JP2000263436A - ワ−クに対する砥石の切り込み開始点位置決め方法および研削装置 - Google Patents

ワ−クに対する砥石の切り込み開始点位置決め方法および研削装置

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JP2000263436A
JP2000263436A JP11067774A JP6777499A JP2000263436A JP 2000263436 A JP2000263436 A JP 2000263436A JP 11067774 A JP11067774 A JP 11067774A JP 6777499 A JP6777499 A JP 6777499A JP 2000263436 A JP2000263436 A JP 2000263436A
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Kazuo Watanabe
一雄 渡辺
Masao Arai
正雄 新井
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Okamoto Machine Tool Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触方法による砥石の切り込み開始点自
動検出機構の提供 【解決手段】 水平方向に移動可能なテ−ブルの上に
位置するワ−クの表面に液体を供給してワ−ク表面に液
体の薄膜を形成し、該液体の薄膜の表面にカラ−識別セ
ンサの光源から光を照射しつつ、かつ、その反射光を光
ファイバ−に集光して光の色成分を認識してその値Eを
CPUの演算部に送信しつつ、ワ−ク表面に対し垂直方
向に設けられた昇降可能な回転砥石をワ−ク表面に下降
させ、回転する砥石がワ−クに近づくにつれてワ−ク表
面に形成された液体の薄膜に空気が巻き込まれて細かい
気泡を液体の薄膜内部に生じさせ、前記光の色成分の値
Eが予めCPUの記憶部に気泡を内部に生じた液体の薄
膜の光の色成分の値Eoとなったときの砥石のワ−クに
対する位置を砥石の切り込み開始点とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削装置における
ワ−クに対する砥石の切り込み開始点を、砥石をワ−ク
に接することなく決める方法および該方法を実施する研
削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モ−タ−にて回転させた円盤状の砥
石車をワ−ク(被加工物)の上方から所望の切り込み量
の研削を行なう平面研削装置は、その切り込み開始点を
決めるために作業者が砥石とワ−ク間の隙間の距離を
見ながら手動パルス発生器を回転しながらまたはジョグ
ボタンを押しながら砥石をワ−クに接近させ、つい
で、作業者が砥石とワ−ク間の隙間の距離を見ながらハ
ンドルを回転しながらまたはジョグボタンを押しながら
前記工程の砥石の下降速度よりは遅い速度で砥石をワ−
クに接近させ、わずかな火花が飛んだ位置または切削
水の変化した状態の位置を切り込み開始点と認識して行
なっている。
【0003】この作業は、NC機の場合は、1度この作
業をしてワ−クに対する砥石の切り込み開始点位置を決
定すると、後は自動で行なうことができる。しかしなが
ら、この開始点の認識作業は作業者の勘と経験に基づい
て行なわざるを得ず、ワ−クの加工形状や材質によって
条件が変わるため、熟練工の技が要求され、習熟には長
期間を要する。
【0004】また、この作業は、ワ−クに砥石をおそる
おそる接近させ、砥石とワ−クの距離が遠いところを開
始点として微細切り込みを開始すると加工に長時間要す
る。逆に、砥石を思い切り速いスピ−ドで近ずけると砥
石がワ−クに激しく衝突して砥石車が破損したり、ワ−
クに研削では除去できないダメ−ジを与えたりする。そ
れゆえ、この砥石切り込み開始点の決定作業は作業者が
一番嫌う作業であった。
【0005】この砥石切り込み開始点決定を機械化作業
することが提案された。例えば、実開昭63−1103
71号公報はテ−ブル上に取り付けられたワ−クの上面
と、回転する砥石の加工面との距離を非接触で計測する
距離センサを砥石の安全保護カバ−に敷設した平面研削
装置を、特開平2−198768号公報はテ−ブル上の
マグネットテ−ブル近傍に空気吐出部を設け、該空気吐
出部の空気出口からエアマイクロメ−タ−の空気を吐出
させ、この吐出空気に砥石の検査工面を近ずけ、エアマ
イクロメ−タ−における供給空気圧の変化により空気吐
出部に対する砥石の研削面の位置を検出するようにした
砥石切り込み開始点非接触検出方法が開示されている。
しかしながら、これらの砥石切り込み開始点非接触検出
方法は、砥石の研削面とワ−クの被研削面との間隔を直
接検出するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非接触方法
であって、砥石の研削面とワ−クの被研削面との間隔を
直接検出できる砥石切り込み開始点決定方法の提供およ
び該非接触検出方法を実施できる研削装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、水平方向に移
動可能なテ−ブルの上に位置するワ−クの表面に液体を
供給してワ−ク表面に液体の薄膜を形成し、該液体の薄
膜の表面にカラ−識別センサの光源から光を照射しつ
つ、かつ、その反射光を光ファイバ−に集光して光の色
成分を認識してその値EをCPUの演算部に送信しつ
つ、ワ−ク表面に対し垂直方向に設けられた昇降可能な
回転砥石をワ−ク表面に下降させ、回転する砥石がワ−
クに近づくにつれてワ−ク表面に形成された液体の薄膜
に空気が巻き込まれて細かい気泡を液体の薄膜内部に生
じさせ、前記光の色成分の値Eが予めCPUの記憶部に
気泡を内部に生じた液体(研削液)の薄膜の光の色成分
の値Eoとなったときの砥石のワ−クに対する位置を砥
石の切り込み開始点とする方法を提供するものである。
【0008】予め、ワ−クに対する砥石の切り込み開始
点距離におけるカラ−識別センサによる微細な気泡を含
む液体(研削液)薄膜のカラ−値Eo(デジタル数値)
を測定し、これをCPUの記憶部ROMに入力しておけ
ば、以降の砥石の切り込み開始点はカラ−識別センサが
識別した液体薄膜のデジタル値EがEoとなったときと
自動的に決められる。
【0009】本発明はまた、ワ−クを載せる水平方向に
移動可能なテ−ブル、前記テ−ブルの表面に対し垂直方
向に設けられた昇降可能な回転砥石、前記砥石と一緒に
昇降可能であり、かつ、前記テ−ブル上に載せられたワ
−クの表面に液体を供給するノズル、ワ−クの表面に供
給された液体の薄膜の表面に光源から光を照射し、か
つ、その反射光を光ファイバ−に集光して光の色成分を
認識するカラ−識別センサ、カラ−識別センサから送信
されてきた色成分値Eと予め記憶部に入力されている色
成分値Eoとを比較する演算部、および砥石の昇降を停
止する指令を発信する制御部を有する研削装置を提供す
るものである。前記砥石切り込み開始点の非接触検出方
法を実施できる平面研削装置を提供する。
【0010】本発明はさらに、前記平面研削装置は、カ
ラ−識別センサより送信されてきた光の色成分値がE=
Eoとなった際のワ−クに対する砥石の位置を砥石切り
込み開始点位置と記憶する記憶部と、砥石の切り込み開
始点位置検出On−Offスウィッチと、該スウィッチ
がOnのときは砥石ジョグボタンまたは手動パルス発生
器の機能が無効となるので砥石の昇降が不可能となり、
該スウィッチがOffのときは砥石ジョグボタンまたは
手動パルス発生器の機能が有効であり砥石の昇降が可能
となり砥石によるワ−クの切り込みが行なわれる砥石上
下切り込み手動パルス発生器またはボタンスウィッチを
具備することを特徴とする。
【0011】砥石の切り込み開始点位置検出On−Of
fスウィッチがOnのときは砥石ジョグボタンまたは手
動パルス発生器の機能が無効となるので、作業者が引続
き手動パルス発生器を回転させたり、または砥石ジョグ
ボタンを押しても砥石車は停止したまま、またはハンド
ルは空回転となり、切り込みは行なわれない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を更に
詳細に説明する。図1は、ワ−クと砥石車と砥石切り込
み開始点検出機構との関係を示す一部を切り欠いた正面
図、図2は平面研削装置の斜視図、図3は平面研削装置
の一部を切り欠いた側面図、図4はカラ−識別センサの
斜視図、図5はカラ−識別センサのアンプ制御部のブロ
ック図、図6はアンプの制御部の詳細を示すブロック
図、図7はカラ−識別センサの入出力回路の接続図、図
8はカラ−識別センサの出力回路図、図9はカラ−識別
センサの入力回路図である。
【0013】図1、図2および図3において、1は平面
研削装置、2はワ−ク、3は砥石、4は水平方向(X軸
方向)に往復移動可能なテ−ブル、5は作業台部、6は
電磁チャック、7は前後方向(Z軸方向)に往復移動可
能なサドル、8は操作盤、8aは砥石の切り込み開始点
位置検出On−Offスウィッチ、8bは砥石上下切り
込み手動パルス発生器ボタン、9はコラム、10は砥石
ヘッド、11は砥石軸、12は砥石3を垂直方向(Y軸
方向)に移動する昇降機構、13はモ−タ−、14は螺
合体、15はネジ軸、16は軸受、17は安全保護カバ
−、18はCPU、30は研削液供給ノズル、300は
カラ−識別センサである。
【0014】円盤状の砥石3は、昇降装置12の下降に
よりワ−ク2の表面から約2mmくらいの位置に接近さ
れる。テ−ブル4上の電磁チャック6に固定されたワ−
ク2の表面に研削液を供給するノズル30は安全保護カ
バ−17の外側または内側に備えられ、砥石の下降とと
もにワ−クに近ずき、砥石の上昇とともにワ−クより遠
ざかる構造となっている。ノズル30の研削液供給角度
は砥石3の研削面3aに研削液が届くよう設計される。
【0015】ノズル30より供給された研削液はワ−ク
2上に薄膜を形成し、ワ−クと砥石間距離が約2mmの
ところまでは色彩に変化はないが、回転する砥石3がワ
−ク2に接近するにつれて薄膜内に細かい気泡を含み始
め、さらに砥石がワ−クに接近するにつれて砥石幅と略
同じ幅の細かい気泡を含んだ白色の帯状の研削液流を形
成し、この気泡の量は砥石がワ−クに接近するほど多く
なる。
【0016】カラ−識別センサ300は、光を照射(投
光)し、反射した光を光ファイバ−に集光して光の色成
分を検出するもので、登録した基準色にどれだけ近いか
を一致度として0〜999で表示するデジタルカラ−識
別センサであって、かつ、予めカラ−が識別されるワ−
ク上の研削液薄膜の色成分を基準色としてデジタル値で
カラ−識別センサに認識させ、この色成分が認識される
ときはOnの状態にLED(赤)表示し、この色成分が
認識されないときはoffの状態にLED(緑)表示で
きるものである。また、SETボタンで感度設定後、薄
膜の色むらや汚れを許容したいときもデジタル値を見な
がら調整できるものである。
【0017】かかるデジタルカラ−識別センサ300と
しては、キ−エンス(株)よりデジタルカラ−判別セン
サCZ−41、CZ−40(特開平6−241904
号)、およびアンプ301としてCZ−V1が販売され
ている。これに更に赤、青、緑の受光量を各々12bi
tでデ−タ化するA/Dコンバ−タFS01(商品名)
を内蔵させれば色成分の感度ばかりでなく、光量をも合
わせてデジタル表示可能となる。このセンサの応答時間
は300μs/1msで、出力切替は記録(登録)色と
同色成分時は出力On、登録色と異色時は出力Offの
モ−ド、または登録色と同色時は出力Off、登録色と
異色時は出力Onのモ−ドに切り替えることができる。
【0018】図4にカラ−識別センサ300の一例を示
す。カラ−識別センサは認識部であるアンプ301と光
をウエハ面に投光し、この反射光を集光する光ファイバ
ユニッド313と色成分を記録する記録部と、基準色の
色成分のデ−タを記録するOKデ−タ記録部、演算部、
および制御部を備える。アンプ301はSETボタン3
02、LEDデジタル数値表示モニタ303、出力表示
灯304、MODE切換スイッチ305、出力切換スイ
ッチ306、設定値調整キ−307、光ファイバ−30
8、レンズ309緑センサ310、青センサ311、赤
センサ312、光ファイバ313a,313bが接続さ
れるコネクタ314a,314b、シ−ケンス等の外部
機器が接続されるケ−ブル315を備える。
【0019】また、アンプ本体は、図5、図6に示す制
御部316を有している。制御部(CPU)は、OKデ
−タ(E)記憶部のROM、デ−タ書き換えのラッチ回
路部のRAMから構成されるマイクロコンピュ−タであ
る。アンプにはI/Oポ−ト317を介してケ−ブル3
15が接続されている。ケ−ブルにはシ−ケンサ等の外
部機器318が接続される。さらに制御部316にはA
/Dコンバ−タ319および増幅器(AMP)320を
介して赤色検出用のRセンサ312、緑色検出用のGセ
ンサ311、青色検出用のBセンサ310とが接続さ
れ、これらは図3に示すように一列に並置され、コネク
タ314aに配置されている。オネクタ314bの延長
部にはハロゲンランプ321が設けられ、ドライバ32
2により店頭駆動されるようになっている。
【0020】前記アンプ301に接続される光ファイバ
−ユニット313は、被検出物(研削液薄膜)wに光を
照射し、その反射光を取り込むための検出端部323を
有しており、光ファイバ313a,313bに接続され
ている。光ファイバ313bは投光用であり、コネクタ
314b内に配置されたハロゲンランプ321からの光
が導かれる。光ファイバ313aは入光用である。図7
に入出力回路の接続図を、図8に出力回路を、図9に入
力回路を示す。
【0021】砥石切り込み開始点検出:図1、図4に示
すように、安全保護カバ−17の側面に固定された検出
端部323を介してカラ−識別センサ300からワ−ク
2上の研削液薄膜w表面に投光すると、研削液薄膜から
反射した光は検出端部323からコネクタを介してセン
サ310,311,312に入光し、色が0〜999の
間の値にデジタル表示される。本発明の砥石切り込み開
始点検出方法において、一例として砥石切り込み開始点
をワ−ク表面より約0.02mmの位置とする方法を次
に記載する。
【0022】最初に操作盤8上の砥石の切り込み開始
点位置検出On−Offスウィッチ8aをOffとし、
ワ−ク表面にノズルより研削液を噴射(15〜25リッ
トル/分)しながらワ−ク表面に連続した薄膜を形成さ
せつつ、ハンドル(1回転の送り 5mm)を回転して
砥石をワ−ク表面から2mm上くらいの距離にすばやく
移動させる。ついで、手動で砥石をワ−ク表面より
0.02mm位の距離まで下降させ、気泡を含んだ研削
液の薄膜のカラ−識別センサが読み取ったカラ−値Eo
をCPUのROMに記憶させる。
【0023】このEoの値は、砥石径、砥石の回転速
度、砥石幅、研削液量、研削液供給量に依存する。Eo
値は、研削液薄膜の気泡分散の状態により若干のバラツ
キがあるときは、センサで読み取る面積を広くし、デジ
タル値をある範囲の値を持ってOKデ−タ回路(RO
M)に記憶(入力)する。例えば、3mm角の面積で3
回検出を行なってEo値が550,560、558のと
きはEo値を550〜560と入力する。ついで、砥
石をワ−ク面より後退(上昇)させ、再び操作盤8上の
砥石の切り込み開始点位置検出On−Offスウィッチ
8aをOffとし、砥石を下降させる。カラ−識別セン
サ300が読み取った研削液薄膜の色成分のデジタル値
(E)をカウンタ−で読み取り、ラッチ回路(RAM)
に送信し、前述のROMに入力された色成分のデ−タ値
Eoと、順次RAMに送信されてくる色成分のデ−タE
の値を比較し、色成分の値Eが記憶したEoの値に一致
もしくは記憶したEoの範囲の数値に達したとき、砥石
の切り込み開始点としてシ−ケンサ318より研削装置
1の操作盤8上の砥石の切り込み開始点位置検出On−
Offスウィッチ8aに伝え、スウィッチ8aの色を緑
から赤に変化させて作業者に開始点に到達したことを報
せるとともに、スイッチ8aをOnに切り替える。
【0024】ついで、切り込み速度(砥石の加工速
度)の設定を切り替え、砥石の切り込み開始点位置検出
On−Offスウィッチ8aをOffとし、ハンドルを
回転させてワ−クの切り込みを開始するか、砥石ジョグ
ボタン8bを押してワ−クの切り込みを開始する。
【0025】
【発明の効果】本発明は、非接触で砥石の切り込み開始
点を設定できるので、作業が容易であり、砥石車の破損
する機会が減少した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平面研削装置の一部を切欠いた正面図であ
る。
【図2】 平面研削装置の斜視図である。
【図3】 平面研削装置の一部を切欠いた側面図であ
る。
【図4】 カラ−識別センサの斜視図である。
【図5】 カラ−識別センサのアンプの制御部のブロ
ック図である。
【図6】 アンプの制御部の詳細を示すブロック図で
ある。
【図7】 カラ−識別センサの出入力回路の接続図で
ある。
【図8】 カラ−識別センサの出力回路図である。
【図9】 カラ−識別センサの入力回路図である。
【符号の説明】
1 平面研削装置 2 ワ−ク 3 砥石 31 研削液供給ノズル 300 カラ−識別センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に移動可能なテ−ブルの上に位
    置するワ−クの表面に液体を供給してワ−ク表面に液体
    の薄膜を形成し、該液体の薄膜の表面にカラ−識別セン
    サの光源から光を照射しつつ、かつ、その反射光を光フ
    ァイバ−に集光して光の色成分を認識してその値EをC
    PUの演算部に送信しつつ、ワ−ク表面に対し垂直方向
    に設けられた昇降可能な回転砥石をワ−ク表面に下降さ
    せ、回転する砥石がワ−クに近づくにつれてワ−ク表面
    に形成された液体の薄膜に空気が巻き込まれて細かい気
    泡を液体の薄膜内部に生じさせ、前記光の色成分の値E
    が予めCPUの記憶部に気泡を内部に生じた液体の薄膜
    の光の色成分の値Eoとなったときの砥石のワ−クに対
    する位置を砥石の切り込み開始点とする方法。
  2. 【請求項2】 ワ−クを載せる水平方向に移動可能なテ
    −ブル、前記テ−ブルの表面に対し垂直方向に設けられ
    た昇降可能な回転砥石、前記砥石と一緒に昇降可能であ
    り、かつ、前記テ−ブル上に載せられたワ−クの表面に
    液体を供給するノズル、ワ−クの表面に供給された液体
    の薄膜の表面に光源から光を照射し、かつ、その反射光
    を光ファイバ−に集光して光の色成分を認識するカラ−
    識別センサ、カラ−識別センサから送信されてきた色成
    分値Eと予め記憶部に入力されている色成分値Eoとを
    比較する演算部、および砥石の昇降を停止する指令を発
    信する制御部を有する研削装置。
  3. 【請求項3】 前記研削装置は、カラ−識別センサより
    送信されてきた光の色成分値がE=Eoとなった際のワ
    −クに対する砥石の位置を砥石切り込み開始点位置と記
    憶する記憶部と、砥石の切り込み開始点位置検出On−
    Offスウィッチと、該スウィッチがOnのときは砥石
    ジョグボタンまたは手動パルス発生器の機能が無効にな
    るので砥石の昇降が不可能となり、該スウィッチがOf
    fのときは砥石ジョグボタンまたは手動パルス発生器の
    機能が有効であり砥石の昇降が可能となり砥石によるワ
    −クの切り込みが行なわれる砥石上下切り込み手動パル
    ス発生器またはボタンスウィッチを具備することを特徴
    とする、請求項2に記載の研削装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298328A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Shunichi Nakai 光触媒活性度評価装置
CN101966690A (zh) * 2010-07-27 2011-02-09 上海瑞纽机械装备制造有限公司 光感测自动磨削探位系统及方法

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