JP2002207259A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002207259A
JP2002207259A JP2001005055A JP2001005055A JP2002207259A JP 2002207259 A JP2002207259 A JP 2002207259A JP 2001005055 A JP2001005055 A JP 2001005055A JP 2001005055 A JP2001005055 A JP 2001005055A JP 2002207259 A JP2002207259 A JP 2002207259A
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image forming
loop
photosensitive material
guide
image
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Application number
JP2001005055A
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English (en)
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Toshiya Kojima
俊也 小島
Hiroyuki Hirota
浩之 弘田
Gentaro Furukawa
源太郎 古川
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置を小型化する。 【解決手段】 画像形成装置の露光部と処理部との間に
ループ形成部14を設ける。ループ形成部14では、水
塗布用ローラ対37が感光材料16の先端をニップした
状態で停止し、露光用ローラ対36は感光材料16の搬
送を続けてループ16aを形成する。ループ16aの形
成時には、ループ形成用ガイド33がループ形成位置に
回動する。ループ16aを形成するので、露光部と処理
部との間の感光材料16の搬送距離を、感光材料16の
搬送方向の長さよりも短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に感光材料と受像材料とを重ね合わせて、加熱す
ることにより画像形成処理を行う画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】画像原稿を読み取り、この読み取った画
像データに基づき感光材料にレーザー露光し、露光が完
了した感光材料の画像を受像材料へ転写して画像を形成
するレーザー露光熱現像転写方式の画像形成装置が実用
化されている。このような画像形成装置は、一般に第一
画像形成部(露光部)、及び第二画像形成部(処理部)
を備えており、先ず、露光部で感光材料にレーザー露光
を行って潜像を記録し、これを処理部に搬送する。処理
部では露光後の感光材料に例えば水を塗布し、感光材料
と受像材料とを貼り合わせて加熱することにより感光材
料の現像、及び受像材料への転写を行っている。
【0003】ところで、画像形成装置では、感光材料の
搬送速度が露光部と処理部とで異なるものがある。露光
部よりも処理部での搬送速度のほうが速い場合、感光材
料のの露光が完了しないうちに、感光材料の先端部の現
像を開始してしまうと、感光材料の後端部は適正な速度
で露光が行われなくなってしまう。このため、露光部と
処理部との間の感光材料の搬送距離を、感光材料の搬送
方向の最大の長さよりも長くして、露光部での露光が完
了してから処理部に送って現像している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、露光部
と処理部との間の感光材料の搬送距離を、感光材料の搬
送方向の最大の長さよりも長くしなければならないた
め、サイズが大きい感光材料に対応させるにあたって、
装置が大型化してしまうという問題がある。また、前記
搬送距離を長くすると、感光材料を送るためのローラの
増加、及び処理部へ感光材料をガイドするガイド板の大
型化などにより、装置の製造コストが上がってしまう。
さらに、露光部での露光が完了した後に処理部に感光材
料を送って現像を行わなければならないため、画像形成
処理の効率が良くない。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、装置を小型化するとともに製造コストの
削減を図り、さらには、画像形成処理の効率を良くした
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1画像形成部と、この第1画像形成部
より画像記録媒体の搬送速度が速い第2画像形成部とを
備えた画像形成装置において、前記第1画像形成部と第
2画像形成部との間の画像記録媒体の搬送距離を、前記
画像記録媒体の搬送方向の最大の長さよりも短くすると
ともに、前記第1画像形成部と第2画像形成部との間に
ループを形成するための記録媒体ループ形成手段を備え
たものである。
【0007】なお、前記第1画像形成部において画像記
録媒体の後端部の画像形成処理が終了する前に、第2画
像形成部にて画像記録媒体の先端部の画像形成処理を開
始することが好ましい。また、前記第1画像形成部が露
光部、及び前記第2画像形成部が処理部であることが好
ましい。
【0008】前記記録媒体ループ形成手段を、画像記録
媒体の先端ガイド位置とループ形成位置との間で回動自
在に設けられたループ形成用ガイドと、第1画像形成部
で画像記録媒体を搬送する第1搬送手段、及び第2画像
形成部で画像記録媒体を搬送する第2搬送手段とから構
成し、第1搬送手段と第2搬送手段とに速度差を設けて
第1画像形成部と第2画像形成部との間にループを形成
するとともに、ループの形成が妨げられないように、先
端ガイド位置にセットされている前記ループ形成用ガイ
ドがループ形成位置に回動して、ループ形成空間を形成
することが好ましい。なお、前記ループ形成用ガイド
を、前記搬送方向と直交する幅方向に複数並べて設ける
とともに、各ループ形成用ガイドを一体に連結すること
が好ましい。また、少なくとも前記ループ形成用ガイド
を備えたガイドカバーを設け、このガイドカバーは、装
置内部の少なくとも一部を開放する位置と、装置内部を
覆う位置との間で開閉自在に設けられていることが好ま
しい。
【0009】さらに、前記ループ形成用ガイドを駆動す
るガイド駆動機構を設けることが好ましい。また、前記
画像記録媒体の長さを検出する検出手段と、この検出手
段の検出信号に基づき、前記ガイド駆動機構を制御する
ループ形成用ガイド制御手段を備えることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において、画像形成装置10
の内部には、感材マガジン11、受材マガジン12、露
光部13、ループ形成部14、処理部15が設けられて
いる。感材マガジン11は、画像形成装置10内の下方
に配置されており、その内部にはロール状の感光材料1
6が収納されている。感材マガジン11の上面には感光
材料16の引き出し口11aが設けられている。引き出
し口11aの近傍には、引き出しローラ対17と感材用
カッタ18とが設けられている。感光材料16は、感材
マガジン11から引き出されると、感材用カッタ18に
よって所定の長さに切断される。なお、感材用カッタ1
8にはロータリータイプのカッタが用いられている。感
材用カッタ18は、移動刃と固定刃とから構成されてお
り、移動刃が固定刃上を回転移動することにより、感光
材料16が切断される。カット用モータ19はドライバ
20を介してコントローラ21により制御される。
【0011】感光材料16を感材マガジン11から引き
出した長さは検出手段22により検出される。検出手段
22は、コントローラ21、引き出しモータ23、ドラ
イバ24、カウンタ25、第1先端検出センサ26によ
り構成されている。引き出しモータ23は、ドライバ2
4を介してコントローラ21により駆動制御され、引き
出しローラ対17を回転駆動する。また、カウンタ25
は、ドライバ24から引き出しモータ23へ送出された
駆動パルスの個数をカウントする。
【0012】第1先端検出センサ26は感光材料16の
先端を検出すると先端検出信号をコントローラ21に送
る。コントローラ21は先端検出信号に基づき、カウン
タ25の駆動を開始する。駆動パルス1個当たりの引き
出しモータ23の回転量と、これに伴う感光材料16の
引き出し量は予めコントローラ21に記憶されており、
カウンタ25のカウント値から、引き出した感光材料1
6の長さを検出することが可能になる。そして、カウン
ト値が予め設定された所定値に達したときに、引き出し
モータ23の駆動を停止する。本実施形態では、プリン
トサイズがA3,A3W,Wレター、A4、六切り、レ
ター、2L,A4W,四切りの長手方向のサイズに対応
する値が前記所定値としてコントローラ21に設定され
ており、ホストコンピュータ27により、これらプリン
トサイズを選択できるようになっている。ホストコンピ
ュータ27には、プリントサイズの選択スイッチの他、
画像形成装置10の電源などが設けられている。なお、
感光材料16のサイズは、A3では305×460、A
3Wでは323×505、Wレターでは305×46
3、A4では305×250、六切りでは(262×2
43)、レターでは305×256、2Lでは(135
×218)、A4Wでは323×295、四切りでは
(262×345)となっている。また、前記所定値
は、所望のサイズのプリントが得られるように、適宜設
定することが好ましい。
【0013】受材マガジン12も、感材マガジン11と
同様に画像形成装置10内の下方に配置されており、そ
の内部にはロール状の受像材料28が収納されている。
受材マガジン12の側面下部には引き出し口12aが設
けられており、この引き出し口12aから受像材料28
が引き出される。引き出し口12aの近傍には、引き出
しローラ対29と受材用カッタ30とが設けられてお
り、受像マガジン12から引き出された受像材料28
は、感光材料16と同様に所定の長さに切断される。そ
して、切断された受像材料28は処理部15に搬送され
る。なお、受像材料28のサイズは、A3では297×
420、A3Wでは315×465、Wレターでは27
9×423、A4では297×210、六切りでは(2
54×203)、レターでは279×216、2Lでは
(127×178)、A4Wでは315×255、四切
りでは(254×305)となっている。
【0014】露光部13は、感材マガジン11の上方に
配置されており、レーザー光源を用いて、感光材料16
の露光面上に3色同時露光処理を行う。この露光処理に
より感光材料16の露光面へ画像が走査露光され、潜像
が記録される。なお、詳しくは後述するが、露光部13
には露光用ローラ対36が設けられており、露光部13
では、この露光用ローラ対36により副走査が行われ
る。
【0015】ループ形成部14は、露光部13の上方に
配置されている。図2において、ループ形成部14は、
ループ形成用ガイド33、ガイド駆動機構34、ガイド
カバー35、露光用ローラ対36、水塗布用ローラ対3
7から構成されており、ガイドカバー35にループ形成
用ガイド33及びガイド駆動機構34が一体に取り付け
られている。各ローラ対36,37はガイドカバー35
に対して感光材料16の搬送方向の上流側と下流側にそ
れぞれ配置されており、それぞれ露光用モータ38、水
塗布用モータ39により回転駆動される。また、これら
各モータ38,39は、ドライバ40,41を介してコ
ントローラ21により駆動制御される。
【0016】露光用ローラ対36は露光部13で感光材
料16を搬送するためのものであり、露光時には速度V
1=21.6mm/sで感光材料16を搬送する。ま
た、水塗布用ローラ対37は後述する処理部15の後述
する水塗布装置53に感光材料16を搬送するためのも
のであり、現像時には速度V2=40.5mm/sで感
光材料16を搬送する。なお、速度V1,V2はこの数
値に限られない。また、、露光用ローラ対36と水塗布
用ローラ対37との間の感光材料16の搬送距離は、感
材用カッタ18で切断される感光材料16の長さよりも
短くなっている。
【0017】そして、図3に示すように、ループ形成部
14では、水塗布用ローラ対37で感光材料16の先端
部をニップした状態で搬送を停止し、露光用ローラ対3
6は感光材料16の搬送を続けることによりループ16
aが形成される。感光材料16の先端が水塗布用ローラ
対37に到達したことは、第2先端検出センサ42によ
って検出され、この検出信号はコントローラ21に送ら
れる。コントローラ21は先端検出信号に基づいて、水
塗布用モータ39の駆動を停止する。なお、感光材料1
6の先端検出は引き出しモータ23における駆動パルス
の個数をカウントすることにより検出してもよい。
【0018】また、水塗布用モータ39には、ループ形
成用タイマ43が接続されている。ループ形成用タイマ
43はループの長さを検出する。コントローラ21は水
塗布用モータ39の駆動を停止すると同時に、ループ形
成用タイマ43を駆動する。水塗布用ローラ対37で感
光材料16をニップした状態で搬送を停止し、露光用ロ
ーラ対36は速度V1で感光材料16の搬送を続けたと
きに、所望のループ長さ(本実施形態の場合、A3,A
3W,Wレター、A4、六切り、レター、2L,A4
W,四切りサイズの感光材料16を処理するために、必
要なループ長さ)が得られるまでの時間がコントローラ
21に予め記憶されている。そして、ループ形成用タイ
マ43による計時時間が、コントローラ21に記憶され
た時間に達すると、コントローラ21は水塗布用モータ
39を駆動してループ形成を終了する。
【0019】ループ形成用ガイド33は薄板で形成さ
れ、感光材料16の搬送方向と直交する幅方向に沿って
複数枚設けられている。そして、これら複数枚のループ
形成用ガイド33は、全て軸44に取り付けられ、一体
に連結されている。軸44はガイド駆動機構34に連結
されている。ガイド駆動機構34は、ガイド駆動モータ
45、ドライバ46、及び図示しないギヤから構成され
ており、ガイド駆動モータ45はドライバ46を介して
コントローラ21により駆動制御される。なお、前記ギ
ヤはガイド駆動モータ45と軸44を連結している。そ
して、コントローラ21の駆動制御によりループ形成用
ガイド33は図2に示す先端ガイド位置と、図3に示す
ループ形成位置との間で回転する。なお、コントローラ
21はループ形成用ガイド手段としても機能し、ホスト
コンピュータ27で入力されたプリントサイズ、ループ
形成用タイマ43の計時時間に応じて、ループ形成用ガ
イド33の回動量、開閉するタイミングなどを制御す
る。また、ループ形成用ガイド33は、使用する感光材
料16の種類に応じて適宜枚数設けることが好ましい。
【0020】ループ形成用ガイド33は、感光材料16
の搬送ガイド47に沿った形に形成されており、先端ガ
イド位置にセットされたときには搬送ガイド47に臨む
ように配置される。そして、ループ形成用ガイド33が
先端ガイド位置にセットされているときには、ループ形
成用ガイド33と搬送ガイド47との隙間が感光材料1
6の搬送通路となる。また、ループ形成用ガイド33が
ループ形成位置に回転したときには、ループ形成用ガイ
ド33と搬送ガイド47との間の空間内でループが形成
される。
【0021】ガイドカバー35には取り付け開口35a
が設けられている。取り付け開口35aは、2つの円形
開口を軸48が行き来できるように設けられている。そ
して、取り付け開口35aは、通常は図2に示すよう
に、一方の開口側が軸48に取り付けられており、ガイ
ドカバー35は軸48を中心に回動自在となっている。
そして、ガイドカバー35は、図2に示す画像形成装置
10の内部を覆う閉じ位置と、図4に示す画像形成装置
10の一部を開放する開放位置との間で変位し、開閉さ
れる。また、ガイドカバー35の上部には、保持部材4
9が設けられており、保持部材49を画像形成装置10
の側板10aに係止させることにより、ガイドカバー3
5を閉じ位置にセットすることが可能となる。また、ガ
イドカバー35を開放位置にセットすると、ループ形成
時に感光材料16のジャミングが発生した場合に、これ
を解消することが容易になる。なお、取り付け開口35
aの他方の開口側は前記一方の開口側よりも大きく形成
されており、ガイドカバー35を図中左方にスライドさ
せ、取り付け開口35aの他方の開口側に軸48が挿通
されるようにすると、ガイドカバー35を側板10aか
ら取り外すことができる。
【0022】図1において、処理部15は、前述の水塗
布用ローラ対37と水塗布装置53と熱現像処理装置5
4とから構成されている。水塗布装置53はループ形成
部14の近傍に設けられている。水塗布装置53は受け
皿55とガイド部材56とから構成されている。受け皿
55はガイド部材56と対向する面が湾曲しており、こ
の湾曲面に水が注入される。ガイド部材56は受け皿5
5に対向する面がガイド面とされており、このガイド面
は円弧状に形成されている。そして、受け皿55の湾曲
面にガイド部材56のガイド面を臨ませるように配置す
ることで、湾曲面とガイド面との隙間が感光材料16の
搬送通路となる。この搬送通路には、水が貯留されるの
で、感光材料16が搬送通路を通過すると、感光材料に
16には水が塗布される。なお、水は図示しないポンプ
により受け皿55に注入され、このポンプは水塗布用モ
ータ39を逆転することにより駆動されるようになって
いる。
【0023】熱現像処理装置54は、ドラム57、ベル
トサポート機構58、張り合わせローラ59、感材分離
爪60、感材排出ローラ機構61、受材分離爪機構62
から構成されている。張り合わせローラ59はドラム5
7に向けて付勢されており、搬送されてきた感光材料1
6と受像材料26とを重ね合わせ、これをドラム57の
外周面に圧着するとともに、ドラム57の外周面に貼り
合わせた状態で送り出す。
【0024】ドラム57は、その外周面に貼り合わされ
た感光材料16と受像材料26とを加熱して感光材料1
6の現像、及び感光材料16の画像の受像材料26への
転写を行うものであり、図示しないモータによりその回
転がコントローラ21により制御される。また、詳しく
は図示しないが、ドラム57内には加熱用ヒータが設け
られており、このヒータがコントローラ21により制御
され、外周面の温度が調整される。
【0025】ベルトサポート機構58は、張り合わされ
た感光材料16と受像材料26とをドラム57の外周面
から外れないように保持して搬送するためのものであ
り、無端ベルト63と複数の支持ローラ64とから構成
されている。無端ベルト63は各支持ローラ64により
移動自在に支持されるとともに、ドラム57の外周面に
圧接されており、ドラム57の回転に同期して移動す
る。
【0026】感材分離爪60はドラム57の外周面に貼
り付けられた感光材料16と受像材料26とから感光材
料16のみを分離する。感材排出ローラ機構61は感材
分離爪60で分離された感光材料16を感材排出トレイ
65に送り出す。受材分離爪機構62は受材分離爪66
と受材排出ローラ機構67とから構成されている。受材
分離爪66は、ドラム57に貼り付けられた受像材料2
6をドラム57の外周面から分離する。受材排出ローラ
機構67は受材分離爪66で分離された受像材料26を
受材排出トレイ68に送り出される。なお、受材排出ト
レイ68はA3Wサイズの感光材料16が収納可能な大
きさに形成されている。
【0027】次に本実施形態の作用について説明する。
図5はA3サイズのプリントを行う場合のコントローラ
21による処理手順を示すが、A3W,Wレターサイズ
の画像形成処理を行う場合も同様の手順で処理を行うこ
とが可能である。先ず、ホストコンピュータ27を操作
することにより、画像形成装置10の電源をオンすると
ともに、プリントサイズの選択を行う。このとき、図2
に示すように、ループ形成用ガイド33は先端ガイド位
置にセットされている。画像形成装置10の電源をオン
すると、引き出しモータ23、露光用モータ38、及び
水塗布用モータ39が駆動される。引き出しモータ23
が駆動すると感材マガジン11から感光材料16が速度
V1で引き出される。引き出された感光材料16は露光
部13に搬送され、露光用モータ38により回転されて
いる露光用ローラ対36にニップされる。そして、露光
部13では、感光材料16は速度V1で副走査が行われ
ながら、露光面へのレーザー露光により主走査が行われ
る。また、水塗布用モータ39は先ず逆転され、これに
より、図示しないポンプが駆動されて受け皿55に水が
注入される。そして、水の注入が完了すると水塗布用モ
ータ39は正転を開始し、水塗布用ローラ対37を速度
V1で回転させる。
【0028】露光が完了すると、露光用モータ38を一
旦停止するとともに、カット用モータ19を駆動し、感
材用カッタ18により感光材料16が切断される。この
とき、感光材料16はA3の長手方向の長さに切断され
る。そして、再び、露光用モータ38が駆動され、感光
材料16がループ形成部14に送られる。また、露光が
完了すると引き出しモータ23が逆転してロール状の感
光材料16の先端が所定位置に巻き戻されるとともに、
カット用モータ19が逆転して感材用カッタ18が所定
位置に戻される。なお、露光用モータ38が再び駆動さ
れる際には、感光材料16の先端部分への水塗布が開始
されているため、水塗布時の感光材料16の搬送速度V
2に合わせて、露光用モータ38も感光材料16を速度
V2で搬送される。
【0029】露光部13で感光材料16を露光している
間に、露光が完了した感光材料16の先端は水塗布用ロ
ーラ対37に到達するため、第2先端検出センサ42に
よって先端が検出される。図3に示すように、感光材料
16の先端が第2先端検出センサ42によって検出され
ると、水塗布用モータ39の駆動が停止され、水塗布用
ローラ対37は感光材料16の先端部分をニップした状
態で停止する。また、これと同時に、先端ガイド位置に
セットされているループ形成用ガイド33がループ形成
位置に向けて回動する。そして、水塗布用ローラ対37
で感光材料16の搬送を停止しながら、露光用ローラ対
36で感光材料16を搬送し続けているため、ループ形
成用ガイド33と搬送ガイド47との間にループ16a
が形成される。このとき、ループ形成用ガイド33は、
感光材料16の幅方向に複数枚設けられているため、ル
ープ形成用ガイド33と搬送路47との間で確実にルー
プ16aが形成される。また、水塗布用モータ39の駆
動を停止すると同時に、ループ形成用タイマ43が駆動
され、ループ16aの長さの検出が開始される。
【0030】そして、ループ形成用タイマ43の計測時
間が所定時間経過すると、再び水塗布用モータ39が駆
動される。これにより、感光材料16が水塗布装置53
に搬送されるとともに、感光材料16への水の塗布が開
始される。このとき、感光材料16への露光は完了して
おらず、感光材料16の水塗布時の搬送速度V2と露光
時の搬送速度V1との関係はV2>V1であるが、ルー
プ形成部14でループ16aが形成されているため、感
光材料16に無理な張力が作用することがない。これに
より、露光部13で露光を行いながら、処理部12で現
像処理が開始することができるため、熱現像転写処理の
効率を良くすることができる。感光材料16は、水塗布
装置53で水が塗布された後、熱現像処理装置に送ら
れ、露光部13で露光された画像の現像、及びこの画像
の受像材料28への転写が行われる。
【0031】次に、A4W,四切りサイズのプリントを
行う場合について説明する。図6にA4Wサイズのプリ
ントを行う場合のコントローラ21による処理手順を示
すが、四切りサイズのプリントを行う場合についても同
様の手順で処理を行うことが可能である。先ず、A3サ
イズの場合と同様に感材マガジン11からの感光材料1
6の引き出し、露光部13による露光、感材カッタ18
による切断が行われる。このとき、感光材料16はA4
Wサイズの長手方向の長さに切断される。そして、A4
Wサイズの感光材料16は露光部13で露光している間
に、第2先端検出センサ42によって先端が検出され
る。
【0032】感光材料16の先端が検出されると、水塗
布用モータ39の駆動が停止されるとともに、先端ガイ
ド位置にセットされているループ形成用ガイド33がル
ープ形成位置に向けて回動され、ループ16aが形成さ
れる。ループ16aの形成は、水塗布用モータ39の駆
動を停止しながら、露光時、及び露光完了後の露光モー
タ38の駆動を利用することにより行われる。そして、
ループ形成用タイマ43の計測時間が所定時間経過する
と、再び水塗布用モータ39が駆動され感光材料16へ
の水の塗布が開始される。なお、ループ形成用ガイド3
3がループ形成位置へ回動するときの回動量は、A4W
サイズのプリントを行う際の、ループ16aの長さに応
じた量にすることが好ましい。
【0033】次に、A4,六切り、レター、2Lサイズ
のプリントを行う場合について説明する。図7にA4サ
イズのプリントを行う場合のコントローラ21による処
理手順を示すが、四切りサイズのプリントを行う場合に
ついても同様の手順で処理することが可能である。先
ず、A3サイズの場合と同様に感材マガジン11からの
感光材料16の引き出し、露光部13による露光、感材
用カッタ18による切断が行われる。このとき、感光材
料16はA4サイズの長手方向の長さに切断される。こ
の場合、A4サイズの感光材料16はA4Wサイズのも
のに比べて搬送方向の長さが短いため、露光が完了し
て、感材用カッタ18による切断が行われた後の、露光
用モータ38による搬送時に、感光材料16の先端が第
2先端検出センサ43により検出される。
【0034】感光材料16の先端が検出されると、水塗
布用モータ39の駆動が停止されるとともに、先端ガイ
ド位置にセットされているループ形成用ガイド33がル
ープ形成位置に向けて回動され、ループ16aが形成さ
れる。ループ16aの形成は、水塗布用モータ39の駆
動を停止しながら、露光完了後の露光モータ38の駆動
を利用することにより行われる。そして、ループ形成用
タイマ43の計測時間が所定時間経過すると、再び水塗
布用モータ39が駆動され感光材料16への水の塗布が
開始される。なお、ループ形成用ガイド33がループ形
成位置へ回動するときの回動量は、A4サイズのプリン
トを行う際の、ループ16aの長さに応じた量にするこ
とが好ましい。
【0035】以上のように、ループ形成部14でループ
16aを形成することにより、露光部13の露光用ロー
ラ対36から処理部15の水塗布用ローラ対37までの
感光材料16の搬送距離を、感光材料16の搬送方向の
長さよりも短くすることが可能になり、画像形成装置1
0を小型化することができる。また、画像形成装置10
の小型化により、画像形成装置10内の送りローラの減
少、及び搬送ガイドを小型化することが可能になるの
で、装置の製造コストを下げることができる。さらに
は、感光材料16の送り速度が露光用ローラ36よりも
水塗布用ローラ37のほうが速くても、露光部13で露
光を行いながら、処理部12での現像処理を開始するこ
とが可能になるので、熱現像転写処理の効率を良くする
ことができる。
【0036】上記実施形態では、ループ形成部14にガ
イド駆動機構34を設けてループ形成用ガイド33を駆
動したが、ガイド駆動機構34を設けずに、ループ形成
用ガイド33を回転自在に設けるだけでも良い。この場
合、ループ形成用ガイド33はループ16aの形成時に
感光材料16に接しながらループ形成位置に回転するた
め、ループ16aの形成を妨げない程度の重量となるよ
うに構成する。
【0037】上記実施形態では、引き出しローラ対1
7、露光用ローラ対36、及び水塗布用ローラ対37を
引き出しモータ23、露光用モータ38、水塗布用モー
タ39で個別に駆動したがこれらを1つのモータで駆動
するようにしてもよい。この場合には、クラッチなどを
設けて各ローラ対などに選択的に駆動を与える。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1画
像形成部と第2画像形成部との間の画像記録媒体の搬送
距離を、画像記録媒体の搬送方向の長さよりも短くする
とともに、第1画像形成部と第2画像形成部との間にル
ープを形成するための記録媒体ループ形成手段を備えた
ので、装置の小型化を可能にすることができる。また、
装置の小型化により、部品点数を減らして製造コストの
削減が可能になる。
【0039】また、第1画像形成部において画像記録媒
体の後端部の画像形成処理が終了する前に、第2画像形
成部にて画像記録媒体の先端部の画像形成処理を開始す
るので、画像形成処理の効率を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した画像形成装置の概略構成を示
す正面図である。
【図2】ループ形成部の概略構成を示す断面図である。
【図3】ループ形成用ガイドをループ形成位置にセット
した状態を示す説明図である。
【図4】ガイドカバーを開放位置位置にセットした状態
を示す説明図である。
【図5】プリントサイズがA3の場合のコントローラの
処理手順を示すタイミングチャートである。
【図6】プリントサイズがA4Wの場合のコントローラ
の処理手順を示すタイミングチャートである。
【図7】プリントサイズがA4の場合のコントローラの
処理手順を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 画像形成装置 13 露光部 14 ループ形成部 15 処理部 21 コントローラ 33 ループ形成用ガイド 34 ガイド駆動機構 35 ガイドカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 源太郎 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H106 AB04 BA55 BH00 2H112 AA03 AA11 BA03 BA08 BA20 BA23 DA03 3F101 FA06 FB02 FC07 FE02 FE11 LA01 LB03 3F102 AA01 AB01 BA07 DA15 EB02 FA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1画像形成部と、この第1画像形成部
    より画像記録媒体の搬送速度が速い第2画像形成部とを
    備えた画像形成装置において、 前記第1画像形成部と第2画像形成部との間の画像記録
    媒体の搬送距離を、前記画像記録媒体の搬送方向の長さ
    よりも短くするとともに、前記第1画像形成部と第2画
    像形成部との間にループを形成するための記録媒体ルー
    プ形成手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1画像形成部において画像記録媒
    体の後端部の画像形成処理が終了する前に、第2画像形
    成部にて画像記録媒体の先端部の画像形成処理を開始す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1画像形成部が露光部、及び前記
    第2画像形成部が処理部であることを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体ループ形成手段を、画像記
    録媒体の先端ガイド位置とループ形成位置との間で回動
    自在に設けられたループ形成用ガイドと、第1画像形成
    部で画像記録媒体を搬送する第1搬送手段、及び第2画
    像形成部で画像記録媒体を搬送する第2搬送手段とから
    構成し、第1搬送手段と第2搬送手段とに速度差を設け
    て第1画像形成部と第2画像形成部との間にループを形
    成するとともに、ループの形成が妨げられないように、
    先端ガイド位置にセットされている前記ループ形成用ガ
    イドがループ形成位置に回動して、ループ形成空間を形
    成することを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記ループ形成用ガイドを、前記搬送方
    向と直交する幅方向に複数並べて設けるとともに、各ル
    ープ形成用ガイドを一体に連結したことを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記ループ形成用ガイドを備
    えたガイドカバーを設け、このガイドカバーは、装置内
    部の少なくとも一部を開放する位置と、装置内部を覆う
    位置との間で開閉自在に設けられていることを特徴とす
    る請求項4又は5いずれか記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記ループ形成用ガイドを駆動するガイ
    ド駆動機構を設けたことを特徴とする請求項4ないし6
    いずれか記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像記録媒体の長さを検出する検出
    手段と、この検出手段の検出信号に基づき、前記ガイド
    駆動機構を制御するループ形成用ガイド制御手段を備え
    たことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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