JP2000263141A - 建築用板の成形方法 - Google Patents
建築用板の成形方法Info
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Abstract
用原材をロール成形装置に送り込んで、所定の長さの建
築用板を成形する方法に関するものであり、特に成形精
度を向上させること。 【解決手段】 金属帯材1にシート状の弾性材2を貼着
した建築用原材Am をロール成形機により建築用板Ap
を成形するのに、ロール成形機を構成する下部成形ロー
ルBd と上部成形ロールBu とのクリアランスcを金属
帯材1の厚さを越え且つ金属帯材1と弾性材2との総合
厚さより少なくすること。前記建築用板は弾性材の貼着
側を表面側とし、前記金属帯材1の出隅箇所曲げ部3を
成形するロール段部の曲げ成形部位の半径r1 は、前記
出隅箇所曲げ部3の成形曲げ半径R 1 よりも小さくし、
且つ前記金属帯材1の入隅箇所曲げ部4を成形するロー
ル段部の曲げ成形部位の半径r2 は、前記入隅箇所曲げ
部4の曲げ半径R2 よりも大きくすること。
Description
状の弾性材を貼着した建築用原材をロール成形装置に送
り込んで、所定の長さの建築用板を成形する方法に関す
るものであり、特に成形精度を向上させることができる
弾性材を貼着した建築用板の成形方法に関する。
からなる弾性材を貼着した建築用原材が多く使用されて
いる。また、出願人は、その弾性材を溶融することによ
る接着性を応用して、防水機能を有する屋根,壁等の外
囲体を施工するものを開発している (特願平10-226372
号) 。このように、弾性材を貼着した建築用原材は、そ
の利用価値が高く、今後とも使用頻度が増加するであろ
う。
金属帯材に弾性材を貼着し、これをロール状のコイル等
とした建築用原材から、ロール成形機によって折板タイ
プの屋根板或いは壁板等の建築用板を成形するのは、弾
性材の厚みやその弾性が大きく影響して、精度の高い成
形を行うことができない。
ル成形機の下部成形ロールと上部成形ロールとにより挟
まれて成形されつつ送り方向に移動しようとしても、弾
性材が厚さ方向に伸縮するために、建築用原材と下部成
形ロール又は上部成形ロールとの間に送り方向に移動さ
せるだけの適正な接触圧力を生じることができず、した
がって、送りに対して空回りするなどして、送り方向へ
の移動ができなくなることもありうる。
築用板を成形する過程において、その建築用原材の各箇
所に屈曲部が成形される際にその曲げ部における曲げ半
径を指定された通りにすることは困難である。これは、
上下成形ロールに形成された段部の曲げ部が金属帯材に
完全に伝わらず、そのために成形誤差が生じ所定の曲げ
半径よりも大きくなったり,或いは小さく成形される。
とするように折り曲げる場合と、金属帯材側を内側とす
るように折り曲げる場合とで、その屈曲部における曲げ
半径の成形誤差の生じ方が異なる。
れる箇所では、弾性材側に当接するロールの段部の曲げ
により折り線箇所も曲げが形成される。しかし、弾性材
が介在することにより、折り曲げ箇所の折れ線部におけ
る曲げに所望の半径を出すことができず、実際には、曲
げ部には所望の曲げ半径より大きなものとなる傾向があ
る。
るように折り曲げられる場合には、金属帯材に当接する
ロールの段部の曲げ成形部位により折り曲げ箇所に曲げ
が形成される。この場合にも弾性材が介在することによ
り、折り曲げ箇所の隅角箇所における曲げに所望の曲げ
半径を出すことができず、所望の半径より小さくなる傾
向がある。このように、弾性材を貼着した金属帯材から
なる建築用原材をロール成形により成形加工する場合に
は、成形精度を良好にすることが困難である。
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、金属帯材にシート状の弾性材を貼着して構成された
建築用原材をロール成形して建築用板を成形するロール
成形装置において、該ロール成形装置を構成する下部成
形ロールと上部成形ロールとのクリアランスを金属帯材
の厚さを越え且つ金属帯材と弾性材との総合厚さより少
なくし、そのクリアランスを前記金属帯材に前記弾性材
の自然厚さの0.4乃至0.9倍を加えた寸法にしてな
る弾性材を貼着した建築用板の成形方法としたことによ
り、金属帯材にシート状の弾性材を貼着した建築用原材
をロール成形装置に送り込んで、所定の長さの建築用板
を成形することができ、その成形精度を向上させること
ができ、上記課題を解決したものである。
に基づいて説明する。まず、建築用原材Amは、金属帯
材1に弾性材2が貼着されて構成されたものである。具
体的には、金属帯材1に弾性材2が接着材を介して貼着
されたものである。弾性材2は、例えばエチレンプロピ
レンを主成分とした高分子ゴム等である。
けられ、後述するロール成形機へ送り込みやすい状態に
維持されている〔図12(A),(B)参照〕。そし
て、建築用原材Am がロール成形機により適宜の断面形
状となるように成形されて建築用板Ap が出来上がる。
タイプであり、主板10の幅方向両側より立上り側部1
1,11が形成され、該立上り側部11,11の上端よ
り嵌合屈曲部12,12が形成されたものである(図1
3参照)。そして、隣接する建築用板Ap ,Ap の対向
する嵌合屈曲部12,12上に図示しないキャップ材を
被せて屋根,壁等の外囲体を施工する。
る。従って、建築用板Ap の金属帯材1側を裏面とす
る。換言すると、該建築用板Ap で施工される屋根,壁
等の外囲体の室内側に面する側を裏面側とする。また、
建築用板Ap の裏面側,即ち金属帯材1側より見て主板
10と立上り側部11との屈曲箇所を出隅箇所曲げ部3
とする(図4,図13参照)。また、金属帯材1側より
見て立上り側部11と嵌合屈曲部12との屈曲箇所を入
隅箇所曲げ部4とする(図4,図13参照)。
に、上下成形ロールBは、下部成形ロールBd と上部成
形ロールBu とが上下一組となり、その上下成形ロール
Bが枠体に複数段設けられたものである。図2は、初期
段階の上下部成形ロールBであり、図3は、最終段階の
上下部成形ロールBである。
築用原材Am が挿入され、第1段の上下成形ロールBか
ら最終段の上下成形ロールBに向かって建築用原材Am
が移動する間に所望の折板タイプの建築用板Ap が次第
に成形されてゆくものである(図1,図14参照)。
ように、下部成形ロールBd と上部成形ロールBu とが
前記建築用原材Am に対して成形する立上り側部11,
11等の折り曲げ箇所の角度は小さい。ロール成形機の
最終段階では、図3に示すように、下部成形ロールBd
と上部成形ロールBu とが前記建築用原材Am に対して
成形する立上り側部11,11等の折り曲げ箇所の角度
は大きくなり、建築用原材Am から建築用板Ap が成形
される。
部ロール6が装着され、上部成形ロールBu には上部軸
7に上部ロール8が装着されたものであり、下部軸5及
び上部軸7はそれぞれ図示されない枠体に軸支されてい
る。そして、下部軸5と上部軸7とは、歯車機構及び外
部の駆動装置にて適正な回転速度で回転することができ
る。
6a1 及び入隅曲げ成形部位6a2がそれぞれ形成され
ている。その出隅曲げ成形部位6a1 及び入隅曲げ成形
部位6a2 は、ともに下部ロール6の外径が異なる円周
状の境目の段部である(図3参照)。また、上記出隅曲
げ成形部位6a1 及び入隅曲げ成形部位6a2 に対応し
て、上部ロール8にも出隅曲げ成形部位8a1 及び入隅
曲げ成形部位8a2 が形成されている(図3参照)。
上部ロール8の曲げ成形部位8aとが建築用原材Am に
前述した出隅箇所曲げ部3及び入隅箇所曲げ部4を成形
するとともに出隅箇所曲げ部3には半径R1 を,また入
隅箇所曲げ部4には半径R2なるアールをそれぞれ成形
するものである(図3参照)。また、図示されているよ
うに、成形過程における建築用原材Am は、その金属帯
材1側が下部ロール6に接触し、弾性材2側が上部ロー
ル8の接触しながら、建築用板Ap に成形されてゆく。
下部成形ロールBd と上部成形ロールBu の対向する外
周面は、所定の間隔を有している。この間隔をクリアラ
ンスcと称する。該クリアランスcは、金属帯材1の厚
さを越え且つ金属帯材1と弾性材2との総合厚さより少
ないものとする。
前記金属帯材1の厚さt1 とし、前記弾性材2の自由状
態の厚さをt2 とすると、クリアランスcの量は、以下
の数式で表される。 c=t1 +(t2 ×0.4乃至0.9)となる。
に設定されることにより、建築用原材Am が各段の上下
部成形ロールBを通過するときには、その弾性材2は、
下部成形ロールBd と上部成形ロールBu とによって押
圧状態となり、その弾性材2が必ず厚さ方向に圧縮され
る。
性材2からの反力が作用し、上下部成形ロールBと建築
用原材Am との間に適正な摩擦力が生じさせることがで
き、その上下部成形ロールBからの建築用原材Am に対
する初期段階の上下部成形ロールBから最終段階の上下
部成形ロールBまで、建築用原材Am は、常時,適正な
る圧力を受けてスリップがほとんどない安定した送り状
態で移動することができる〔図2,図5,図6参照〕。
R1 を成形するために下部ロール6の曲げ成形部位6a
の半径をr1 とすると、該半径r1 は前記半径R1 より
も小なるものとする。即ち、半径r1 <半径R1 となる
(図7,図8参照)。
数x1 なる数値を設定すると、その半径r1 は以下の式
により決定する。 r1 =x1 ×R1 上記式において、変数x1 は0.5乃至0.95なる数
値とする。
る半径をR2 を成形するために、下部ロール6の曲げ成
形部位6aの半径をr2 とすると該半径r2 は前記半径
R2よりも大なるものとする。即ち、半径r2 >半径R
2 となる(図9,図10参照)。
数x2 なる数値を設定すると、その半径r2 は以下の式
により決定する。 r2 =R2 ÷x2 上式において、変数x2 は0.6乃至0.95なる数値
とする。
とは、出隅箇所曲げ部3及び入隅箇所曲げ部4の達成す
べき加工数値であり、上下部成形ロールBの各段階で成
形するべき目標値である。従って、各段階の下部ロール
6の曲げ成形部6a及び上部ロール8の曲げ成形部8a
は、その目的数値を出すために、弾性材2の弾性力の強
さ,弾性材2の厚さ方向及び平面方向における伸縮状
態,或いは金属帯材1のスプリングバックの性質等を全
て考慮し、大き目に設定したり、或いは小さめに設定し
ている。
弾性材2側に接触する上下部成形ロールB,即ち上部ロ
ール8の入隅曲げ成形部位8a2 の半径をr3 とする
と、該半径r3 は、前記入隅箇所曲げ部4の弾性材2の
表面の曲げ半径R3 よりも大きく設定されている〔図1
1(A)参照〕。即ち、半径r3 >半径R3 となる。ま
た、下部ロール6との関係から見ると、半径R2 <半径
R3 <3R2 となることが好ましい。
径r3 を入隅箇所曲げ部4の弾性材2側表面の目的とす
る曲げ半径R3 よりも大きくすることで、上部ロール8
の入隅曲げ成形部8a2 と下部ロール6の入隅曲げ成形
部6a2 との間隔が狭くなり、成形時には前記入隅曲げ
成形部8a2 は弾性材2を常時押圧した状態になってい
る〔図11(B)参照〕。
による伸び部分が上部ロール8の入隅曲げ成形部8a2
箇所にはほとんど入り込むことがなく、上部ロール8の
入隅曲げ成形部8a2 は弾性材2を介して入隅箇所曲げ
部4における金属帯材1の成形を下部ロール6の入隅曲
げ成形部6a2 とともに行うことができ、金属帯材1の
スプリングバック等を考慮して目的とする入隅箇所曲げ
部4の弾性材2側の半径R3 を形成することができる。
状の弾性材2を貼着した建築用原材A m をロール成形機
により建築用板Ap を成形するのに、ロール成形機を構
成する下部成形ロールBd と上部成形ロールBu とのク
リアランスcを金属帯材1の厚さを越え且つ金属帯材1
と弾性材2との総合厚さより少なくしてなる建築用板の
成形方法としたことにより、ロール成形機にの上下部成
形ロールRにより、初期段から最終段まで、安定した状
態で建築用原材Am を送りだしてゆくことができる。
ルBu とのクリアランスcは、上述したように、金属帯
材1の厚さより大きく、金属帯材1に弾性材2を貼着し
た総合厚さより小さいので、弾性材2にのみ厚さ方向に
圧縮しつつ上下部成形ロールBが建築用板Ap をロール
成形してゆくものである。そのために、複数段の上下部
成形ロールBが建築用原材Am に適正な圧力を与えつ
つ、成形を行うことができ、建築用原材Am にはほとん
どスリップすることなく良好なる成形作業が行われる。
ート状の弾性材2を貼着した建築用原材Am をロール成
形機により建築用板Ap を成形するのに、ロール成形機
を構成する下部成形ロールBd と上部成形ロールBu と
のクリアランスcを前記金属帯材1に前記弾性材2の厚
さの0.4乃至0.9倍を加えた寸法にしてなる建築用
板の成形方法としたことにより、上下部成形ロールB
は、クリアランスcを上記の範囲にしたことで、常時適
正なる圧力を建築用原材Am に与えつつ、建築用原材A
m をロール成形することができる。
において、前記建築用原材Amは弾性材2側を表面側と
し、前記金属帯材1側の出隅箇所曲げ部を成形するロー
ル段部の曲げ成形部位の半径r1は、前記出隅箇所曲げ
部3の目的とする成形曲げの半径R1 よりも小さくし、
且つ前記金属帯材1の入隅箇所曲げ部4を成形するロー
ル段部の曲げ成形部位の半径r2は、前記入隅箇所曲げ
部4の半径R2よりも大きくしてなる建築用板の成形方
法としたことにより、出隅箇所及び入隅箇所における曲
げを略目的の半径とすることができる。
Bにおける曲げ成形部位の半径r1は建築用板Ap を成
形過程にある建築用原材Am の出隅箇所曲げ部3の目的
とする半径R1 より小さく設定している。そのために、
上下部成形ロールBの曲げ成形部位の半径r1 部分によ
って前記建築用板Ap を成形過程にある建築用原材A m
は、出隅箇所曲げ部3の半径R1 よりも一旦、小さい半
径r1 に成形され、その段の成形が完了したときには、
建築用原材Am の金属帯材1の戻し(スプリングバッ
ク)により出隅箇所曲げ部3を略目的とする半径R1 に
形成することができるものである(図7及び図8参
照)。
における曲げ成形部位の半径r2 は建築用板Ap を成形
過程にある建築用原材Am の入隅箇所曲げ部4の目的と
する半径R2 より大きく設定している。そのために、上
下部成形ロールBの曲げ成形部位の半径r2 部分によっ
て前記建築用板Ap を成形過程にある建築用原材A
mは、入隅箇所曲げ部4の半径R2 よりも一旦、大きな
半径r2 となるように成形されるが金属帯材1に貼着さ
れた弾性材2の弾性力が作用して、入隅箇所曲げ部4で
は半径r2 より小さな目的とする半径R2 に略一致させ
ることができる(図9,図10参照)。
て、前記金属帯材1側の出隅箇所曲げ部3を成形するロ
ール段部の曲げ成形部位の半径r1 は、該曲げ成形部位
の半径r1 を変数x1 でかけた数値とし、前記変数x1
は0.5乃至0.95とし、前記入隅箇所曲げ部4を成
形する曲げ成形部位r2 は、前記成形曲げr2 を変数x
2 でわった数値とし、前記変数x2 は0.6乃至0.9
5としてなる建築用板の成形方法としたことにより、上
記変数x1 にて決定された半径r1 は出隅箇所曲げ部3
の目的とする半径R1 に極めて近似したものにすること
ができる。同様に、上記変数x2 にて決定された半径r
2 は入隅箇所曲げ部4の目的とする半径R2 に極めて近
似したものにすることができる。
において、前記建築用原材Am は弾性材2側を表面側と
し、前記金属帯材1の入隅箇所曲げ部4における弾性材
2側を成形するロール段部の曲げ成形部位の半径r
3 は、前記入隅箇所曲げ部4の弾性材2表面の目的とす
る曲げ半径R3 よりも大きくしてなる建築用板の成形方
法としたことにより、入隅箇所曲げ部4の成形におい
て、弾性材2の伸縮に対応しながら、目的とする曲げ半
径R3 を略正確に形成することができる。
形部位(上部ロール8の曲げ成形部8a)の半径r
3 は、前記入隅箇所曲げ部4の弾性材2表面の目的とす
る曲げ半径R3 よりも大きくしているので、入隅箇所曲
げ部4の成形時において、ロール段部曲げ成形部位は、
弾性材2を常時押圧した状態にある。さらに、これに加
えて弾性材2は、上下部成形ロールBにより既に厚さ方
向に圧縮状態にあることにより、弾性材2の平面方向の
伸縮による伸び部分が入隅箇所曲げ部4を成形するロー
ル段部曲げ成形部位(上部ロール8の曲げ成形部8a)
に集中することを防止し、入隅箇所曲げ部4の弾性材2
側に目的とする半径R3 を略正確に成形することができ
る。
3,4又は5において、前記成形ロールの少なくとも曲
げ成形部位には潤滑油を添加してなる建築用板の成形方
法としたことにより、上下部成形ロールBから圧力を受
けつつ移動する建築用原材A m の金属帯材1面及び弾性
材2面を保護することができるとともに、前記入隅箇所
曲げ部4及び出隅箇所曲げ部3の成形をスムーズに行う
ことができる。また、潤滑油として揮発性のものを使用
することにより、建築用板Ap として使用する状態とな
るまでには揮発し、除去する必要がない。
成図 (B)は入隅箇所曲げ部の成形状態を示す拡大図
Claims (6)
- 【請求項1】 金属帯材にシート状の弾性材を貼着した
建築用原材をロール成形機により建築用板を成形するの
に、ロール成形機を構成する下部成形ロールと上部成形
ロールとのクリアランスを金属帯材の厚さを越え且つ金
属帯材と弾性材との総合厚さより少なくしてなることを
特徴とする建築用板の成形方法。 - 【請求項2】 金属帯材にシート状の弾性材を貼着した
建築用原材をロール成形機により建築用板を成形するの
に、ロール成形機を構成する下部成形ロールと上部成形
ロールとのクリアランスを前記金属帯材に前記弾性材の
厚さの0.4乃至0.9倍を加えた寸法にしてなること
を特徴とする建築用板の成形方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記建築用原
材は弾性材側を表面側とし、前記金属帯材側の出隅箇所
曲げ部を成形するロール段部の曲げ成形部位の半径は、
前記出隅箇所曲げ部の目的とする成形曲げの半径よりも
小さくし、且つ前記金属帯材の入隅箇所曲げ部を成形す
るロール段部の曲げ成形部位の半径は、前記入隅箇所曲
げ部の半径よりも大きくしてなることを特徴とする建築
用板の成形方法。 - 【請求項4】 請求項3において、前記金属帯材側の出
隅箇所曲げ部を成形するロール段部の曲げ成形部位の半
径は、該曲げ成形部位の半径を変数でかけた数値とし、
前記変数は0.5乃至0.95とし、前記入隅箇所曲げ
部を成形する曲げ成形部位は、前記成形曲げを変数でわ
った数値とし、前記変数は0.6乃至0.95としてな
ることを特徴とする建築用板の成形方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2において、前記建築用原
材は弾性材側を表面側とし、前記金属帯材の入隅箇所曲
げ部における弾性材側を成形するロール段部の曲げ成形
部位の半径は、前記入隅箇所曲げ部の弾性材表面の目的
とする曲げ半径よりも大きくしてなることを特徴とする
建築用板の成形方法。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5において、
前記成形ロールの少なくとも曲げ成形部位には潤滑油を
添加してなることを特徴とする建築用板の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07690399A JP3808658B2 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 建築用板の成形方法 |
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JP3808658B2 JP3808658B2 (ja) | 2006-08-16 |
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- 1999-03-19 JP JP07690399A patent/JP3808658B2/ja not_active Expired - Lifetime
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