JP2000262916A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

Info

Publication number
JP2000262916A
JP2000262916A JP7324799A JP7324799A JP2000262916A JP 2000262916 A JP2000262916 A JP 2000262916A JP 7324799 A JP7324799 A JP 7324799A JP 7324799 A JP7324799 A JP 7324799A JP 2000262916 A JP2000262916 A JP 2000262916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
groove
fixed
fixed blade
rotary blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7324799A
Other languages
English (en)
Inventor
Ukio Ohata
宇喜雄 尾畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
From Industry Co Ltd
Original Assignee
From Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by From Industry Co Ltd filed Critical From Industry Co Ltd
Priority to JP7324799A priority Critical patent/JP2000262916A/ja
Publication of JP2000262916A publication Critical patent/JP2000262916A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定刃間の厨芥の排出を容易にし、固定刃間
に固形物や厨芥が詰まらないようにする。 【解決手段】 ケーシング1内の破砕室5に投入される
厨芥を受けて回転する回転刃板5と、この回転刃板5を
囲んで固定刃11を構成する固定刃リング4をそなえ
る。この固定刃リング4の固定刃11を形成する凹溝1
0を、内周面の開口部10aの幅Bが小さく、奥の方に
向けて幅が大きくなるように形成させ、凹溝10に拡大
部10bを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、厨芥処理機における固
定刃部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥処理機は、厨芥を投入する破砕室底
部のケーシング内周に多数の固定刃を環状にそなえ、こ
の固定刃の内側に対向させて、打撃刃(スイングハンマ
ー)を取り付けた回転刃板を設けており、投入された厨
芥を回転刃板で受け、打撃刃で砕くとともに回転刃板の
外周側に移動させ、回転刃板の外周面と固定刃との間で
細断し、固定刃相互の隙間から水とともに落下排出させ
ている。この固定刃は、固定刃リングの内周面に開口す
る多数の縦方向あるいは傾斜させた方向の凹溝を切削に
よって設け、凹溝間の突部で固定刃を構成して細断を行
うようにしており、凹溝の形状は機械加工による切削や
固定刃の強度の関係で矩形状または開口部側が広い台
形、あるいは実開平7−37339号に示されているよ
うに半円形に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、このような
凹溝では、溝内の断面積が小さく、厨芥の落下排出量が
制限されるので、厨芥処理速度が遅くなるだけでなく、
固定刃相互間に厨芥の詰まりを生じやすい欠点があり、
厨芥の詰まりを生じると処理を停止して凹溝内で固まっ
た厨芥を除去する作業を行う必要があり、厨芥処理の効
率を低下させている。とくに図4に示すように、ケーシ
ング1に取り付けた固定刃リング4に、矩形断面の凹溝
40を設けたものでは、厨芥に混じって金属片や硬い骨
などの固形物Aが入り込んだ場合に、細断されずに凹溝
40内に押し込まれて両側面で挟持され、落下しないで
厨芥の細断や排出を妨げるとともに、固形物と回転刃板
5との接触によって異常音を発生したり固定刃41を損
傷するおそれがあり、固形物が凹溝内に押し込まれて噛
み込まれるために固形物の除去も困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、固
定刃を構成するための固定刃リングの凹溝を、回転刃と
対向する開口部の幅が狭く、奥のほうへ向けて溝の幅が
大きくなるように形成してある。また、凹溝の中心線を
回転刃の回転方向に傾斜させ、固定刃の強度を保持させ
るようにしてある。
【0005】
【発明の実施の形態】ケーシング内に破砕室をそなえ、
この破砕室の底部に、投入された厨芥を受けて回転する
回転刃板と、前記回転刃板を囲んでケーシングに取り付
けた固定刃リングをそなえ、この固定刃リングの内周面
に開口させた多数の凹溝により固定刃を構成させた厨芥
処理機において、前記凹溝の幅を回転刃板に対向する開
口部から固定刃リング外周側に向けて次第に大きくなる
ように、たとえば扇形に形成してある。
【0006】また、固定刃を形成するための凹溝の形状
を、回転刃の回転方向に対して手前側の内周面と固定刃
リング内周面との角度よりも、反対側の内側面と回転刃
リング内周面との角度を大きくして、凹溝の中心線を開
口部側が回転刃の回転方向に偏るように傾斜させ、固定
刃の厨芥を細断するエッジ部が鋭角になり過ぎないよう
にし、エッジ部の強度を保持させるようにしてある。
【0007】
【実施例】以下これを図に示す実施例について説明す
る。図1および図2において、1はケーシング、2は厨
芥の投入口、3は破砕室、4は破砕室3の底部内周に取
り付けた固定刃リングで、内周面に開口する多数の凹溝
10を設け、凹溝相互間の突出部で固定刃11を構成さ
せており、この凹溝10は、開口部10aより奥の方へ
向って次第に幅を大きくし、拡大部10bを形成してい
る。5は固定刃リング4の内側に配置された回転刃板
で、モータ6で回転される。7は回転刃板5上に取り付
けた打撃刃(スイングハンマー)、8は排出室、9は排
出管である。なお、凹溝10は、固定刃リング4をロス
トワックス鋳造によって成形させることにより、拡大部
を容易に形成させ、形状も自由に選定することができ
る。
【0008】投入口2から破砕室3に投入された厨芥
は、回転刃板5の回転で打撃刃7に当たって粉砕され、
固定刃リング4と固定刃板5との間で固定刃11により
切断され、微細片となって開口部10aから拡大部10
bに押し込まれて、凹溝10から水とともに破砕室8に
落下して破砕管9で排出される。このように固定刃リン
グ4には、凹溝10相互間の突出部により周方向に多数
の固定刃11が構成され、この固定刃11の、回転刃板
5の回転方向に対して手前側のエッジ部11aで厨芥を
細断するが、凹溝10は内周面の開口部10aの幅Bよ
り奥の方に向かって幅を大きくした鳩尾状断面にして拡
大部10bを形成しているので、開口部10aから凹溝
10内に押し込まれる細断された厨芥が容易に落下する
とともに、細断されずに回転刃板5の回転によって開口
部10aに押し込まれた固形物Aも、拡大部10bから
排出室8に落下し、固定刃11相互間や凹溝10内に挟
持されて詰まることがない。
【0009】なお、凹溝10の断面形状は、図に示した
鳩尾状に限られず、開口部から奥の方へ幅が大きくなる
ようにすればよく、たとえば、扇形、あるいは開口側が
狭い台形、半円より大きい円形または楕円などに形成す
ることができる。
【0010】図3は別の実施例を示すもので、凹溝10
の、回転刃板5の矢印で示す回転方向に対して手前側の
内側面10cと回転刃リング4の内周面との角度aより
も、反対側の内側面10dと回転刃リング内周面との角
度bを大きくし、凹溝の中心線Cを開口部10a側が前
記回転方向に偏るようにしている。このため、凹溝の内
側面10dの傾斜により、固定刃10の厨芥の細断に作
用するエッジ部11aの角度bが過小になることがな
く、エッジ部11aの破損や摩耗を防ぎ、固定刃11の
強度を保持することができる。
【0011】
【発明の効果】上述のように本発明は、厨芥処理機にお
いて、固定刃リングに固定刃を構成する凹溝の形状を、
回転刃板と対向する内周面の開口部が狭く、奥の方に向
けて溝の幅が大きくなるように形成させているので、細
断された厨芥の排出室への落下排出を容易にし、固定刃
間に押し込まれた固形物も、凹溝内に挟持されることな
く、異常音の発生や固定刃の損傷を生じないで拡大部か
ら落下し排出させ、厨芥の排出量を増大させて処理能力
を大きくし、詰まりの発生がなくなるため処理中の停止
や手入れの必要がなく効率を高めることができる。
【0012】また、凹溝の中心線を、開口部側が回転刃
の回転方向に偏らせて傾斜させることにより、回転刃板
の回転方向に対して手前側の凹溝内側面と回転刃リング
内周面との角度よりも、反対側の内側面と回転刃リング
内周面との角度を大きくし、厨芥の細断を行う固定刃の
エッジ部の強度を保持させることができ、細断の効率を
良くするとともに、固定刃の寿命を維持させ得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した厨芥処理機の例を示す側断面
図である。
【図2】図1のX−X線に沿う本発明の要部を示す部分
平面図である。
【図3】他の実施例を示す部分平面図である。
【図4】従来の要部を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 投入口 3 破砕室 4 固定刃リング 5 回転刃板 6 モータ 7 打撃刃 8 排出室 9 排出管 10 凹溝 10a 開口部 10b 拡大部 10c 内側面 10d 内側面 11 固定刃 11a エッジ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に破砕室をそなえ、この破
    砕室の底部に、投入された厨芥を受けて回転する回転刃
    板と、前記回転刃板を囲んでケーシングに取り付けた固
    定刃リングをそなえた厨芥処理機において、前記固定刃
    リングの固定刃を構成する凹溝が、回転刃板と対向する
    内周面の開口部が狭く、奥の方に向けて溝の幅が大きく
    なるように形成されていることを特徴とする厨芥処理
    機。
  2. 【請求項2】 前記凹溝が、回転刃板の回転方向に対し
    て手前側の内側面と回転刃リング内周面との角度より
    も、反対側の内側面と回転刃リング内周面との角度を大
    きくし、凹溝の中心線を開口部側が前記回転方向に偏ら
    せて形成されている請求項1の厨芥処理機。
JP7324799A 1999-03-18 1999-03-18 厨芥処理機 Pending JP2000262916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7324799A JP2000262916A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 厨芥処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7324799A JP2000262916A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 厨芥処理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000262916A true JP2000262916A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13512671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7324799A Pending JP2000262916A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 厨芥処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000262916A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039631A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Furomu Kogyo:Kk ディスポーザ
WO2012035897A1 (ja) * 2010-09-17 2012-03-22 株式会社フロム工業 ディスポーザ
JP2013011603A (ja) * 2011-06-27 2013-01-17 Miltenyi Biotec Gmbh 組織を破砕するための装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039631A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Furomu Kogyo:Kk ディスポーザ
WO2012035897A1 (ja) * 2010-09-17 2012-03-22 株式会社フロム工業 ディスポーザ
JP5859968B2 (ja) * 2010-09-17 2016-02-16 株式会社フロム工業 ディスポーザ
JP2013011603A (ja) * 2011-06-27 2013-01-17 Miltenyi Biotec Gmbh 組織を破砕するための装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5020060B2 (ja) 生ゴミ処理機粉砕機構
US4134555A (en) Waste disposer
JP2011508669A (ja) 窓付き粉砕リングを備えた粉砕機構を有する生ごみ処理機
US3026050A (en) Food waste disposer
JP2000262916A (ja) 厨芥処理機
CN103464256B (zh) 一种研磨组件、以及具有该研磨组件的食物残渣处理机
US3083922A (en) Shredder rotors for garbage disposers
JP2005211736A (ja) 生ゴミ微細粉砕ディスポーザー
JP4228483B2 (ja) ディスポーザー
JP2008126094A (ja) ディスポーザの回転板
JP2008183515A (ja) ディスポーザ
JP3820434B2 (ja) 竪型破砕機
JP3885928B2 (ja) ディスポーザ
JP2001224976A (ja) 厨芥処理装置
JP2008114157A (ja) ディスポーザ
CN110984313A (zh) 一种锯碎式厨余垃圾处理器
CN109746095A (zh) 一种单刀式厨余垃圾处理器
JP5146952B2 (ja) ディスポーザ
JPH10296108A (ja) ディスポーザー
CN208857903U (zh) 一种厨下式垃圾粉碎机
JP2001079433A (ja) 粉砕機
KR200167790Y1 (ko) 파쇄기의 파쇄판구조
CN211774260U (zh) 一种锯碎式厨余垃圾处理器
JP2002095988A (ja) 回転式粉砕機
JP2002085997A (ja) ディスポーザーの運転装置