JP2000262653A - ストリング - Google Patents

ストリング

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JP2000262653A
JP2000262653A JP11066494A JP6649499A JP2000262653A JP 2000262653 A JP2000262653 A JP 2000262653A JP 11066494 A JP11066494 A JP 11066494A JP 6649499 A JP6649499 A JP 6649499A JP 2000262653 A JP2000262653 A JP 2000262653A
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JP
Japan
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string
core yarn
yarn
tension
wire diameter
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JP11066494A
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English (en)
Inventor
Kotaro Kono
浩太郎 河野
Nobuhiro Miyoshi
信弘 三好
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Toa-Strings Co Ltd
Original Assignee
Toa-Strings Co Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールに対する反発性に優れ、かつ、柔らか
い打球感が得られ、さらにテンションロスの小さいスト
リングの提供を目的とするものである。 【解決手段】 芯糸とその周囲の側糸とを有する合成樹
脂製のストリングであって、下記式(数1)で示す動的
硬度Sを6000N以上12000N以下にするもので
ある。 S(N)=0.125f2 (数1) 但し、fは、両端を固定した356mmのストリングの
中央に質量が35.7gの重りを付け、267Nの張力
下で単振動をさせた時に該ストリングに発生する振動周
波数(Hz)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テニス、バドミン
トン、スカッシュなどのラケットに用いられるストリン
グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上述のラケットに用いられるストリング
としては、従来から羊腸や鯨筋などの天然繊維から形成
されたストリングが使用されている。これらの天然スト
リングは、優れた反発性を有し、プレーヤーに快い打球
感を与える等の優れた特性を持っている。しかしなが
ら、天然ストリングは、量産性及び耐湿性に乏しく、使
用寿命が短いという不都合がある。
【0003】このような天然ストリングに対し、近年、
耐水性、耐久性及び量産性に優れた安価な合成樹脂製の
ストリングが、一般的に用いられるようになっている。
かかる合成樹脂製のストリングとしては、例えばポリア
ミドなどの合成繊維からなるモノフィラメントがその耐
久性から主に使用されてきた。
【0004】一方、ラケットの製造技術の変遷に伴っ
て、最近ではラケットに剛性の高いカーボン繊維強化樹
脂が使用されるようになり、かかるカーボン繊維強化樹
脂製のラケットの特性に合わせてソフトで柔らかな打球
感のある合成樹脂製ストリングが要求されている。
【0005】上述の要求を満たすべく、線径(直径を意
味する。以下同じ)が約0.006mm以下の極めて細
い単糸の集合体からなるマルチフィラメントを用いたス
トリングが開発されている。かかるマルチフィラメント
を用いたストリングは、例えば特開平9−241936
号公報、特開平8−150227号公報、特開平7−2
75403号公報、特開平6−296712号公報、特
開平2−144080号公報、特開平1−135375
号公報などに開示されており、また芯糸に単一のモノフ
ィラメントを用い、側糸にマルチフィラメントを用いた
ストリングが、例えば特開平9−38245号公報、特
開平1−227770号公報などに開示され、さらに複
数本のモノフィラメントを引き揃え、これにマルチフィ
ラメントを合わせ撚りを施したストリングが、例えば実
公平2−30267号公報、実公平4−43242号公
報などに開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記マルチフィラメン
トを用いたストリングにあっては以下に示す不都合があ
る。すなわち、 (1)マルチフィラメントを用いたストリングは、上述
のように極めて細い単糸の集合体からなることから、モ
ノフィラメントを用いたストリングに比べて横剛性が低
く、反発性が低下する傾向がある。
【0007】(2)大口径のモノフィラメントを芯糸に
用い、側糸にマルチフィラメントをを用いたストリング
は、反発性に関しては高水準に維持されるが、打球感を
柔らかくするという剛性の高いラケットに合わせたプレ
ーヤーの上記要求を完全に満足させるに至っていない。
【0008】(3)複数本のモノフィラメントを引き揃
え、これにマルチフィラメントを合わせ撚りを施したス
トリングは、柔らかい打球感が得られるものの、撚りに
よってストリングの応力緩和が大きいことから、テンシ
ョンロスが増大し、使用するにつれてラケットに張設し
たストリングの初期張力が時間と共に低下し、反発性が
低下するおそれがある。
【0009】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、ボールに対する反発性に優れ、かつ、柔ら
かい打球感が得られ、さらにテンションロスの小さいス
トリングの提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述するように、ボール
の反発性とソフトな打球感とを満たすため、所定の張力
で張られたストリングに単振動を与えた時に生じる振動
周波数fから求められる動的硬度に着目し、両者の相関
関係を詳細に調査、研究した。その結果得られた上記課
題解決のための発明は、芯糸とその周囲の側糸とを有す
る合成樹脂製のストリングであって、下記式(数1)で
示す動的硬度Sを6000N以上12000N以下にす
るものである(請求項1)。
【0011】 S(N)=0.125f2 (数1) 但し、fは、両端を固定した356mmのストリングの
中央に質量が35.7gの重りを付け、267Nの張力
下で単振動をさせた時に該ストリングに発生する振動周
波数(Hz)である。
【0012】この手段のように、上記式(数1)で示す
動的硬度Sを6000N以上12000N以下にするこ
とで、ボールの反発性とソフトな打球感とを調和させ、
共に向上させることができる。一般的な硬度や引張強度
などでストリングを規定するよりも、上記式(数1)で
示す動的硬度Sで規定する方が、上述のようなボールの
反発性や打球感の調整によりマッチさせることができ
る。
【0013】上記芯糸を、無撚り状態で引き揃えられた
複数本のモノフィラメントにするとよい(請求項2)。
上述のように比較的細めのモノフィラメントを複数本収
束した後に撚りをかけたものは、撚り縮みによって、ス
トリングをラケットに張った後のテンションロスが大き
くなる。この手段によれば、複数本のモノフィラメント
を無撚り状態で引き揃えていることから、撚り縮みによ
るテンションロスの発生を防止することができる。ここ
で「無撚り状態」とは、完全に撚りがない状態のみでは
なく、意図的に撚りを加えたのではなく、自然に撚りが
入ったような実質的な無撚り状態をも含む概念である。
【0014】なお、上記芯糸を構成する上記モノフィラ
メントの線径は、単一で芯糸として用いられている従来
のモノフィラメントより比較的細く、かつ、マルチフィ
ラメントを構成する単糸より太い範囲、すなわち0.0
5mm以上0.45mm以下が好適である(請求項
3)。モノフィラメントの線径が上記範囲より小さい
と、十分な剛性が得られず、反発性が低下し、逆に、モ
ノフィラメントの線径が上記範囲を超えると、打球感が
硬くなってしまうことからである。
【0015】当該ストリングを構成する側糸は、芯糸の
周囲に螺旋状に巻回するとよい(請求項4)。この手段
によれば、耐摩耗性が向上し、耐久性がよくなる等の作
用が発揮できる。
【0016】なお当該ストリングの線径としては、0.
6mm以上1.5mm以下が好ましい。かかる範囲より
も細いと、耐摩耗性に欠けるために耐久性が低下し、逆
に、上記範囲より太いと、剛性が大き過ぎてボールがガ
ットに当たった時のエネルギー損失が大きくなってしま
うことからである。
【0017】また、当該ストリングの引張強度としては
384N/mm2以上、結節強度としては147N/m
2以上が好ましい。引張強度及び結節強度が上記範囲
小さい場合、耐久性が低下し早く破断してしまうことか
らであることからである。
【0018】さらに、当該ストリングの切断伸度として
は、10%以上50%以下が好適である。当該切断伸度
が上記範囲より小さいと、耐衝撃性が低くなり、耐久性
が落ちてしまい、逆に、上記範囲を超えると、使用中に
弛みを起こし、ボールの反発性も悪くなることからであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るストリングの
実施の形態を詳説する。当該ストリングは、芯糸と、そ
の周囲の側糸とからなる芯鞘構造を有し、前記芯糸及び
側糸ともに合成樹脂から形成されている。また当該スト
リングは、上記式(数1)で示す動的硬度Sが6000
N以上12000N以下にする。上記芯糸は、無撚り状
態で引き揃えられた複数本のモノフィラメントである。
一方、上記側糸は、芯糸の周囲に螺旋状に巻回する。
【0020】上記芯糸を構成するモノフィラメントの線
径は、単一で芯糸に使用される従来のモノフィラメント
より細く、かつ、マルチフィラメントを構成する単糸よ
り太くし、具体的には、0.05mm以上0.45mm
以下が好ましい。また、当該ストリングの線径は0.6
mm以上1.5mm以下とし、当該ストリングの引張強
度は384N/mm2以上とし、当該ストリングの結節
強度は147N/mm2以上とし、当該ストリングの切
断伸度は10%以上50%以下とする。
【0021】ラケットに使用するマルチフィラメントを
構成する単糸としては、線径が3μm前後のものが一般
的であり、特に太いものでも6μm前後である。このよ
うに極めて細い単糸を収束してなるマルチフィラメント
をストリングの芯材として用いた場合は、横剛性が小さ
く、ストリングが柔軟であるが、反発性に乏しい難点が
ある。
【0022】一方、モノフィラメントの線径は、一般的
に約0.8mmから1mm程度であることから、比較的
太い線径のモノフィラメントを芯材として用い、マルチ
フィラメントを側糸に用いたストリングは、剛性は十分
にあり、ボールの反発性には問題はないが、打球時にお
けるソフト感がなく、今日使用されている剛性の高いカ
ーボン繊維強化樹脂製等のラケットの特性にマッチしな
い。
【0023】これら従来のストリングに対して、本発明
に係る当該ストリングのように、動的硬度Sを6000
N以上12000N以下にすることで、ボールの反発性
とソフトな打球感とを調和させ、共に向上させることが
できる。また、複数本のモノフィラメントを無撚り状態
で引き揃えていることから、撚り縮みによるテンション
ロスの発生を防止することができる。
【0024】次に、当該ストリングの製造方法について
説明する。当該製造方法は、芯糸を構成する数本のモノ
フィラメントを引き揃えて供給する供給行程、この芯糸
の周囲に接着剤を塗工する塗工行程、その後この芯糸の
外周に側糸を構成する数本のマルチフィラメントを巻回
する巻回行程を装備する。かかる製造方法において、供
給行程でのモノフィラメントの張力を比較的強く設定
し、巻回行程でのマルチフィラメントの張力を可能な限
り低く設定し、さらに巻回行程での巻口のノズル径を細
く設定することによって、芯糸に実質的に撚りが入らな
い状態で巻回することができる。なお、側糸が2層構造
になるように巻回する場合は、各層で逆巻きにすること
で、芯糸をより完全に無撚り状態にすることができる。
【0025】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、
この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈され
るべきものではないことはもちろんである。
【0026】[実施例1]線径0.184mmのポリア
ミド製モノフィラメント30本を引き揃えて芯糸を形成
し、その芯糸の外側にポリウレタン樹脂系接着剤を塗工
した後に105デニールのポリアミド製マルチフィラメ
ント12本を螺旋状に巻回して組糸を製作し、この組糸
の表面をポリウレタン樹脂でコーティングして線径が
1.3mmである実施例1のストリングを得た。
【0027】[実施例2]線径0.165mmのポリア
ミド製モノフィラメント38本を引き揃えて芯糸を形成
し、その芯糸の外側にポリウレタン樹脂系接着剤を塗工
した後に105デニールのポリアミド製マルチフィラメ
ント12本を螺旋状に巻回して組糸を製作し、この組糸
の表面をポリウレタン樹脂でコーティングして線径が
1.3mmである実施例2のストリングを得た。
【0028】[実施例3]線径0.202mmのポリア
ミド製モノフィラメント19本を引き揃えて芯糸を形成
し、その芯糸の外側にポリウレタン樹脂系接着剤を塗工
した後に210デニールのポリアミド製マルチフィラメ
ント12本を螺旋状に巻回して組糸を製作し、この組糸
の表面をポリウレタン樹脂でコーティングして線径が
1.3mmである実施例3のストリングを得た。
【0029】[実施例4]線径0.202mmのポリア
ミド製モノフィラメント23本を引き揃えて芯糸を形成
し、その芯糸の外側にポリウレタン樹脂系接着剤を塗工
した後に105デニールのポリアミド製マルチフィラメ
ント12本を螺旋状に巻回して組糸を製作し、この組糸
の表面をポリウレタン樹脂でコーティングして線径が
1.3mmである実施例4のストリングを得た。
【0030】[比較例]線径0.985mmのポリアミ
ド製モノフィラメントの単糸を芯糸とし、その芯糸の外
側にポリウレタン樹脂系接着剤を塗工した後に210デ
ニールのポリアミド製マルチフィラメント18本を螺旋
状に巻回して組糸を製作し、この組糸の表面をポリウレ
タン樹脂でコーティングして線径が1.3mmである比
較例のストリングを得た。
【0031】[特性の評価]上記実施例1〜4及び比較
例のストリングについて、引張強度(N)、破断伸度
(%)、結節強度(N)及び動的硬度S(N)を測定
し、またこれらのストリングを張ったラケットで試打を
行い反発性と打球感とを評価した。その結果を、下記の
表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1に示すように、動的硬度Sが12
000Nを越える比較例のストリングは、打球感が硬く
なった。一方、動的硬度Sが6000N以上12000
N以下の範囲の各実施例のストリングは反発性が高く、
かつ、ソフトな打球感が得られた。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のストリン
グによれば、ボールの反発性に優れ、かつ、柔らかい打
球感が得られ、さらにテンションロスを小さくすること
ができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯糸とその周囲の側糸とを有する合成樹
    脂製のストリングであって、 下記式(数1)で示す動的硬度Sが6000N以上12
    000N以下であることを特徴とするストリング。 S(N)=0.125f2 (数1) 但し、fは、両端を固定した356mmのストリングの
    中央に質量が35.7gの重りを付け、267Nの張力
    下で単振動をさせた時に該ストリングに発生する振動周
    波数(Hz)である。
  2. 【請求項2】 上記芯糸が、無撚り状態で引き揃えられ
    た複数本のモノフィラメントである請求項1に記載のス
    トリング。
  3. 【請求項3】 上記モノフィラメントの線径が、0.0
    5mm以上0.45mm以下である請求項2に記載のス
    トリング。
  4. 【請求項4】 上記側糸が芯糸の周囲に螺旋状に巻回さ
    れている請求項1、請求項2又は請求項3に記載のスト
    リング。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007177355A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Gosen:Kk ラケット用ストリングの製造方法及び装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021210