JP2002095988A - 回転式粉砕機 - Google Patents

回転式粉砕機

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JP2002095988A
JP2002095988A JP2000292989A JP2000292989A JP2002095988A JP 2002095988 A JP2002095988 A JP 2002095988A JP 2000292989 A JP2000292989 A JP 2000292989A JP 2000292989 A JP2000292989 A JP 2000292989A JP 2002095988 A JP2002095988 A JP 2002095988A
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JP
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rotary
casing
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longitudinal direction
discharge port
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JP2000292989A
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English (en)
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Keiji Kondo
慶二 近藤
Yukio Oguma
行雄 小熊
Ryoichi Yamamoto
良一 山本
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YAMAMOTO KIKAI SEISAKUSHO KK
Komatsu Zenoah Co
Original Assignee
YAMAMOTO KIKAI SEISAKUSHO KK
Komatsu Zenoah Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業効率の良い回転式粉砕機を提供する。 【解決手段】 横置き円筒型ケーシング(2)の一端部の
上部に原料投入口(11)を設け、回転軸(3)の原料投入口
(11)の直下に回転刃物(4)を取着し、これに続く回転軸
(3)上に回転ハンマ(5)を設ける。ケーシング(2)の他端
部の下部に排出口(7)を設け、後方側壁(6)に近接して回
転軸(3)に付着防止板(20)を設ける。ケーシング(2)の上
半円部の、回転刃物(4)に対向する円筒内壁面に沿っ
て、ケーシング(2)の一端部の前方側壁(13)から回転ハ
ンマ(5)方向に向けて斜めに誘導板(15)を設け、破砕物
の流れと排出口(7)からの排出を円滑にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式粉砕機に関
し、特には、刈草を切断し、粉砕する回転式粉砕機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式粉砕機については種々の提
案がなされているが、その一例として実公昭61−26
012号に開示されたものがある。それによれば、横型
回転粉砕機のケーシングの、一端部の上部に設けられた
原料投入ホッパ直下の、回転する主軸の一端部に原料を
破砕切断する回転刃物を取り付けている。そして、これ
に続く主軸には適数個の原料粉砕回転ハンマを取り付
け、更に主軸の後端部に多数の突起を形成した粒度調節
円形磨砕板を取り付けている。さらに主軸の最後部には
適数個の翼板を有する吸引扇を取り付け、その下方のケ
ーシングには排出口が設けられている。回転粉砕機は排
出口側を低く、傾斜して配置される。原料投入ホッパか
ら投入された原料は、回転刃物で切断刃砕され、回転ハン
マで粉砕されて粒度調節円形摩砕板により粒度を調整さ
れたのち、吸引扇により排出口から排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、横型回転式粉砕機は傾斜して配置されて
いるが、回転刃物で破砕切断された原料は遠心力によっ
て回転刃物の半径方向に飛散し、次の回転ハンマの方向
に円滑に移動しない。したがって、原料は回転刃物の周
囲に滞留し、粉砕効率が悪いという問題があった。ま
た、水分を多く含んだ刈草等を切断粉砕した場合、粉砕
物がケーシングの壁面、特に排出口側の後方側壁に付着
して滞留し、排出口からの排出が悪く、作業効率が悪い
という問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、上記回転刃物で切断刃砕された原料を円
滑に次の回転ハンマ方向に送り、排出口からの粉砕物の
排出を円滑にして効率的に粉砕作業を行える回転式粉砕
機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明に係る回転式粉砕機の第1
発明は、横置き円筒型のケーシングの、長手方向の一端
部の上部に設けられた原料投入口と、長手方向に回転自
在に取着された回転軸と、原料投入口の真下の回転軸に
取着された、原料を切断破砕する複数個の回転刃物と、
これに続く回転軸上に設けられた、原料を粉砕する複数
個の回転ハンマと、ケーシングの長手方向の、他端部の
下部に設けられた排出口とを有する回転式粉砕機におい
て、前記ケーシングの上半円筒部の回転刃物に対向する
内壁面に沿って、原料を、原料投入口側のケーシングの
前方側壁から回転ハンマの方向に向けて、回転刃物の回
転方向に斜めに誘導する、傾斜した誘導板を有する構成
としている。
【0006】第1発明によると、ケーシングの上半円筒
部の回転刃物に対向する内壁面に、前方壁面から回転ハ
ンマの方向に向けて傾斜する誘導板を設けたため、回転
刃物で切断刃砕された原料は回転刃物の回転に伴い、誘
導板に沿って回転ハンマ方向に誘導され、原料の流れは
円滑になって粉砕作業の効率を向上することができる。
【0007】第2発明は、横置き円筒型のケーシング
の、長手方向の一端部の上部に設けられた原料投入口
と、長手方向に回転自在に取着された回転軸と、原料投
入口の直下の回転軸に取着された、原料を切断破砕する
複数個の回転刃物と、これに続く回転軸上に設けられ
た、原料を粉砕する複数個の回転ハンマと、ケーシング
の長手方向の、他端部の下部に排出口を有する回転式粉
砕機において、前記回転軸の排出口側の端部の、ケーシ
ングの排出口側の後方側壁に近接して、原料投入口側は
平滑で、後方側壁側に付着物を掻き落とす掻き板を有す
る付着防止板を設けた構成としている。
【0008】第2発明によると、回転軸の排出口近傍
の、ケーシングの後方側壁に近接して、表面が平滑で裏
面に掻き板を有する付着防止板を設けた。そのため、湿
った刈草等も付着防止板の表面に付着することはなく、
後方壁面に刈草等が付着することはない。したがって、
原料がケーシング内に滞留することなく排出口から排出
され、効率的に粉砕作業を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る回転式粉砕機
の実施形態について、図面を参照して詳述する。図1は
回転式粉砕機1の側面断面図である。横型円筒型のケー
シング2は、上下2分割され、上部ケーシング10と、
下部ケーシング16とから構成されている。上部ケーシ
ング10の一端部の上部には原料投入口11が設けら
れ、その上部にはホッパ12が設けられている。ケーシ
ング2には回転軸3が回転自在に取着され、その一端部
の、原料投入口11の直下には回転刃物4が取着されて
いる。回転軸3上には、回転刃物に続いて複数個の回転
ハンマ5が取着されており、回転軸3の他端部には、ケ
ーシング2の後方側壁6に近接して付着防止板20が取
着されている。回転ハンマ5の位置に対向してケーシン
グ2の内面には破断バー8が取着されている。ケーシン
グ2の付着防止板20近傍の下部には、排出口7が設け
られている。ケーシング2の内面下部には、刈草を排出
口7に向かって誘導するための複数の突条9aが回転軸
3に対して斜め方向に設けられた、半円筒状の突条付誘
導板9が取着されている。回転式粉砕機1は、排出口7
側を下げ、傾斜した状態で設置される。
【0010】図2は上部ケーシング10の側面図であ
り、図3は図2のA矢視図であり、図4は図2のB−B
矢視図である。図2、図3、図4において、上部ケーシン
グ10は、円筒壁14と、前方側壁13と、後方側壁6
とから形成されている。上部ケーシング10の長手方向
の一端部の、左右方向の片側には、平面視で矩形の原料
投入口11が設けられ、その上部にはホッパ12が設け
られている。上部ケーシング10の原料投入口11側の
半円筒内壁面には、2分割平面上の、原料投入口11側
の前方側壁13と円筒壁14との交点から、原料投入口
11の角部まで、傾斜した誘導板15が設けられてい
る。また、誘導板15は円筒壁14に対してら旋状とな
っている。図4において、誘導板15の内径Dは回転刃
物4の外径より大きい。図3において、実線矢印は回転
刃物4の回転方向を示している。
【0011】図5は付着防止板20の後面斜視図であ
る。付着防止板20を構成する円盤21の前面は平滑で
あり、後面には外周部に掻き板22を固設している。
【0012】次に作動について説明する。図1におい
て、破砕原料である刈草等をホッパ12に投入すると原
料投入口11から入った刈草等は回転刃物4により切断
刃砕される。切断刃砕された刈草等は回転刃物4の回転
に伴って誘導板15に沿って回転ハンマ5側に送られ
る。また、切断刃砕された刈草等は回転刃物4及び回転
ハンマ5の回転に伴って突条誘導板9の複数の突条9a
に沿って排出口7の方向に送られる。回転ハンマ5によ
り粉砕された刈草等は排出口7から排出される。その
際、刈草等が水分を含んでいても付着防止板20により
跳ね飛ばされる。その際、付着防止板20の表面は平滑
であるため、刈草当が付着することはない。また、後方
側壁6に付着した刈草等は掻き板22により掻き落とさ
れ、排出口7から排出される。
【001 3】本発明の回転式粉砕機1は上述のよ
うな構成としたため、回転刃物で切断破砕された刈草等
は、図3に示すように、刈草等は回転刃物4の回転に伴
って、誘導板15に沿って破線矢印の方向に移動する。
したがって、回転式破砕機1の傾斜とあいまって刈草等
は円滑に回転ハンマ5側に移動する。また、水分を含ん
だ刈草等は付着防止板によってケーシング内に滞留する
ことなく排出口から排出され、効率的な粉砕作業が行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転式破砕機の側面断面図である。
【図2】本発明の回転式破砕機の上部ケーシングの側面
図である。
【図3】図2のA矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】付着防止板の後面斜視視図である。
【符号の説明】
1…回転式破砕機、2…ケーシング、3…回転軸、4…回
転刃物、5…回転ハンマ、6…後方側壁、7…排出口、
10…上部ケーシング、11…原料投入口、12…ホッ
パ、13…前方側壁、14…円筒壁、15…誘導板、20
…付着防止板、21…円盤、22…掻き板。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B02C 18/22 B02C 18/22 (72)発明者 小熊 行雄 埼玉県川越市南台1丁目9番地 小松ゼノ ア株式会社川越工場内 (72)発明者 山本 良一 広島県呉市広白岳5丁目5番20号 株式会 社ヤマモト機械製作所 Fターム(参考) 4D065 AA04 BB04 BB11 CA06 CB10 CC01 DD04 DD24 EB11 EB20 ED06 ED16 ED27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横置き円筒型のケーシング(2)の、長手
    方向の一端部の上部に設けられた原料投入口(11)と、長
    手方向に回転自在に取着された回転軸(3)と、原料投入
    口(11)の直下の回転軸(3)に取着された、原料を切断破
    砕する複数個の回転刃物(4)と、これに続く回転軸(3)上
    に設けられた、原料を粉砕する複数個の回転ハンマ(5)
    と、ケーシング(2)の長手方向の、他端部の下部に設け
    られた排出口(7)とを有する回転式粉砕機において、 前記ケーシング(2)の上半円筒部の回転刃物(4)に対向す
    る内壁面に沿って、原料を、原料投入口(11)側のケーシ
    ング(2)の前方側壁(13)から回転ハンマ(5)の方向に向け
    て、回転刃物(4)の回転方向に斜めに誘導する、傾斜し
    た誘導板(15)を設けたことを特徴とする回転式粉砕機。
  2. 【請求項2】 横置き円筒型のケーシング(2)の、長手
    方向の一端部の上部に設けられた原料投入口(11)と、長
    手方向に回転自在に取着された回転軸(3)と、原料投入
    口(11)の直下の回転軸(3)に取着された、原料を切断破
    砕する複数個の回転刃物(4)と、これに続く回転軸(3)上
    に設けられた、原料を粉砕する複数個の回転ハンマ(5)
    と、ケーシング(2)の長手方向の、他端部の下部に設け
    られた排出口(7)とを有する回転式粉砕機において、 前記回転軸(3)の排出口(7)側の端部の、ケーシング(2)
    の排出口(7)側の後方側壁(6)に近接して、原料投入口(1
    1)側は平滑で、後方側壁(6)側に付着物を掻き落とす掻き
    板(22)を有する付着防止板(20)を設けたことを特徴とす
    る回転式粉砕機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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