JP2000262759A - コマ回転用紐の構造 - Google Patents

コマ回転用紐の構造

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JP2000262759A
JP2000262759A JP11112726A JP11272699A JP2000262759A JP 2000262759 A JP2000262759 A JP 2000262759A JP 11112726 A JP11112726 A JP 11112726A JP 11272699 A JP11272699 A JP 11272699A JP 2000262759 A JP2000262759 A JP 2000262759A
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JP
Japan
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string
bearing
ring
upper shaft
tip
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JP11112726A
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Hirotada Ikeda
宏忠 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のコマ紐では、コマを廻すとき、紐の離れ
が不安定のため、コマの回転が不安定である。そこで、
誰でも、技術が未熟であっても、回転性能を変動するこ
となく、常に一定のコマの回転を得ることができる。 【解決手段】紐8の一端がエンドレスに形成され、うち
エンドレスに形成された6、7が2本の紐部分に開か
れ、更に、その先端部分を3a、3bの紐輪部分に分け
られ、ベアリング1をその中に装着し、ベアリング1を
支持する部分3a、3bと紐6、7のベアリングに近い
部分4、5を接着剤等にて固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コマに紐を巻き付
けて回転させる紐の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紐糸の一端に結び目をつけ、結び
目をコブにしてコマの上部軸棒に該紐を一回転させ繋着
させた後、これを手にて紐をコマの下端軸棒に巻き上げ
てからコマの下傾斜面に巻き付け、放り投げコマを回転
させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため本発明は、従
来のやり方ではコマの回転が紐の離れが不安定のため、
例えコマからの紐の離れが不安定であっても、回転性能
を変動させず、常に一定の回転を保持することができ
る、コマ回転用紐の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、紐端を
エンドレスに構成した紐8に、紐8を開き構造にしてベ
アリング1を接着剤等でしっかり装着し、又は、該紐1
3を同様に、高分子材料等で形成されたリングの外輪の
U型溝11に装着させ、コマ回転時の紐離れの不安定差
を解消させる手段を講じたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【0006】
【作用】本発明は、上記の手段を講じたので、これを使
用するときは、コマ15の上軸16にベアリング内輪2
を差し込み、紐本体部8を従来と同様に、コマ15の下
軸17に巻いた後、コマ15の傾斜面18に巻き込んで
コマ15を廻せば、コマ15が高速回転した後でも、ベ
アリング1の回転作用により、コマ15の回転が減速さ
れず、常に、最良の回転を確保することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例について更に詳細に
説明する。
【0008】コマ回転用紐8は、通常、14本合糸の綿
縄を3本撚り合わせて構成した紐が使われ、この紐の一
端に結び目を設け、コマ15の上軸16に該結び目をコ
ブにして一回巻き込み固定して使用することが一般に行
われている。
【0009】この実施例のコマの回転用紐8は、3本撚
り合わせた紐8の一端がエンドレスに形成され、うちエ
ンドレスに形成された6、7が2本の紐部分に開かれ、
更に先端部分を3a、3bの紐輪部分に分け、ベアリン
グ1をその中に装着し、ベアリング1を支持する部分3
a、3bと紐6、7のベアリングに近い部分4、5を接
着剤等にて固着し、ベアリング1と紐輪部分3a、3b
とが外れないように確実に装着される。図1にベアリン
グを使用した場合の形態を示す。
【0010】通常、上軸16とベアリング内輪2の嵌合
度は遊嵌程度以上に設定され、コマ15が十分回転して
も、上軸16にベアリング内輪2が暫く装着しているの
で、何度やっても、常に一定の回転状態を保持すること
ができる。従来の方法では、コマを廻すときに、この上
部の紐が早く離れる場合が多く、常に一定の回転状態を
保持すること困難であった。例え、万一コマの回転動作
に失敗しても、上軸16にベアリング内輪2が付いてい
るために、コマ15が飛んでゆく事故が無くなったこと
が大きい。即ち、コマを投げて回転させてから、紐8を
上にあげれば、ベアリング内輪2が上軸16から外れ、
しかも、コマ15は従来通りの回転が可能となる。
【0011】図1では明示していないが、特許平10年
第240997号出願のベアリング入り回転ゴマに更に
本発明のベアリング入り紐8を使用した場合は、一層コ
マの回転効率を向上することが可能となる。
【0012】図2は先端にベアリング1でなく、 一般
に軸受メタルとして使用されているナイロン等の高分子
材料等で造られている成型リング9を組み込んだコマ回
転用紐13の構造を示す。
【0013】図2において、紐13の先端がエンドレス
となった部分に、紐輪部12を形成し、リング9の外輪
に形成されたU型溝11に沿わせ、接着剤にてしっかり
と離れないように着装する。紐13は紐固着部分14に
て解けないように輪型状態に固着されている。
【0014】図1のベアリング入り方式とは異なり、紐
13を上方に持ち上げ、上軸16から内輪10を外す場
合、直接リング9を捩じ上げる形となり、上軸16から
リング9の外れが悪く、紐13が着装したままコマ15
は回転する場合がある。そこで、図2の方式の場合に
は、図1のベアリング方式よりも、メタル9の内輪10
は上軸16の径よりも少し大きめの穴径に設定し対応す
る必要がある。
【0015】従って、図1の紐輪部3a、3bを採用し
て、硬紐部分4、5、軟紐部分6、7を設定して紐8の
開き構造にして、リング9を構成した場合には、ベアリ
ング方式に近い効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0023】この発明の得た大きな効果は、従来の紐を
使用した場合、失敗の多くは上軸16から紐8等の先端
が早く離れることが多く、コマの回転のバラつきが発生
し、高級なコマ芸を十分に発揮出来なかったことで、紐
にベアリング等の回転輪を装着することにより、常にコ
マ15に一定した最良の回転を提供することが出来たこ
とである。
【0024】例え、瞬間的に上軸16からベアリング内
輪2が離れなくても、最良の回転は持続でき、しかも、
紐8にベアリング1が組み込まれているため、コマ15
を十分回転させてからベアリング1を上軸16から上方
に離すことができ、従来多く見られた回転始動時にコマ
が遠くに飛んで行く現象も見られなくなった。
【0025】本発明の最大の効果は、紐8にアベアリン
グ1等を挿入することにより、従来のコマよりも数段高
速度並びに長時間の回転を可能とし、更に曲芸の要素を
高度化させたことにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の紐をコマに使用する場合の実施例を示
す側面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・ベアリング 2・・・・・・・・・・ベアリング内輪 3a、3b・・・・・・紐輪部 4・・・・・・・・・・硬紐部分 5・・・・・・・・・・硬紐部分 6・・・・・・・・・・軟紐部分 7・・・・・・・・・・軟紐部分 8・・・・・・・・・・紐 9・・・・・・・・・・リング 10・・・・・・・・・リング内輪 11・・・・・・・・・U型溝 12・・・・・・・・・紐輪部 13・・・・・・・・・紐 14・・・・・・・・・紐固着部 15・・・・・・・・・コマ 16・・・・・・・・・上軸 17・・・・・・・・・下軸 18・・・・・・・・・傾斜面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端がエンドレスの紐(8)の先端部分
    に、輪状にした軟紐部分(6)、(7)を形成し、更
    に、先端部分を紐輪部(3a)、(3b)に形成して、
    該紐輪部(3a)、(3b)にベアリング(1)を嵌着
    し、接着剤にてベアリング(1)、紐輪部(3a)、
    (3b)、及び、紐部分(4)、(5)を固着し、紐
    (8)の先端部を硬紐部分(4)、(5)と軟紐部分
    (6)、(7)にして輪形態に形成し、紐(8)の先端
    部にベアリング(1)を装着したことを特徴とするコマ
    回転用紐の構造。
  2. 【請求項2】一端がエンドレスの紐(13)の先端部分
    に、輪状にした軟紐部分(12)を形成し、該紐輪部
    (12)をリング(9)のU型溝部(11)に装着し、
    接着剤にて紐輪部(12)とリング(9)と紐固着部
    (14)を確実に固着し、紐(13)の先端部にリング
    (9)を装着したことを特徴とするコマ回転用紐の構
    造。
  3. 【請求項3】紐(8)の先端部にリング(9)を装着し
    たことを特徴とする請求項1記載のコマ回転用紐の構
    造。
  4. 【請求項4】紐(13)の先端部にベアリング(1)を
    装着したことを特徴とする請求項2記載のコマ回転用紐
    の構造。
JP11112726A 1999-03-15 1999-03-15 コマ回転用紐の構造 Pending JP2000262759A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106582037A (zh) * 2016-12-26 2017-04-26 东莞市蓉工自动化科技有限公司 一种可延长使用寿命的陀螺玩具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106582037A (zh) * 2016-12-26 2017-04-26 东莞市蓉工自动化科技有限公司 一种可延长使用寿命的陀螺玩具
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