JP2000263234A - 鋼管矢板継手の4電極自動溶接装置 - Google Patents

鋼管矢板継手の4電極自動溶接装置

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JP2000263234A
JP2000263234A JP7608299A JP7608299A JP2000263234A JP 2000263234 A JP2000263234 A JP 2000263234A JP 7608299 A JP7608299 A JP 7608299A JP 7608299 A JP7608299 A JP 7608299A JP 2000263234 A JP2000263234 A JP 2000263234A
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joint
torch
electrodes
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JP7608299A
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Masatomo Murayama
雅智 村山
Hiroyoshi Tsuyuki
浩義 津行
Toshifumi Adachi
敏文 安達
Nobuo Kitamura
信男 北村
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼管矢板継手の溶接における溶接速度の高速
化とコストダウンを実現する。 【解決手段】 鋼管矢板の長手方向に走行可能な走行台
車30にマニプレータ31を搭載し、このマニプレータ
31に4基の高速回転アーク溶接トーチ13〜16を直
線上に配置するとともに、先行の2電極13と14およ
び後行の2電極15と16によりそれぞれ1つずつの溶
融池5、6を形成するように各回転トーチを配置し、さ
らに各回転トーチには狙い位置を開先幅方向に調整する
X軸21、トーチ高さを上下方向に調整するY軸22、
トーチ角度αを調整するα軸23を設けて溶接ヘッド1
0を構成し、少なくとも第1電極13と第3電極15の
高速回転アーク式アークセンサ制御により開先自動倣い
を行いながら、本管1と継手材2の溶接継手3を溶接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管矢板の本管と
継手材を4電極2プール式にて溶接する4電極自動溶接
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼管矢板は、一般にスパイラル溶接鋼管
からなる本管と、この本管の両側に長手方向に溶接され
た継手材とから構成される。鋼管矢板の材質とサイズは
JISA5530(1983)に規定されており、また
継手の形式として、図10に示すようなP−P型、P−
T型、L−T型の3種類がある。本管1は外径500〜
2000mm、厚さ9〜25mmとなっている。
【0003】P−P型は、継手材がいずれもパイプ材2
aからなる継手であり、溶接継手がいわゆるフレア継手
3aとなることに特色がある。P−T型は、継手材がパ
イプ材2aとT型材2bからなる継手であり、L−T型
は、継手材が片側2本のL型材2cと1本のT型材2b
からなる継手である。これらはいずれも溶接継手が隅肉
継手3bとなる。P−P型、P−T型およびL−T型の
継手寸法は下記のようになっている(全てミリ寸法)。 (1)P−P型 φ165.2×9(または11) (2)P−T型 φ165.2×9(または11) T−76×85×9×9 または φ165.2×9 CT−62.5×125×6.5×9 の2種類がある。 (3)L−T型 L−75×75×9 T−125×9 または L−65×65×8 T−125×9 の2種類がある。
【0004】上記の溶接継手において要求されるビード
幅あるいは脚長寸法は、図11に示すようになってお
り、P継手の場合8mm以上のビード幅、T継手の場合
9mm以上の脚長、CTおよびL継手の場合8mm以上
の脚長が要求されている。
【0005】このような継手材に対し、従来は一般的に
2電極タンデム溶接法が用いられており、この方法は、
各電極毎に1つの溶融池を形成するという2プール方式
の溶接法である。しかし、この溶接法の一番の問題点
は、溶接速度を上げることができないことである。溶接
速度を上げようとして溶接電流を増加すると、アーク圧
力が過大となるため、P継手のフレア継手の場合はバー
ンスルー(溶接金属の落下)が発生し、T、CT、L継
手の隅肉継手の場合は溶接ビードが凸型になるからであ
る。したがって、この溶接法では溶接速度は100cm
/min程度が限界である。
【0006】また、電極数を3電極にし、全体の溶着量
を増加させる方法も試みられているが、この方法では、
溶接速度が150cm/min以上になると、第1電極
(先行電極)の溶接が良好に行えないという問題があ
る。その理由は、第1電極のアーク直下の溶接金属層の
厚さが薄くなるため、P継手のフレア継手の場合は同様
にバーンスルーが発生し、またT、CT、L継手の隅肉
継手の場合はアークが溶融池を先行し、直接未溶融の母
材に接触するため、アークが不安定となり、いわゆるス
ティキング現象が発生するからである。
【0007】特開平8−252667号公報に示された
溶接装置は、以上の問題点を解決する一つの方策ではあ
る。この溶接装置は、複数台の走行式溶接機を管軸方向
に並べて配設し、各々の走行式溶接機の溶接速度は0.
5〜0.7cm/minであるが、各台あたりの溶接長を
短くすることにより、総合的に溶接速度を上げようとす
るものである。したがって、基本的に、溶接機1台につ
き2電極であり、2プール方式である。また、運棒方式
としてウィービングまたは回転アーク方式を採用してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この溶
接装置には次のような問題点がある。 (1)150cm/min以上の溶接速度を実現するには
少なくとも3台の溶接機が必要である。いくら軽装備、
小型化を可能にした溶接機といえども個々に独立した溶
接機を複数台必要とするため設備費の上昇は免れない。 (2)高速回転アーク溶接の場合でも2電極の2プール
方式では、溶接速度を増加すると、先行電極のアーク直
下の溶融金属層の厚さが薄くなるため、上記のようにバ
ーンスルーが発生しやすくなるし、またアークが不安定
となり、スティキング現象が発生しやすくなる。 (3)ビード継ぎを要するため、その継ぎ目部に溶接欠
陥が発生しやすくなり、かつ処理に時間がかかる。 (4)充填材と称する特殊な形状の板材をフレア開先内
に挿入することによって、カットワイヤの散布を省略す
ることとしているが、このためコストアップをもたすら
すだけでなく、この充填材の安定した取付が困難であ
る。
【0009】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、鋼管矢板継手の溶接における溶接
速度の高速化とコストダウンを実現する鋼管矢板継手の
4電極自動溶接装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鋼管矢板継
手の4電極自動溶接装置は、鋼管矢板の本管と継手材に
より構成される溶接継手を、一直線上に配置した4基の
溶接トーチにより溶接する自動溶接装置であって、第1
電極と第2電極により、1つの溶融池を形成し、第3電
極と第4電極により、もう1つの溶融池を形成するよう
に4つの電極を配置し、前記4基の溶接トーチのうち、
少なくとも前記第1電極と第3電極は高速回転アーク溶
接トーチにより構成され、前記4基の溶接トーチの狙い
位置を、溶接線に対して開先幅方向に調整可能なX軸
と、前記4基の溶接トーチのトーチ高さを、溶接線に対
して上下方向に調整可能なY軸と、前記4基の溶接トー
チ並びにそれらの溶接トーチのX軸およびY軸を有する
溶接ヘッドを備えたマニプレータと、前記溶接ヘッドお
よび前記マニプレータを搭載し、鋼管矢板の長手方向に
走行可能な走行台車とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】本発明の溶接装置においては、4電極を用
い、そのうちの2電極で1プールを形成し、4電極2プ
ール式にて溶接するものである。さらに、少なくとも第
1電極と第3電極に対しては高速回転アーク式アークセ
ンサ制御を行うものである。このため、本発明は下記の
作用効果を奏する。 (1)2電極1プールずつの溶接であるので、その先行
電極と後行電極がそれぞれのアーク圧力により、電極間
の溶融金属を押し合うことになる。そのため、各電極の
直下に十分な厚さの溶接金属層が形成されるため、P継
手のフレア継手の場合にあってはバーンスルー(溶接金
属の落下)が発生しにくくなり、またT、CT、L継手
の隅肉継手の場合にあってはアークが安定し、スティキ
ング現象が発生しにくいものとなり、かつ、ビード形状
が平坦な良好なものとなる。 (2)少なくとも先行電極(第1、第3電極)に高速回
転アーク溶接法を採用するため、アーク圧力の分散効果
により、上記(1)と同様の効果が得られ、上記現象が
発生しにくい。 (3)さらに高速回転アークの採用により、高精度で応
答性の良い開先倣い性能が得られるため、200cm/
minを超える溶接速度でも、トーチの狙い位置が安定に
保たれるため、アンダーカットや割れ等の溶接欠陥が発
生しない。 (4)上記(1)〜(3)の効果により、従来装置より
も高い溶接電流が適用できる。
【0012】本発明において、電極数を4電極とするの
は、所定の溶接ビード断面積(ワイヤ溶着体積÷溶接速
度)を高速溶接で得るために、ワイヤ溶着体積の合計を
増加することが目的である。したがって、コストは増加
するものの、6電極3プール、8電極4プール式も可能
である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の鋼管矢板継手の4
電極自動溶接装置を示す概要図で、図2はその概略正面
図である。図1において、10は4電極からなる溶接ヘ
ッドで、そのうち先行の2電極(L1、T1)により先
行溶接ヘッド11を構成し、後行の2電極(L2、T
2)により後行溶接ヘッド12を構成している。第1電
極(L1)13と第2電極(T1)14は、1つの溶融
池を形成するように近接して配置され、第3電極(L
2)15と第4電極(T2)16は、もう1つの溶融池
を形成するように近接して配置される。これらの電極間
距離は25〜100mmの範囲内となっている。上記溶
接ヘッド10は、走行台車30上に搭載されたマニプレ
ータ31に取り付けられている。マニプレータ31は上
下および水平方向に移動可能である。
【0014】17は溶接ワイヤで、それぞれのワイヤ送
給装置18によりワイヤパック19から各電極に送給さ
れる。ワイヤ径は溶着量確保の観点から1.4〜2.0
mmが適当である。ワイヤ送給装置18はマニプレータ
31に設置されており、ワイヤパック19は走行台車3
0上に設置されている。40は各電極に対応する溶接電
源で、ケーブルベア41により走行台車30と接続され
ている。また、走行台車30には、溶接制御盤32、台
車制御盤33、冷却水循環装置34、シールドガスヘッ
ダー(図示せず)等が設置されている。35はペンダン
ト式の操作盤である。
【0015】鋼管矢板は、図2に示すように、本管1と
継手材2をあらかじめ仮付け溶接してからターニングロ
ーラ台車50上に載置される。前後2台のターニングロ
ーラ51により本管1の前後各端部を支持する。上記走
行台車30は、設定された溶接速度で鋼管矢板の長手方
向に走行する。鋼管矢板は、溶接に際し所定の継手ポジ
ションθをとるようにターニングローラ51により本管
1を回動することによりセットされる。また、上記マニ
プレータ31により左右および上下方向に溶接ヘッド1
0を移動し、後述するように各電極のトーチ角度α、狙
い位置を定めてから溶接を開始する。
【0016】図3は溶接ヘッド10の軸構成を示す概要
図である。ここでは、各電極はいずれも高速回転アーク
溶接トーチ(以下、回転トーチという)として構成され
ている。また、各溶接ヘッド11、12は、溶接ワイヤ
17の狙い位置を溶接線4に対して開先幅方向に調整可
能な電動駆動軸(X軸という)21と、トーチ高さを溶
接線4に対して上下方向に調整可能な電動駆動軸(Y軸
という)22と、溶接ワイヤ17の先端を中心にトーチ
角度α(αは溶接方向の正面から見たときの角度で、ト
ーチ軸と鉛直線とのなす角度である。)を調整可能な電
動駆動軸(α軸という)23により構成されている。な
お、以下の説明において、電極の回転方向は図9に示す
ように、溶接方向に対し右回転を正回転、左回転を逆回
転としている。また、各回転トーチ13〜16の溶接方
向の前進角、後退角を示すトーチ角度βはそれぞれ所定
の角度で固定にしてある。
【0017】X軸21は、各回転トーチにそれぞれ独立
に設けてもよいが、ここでは先行2電極のL1回転トー
チ13とT1回転トーチ14に対しては共通にしてあ
る。これは、先行2電極の狙い位置を同じにしているか
らである(但し、継手タイプに応じて狙い位置は変え
る)。後行2電極に対しては、隅肉溶接の場合、L2、
T2電極の狙い位置を変える必要性もあることから、そ
れぞれ独立にX軸21を設けてある。X軸21はまた、
高速回転アークセンサによる開先自動倣いの制御軸であ
る。次に、Y軸22は、各電極とも全て独立に構成され
ている。Y軸22もまた、高速回転アークセンサにより
トーチ高さが所定の高さとなるように制御する制御軸で
ある。なお、X軸21、Y軸22の駆動機構については
図示していないが、公知のボールネジ機構を利用すれば
よい。これらのX軸21、Y軸22の制御並びに溶接ワ
イヤ17の回転速度と回転方向の制御は、前記溶接制御
盤32にて行われる。
【0018】α軸23は、例えば、円弧状ラックとピニ
オンによる電動回転機構とすることによって各回転トー
チのトーチ角度αを可変にすることができる。トーチ角
度αは継手タイプ(P、T、CT、L継手)に応じて所
定の角度に設定される。
【0019】以下、実施例について説明する。表1に示
す溶接施工条件で溶接試験を行った。
【0020】
【表1】
【0021】表1に示すように、各継手タイプについ
て、200cm/minの溶接速度で実施した。なお、図
4は本実施例における電極配置およびトーチ角度βを示
し、図5、図6は継手タイプ毎の継手ポジションθとト
ーチ角度α、ワイヤ狙い位置、ワイヤ回転方向の関係を
示す。
【0022】図7に溶接状況の一例を示す。この例は、
P継手すなわちフレア継手を溶接している状況を模式的
に示したものである。その他のT、CT、L継手の隅肉
継手を溶接する場合も同様である。なお、図7におい
て、9は溶接に先立ってフレア開先内に散布されたカッ
トワイヤである。
【0023】先行2電極の回転トーチ13と14によ
り、1つの溶融池5を形成しながら1層目の溶接ビード
7が形成されていく。また同時に、後行2電極の回転ト
ーチ15と16により、1層目の溶接ビード7上に、も
う1つの溶融池6を形成しながら2層目の溶接ビード8
が盛り付け溶接されていく。
【0024】このように、先行の2電極13、14によ
り、1つの溶融池5を形成しているので、それぞれの電
極13、14のアーク圧力により、電極間の溶融金属を
押し合うことになるため、先行電極13のアーク直下に
おける溶接金属層の厚さの減少を防止することができ
る。その結果、P継手の場合はバーンスルー(溶接金属
の落下)が発生しにくいのである。また、高速回転アー
ク溶接であるので、各電極13、14のアーク圧力の分
散効果により、上記現象をさらに発生しにくいものとす
る。したがって、溶接速度の高速化が可能となる。
【0025】高速回転アークセンサによる開先自動倣い
は、この例では、第1電極のL1回転トーチ13と第3
電極のL2回転トーチ15により実施されている。第2
電極のT1回転トーチ14は、X軸21を共通にしてい
るため、第1電極のL1回転トーチ13の開先倣い動作
に従うことになる。第4電極のT2回転トーチ16も同
様の構成としてもよい。このように、少なくとも第1電
極と第3電極は回転トーチとなっているので、精度の良
い開先自動倣いを実施できる。なお、第2電極と第4電
極はそれぞれの先行電極である第1、第3電極の開先倣
い軌跡を再生することでも実施することができる。この
場合、第2、第4電極はストリンガ溶接とすることもで
きる。
【0026】溶接試験結果は、図8にビード断面形状を
模式的に示すように、200cm/minの溶接速度で
も、溶接欠陥のない極めて良好なビード形状を呈してい
た。また、ビード幅は約9mmであった。P継手以外の
継手についても良好な結果が得られた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接装置
によれば、4電極2プール式にて溶接を実施するもの
で、しかも先行電極である第1電極と第3電極に高速回
転アーク溶接トーチを用い、かつ高速回転アーク式アー
クセンサ制御により開先自動倣いを行いながら、鋼管矢
板継手を溶接するものであるから、溶接品質を高く保ち
つつ溶接速度の高速化を達成でき、かつこれに伴うコス
トダウンの効果が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接装置を示す概要図である。
【図2】溶接装置の概略正面図である。
【図3】溶接ヘッドの軸構成を示す概要図である。
【図4】実施例における電極配置およびトーチ角度βを
示す図である。
【図5】P継手の場合における継手ポジションθとトー
チ角度α、ワイヤ狙い位置、ワイヤ回転方向の関係を示
す図である。
【図6】T、CT、L継手の場合における継手ポジショ
ンθとトーチ角度α、ワイヤ狙い位置、ワイヤ回転方向
の関係を示す図である。
【図7】P継手の溶接状況を示す図である。
【図8】溶接試験結果のビード断面形状を模式的に示す
図である。
【図9】ワイヤ回転方向を定義する図である。
【図10】鋼管矢板の継手形式を示す図である。
【図11】各継手タイプの溶接継手に要求されるビード
幅または脚長寸法を示す図である。
【符号の説明】
1 本管 2 継手材 3 溶接継手 4 溶接線 5 溶融池 6 溶融池 7 1層目の溶接ビード 8 2層目の溶接ビード 10 溶接ヘッド 11 先行溶接ヘッド 12 後行溶接ヘッド 13 第1電極(回転トーチ) 14 第2電極(回転トーチ) 15 第3電極(回転トーチ) 16 第4電極(回転トーチ) 21 X軸 22 Y軸 23 α軸 30 走行台車 31 マニプレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 敏文 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 北村 信男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4E001 AA03 BB06 BB08 BB09 CC03 CC04 DB01 DF04 DF09 EA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管矢板の本管と継手材により構成され
    る溶接継手を、一直線上に配置した4基の溶接トーチに
    より溶接する自動溶接装置であって、 第1電極と第2電極により、1つの溶融池を形成し、第
    3電極と第4電極により、もう1つの溶融池を形成する
    ように4つの電極を配置し、 前記4基の溶接トーチのうち、少なくとも前記第1電極
    と第3電極は高速回転アーク溶接トーチにより構成さ
    れ、 前記4基の溶接トーチの狙い位置を、溶接線に対して開
    先幅方向に調整可能なX軸と、 前記4基の溶接トーチのトーチ高さを、溶接線に対して
    上下方向に調整可能なY軸と、 前記4基の溶接トーチ並びにそれらの溶接トーチのX軸
    およびY軸を有する溶接ヘッドを備えたマニプレータ
    と、 前記溶接ヘッドおよび前記マニプレータを搭載し、鋼管
    矢板の長手方向に走行可能な走行台車と、を備えたこと
    を特徴とする鋼管矢板継手の4電極自動溶接装置。
JP7608299A 1999-03-19 1999-03-19 鋼管矢板継手の4電極自動溶接装置 Pending JP2000263234A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104843472A (zh) * 2015-04-27 2015-08-19 深圳山源电器股份有限公司 一种自动排片导出装置以及一种自动排片机构
JP5966107B1 (ja) * 2016-02-02 2016-08-10 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 自動溶接方法及び自動溶接装置
CN107378365A (zh) * 2017-06-08 2017-11-24 合肥职业技术学院 一种汽车管路定位焊接装置及其工艺

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