FeCl3…(8) この水酸化鉄の沈殿は図3の特性図に示すように、溶液
中のpHが0.7を越え、溶液中の塩化第一鉄が過剰に
消費(酸化)されることにより生じるものである。一方
で溶液中のpHが−0.5よりも小さいと遊離塩酸が多
くなり、再生塩化第二鉄溶液中の遊離塩酸の規格を守る
ことができない。このため、処理槽71に貯溜した処理
液62に供給する塩酸廃液51の供給量を細かに調節
し、処理槽71内のpHを−0.5〜0.7好ましくは
0〜0.5となるように厳密にコントロールする。
【0014】具体的には、図4に示すように処理槽71
内の塩化第一鉄の酸化反応が進行する。これは先ず酸素
を処理槽71に供給して(7)式の反応を開始し(図4
の0minの時点)、溶液中のpHが0.7(好ましく
は0.5)まで増加したところで塩酸廃液51を追加投
入してpHを低下させる。このとき、溶液中のpHが−
0.5以下(好ましくは0以下)にならないように塩酸
廃液51の投入量を調節し、図4中Aの部分の工程を処
理槽71内の塩化第一鉄が塩化第二鉄へと酸化されるま
で繰り返すようにする。
【0015】これにより、水酸化鉄の沈殿を抑えて
(7)式の酸化反応を行うことができ、且つ反応終了後
の溶液中の遊離塩酸を例えば0.15重量%以下に抑え
ることができる。なお、ここで水酸化鉄の生成を抑えて
いるのは、水酸化鉄はスラリー状の沈殿となり固液分離
が困難だからである。
【0016】また酸化工程70における酸化反応の速度
は被処理液である処理液62内に含まれる塩化第一鉄の
濃度が一定以上に低くなると遅くなる傾向にある。酸化
反応を速やかに行うために以下の方法を採ることができ
る。
【0017】この方法には、処理槽71内に濃度計、過
酸化水素水(H2O2)を供給する送液管及び濃度計に連
動してコントローラにより開閉が制御される上述送液管
途中にあるバルブ、が用いられる。濃度計は一鉄イオン
濃度の測定を行うもので、例えば酸化還元電位を検出し
て濃度を求める濃度計や、タイトレーター法が用いられ
る。
【0018】そして、酸化工程70による(7)式の反
応が開始し、例えば実験データ等に基づき、反応が遅く
なり始める濃度或いはその付近の濃度になった時に適量
の過酸化水素水が処理槽71内に供給されるようにコン
トローラでバルブを制御するように設定する。過酸化水
素水供給時には加熱ジャケット72による加熱を停止
し、ジャケット72内に冷媒を流して廃液を冷却するこ
とにより加熱分解による過酸化水素水の過剰消費が抑え
られる。従ってこの方法を採ることで少量の過酸化水素
の供給で(7)式の酸化反応を高い効率で行うことが可
能となる。
【0019】以上の実施の形態によりエッチング廃液5
2内の塩化第一鉄が塩化第二鉄へと酸化され、塩化第二
鉄を主成分とする鉄塩溶液80が得られ、塩化第二鉄エ
ッチング液が再生される。このようにエッチング廃液5
2内の塩化第一鉄は塩化第二鉄へと酸化され、従来用途
がなく、中和処理して放流されていた塩酸廃液の有効利
用が図れる。即ち塩酸廃液51には微量の鉄イオンが含
まれているが、本実施の形態では被処理液が鉄塩廃液で
あるため液中に鉄イオンが混入していることは何ら反応
式(7)の酸化反応に影響を与えるものではない。また
エッチング廃液52に鉄粉を供給して得られた塩化第一
鉄を塩化第二鉄に酸化する方法は、一般的に塩素ガスを
用いて行っているが、本方法は人体に危険な塩素ガスを
取り扱わなくてよいので安全な方法である。
【0020】なお、本実施の形態で得られる塩化第二鉄
溶液(塩化第二鉄を主成分とする鉄塩溶液80)は、エ
ッチング液として用いる代わりに凝集剤として用いるこ
とも可能である。
【0021】
【実施例】(実施例)上述のように塩化第一鉄液を焙焼
処理して、鉄を2000ppm含む18重量%の塩酸廃
液を得た。一方、エッチング廃液に鉄粉を加えて残存し
ている塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元し、塩化第一鉄を
34重量%含有し、塩化第二鉄を0.3重量%以下含む
処理液を用意し、この処理液を80℃に加熱して攪拌し
ながらpHが0.5となるように前記塩酸廃液を加え
て、(7)式の反応を行わせたところ、塩化第二鉄を主
成分とする液が得られた。この液の成分は塩化第二鉄が
24重量%、塩化第一鉄が6重量%であった。 (比較例)上記の実施例において、処理液と塩酸廃液と
の反応をpH0.7で行わせた以外は同様にして処理し
たところ、塩化第二鉄溶液中に少量の水酸化鉄が生成さ
れた。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、鉄イオン混入等の理由
により廃液として扱われていた塩酸溶液を放流のための
中和処理などしなくて良く、一方で塩化第二鉄エッチン
グ廃液処理のために新液である塩酸を購入したり、生成
したりしなくてよいため、両者のニーズが合致し、結果
として廃液である塩酸溶液の有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態における塩化第二鉄エッチン
グ廃液を再生する工程を表した説明図である。
【図2】本発明実施の形態に用いる塩酸廃液が取り出さ
れる過程を表した説明図である。
【図3】処理槽71におけるpHと塩化第一鉄の反応時
間との関係を示す特性図である。
【図4】処理槽71におけるpHと塩化第一鉄の反応時
間との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
10 酸洗槽 11 廃酸液 12 廃酸タンク 13 燃料油 14 空気 20 スプレー焙焼炉 30 サイクロン 40 塩化水素ガスアブソーバー 50 塩酸タンク 51 塩酸廃液 52 塩化第二鉄エッチング廃液 62 処理液 70 酸化工程 61,71 処理槽 60,71a 攪拌手段 72 加熱ジャケット 73 バブリング手段 80 鉄塩溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 清 神奈川県横浜市鶴見区末広町1−7 鶴見 曹達株式会社内 Fターム(参考) 4G048 AA06 AB02 AB03 AE01 4K057 WA01 WB02 WE08 WM19 WN01 WN03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化第一鉄溶液に酸化性ガスを供給し、
    熱分解して酸化第二鉄を得るプロセスにて副生成された
    塩化水素ガスを水に吸収させ、こうして得られた、鉄イ
    オンを不純物として含む塩酸廃液を処理する方法におい
    て、 塩化第一鉄溶液に前記塩酸廃液をpHが−0.5〜0.
    7となるように混合して水酸化鉄の析出を抑える工程
    と、 この混合溶液を加熱しながら酸化性ガスを供給する工程
    と、を有し、これらの反応によって塩化第一鉄溶液中の
    塩化第一鉄を塩化第二鉄へと酸化して塩化第二鉄溶液を
    得ることを特徴とする塩酸廃液の処理方法。
  2. 【請求項2】 塩化第一鉄溶液は、塩化第二鉄により被
    エッチング材をエッチングした後の塩化第二鉄エッチン
    グ廃液であることを特徴とする請求項1記載の塩酸廃液
    の処理方法。
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