JP2000264246A - 車体用フレーム及びその製造方法 - Google Patents

車体用フレーム及びその製造方法

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JP2000264246A
JP2000264246A JP11071049A JP7104999A JP2000264246A JP 2000264246 A JP2000264246 A JP 2000264246A JP 11071049 A JP11071049 A JP 11071049A JP 7104999 A JP7104999 A JP 7104999A JP 2000264246 A JP2000264246 A JP 2000264246A
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美速 今村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の仮付けを容易に行うことができる車
体用フレーム及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1の中空形材3に第2の中空形材3を
嵌合する。次に、第1の中空形材13と第2の中空形材
13とが重なり合った領域を電磁成形することにより第
1の中空形材13と第2の中空形材13とをかしめる。
そして、第1の中空形材13の端部と第2の中空形材1
3の外面とのすみ肉溶接を行い、溶接金属8を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車体に使
用される車体用フレーム及びその製造方法に関し、特
に、高精度に位置決め及び仮付けがされた車体用フレー
ム及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スポット溶接により自動車の車体
等を組み立てる場合、先ず、車体を構成するユニットを
夫々ジグ上で位置決めした状態で仮付し、ユニットとし
て自立した状態で搬送する。その後、各ユニットから車
体全体を組み立て、この時点で本溶接(増打)を行って
いる。これらの工程は、スポット溶接による場合のもの
であるが、アーク溶接による場合にも、同様の工程によ
り自動車車体が組み立てられている。
【0003】図9(a)及び(b)は従来の自動車フレ
ームの製造法を工程順に示す模式図である。図10はジ
グベースを示す模式図である。また、図11(a)及び
(b)は従来の仮付け状態を示す模式図である。
【0004】パイプ状アルミニウム形材23でフレーム
を構成する場合、図9(a)に示すように、ポジショナ
機能を有するジグベース22が使用される。更に、現場
に設けられたレール24上を移動しジグベース22と連
動して溶接を行う溶接ロボットアーム25が使用され
る。ジグベース22上には、アルミニウム形材23の位
置決めを行う位置決め具21a及びこの位置決め材21
aにアルミニウム形材を固定するクランプ21bが設け
られている。そして、仮付け工程においては、アルミニ
ウム形材23を位置決め具21a上にクランプ21bに
より高精度に固定することにより、位置決めを行った
後、図9(a)に示すように、ジグベース22と溶接ロ
ボットアーム25とを連動させて開先を一点ずつアーク
溶接トーチ28を使用して確実に仮付け溶接することに
より、仮付け部29を形成する。
【0005】次に、図9(b)に示すように、クランプ
21bを開放して仮付けされたアルミニウム形材23を
自立させる。そして、仮付けされたアルミニウム形材2
3の一部をハンドリングロボット26に掴ませた状態
で、このハンドリングロボット26と連動する溶接ロボ
ットアーム27を使用して本溶接を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車体を
構成するユニットが大きくなるほど、必然的にジグの大
型化が必要となり、併設される溶接ロボットアームも複
数用意する必要がある等設備全体が大規模化する。更
に、特にパイプ状形材によりフレームを形成する場合
に、ジグにポジショナ機能をもたせ溶接ロボットアーム
との連携により一点ずつ確実に溶接する必要があるの
で、高精度の位置決めを行うときには、溶接作業が極め
て複雑なものとなり、生産性が低くなるという問題点が
ある。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、高精度の仮付けを容易に行うことができる
車体用フレーム及びその製造方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車体用フレ
ームは、内面又は外面に突出する突出部が形成された第
1の中空形材と、外面又は内面に凹部を有する第2の中
空形材とを有し、前記突出部を前記凹部に嵌合すること
により前記第1及び第2の中空形材が結合されているこ
とを特徴とする。
【0009】なお、前記突出部及び前記凹部は、夫々前
記第1及び第2の中空形材の周方向に1又は複数個点在
していてもよく、夫々前記第1及び第2の中空形材の周
方向に延びていてもよい。
【0010】本発明に係る他の車体用フレームは、内面
又は外面に突出する第1の突出部が形成された第1の中
空形材と、内面又は外面に突出する第2の突出部が形成
され前記第1の中空形材に突き合わされた第2の中空形
材と、外面又は内面に第1及び第2の凹部を有する中空
の連結部材とを有し、前記第1の突出部を前記第1の凹
部に嵌合し前記第2の突出部を前記第2の凹部に嵌合す
ることにより前記第1及び第2の中空形材が前記連結部
材を介して結合されていることを特徴とする。
【0011】なお、前記第1及び第2の突出部並びに前
記第1及び第2の凹部は、夫々前記第1及び第2の中空
形材並びに前記連結部材の周方向に1又は複数個点在し
ていてもよく、夫々前記第1及び第2の中空形材並びに
前記連結部材の周方向に延びていてもよい。
【0012】本発明においては、第1の中空形材と第2
の中空形材とが突出部を凹部に嵌合して結合されている
か、又は連結部材を介して突出部を凹部に嵌合して結合
されているので、その仮付けは容易且つ高精度に行われ
る。
【0013】本発明に係る車体用フレームの製造方法
は、第1の中空形材に第2の中空形材を嵌合する工程
と、前記第1の中空形材と前記第2の中空形材とが重な
り合った領域を電磁成形することにより前記第1の中空
形材と前記第2の中空形材とをかしめる工程と、を有す
ることを特徴とする。
【0014】本発明に係る他の車体用フレームの製造方
法は、第1の中空形材に中空の連結部材を嵌合する工程
と、前記連結部材に第2の中空形材を嵌合する工程と、
前記第1の中空形材と前記連結部材とが重なり合った領
域及び前記第2の中空形材と前記連結部材とが重なり合
った領域を電磁成形することにより前記第1及び第2の
中空形材と前記連結部材とをかしめる工程と、を有する
ことを特徴とする。
【0015】本発明方法においては、電磁成形により、
第1の中空形材と第2の中空形材とをかしめるか、又は
第1及び第2の中空形材と連結部材とをかしめているの
で、高い精度の位置決め及び仮付けを容易に行うことが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る車体
用フレームの製造方法について、添付の図面を参照して
具体的に説明する。図1は本発明の実施例に係る車体用
フレームの製造方法に使用されるジグベースを示す模式
図である。また、図2は同じく、車体用フレームの製造
方法に使用される電磁成形器を示す模式図である。
【0017】図1に示すように、本実施例に使用される
ジグベース2上には、パイプ状形材3の位置決め及びク
ランプ機能を有しアルミニウム形材等のパイプ状形材3
の電磁成形を行う複数個の電磁成形器1が配設されてい
る。
【0018】また、電磁成形器1には、図2に示すよう
に、上部ハウジング4及び下部ハウジング5が設けられ
ており、上部ハウジング4には、シリンダ6が連結され
ている。シリンダ6は、空圧式又は油圧式のものであ
る。このシリンダ6により、上部ハウジング4が開閉さ
れる。上部ハウジング4と下部ハウジング5によって単
巻コイルを構成し、上部ハウジング4と下部ハウジング
5との間には、絶縁材7が設けられている。更に、図2
には図示しないが、上部ハウジング4の下方及び下部ハ
ウジングの上方には、上部ハウジング4が閉じられたと
きに周状に形成される1つの凸部を有する磁束集中器が
取り付けられており、これらの磁束集中器の間に、パイ
プ状形材3が配置される。
【0019】図3(a)乃至(c)は本発明の第1の実
施例に係る車体用フレームの製造方法を工程順に示す形
材の断面図である。上述のように構成された電磁成形器
1を使用してパイプ状形材3の溶接接合を行う際には、
先ず、上部ハウジング4をシリンダ6により開き、下部
ハウジング5内の磁束集中器上にパイプ状形材3を配置
する。このとき、図3(a)に示すように、接合される
形材の一方の外面形状を他方の内面形状と整合するもの
としておき、一方の形材を他方の形材の内部に嵌合させ
る。これにより、パイプ状形材3の位置決め及び固定が
行われる。
【0020】次に、図3(b)に示すように、電磁成形
器1に設けられた磁束集中器1aにより、嵌合された2
つのパイプ状形材3の重なり部を全周かしめる。これに
より、パイプ状形材3の仮付が高い精度で行われる。
【0021】次に、電磁成形器1の上部ハウジング4を
開き、ジグベース2から仮付けされたパイプ状形材3を
取り出す。そして、図3(c)に示すように、露出して
いる一方の形材の端部と他方の形材の外面とのすみ肉溶
接を行い、溶接金属8を形成する。これにより、本溶接
が行われる。
【0022】このように、本実施例によれば、ジグベー
ス2上に配設された電磁成形器1にパイプ状形材3を取
り付けることのみで、パイプ状形材3の位置決め及び固
定が高精度に行われる。また、仮付のための溶接は行わ
れないので、溶接ロボットアームは不要である。従っ
て、ジグベース2には、溶接ロボットアームと連動させ
るためのポジショナ機能が不要となるため、ジグベース
2は単純な平置きされるもので十分である。
【0023】また、このようにして製造された車体用フ
レームは、図3(c)に示す形状を有する。即ち、一方
の形材が他方の形材の内面に倣って挿入され、それらが
重なり合う領域において、外側の形材には、内側に突出
する突出部が形成され、内側の形材には、この突出部に
整合する凹みが形成されている。
【0024】従って、仮付け溶接が不要であるので、高
精度のものを低コストで容易に製造することができる。
【0025】なお、上述の第1の実施例において接合さ
れる形材同士は重ね継手により溶接されるものである
が、形材同士が突合せ継手により溶接されるものであっ
てもよい。この場合、両形材の内側に嵌合される連結部
材が使用され、両形材をかしめるため、磁束集中器に周
状に2つの凸部が形成された電磁成形器が使用される。
図4(a)乃至(c)は本発明の第2の実施例に係る車
体用フレームの製造方法を工程順に示す形材の断面図で
ある。
【0026】本実施例においては、接合されるパイプ状
形材13同士は当接し合うものである。従って、上述の
ように、これらの内側に嵌合されるパイプ状の連結部材
12が使用される。具体的には、先ず、図4(a)に示
すように、連結部材12をその軸方向の半分の長さ程度
一方のパイプ状形材13の内側に嵌合する。次いで、他
方のパイプ状形材13と連結部材12の露出部とを嵌合
する。これにより、パイプ状形材13の位置決め及び固
定が行われる。
【0027】次に、図4(b)に示すように、周状に形
成された2つの凸部を有する磁束集中器11aにより、
2つのパイプ状形材13と連結部材12との両重なり部
を全周かしめる。これにより、パイプ状形材13の仮付
が高い精度で行われる。
【0028】次に、第1の実施例と同様に、ジグベース
から仮付けされたパイプ状形材13を取り出す。そし
て、図4(c)に示すように、両パイプ状形材13の突
合せ部の溶接を行い、溶接金属18を形成する。これに
より、本溶接が行われる。
【0029】このように、本実施例によっても、パイプ
状形材13の位置決め及び固定が容易に高精度に行われ
る。また、ジグベースは単純な平置きされるもので十分
である。
【0030】また、このようにして製造された車体用フ
レームは、図4(c)に示す形状を有する。即ち、一方
の形材が他方の形材の内面に倣って挿入され、それらが
重なり合う領域において、2つの形材12には、内側に
突出する突出部が夫々形成され、パイプ状の連結部材1
3には、これらの突出部に整合する凹みが形成されてい
る。
【0031】従って、第2の実施例によっても、仮付け
溶接が不要であるので、高精度のものを低コストで容易
に製造することができる。
【0032】なお、第1及び第2の実施例では、パイプ
状形材は、全周かしめられているが、かしめは局部的な
ものであってもよい。図5(a)は全周がかしめられた
形材を示す模式図、(b)は局部的にかしめられた形材
を示す模式図である。
【0033】例えば、第1の実施例と同様に、全周のか
しめが行われた場合、図5(a)に示すように、角筒パ
イプ状の形材14の各側面に周に沿ったかしめ部14a
が形成される。一方、局部的なかしめが行われた場合、
図5(b)に示すように、角筒パイプ状の形材15の1
外面のみにかしめ部15aが形成される。
【0034】このように、局部的にかしめても、本発明
による仮付の精度の高さ及び製造の容易性は十分に得る
ことができる。
【0035】なお、かしめを局部的に行う場合には、第
1の実施例では内側に嵌合される形材のかしめられる予
定の領域の肉厚を他の領域のものよりうすくしておくこ
とが望ましく、第2の実施例では予め連結部材のかしめ
られる予定の領域の肉厚を他の領域のものより薄くして
おくことが望ましい。図6(a)はかしめが局部的に行
われる場合の連結部材を示す模式図であり、(b)はか
しめが局部的に行われた後のかしめ部を示す模式図であ
る。
【0036】かしめが行われる前のかしめ部の肉厚をt
2、他の領域の肉厚をt1とすると、不等式t1>t2
が成り立つことが望ましい。この不等式が成り立てば、
かしめをより一層容易に行うことができるようになる。
また、局部的なかしめ部は形材の周方向に複数個点在し
ていてもよい。
【0037】次に、電磁成形器の回路構成について説明
する。図7(a)及び(b)は電磁成形器を簡略化して
示す回路図である。基本的には、電磁成形器に内蔵され
るコイルと電源との間にコンデンサがコイルと並列に接
続され、コイルとコンデンサとの間にスイッチが設けら
れた構造となっている。
【0038】コンデンサは、例えば、図7(a)に示す
ように、各コイルにより共用されることができる。この
場合、各コイルL1a及びコイルL1bとコンデンサC
1との間に、夫々スイッチS1a、S1bが設けられ
る。
【0039】このような構造の電磁成形器においては、
コイルL1aを内蔵する電磁成形器により1箇所をかし
めた後、コンデンサC1を充電する。次に、コイルL1
bを内蔵する電磁成形器により他の1箇所をかしめる。
コイルの数が3個以上ある場合には、同様にしてコイル
C1の充電及び放電を繰り返して全ての電磁成形器によ
りかしめを行えばよい。なお、電磁成形器によるかしめ
に要する時間は数秒程度である。
【0040】また、コンデンサが、図7(b)に示すよ
うに、各電磁成形器に独立して設けられていてもよい。
この場合、各コイルL2a及びL2bとコンデンサC2
a及びC2bとの間に、夫々スイッチS2a、S2bが
設けられる。
【0041】このような構造の電磁成形器においては、
スイッチS2a及びS2bを同時に導通状態とすること
により、コイルL2aを内蔵する電磁成形器及びコイル
L2bを内蔵する電磁成形器を同時に動作させることが
できる。コイルの数が3個以上ある場合にも同様であ
る。このため、段階的な仮付けではなくなるので、溶接
等による仮付けにおいて問題となっている局部的に残留
する応力等が緩和される。
【0042】図8は本発明の第2の実施例に使用される
電磁成形器を示す模式図である。図4(b)に示す磁束
集中器11aの外側にコイルL11が設けられており、
このコイルL11と電源との間に、コイルL11と並列
にコンデンサC11が接続されている。そして、コンデ
ンサC11とコイルL11との間にスイッチS11が設
けられている。
【0043】このように構成された電磁成形器において
は、スイッチS11が開かれた状態で、コンデンサC1
1が充電される。その後、スイッチS11が閉じられる
と、コンデンサC112充電された電荷が放電され、コ
イルL11に大電流が流れる。そして、パイプ状形材1
3及び連結部材12に磁力が及び、これらに凹みが形成
され、これらがかしめられる。
【0044】なお、上述の実施例により製造された車体
用フレームは、全て形材の外面から内面に向かってかし
められているが、内面から外面に向かってかしめられて
いてもよい。このような車体用フレームは、例えば、2
つの形材及び連結部材の所定の位置に予め突出部及び凹
部を形成しておき、これらを嵌合させることにより得る
ことができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
アーク溶接用ロボット及びスポット溶接用ガン等の別の
アプローチによらなくても、高精度の仮付けを容易に行
うことができる。また、仮付けに使用されるジグベース
にポジショナ機能は不要となるので、単純な平置きのジ
グベースを使用することができる。従って、生産性を向
上させることができ、自動車の車体フレームに適用すれ
ば、アルミニウム又はアルミニウム合金製の車体フレー
ムを低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車体用フレームの製造方
法に使用されるジグベースを示す模式図である。
【図2】同じく、車体用フレームの製造方法に使用され
る電磁成形器を示す模式図である。
【図3】(a)乃至(c)は本発明の第1の実施例に係
る車体用フレームの製造方法を工程順に示す形材の断面
図である。
【図4】(a)乃至(c)は本発明の第2の実施例に係
る車体用フレームの製造方法を工程順に示す形材の断面
図である。
【図5】(a)は全周がかしめられた形材を示す模式
図、(b)は局部的にかしめられた形材を示す模式図で
ある。
【図6】(a)はかしめが局部的に行われる場合の連結
部材を示す模式図であり、(b)はかしめが局部的に行
われた後のかしめ部を示す模式図である。
【図7】(a)及び(b)は電磁成形器を簡略化して示
す回路図である。
【図8】本発明の第2の実施例に使用される電磁成形器
を示す模式図である。
【図9】(a)及び(b)は従来の自動車フレームの製
造法を工程順に示す模式図である。
【図10】ジグベースを示す模式図である。
【図11】(a)及び(b)は従来の仮付け状態を示す
模式図である。
【符号の説明】
1;電磁成形器 1a、11a;磁束集中器 2;ジグベース 3、13、14、15、23;形材 4、5;ハウジング 6;シリンダ 7;絶縁材 8、18、29;溶接金属 12;連結部材 14a、15a;かしめ部 C1、C2a、C2b;コンデンサ S1a、S1b、S2a、S2b、S11;スイッチ L1a、L1b、L2a、L2b、L11;コイル 21a;位置決め具 21b;クランプ 22;ジグベース 24;レール 25、27;溶接ロボットアーム 26;ハンドリングロボット 28;アーク溶接トーチ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面に突出する突出部が形成された第1
    の中空形材と、外面に凹部を有する第2の中空形材とを
    有し、前記突出部を前記凹部に嵌合することにより前記
    第1及び第2の中空形材が結合されていることを特徴と
    する車体用フレーム。
  2. 【請求項2】 外面に突出する突出部が形成された第1
    の中空形材と、内面に凹部を有する第2の中空形材とを
    有し、前記突出部を前記凹部に嵌合することにより前記
    第1及び第2の中空形材が結合されていることを特徴と
    する車体用フレーム。
  3. 【請求項3】 前記突出部及び前記凹部は、夫々前記第
    1及び第2の中空形材の周方向に1又は複数個点在して
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の車体用フ
    レーム。
  4. 【請求項4】 前記突出部及び前記凹部は、夫々前記第
    1及び第2の中空形材の周方向に延びていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の車体用フレーム。
  5. 【請求項5】 内面に突出する第1の突出部が形成され
    た第1の中空形材と、内面に突出する第2の突出部が形
    成され前記第1の中空形材に突き合わされた第2の中空
    形材と、外面に第1及び第2の凹部を有する中空の連結
    部材とを有し、前記第1の突出部を前記第1の凹部に嵌
    合し前記第2の突出部を前記第2の凹部に嵌合すること
    により前記第1及び第2の中空形材が前記連結部材を介
    して結合されていることを特徴とする車体用フレーム。
  6. 【請求項6】 外面に突出する第1の突出部が形成され
    た第1の中空形材と、外面に突出する第2の突出部が形
    成され前記第1の中空形材につきあわされた第2の中空
    形材と、内面に第1及び第2の凹部を有する中空の連結
    部材とを有し、前記第1の突出部を前記第1の凹部に嵌
    合し前記第2の突出部を前記第2の凹部に嵌合すること
    により前記第1及び第2の中空形材が前記連結部材を介
    して結合されていることを特徴とする車体用フレーム。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の突出部並びに前記第
    1及び第2の凹部は、夫々前記第1及び第2の中空形材
    並びに前記連結部材の周方向に1又は複数個点在してい
    ることを特徴とする請求項5又は6に記載の車体用フレ
    ーム。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の突出部並びに前記第
    1及び第2の凹部は、夫々前記第1及び第2の中空形材
    並びに前記連結部材の周方向に延びていることを特徴と
    する請求項5又は6に記載の車体用フレーム。
  9. 【請求項9】 第1の中空形材に第2の中空形材を嵌合
    する工程と、前記第1の中空形材と前記第2の中空形材
    とが重なり合った領域を電磁成形することにより前記第
    1の中空形材と前記第2の中空形材とをかしめる工程
    と、を有することを特徴とする車体用フレームの製造方
    法。
  10. 【請求項10】 第1の中空形材に中空の連結部材を嵌
    合する工程と、前記連結部材に第2の中空形材を嵌合す
    る工程と、前記第1の中空形材と前記連結部材とが重な
    り合った領域及び前記第2の中空形材と前記連結部材と
    が重なり合った領域を電磁成形することにより前記第1
    及び第2の中空形材と前記連結部材とをかしめる工程
    と、を有することを特徴とする車体用フレームの製造方
    法。
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