JP2000263165A - ブランク分離装置 - Google Patents

ブランク分離装置

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JP2000263165A
JP2000263165A JP11074902A JP7490299A JP2000263165A JP 2000263165 A JP2000263165 A JP 2000263165A JP 11074902 A JP11074902 A JP 11074902A JP 7490299 A JP7490299 A JP 7490299A JP 2000263165 A JP2000263165 A JP 2000263165A
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JP
Japan
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Application number
JP11074902A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Arai
荒井敏彦
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブランクの輪郭に対応するよう個別に出入りが
調節可能で、かつ水平な首振りを可能とした複数の磁気
分離器により、ブランクを1枚ずつに分離するにあた
り、積み重ね状態の悪いスタックのリフトアップにより
磁気分離器が破損するのを防ぐ。 【解決手段】基台21にフレーム25をブランク2に対
して進退可能に取り付け、その先端にアーム30,31
を上下に備えたブラケット29を装着し、アーム30,
31で磁気分離器34の上下に設けたピン32,33を
上下摺動可能に支承して、磁気分離器34を下方からの
突き上げ外力に対して上方に移動可能とし、その移動を
検知するセンサ38を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】プレス機械等へブランクを供
給するディスタックフィーダに用いられるブランク分離
装置に係わり、詳しくは複数の磁気分離器がブランクの
輪郭形状に合わせて個別に出入り及び首振りが調節可能
で、かつ下方からの突き上げ外力に対して上方に移動し
て、その破損を未然に防ぐことが出来るブランク分離装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的小さいブランク用には、図4に示
すようなブランク2の形状に合わせたプレート5の切り
欠き穴3の周囲に磁気分離器4を配置したフロータプレ
ート方式のブランク分離装置1が多く用いられてきた。
また近年は、ブランクの大型化や金型交換の自動化に併
せて、図5に示すような磁気分離器4をブランク2の輪
郭に合わせて自動的に配置する個別調節方式のブランク
分離装置6も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のいずれの方式に
おいても、多数のブランク2が積み重ねられたスタック
7が分離装置1,6の磁気分離器4の内側を下方よりリ
フター8で押し上げられるとき、スタック7が正しい位
置にセットされていないと、磁気分離器4の下面にスタ
ック7の上面が突き当たる。このときフロータプレート
方式のブランク分離装置1では、プレート5の浮き上が
りを検出してリフター8の上昇を停止させている。
【0004】しかしながら、個別調節方式のブランク分
離装置6では、個々の分離ユニット10が基台9に直交
して固定され、分離ユニット10のフレーム11は基台
9に進退自在に装着され、そのフレーム11の先端に磁
気分離器4が取り付けられているため、フロータプレー
ト方式のブランク分離装置1のようにプレート5の浮き
上がりを検出することが出来ない。このため、図6に示
すように磁気分離器4の下部にコイルばね12等からな
るタッチセンサを垂れ下げて、ブランクとの接触を検出
する方法も試みられているが、部品点数の増加と取り付
け工数を必要とするほか、接触を検知してからリフター
が停止するまで間の上昇距離を見込んで長尺の検出器を
取り付けると、次のスタック7が待機する位置をその垂
れ下がり分だけ下げる必要があり、スタック7を切り替
えたとき、最上層のブランクが磁気分離器4の磁力によ
り分離される位置まで、スタック7を上昇させるための
空打ち枚数が増加することになるので好ましくない。
【0005】本発明の目的は、積載状態が悪いスタック
がリフトの上昇時に、スタックの上面でブランクが磁気
分離器を突き上げて破損させる事故を無くすとともに、
磁気分離器の下方に何ら追加することなく、空打ちの増
加を避けることが出来るブランク分離装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、積み重ねられたブランクを下方からリ
フターで押し上げ、ブランクの輪郭に対応するよう個別
に出入りが調節可能で、かつ水平な首振りを可能とした
複数の磁気分離器により、ブランクを1枚ずつに分離す
るブランク分離装置において、基台にフレームをブラン
クに対して進退可能に取り付け、そのフレームの先端に
アームを上下に備えたブラケットを装着し、それらのア
ームで磁気分離器の上下に設けたピンを支承するととも
に、磁気分離器を下方からの突き上げ外力に対し上方に
移動可能に支持し、かつその移動を検知するセンサを備
えた構成とする。
【0007】上記の発明において、アームにピンを上下
方向に摺動可能に支承し、磁気分離器を上方に移動可能
に支持したり、或いはフレームの先端にブラケットを上
下方向に摺動可能に装着し、磁気分離器を上方に移動可
能に支持する構成としてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1から図3に、本発明における
ブランク分離装置の実施例を示す。図1及び図2は、本
発明の第1実施例を示す。図1はブランク分離装置の分
離ユニット20の断面図である。基台21上の基板22
上にシリンダ23が取り付けられ、そのピストン24の
先端はフレーム25の後端26と連結されている。フレ
ーム25は基板22の上部に配設されたスライドガイド
27で支持されており、ピストン24の移動により進退
する。フレーム25の先端28には上下にアーム30,
31を備えたブラケット29が装着され、アーム30,
31間に磁気分離器34が挿設されている。
【0009】図1の一部を拡大した図2に示すように、
磁気分離器34の上下にはピン32,33が設けられて
いて、そのピン32,33はそれぞれ軸受け35,36
を介してブラケット29の上下のアーム30,31で支
承されている。このため、磁気分離器34は、そのピン
32,33の摺動により上下のアーム30,31間を上
下方向に移動可能で、かつ水平方向に首振り可能で図示
しない機構により所定角度に固定出来るようになってい
る。また上部のピン32の上端部にはドッグ37が設け
られ、このドッグ37の移動を検知する近接スイッチ型
のセンサ38が上部のアーム30の上面に埋設されて常
態時にはオンとなっている。
【0010】したがって、磁気分離器34が突き上げ外
力により、図2で二点鎖線で示したように上方に移動す
ると、ドッグ37とセンサ38との間隔が開いて近接ス
イッチがオフとなり、その信号により図示しないリフト
の上昇が停止するので、高価な磁気分離器34を破損さ
せることがない。なお、ドッグ37とセンサ38は固定
部位と移動部位と間に設ければよく、設置位置は上述の
位置に限定されるものではない。
【0011】このような分離ユニット20は、図5に示
した分離ユニット10と同様に、分離しようとするブラ
ンク2の端面を囲むように配置される。なお、図5に示
したブランク2は長方形のため長い2辺にのみ分離ユニ
ット10が配置されているが、4辺に配置してもよく、
またブランクの輪郭に対応するように分離ユニットの磁
気分離器を個別に進退させたり或いは水平に首振りさせ
る場合もある。さらに、配置したすべての分離ユニット
の磁気分離器を機能させる必要もない。
【0012】図3は本発明の第2実施例を示す。図3は
別の分離ユニット40の一部を示す断面図である。分離
ユニット40は第1実施例の分離ユニット20とは基本
的には類似するものであり、変更点のみを説明する。フ
レーム25の先端28はスライドガイド41を介してブ
ラケット42と連結されていて、ブラケット42の上下
にはそれぞれアーム43,44を備えている。そして、
アーム43,44間に磁気分離器45が挿設されてい
る。
【0013】磁気分離器45の上下にはピン46,47
が設けられていて、そのピン46,47はそれぞれ軸受
け48,49を介してブラケット42の上下のアーム4
3,44で支承されている。このため、磁気分離器45
が下方より突き上げ外力を受けると、ブラケット42が
摺動してフレーム25に対して上方向に移動出来るよう
になっている。ブラケット42が上昇するとブラケット
の上端のドッグ50が、フレーム25に備えた近接スイ
ッチ型のセンサ51が非動作を検出して信号を送りリフ
ターの上昇を停止させるので、磁気分離器45を破損さ
せることがない。
【0014】磁気分離器が下方より突き上げ外力を受け
たとき、磁気分離器を上方に移動させる機構としては、
上述の各実施例で示した機構のほか、例えばブラケット
の上側のアームのみをブラケットに対して上方に摺動さ
せる機構等も採用することが出来る。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、積み重ね状態が悪いスタックがリフターで押
し上げられたときに磁気分離器を破損する事故を未然に
防ぐことが出来る。また、磁気分離器の下部に突起物を
追加しないため、スタックの待機位置を変更する必要が
なく、ブランクの空打ち枚数の増加を避けることが出
来、生産性の向上につながり、部品点数も少なく、コス
トも低く出来る。さらに、磁気分離器の破損事故が防げ
るので、磁気分離器をブランクに近接して設置すること
が出来るので、分離性能の向上やブランク搬送精度の向
上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブランク分離装置の
分離ユニットの断面図
【図2】図1の要部を示す断面図
【図3】本発明の第2実施例を示すブランク分離装置の
分離ユニットの要部を示す断面図。
【図4】従来のブランク分離装置の平面図(a)と側面
図(b)
【図5】従来のブランク分離装置の平面図(a)と側面
図(b)
【図6】従来のブランク分離装置の要部を示す断面図
【符号の説明】
1はブランク分離装置、2はブランク、3は切り欠き
穴、4は磁気分離器、5はプレート、6はブランク分離
装置、7はスタック、8はリフター、9は基台、10は
分離ユニット、11はフレーム、12はコイルばね、2
0は分離ユニット、21は基台、22は基板、23はシ
リンダ、24はピストン、25はフレーム、26はフレ
ームの後端、27はスライドガイド、28はフレームの
先端、29はブラケット、30,31はアーム、32,
33はピン、34は磁気分離器、35,36は軸受け、
37はドッグ、38はセンサ、40は分離ユニット、4
1はスライドガイド、42はブラケット、43,44は
アーム、45は磁気分離器、46,47はピン、48,
49は軸受け、50はドッグ、51はセンサ、である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ねられたブランクを下方からリフタ
    ーで押し上げ、ブランクの輪郭に対応するよう個別に出
    入りが調節可能で、かつ水平な首振りを可能とした複数
    の磁気分離器により、ブランクを1枚ずつに分離するブ
    ランク分離装置において、基台にフレームをブランクに
    対して進退可能に取り付け、そのフレームの先端にアー
    ムを上下に備えたブラケットを装着し、それらのアーム
    で磁気分離器の上下に設けたピンを支承するとともに、
    磁気分離器を下方からの突き上げ外力に対して上方に移
    動可能に支持し、かつその移動を検知するセンサを備え
    たことを特徴とするブランク分離装置。
  2. 【請求項2】アームにピンを上下方向に摺動可能に支承
    し、磁気分離器を上方に移動可能に支持したことを特徴
    とする請求項1に記載のブランク分離装置。
  3. 【請求項3】フレームの先端にブラケットを上下方向に
    摺動可能に装着し、磁気分離器を上方に移動可能に支持
    したことを特徴とする請求項1に記載のブランク分離装
    置。
JP11074902A 1999-03-19 1999-03-19 ブランク分離装置 Pending JP2000263165A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6632280B2 (en) * 2000-01-31 2003-10-14 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Apparatus for growing single crystal, method for producing single crystal utilizing the apparatus and single crystal
JP2009067525A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Hitachi Zosen Fukui Corp ブランク分離装置及びブランクの分離吸着移送方法
CN105478610A (zh) * 2015-12-31 2016-04-13 平湖市品耀机器自动化有限公司 切口机送料装置

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JP2009067525A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Hitachi Zosen Fukui Corp ブランク分離装置及びブランクの分離吸着移送方法
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