JP2000264302A - 鋼球の秤量制御方法 - Google Patents

鋼球の秤量制御方法

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JP2000264302A
JP2000264302A JP11070914A JP7091499A JP2000264302A JP 2000264302 A JP2000264302 A JP 2000264302A JP 11070914 A JP11070914 A JP 11070914A JP 7091499 A JP7091499 A JP 7091499A JP 2000264302 A JP2000264302 A JP 2000264302A
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Japan
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steel balls
filled
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weighing
weight
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Withdrawn
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JP11070914A
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English (en)
Inventor
Hiroto Oda
弘人 小田
Makoto Ichinose
誠 一瀬
Yasuyuki Tashibu
康行 田渋
Toru Iwashita
徹 岩下
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズ一定の鋼球を複数個充填したダンボー
ル箱N箱分の総重量を、あらかじめ設定された重量管理
基準値内に収める自動秤量制御を行う。 【解決手段】 サイズが一定の鋼球を充填するダンボー
ル箱N箱分の総重量を、あらかじめ設定された重量管理
基準値内に収める制御方法において、ダンボール1箱に
充填する鋼球をストレージ部2で秤量装置3により秤量
した実績秤量値が、あらかじめ設定された重量管理基準
値の範囲外である場合に、その範囲外の重量分を演算装
置7で鋼球の個数に換算し、次回充填時に、その個数分
を考慮して供給装置1を制御し、ダンボール箱に鋼球を
充填することで、ダンボール箱N箱分の総重量をある設
定された重量管理基準値内に収める。 【効果】 ダンボール箱1箱に充填する鋼球の個数を実
績秤量値とあらかじめ設定された重量管理基準値との比
較により決定することで、N箱での総重量をある重量管
理基準値内に収まるように正確に制御することができる
とともに、人手による充填作業の手間を省き、省力化、
作業の効率化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、サイズが一定の
鋼球複数個を充填したダンボール箱N箱分の総重量を、
あらかじめ設定された重量管理基準値内に収めるように
充填する秤量制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サイズ一定の鋼球を複数個充填したダン
ボール箱N箱分の総重量を、あらかじめ設定された重量
管理基準値内に収める従来の方法を以下に説明する。ま
ず、作業者は、あらかじめ生産指示として設定された鋼
球のサイズと生産予定重量から、ダンボール1箱あたり
の鋼球充填個数と、充填するダンボールの箱数を決定す
る。次いで、作業者は、決定した充填個数分だけ鋼球を
ダンボール箱に手作業で充填し、充填完了後、ダンボー
ル箱の重量を秤量機で測定する。この時、測定したダン
ボール1箱あたりの秤量値を記入しておく。決定した箱
数分の充填完了後、前述の記入した秤量値の合計を算出
し、その算出結果と生産予定重量を比較することで、鋼
球を充填したダンボール箱N箱分の総重量が、ある設定
された重量管理基準値内であることを確認していた。
【0003】また、特開平5−215596号公報によ
ると、高炉等に装入する鉱石、コークス等の原料の秤量
制御については、毎回の切り出し完了秤量設定値と、切
り出し完了後の実際の秤量値との関係を記憶し、記憶し
たデータを統計処理することによって、切り出し完了秤
量設定値と、切り出し完了後の実際の秤量値との関係式
を決定し、その関係式に基づいて切り出し完了秤量設定
値を補正する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記作業者によるサイ
ズ一定の鋼球を複数個充填したダンボール箱N箱分の総
重量を、あらかじめ設定された重量管理基準値内に収め
る従来の方法は、人手にて1箱ごとに充填する鋼球の充
填個数を決定し、充填作業を行い、且つ、1箱ごとの秤
量結果を記入するため、面倒で手間がかかるという問題
があった。また、特開平5−215596号公報は、充
填物がサイズ不足であることから、秤量設定値と実績秤
量値の関係を統計処理し、そのデータから秤量設定値の
補正量を決定するものであって、充填物がサイズ一定で
あることにより、前回までの秤量結果からが次回の充填
物の充填個数補正量を決定することができるものではな
い。
【0005】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、ダンボール箱に必要個数の鋼球を充填する際、1箱
あたりの充填個数を作業者が決定して人手で充填すると
いう作業の手間を省き、省力化、作業の効率化を図る点
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法は、サイズ一
定の鋼球を複数個充填したダンボール箱N箱分の総重量
を、あらかじめ設定された重量管理基準値内に収める秤
量制御方法において、ダンボール箱充填状態に対応する
各段ごとの所用数をあらかじめストックするストレージ
部と、ストレージ部にストックされる鋼球を秤量する秤
量装置と、鋼球を所定数量切り出す供給装置から構成さ
れており、あらかじめ設定された重量管理基準値から決
定される秤量制御パターンと、鋼球を所定数切り出した
後の実績秤量累計値の比較から次箱の充填個数を決定
し、その決定した個数分の鋼球を供給装置により切り出
すことで、ダンボール箱に充填する鋼球の個数を補正す
る手段を有することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の詳細を図面に
従って説明する。図1は本発明の鋼球の充填及び秤量制
御方法の実施例を示すブロック図である。図2は本発明
の鋼球の充填及び秤量制御方法の実施例を示す機器構成
図である。図3は本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法
の実施例を示す制御フロー図である。図4は本発明の鋼
球の充填及び秤量制御方法の補正の原理を示す説明図で
ある。
【0008】図1、図2、図3において、1は鋼球を必
要数量切り出す供給装置、2はあらかじめダンボール充
填状態に対応する各段ごとの所用数をストックするスト
レージ部、3はストレージ部2でストックしている鋼球
を秤量する秤量装置、4はダンボール箱内の充填状態に
対応する各段ごとに鋼球を充填する充填装置、5はダン
ボール箱に充填された各段の鋼球を均等化するための振
動装置、6は1箱充填完了後に、充填済みのダンボール
箱と自動製函された空のダンボール箱を同時に搬送する
搬送装置、7は前述の各装置の制御を行い、且つ、ダン
ボール箱N箱での総重量をある重量管理基準値内に収め
る演算を行う演算装置である。
【0009】図4において、縦軸はダンボール箱N箱に
充填された鋼球の総重量、横軸は充填回数(箱数)、X
は充填する鋼球から決定される標準総重量、Yは演算装
置7に任意に設定される重量管理基準値、Alは重量管
理基準値を下回った鋼球の総重量、A2はA1の不足分
を考慮して充填した時の鋼球の総重量、B1は重量管理
基準値を上回った鋼球の総重量、B2はB1の過剰分を
考慮して充填した時の鋼球の総重量である。また、a
1、a2、b1、b2は、それぞれA1、A2、B1,
B2時に充填したダンボール1箱の重量である。
【0010】まず、演算装置7に生産指示データとし
て、鋼球のサイズ及び生産予定重量が入力される。演算
装置7は、生産指示データに従って、標準総重量X及び
重量管理基準値Yからなる秤量制御パターンを決定す
る。決定した秤量制御パターンに従って供給装置1が必
要数量分の鋼球をストレージ部2に供給する。ストレー
ジ部2では供給された鋼球をストックするとともに秤量
装置3により秤量する。この時、演算装置7は秤量値を
記憶し、実績秤量累計値を計算するとともに、秤量制御
パターンにより決定される秤量設定値と実績秤量累計値
の比較を行う。
【0011】比較した結果、図4のAlのようにダンボ
ールにa1重量分を充填した結果、実績秤量累計値が少
ない場合は、少ない重量分を鋼球の個数に換算し、次回
充填時に、その個数分を加算してa2重量分まで供給す
るように供給装置1を制御することで、図4のA2が示
す通りとなる。図4のB1のようにダンボールにb1重
量分を充填した結果、実績秤量累計値が多い場合は、多
い重量分を鋼球の個数に換算し、次回充填時に、その個
数分を減算してb2重量分だけ供給するように供給装置
1を制御することで、図4のB2が示す通りとなる。こ
の秤量制御を演算装置により毎回行うことで、ダンボー
ル箱N箱での総重量をある設定された重量管理基準値内
に収めることができる。
【0012】秤量装置3で秤量完了した鋼球は、充填装
置4に搬送され、充填装置4からダンボール箱内に充填
される。ダンボール箱内に充填された鋼球は振動装置5
で均等化され、振動完了後に搬送装置7により次ライン
に搬送される。また、空のダンボール箱が搬送装置7に
より充填位置まで搬送され、演算装置7にて演算された
次回充填時の個数分の鋼球が前述と同様の手順でダンボ
ール箱に充填される。上記の本実施例によれば、演算装
置7に生産指示データと実績秤量値を取り込むことと、
演算装置7が供給装置1を制御することにより、各箱に
充填する鋼球の個数を自動で決定することができ、充
填、秤量作業の手間を省くことができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明によれば、サ
イズが一定の鋼球を充填するダンボール箱の重量を、あ
る管理基準値内に納める制御方法において、ダンボール
箱N箱分の標準重量・箱数・及び重量管理基準値をあら
かじめ演算装置に設定することで決定される秤量制御パ
ターンと秤量ごとに演算装置に記憶される実績秤量累計
値とを比較することにより、次箱の充填個数を決定する
ことで、N箱での総重量をある重量管理基準値内に収ま
るように正確に制御することができるとともに、人手に
よる充填作業の手間を省き、省力化、作業の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法の実施例
を示すブロックである。
【図2】本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法の実施例
を示す機器構成図である。
【図3】本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法の実施例
を示す制御フロー図である。
【図4】本発明の鋼球の充填及び秤量制御方法の補正の
原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鋼球を所定数量切り出す供給装置 2 ダンボール充填状態に対応する各段ごとの所用数を
ストックするストレージ部 3 ストックされる鋼球を秤量する秤量装置 4 ダンボール充填状態に対応する各段ごとに鋼球を充
填する充填装置 5 充填時の各段の鋼球を均等化するための振動装置 6 搬送装置 7 演算装置
フロントページの続き (72)発明者 一瀬 誠 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社エンジニアリング事業本 部内 (72)発明者 田渋 康行 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐡プラント設計株式会社内 (72)発明者 岩下 徹 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地の59 日鐡プラント設計株式会社内 Fターム(参考) 2F046 DA03 DA06 3E018 AA03 AB03 BB01 DA02 DA04 EA01 EA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイズ一定の鋼球を複数個充填したダン
    ボール箱N箱分の総重量を、あらかじめ設定されたN箱
    分の総重量の重量管理基準値内に収める秤量制御方法に
    おいて、ダンボール箱N箱分の総重量及び重量管理基準
    値をあらかじめ設定することにより決定される毎回の重
    量管理基準値と、毎回鋼球複数個を充填装置からダンボ
    ール箱1箱に充填完了するごとにその重量を加算した実
    績秤量累計値とを演算装置により比較演算し、その差分
    を求め、次の1箱に充填する鋼球の個数を演算装置によ
    り決定し、決定した個数を自動供給装置から充填装置に
    切り出すことで、ダンボール箱N箱分の総重量をあらか
    じめ設定された重量管理基準値内に収めることを特徴と
    する鋼球の秤量制御方法。
JP11070914A 1999-03-16 1999-03-16 鋼球の秤量制御方法 Withdrawn JP2000264302A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102910301A (zh) * 2012-10-18 2013-02-06 中山市乾润精密钢球制造有限公司 一种钢球分装机
CN103029853A (zh) * 2013-01-11 2013-04-10 上海大和衡器有限公司 一种对每袋分装粒数进行监测和追溯的系统及方法
CN105823535A (zh) * 2016-05-09 2016-08-03 杭州富春江电器厂 一种自动称料装置
CN116664054A (zh) * 2023-07-28 2023-08-29 天津翔铄车身科技有限公司 一种基于客户订单量的产品出荷管理方法和系统

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Effective date: 20060606