JP2000261945A - ケーブル保護用パイプの継手部構造 - Google Patents

ケーブル保護用パイプの継手部構造

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JP2000261945A
JP2000261945A JP11057783A JP5778399A JP2000261945A JP 2000261945 A JP2000261945 A JP 2000261945A JP 11057783 A JP11057783 A JP 11057783A JP 5778399 A JP5778399 A JP 5778399A JP 2000261945 A JP2000261945 A JP 2000261945A
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JP
Japan
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pipe
expansion joint
stopper
cable
cable protection
Prior art date
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Application number
JP11057783A
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English (en)
Inventor
Kazuo Uramatsu
和夫 浦松
Katsuya Yoshida
克也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daika Polymer Kk
Original Assignee
Daika Polymer Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気温の急激な低下によりケーブル保護用パイプ
が大きく収縮しようとしても、伸縮継手の抜け外れを防
止できるようにする。 【解決手段】ハンドホールに取り付けられる接続用短管
ユニット6の短管7とケーブル保護用パイプ1との間に
合成樹脂製の伸縮継手5を介在させ、この伸縮継手5は
伸縮自在に互いに嵌合する2本のパイプ部分10,11
からなり、この伸縮継手5の一方のパイプ部分10はそ
の本体部材10aの一端に前記接続用短管ユニット6の
短管7に差し込まれる差込部材10cを備えるとともに
他端に内部において縮径によりストッパー部10dが形
成されている抜け止め部材10eを備え、他方のパイプ
部分11は一端が前記抜け止め部材10eを通って本体
部材10aの内部に挿入されるとともにこの一端に拡径
により前記ストッパー部10dに係止するストッパー部
11aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光ファイバ
ーケーブルなどのケーブルを地中で保護するパイプの気
温の変化などによる伸縮を吸収するケーブル保護用パイ
プの継手部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば光ファイバーケーブルなど
のケーブルを地中で保護するパイプの気温の変化などに
よる伸縮を吸収するために所定箇所において伸縮継手が
設けられている。図5および図6に従来の光ファイバー
ケーブルの地中埋設状態を示し、以下図面に基づき説明
すると、1は歩道2の下にハンドホール3とハンドホー
ル3との間に埋設される合成樹脂製のケーブル保護用パ
イプで、このケーブル保護用パイプ1内に光ファイバー
ケーブル4が挿通され、前記ハンドホール3内において
は光ファイバーケーブル4は露出している。前記ハンド
ホール3とハンドホール3との間でケーブル保護用パイ
プ1は気温の変化などにより伸縮する現象が生じ、その
ためハンドホール3とケーブル保護用パイプ1との間に
合成樹脂製のパイプ状の伸縮継手5が設けられている。
具体的には、各ハンドホール3においては伸縮継手5を
繋ぐための合成樹脂製の接続用短管ユニット6が取り付
けられ、この接続用短管ユニット6に備わる複数本の短
管7に前記伸縮継手5が繋がれ、一方のハンドホール3
側の接続用短管ユニット6の短管7に取り付けられた伸
縮継手5と他方のハンドホール3側の接続用短管ユニッ
ト6の短管7に取り付けられた伸縮継手5との間に多数
本のケーブル保護用パイプ1が順番に繋がれるように構
成されている。ところで、前記伸縮継手5は一方のパイ
プ5aの一端側と他方のパイプ5bの一端側が伸縮自在
に互いに嵌合して構成され、前記一方のパイプ5aの他
端が短管7に対して固定され、他方のパイプ5bの他端
に端部に位置するケーブル保護用パイプ1の端部が嵌入
固定されている。なお図中、8は前記ハンドホール3と
ハンドホール3との間でケーブル保護用パイプ1を覆う
ように設けられる合成樹脂製の外管で、この外管8も前
記ケーブル保護用パイプ1と同様に一方のハンドホール
3の接続用短管ユニット6の本体部9と他方のハンドホ
ール3の接続用短管ユニット6の本体部9との間で順番
に繋がれるように構成されている。なお、前記短管7と
伸縮継手5との嵌合部、伸縮継手5とケーブル保護用パ
イプ1との嵌合部、ケーブル保護用パイプ1とケーブル
保護用パイプ1との嵌合部は接着剤により接着固定さ
れ、接続用短管ユニット6の本体部9と外管8との嵌合
部、外管8と外管8との嵌合部はゴム輪受口方式により
接合されている。また、前記ケーブル保護用パイプ1は
全て同じ長さのものが使用さ れるのが原則であるが、
端部においては長さ調整用に短くカットされたケーブル
保護用パイプ1Aが用意されて伸縮継手5に接続され
る。このことは前記外管8についても同様である。8A
は長さ調整用に短くカットされた外管である。さらに、
前記ハンドホール3に対する接続用短管ユニット6の取
り付けは、ハンドホール3に形成された孔部に接続用短
管ユニット6を差し込み、この孔部と接続用短管ユニッ
ト6との間にモルタルを流し込むなどにより行なわれ
る。
【0003】上記構成において、伸縮継手5の一方のパ
イプ5aの一端側と他方のパイプ5bの一端側が伸縮自
在に互いに嵌合することにより気温の変化などによるケ
ーブル保護用パイプ1の伸縮を吸収するようになってい
るが、一方のパイプ5aの一端側と他方のパイプ5bの
一端側の嵌合長さに限度があり、気温の急激な低下によ
りケーブル保護用パイプ1が大きく収縮すると一方のパ
イプ5aの一端側から他方のパイプ5bの一端側が抜け
外れるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、気温の急激な低下によりケーブル
保護用パイプが大きく収縮しようとしても、伸縮継手の
抜け外れを防止できるようにすることを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、光ファイバーケーブルなどのケーブルを保
護するケーブル保護用パイプの継手部構造であって、ハ
ンドホールに取り付けられる接続用短管ユニットの短管
とケーブル保護用パイプとの間に合成樹脂製の伸縮継手
を介在させ、この伸縮継手は伸縮自在に互いに嵌合する
2本のパイプ部分からなり、この伸縮継手の一方のパイ
プ部分はその本体部材の一端に前記接続用短管ユニット
の短管に差し込まれる差込部材を備えるとともに他端に
内部において縮径によりストッパー部が形成されている
抜け止め部材を備え、他方のパイプ部分は一端が前記抜
け止め部材を通って本体部材の内部に挿入されるととも
にこの一端に拡径により前記ストッパー部に係止するス
トッパー部が形成されていることを要旨とするものであ
る。
【0006】この構成により、気温の急激な低下により
ケーブル保護用パイプが大きく収縮しても、伸縮継手の
一方のパイプ部分の抜け止め部材の一端のストッパー部
と他方のパイプ部分の一端のストッパー部とが互いに係
止することにより一方のパイプ部分から他方のパイプ部
分が抜け外れるようなことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面(図1〜図4)に基づいて説明する。なお図
中、前記従来例と同一部材は同一符号で示し、その詳細
説明は省略する。本発明の一実施の形態において、前記
従来例と異なる点は、伸縮継手5の構造である。本発明
の一実施の形態における伸縮継手5は合成樹脂製の2本
のパイプ部分10,11からなり、一方のパイプ部分1
0は本体部材10aと、この本体部材10aの一端に一
端が外嵌して接着固定される接続部材10bと、この接
続部材10bの他端に嵌入して接着固定され前記接続用
短管ユニット6の短管7に差し込まれる差込部材10c
と、前記本体部材10aの他端に一端が嵌入して接着固
定され本体部材10aの他端内部に位置する一端に縮径
によりストッパー部10dが形成されているとともに本
体部材10aの他端外部に位置する他端にパッキン12
を内装してなる抜け止め部材10eとを備えている。ま
た、他方のパイプ部分11は一端が前記抜け止め部材1
0eを通って本体部材10aの内部に挿入されるととも
にこの一端に拡径により前記ストッパー部10dに係止
するストッパー部11aが形成されており、また他端に
前記ケーブル保護用パイプ1の一端を嵌入させるために
拡径により膨らみ部11bが形成されている。なお、前
記ケーブル保護用パイプ1の一端は前記膨らみ部11b
に嵌入することから中央部分と同一径となっているが、
ケーブル保護用パイプ1同志の接続の際に隣り合うケー
ブル保護用パイプ1の一端を嵌入させるために拡径によ
り膨らみ部1aが形成されている。他の構成は前記従来
例と同じであるため、その説明は省略する。
【0008】上記構成において、伸縮継手5の一方のパ
イプ部分10と他方のパイプ部分11が伸縮自在に互い
に嵌合することにより気温の変化などによるケーブル保
護用パイプ1の伸縮を吸収するようになっており気温の
急激な低下によりケーブル保護用パイプ1が大きく収縮
しても一方のパイプ部分10の抜け止め部材10eの一
端のストッパー部10dと他方のパイプ部分11の一端
のストッパー部11aとが互いに係止することにより一
方のパイプ部分10から他方のパイプ部分11が抜け外
れるようなことがない。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、気温の急
激な低下によりケーブル保護用パイプが大きく収縮して
も、伸縮継手の一方のパイプ部分の抜け止め部材の一端
のストッパー部と他方のパイプ部分の一端のストッパー
部とが互いに係止することにより一方のパイプ部分から
他方のパイプ部分が抜け外れるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態において使用される伸縮
継手の斜視図である。
【図2】同伸縮継手の断面図である。
【図3】同伸縮継手を用いてケーブル保護用パイプを繋
いだ状態を示す断面図である。
【図4】同伸縮継手が最大伸びた状態を示す要部拡大断
面図である。
【図5】従来例における伸縮継手を用いてケーブル保護
用パイプを繋いだ状態を示す断面図である。
【図6】同伸縮継手取付部の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル保護用パイプ 1a 膨らみ部 3 ハンドホール 4 光ファイバーケーブル 5 伸縮継手 6 接続用短管ユニット 7 短管 8 外管 9 本体部 10 一方のパイプ部分 10a 本体部材 10b 接続部材 10c 差込部材 10d ストッパー部 10e 抜け止め部材 11 他方のパイプ部分 11a ストッパー部 11b 膨らみ部 12 パッキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバーケーブルなどのケーブルを保
    護するケーブル保護用パイプの継手部構造であって、ハ
    ンドホールに取り付けられる接続用短管ユニットの短管
    とケーブル保護用パイプとの間に合成樹脂製の伸縮継手
    を介在させ、この伸縮継手は伸縮自在に互いに嵌合する
    2本のパイプ部分からなり、この伸縮継手の一方のパイ
    プ部分はその本体部材の一端に前記接続用短管ユニット
    の短管に差し込まれる差込部材を備えるとともに他端に
    内部において縮径によりストッパー部が形成されている
    抜け止め部材を備え、他方のパイプ部分は一端が前記抜
    け止め部材を通って本体部材の内部に挿入されるととも
    にこの一端に拡径により前記ストッパー部に係止するス
    トッパー部が形成されていることを特徴とするケーブル
    保護用パイプの継手部構造。
JP11057783A 1999-03-05 1999-03-05 ケーブル保護用パイプの継手部構造 Pending JP2000261945A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113097944A (zh) * 2021-03-31 2021-07-09 中国一冶集团有限公司 一种临时保护电缆的蛛型保护装置
JP7476649B2 (ja) 2020-04-24 2024-05-01 Toppanホールディングス株式会社 ケーブル保護管用継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7476649B2 (ja) 2020-04-24 2024-05-01 Toppanホールディングス株式会社 ケーブル保護管用継手
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