JP2000263660A - ウェブガイド装置および製袋装置 - Google Patents

ウェブガイド装置および製袋装置

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JP2000263660A
JP2000263660A JP2000003860A JP2000003860A JP2000263660A JP 2000263660 A JP2000263660 A JP 2000263660A JP 2000003860 A JP2000003860 A JP 2000003860A JP 2000003860 A JP2000003860 A JP 2000003860A JP 2000263660 A JP2000263660 A JP 2000263660A
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roller
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shifting
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English (en)
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Isao Matsumoto
功 松元
Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
Hiroaki Nose
宏明 野瀬
Shinichiro Yamazaki
慎一郎 山崎
Takahiro Kasahara
孝宏 笠原
Takefumi Murase
武文 村瀬
Hiroshi Tokiyoda
洋 常世田
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Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置スペースが小さくて済み、設置上の制約が
極めて小さいウェブガイド装置と、そのウェブガイド装
置を有する製袋装置を提供する。 【解決手段】ウェブの移送方向に対して右方向に前記ウ
ェブの位置を変移する右変移手段と、前記ウェブの移送
方向に対して左方向に前記ウェブの位置を変移する左変
移手段と、を有するウェブガイド装置。および、そのウ
ェブガイド装置を有する製袋装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブを移送する
技術分野に属する。特に、軟包装材料のウェブの移送に
おける蛇行(左右方向の位置ずれ)を修正するためのウ
ェブガイド装置、およびそのウェブガイド装置が設けら
れた製袋装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブガイド装置は、ウェブの移送にお
いて、移送方向(天地方向または縦方向とも呼ぶ)と直
角方向(左右方向または横方向とも呼ぶ)の位置が所定
の位置に収まるように制御する装置である。ウェブガイ
ド装置は、ウェブの加工装置において、所定の横方向の
位置に加工が行われるようにウェブの巻出部に設けられ
る(巻出ガイド)。また、加工したウェブを端面の揃っ
た巻取体とするためにウェブの巻取部に設けられる(巻
取ガイド)。また、必要に応じて巻出部と巻取部の中間
における加工部に設けられる(中間ガイド)。
【0003】巻出部と巻取部のウェブガイド装置として
は、ウェブのエッジの位置をエッジ検出器で検出し、エ
ッジが所定位置となるように巻取体を支持する部分の全
体を横方向に移動する装置が知られている(エッジガイ
ド)。エッジ検出器は、巻出部においては加工部のフレ
ームの固定され、巻取部においては巻取部のフレームに
固定される。また、加工部のウェブガイド装置として
は、センターピボット方式、エンドピボット方式等の装
置が知られている。センターピボット方式は、入側と出
側との2つのガイドローラを設けた回転台車を有し、そ
の回転台車の回転軸は入側ガイドローラにおけるウェブ
平面の延長上の中央に設けられている。その回転軸にお
いて回転台車を回転することにより、入側ガイドローラ
は中央において回転し、出側ガイドローラは円弧を描
く。これにより出側においてウェブを横方向に移動す
る。
【0004】エンドピボット方式では、入側ガイドロー
ラはフレームに設けられ位置が固定している。一方、出
側ガイドローラは回転軸を有する支持体に設けられてお
り、その回転により円弧を描く。これにより出側におい
てウェブを横方向に移動する。エンドピボット方式はセ
ンターピボット方式に比較して、ウェブに生じる歪みを
緩和するために入側ガイドローラと出側ガイドローラの
距離を大きくする必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ような従来のウェ
ブガイド装置において、巻出部と巻取部のウェブガイド
装置は、中間ガイドに適用することができない。また、
センターピボット方式、エンドピボット方式等のウェブ
ガイド装置は、いずれも大きな設置スペースを必要と
し、ウェブの経路長も長くする必要がある。そのため、
多くのウェブの加工装置においては、そのようなウェブ
ガイド装置を設けることができない。特に、ウェブから
包装用の袋に加工する製袋加工においては、様々な包装
形態に応じた様々な形態のウェブとその加工方法が存在
する。それに対応するため、製袋装置には、様々な形態
を有する多数の加工ユニットをラインに設ける必要があ
り、ウェブガイドのために設置スペースを確保すること
が極めて困難である。
【0006】そこで本発明の目的は、設置スペースが小
さくて済み、設置上の制約が極めて小さいウェブガイド
装置と、そのウェブガイド装置を有する製袋装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明の請求項1に
係るウェブガイド装置は、ウェブの移送方向に対して右
方向に前記ウェブの位置を変移する右変移手段と、前記
ウェブの移送方向に対して左方向に前記ウェブの位置を
変移する左変移手段と、を有するようにしたものであ
る。本発明によれば、右変移手段によりウェブの移送方
向に対して右方向にウェブの位置が変移され、左変移手
段によりウェブの移送方向に対して左方向にウェブの位
置が変移される。すなわち、右方向と左方向にウェブの
位置を変移する手段を個別に設けることができる。した
がって、設置スペースが小さくて済み、設置上の制約が
極めて小さいウェブガイド装置が提供される。
【0008】また本発明の請求項2に係るウェブガイド
装置は、請求項1に係るウェブガイド装置において、ウ
ェブの左右方向の位置を検出する左右位置検出手段と、
左右位置検出手段が検出した検出位置が目標位置となる
ように右変移手段と左変移手段を制御する制御手段とを
有するようにしたものである。本発明によれば、ウェブ
の横方向の位置ずれに応じた位置調整を自動で行うこと
ができる。
【0009】また本発明の請求項3に係るウェブガイド
装置は、請求項1または2に係るウェブガイド装置にお
いて、前記右変移手段は前記ウェブの移送方向に対して
前記ウェブの右側辺部において前記位置を変移し、前記
左変移手段はウェブの移送方向に対して前記ウェブの左
側辺部において前記位置を変移するようにしたものであ
る。本発明によれば、右側辺部において右方向にウェブ
の位置を変移し、左側辺部において左方向にウェブの位
置を変移する。すなわち、ウェブの左右の辺部分を引っ
張るようにして位置を変移する。したがって、機械的な
剛性が小さいウェブであっても皺が発生しない。
【0010】また本発明の請求項4に係るウェブガイド
装置は、請求項1〜3のいずれかに係るウェブガイド装
置において、前記右変移手段および前記左変移手段は、
前記ウェブを挟持する着位置と前記ウェブを開放する脱
位置の2つの位置に変移可能な押ローラと、前記着位置
において前記押ローラを所定の位置で受け止める受ロー
ラとから構成されるようにしたものである。本発明によ
れば、右変移手段および左変移手段は押ローラと受ロー
ラとによって構成され、いずれを着位置とするかでウェ
ブの位置をいずれかの方向に変移させることができる。
【0011】また本発明の請求項5に係るウェブガイド
装置は、請求項4に係るウェブガイド装置において、前
記押ローラと前記受ローラの回転軸方向が前記ウェブの
左右方向に対して所定の角度を有すように調節するロー
ラ角度調節手段を有するようにしたものである。本発明
によれば、ローラ角度調節手段により押ローラと受ロー
ラの回転軸方向がウェブの左右方向に対して所定の角度
を有すように調節される。したがって、ウェブの位置を
変移させる方向およびその大きさを調節することができ
る。
【0012】また本発明の請求項6に係るウェブガイド
装置は、請求項4または5に係るウェブガイド装置にお
いて、前記押ローラの変移は空気圧シリンダによって行
われるようにしたものである。本発明によれば、右変移
手段および左変移手段は空気圧シリンダによる押ローラ
の変移により駆動される。
【0013】また本発明の請求項7に係るウェブガイド
装置は、請求項4〜6のいずれかに係るウェブガイド装
置において、前記押ローラと前記受ローラによってウェ
ブを挟持する挟持圧を調節する挟持圧調節手段を有する
ようにしたものである。本発明によれば、挟持圧調節手
段により押ローラと受ローラがウェブを挟持する挟持圧
が調節される。
【0014】また本発明の請求項8に係るウェブガイド
装置は、請求項2〜7のいずれかに係るウェブガイド装
置において、前記左右位置検出手段は、ウェブに印刷さ
れた絵柄の所定のタイミングにおける位置から前記ウェ
ブの左右位置を検出するようにしたものである。本発明
によれば、左右位置検出手段によりウェブに印刷された
絵柄の所定のタイミングにおける位置からウェブの左右
位置が検出される。この左右位置は絶対的な位置でなく
ても、目標値に対する変移量(または偏差、誤差)のよ
うな相対的な位置であってもよい。したがって、ウェブ
に印刷された絵柄に対する位置合わせを行うことができ
る。
【0015】また本発明の請求項9に係るウェブガイド
装置は、請求項2〜7のいずれかに係るウェブガイド装
置において、前記左右位置検出手段は、ウェブのエッジ
位置から前記ウェブの左右位置を検出するようにしたも
のである。本発明によれば、左右位置検出手段によりウ
ェブのエッジ位置からウェブの左右位置が検出される。
幅方向に伸縮し易いウェブにおいて絵柄から左右位置を
検出することは誤差が大きく好ましくない。ウェブのエ
ッジ位置を検出することで幅方向に伸縮し易いウェブに
おいても正確な位置合わせを行うことができる。
【0016】また本発明の請求項10に係るウェブガイ
ド装置は、請求項4〜9のいずれかに係るウェブガイド
装置において、前記制御手段は前記ローラ角度調節手段
を操作することにより、前記左右位置検出手段が検出し
た検出位置が目標位置となるように制御するようにした
ものである。ローラ角度一定で制御するとローラ押し付
け動作をOFFとした瞬間にもとの位置にウェブ位置が
戻り、ハンチングを起こすことがある。本発明によれ
ば、制御手段がローラ角度調節手段を操作することによ
り、ローラ押し付け動作をOFFとすることなく、操作
量を連続的に変化することができハンチングを回避する
ことができる。
【0017】また本発明の請求項11に係るウェブガイ
ド装置は、請求項4〜9のいずれかに係るウェブガイド
装置において、前記制御手段は前記挟持圧調節手段を操
作することにより、前記左右位置検出手段が検出した検
出位置が目標位置となるように制御するようにしたもの
である。ローラ押圧一定で制御すると、ウェブの表面状
態の変化によってローラとウェブとの間で滑りが生じ制
御不可能となる場合がある。本発明によれば、制御手段
が挟持圧調節手段を操作することにより、ウェブの表面
状態に影響されず安定した制御を行なうことができる。
【0018】また本発明の請求項12に係るウェブガイ
ド装置は、請求項4〜9のいずれかに係るウェブガイド
装置において、前記制御手段は前記ローラ角度調節手段
と前記挟持圧調節手段の両者を操作することにより、前
記左右位置検出手段が検出した検出位置が目標位置とな
るように制御するようにしたものである。本発明によれ
ば、ハンチングを回避することができるとともにウェブ
の表面状態に影響されず安定した制御を行なうことがで
きる。
【0019】また本発明の請求項13に係る製袋装置
は、ウェブガイド装置を有する製袋装置であって、前記
ウェブガイド装置は、ウェブの移送方向に対して右方向
に前記ウェブの位置を変移する右変移手段と、前記ウェ
ブの移送方向に対して左方向に前記ウェブの位置を変移
する左変移手段と、を有するようにしたものである。本
発明によれば、ウェブガイド装置を有する製袋装置であ
って、ウェブガイド装置は、右変移手段によりウェブの
移送方向に対して右方向にウェブの位置が変移され、左
変移手段によりウェブの移送方向に対して左方向にウェ
ブの位置が変移される。すなわち、右方向と左方向にウ
ェブの位置を変移する手段を個別に設けることができ
る。したがって、設置スペースが小さくて済み、設置上
の制約が極めて小さいウェブガイド装置が適用された製
袋装置が提供される。
【0020】また本発明の請求項14に係る製袋装置
は、請求項13に係る製袋装置において、前記製袋装置
は前記ウェブが間欠送りされるシール部とスリッター部
とを有し、前記ウェブガイド装置は前記シール部と前記
スリッター部の中間に設けられるようにしたものであ
る。本発明によれば、製袋装置のウェブが間欠送りされ
るシール部とスリッター部の中間にウェブガイド装置を
有する。したがって、位置ずれが生じ易い上に位置合わ
せが困難な間欠送りの加工部に対してウェブガイド装置
を適用した製袋装置が提供される。
【0021】また本発明の請求項15に係る製袋装置
は、請求項13に係る製袋装置において、前記製袋装置
は前記ウェブが間欠送りされる縦シール部と横シール部
とスリッター部とを有し、前記ウェブガイド装置は前記
縦シール部と前記横シール部の中間および前記横シール
部と前記スリッター部の中間に設けられることを特徴と
する製袋装置。本発明によれば、製袋装置のウェブが間
欠送りされる縦シール部と横シール部の中間および横シ
ール部とスリッター部の中間にウェブガイド装置を有す
る。二重にウェブガイド装置を設けることで、より安定
したウェブガイドが行われる製袋装置が提供される。
【0022】また本発明の請求項16に係る製袋装置
は、請求項13に係る製袋装置において、前記製袋装置
は前記ウェブが間欠送りされる縦シール部と横シール部
とスリッター部において複数のニップローラを有し、前
記ウェブガイド装置は前記ニップローラの直近の上流位
置に設けるようにしたものである。ニップローラの直近
の上流位置にウェブガイド装置を設けることで、より安
定したウェブガイドが行われる製袋装置が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明を行う。本発明のウェブガイド装置の構成の
一例を図1に示す。図1において、1は右変移手段、2
は左変移手段、3,4は空気圧シリンダ、5,6は電磁
弁、7は空気圧力調節器、8は圧縮空気タンク、9は撮
像手段、10はエッジ検出手段、11はデータ処理手
段、12はシーケンサ、20はウェブである。また、矢
印はウェブ20の移送方向を示している。
【0024】図1に示す一例において、右変移手段1は
ウェブ20を挟持する着位置とウェブ20を開放する脱
位置の2つの位置に変移可能な押ローラと、着位置にお
いて押ローラを所定の位置で受け止める受ローラとから
構成される。その押ローラと受ローラの回転軸方向は、
ローラ角度調節手段(図示せず)によってウェブ20の
左右方向に対して所定の角度を有すように調節すること
ができる。図1に示すように、右変移手段1はウェブ2
0の移送方向に対して回転軸方向がウェブ20の右側辺
に向くように角度が調節されている。
【0025】この右変移手段1の構成において、ウェブ
20が移送されている状態では押ローラを着位置とする
ことにより右変移手段1はウェブ20の移送方向に対し
て右方向にウェブ20の位置を変移する。一方、押ロー
ラを脱位置とすることにより右変移手段1のウェブ20
に対する作用が無くなる。また、図1に示すように、右
変移手段1はウェブ20の移送方向に対してウェブ20
の右側辺部において位置を変移する。この位置において
は、ウェブ20の右側の辺部分を引っ張るようにして位
置を変移させることになる。したがって、機械的な剛性
が小さいウェブであっても皺が発生しない。
【0026】同様に、図1に示す一例において、左変移
手段2はウェブ20を挟持する着位置とウェブ20を開
放する脱位置の2つの位置に変移可能な押ローラと、着
位置において押ローラを所定の位置で受け止める受ロー
ラとから構成される。その押ローラと受ローラの回転軸
方向は、ローラ角度調節手段(図示せず)によってウェ
ブ20の左右方向に対して所定の角度を有すように調節
することができる。図1に示すように、左変移手段2は
ウェブ20の移送方向に対して回転軸方向がウェブ20
の右側辺に向くように角度が調節されている。
【0027】この左変移手段2の構成において、ウェブ
20が移送されている状態では押ローラを着位置とする
ことにより左変移手段2はウェブ20の移送方向に対し
て左方向にウェブ20の位置を変移する。一方、押ロー
ラを脱位置とすることにより左変移手段2のウェブ20
に対する作用が無くなる。また、図1に示すように、左
変移手段2はウェブ20の移送方向に対してウェブ20
の左側辺部において位置を変移する。この位置において
は、ウェブ20の左側の辺部分を引っ張るようにして位
置を変移させることになる。したがって、機械的な剛性
が小さいウェブであっても皺が発生しない。
【0028】ここで、ウェブ20に対する押ローラと受
ローラの位置関係について説明しておく。ウェブに対す
る押ローラと受ローラの位置関係を図2に示す。図2に
おいて、20はウェブ、21は右変移手段1の押ロー
ラ、22は左変移手段2の押ローラである。また、押ロ
ーラ21に付された矢印→は押ローラ21が作用したと
きにウェブ20が移動可能な方向を示し、押ローラ22
に付された矢印→は押ローラ22が作用したときにウェ
ブ20が移動可能な方向を示し、ウェブ20に付された
矢印→はウェブ20の移送方向を示している。図2に示
すように、右変移手段1の押ローラ21はウェブ20の
移送方向に向かって右側の辺近くに設けられる。また、
左変移手段1の押ローラ22はウェブ20の移送方向に
向かって左側の辺近くに設けられる。
【0029】押ローラ21が作用したときにウェブ20
が移動可能な方向は、押ローラ21の回転軸に対して直
角方向を向いている。したがって、押ローラ21の角度
(ローラ角度)を調節することによりウェブ20が移
動方向を変化させることができる。この調節は、前述の
ように、ローラ角度調節手段(図示せず)によって行わ
れる。この調節により、ウェブ20が移動方向を変化さ
せる押ローラ21の作用の程度を調節することができ
る。押ローラ21とウェブ20との間で滑りが生じる場
合には、この作用の程度は押ローラ21の角度だけによ
っては決まらない。押ローラ21の幅(ローラ幅)、
押ローラ21の押圧力(ニップ圧)、押ローラ21の
硬度(ローラ硬度)も関係する。押ローラ21とウェ
ブ20との間の摩擦係数、ウェブ20の強度、等を考慮
に入れて適正な条件を設定する。
【0030】同様に、押ローラ22が作用したときにウ
ェブ20が移動可能な方向は、押ローラ22の回転軸に
対して直角方向を向いている。したがって、押ローラ2
2の角度(ローラ角度)を調節することによりウェブ
20が移動方向を変化させることができる。この調節
は、前述のように、ローラ角度調節手段(図示せず)に
よって行われる。この調節により、ウェブ20が移動方
向を変化させる押ローラ22の作用の程度を調節するこ
とができる。押ローラ22とウェブ20との間で滑りが
生じる場合には、この作用の程度は押ローラ22の角度
だけによっては決まらない。押ローラ22の幅(ロー
ラ幅)、押ローラ22の押圧力(ニップ圧)、押ロー
ラ22の硬度(ローラ硬度)も関係する。押ローラ2
2とウェブ20との間の摩擦係数、ウェブ20の強度、
等を考慮に入れて適正な条件を設定する。
【0031】図2には押ローラ21と押ローラ22だけ
が示されており、各々と一対となる受ローラは図示され
ていない。押ローラ21と押ローラ22がローラ角度を
変化した場合には、各々の受ローラも同様にローラ角度
を変化する必要がある。すなわち、ローラ角度調節手段
は、押しローラと受ローラの両方に対してローラ角度の
調節を行う必要がある。受ローラを用いずに、ウェブ2
0の受ローラの側を摩擦係数の小さいテフロン加工等の
表面を有する平らな受板とすることができる。その場合
には、ローラ角度調節手段は、押しローラだけに対して
ローラ角度の調節を行えばよく、機構を簡略化すること
ができる。
【0032】図1に戻り、ウェブガイド装置について構
成の説明を続ける。空気圧シリンダ3は右変移手段1の
押ローラを変移させ押ローラを着位置と脱位置のいずれ
かの状態とする。空気圧シリンダ3に供給する圧縮空気
の開閉は電磁弁5によって行われる。電磁弁5を“開”
とすることにより空気圧シリンダ3は右変移手段1の押
ローラを変移させ着位置とし、電磁弁5を“閉”とする
ことにより空気圧シリンダ3は右変移手段1の押ローラ
を変移させ脱位置とする。
【0033】同様に、空気圧シリンダ4は左変移手段2
の押ローラを変移させ押ローラを着位置と脱位置のいず
れかの状態とする。空気圧シリンダ4に供給する圧縮空
気の開閉は電磁弁6によって行われる。電磁弁6を
“開”とすることにより空気圧シリンダ4は左変移手段
2の押ローラを変移させ着位置とし、電磁弁6を“閉”
とすることにより空気圧シリンダ34左変移手段2の押
ローラを変移させ脱位置とする。
【0034】空気圧力調節器7は電磁弁5,6を経由し
て空気圧シリンダ3,4に供給する圧縮空気の圧力を調
節する。この調節により空気圧シリンダ3,4による押
ローラと受ローラによってウェブ20を挟持する挟持圧
を調節することができる。挟持圧が低過ぎると押ローラ
と受ローラによってウェブ20を挟持しても滑りが発生
しウェブガイドの役割を果たせなくなる。また、挟持圧
が高過ぎると押ローラと受ローラによってウェブ20を
挟持したときにウェブ20に損傷を与えることがある。
圧縮空気タンク8は空気圧シリンダ3,4に供給する圧
縮空気の供給源であり高圧の圧縮空気が貯蔵されてい
る。
【0035】撮像手段9はウェブ20に印刷された絵柄
を所定のタイミングで撮像し撮像信号を出力する。撮像
手段9はウェブ20に印刷された絵柄の所定のタイミン
グにおける位置からウェブ20の左右位置を検出するた
めにある。撮像手段9としては、たとえば、CCD(ch
arge coupled device )等をセンサとするエリアセンサ
カメラを用いることができる。撮像手段9が撮像を行う
タイミングは、加工位置を変えるための移動と加工のた
め停止とを繰り返すためにウェブ20が間欠送りされる
場合には、ウェブ20が停止位置にあるタイミングであ
る。また、ウェブ20が連続して移送され加工が連続し
て行われる場合には、加工ユニットが行う加工動作を行
うタイミングまたはそれに同期したタイミングである。
【0036】エッジ検出器10は、撮像手段9と同様
に、ウェブ20の左右位置を検出するためにある。エッ
ジ検出器10によれば、ウェブ20の左右位置をエッジ
基準で検出することになる。また、撮像手段9によれ
ば、ウェブ20の左右位置を絵柄基準で検出することに
なる。場合に応じてエッジ検出器10と撮像手段9とを
使い分けることができる。また、エッジ検出器10と撮
像手段9の一方だけを使用することもできる。エッジ検
出器10については十分に周知であるから、ここでは、
撮像手段9を使用する場合についてだけ説明することと
する。
【0037】データ処理手段11は撮像手段9が出力す
る撮像信号を入力してディジタルデータに変換し画像デ
ータを生成する。この画像データは記憶装置に記憶され
る。ウェブ20が加工に適合する規定の位置にある場合
に得た画像データを基準画像データとし、ウェブ20の
左右位置を検出するために得た画像データを検出対象画
像データとする。データ処理手段11は基準画像データ
と検出対象画像データを比較し位置ずれ量を演算する。
この位置ずれ量は目標位置と検出位置との差異に相当す
る。基準画像データの左右位置が目標位置であり検出対
象画像データの左右位置が検出位置である。データ処理
手段11は位置ずれ量またはそれに対応する量を出力す
る。それに対応するデータとは、たとえば、位置ずれ量
を“右方向ずれ”、“許容範囲”、“左方向ずれ”に区
分して、その内の1つを示すデータのことである。
【0038】データ処理手段11が基準画像データと検
出対象画像データに基づいて位置位置を検出する方法に
ついて一例を説明する。たとえば(例1)、基準画像デ
ータと検出対象画像データとの相対的な位置をずらしな
がら比較し一致度を演算する。最も一致度の高い位置に
おけるずらし量が位置ずれ量となる。一致度を評価する
演算としては、相関係数、差の二乗の総和、等を用いる
ことができる。また、たとえば(例2)、印刷絵柄にお
ける輪郭線を検出し、輪郭線の位置によって位置ずれ量
を演算することができる。
【0039】いずれの場合においても、位置ずれ量を演
算する上で適した絵柄の領域を選択し、その領域におい
てだけ演算を行うようにすることにより、高速かつ高精
度の演算を行うことができる。位置ずれ量を演算する上
で適した絵柄の領域とは、絵柄の輪郭が明確な領域、左
右方向の濃度急変部分を有する領域である。そのような
領域をオペレータが指定するために、データ処理手段1
1には、画像データを表示するディスプレイ(図示せ
ず)とマウス、キーボード等の入力手段(図示せず)が
設けられる。
【0040】シーケンサ12は、データ処理手段11が
出力する位置ずれ量またはそれに対応するデータを入力
する。シーケンサ12は、それに基づいて電磁弁5と電
磁弁6を操作する。位置ずれ量またはそれに対応するデ
ータが“右方向ずれ”の場合には、ウェブ20を左方向
に修正する必要がある。そのため、シーケンサ12は電
磁弁6を“開”とし電磁弁5を“閉”とする。空気シリ
ンダ4が作動し、左変移手段2の押ローラと受ローラが
着状態となりウェブ20を挟持する。一方、空気シリン
ダ5は作動せず、右変移手段1の押ローラと受ローラは
脱状態となりウェブ20を開放する。これにより、移送
が行われたときに、ウェブ20は左方向に左右位置が修
正される。
【0041】反対に、位置ずれ量またはそれに対応する
データが“左方向ずれ”の場合には、ウェブ20を右方
向に修正する必要がある。そのため、シーケンサ12は
電磁弁5を“開”とし電磁弁6を“閉”とする。空気シ
リンダ3が作動し、右変移手段1の押ローラと受ローラ
が着状態となりウェブ20を挟持する。一方、空気シリ
ンダ4は作動せず、左変移手段2の押ローラと受ローラ
は脱状態となりウェブ20を開放する。これにより、移
送が行われたときに、ウェブ20は右方向に左右位置が
修正される。
【0042】また、位置ずれ量またはそれに対応するデ
ータが“許容範囲”の場合には、ウェブ20の左右位置
を修正してはならない。そのため、シーケンサ12は電
磁弁5と電磁弁6を“閉”とする。空気シリンダ3と空
気シリンダ4は作動せず、右変移手段1と左変移手段2
の押ローラと受ローラは脱状態となりウェブ20を開放
する。これにより、移送が行われたときに、ウェブ20
に対して左右位置の修正は行われない。
【0043】上述の制御の過程について整理して説明す
る。本発明のウェブガイド装置における制御過程を図3
にフロー図として示す。まず、図3のステップS1にお
いて、制御系の動作を開始する指示入力をオペレータが
行うと、制御系の動作が開始する。次に、ステップS2
において、制御系の左右位置検出手段(撮像手段9、デ
ータ処理手段11)は左右位置のずれ量を検出する。次
に、ステップS3において、制御系の制御手段(シーケ
ンサ12、等)は、位置ずれ量と閾値または基準位置と
を比較し、さらに、ステップS4において、その比較し
た結果に基づいて、右変移手段1と左変移手段2を操作
する。この操作は位置ずれ量を修正するように行われ
る。この操作の後、ステップS1に戻り、上述のステッ
プが繰り返される。
【0044】上述の制御下において、ウェブ20の位置
変化の一例を図4に示す。図4において、横軸は経過時
間を示し、縦軸はウェブ20の位置(左右位置)を示
す。上側の破線は左閾値、下側の破線は右閾値を示し、
その間が許容範囲を示す。また、一点鎖線は基準位置を
示す。図4に示すように、ウェブ20の位置は時刻t1
に左閾値において許容範囲を外れる。そこで、右変移手
段1がウェブ20を挟持する動作を行う(右ON)。こ
れによりウェブ20の位置ずれが修正され、ウェブ20
の位置は許容範囲に収まるとともに時刻t2において基
準位置に変移される。そこで、右変移手段1がウェブ2
0を開放する動作を行う(右OFF)。その後、ウェブ
20の位置は時刻t3に右閾値において許容範囲を外れ
る。そこで、左変移手段1がウェブ20を挟持する動作
を行う(左ON)。これによりウェブ20の位置ずれが
修正され、ウェブ20の位置は許容範囲に収まるととも
に時刻t4において基準位置に変移される。そこで、左
変移手段1がウェブ20を開放する動作を行う(左OF
F)。
【0045】次に、上述のウェブガイド装置を適用した
製袋装置について説明する。製袋装置の構成の一例を図
5に示す。図5において、51は供給部、52は第1加
工部、53は第2加工部、54は排出部、55は縦ヒー
トシーラ、56は横ヒートシーラ、57はダイセット、
58a,58b,58cはスリッター、59はカッター
である。供給部51は包装材料(ウェブ)の巻取体を巻
き解いて加工部に供給する部分である。ウェブは供給部
51に設けられたターンバーによって直角方向に移送方
向を変える。このターンバーはウェブの左右位置を調節
する機能を有する。
【0046】第1加工部52は中央においてウェブをス
リットするとともに、スリットによって2つに分離した
ウェブを重ね合わせ第2加工部に供給する。スリットの
位置はターンバーの位置(図5においては上下方向の位
置)によって調節することができる。図5には示してな
いが、袋の底を形成する包装材料(図6参照;後述す
る)がウェブの移送方向に対して左右の2箇所から供給
される。この材料も巻取体となっており、巻き解いて2
つに分離したウェブの間に供給される。
【0047】また、図5には示してないが、第1加工部
52と第2加工部53の間には、ウェブを貯めておくア
キュームレータが存在する。そのアキュームレータによ
って、第1加工部52においてはウェブを連続して移送
し、第2加工部53においてはウェブを間欠的に移送す
ることができる。この間欠送りされるウェブの移送方向
における停止位置は、周知の縦方向位置制御装置によっ
て行われる。また、ウェブの移送方向に対して直角方向
の停止位置は、本発明のウェブガイド装置によって行わ
れる(図2参照;後述する)。
【0048】第2加工部53は、縦ヒートシーラ55、
横ヒートシーラ56、ダイセット57、スリッター58
a,58b,58c、カッター59により構成される。
第2加工部53において、まず、縦ヒートシーラ55に
より、上下に重ね合わされて2重となっているウェブの
両側の辺の部分において縦方向にヒートシールが行われ
る。これにより2重のウェブは一体化する。次に、横ヒ
ートシーラ56により、2重のウェブの所定の位置にお
いて横方向にヒートシールが行われる。次に、ダイセッ
ト57により2重のウェブの所定の位置において所定の
形状の打ち抜き加工が行われる。なお、図5は底材を有
する袋の製造装置を示しているが、本発明のウェブガイ
ド装置がこの底材の有無や、その他のシール形状、カッ
ト形状、等に限定されず各種形態のウェブに対して適用
できることは言うまでもないことである。
【0049】このような加工が行われた包装材料(ウェ
ブ)の状態を図6に示す、図6(A)は上方から見たウ
ェブを示す、図6(B)はウェブの断面形状を示す。図
6にに示すウェブにおいて、61a,61bは底包装
材、62は表包装材、63は裏包装材、65a,65b
は縦ヒートシール部、66a,66b,66cは横ヒー
トシール部、67a,67b,67cは打抜加工部であ
る。また、68a,68b,68cはこれからスリッタ
ー58a,58b,58cによってスリットが行われる
スリッター位置を示している。
【0050】図6(A)において、打抜加工部67a,
67b,67cには、各々3つの打ち抜き孔が形成され
ている。その内の2つは袋を開け易くするための切り口
となるノッチの打ち抜き孔である。また、図6(B)に
おいて、表包装材62と裏包装材63が上下に重ね合わ
されて2重となっているウェブである。底包装材61
a,61bはその2重のウェブの両側の辺の部分に供給
され、その部分おいて縦ヒートシーラ55により縦方向
にヒートシールが行われる。図6(B)においては、表
包装材62と裏包装材63に対して底包装材61a,6
1bが離れているが、構成を分かり易くするためであ
り、実際は両側の辺に近い部分でヒートシールが行われ
ている。
【0051】図6に示す加工が行われたウェブにおい
て、左右方向の位置合わせが特に重要となる加工は、縦
ヒートシール部65a,65b、打抜加工部67a,6
7b,67cと、スリッター位置68a,68b,68
cである。左右方向の位置合わせの精度が良くない場合
には、縦ヒートシール部65a,65bにおいては、袋
の底部分のシール不良の原因となる。また、打抜加工部
67a,67b,67cにおいては、ノッチ位置の不良
の原因となる。また、スリッター位置68a,68b,
68cにおいては、袋の高さ寸法不良の原因となる。し
たがって、製袋装置において、この第2加工部にウェブ
ガイド装置を適用すると特に効果的である。
【0052】図5に戻り、製袋装置について構成の説明
を続ける。ダイセット57により2重のウェブの所定の
位置において所定の形状の打ち抜き加工が行われた後、
次に、スリッター58a,58b,58cにより2重の
ウェブの中央の位置においてスリットが行われる。次
に、カッター59により2重のウェブの所定の位置にお
いて横方向に切断が行われる。この切断により2重のウ
ェブは個々の袋に分離される。分離された袋は、排出部
54に積み重ねられ、所定の量が積み重ねられると、た
とえば、ダンボール箱に詰められた上で倉庫に保管され
る。図5に示す一例においては、加工される袋は3つの
辺がシールされ、1つの辺が開放となっている。すなわ
ち、3方シールと呼ばれる加工が行われている。
【0053】図5に示すような製袋装置の第2加工部に
ウェブガイド装置を適用した一例を図7に示す。図7に
おいて、20は包装材料(ウェブ)、21は右変移手段
の押ローラ、22は左変移手段の押ローラ、56は横ヒ
ートシーラ、58a,58b,58cはスリッター、7
1は第2加工部のインフィードローラ、72は第2加工
部のアウトフィードローラ、73は分離された小切れの
袋である。
【0054】図7に示すように、第2加工部において
は、ウェブ20は、インフィードローラ71とアウトフ
ィードローラ72によって挟持されて移送される。その
インフィードローラ71とアウトフィードローラ72の
間(ほぼ中間)にウェブガイド装置が設けられている。
インフィードローラ71とアウトフィードローラ72の
間隔が短い場合には、それらによって挟持されたウェブ
20は、左右方向に変移し難いが、一度変移するとその
修正も困難である。そのような場合にウェブガイド装置
をほぼ中間に設けることによってウェブ20の左右方向
の制御を効果的に行うことができる。
【0055】また、第2加工部には多数の加工部が存在
する。図7に示す第2加工部には横ヒートシーラ56と
スリッター58a,58b,58cだけが示されている
が、実際は、その他の多数の加工部が存在する。図7に
示すように、本発明のウェブガイド装置において、第2
加工部に設ける部分は極めて寸法が小さい。すなわち、
設置スペースが小さくて済み、設置上の制約が極めて小
さい。したがって、右変移手段の押ローラ21と左変移
手段の押ローラ22を理想的な位置に配置することがで
きる。すなわち、最も左右方向の位置合わせ精度を必要
とする、横ヒートシーラ56の直後、ダイセットとスリ
ッター58a,58b,58cの直前に配置することが
できる。
【0056】次に、本発明のウェブガイド装置におい
て、制御手段がローラ角度調節手段および挟持圧調節手
段を操作する構成について説明する。ローラ角度調節手
段は、押ローラと受ローラの回転軸方向がウェブの左右
方向に対して所定の角度となるように調節する。また、
挟持圧調節手段は押ローラと受ローラによってウェブを
挟持する挟持圧を調節する。これらローラ角度調節手段
と挟持圧調節手段は、前述における説明では、制御手段
によって操作するものか手動操作するものかを明示して
いない。次に説明する本発明のウェブガイド装置におい
ては、ウェブガイド装置の制御手段がローラ角度調節手
段および挟持圧調節手段を操作する。
【0057】本発明のウェブガイド装置における構成の
一例を図8と図9に示す。図8は斜視図であり、図9は
正面図である。図8、図9において、20はウェブ、8
1a、81bはエアーシリンダー、82a、82bは上
コロ固定ブラケット、83a、83bは上コロ(押ロー
ラ)、84a、84bは下コロ(受ローラ)、85a、
85bはモータ、86a、86bは減速機、87a、8
7bは固定フレーム、88a、88bは回転フレーム、
89はフレームである。
【0058】フレーム89は、通常はウェブガイド装置
を取り付ける製袋装置のフレームであるが、ウェブガイ
ド装置そのものの主フレームであってもよい。固定フレ
ーム87a、87bはこのフレーム89に固定されてい
る。また、減速機86a、86b付のモータ85a、8
5bは固定フレーム87a、87bに固定されている。
これらのものはウェブガイド装置の非可動部分である。
【0059】それらの非可動部分に対して、回転フレー
ム88a、88bと、それに支持されているものはウェ
ブガイド装置の可動部分である。回転フレーム88a、
88bは減速機86a、86bの回転軸に支持されてお
り、モータ85a、85bを駆動しその回転軸を回転す
ることにより所望の回転角度とすることができる。これ
らモータ85a、85b、減速機86a、86b、回転
フレーム88a、88bから成る部分がローラ角度調節
手段である。モータ85a、85bとしては、回転角度
を制御できるように、サーボモータ、ステップモータ、
等が適する。また、減速機86a、86bとしては、遊
びのないハーモニックドライブ等が適する。
【0060】エアシリンダ81a、81bは回転フレー
ム88a、88bに固定されている。エアシリンダ81
a、81bの空気圧は電気的に制御可能なレギュレータ
(空気圧力調整器)によって制御可能となっている。そ
のレギュレータが挟持圧調節手段である。そのエアシリ
ンダ81a、81bの可動ロッドによって上コロ固定ブ
ラケット82a、82bが支持されている。また、その
上コロ固定ブラケット82a、82bには上コロ83
a、83bが回転自在に支持されている。一方、下コロ
84a、84bは回転フレーム88a、88bに回転自
在に支持されている。
【0061】この構成により、上コロ83aと下コロ8
4aは回転フレーム88aと一体で回転し、常に上コロ
83aの回転軸と下コロ84aの回転軸を平行とするこ
とができる。またその状態で、エアシリンダ81aを操
作して上コロ83aを下コロ84aに対して押圧と開放
の2つの位置に変移させることができる。同様に、上コ
ロ83bと下コロ84bは回転フレーム88bと一体で
回転し、常に上コロ83bの回転軸と下コロ84bの回
転軸を平行とすることができる。またその状態で、エア
シリンダ81bを操作して上コロ83bを下コロ84b
に対して押圧と開放の2つの位置に変移させることがで
きる。
【0062】制御手段(図示せず)は、ウェブ20の横
方向における所定の位置からの変移量(蛇行量)を入力
し、その変移量に基づいてローラ角度調節手段と挟持圧
調節手段を操作するための操作量を生成する。ローラ角
度を制御する場合の動作について説明する。まず、左右
の変移手段ともウェブを挟み込み、角度をゼロ点にセッ
トし制御を開始する。そのとき挟持圧は一定の圧力に調
整しておく。ウェブ20のエッジ位置の目標値に対する
偏差を検出し、その偏差に応じてローラ角度調節手段を
操作し、その偏差に応じたローラ角度とする。一定時間
後、偏差およびその偏差の時間変化を測定し、その偏差
に応じてローラ角度調節手段を操作し、その偏差に応じ
たローラ角度とする。この動作を繰り返し、偏差が許容
範囲内となったら、角度を保持する。
【0063】次に、挟持圧を制御する場合の動作につい
て説明する。まず、左右の変移手段ともウェブを挟み込
み、挟持圧をゼロ点にセットし制御を開始する。そのと
きローラ角度は一定の角度に調整しておく。ウェブ20
のエッジ位置の目標値に対する偏差を検出し、その偏差
に応じて挟持圧調節手段を操作し、その偏差に応じた挟
持圧とする。一定時間後、偏差およびその偏差の時間変
化を測定し、その偏差に応じて挟持圧調節手段を操作
し、その偏差に応じた挟持圧とする。この動作を繰り返
し、偏差が許容範囲内となったら、挟持圧を保持する。
【0064】次に、ローラ角度と挟持圧をともに制御す
る場合の動作について説明する。まず、左右の変移手段
ともウェブを挟み込み、ローラ角度と挟持圧をゼロ点に
セットし制御を開始する。ウェブ20のエッジ位置の目
標値に対する偏差を検出し、その偏差に応じてローラ角
度調節手段と挟持圧調節手段を操作し、その偏差に応じ
たローラ角度、挟持圧とする。一定時間後、偏差および
その偏差の時間変化を測定し、その偏差に応じてローラ
角度調節手段と挟持圧調節手段を操作し、その偏差に応
じたローラ角度、挟持圧とする。この動作を繰り返し、
偏差が許容範囲内となったら、ローラ角度、挟持圧を保
持する。この制御動作において、偏差に応じて動作する
側の変移手段の挟持圧を高圧にし、動作しない側の変移
手段の挟持圧を低圧とすると良好な制御特性を得ること
ができる。
【0065】製袋装置にウェブガイド装置を適用した一
例を図10に示す。図10に示す製袋装置においては、
第2加工部の上流に設けられたニップローラである上流
ニップ110aと中流に設けられたニップローラである
中流ニップ110bと下流に設けられたニップローラで
ある下流ニップ110bを有する。上流ニップ110a
と中流ニップ110bとの間のニップローラ間120a
において縦シールが行なわれ、中流ニップ110bと下
流ニップ110bとの間のニップローラ間120bにお
いて横シールとスリットが行われる。図10に示す製袋
装置の構成は図5に示す製袋装置の構成と基本的には同
一であるから構成の詳細については説明を省略する。
【0066】図10に示すように、巻取体101から供
給されるウェブは第1加工部を経て、1/2幅で2枚重
ねのウェブとなる。そのウェブは第2加工部においては
間欠移送される。ニップローラ間120aにおいて縦シ
ールが行われるが、この部位においてウェブの横方向の
変移(蛇行)が起き易い。そこで中流ニップ110bの
直近の上流位置においてウェブガイド装置を適用する。
またニップローラ間120bにおいて横シールとスリッ
トが行われるが、この部位においてもウェブの横方向の
変移(蛇行)が起き易い。そこで下流ニップ110bの
直近の上流位置においてもウェブガイド装置を適用す
る。この2個所にウェブガイド装置を適用することによ
り効率的で高精度のウェブガイドを行なうことができ
る。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係るウ
ェブガイド装置によれば、設置スペースが小さくて済
み、設置上の制約が極めて小さいウェブガイド装置が提
供される。また本発明の請求項2に係るウェブガイド装
置によれば、ウェブの横方向の位置ずれに応じた位置調
整を自動で行うことができる。また本発明の請求項3に
係るウェブガイド装置によれば、機械的な剛性が小さい
ウェブであっても皺が発生しない。また本発明の請求項
4に係るウェブガイド装置によれば、右変移手段および
左変移手段は押ローラと受ローラとによって構成され、
いずれを着位置とするかでウェブの位置をいずれかの方
向に変移させることができる。また本発明の請求項5に
係るウェブガイド装置によれば、ウェブの位置を変移さ
せる方向およびその大きさを調節することができる。ま
た本発明の請求項6に係るウェブガイド装置によれば、
右変移手段および左変移手段は空気圧シリンダによる押
ローラの変移により駆動される。また本発明の請求項7
に係るウェブガイド装置によれば、挟持圧調節手段によ
り押ローラと受ローラがウェブを挟持する挟持圧が調節
される。また本発明の請求項8に係るウェブガイド装置
によれば、ウェブに印刷された絵柄に対する位置合わせ
を行うことができる。また本発明の請求項9に係るウェ
ブガイド装置によれば、幅方向に伸縮し易いウェブにお
いても正確な位置合わせを行うことができる。また本発
明の請求項10に係るウェブガイド装置によれば、制御
手段が操作量を連続的に変化することができハンチング
を回避することができる。また本発明の請求項11に係
るウェブガイド装置によれば、ウェブの表面状態に影響
されず安定した制御を行なうことができる。また本発明
の請求項12に係るウェブガイド装置によれば、ハンチ
ングを回避することができるとともにウェブの表面状態
に影響されず安定した制御を行なうことができる。
【0068】また本発明の請求項13に係る製袋装置に
よれば、設置スペースが小さくて済み、設置上の制約が
極めて小さいウェブガイド装置が適用された製袋装置が
提供される。また本発明の請求項14に係る製袋装置に
よれば、位置ずれが生じ易い上に位置合わせが困難な間
欠送りの加工部に対してウェブガイド装置を適用した製
袋装置が提供される。また本発明の請求項15に係る製
袋装置によれば、二重にウェブガイド装置を設けること
で、より安定したウェブガイドが行われる製袋装置が提
供される。また本発明の請求項16に係る製袋装置によ
れば、ニップローラの直近の上流位置にウェブガイド装
置を設けることで、より安定したウェブガイドが行われ
る製袋装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェブガイド装置における構成の一例
を示す図である。
【図2】ウェブに対する押ローラと受ローラの位置関係
を示す図である。
【図3】本発明のウェブガイド装置における制御過程を
示すフロー図である。
【図4】制御下におけるウェブの位置変化をの一例示す
図である。
【図5】製袋装置の構成の一例を示す図である。
【図6】加工が行われた包装材料(ウェブ)の状態を示
す図である。
【図7】製袋装置の加工部にウェブガイド装置を適用し
た一例(その1)を示す図である。
【図8】本発明のウェブガイド装置における構成の一例
を示す斜視図である。
【図9】本発明のウェブガイド装置における構成の一例
を示す正面図である。
【図10】製袋装置の加工部にウェブガイド装置を適用
した一例(その2)を示す図である。
【符号の説明】
1 右変移手段 2 左変移手段 3,4 空気圧シリンダ 5,6 電磁弁 7 空気圧力調節器 8 圧縮空気タンク 9 撮像手段 10 エッジ検出手段 11 データ処理手段 12 シーケンサ 20 ウェブ 21 右変移手段1の押ローラ 22 左変移手段2の押ローラ 51 供給部 52 第1加工部 53 第2加工部 54 排出部 55 縦ヒートシーラ 56 横ヒートシーラ 57 ダイセット 58a,58b,58c スリッター 59 カッター 61a,61b 底包装材 62 表包装材 63 裏包装材 65a,65b 縦ヒートシール部 66a,66b,66c 横ヒートシール部 67a,67b,67c 打抜加工部 68a,68b,68c スリッター位置 71 第2加工部のインフィードローラ 72 第2加工部のアウトフィードローラ 73 分離された小切れの袋 81a、81b エアーシリンダー 82a、82b 上コロ固定ブラケット 83a、83b 上コロ(押ローラ) 84a、84b 下コロ(受ローラ) 85a、85b モータ 86a、86b 減速機 87a、87b 固定フレーム 88a、88b 回転フレーム 89 フレーム 101 巻取体 110a 上流ニップ 110b 中流ニップ 110c 下流ニップ 120a,120b ニップローラ間 130a 上流制御位置 130b 下流制御位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野瀬 宏明 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 山崎 慎一郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 笠原 孝宏 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 村瀬 武文 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 常世田 洋 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E075 AA22 BA46 CA02 DA14 DA17 DA22 DA32 DB03 DB12 DD13 DD42 DD46 GA01 3F104 AA03 BA04 CA01 CA11 CA28 CA36 GA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブの移送方向に対して右方向に前記ウ
    ェブの位置を変移する右変移手段と、 前記ウェブの移送方向に対して左方向に前記ウェブの位
    置を変移する左変移手段と、 を有することを特徴とするウェブガイド装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のウェブガイド装置におい
    て、前記ウェブの左右方向の位置を検出する左右位置検
    出手段と、 前記左右位置検出手段が検出した検出位置が目標位置と
    なるように前記右変移手段と前記左変移手段を制御する
    制御手段と、 を有することを特徴とするウェブガイド装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のウェブガイド装置
    において、前記右変移手段は前記ウェブの移送方向に対
    して前記ウェブの右側辺部において前記位置を変移し、
    前記左変移手段はウェブの移送方向に対して前記ウェブ
    の左側辺部において前記位置を変移することを特徴とす
    るウェブガイド装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載のウェブガイド装置にお
    いて、前記右変移手段および前記左変移手段は、前記ウ
    ェブを挟持する着位置と前記ウェブを開放する脱位置の
    2つの位置に変移可能な押ローラと、前記着位置におい
    て前記押ローラを所定の位置で受け止める受ローラとか
    ら構成されることを特徴とするウェブガイド装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のウェブガイド装置におい
    て、前記押ローラと前記受ローラの回転軸方向が前記ウ
    ェブの左右方向に対して所定の角度を有すように調節す
    るローラ角度調節手段を有することを特徴とするウェブ
    ガイド装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載のウェブガイド装置
    において、前記押ローラの変移は空気圧シリンダによっ
    て行われることを特徴とするウェブガイド装置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6のいずれかに記載のウェブガ
    イド装置において、前記押ローラと前記受ローラによっ
    てウェブを挟持する挟持圧を調節する挟持圧調節手段を
    有することを特徴とするウェブガイド装置。
  8. 【請求項8】請求項2〜7のいずれかに記載のウェブガ
    イド装置において、前記左右位置検出手段は、ウェブに
    印刷された絵柄の所定のタイミングにおける位置から前
    記ウェブの左右位置を検出することを特徴とするウェブ
    ガイド装置。
  9. 【請求項9】請求項2〜7のいずれかに記載のウェブガ
    イド装置において、前記左右位置検出手段は、ウェブの
    エッジ位置から前記ウェブの左右位置を検出することを
    特徴とするウェブガイド装置。
  10. 【請求項10】請求項4〜9のいずれかに記載のウェブ
    ガイド装置において、前記制御手段は前記ローラ角度調
    節手段を操作することにより、前記左右位置検出手段が
    検出した検出位置が目標位置となるように制御すること
    を特徴とするウェブガイド装置。
  11. 【請求項11】請求項4〜9のいずれかに記載のウェブ
    ガイド装置において、前記制御手段は前記挟持圧調節手
    段を操作することにより、前記左右位置検出手段が検出
    した検出位置が目標位置となるように制御することを特
    徴とするウェブガイド装置。
  12. 【請求項12】請求項4〜9のいずれかに記載のウェブ
    ガイド装置において、前記制御手段は前記ローラ角度調
    節手段と前記挟持圧調節手段の両者を操作することによ
    り、前記左右位置検出手段が検出した検出位置が目標位
    置となるように制御することを特徴とするウェブガイド
    装置。
  13. 【請求項13】ウェブガイド装置を有する製袋装置であ
    って、前記ウェブガイド装置は、 ウェブの移送方向に対して右方向に前記ウェブの位置を
    変移する右変移手段と、 前記ウェブの移送方向に対して左方向に前記ウェブの位
    置を変移する左変移手段と、 を有することを特徴とする製袋装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の製袋装置において、前
    記製袋装置は前記ウェブが間欠送りされるシール部とス
    リッター部とを有し、前記ウェブガイド装置は前記シー
    ル部と前記スリッター部の中間に設けられることを特徴
    とする製袋装置。
  15. 【請求項15】請求項13記載の製袋装置において、前
    記製袋装置は前記ウェブが間欠送りされる縦シール部と
    横シール部とスリッター部とを有し、前記ウェブガイド
    装置は前記縦シール部と前記横シール部の中間および前
    記横シール部と前記スリッター部の中間に設けられるこ
    とを特徴とする製袋装置。
  16. 【請求項16】請求項13記載の製袋装置において、前
    記製袋装置は前記ウェブが間欠送りされる縦シール部と
    横シール部とスリッター部において複数のニップローラ
    を有し、前記ウェブガイド装置は前記ニップローラの直
    近の上流位置に設けることを特徴とする製袋装置。
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