JP2000264542A - シート折り曲げ装置 - Google Patents
シート折り曲げ装置Info
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- JP2000264542A JP2000264542A JP11070821A JP7082199A JP2000264542A JP 2000264542 A JP2000264542 A JP 2000264542A JP 11070821 A JP11070821 A JP 11070821A JP 7082199 A JP7082199 A JP 7082199A JP 2000264542 A JP2000264542 A JP 2000264542A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- folding
- fold
- guide
- sheet folding
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- Pending
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 目標とする位置で正確に折り曲げを行えるシ
ート折り曲げ装置を提供すること。 【解決手段】 シートSの折り曲げ位置Rがシート折り
ガイド14の先端部141の所に来るまでシートSが搬
送される。シート折りユニット20が支軸25を支点に
上方から下方に移動すると、下側のシート折りローラ2
2の周面がシートSの先端部141から突出した部分の
根元に当接し、さらに下方に移動していくと、先端部1
41がシートSを介して表面が弾性体で形成されたロー
ラ22に食い込むようになり、シートSはガイド14の
先端部141を境にして、下方に折り曲げられる。シー
ト折りローラ21、22のニップ部28が先端部141
に最接近した位置に来ると、該ユニット20の移動が停
止し、搬送ローラ対11、シート折りローラ21、22
が回動駆動されて、折り曲げ部分がニップ部28に挟ま
れて巻き込まれながらシートSが下流側に搬送される。
ート折り曲げ装置を提供すること。 【解決手段】 シートSの折り曲げ位置Rがシート折り
ガイド14の先端部141の所に来るまでシートSが搬
送される。シート折りユニット20が支軸25を支点に
上方から下方に移動すると、下側のシート折りローラ2
2の周面がシートSの先端部141から突出した部分の
根元に当接し、さらに下方に移動していくと、先端部1
41がシートSを介して表面が弾性体で形成されたロー
ラ22に食い込むようになり、シートSはガイド14の
先端部141を境にして、下方に折り曲げられる。シー
ト折りローラ21、22のニップ部28が先端部141
に最接近した位置に来ると、該ユニット20の移動が停
止し、搬送ローラ対11、シート折りローラ21、22
が回動駆動されて、折り曲げ部分がニップ部28に挟ま
れて巻き込まれながらシートSが下流側に搬送される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタな
どの画像形成装置において画像形成された後のシートな
どを折り曲げるシート折り曲げ装置に関する。
どの画像形成装置において画像形成された後のシートな
どを折り曲げるシート折り曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート折り曲げ装置は、単独で、
またはプリンタなどの画像形成装置のシート排出部に装
着される形態で使用され、例えば、特開平4−3334
69号公報に記載のものなどがある。図11は、該公報
に記載されたシート折り曲げ装置の概略図である。この
装置は、上方にシート折り曲げ用のレバー91を、下方
にシート折りローラ92、93と加圧ローラ94、95
とを配したものであり、シートSをその折り曲げ目標位
置がレバー91の真下に来る位置まで搬送させた後に、
レバー91を押し下げてシートSを該ローラ92、93
のニップ部に押し込み、該ローラ92、93を回転させ
て、該シートSを折り目を付けると共に、加圧ローラ9
4、95に送り込む。そして、加圧ローラ94、95で
さらに折り目に圧力を加え完全に折り曲げた後、シート
Sを下方の収納部へと排出させるというものである。
またはプリンタなどの画像形成装置のシート排出部に装
着される形態で使用され、例えば、特開平4−3334
69号公報に記載のものなどがある。図11は、該公報
に記載されたシート折り曲げ装置の概略図である。この
装置は、上方にシート折り曲げ用のレバー91を、下方
にシート折りローラ92、93と加圧ローラ94、95
とを配したものであり、シートSをその折り曲げ目標位
置がレバー91の真下に来る位置まで搬送させた後に、
レバー91を押し下げてシートSを該ローラ92、93
のニップ部に押し込み、該ローラ92、93を回転させ
て、該シートSを折り目を付けると共に、加圧ローラ9
4、95に送り込む。そして、加圧ローラ94、95で
さらに折り目に圧力を加え完全に折り曲げた後、シート
Sを下方の収納部へと排出させるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート折り曲げ装置では、シートSを正確な位置で
折り曲げられないという問題が生じる。すなわち、シー
トSを正確な位置で折り曲げるためには、折り曲げ目標
位置にレバー91の先端部を当接させたそのままの状態
で、折り曲げ位置となる部分を該ニップ部に押し込まな
ければならないが、レバー91の先端部は単にシートS
と接しているだけなので、シートSの両端部とこれを支
持する部材(不図示)との摩擦力のアンバランスなどに
も起因して、どうしても移動中に折り曲げ目標位置がレ
バー91の先端部からずれる恐れがあった。
来のシート折り曲げ装置では、シートSを正確な位置で
折り曲げられないという問題が生じる。すなわち、シー
トSを正確な位置で折り曲げるためには、折り曲げ目標
位置にレバー91の先端部を当接させたそのままの状態
で、折り曲げ位置となる部分を該ニップ部に押し込まな
ければならないが、レバー91の先端部は単にシートS
と接しているだけなので、シートSの両端部とこれを支
持する部材(不図示)との摩擦力のアンバランスなどに
も起因して、どうしても移動中に折り曲げ目標位置がレ
バー91の先端部からずれる恐れがあった。
【0004】このような装置を用いて、例えばプリンタ
などで画像形成されたグリーティングカードを丁度2つ
折り状態に折り曲げようとすると、端が合わない上、予
め折り曲げ目標位置に当たるとして画像形成されていな
かった部分が折り曲げられず、逆に画像形成された部分
が折り曲げられてしまうといった不都合が起こり、見栄
えが大変悪いものになってしまう。まして、それらを商
品として使用するような場合には、商品価値が著しく低
下してしまう。
などで画像形成されたグリーティングカードを丁度2つ
折り状態に折り曲げようとすると、端が合わない上、予
め折り曲げ目標位置に当たるとして画像形成されていな
かった部分が折り曲げられず、逆に画像形成された部分
が折り曲げられてしまうといった不都合が起こり、見栄
えが大変悪いものになってしまう。まして、それらを商
品として使用するような場合には、商品価値が著しく低
下してしまう。
【0005】このような問題は、プリンタなどの画像形
成装置に関する分野に限らず、シートを予め決められた
目標位置で折り曲げることが要求される他の分野におい
ても生じ得るものである。本発明は、上述したような問
題点に鑑みてされたものであって、目標位置で正確に折
り曲げを行えるシート折り曲げ装置を提供することを目
的とする。
成装置に関する分野に限らず、シートを予め決められた
目標位置で折り曲げることが要求される他の分野におい
ても生じ得るものである。本発明は、上述したような問
題点に鑑みてされたものであって、目標位置で正確に折
り曲げを行えるシート折り曲げ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかるシート折り曲げ装置は、シートの両面
を挟むようにして対向配置されたガイド面を有するガイ
ド部材と、シートを前記ガイド部材の先端から所定量突
出するまで搬送する第1の搬送手段と、前記ガイド部材
の搬送方向前方に配され、前記搬送されてきたシートの
前記ガイド部材先端部から突出した部分の根元に当接部
材を押し付けて、当該ガイド部材先端位置を境にしてシ
ートに折り目を付与する折り目付与手段と、前記折り目
付与手段により付与されたシートの折り目を一対のロー
ラで挟みこむようにして巻き込んでさらに前方に搬送す
る第2の搬送手段とを備えたことを特徴とする。
に本発明にかかるシート折り曲げ装置は、シートの両面
を挟むようにして対向配置されたガイド面を有するガイ
ド部材と、シートを前記ガイド部材の先端から所定量突
出するまで搬送する第1の搬送手段と、前記ガイド部材
の搬送方向前方に配され、前記搬送されてきたシートの
前記ガイド部材先端部から突出した部分の根元に当接部
材を押し付けて、当該ガイド部材先端位置を境にしてシ
ートに折り目を付与する折り目付与手段と、前記折り目
付与手段により付与されたシートの折り目を一対のロー
ラで挟みこむようにして巻き込んでさらに前方に搬送す
る第2の搬送手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、前記折り目付与手段は、前記当接部
材を、シートの搬送進路に対し、当該シートの第1面側
にある第1の位置とシートの第2面側にある第2の位置
とを移動させる第1の移動手段を備え、その移動中に当
接部材が、ガイド部材先端に当接するように前記第1の
移動手段による移動の軌跡が設定されていることを特徴
とする。
材を、シートの搬送進路に対し、当該シートの第1面側
にある第1の位置とシートの第2面側にある第2の位置
とを移動させる第1の移動手段を備え、その移動中に当
接部材が、ガイド部材先端に当接するように前記第1の
移動手段による移動の軌跡が設定されていることを特徴
とする。
【0008】また、シートの折り曲げ方向に関する情報
を受け付ける受付手段を備え、前記折り目付与手段は、
前記受付手段により受け付けたシートの折り曲げ方向に
関する情報に従って、前記当接部材の移動方向を設定す
ることを特徴とする。また、前記第2の搬送手段は、そ
の一対のローラを前記第1の位置と前記第2の位置とを
移動させると共に、その移動の軌跡が少なくとも一方の
ローラの周面がその移動途中にガイド部材先端に当接す
るような軌跡となるように設定されている第2の移動手
段を備えており、当該第2の搬送手段が前記折り目付与
手段を兼ねていることを特徴とする。
を受け付ける受付手段を備え、前記折り目付与手段は、
前記受付手段により受け付けたシートの折り曲げ方向に
関する情報に従って、前記当接部材の移動方向を設定す
ることを特徴とする。また、前記第2の搬送手段は、そ
の一対のローラを前記第1の位置と前記第2の位置とを
移動させると共に、その移動の軌跡が少なくとも一方の
ローラの周面がその移動途中にガイド部材先端に当接す
るような軌跡となるように設定されている第2の移動手
段を備えており、当該第2の搬送手段が前記折り目付与
手段を兼ねていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート折り曲
げ装置の実施の形態を熱転写記録装置(以下、単に「記
録装置」という。)に適用した場合の例について説明す
る。 (1)記録装置全体の構成 図1は、本実施の形態に係る記録装置1の全体の構成を
示す図である。同図に示すように、当該記録装置1は、
大きく分けて印字部50と、印字部50にシートSを給
送する給紙部51と、印字されたシートSを搬送する搬
送部60とシートSを折り曲げるシート折り部10とか
らなる。
げ装置の実施の形態を熱転写記録装置(以下、単に「記
録装置」という。)に適用した場合の例について説明す
る。 (1)記録装置全体の構成 図1は、本実施の形態に係る記録装置1の全体の構成を
示す図である。同図に示すように、当該記録装置1は、
大きく分けて印字部50と、印字部50にシートSを給
送する給紙部51と、印字されたシートSを搬送する搬
送部60とシートSを折り曲げるシート折り部10とか
らなる。
【0010】印字部50は、サーマルヘッド56と、イ
ンクフィルムカセット52と、プラテンローラ57など
からなる公知のものであって、サーマルヘッド56とプ
ラテンローラ57の間には、インクフィルムカセット5
2の供給側リール54から繰り出されて巻き取り側リー
ル53に巻きとられることになる帯状のインクフィルム
55が搬送されるようになっている。このインクフィル
ム55は、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの3色の
インク層がこの順にベースフィルムに塗布されて形成さ
れたものである。プラテンローラ57の上流側(左側)
には、該プラテンローラ57にシートSを搬送するグリ
ップローラ対58が配設される。
ンクフィルムカセット52と、プラテンローラ57など
からなる公知のものであって、サーマルヘッド56とプ
ラテンローラ57の間には、インクフィルムカセット5
2の供給側リール54から繰り出されて巻き取り側リー
ル53に巻きとられることになる帯状のインクフィルム
55が搬送されるようになっている。このインクフィル
ム55は、例えばイエロー、マゼンタ、シアンの3色の
インク層がこの順にベースフィルムに塗布されて形成さ
れたものである。プラテンローラ57の上流側(左側)
には、該プラテンローラ57にシートSを搬送するグリ
ップローラ対58が配設される。
【0011】シートSにカラー画像を形成する際には、
まずグリップローラ対58とプラテンローラ57が矢印
の向きに回転し、給紙部51から給送されてくるシート
Sを前進(右方向に)搬送させる。その際、プラテンロ
ーラ57とインクフィルム55との間にシートSが介在
した状態となる。そして、シートSの後端がグリップロ
ーラ対58の位置に達すると、グリップローラ対58と
プラテンローラ57が逆回転して、シートSを後退(左
方向に)戻し搬送させながら、サーマルヘッド56が駆
動してイエロー色の画像が形成される。
まずグリップローラ対58とプラテンローラ57が矢印
の向きに回転し、給紙部51から給送されてくるシート
Sを前進(右方向に)搬送させる。その際、プラテンロ
ーラ57とインクフィルム55との間にシートSが介在
した状態となる。そして、シートSの後端がグリップロ
ーラ対58の位置に達すると、グリップローラ対58と
プラテンローラ57が逆回転して、シートSを後退(左
方向に)戻し搬送させながら、サーマルヘッド56が駆
動してイエロー色の画像が形成される。
【0012】イエロー色の画像形成が終了すると、シー
トSが再び前進搬送されて、次にマゼンタ色の画像を形
成するために、シートSが戻し搬送される。この動作
が、例えば3色について行われることにより、3色の画
像が重ねて転写されカラー画像が形成される。なお、サ
ーマルヘッド56がインクフィルム55を介してプラテ
ンローラ57に圧接されるのは、シートSが戻し搬送さ
れるときだけであり、前進搬送されるときは上方に離さ
れるようになっている。
トSが再び前進搬送されて、次にマゼンタ色の画像を形
成するために、シートSが戻し搬送される。この動作
が、例えば3色について行われることにより、3色の画
像が重ねて転写されカラー画像が形成される。なお、サ
ーマルヘッド56がインクフィルム55を介してプラテ
ンローラ57に圧接されるのは、シートSが戻し搬送さ
れるときだけであり、前進搬送されるときは上方に離さ
れるようになっている。
【0013】カラー画像の形成が終了したシートSは、
ガイド59を通って、搬送部60に送られる。搬送部6
0は、搬送ローラ対62、63と、両ローラ対の間に配
された公知のカッタユニット61などからなる。このカ
ッタユニット61は、シートSの不要な部分をカットす
るものであり、カットされたシート片は、下方に配され
たダスタ部64に落下し、収容される。このカッタユニ
ット61を動作させるか否かは、該記録装置1の底部に
配された制御部100によって判断される。
ガイド59を通って、搬送部60に送られる。搬送部6
0は、搬送ローラ対62、63と、両ローラ対の間に配
された公知のカッタユニット61などからなる。このカ
ッタユニット61は、シートSの不要な部分をカットす
るものであり、カットされたシート片は、下方に配され
たダスタ部64に落下し、収容される。このカッタユニ
ット61を動作させるか否かは、該記録装置1の底部に
配された制御部100によって判断される。
【0014】この制御部100は、外部の画像編集装置
から入力された画像信号に対して所定の画像処理を行う
と共に該記録装置1の作動の制御を司るものであって、
例えばシートSのサイズに対して形成された画像が小さ
い場合などに、画像形成されていない部分を不要な部分
として、カットする処理を行う。搬送部60の最下流側
の位置には、切り換えガイド12が配されており、シー
トSがシート折り部10に送り込まれる場合には、図示
しない駆動装置により該ガイド12が図に示す実線の位
置に切り換えられる。シート折り部10に搬送されたシ
ートSは、そこで後述する手法により折り曲げられて第
1排紙トレイ65に収納される。一方、シート折り部1
0に送り込まれない場合には、破線の位置に切り換えら
れ、シートSは、折り曲げられない状態で第2排紙トレ
イ66に収容される。 (2)シート折り部10の構成 図2は、シート折り部10の概略構成を示す図である。
また、図3は、シート折り部10の平面図であって、図
2に示す各部材の支持部材をも含めて示してある。
から入力された画像信号に対して所定の画像処理を行う
と共に該記録装置1の作動の制御を司るものであって、
例えばシートSのサイズに対して形成された画像が小さ
い場合などに、画像形成されていない部分を不要な部分
として、カットする処理を行う。搬送部60の最下流側
の位置には、切り換えガイド12が配されており、シー
トSがシート折り部10に送り込まれる場合には、図示
しない駆動装置により該ガイド12が図に示す実線の位
置に切り換えられる。シート折り部10に搬送されたシ
ートSは、そこで後述する手法により折り曲げられて第
1排紙トレイ65に収納される。一方、シート折り部1
0に送り込まれない場合には、破線の位置に切り換えら
れ、シートSは、折り曲げられない状態で第2排紙トレ
イ66に収容される。 (2)シート折り部10の構成 図2は、シート折り部10の概略構成を示す図である。
また、図3は、シート折り部10の平面図であって、図
2に示す各部材の支持部材をも含めて示してある。
【0015】両図に示すように、シート折り部10は、
主に搬送ローラ対11、シート折りガイド14、シート
折りユニット20とから構成される。搬送ローラ対11
は、搬送部60から送られてくるシートSを搬送し所定
位置で停止させるものであり、該記録装置1の前側フレ
ーム30と後側フレーム31に回転自在に保持されてお
り、上側のローラの回転軸が、後側フレーム31に取着
された第1搬送モータ15の回転軸と直結されている。
また、下側のローラは、図示しない付勢機構により上側
のローラに圧接されており、上側のローラに従動して回
転するようになっている。
主に搬送ローラ対11、シート折りガイド14、シート
折りユニット20とから構成される。搬送ローラ対11
は、搬送部60から送られてくるシートSを搬送し所定
位置で停止させるものであり、該記録装置1の前側フレ
ーム30と後側フレーム31に回転自在に保持されてお
り、上側のローラの回転軸が、後側フレーム31に取着
された第1搬送モータ15の回転軸と直結されている。
また、下側のローラは、図示しない付勢機構により上側
のローラに圧接されており、上側のローラに従動して回
転するようになっている。
【0016】シート折りガイド14は、通過するシート
Sの両面を挟むように上下に対向配置されたガイド面1
42、143を有する金属製のガイド部材からなってお
り、搬送ローラ対11から搬送されてくるシートSは、
この上下のガイド部材の間を通って、さらに搬送方向前
方に案内される。また、上下のガイド部材の搬送方向下
流側(右側)端部(以下、「先端部」という。)141
は鋭角的に尖った形状になっており、後述するようにこ
こにシートSの根元がシート折りローラ21または22
の周面によって押しつけられて折り目が付与される。
Sの両面を挟むように上下に対向配置されたガイド面1
42、143を有する金属製のガイド部材からなってお
り、搬送ローラ対11から搬送されてくるシートSは、
この上下のガイド部材の間を通って、さらに搬送方向前
方に案内される。また、上下のガイド部材の搬送方向下
流側(右側)端部(以下、「先端部」という。)141
は鋭角的に尖った形状になっており、後述するようにこ
こにシートSの根元がシート折りローラ21または22
の周面によって押しつけられて折り目が付与される。
【0017】シート折りユニット20は、シート折りロ
ーラ21、22と、これらローラを回動自在に保持する
保持板23、24と、シート折りローラ21、22を回
転駆動させる第2搬送モータ27と、支軸25と、該支
軸25を回転駆動させる揺動モータ26とからなる。な
お、保持板23、24は、該支軸25を中心にして揺動
可能なように支軸25を介して前側フレーム30と後側
フレーム31に保持されている。
ーラ21、22と、これらローラを回動自在に保持する
保持板23、24と、シート折りローラ21、22を回
転駆動させる第2搬送モータ27と、支軸25と、該支
軸25を回転駆動させる揺動モータ26とからなる。な
お、保持板23、24は、該支軸25を中心にして揺動
可能なように支軸25を介して前側フレーム30と後側
フレーム31に保持されている。
【0018】シート折りローラ21、22は、共に金属
軸の周囲にEPDM(エチレンプロピレンゴム)などの
ゴム素材からなる弾性層を形成した構成になっている。
また、シート折りローラ22は、図示しない付勢機構に
より上のシート折りローラ21に圧接されており、これ
により双方のローラ間にニップ部28が形成される。こ
こで、図2に示すように、該ニップ部28がほぼシート
搬送路Lの延長線上にあるときのシート折りユニット2
0の位置を、以下「基準位置」という。
軸の周囲にEPDM(エチレンプロピレンゴム)などの
ゴム素材からなる弾性層を形成した構成になっている。
また、シート折りローラ22は、図示しない付勢機構に
より上のシート折りローラ21に圧接されており、これ
により双方のローラ間にニップ部28が形成される。こ
こで、図2に示すように、該ニップ部28がほぼシート
搬送路Lの延長線上にあるときのシート折りユニット2
0の位置を、以下「基準位置」という。
【0019】シート折りユニット20は、後述するよう
に、シートSの折り曲げを実行する場合に、この基準位
置から支軸25を支点として上方もしくは下方に移動す
るのであるが、例えば、下方から上方に移動する場合に
は、シート折りローラ22の周面が、上方から下方に移
動する場合には、シート折りローラ21の周面がそれぞ
れシート折りガイド14の先端部141に当たると共に
該周面に先端部141がやや食い込むような位置関係に
なるようにシート折りガイド14とシート折りユニット
20が配設される。
に、シートSの折り曲げを実行する場合に、この基準位
置から支軸25を支点として上方もしくは下方に移動す
るのであるが、例えば、下方から上方に移動する場合に
は、シート折りローラ22の周面が、上方から下方に移
動する場合には、シート折りローラ21の周面がそれぞ
れシート折りガイド14の先端部141に当たると共に
該周面に先端部141がやや食い込むような位置関係に
なるようにシート折りガイド14とシート折りユニット
20が配設される。
【0020】また、シート折りローラ21は、第2搬送
モータ27の回転軸に直結されており、該モータ27の
回転駆動力は、図示しない伝達部材、例えばタイミング
ベルトなどによって、シート折りローラ21と同速度で
回転するようにシート折りローラ22に伝達される。な
お、上記第1搬送モータ15、第2搬送モータ27、揺
動モータ26の回転制御は、それぞれ制御部100によ
り行われる。
モータ27の回転軸に直結されており、該モータ27の
回転駆動力は、図示しない伝達部材、例えばタイミング
ベルトなどによって、シート折りローラ21と同速度で
回転するようにシート折りローラ22に伝達される。な
お、上記第1搬送モータ15、第2搬送モータ27、揺
動モータ26の回転制御は、それぞれ制御部100によ
り行われる。
【0021】また、切り換えガイド12の上方には、シ
ート検出センサ13が配設されている。このシート検出
センサ13は、反射型の光学センサであり、発光部には
LEDが、受光部にはフォトダイオードが用いられてい
る。LEDから出射された検出光は、搬送されるシート
Sに反射されるとフォトダイオードで受光され、これに
よりシートSを検出するようになっている。
ート検出センサ13が配設されている。このシート検出
センサ13は、反射型の光学センサであり、発光部には
LEDが、受光部にはフォトダイオードが用いられてい
る。LEDから出射された検出光は、搬送されるシート
Sに反射されるとフォトダイオードで受光され、これに
よりシートSを検出するようになっている。
【0022】次に、画像形成面(上側の面)が見開きに
ならない折り方(山折り)でシートSを折る場合におけ
るシート折り部10の作動状態を図4〜図9を参照しな
がら説明する。図4に示すように、まずシート折りユニ
ット20が、基準位置からシート折りローラ22がシー
ト搬送路Lよりも上側になる位置(以下、この位置を
「山折り待機位置」という。)まで移動する。そして、
画像形成の終了したシートSが搬送ローラ対11によっ
て、シート折りガイド14に搬送されてくる。
ならない折り方(山折り)でシートSを折る場合におけ
るシート折り部10の作動状態を図4〜図9を参照しな
がら説明する。図4に示すように、まずシート折りユニ
ット20が、基準位置からシート折りローラ22がシー
ト搬送路Lよりも上側になる位置(以下、この位置を
「山折り待機位置」という。)まで移動する。そして、
画像形成の終了したシートSが搬送ローラ対11によっ
て、シート折りガイド14に搬送されてくる。
【0023】図5に示すように、シートSの折り曲げ位
置R(ここでは、シートSの搬送方向における中央の位
置)がシート折りガイド14の先端部141の位置に来
たときに、シートSの搬送が停止される。この制御は、
後述するようにシート検出センサ13がシートSの先端
を検出してからタイマーが起動され、シートSの折り曲
げ位置Rがシート折りガイド14の先端に達するまでに
必要な時間が経過したときに第1搬送モータ15を停止
させることにより行われる。
置R(ここでは、シートSの搬送方向における中央の位
置)がシート折りガイド14の先端部141の位置に来
たときに、シートSの搬送が停止される。この制御は、
後述するようにシート検出センサ13がシートSの先端
を検出してからタイマーが起動され、シートSの折り曲
げ位置Rがシート折りガイド14の先端に達するまでに
必要な時間が経過したときに第1搬送モータ15を停止
させることにより行われる。
【0024】折り曲げ位置Rを先端部141の位置に確
実に停止させるために、第1搬送モータ15として制動
性の高いモータを使用することが望ましく、さらに搬送
ローラ対11を急停止させ得るようなブレーキ機構を設
けるようにしておくことが望ましい。第1搬送モータ1
5への給電の停止と共に、このようなブレーキ機構を作
動させるようにすれば、仮に搬送ローラ対11が慣性な
どによりすぐに停止しないような場合が生じても、シー
トSを確実に所定の位置、すなわち折り曲げ位置Rをシ
ート折りガイド14の先端部141の位置で停止させる
ことができるからである。
実に停止させるために、第1搬送モータ15として制動
性の高いモータを使用することが望ましく、さらに搬送
ローラ対11を急停止させ得るようなブレーキ機構を設
けるようにしておくことが望ましい。第1搬送モータ1
5への給電の停止と共に、このようなブレーキ機構を作
動させるようにすれば、仮に搬送ローラ対11が慣性な
どによりすぐに停止しないような場合が生じても、シー
トSを確実に所定の位置、すなわち折り曲げ位置Rをシ
ート折りガイド14の先端部141の位置で停止させる
ことができるからである。
【0025】また、第1搬送モータ15として、例えば
ステッピングモータを用いるようにすれば、駆動パルス
を計数することによってシートSの移動距離を把握でき
るので、例えば駆動パルスの計数開始時点から、シート
Sの折り曲げ位置Rが先端部141の位置に達するまで
に要するパルス数を予め記憶しておけば、シート検出セ
ンサ13によりシートSの先端を検出するといったこと
を行う必要がなくなり、シート検出センサ13を不要に
することも可能となる。
ステッピングモータを用いるようにすれば、駆動パルス
を計数することによってシートSの移動距離を把握でき
るので、例えば駆動パルスの計数開始時点から、シート
Sの折り曲げ位置Rが先端部141の位置に達するまで
に要するパルス数を予め記憶しておけば、シート検出セ
ンサ13によりシートSの先端を検出するといったこと
を行う必要がなくなり、シート検出センサ13を不要に
することも可能となる。
【0026】シートSの搬送が停止すると、図6に示す
ようにシート折りユニット20が下方に移動する。シー
ト折りユニット20の移動により、シート折りローラ2
2の周面が、シートSの先端部141から突出した部分
の根元に当たる上側の面に当接し、さらに下方に移動し
ていくと先端部141がシートSを介してシート折りロ
ーラ22に食い込むようになり、シートSは先端部14
1を境にして(すなわち、折り曲げ位置Rを境にし
て)、下方に折り曲げられる。その際、シートSがシー
ト折りガイド14により両面から挟まれるようにガイド
されている上、シート折りローラ22の周面が、突出し
たシートSの根元を上方から先端部141に押し付ける
ので、シートSに対して搬送方向に移動する力がほとん
どかからず、折り曲げ位置Rが先端部141からずれる
ことがない。このとき、シート折りローラ21、22
は、回転自在の状態にしておくことが望ましい。このよ
うにすれば、シート面との摩擦力によりシートSを引き
出すような力が働かず、せん断力のみの力で折り曲げが
行われるからである。
ようにシート折りユニット20が下方に移動する。シー
ト折りユニット20の移動により、シート折りローラ2
2の周面が、シートSの先端部141から突出した部分
の根元に当たる上側の面に当接し、さらに下方に移動し
ていくと先端部141がシートSを介してシート折りロ
ーラ22に食い込むようになり、シートSは先端部14
1を境にして(すなわち、折り曲げ位置Rを境にし
て)、下方に折り曲げられる。その際、シートSがシー
ト折りガイド14により両面から挟まれるようにガイド
されている上、シート折りローラ22の周面が、突出し
たシートSの根元を上方から先端部141に押し付ける
ので、シートSに対して搬送方向に移動する力がほとん
どかからず、折り曲げ位置Rが先端部141からずれる
ことがない。このとき、シート折りローラ21、22
は、回転自在の状態にしておくことが望ましい。このよ
うにすれば、シート面との摩擦力によりシートSを引き
出すような力が働かず、せん断力のみの力で折り曲げが
行われるからである。
【0027】シート折りユニット20が、さらに下方に
移動すると、図7に示すように、シートSは、シート折
りガイド14に鋭角的に形成された傾斜面144に沿う
まで折り曲げられる。なお、シートSの折り曲げの実行
中には、上述したようなブレーキ機構により搬送ローラ
対11を強制的にロック状態にしておくことが望まし
い。そのようにしておけば、仮にシートSがシート折り
ローラ21との摩擦力によってその移動に追随しようと
しても、それを確実に阻止することが可能となる。
移動すると、図7に示すように、シートSは、シート折
りガイド14に鋭角的に形成された傾斜面144に沿う
まで折り曲げられる。なお、シートSの折り曲げの実行
中には、上述したようなブレーキ機構により搬送ローラ
対11を強制的にロック状態にしておくことが望まし
い。そのようにしておけば、仮にシートSがシート折り
ローラ21との摩擦力によってその移動に追随しようと
しても、それを確実に阻止することが可能となる。
【0028】そして、シート折りユニット20が基準位
置に達すると、その移動が停止し(図8)、図9に示す
ように、搬送ローラ対11とシート折りローラ21、2
2が回転駆動されて、シートSの折り目の部分がシート
折りローラ21、22のニップ部28に挟み込まれて巻
き込まれる。これにより、その折り目がさらにくっきり
とつけられながら、シートSは図の破線矢印の方向に搬
送されていき、最終的に2つ折りされた状態で、記録装
置1に配された第1排紙トレイ65に収容される。
置に達すると、その移動が停止し(図8)、図9に示す
ように、搬送ローラ対11とシート折りローラ21、2
2が回転駆動されて、シートSの折り目の部分がシート
折りローラ21、22のニップ部28に挟み込まれて巻
き込まれる。これにより、その折り目がさらにくっきり
とつけられながら、シートSは図の破線矢印の方向に搬
送されていき、最終的に2つ折りされた状態で、記録装
置1に配された第1排紙トレイ65に収容される。
【0029】このように、シートSの折り曲げ位置Rが
シート折りガイド14の先端部141の位置に来るまで
シートSを搬送させた後、シート折りローラ22の周面
をシートSの先端部141から突出した部分の根元に押
し付けながら折り曲げていくようにしたので、折り曲げ
動作中に折り曲げ位置Rが先端部141からずれること
がなくなり、目標とする位置に正確に折り目が付与され
る。さらにシート折りローラ21、22によって折り目
部分が挟み込まれて巻き込まれながら搬送されていくの
で、しっかりとした2つ折りが行える。
シート折りガイド14の先端部141の位置に来るまで
シートSを搬送させた後、シート折りローラ22の周面
をシートSの先端部141から突出した部分の根元に押
し付けながら折り曲げていくようにしたので、折り曲げ
動作中に折り曲げ位置Rが先端部141からずれること
がなくなり、目標とする位置に正確に折り目が付与され
る。さらにシート折りローラ21、22によって折り目
部分が挟み込まれて巻き込まれながら搬送されていくの
で、しっかりとした2つ折りが行える。
【0030】以上、シートSを山折りする場合における
シート折り部10の作動状態を説明してきたが、本シー
ト折り部10では、山折りとは逆の谷折りでシートSを
折り曲げることが可能な構成になっている。谷折りを行
う場合は、まずシート折りユニット20が、基準位置か
らシート折りローラ21がシート搬送路Lの位置よりも
下側になる位置(以下、この位置を「谷折り待機位置」
という。)まで移動させておく。そして、シートSの折
り曲げ位置Rがシート折りガイド14の先端部141の
位置に来るまでシートSが搬送ローラ対11によって搬
送される。それからシート折りユニット20が上方に移
動する。その際、シート折りローラ21の周面がシート
Sの先端部141から突出した部分の根元に当たる下側
の面に当接し、さらに上方に移動していくと、シート折
りガイド14の先端部141がシートSを介してシート
折りローラ21に食い込むようになり、シートSはシー
ト折りガイド14の先端部141を境にして(すなわ
ち、折り曲げ位置Rを境にして)、上方に折り曲げられ
る。そして、シート折りユニット20が基準位置に達す
るとその移動が停止する。その後は、山折りの場合と同
じ動作が行われ、谷折りされたシートSが、第1排紙ト
レイ65に収容される。
シート折り部10の作動状態を説明してきたが、本シー
ト折り部10では、山折りとは逆の谷折りでシートSを
折り曲げることが可能な構成になっている。谷折りを行
う場合は、まずシート折りユニット20が、基準位置か
らシート折りローラ21がシート搬送路Lの位置よりも
下側になる位置(以下、この位置を「谷折り待機位置」
という。)まで移動させておく。そして、シートSの折
り曲げ位置Rがシート折りガイド14の先端部141の
位置に来るまでシートSが搬送ローラ対11によって搬
送される。それからシート折りユニット20が上方に移
動する。その際、シート折りローラ21の周面がシート
Sの先端部141から突出した部分の根元に当たる下側
の面に当接し、さらに上方に移動していくと、シート折
りガイド14の先端部141がシートSを介してシート
折りローラ21に食い込むようになり、シートSはシー
ト折りガイド14の先端部141を境にして(すなわ
ち、折り曲げ位置Rを境にして)、上方に折り曲げられ
る。そして、シート折りユニット20が基準位置に達す
るとその移動が停止する。その後は、山折りの場合と同
じ動作が行われ、谷折りされたシートSが、第1排紙ト
レイ65に収容される。
【0031】図10は、シート折り曲げ処理の内容を示
すフローチャートである。このシート折り曲げ処理は、
上述の制御部100により行われる。まず、制御部10
0は、折り情報を入手する(ステップS1)。この折り
情報とは、シートSを山折りにするか、谷折りにするか
のことであって、この情報は、外部の画像編集装置から
画像信号やシートサイズと共に送られてくる折り曲げ情
報から入手するものである。
すフローチャートである。このシート折り曲げ処理は、
上述の制御部100により行われる。まず、制御部10
0は、折り情報を入手する(ステップS1)。この折り
情報とは、シートSを山折りにするか、谷折りにするか
のことであって、この情報は、外部の画像編集装置から
画像信号やシートサイズと共に送られてくる折り曲げ情
報から入手するものである。
【0032】折り情報が谷折りの場合には(ステップS
2で「Y」)、シート折りユニット20を谷折り待機位
置に移動させる(ステップS3)。逆に、山折りの場合
には(ステップS2で「N」)、シート折りユニット2
0を山折り待機位置に移動させる(ステップS4)。な
お、該装置1には、シート折りユニット20が山折り待
機位置、谷折り待機位置および上記基準位置に到達した
ことをそれぞれ検出するための位置センサ(図示せず)
が設けられており、制御部100は各位置センサの検出
信号を受信することによって、シート折りユニット20
の位置を把握し、必要に応じて揺動モータ26の回転制
御を行って、該シート折りユニット20を各位置に移動
させる。
2で「Y」)、シート折りユニット20を谷折り待機位
置に移動させる(ステップS3)。逆に、山折りの場合
には(ステップS2で「N」)、シート折りユニット2
0を山折り待機位置に移動させる(ステップS4)。な
お、該装置1には、シート折りユニット20が山折り待
機位置、谷折り待機位置および上記基準位置に到達した
ことをそれぞれ検出するための位置センサ(図示せず)
が設けられており、制御部100は各位置センサの検出
信号を受信することによって、シート折りユニット20
の位置を把握し、必要に応じて揺動モータ26の回転制
御を行って、該シート折りユニット20を各位置に移動
させる。
【0033】山折りもしくは谷折り待機位置への移動が
完了すると、制御部100は第1搬送モータ15を回転
駆動させて、搬送ローラ対11を回転させる(ステップ
S5)。そして、制御部100は、画像形成が終了し
て、搬送部60から搬送されてくるシートSの先端が、
シート検出センサ13の検出位置を通過して、該センサ
13がONしたことを検出すると、内部タイマーを作動
させる(ステップS6、S7)。タイマーが所定時間T
に達すると(ステップS8で「Y」)、第1搬送モータ
15を停止させて搬送ローラ対11の回転を停止させる
(ステップS9)。なお、この所定時間Tは、シートS
の先端が上記検出位置を通過して、シートSの中央の位
置Rがシート折りガイド14の先端部141の位置に達
するまでに要する時間のことであって、例えばシートS
の搬送速度V、シートSの搬送方向長さL、シート検出
センサ13によるシートSの検出位置からシート折りガ
イド14の先端部141までの距離Mとすると、T=
(M+L/2)/Vを満たすものである。この式により
求められた所定時間Tのデータは、搬送されるシートS
のサイズと関連付けされて制御部100に予め格納され
る。
完了すると、制御部100は第1搬送モータ15を回転
駆動させて、搬送ローラ対11を回転させる(ステップ
S5)。そして、制御部100は、画像形成が終了し
て、搬送部60から搬送されてくるシートSの先端が、
シート検出センサ13の検出位置を通過して、該センサ
13がONしたことを検出すると、内部タイマーを作動
させる(ステップS6、S7)。タイマーが所定時間T
に達すると(ステップS8で「Y」)、第1搬送モータ
15を停止させて搬送ローラ対11の回転を停止させる
(ステップS9)。なお、この所定時間Tは、シートS
の先端が上記検出位置を通過して、シートSの中央の位
置Rがシート折りガイド14の先端部141の位置に達
するまでに要する時間のことであって、例えばシートS
の搬送速度V、シートSの搬送方向長さL、シート検出
センサ13によるシートSの検出位置からシート折りガ
イド14の先端部141までの距離Mとすると、T=
(M+L/2)/Vを満たすものである。この式により
求められた所定時間Tのデータは、搬送されるシートS
のサイズと関連付けされて制御部100に予め格納され
る。
【0034】そして、制御部100は、シート折りユニ
ット20を基準位置に移動させる(ステップS10)。
これにより、上述したように、山折りの場合は、シート
折りローラ22の周面が、谷折りの場合は、シート折り
ローラ21の周面が、シートSのシート折りガイド14
の先端部141から突出した部分の根元を押し付けなが
ら、該シートSを所定の折り曲げ方向に折り曲げる。
ット20を基準位置に移動させる(ステップS10)。
これにより、上述したように、山折りの場合は、シート
折りローラ22の周面が、谷折りの場合は、シート折り
ローラ21の周面が、シートSのシート折りガイド14
の先端部141から突出した部分の根元を押し付けなが
ら、該シートSを所定の折り曲げ方向に折り曲げる。
【0035】シート折りユニット20の基準位置への移
動が終了すると(ステップS11で「Y」)、第1搬送
モータ15と第2搬送モータ27を回転駆動させて、搬
送ローラ対11とシート折りローラ21、22を再回転
させる(ステップS12)。これにより、シートSの折
り曲げ部がシート折りローラ21、22のニップ部28
に挟みこまれて巻き込まれながら搬送される。
動が終了すると(ステップS11で「Y」)、第1搬送
モータ15と第2搬送モータ27を回転駆動させて、搬
送ローラ対11とシート折りローラ21、22を再回転
させる(ステップS12)。これにより、シートSの折
り曲げ部がシート折りローラ21、22のニップ部28
に挟みこまれて巻き込まれながら搬送される。
【0036】制御部100は、シートSがシート折り部
10の最下流側に設けられた排出センサ(図示せず)を
通過したことを示す信号を受信すると、シートSがシー
ト折り部10から排出されたものとして(ステップS1
3で「Y」)、第1搬送モータ15と第2搬送モータ2
7の回転駆動を停止させて、搬送ローラ対11とシート
折りローラ21、22の回転を停止させて(ステップS
14)、シート折り曲げ処理を終了する。
10の最下流側に設けられた排出センサ(図示せず)を
通過したことを示す信号を受信すると、シートSがシー
ト折り部10から排出されたものとして(ステップS1
3で「Y」)、第1搬送モータ15と第2搬送モータ2
7の回転駆動を停止させて、搬送ローラ対11とシート
折りローラ21、22の回転を停止させて(ステップS
14)、シート折り曲げ処理を終了する。
【0037】以上説明してきたように、シート折りロー
ラ21、22の周面をシートSの先端部141から突出
した部分の根元に押し付けながら折り曲げるようにした
ので、従来のように、レバー91を折り曲げ位置に当接
させただけの不安定な状態で、該シートSをニップ部ま
で移動させていたために、その移動途中でレバー91が
折り曲げ位置からずれるといった現象が生じることがな
くなり、目標とする位置に正確に折り目を付与でき、グ
リーティングカードなどの折り曲げに最適なものとな
る。しかも折り目部分がシート折りローラ21、22に
よって巻き込まれながら搬送されていくので、しっかり
と2つに折り曲げることができる。
ラ21、22の周面をシートSの先端部141から突出
した部分の根元に押し付けながら折り曲げるようにした
ので、従来のように、レバー91を折り曲げ位置に当接
させただけの不安定な状態で、該シートSをニップ部ま
で移動させていたために、その移動途中でレバー91が
折り曲げ位置からずれるといった現象が生じることがな
くなり、目標とする位置に正確に折り目を付与でき、グ
リーティングカードなどの折り曲げに最適なものとな
る。しかも折り目部分がシート折りローラ21、22に
よって巻き込まれながら搬送されていくので、しっかり
と2つに折り曲げることができる。
【0038】さらに、山折りと谷折りを選択的に実行で
きる構成になっているので、従来の一方向のみの折り方
しかできないシート折り装置に比べて、極めて使用者に
とって使い勝手がよくなる。仮に図9の従来の装置を用
いて、山折りと谷折りを切り換えて実行しようとすれ
ば、シートを反転する装置を設けるか、あるいはシート
の上方にも図9と同じ装置を設ける必要があり、装置が
複雑化すると共に大型化することが避けられない。
きる構成になっているので、従来の一方向のみの折り方
しかできないシート折り装置に比べて、極めて使用者に
とって使い勝手がよくなる。仮に図9の従来の装置を用
いて、山折りと谷折りを切り換えて実行しようとすれ
ば、シートを反転する装置を設けるか、あるいはシート
の上方にも図9と同じ装置を設ける必要があり、装置が
複雑化すると共に大型化することが避けられない。
【0039】これに対し、本発明にかかるシート折り部
10は、シート折りユニット20の移動方向を切り換え
て山折りと谷折りを実行できるようにしているので、従
来にのように2つの装置を必要とせずに小型化できると
共に、その構成も簡易なものとすることができ、結果的
に記録装置1を小型化できるという効果がある。 (3)変形例 なお、本発明は、上記実施の形態に限定されないのは言
うまでもなく、以下のような変形例を考えることができ
る。
10は、シート折りユニット20の移動方向を切り換え
て山折りと谷折りを実行できるようにしているので、従
来にのように2つの装置を必要とせずに小型化できると
共に、その構成も簡易なものとすることができ、結果的
に記録装置1を小型化できるという効果がある。 (3)変形例 なお、本発明は、上記実施の形態に限定されないのは言
うまでもなく、以下のような変形例を考えることができ
る。
【0040】(3−1)上記実施の形態では、シート折
りユニット20という1つの部材がシートSを折り曲げ
ることと、折り曲げられたシートSを搬送するという2
つの役割を果たしていたが、それぞれの役割を別々に果
たす2つの部材を設けるようにしてもよい。例えば、シ
ートSを折り曲げる部材として、素材がゴムなどの弾性
体からなる板状体の部材を用い、これを上記山折り待機
位置と谷折り待機位置との間で移動可能にすると共に、
移動時にシート折りガイド14の先端部141に当接す
るようにし、さらに該弾性体の下流側の位置に、折り曲
げられたシートSの折り曲げ部を巻き込んで搬送させる
搬送ローラ対を配するといった構成にすることもでき
る。
りユニット20という1つの部材がシートSを折り曲げ
ることと、折り曲げられたシートSを搬送するという2
つの役割を果たしていたが、それぞれの役割を別々に果
たす2つの部材を設けるようにしてもよい。例えば、シ
ートSを折り曲げる部材として、素材がゴムなどの弾性
体からなる板状体の部材を用い、これを上記山折り待機
位置と谷折り待機位置との間で移動可能にすると共に、
移動時にシート折りガイド14の先端部141に当接す
るようにし、さらに該弾性体の下流側の位置に、折り曲
げられたシートSの折り曲げ部を巻き込んで搬送させる
搬送ローラ対を配するといった構成にすることもでき
る。
【0041】(3−2)上記実施の形態では、山折りと
谷折りの両方を行えるようにしたが、いずれか一方のみ
を実行できる構成にすることもできる。また、シート折
りユニット20を支軸25を支点に揺動させる構成に限
られず、レールなどを利用して上下に直線的に移動する
構成にすることもできる。 (3−3)また、シート折りローラ21、22は、共に
外側に弾性層を配した構成にしていたが、これに限定さ
れず、例えば非弾性体で形成されたローラであってもよ
い。厚手のシートを専ら使用する場合などに、非弾性体
のローラを押し当てた方がよりしっかりとした折り目を
付与できる場合があるからである。
谷折りの両方を行えるようにしたが、いずれか一方のみ
を実行できる構成にすることもできる。また、シート折
りユニット20を支軸25を支点に揺動させる構成に限
られず、レールなどを利用して上下に直線的に移動する
構成にすることもできる。 (3−3)また、シート折りローラ21、22は、共に
外側に弾性層を配した構成にしていたが、これに限定さ
れず、例えば非弾性体で形成されたローラであってもよ
い。厚手のシートを専ら使用する場合などに、非弾性体
のローラを押し当てた方がよりしっかりとした折り目を
付与できる場合があるからである。
【0042】(3−4)上記実施の形態では、シート折
りガイド14を先端部141に行くに連れてその厚みが
薄くなる形状にしていたが、これに限られず、例えば薄
板状の部材を上下に配するようにしてもよい。シートS
がその先端部141に押し付けられたときに、折り目を
形成できれば相応の効果が得られるからである。 (3−5)山折りと谷折りは、例えば該記録装置1の操
作パネル(図示せず)から操作者が選択できるようにし
てもよく、その場合は、操作者の選択結果を上記折り情
報とすることができる。
りガイド14を先端部141に行くに連れてその厚みが
薄くなる形状にしていたが、これに限られず、例えば薄
板状の部材を上下に配するようにしてもよい。シートS
がその先端部141に押し付けられたときに、折り目を
形成できれば相応の効果が得られるからである。 (3−5)山折りと谷折りは、例えば該記録装置1の操
作パネル(図示せず)から操作者が選択できるようにし
てもよく、その場合は、操作者の選択結果を上記折り情
報とすることができる。
【0043】(3−6)上記実施の形態では、画像形成
装置の一例として、フルカラーの画像形成を行える記録
装置に本発明のシート折り曲げ装置を適用した例につい
て説明したが、本発明に係るシート折り曲げ装置は、フ
ルカラーの記録装置に限られず、例えばモノカラーの複
写機やレーザプリンタなどの種々の画像形成装置の折り
曲げ部として使用できる。
装置の一例として、フルカラーの画像形成を行える記録
装置に本発明のシート折り曲げ装置を適用した例につい
て説明したが、本発明に係るシート折り曲げ装置は、フ
ルカラーの記録装置に限られず、例えばモノカラーの複
写機やレーザプリンタなどの種々の画像形成装置の折り
曲げ部として使用できる。
【0044】また、画像形成装置に関する分野に限定さ
れず、シートを予め決められた目標位置で正確に折り曲
げることが要求される他の分野における装置一般に使用
できる。
れず、シートを予め決められた目標位置で正確に折り曲
げることが要求される他の分野における装置一般に使用
できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係るシ
ート折り曲げ装置によれば、折り目付与手段が、搬送さ
れてきたシートのガイド部材先端部から突出した部分の
根元に当接部材を押し付けて、当該ガイド部材先端位置
を境にしてシートに折り目を付与するようにしているの
で、従来のように、レバーを折り曲げ位置に当接させた
だけの不安定な状態で、シートをシート折りローラ対の
ニップ部まで移動させていたために、その移動途中でレ
バーが折り曲げ位置からずれるといった現象が生じるこ
とがなく、目標とする位置に正確に折り目を付与でき、
しかも第2の搬送手段が前記折り目付与手段により付与
されたシートの折り目を一対のローラで挟みこむように
して巻き込んでさらに前方に搬送するようにしているの
で、しっかりと2つに折り曲げることができる。
ート折り曲げ装置によれば、折り目付与手段が、搬送さ
れてきたシートのガイド部材先端部から突出した部分の
根元に当接部材を押し付けて、当該ガイド部材先端位置
を境にしてシートに折り目を付与するようにしているの
で、従来のように、レバーを折り曲げ位置に当接させた
だけの不安定な状態で、シートをシート折りローラ対の
ニップ部まで移動させていたために、その移動途中でレ
バーが折り曲げ位置からずれるといった現象が生じるこ
とがなく、目標とする位置に正確に折り目を付与でき、
しかも第2の搬送手段が前記折り目付与手段により付与
されたシートの折り目を一対のローラで挟みこむように
して巻き込んでさらに前方に搬送するようにしているの
で、しっかりと2つに折り曲げることができる。
【0046】また、前記折り目付与手段は、前記当接部
材を、シートの搬送進路に対して、当該シートの第1面
側にある第1の位置とシートの第2面側にある第2の位
置とを移動させる第1の移動手段を備え、その移動中に
当接部材が、ガイド部材先端に当接するように第1の移
動手段によって移動の軌跡が設定されているので、山折
りと谷折りの切り換えを容易に行える。
材を、シートの搬送進路に対して、当該シートの第1面
側にある第1の位置とシートの第2面側にある第2の位
置とを移動させる第1の移動手段を備え、その移動中に
当接部材が、ガイド部材先端に当接するように第1の移
動手段によって移動の軌跡が設定されているので、山折
りと谷折りの切り換えを容易に行える。
【0047】また、シートの折り曲げ方向に関する情報
を受け付ける受付手段を備え、前記折り目付与手段は、
前記受付手段により受け付けたシートの折り曲げ方向に
関する情報に従って、前記当接部材の移動方向を設定す
るようにしているので、使用者が折り曲げ方向を選択で
きるようになり、従来の一方向のみの折り方しかできな
い装置に比べて、使用者にとって極めて使い勝手がよく
なる。
を受け付ける受付手段を備え、前記折り目付与手段は、
前記受付手段により受け付けたシートの折り曲げ方向に
関する情報に従って、前記当接部材の移動方向を設定す
るようにしているので、使用者が折り曲げ方向を選択で
きるようになり、従来の一方向のみの折り方しかできな
い装置に比べて、使用者にとって極めて使い勝手がよく
なる。
【0048】また、前記第2の搬送手段が、その一対の
ローラを前記第1の位置と前記第2の位置とを移動させ
ると共に、その移動の軌跡が少なくとも一方のローラの
周面がその移動途中にガイド部材先端に当接するような
軌跡となるように設定されている第2の移動手段を備え
ており、当該第2の搬送手段が前記折り目付与手段を兼
ねるようにしたので、当該第2の搬送手段が折り目を付
与する役割と折り曲げられたシートを搬送する役割の2
つを担うことになり、さらなる小型化を実現できる。
ローラを前記第1の位置と前記第2の位置とを移動させ
ると共に、その移動の軌跡が少なくとも一方のローラの
周面がその移動途中にガイド部材先端に当接するような
軌跡となるように設定されている第2の移動手段を備え
ており、当該第2の搬送手段が前記折り目付与手段を兼
ねるようにしたので、当該第2の搬送手段が折り目を付
与する役割と折り曲げられたシートを搬送する役割の2
つを担うことになり、さらなる小型化を実現できる。
【図1】本実施の形態に係る記録装置の全体の構成を示
す図である。
す図である。
【図2】シート折り部の概略構成を示す図である。
【図3】シート折り部の平面図である。
【図4】シートをその画像形成面(上側の面)が見開き
にならない折り方(山折り)で折る場合におけるシート
折り部の作動状態を示す図である。
にならない折り方(山折り)で折る場合におけるシート
折り部の作動状態を示す図である。
【図5】シートを山折りする場合におけるシート折り部
の作動状態を示す図である。
の作動状態を示す図である。
【図6】シートを山折りする場合におけるシート折り部
の作動状態を示す図である。
の作動状態を示す図である。
【図7】シートを山折りする場合におけるシート折り部
の作動状態を示す図である。
の作動状態を示す図である。
【図8】シートを山折りする場合におけるシート折り部
の作動状態を示す図である。
の作動状態を示す図である。
【図9】シートを山折りする場合におけるシート折り部
の作動状態を示す図である。
の作動状態を示す図である。
【図10】シート折り曲げ処理の内容を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】従来のシート折り曲げ装置の概略を示す図で
ある。
ある。
10 シート折り部 11 搬送ローラ対 12 切り換えガイド 13 シート検出センサ 14 シート折りガイド 15 第1搬送モータ 20 シート折りユニット 21、22 シート折りローラ 23、24 保持板 25 支軸 26 揺動モータ 27 第2搬送モータ 28 ニップ部 30 前側フレーム 31 後側フレーム 100 制御部 141 先端部 142、143 ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 霜山 淳彦 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB01 AC03 BA03 BA08 BB31 CC01 EA09
Claims (4)
- 【請求項1】 シートの両面を挟むようにして対向配置
されたガイド面を有するガイド部材と、 シートを前記ガイド部材の先端から所定量突出するまで
搬送する第1の搬送手段と、 前記ガイド部材の搬送方向前方に配され、前記搬送され
てきたシートの前記ガイド部材先端部から突出した部分
の根元に当接部材を押し付けて、当該ガイド部材先端位
置を境にしてシートに折り目を付与する折り目付与手段
と、 前記折り目付与手段により付与されたシートの折り目を
一対のローラで挟みこむようにして巻き込んでさらに前
方に搬送する第2の搬送手段とを備えたことを特徴とす
るシート折り曲げ装置。 - 【請求項2】 前記折り目付与手段は、前記当接部材
を、シートの搬送進路に対し、当該シートの第1面側に
ある第1の位置とシートの第2面側にある第2の位置と
を移動させる第1の移動手段を備え、その移動中に当接
部材が、ガイド部材先端に当接するように前記第1の移
動手段による移動の軌跡が設定されていることを特徴と
する請求項1記載のシート折り曲げ装置。 - 【請求項3】 シートの折り曲げ方向に関する情報を受
け付ける受付手段を備え、 前記折り目付与手段は、前記受付手段により受け付けた
シートの折り曲げ方向に関する情報に従って、前記当接
部材の移動方向を設定することを特徴とする請求項2記
載のシート折り曲げ装置。 - 【請求項4】 前記第2の搬送手段は、その一対のロー
ラを前記第1の位置と前記第2の位置とを移動させると
共に、その移動の軌跡が少なくとも一方のローラの周面
がその移動途中にガイド部材先端に当接するような軌跡
となるように設定されている第2の移動手段を備えてお
り、当該第2の搬送手段が前記折り目付与手段を兼ねて
いることを特徴とする請求項2または3記載のシート折
り曲げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070821A JP2000264542A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | シート折り曲げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11070821A JP2000264542A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | シート折り曲げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264542A true JP2000264542A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13442636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11070821A Pending JP2000264542A (ja) | 1999-03-16 | 1999-03-16 | シート折り曲げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000264542A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201646A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Duplo Seiko Corp | 用紙加工装置 |
JP2021031296A (ja) * | 2019-08-19 | 2021-03-01 | ケイディケイ株式会社 | 搬送シートの反転手段及びそれを用いた情報通信体の製造方法。 |
-
1999
- 1999-03-16 JP JP11070821A patent/JP2000264542A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011201646A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Duplo Seiko Corp | 用紙加工装置 |
JP2021031296A (ja) * | 2019-08-19 | 2021-03-01 | ケイディケイ株式会社 | 搬送シートの反転手段及びそれを用いた情報通信体の製造方法。 |
JP7431430B2 (ja) | 2019-08-19 | 2024-02-15 | ケイディケイ株式会社 | 情報通信体の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050614 |