JP2000262413A - 卵用調理器具 - Google Patents

卵用調理器具

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JP2000262413A
JP2000262413A JP11114000A JP11400099A JP2000262413A JP 2000262413 A JP2000262413 A JP 2000262413A JP 11114000 A JP11114000 A JP 11114000A JP 11400099 A JP11400099 A JP 11400099A JP 2000262413 A JP2000262413 A JP 2000262413A
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JP
Japan
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wheel
egg
small
cooking utensil
eggs
Prior art date
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JP11114000A
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English (en)
Inventor
Yukio Horiguchi
幸雄 堀口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の熱したフライパンに、単純に卵を
落として目玉焼きを作る方法では、卵の黄身も白身もフ
ライパンの中に広がって薄くなり、変形することが多
い。黄身は潰れたり、割れ目が入ったりする。白身の周
辺は薄くなって固く焼け、フライパンに付着することが
多い。多数の卵を同時に焼くと、白身が重なり合い、均
一に焼くことができない。 【解決手段】 黄身と白身を分離しながら、しかも、黄
身と白身を一体として焼くために、取っ手を具備した大
型の輪に支持棒のフックを掛けて、小型の輪を大型の輪
の中へ浮かせて保持する。このように形成した大型の輪
を連結して、多数個の卵を同時に焼くこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、卵料理として目
玉焼きを作る際に、家庭や業務に使用される卵用調理器
具である。
【0002】
【従来の技術】卵料理として、目玉焼きを作る際は、油
を引いて熱したフライパンに卵を落として、焼いてい
る。卵の黄身にも、表皮が張るようにフライパンに少量
の水をそそいで蓋をする方法も取られている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】従来の熱したフライパ
ンに、単純に卵を落として目玉焼きを作る方法では、卵
の黄身も白身もフライパンの中に広がって薄くなり、変
形することが多い。黄身は潰れたり、割れ目が入ったり
する。白身の周辺は薄くなって固く焼け、フライパンに
付着することが多い。多数の卵を同時に焼くと、白身が
重なり合い、均一に焼くことができない。また、レスト
ラン、旅館、飲食店等業務用では、目玉焼きを多量に提
供する必要があるが、卵はサイズ、質、種類等が異なっ
ており、均一に焼くことは難しく、目玉焼きの提供に苦
労が多くなる。そこで、業務用は勿論のこと、家庭にお
いても目玉焼きを均一に、外観良く焼くことができる卵
用調理器具が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の基本となる考
え方は、卵の黄身と白身を分離して、黄身を一定の枠に
入れた状態に保ち、白身を黄身の外側に設けた枠の中に
留めるようにすることである。このように、黄身と白身
を分離しながら、しかも、黄身と白身を一体として焼く
ために、小型の輪の中に卵を落とし、白身は小型の輪の
下から外へ流れ出して大型の輪の枠の中に留まり、黄身
は小型の輪から流れ出さないようにする方法である。こ
のため、小型の輪は大型の輪の内側に、浮いた状態で保
持される必要がある。
【0005】請求項1に記載の卵用調理器具において
は、小型の輪2に固着した支持棒3の端末をフック4に
し、フック4を大型の輪1に掛け、小型の輪2を大型の
輪1の中に浮いた状態に保持する。大型の輪1には取っ
手5が装着されていて、卵用調理器具の移動、設置を容
易にしている。フック4を大型の輪1から外して洗浄で
きるので、後始末が容易である。
【0006】請求項2に記載の卵用調理器具は、2個の
卵を使用し、一つに纏めて焼いた白身に2個の黄身を並
べる、2個セットの目玉焼きに対応するものである。2
個の小型の輪2を間隔をおいて繋げ、両側にフック4を
有する支持棒3を固着し、取っ手5を具備した大型の輪
1にフック4を掛けて、小型の輪2を浮かした状態で保
持したものである。2個の小型の輪2に卵をそれぞれ割
って入れると、卵の白身は小型の輪2の下から流れ出
し、一体となって大型の輪1の内側に納まる。黄身はそ
れぞれの小型の輪2の中に納まって、同時に焼き上がり
理想的な目玉焼きとなる。
【0007】請求項3に記載の卵用調理器具において
は、多量の目玉焼きを同時に作るために使用されるもの
である。小型の輪2を支持棒3で大型の輪1の中に浮か
せて固定した状態に大型の輪1を作成して連結したもの
である。各大型の輪1は独立しているので、白身が外の
大型の輪1の白身と混ざり合うことがなく、均一に焼け
るので業務用に最適である。
【0008】請求項4に記載の卵用調理器具において
は、小型の輪2の数箇所へ細い脚6を設け、取っ手5を
固着したもので、小型の輪2を独立して使用する際に利
用される。細い脚6を小型の輪2の下方へ突出させるこ
とで、小型の輪2をフライパンの表面より浮かすことが
でき、白身の流出の阻害にならない。このように、独立
した使用できる小型の輪2を用意することで、目玉焼き
の作業能率を高めたり、形状を変えた大型の輪1との組
み合わせ次第で、いろいろな形状の目玉焼きを容易に作
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】大型の輪を魚、動物、花、人の顔
等の各種形状にして、風変わりな目玉焼きを作ることが
できる。
【0010】支持棒の先端はフックに限らず、差し込み
式、クリップ式等各種の方法が可能である。
【0011】支持棒は棒状に限らず、板、線等各種の形
状、素材が使用できる。
【0012】卵用調理器具全体に4弗化エチレンコーテ
ィングすることで、潤滑性、耐熱性等を与え、剥離を容
易にする。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は請求項1に記載の卵用調理器具の斜視図である。大
型の輪1、小型の輪2、支持棒3より構成され、大型の
輪1には取っ手5が装着され、支持棒3の端末はフック
4になっている。
【0014】支持棒3に小型の輪2が固着し、端末のフ
ック4を大型の輪1に掛け、小型の輪2を大型の輪1の
中に浮いた状態に保持して使用する。
【0015】図2は請求項1に記載の卵用調理器具の平
面図である。大型の輪1の中に小型の輪2が支持棒3で
保持され、大型の輪1に取っ手5が装着されている状態
を示している。
【0016】図3は請求項1に記載の卵用調理器具の説
明図である。大型の輪1の中に小型の輪2が浮いた状態
で支持棒3により保持されている状態を示している。
【0017】図4は請求項2に記載の卵用調理器具の平
面図である。2個の小型の輪2を間隔をおいて繋げ、両
側にフック4を有する支持棒3を固着し、取っ手5を具
備した大型の輪1にフック4を掛けた状態を示してい
る。大型の輪1は2個の小型の輪2を囲むため、楕円形
になっている。
【0018】図5は請求項2に記載の卵用調理器具の説
明図である。2個の小型の輪2が間隔をおいて、浮いた
状態で大型の輪1の中に設置されている状態を示してい
る。
【0019】図6は請求項3に記載の卵用調理器具の平
面図である。小型の輪2を支持棒3で大型の輪1の中に
浮かせて固定した大型の輪1を、多数個連結して使用す
るものである。
【0020】図7は請求項4に記載の卵用調理器具の斜
視図である。小型の輪2の数箇所へ細い脚6を設け、取
っ手5を固着したもので、フライパンに直に置いて使用
したり、大型の輪と組み合わせて使用することもでき
る。
【0021】図8は使用例である。請求項1に記載の卵
用調理器具をフライパンに置き、卵を割って小型の輪2
に入れ、目玉焼きを焼いた状態を示している。白身は大
型の輪1の枠に留まり、黄身は小型の輪2の中で焼けて
いる。
【0022】
【発明の効果】この発明になる卵用調理器具を使用する
ことにより、目玉焼きを形良く作ることができ、失敗す
ることがなくなる。大量の目玉焼きも、1個ずつ個別に
独立した形で同時に焼くことができ、調理時間の短縮
と、仕上がりの安定さを求めることができ、給食、旅
館、料亭、レストラン、仕出し等での使用に適してい
る。
【0023】製造コストが低く、低価格での販売が可能
なので、汎用性に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】平面図
【図3】説明図
【図4】平面図
【図5】説明図
【図6】平面図
【図7】斜視図
【図8】使用例
【符号の説明】
1 大型の輪 2 小型の輪 3 支持棒 4 フック 5 取っ手 6 細い脚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目玉焼きをきれいに効率良く焼くために、
    取っ手(5)を具備した大型の輪(1)に支持棒(3)
    のフック(4)を掛けて、小型の輪(2)を大型の輪
    (1)の中へ浮かせて保持したことを特徴とする卵用調
    理器具。
  2. 【請求項2】連結した2個の小型の輪(2)の支持棒
    (3)の両端のフック(4)を、取っ手(5)を具備し
    た大型の輪(1)へ掛けて、小型の輪(2)を大型の輪
    (1)の中へ浮かせて保持したことを特徴とする卵用調
    理器具。
  3. 【請求項3】多数の目玉焼きを同時に作成するために、
    支持棒(3)で固定された小型の輪(2)を具備した大
    型の輪(1)を多数個連結したことを特徴とする卵用調
    理器具。
  4. 【請求項4】取っ手(5)を具備した小型の輪(2)の
    数箇所に、細い脚(6)を固着し、卵の白身を小型の輪
    (2)より流出しやすくしたことを特徴とする卵用調理
    器具。
JP11114000A 1999-03-18 1999-03-18 卵用調理器具 Pending JP2000262413A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009531061A (ja) * 2006-03-27 2009-09-03 レストラン テクノロジー インコーポレイテッド 殻出し卵用ステージング装置、殻出し卵の保管方法および殻出し卵の調理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009531061A (ja) * 2006-03-27 2009-09-03 レストラン テクノロジー インコーポレイテッド 殻出し卵用ステージング装置、殻出し卵の保管方法および殻出し卵の調理方法
JP4705183B2 (ja) * 2006-03-27 2011-06-22 レストラン テクノロジー インコーポレイテッド 殻出し卵用ステージング装置、殻出し卵の保管方法および殻出し卵の調理方法

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