JP2000261460A - 放送機器制御装置及び放送機器制御方法 - Google Patents
放送機器制御装置及び放送機器制御方法Info
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- JP2000261460A JP2000261460A JP11064980A JP6498099A JP2000261460A JP 2000261460 A JP2000261460 A JP 2000261460A JP 11064980 A JP11064980 A JP 11064980A JP 6498099 A JP6498099 A JP 6498099A JP 2000261460 A JP2000261460 A JP 2000261460A
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- Safety Devices In Control Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、上位制御端末手段との通信が途絶え
た場合でも放送機器を効率良く制御して全体の処理能力
を一段と向上させるようにする。 【解決手段】本発明は、上位制御端末手段からの制御命
令に基づいて複数の入力チャンネルから入力されたデー
タをスイッチング手段により切り換え、当該切り換えら
れたデータを記録再生手段に入力して記録し、当該記録
されたデータを記録再生手段により再生した後にスイッ
チング手段によって切り換えて複数の出力チャンネルか
ら出力する場合、上位制御端末手段との通信が途絶えて
上位制御端末手段から制御命令が供給されなくなったと
き、スイッチング手段及び記録再生手段を含む被制御手
段に対する制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持
し、上位制御端末手段との通信が復旧したとき、保持し
た制御状態を上位制御端末手段に通知するようにする。
た場合でも放送機器を効率良く制御して全体の処理能力
を一段と向上させるようにする。 【解決手段】本発明は、上位制御端末手段からの制御命
令に基づいて複数の入力チャンネルから入力されたデー
タをスイッチング手段により切り換え、当該切り換えら
れたデータを記録再生手段に入力して記録し、当該記録
されたデータを記録再生手段により再生した後にスイッ
チング手段によって切り換えて複数の出力チャンネルか
ら出力する場合、上位制御端末手段との通信が途絶えて
上位制御端末手段から制御命令が供給されなくなったと
き、スイッチング手段及び記録再生手段を含む被制御手
段に対する制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持
し、上位制御端末手段との通信が復旧したとき、保持し
た制御状態を上位制御端末手段に通知するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送機器制御装置及
び放送機器制御方法に関し、例えば放送局において複数
の下位放送用デバイスを用いて映像及び又は音声データ
(以下、これをAV(Audio and/or Video)データと呼
ぶ)の記録再生、編集及び送出を行う放送送出システム
に適用して好適なものである。
び放送機器制御方法に関し、例えば放送局において複数
の下位放送用デバイスを用いて映像及び又は音声データ
(以下、これをAV(Audio and/or Video)データと呼
ぶ)の記録再生、編集及び送出を行う放送送出システム
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放送送出システムはエンコーダ、
デコーダ、ハードディスクドライブ(以下、これをHD
Dと呼ぶ)、ビデオテープレコーダ(以下、これをVT
Rと呼ぶ)、データ入出力処理部及び各種コントローラ
等の下位放送用デバイスを入出力経路の切り換え手段で
あるルータによって結合し、当該結合された下位放送用
デバイスを経由してAVデータの入出力を行っている。
デコーダ、ハードディスクドライブ(以下、これをHD
Dと呼ぶ)、ビデオテープレコーダ(以下、これをVT
Rと呼ぶ)、データ入出力処理部及び各種コントローラ
等の下位放送用デバイスを入出力経路の切り換え手段で
あるルータによって結合し、当該結合された下位放送用
デバイスを経由してAVデータの入出力を行っている。
【0003】この種の放送送出システムは、放送素材の
送出時、放送素材の編集時等の処理過程において複数の
下位放送用デバイスを所定の手順で制御することにより
所望の動作を実現する。実際上、放送送出システムは、
複数のユーザがそれぞれ使用するアプリケーションコン
ピュータでなる複数の上位制御端末からLAN(LocalAr
ea Network)を介して供給される制御コマンドをシステ
ムコントローラによって解析する。
送出時、放送素材の編集時等の処理過程において複数の
下位放送用デバイスを所定の手順で制御することにより
所望の動作を実現する。実際上、放送送出システムは、
複数のユーザがそれぞれ使用するアプリケーションコン
ピュータでなる複数の上位制御端末からLAN(LocalAr
ea Network)を介して供給される制御コマンドをシステ
ムコントローラによって解析する。
【0004】そしてシステムコントローラは、制御コマ
ンドの解析結果に基づいて上位制御端末で指定された下
位放送用デバイスを制御することにより、制御コマンド
に応じたAVデータの入出力処理を実行するようになさ
れている。
ンドの解析結果に基づいて上位制御端末で指定された下
位放送用デバイスを制御することにより、制御コマンド
に応じたAVデータの入出力処理を実行するようになさ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
放送送出システムは、上位制御端末によって指定された
下位放送用デバイスによる入出力処理をシステムコント
ローラの制御に基づいて実行している最中に、上位制御
端末とシステムコントローラとの間の通信が何らの原因
によって途絶えた場合、システムコントローラは通信が
途絶えたタイミング以降の制御コマンドを受信し得なく
なる。
放送送出システムは、上位制御端末によって指定された
下位放送用デバイスによる入出力処理をシステムコント
ローラの制御に基づいて実行している最中に、上位制御
端末とシステムコントローラとの間の通信が何らの原因
によって途絶えた場合、システムコントローラは通信が
途絶えたタイミング以降の制御コマンドを受信し得なく
なる。
【0006】この場合システムコントローラは、上位制
御端末からの制御コマンドを受信し得ないことにより、
このとき指定されている下位放送用デバイスに対して制
御コマンドに応じた入出力処理を実行させることが困難
になる。このためシステムコントローラは、上位制御端
末との間で通信が途絶えた場合には上位制御端末から指
定された下位放送用デバイスの占有的な使用を一旦開放
すると共に、これまで受信した制御コマンド等の制御情
報を全て初期化する。
御端末からの制御コマンドを受信し得ないことにより、
このとき指定されている下位放送用デバイスに対して制
御コマンドに応じた入出力処理を実行させることが困難
になる。このためシステムコントローラは、上位制御端
末との間で通信が途絶えた場合には上位制御端末から指
定された下位放送用デバイスの占有的な使用を一旦開放
すると共に、これまで受信した制御コマンド等の制御情
報を全て初期化する。
【0007】従って放送送出システムでは、上位制御端
末とシステムコントローラとの間の通信が復旧した場合
でも、下位放送用デバイスを再度指定して制御コマンド
に応じた入出力処理を最初から再実行し直す必要があ
り、これにより放送中においては出力すべきAVデータ
の生成が間に合わなくなるという問題があった。
末とシステムコントローラとの間の通信が復旧した場合
でも、下位放送用デバイスを再度指定して制御コマンド
に応じた入出力処理を最初から再実行し直す必要があ
り、これにより放送中においては出力すべきAVデータ
の生成が間に合わなくなるという問題があった。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、上位制御端末手段との通信が途絶えた場合でも被制
御手段を効率良く制御して全体の処理能力を一段と向上
し得る放送機器制御装置及び放送機器制御方法を提案し
ようとするものである。
で、上位制御端末手段との通信が途絶えた場合でも被制
御手段を効率良く制御して全体の処理能力を一段と向上
し得る放送機器制御装置及び放送機器制御方法を提案し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、上位制御端末手段からの制御命令
に基づいて複数の入力チャンネルから入力されたデータ
をスイッチング手段により切り換え、当該切り換えられ
たデータを記録再生手段に入力して記録し、当該記録さ
れたデータを記録再生手段により再生した後にスイッチ
ング手段によって切り換えて複数の出力チャンネルから
出力する場合、上位制御端末手段との通信が途絶えて上
位制御端末手段から制御命令が供給されなくなったと
き、スイッチング手段及び記録再生手段を含む被制御手
段に対する制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持
し、上位制御端末手段との通信が復旧したとき、保持し
た制御状態を上位制御端末手段に通知するようにする。
め本発明においては、上位制御端末手段からの制御命令
に基づいて複数の入力チャンネルから入力されたデータ
をスイッチング手段により切り換え、当該切り換えられ
たデータを記録再生手段に入力して記録し、当該記録さ
れたデータを記録再生手段により再生した後にスイッチ
ング手段によって切り換えて複数の出力チャンネルから
出力する場合、上位制御端末手段との通信が途絶えて上
位制御端末手段から制御命令が供給されなくなったと
き、スイッチング手段及び記録再生手段を含む被制御手
段に対する制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持
し、上位制御端末手段との通信が復旧したとき、保持し
た制御状態を上位制御端末手段に通知するようにする。
【0010】上位制御端末手段からの通信が途絶えたと
き被制御手段に対する制御状態を通信が途絶えたときの
状態で保持し、通信が復旧したとき保持した制御状態を
制御端末手段に通知することにより、上位制御端末手段
は通信が途絶えたときの被制御手段の制御状態を認識す
ることができ、その結果通信が途絶えたとき以降の制御
命令を発行するだけで被制御手段を効率良く制御するこ
とができる。
き被制御手段に対する制御状態を通信が途絶えたときの
状態で保持し、通信が復旧したとき保持した制御状態を
制御端末手段に通知することにより、上位制御端末手段
は通信が途絶えたときの被制御手段の制御状態を認識す
ることができ、その結果通信が途絶えたとき以降の制御
命令を発行するだけで被制御手段を効率良く制御するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
施の形態を詳述する。
【0012】(1)放送送出システムの全体構成 図1において、10は全体として本実施の形態における
放送送出システムを示し、パーソナルコンピュータでな
る上位制御端末11〜13とサーバマネジメントシステ
ム45のシステムコントローラ14とがLAN(Local A
rea Network)15を介して接続され、上位制御端末11
〜13とシステムコントローラ14との間で下位放送用
デバイス(AV(Audio and/or Video)サーバ46、エン
コーダ31及び32、デコーダ33及び34、VTR(V
ideo Tape Recorder) 35及び36、TCG(Title Cha
racter Generator) 37及び38、AVサーバ47、ル
ータ51)への各種制御コマンドに関する通信を行うよ
うになされている。
放送送出システムを示し、パーソナルコンピュータでな
る上位制御端末11〜13とサーバマネジメントシステ
ム45のシステムコントローラ14とがLAN(Local A
rea Network)15を介して接続され、上位制御端末11
〜13とシステムコントローラ14との間で下位放送用
デバイス(AV(Audio and/or Video)サーバ46、エン
コーダ31及び32、デコーダ33及び34、VTR(V
ideo Tape Recorder) 35及び36、TCG(Title Cha
racter Generator) 37及び38、AVサーバ47、ル
ータ51)への各種制御コマンドに関する通信を行うよ
うになされている。
【0013】上位制御端末11〜13は、下位放送用デ
バイスをCM(Commercial)送出用として使用する場合に
どのようなCM素材が蓄積されたか、あるいは蓄積され
たCM素材を何時何分に送出するのかといったプレイリ
ストの作成や、下位放送用デバイスをニュース番組にお
ける素材送出用(”A”容疑者の逮捕の瞬間、警察に連
行される様子などのAVデータの送出用)として使用す
る場合に下位放送用デバイスに蓄積されたニュース素材
の編集作業や、編集したニュース素材をニュース番組の
中で何時何分に送出するのかといった番組構成表の作成
を、ユーザがモニタ(図示せず)に表示されたGUI(G
raphic User Interface)を操作することにより行う。
バイスをCM(Commercial)送出用として使用する場合に
どのようなCM素材が蓄積されたか、あるいは蓄積され
たCM素材を何時何分に送出するのかといったプレイリ
ストの作成や、下位放送用デバイスをニュース番組にお
ける素材送出用(”A”容疑者の逮捕の瞬間、警察に連
行される様子などのAVデータの送出用)として使用す
る場合に下位放送用デバイスに蓄積されたニュース素材
の編集作業や、編集したニュース素材をニュース番組の
中で何時何分に送出するのかといった番組構成表の作成
を、ユーザがモニタ(図示せず)に表示されたGUI(G
raphic User Interface)を操作することにより行う。
【0014】このように上位制御端末11〜13は、プ
レイリストの作成、編集作業及び番組構成表の作成を行
う他、下位放送用デバイスに蓄積された編集後の放送素
材を放送送出時刻前に閲覧して確認する場合も下位放送
用デバイスにアクセスする必要がある。
レイリストの作成、編集作業及び番組構成表の作成を行
う他、下位放送用デバイスに蓄積された編集後の放送素
材を放送送出時刻前に閲覧して確認する場合も下位放送
用デバイスにアクセスする必要がある。
【0015】しかし下位放送用デバイスに蓄積された同
一の素材に複数の上位制御端末11〜13がアクセスし
ようとした場合、その重要性に係わらず早くアクセスし
たものが下位放送用デバイスを優先的に制御することに
なる。
一の素材に複数の上位制御端末11〜13がアクセスし
ようとした場合、その重要性に係わらず早くアクセスし
たものが下位放送用デバイスを優先的に制御することに
なる。
【0016】従って、例えば上位制御端末11が緊急に
素材を編集して送出する必要が生じたときであっても、
他の上位制御端末12がその素材にアクセス中であれば
緊急の編集作業を行うことが困難になる。
素材を編集して送出する必要が生じたときであっても、
他の上位制御端末12がその素材にアクセス中であれば
緊急の編集作業を行うことが困難になる。
【0017】また素材のみならず、上位制御端末11が
複数の入出力チャンネルのいずれかを使用して下位放送
用デバイスに蓄積されたニュース素材の閲覧及び編集等
を行って緊急に放送したい場合に、他の上位制御端末1
2及び13によって入出力チャンネルが全て占有されて
いたときには緊急のニュース素材を放送し得ない。
複数の入出力チャンネルのいずれかを使用して下位放送
用デバイスに蓄積されたニュース素材の閲覧及び編集等
を行って緊急に放送したい場合に、他の上位制御端末1
2及び13によって入出力チャンネルが全て占有されて
いたときには緊急のニュース素材を放送し得ない。
【0018】このような状況を鑑みて、サーバマネジメ
ントシステム45は上位制御端末11〜13からの要求
(下位放送用デバイスに蓄積された素材へのアクセスや
入出力チャンネルの選定)の重要性に応じて、下位放送
用デバイスの調停を行うようになされている。
ントシステム45は上位制御端末11〜13からの要求
(下位放送用デバイスに蓄積された素材へのアクセスや
入出力チャンネルの選定)の重要性に応じて、下位放送
用デバイスの調停を行うようになされている。
【0019】ここでサーバマネジメントシステム45
は、システムコントローラ14で処理するレイヤとデバ
イスメインコントローラ16及びデバイスサブコントロ
ーラ17〜22で処理するレイヤとの2層構造で構成さ
れており、下位放送用デバイスを占有使用して各種処理
を実行させるための制御コマンドを上位制御端末11〜
13から受けてシステムコントローラ14で解析した
後、当該システムコントローラ14からデバイスメイン
コントローラ16へ送出する。なおシステムコントロー
ラ14における処理の詳細は後述する。
は、システムコントローラ14で処理するレイヤとデバ
イスメインコントローラ16及びデバイスサブコントロ
ーラ17〜22で処理するレイヤとの2層構造で構成さ
れており、下位放送用デバイスを占有使用して各種処理
を実行させるための制御コマンドを上位制御端末11〜
13から受けてシステムコントローラ14で解析した
後、当該システムコントローラ14からデバイスメイン
コントローラ16へ送出する。なおシステムコントロー
ラ14における処理の詳細は後述する。
【0020】デバイスメインコントローラ16は、シス
テムコントローラ14から供給された制御コマンドを、
当該制御コマンドに応じた処理を実行する下位放送用デ
バイスの接続されているデバイスサブコントローラ17
〜22に送出する。
テムコントローラ14から供給された制御コマンドを、
当該制御コマンドに応じた処理を実行する下位放送用デ
バイスの接続されているデバイスサブコントローラ17
〜22に送出する。
【0021】デバイスサブコントローラ17〜21は、
デバイスメインコントローラ16の図示しないタイマや
デバイスサブコントローラ22に接続されたコントロー
ルパネル44の操作ボタンを操作することによって与え
られるトリガに基づいて、蓄えていた制御コマンドを下
位放送用デバイスに与えることにより、制御コマンドに
応じた各種処理を下位放送用デバイスによって実行させ
る。
デバイスメインコントローラ16の図示しないタイマや
デバイスサブコントローラ22に接続されたコントロー
ルパネル44の操作ボタンを操作することによって与え
られるトリガに基づいて、蓄えていた制御コマンドを下
位放送用デバイスに与えることにより、制御コマンドに
応じた各種処理を下位放送用デバイスによって実行させ
る。
【0022】因みにデバイスサブコントローラ17〜2
1は、下位放送用デバイスに操作コマンドに応じた処理
を実行させると、操作コマンドに対するステータス情報
をデバイスメインコントローラ16を介してシステムコ
ントローラ14に返信する。
1は、下位放送用デバイスに操作コマンドに応じた処理
を実行させると、操作コマンドに対するステータス情報
をデバイスメインコントローラ16を介してシステムコ
ントローラ14に返信する。
【0023】デバイスサブコントローラ17は、デバイ
スメインコントローラ16から供給された操作コマンド
を、AVサーバ46のうち上位制御端末11〜13によ
って指定されたサーバデータコントローラ23〜26の
いずれかに対して送出する。
スメインコントローラ16から供給された操作コマンド
を、AVサーバ46のうち上位制御端末11〜13によ
って指定されたサーバデータコントローラ23〜26の
いずれかに対して送出する。
【0024】サーバデータコントローラ23〜26は、
入力チャンネルCHIN1〜CHIN5から供給された
AVデータを操作コマンドに基づいて映像信号のフレー
ム(1/30 秒) に同期したタイミングでRAID(Redunda
nt Arrays of Inexpensive Disks) 27〜30に格納
し、又は操作コマンドに基づいて映像信号のフレーム(1
/30 秒) に同期したタイミングでRAID27〜30か
らAVデータを読み出して出力する。
入力チャンネルCHIN1〜CHIN5から供給された
AVデータを操作コマンドに基づいて映像信号のフレー
ム(1/30 秒) に同期したタイミングでRAID(Redunda
nt Arrays of Inexpensive Disks) 27〜30に格納
し、又は操作コマンドに基づいて映像信号のフレーム(1
/30 秒) に同期したタイミングでRAID27〜30か
らAVデータを読み出して出力する。
【0025】ここでRAID27〜30は、複数のHD
D(Hard Disc Drive) を並列に並べて構成され、各HD
Dに転送されたAVデータをストライピングして記録す
ることにより、サーバデータコントローラ23〜26に
入力されるAVデータの転送レートで記憶し得るように
なされている。
D(Hard Disc Drive) を並列に並べて構成され、各HD
Dに転送されたAVデータをストライピングして記録す
ることにより、サーバデータコントローラ23〜26に
入力されるAVデータの転送レートで記憶し得るように
なされている。
【0026】またRAID27〜30は、入力したAV
データを記録する複数のHDDと、入力したAVデータ
のパリティデータを記録する少なくとも1台のHDDと
を備えて冗長性を高め、さらにAVデータが記録された
HDDの読み出しを実行したときにはパリティデータで
誤り訂正を行うことでAVデータを正確に読み出し得る
ようになされている。
データを記録する複数のHDDと、入力したAVデータ
のパリティデータを記録する少なくとも1台のHDDと
を備えて冗長性を高め、さらにAVデータが記録された
HDDの読み出しを実行したときにはパリティデータで
誤り訂正を行うことでAVデータを正確に読み出し得る
ようになされている。
【0027】デバイスサブコントローラ18は、デバイ
スメインコントローラ16から送られてきた操作コマン
ドを上位制御端末11〜13によって指定されたエンコ
ーダ31、32及びデコーダ33、34のいずれかに対
して送出する。
スメインコントローラ16から送られてきた操作コマン
ドを上位制御端末11〜13によって指定されたエンコ
ーダ31、32及びデコーダ33、34のいずれかに対
して送出する。
【0028】エンコーダ31及び32は、外部の素材供
給部(図示せず)から入力チャンネルCHIN1〜CH
IN5のいずれかを介して入力されたAVデータを必要
があれば操作コマンドに基づいて所定の比率で圧縮符号
化して出力する。
給部(図示せず)から入力チャンネルCHIN1〜CH
IN5のいずれかを介して入力されたAVデータを必要
があれば操作コマンドに基づいて所定の比率で圧縮符号
化して出力する。
【0029】ここで用いられる圧縮符号化は、例えば動
画におけるフレーム間の相関を利用したMPEG(Motio
n Picture Expert Group) 、静止画の圧縮符号化方式で
あるJPEG(Joint Photographic Expert Group) 、フ
レーム内圧縮であるDV方式等の種々の圧縮符号化方式
が考えられる。
画におけるフレーム間の相関を利用したMPEG(Motio
n Picture Expert Group) 、静止画の圧縮符号化方式で
あるJPEG(Joint Photographic Expert Group) 、フ
レーム内圧縮であるDV方式等の種々の圧縮符号化方式
が考えられる。
【0030】またこのエンコーダ31及び32では、外
部からSDI(Serial Digital Interface:SMPTE-259Mと
しての規格) やSDTI(Serial Digital Transfer Int
erface:SMPTE-259M としての規格) 、さらに非同期伝送
方式であるATM(Asynchronous Transfer Mode)等の所
定の外部伝送フォーマットで伝送データが入力された場
合、必要に応じて伝送データをデコードして必要なAV
データを取り出した後、さらに必要があれば圧縮する。
部からSDI(Serial Digital Interface:SMPTE-259Mと
しての規格) やSDTI(Serial Digital Transfer Int
erface:SMPTE-259M としての規格) 、さらに非同期伝送
方式であるATM(Asynchronous Transfer Mode)等の所
定の外部伝送フォーマットで伝送データが入力された場
合、必要に応じて伝送データをデコードして必要なAV
データを取り出した後、さらに必要があれば圧縮する。
【0031】デコーダ33及び34は、供給されたAV
データが圧縮符号化されているときにはエンコーダ31
及び32と逆の伸長処理をAVデータに施し、更に上述
した外部伝送フォーマット(SDI、SDTI及びAT
M等)に変換して出力する。
データが圧縮符号化されているときにはエンコーダ31
及び32と逆の伸長処理をAVデータに施し、更に上述
した外部伝送フォーマット(SDI、SDTI及びAT
M等)に変換して出力する。
【0032】デバイスサブコントローラ19は、デバイ
スメインコントローラ16から送られてきた操作コマン
ドを上位制御端末11〜13によって指定されたVTR
35、36及びTCG37、38のいずれかに対して送
出する。
スメインコントローラ16から送られてきた操作コマン
ドを上位制御端末11〜13によって指定されたVTR
35、36及びTCG37、38のいずれかに対して送
出する。
【0033】VTR35及び36は、供給されたAVデ
ータを操作コマンドに基づいて記録し、又は操作コマン
ドに基づいて記録されているAVデータを読み出して出
力する。TCG37及び38は、操作コマンドに応じて
AVデータに所望のタイトルやキャラクタを付加して出
力する。
ータを操作コマンドに基づいて記録し、又は操作コマン
ドに基づいて記録されているAVデータを読み出して出
力する。TCG37及び38は、操作コマンドに応じて
AVデータに所望のタイトルやキャラクタを付加して出
力する。
【0034】デバイスサブコントローラ20は、AVサ
ーバ47の主制御部39、入出力処理部40、41及び
高速入出力処理部42に接続され、デバイスメインコン
トローラ16から送られてきた操作コマンドを主制御部
39に送出する。
ーバ47の主制御部39、入出力処理部40、41及び
高速入出力処理部42に接続され、デバイスメインコン
トローラ16から送られてきた操作コマンドを主制御部
39に送出する。
【0035】主制御部39は、入出力処理部40、4
1、高速入出力処理部42及びRAID43を統括的に
制御し、操作コマンドに基づいて入出力処理部40、4
1及び高速入出力処理部42による処理を制御する。
1、高速入出力処理部42及びRAID43を統括的に
制御し、操作コマンドに基づいて入出力処理部40、4
1及び高速入出力処理部42による処理を制御する。
【0036】ここでRAID43についても、RAID
27〜30と同様に複数のHDDを並列に並べて構成さ
れ、各HDDに転送されたAVデータをストライピング
して記録していることにより、入出力処理部41、41
及び高速入出力処理部42に入力されるAVデータの転
送レートで記憶し得る。
27〜30と同様に複数のHDDを並列に並べて構成さ
れ、各HDDに転送されたAVデータをストライピング
して記録していることにより、入出力処理部41、41
及び高速入出力処理部42に入力されるAVデータの転
送レートで記憶し得る。
【0037】またRAID43は、入力したAVデータ
を記録する複数のHDDと、入力したAVデータのパリ
ティデータを記録する少なくとも1台のHDDとを備え
て冗長性を高め、さらにAVデータが記録されたHDD
の読み出しを実行したときにはパリティデータで誤り訂
正を行うことでAVデータを正確に読み出し得るように
なされている。
を記録する複数のHDDと、入力したAVデータのパリ
ティデータを記録する少なくとも1台のHDDとを備え
て冗長性を高め、さらにAVデータが記録されたHDD
の読み出しを実行したときにはパリティデータで誤り訂
正を行うことでAVデータを正確に読み出し得るように
なされている。
【0038】実際上、入出力処理部40及び41は、供
給されたAVデータに対して必要があれば所定のデータ
処理(例えはデータ圧縮処理)を施した後にRAID4
3に記録し、又はRAID43からAVデータを読み出
して必要があれば所定のデータ処理(例えはデータ伸長
処理)を施した後に出力する。
給されたAVデータに対して必要があれば所定のデータ
処理(例えはデータ圧縮処理)を施した後にRAID4
3に記録し、又はRAID43からAVデータを読み出
して必要があれば所定のデータ処理(例えはデータ伸長
処理)を施した後に出力する。
【0039】また高速入出力処理部42は、供給された
AVデータに対して必要があれば所定のデータ処理(例
えはデータ圧縮処理)を施した後に、所定速度で高速転
送しながらRAID43に記録し、又はRAID43か
らAVデータを読み出して必要があれば所定のデータ処
理(例えはデータ伸長処理)を施した後に所定速度で高
速転送しながら出力する。
AVデータに対して必要があれば所定のデータ処理(例
えはデータ圧縮処理)を施した後に、所定速度で高速転
送しながらRAID43に記録し、又はRAID43か
らAVデータを読み出して必要があれば所定のデータ処
理(例えはデータ伸長処理)を施した後に所定速度で高
速転送しながら出力する。
【0040】デバイスサブコントローラ21は、ルータ
51に接続されており、複数の下位放送用デバイスを複
数の接続点で結合してAVデータの入出力経路を切り換
え制御すると共に、入力チャンネルCHIN1〜CHI
N5及び出力チャンネルCHOUT1〜CHOUT5の
切換制御を行う。
51に接続されており、複数の下位放送用デバイスを複
数の接続点で結合してAVデータの入出力経路を切り換
え制御すると共に、入力チャンネルCHIN1〜CHI
N5及び出力チャンネルCHOUT1〜CHOUT5の
切換制御を行う。
【0041】ここで放送送出システム10は、5チャン
ネル分の入力チャンネルCHIN1〜CHIN5及び出
力チャンネルCHOUT1〜CHOUT5を有してお
り、1本の入出力ラインを1チャンネルとするとルータ
51によって5チャンネルの入出力をスイッチングし得
るようになされている。
ネル分の入力チャンネルCHIN1〜CHIN5及び出
力チャンネルCHOUT1〜CHOUT5を有してお
り、1本の入出力ラインを1チャンネルとするとルータ
51によって5チャンネルの入出力をスイッチングし得
るようになされている。
【0042】また放送送出システム10は、AVサーバ
46において4台のサーバデータコントローラ23〜2
6を有しており、当該サーバデータコントローラ23〜
26に対するそれぞれの入出力ラインを1チャンネルと
すると合計4チャンネルの同時入出力を可能にしてい
る。
46において4台のサーバデータコントローラ23〜2
6を有しており、当該サーバデータコントローラ23〜
26に対するそれぞれの入出力ラインを1チャンネルと
すると合計4チャンネルの同時入出力を可能にしてい
る。
【0043】さらに放送送出システム10は、AVサー
バ47において2台の入出力処理部40及び41と1台
の高速入出力処理部42を有しており、当該入出力処理
部40及び41と高速入出力処理部42に対するそれぞ
れの入出力ラインを1チャンネルとすると合計3チャン
ネルの同時入出力を可能にしている。
バ47において2台の入出力処理部40及び41と1台
の高速入出力処理部42を有しており、当該入出力処理
部40及び41と高速入出力処理部42に対するそれぞ
れの入出力ラインを1チャンネルとすると合計3チャン
ネルの同時入出力を可能にしている。
【0044】従って放送送出システム10は、複数の入
力チャンネルCHIN1〜CHIN5から入力されたA
Vデータに対して下位放送用デバイスで様々な処理を並
列的に施した後、複数の出力チャンネルCHOUT1〜
CHOUT5からそれぞれ出力し得るようになされてい
る。
力チャンネルCHIN1〜CHIN5から入力されたA
Vデータに対して下位放送用デバイスで様々な処理を並
列的に施した後、複数の出力チャンネルCHOUT1〜
CHOUT5からそれぞれ出力し得るようになされてい
る。
【0045】デバイスサブコントローラ22は、コント
ロールパネル44に接続されており、例えば設定時刻に
所望のAVデータを出力するように予定していたにも係
わらず、設定時刻前にAVデータを出力する必要が生じ
たときには、ユーザによるコントロールパネル44の操
作ボタンの操作によってAVデータの出力タイミングを
調整し得るようになされている。
ロールパネル44に接続されており、例えば設定時刻に
所望のAVデータを出力するように予定していたにも係
わらず、設定時刻前にAVデータを出力する必要が生じ
たときには、ユーザによるコントロールパネル44の操
作ボタンの操作によってAVデータの出力タイミングを
調整し得るようになされている。
【0046】このようにデバイスサブコントローラ22
は、設定時刻になったときにAVデータを出力するだけ
ではなく、コントロールパネル44のユーザ操作による
トリガに基づいてもAVデータを出力し得るようになさ
れている。
は、設定時刻になったときにAVデータを出力するだけ
ではなく、コントロールパネル44のユーザ操作による
トリガに基づいてもAVデータを出力し得るようになさ
れている。
【0047】また放送送出システム10は、デバイスメ
インコントローラ16の図示しないタイムスロット発生
回路によって発生したタイムスロット信号を、デバイス
サブコントローラ17及び20を介してAVサーバ46
のサーバデータコントローラ23〜26、AVサーバ4
7の入出力処理部40及び41、高速入出力処理部42
等の下位放送用デバイスに対してそれぞれ発行する。
インコントローラ16の図示しないタイムスロット発生
回路によって発生したタイムスロット信号を、デバイス
サブコントローラ17及び20を介してAVサーバ46
のサーバデータコントローラ23〜26、AVサーバ4
7の入出力処理部40及び41、高速入出力処理部42
等の下位放送用デバイスに対してそれぞれ発行する。
【0048】これによりサーバデータコントローラ23
〜26、入出力処理部40及び41、高速入出力処理部
42は、自身に割り当てられたタイムスロット信号が示
すタイムスロット時間内でのみ動作することが許可され
る。
〜26、入出力処理部40及び41、高速入出力処理部
42は、自身に割り当てられたタイムスロット信号が示
すタイムスロット時間内でのみ動作することが許可され
る。
【0049】この場合のタイムスロット時間は非常に短
い時間であり、これにより下位放送用デバイスによる処
理は見かけ上あたかも同時にAVデータの入出力処理が
行われているようにみえる。
い時間であり、これにより下位放送用デバイスによる処
理は見かけ上あたかも同時にAVデータの入出力処理が
行われているようにみえる。
【0050】このような放送送出システム10では、入
力したAVデータに対して下位放送用デバイスで所定の
データ処理を施した後に出力する処理として大きく分け
て3通り存在する。
力したAVデータに対して下位放送用デバイスで所定の
データ処理を施した後に出力する処理として大きく分け
て3通り存在する。
【0051】放送送出システム10では、第1に、入力
したAVデータをエンコーダ31又は32によって圧縮
符号化し、サーバデータコントローラ23〜26のいず
れかによってRAID27〜30に記録した後に読み出
し、デコーダ33又は34によってデコードした後に出
力する。
したAVデータをエンコーダ31又は32によって圧縮
符号化し、サーバデータコントローラ23〜26のいず
れかによってRAID27〜30に記録した後に読み出
し、デコーダ33又は34によってデコードした後に出
力する。
【0052】また放送送出システム10では、第2に、
入力したAVデータをVTR35又は36によって記録
した後に再生して出力する。
入力したAVデータをVTR35又は36によって記録
した後に再生して出力する。
【0053】さらに放送送出システム10では、第3
に、入力したAVデータを主制御部39を介して入出力
処理部40、41、高速入出力処理部42のいずれかに
送出し、当該入出力処理部40、41、高速入出力処理
部42のいずれかにより必要に応じて例えばMPEG2
(4:2:2@Plofile )方式で圧縮符号化してRAI
D43に記録した後に読み出し、入出力処理部40、4
1、高速入出力処理部42のいずれかによって必要に応
じてデコードした後に出力する。
に、入力したAVデータを主制御部39を介して入出力
処理部40、41、高速入出力処理部42のいずれかに
送出し、当該入出力処理部40、41、高速入出力処理
部42のいずれかにより必要に応じて例えばMPEG2
(4:2:2@Plofile )方式で圧縮符号化してRAI
D43に記録した後に読み出し、入出力処理部40、4
1、高速入出力処理部42のいずれかによって必要に応
じてデコードした後に出力する。
【0054】この放送送出システム10では、上位制御
端末11〜13によって使用すべき下位放送用デバイス
がそれぞれ指定され、占有的に確保された下位放送用デ
バイスをルータ51によって順次結合して入出力経路を
決定することにより、複数チャンネル分の入出力処理を
同時に実行するようになされている。
端末11〜13によって使用すべき下位放送用デバイス
がそれぞれ指定され、占有的に確保された下位放送用デ
バイスをルータ51によって順次結合して入出力経路を
決定することにより、複数チャンネル分の入出力処理を
同時に実行するようになされている。
【0055】ところで放送送出システム10は、例えば
上位制御端末11が入力チャンネルCHIN5から入力
したAVデータをVTR35又は36のいずれかを使用
して記録した後に再生し、出力チャンネルCHOUT5
から出力しようとした場合に、上位制御端末12がVT
R35を使用し、上位制御端末13がVTR36を使用
していると、上位制御端末11はVTR35又は36の
いずれも使用し得ずAVデータを送出することが困難に
なる。
上位制御端末11が入力チャンネルCHIN5から入力
したAVデータをVTR35又は36のいずれかを使用
して記録した後に再生し、出力チャンネルCHOUT5
から出力しようとした場合に、上位制御端末12がVT
R35を使用し、上位制御端末13がVTR36を使用
していると、上位制御端末11はVTR35又は36の
いずれも使用し得ずAVデータを送出することが困難に
なる。
【0056】このような状態が発生すると、放送局等に
おいては緊急ニュースをVTRにより再生して放送しな
ければならない状況のときでも緊急ニュースを放送する
ことが困難になる。
おいては緊急ニュースをVTRにより再生して放送しな
ければならない状況のときでも緊急ニュースを放送する
ことが困難になる。
【0057】そこで放送送出システム10は、上位制御
端末11〜13による下位放送用デバイスの使用予約を
行う制御コマンドをシステムコントローラ14で受け、
当該システムコントローラ14によって上位制御端末1
1〜13が指定した下位放送用デバイスの使用を割り当
てると共に、重要度に応じて下位放送用デバイスの割当
を変更して調停するようになされている。
端末11〜13による下位放送用デバイスの使用予約を
行う制御コマンドをシステムコントローラ14で受け、
当該システムコントローラ14によって上位制御端末1
1〜13が指定した下位放送用デバイスの使用を割り当
てると共に、重要度に応じて下位放送用デバイスの割当
を変更して調停するようになされている。
【0058】(2)システムコントローラの構成 続いて、システムコントローラ14の構成について機能
ブロックに分けて詳細に説明する。図2に示すようにシ
ステムコントローラ14は、上位制御端末11〜13か
らの制御コマンドを実行するための2つのタスクによっ
て構成されている。
ブロックに分けて詳細に説明する。図2に示すようにシ
ステムコントローラ14は、上位制御端末11〜13か
らの制御コマンドを実行するための2つのタスクによっ
て構成されている。
【0059】すなわちシステムコントローラ14は、上
位制御端末11〜13からの制御コマンドを実行する実
行管理タスク(Execution Manager Task:EMT)71と、制
御コマンドに応じた処理を実行管理タスク71が実行す
る上で必要となる下位放送用デバイスの情報(以下、こ
れをリソース情報データベースと呼ぶ)73を管理する
リソース情報管理タスク(Resource Information Manage
r Task:RIMT)72とによって構成される。
位制御端末11〜13からの制御コマンドを実行する実
行管理タスク(Execution Manager Task:EMT)71と、制
御コマンドに応じた処理を実行管理タスク71が実行す
る上で必要となる下位放送用デバイスの情報(以下、こ
れをリソース情報データベースと呼ぶ)73を管理する
リソース情報管理タスク(Resource Information Manage
r Task:RIMT)72とによって構成される。
【0060】ここでリソースとは、上述した下位放送用
デバイスのことであり、当該下位放送用デバイスである
AVサーバ46のサーバデータコントローラ23〜26
や、AVサーバ47の入出力処理部40及び41、高速
入出力処理部42、さらに入出力チャンネルを含む。
デバイスのことであり、当該下位放送用デバイスである
AVサーバ46のサーバデータコントローラ23〜26
や、AVサーバ47の入出力処理部40及び41、高速
入出力処理部42、さらに入出力チャンネルを含む。
【0061】リソース情報データベース73は、予めシ
ステムコントローラ14が保持する種々のデータベース
情報のことであり、システムコントローラ14と接続さ
れた上位制御端末11〜13に関する情報が格納された
ユーザ情報と、放送送出システム10内のリソースの
数、各リソースが上位制御端末11〜13によって使用
可能状態であるか否か(リソースの状態)及びリソース
共通の情報からなるリソース管理情報と、リソースの種
類毎に異なる各種情報を格納したリソース別情報と、放
送送出システム10内にどのような放送素材がどのリソ
ースに格納されているかを示す素材情報と、各リソース
がどのように接続されているかを示す結線情報と、上位
制御端末11〜13のいずれかからリソースを使用する
ための要求情報であるリソースオープン命令を受信した
かを示すオープン管理情報と、リソースオープン命令を
受け付けても何からの原因により放送素材の送出を行う
ことができないリソースが存在するときにどのリソース
にエラーが発生しているのかを示すエラー情報とから構
成されている。
ステムコントローラ14が保持する種々のデータベース
情報のことであり、システムコントローラ14と接続さ
れた上位制御端末11〜13に関する情報が格納された
ユーザ情報と、放送送出システム10内のリソースの
数、各リソースが上位制御端末11〜13によって使用
可能状態であるか否か(リソースの状態)及びリソース
共通の情報からなるリソース管理情報と、リソースの種
類毎に異なる各種情報を格納したリソース別情報と、放
送送出システム10内にどのような放送素材がどのリソ
ースに格納されているかを示す素材情報と、各リソース
がどのように接続されているかを示す結線情報と、上位
制御端末11〜13のいずれかからリソースを使用する
ための要求情報であるリソースオープン命令を受信した
かを示すオープン管理情報と、リソースオープン命令を
受け付けても何からの原因により放送素材の送出を行う
ことができないリソースが存在するときにどのリソース
にエラーが発生しているのかを示すエラー情報とから構
成されている。
【0062】ここでリソース情報データベース73のう
ち、リソース管理情報について図3を用いて説明する。
このリソース管理情報は、例えばリソースの名称を示す
リソース名、該当リソースの種別を示すリソースタイ
プ、リソースグループを示すリソースグループ名、リソ
ースが使用できる状態かあるいはエラー、ワーニング等
で使用不能状態であるかを示すリソース状態、リソース
がシステムコントローラと接続されていることを示すリ
ソース通信状態、該当リソースを優先して使用するよう
に指示したユーザ(上位制御端末11〜13を使用する
ユーザ)を示す予約ユーザ名、その優先使用の優先度を
示す予約優先度の計7項目から構成されている。
ち、リソース管理情報について図3を用いて説明する。
このリソース管理情報は、例えばリソースの名称を示す
リソース名、該当リソースの種別を示すリソースタイ
プ、リソースグループを示すリソースグループ名、リソ
ースが使用できる状態かあるいはエラー、ワーニング等
で使用不能状態であるかを示すリソース状態、リソース
がシステムコントローラと接続されていることを示すリ
ソース通信状態、該当リソースを優先して使用するよう
に指示したユーザ(上位制御端末11〜13を使用する
ユーザ)を示す予約ユーザ名、その優先使用の優先度を
示す予約優先度の計7項目から構成されている。
【0063】具体的にリソース名は、放送送出システム
10の下位放送用デバイスと1対1に対応する名称であ
り、リソース名「システムコントローラ1」は放送送出
システム10におけるシステムコントローラ14を示
し、リソース名「デバイスメインコントローラ1」はデ
バイスメインコントローラ16、リソース名「デバイス
サブコントローラ1〜6」はデバイスサブコントローラ
17〜22、リソース名「AVサーバ1及び2」はAV
サーバ46及び47、リソース名「サーバデータコント
ローラ1〜4」はサーバデータコントローラ23〜2
6、リソース名「主制御部1」は主制御部39、リソー
ス名「入出力処理部1及び2」は入出力処理部40及び
41、リソース名「高速入出力処理部1」は高速入出力
処理部42、リソース名「HDD1〜4及び5」はRA
ID27〜30及び43、リソース名「エンコーダ1及
び2」はエンコーダ31及び32、リソース名「デコー
ダ1及び2」はデコーダ33及び34、リソース名「V
TR1及び2」はVTR35及び36、リソース名「T
CG1及び2」はTCG37及び38、リソース名「ル
ータ1」はルータ51、リソース名「CH−IN1〜
5」は入力チャンネルCHIN1〜CHIN5、リソー
ス名「CH−OUT1〜5」は出力チャンネルCHOU
T1〜CHOUT5を示している。
10の下位放送用デバイスと1対1に対応する名称であ
り、リソース名「システムコントローラ1」は放送送出
システム10におけるシステムコントローラ14を示
し、リソース名「デバイスメインコントローラ1」はデ
バイスメインコントローラ16、リソース名「デバイス
サブコントローラ1〜6」はデバイスサブコントローラ
17〜22、リソース名「AVサーバ1及び2」はAV
サーバ46及び47、リソース名「サーバデータコント
ローラ1〜4」はサーバデータコントローラ23〜2
6、リソース名「主制御部1」は主制御部39、リソー
ス名「入出力処理部1及び2」は入出力処理部40及び
41、リソース名「高速入出力処理部1」は高速入出力
処理部42、リソース名「HDD1〜4及び5」はRA
ID27〜30及び43、リソース名「エンコーダ1及
び2」はエンコーダ31及び32、リソース名「デコー
ダ1及び2」はデコーダ33及び34、リソース名「V
TR1及び2」はVTR35及び36、リソース名「T
CG1及び2」はTCG37及び38、リソース名「ル
ータ1」はルータ51、リソース名「CH−IN1〜
5」は入力チャンネルCHIN1〜CHIN5、リソー
ス名「CH−OUT1〜5」は出力チャンネルCHOU
T1〜CHOUT5を示している。
【0064】またリソースタイプはリソースの種別を表
しており、リソース名「システムコントローラ1」すな
わちシステムコントローラ14はリソースタイプ「SM
S」となる。同様にデバイスメインコントローラ16は
リソースタイプ「IDCMAIN」、デバイスサブコン
トローラ17〜22はリソースタイプ「IDCSU
B」、AVサーバ46及び47、サーバデータコントロ
ーラ23〜26、主制御部39、入出力処理部40及び
41、高速入出力処理部42はリソースタイプ「IO
P」、RAID27〜30及び43はリソースタイプ
「RAID」、エンコーダ31及び32はリソースタイ
プ「ENC」、デコーダ33及び34はリソースタイプ
「DEC」、VTR35及び36はリソースタイプ「V
TR」、TCG37及び38はリソースタイプ「TC
G」、ルータ51はリソースタイプ「ROUTER」、
入力チャンネルCHIN1〜CHIN5及び出力チャン
ネルCHOUT1〜CHOUT5はリソースタイプ「C
HANNEL」となる。
しており、リソース名「システムコントローラ1」すな
わちシステムコントローラ14はリソースタイプ「SM
S」となる。同様にデバイスメインコントローラ16は
リソースタイプ「IDCMAIN」、デバイスサブコン
トローラ17〜22はリソースタイプ「IDCSU
B」、AVサーバ46及び47、サーバデータコントロ
ーラ23〜26、主制御部39、入出力処理部40及び
41、高速入出力処理部42はリソースタイプ「IO
P」、RAID27〜30及び43はリソースタイプ
「RAID」、エンコーダ31及び32はリソースタイ
プ「ENC」、デコーダ33及び34はリソースタイプ
「DEC」、VTR35及び36はリソースタイプ「V
TR」、TCG37及び38はリソースタイプ「TC
G」、ルータ51はリソースタイプ「ROUTER」、
入力チャンネルCHIN1〜CHIN5及び出力チャン
ネルCHOUT1〜CHOUT5はリソースタイプ「C
HANNEL」となる。
【0065】さらにリソースグループ名は、同一リソー
スタイプのリソースを1つの集合としてシステムコント
ローラ14が取り扱うための名称であり、リソースタイ
プ「SMS」のリソースグループ名は「GP−SMS」
となり、以下同様にしてそれぞれのリソースグループ名
は「GP−(リソースタイプ)」となる。
スタイプのリソースを1つの集合としてシステムコント
ローラ14が取り扱うための名称であり、リソースタイ
プ「SMS」のリソースグループ名は「GP−SMS」
となり、以下同様にしてそれぞれのリソースグループ名
は「GP−(リソースタイプ)」となる。
【0066】リソース状態は、各リソースが使用可能状
態にあるか否かを示しており、図3のリソース管理情報
では全て「使用可能」となっている。例えば上位制御端
末11によってリソースが使用されているときには「端
末11が使用中」に変更される。
態にあるか否かを示しており、図3のリソース管理情報
では全て「使用可能」となっている。例えば上位制御端
末11によってリソースが使用されているときには「端
末11が使用中」に変更される。
【0067】リソース通信状態は、各リソースの物理的
な接続状態を示しており、システムコントローラ14と
各リソースとの通信が可能なとき、すなわちシステムコ
ントローラ14から制御コマンドを送信することが可能
なときは「接続」、通信が途絶えて制御コマンドを送信
し得ないときは「切断」が表示される。因みに図3のリ
ソース管理情報では、全てのリソースはシステムコント
ローラ14と通信可能な状態であり、「接続」が表示さ
れている。
な接続状態を示しており、システムコントローラ14と
各リソースとの通信が可能なとき、すなわちシステムコ
ントローラ14から制御コマンドを送信することが可能
なときは「接続」、通信が途絶えて制御コマンドを送信
し得ないときは「切断」が表示される。因みに図3のリ
ソース管理情報では、全てのリソースはシステムコント
ローラ14と通信可能な状態であり、「接続」が表示さ
れている。
【0068】予約ユーザ名は、該当リソースに対して占
有的な制御を行うための予約命令が上位制御端末11〜
13から発行されたとき、該当リソースの予約ユーザ名
の項目に上位制御端末11〜13のユーザ名が登録され
る。因みに図3のリソース管理情報では、全てのリソー
スは未だ予約されていない状態であり、予約ユーザ名に
は「なし」が表示されている。
有的な制御を行うための予約命令が上位制御端末11〜
13から発行されたとき、該当リソースの予約ユーザ名
の項目に上位制御端末11〜13のユーザ名が登録され
る。因みに図3のリソース管理情報では、全てのリソー
スは未だ予約されていない状態であり、予約ユーザ名に
は「なし」が表示されている。
【0069】予約優先度は、上位制御端末11〜13か
らの予約命令にその予約の優先度が挿入されていれば、
予約優先度の項目に優先度の値が書き込まれる。図3の
リソース管理情報では、予約優先度が全て「0」すなわ
ちリソースの予約もされておらず優先度も指定されてい
ない状態である。
らの予約命令にその予約の優先度が挿入されていれば、
予約優先度の項目に優先度の値が書き込まれる。図3の
リソース管理情報では、予約優先度が全て「0」すなわ
ちリソースの予約もされておらず優先度も指定されてい
ない状態である。
【0070】次に、上位制御端末11〜13から制御コ
マンドを受信したときのシステムコントローラ14(図
2)の処理について説明する。システムコントローラ1
4は、上位制御端末11〜13から制御コマンドが発行
されると、実行管理タスク71によって受信する
(1)。実行管理タスク71は、制御コマンドを基にリ
ソース情報要求又はリソース割当要求をリソース情報管
理タスク72に発行する(2)。
マンドを受信したときのシステムコントローラ14(図
2)の処理について説明する。システムコントローラ1
4は、上位制御端末11〜13から制御コマンドが発行
されると、実行管理タスク71によって受信する
(1)。実行管理タスク71は、制御コマンドを基にリ
ソース情報要求又はリソース割当要求をリソース情報管
理タスク72に発行する(2)。
【0071】リソース情報管理タスク72は、実行管理
タスク71からリソース情報要求を受け取ると、リソー
ス情報データベース73を検索して該当するリソースに
係る情報を取り出して実行管理タスク71に返信する。
またリソース情報管理タスク72は、実行管理タスク7
1からリソース割当要求を受け取ると、リソース情報デ
ータベース73を検索してリソース割当要求に対して該
当するリソースを割り当て、そのリソース割当結果を実
行管理タスク71に返信する(3)。
タスク71からリソース情報要求を受け取ると、リソー
ス情報データベース73を検索して該当するリソースに
係る情報を取り出して実行管理タスク71に返信する。
またリソース情報管理タスク72は、実行管理タスク7
1からリソース割当要求を受け取ると、リソース情報デ
ータベース73を検索してリソース割当要求に対して該
当するリソースを割り当て、そのリソース割当結果を実
行管理タスク71に返信する(3)。
【0072】実行管理タスク71は、リソース情報管理
タスク72からの返信情報を基に上位制御端末11〜1
3からの制御コマンドに応じた操作コマンドを生成し、
これをデバイスメインコントローラ16に送出する。デ
バイスメインコントローラ16は、指定された下位放送
用デバイスに接続されたデバイスサブコントローラ17
〜22に対して操作コマンドを送出する(4)。
タスク72からの返信情報を基に上位制御端末11〜1
3からの制御コマンドに応じた操作コマンドを生成し、
これをデバイスメインコントローラ16に送出する。デ
バイスメインコントローラ16は、指定された下位放送
用デバイスに接続されたデバイスサブコントローラ17
〜22に対して操作コマンドを送出する(4)。
【0073】デバイスサブコントローラ17〜22は、
供給された操作コマンドを図示しない内部メモリに格納
しておき、予め設定された設定時刻またはコントロール
パネル44による外部トリガが与えられたときに、操作
コマンドを下位放送用デバイスに出力することにより、
当該下位放送用デバイスによって操作コマンドに応じた
処理をリアルタイムに実行させる(5)。
供給された操作コマンドを図示しない内部メモリに格納
しておき、予め設定された設定時刻またはコントロール
パネル44による外部トリガが与えられたときに、操作
コマンドを下位放送用デバイスに出力することにより、
当該下位放送用デバイスによって操作コマンドに応じた
処理をリアルタイムに実行させる(5)。
【0074】下位放送用デバイスは、操作コマンドに応
じた処理を実行した後、その制御結果を示すステータス
情報をデバイスサブコントローラ17〜22に返信する
(6)。
じた処理を実行した後、その制御結果を示すステータス
情報をデバイスサブコントローラ17〜22に返信する
(6)。
【0075】デバイスサブコントローラ17〜22は、
デバイスメインコントローラ16を介してステータス情
報をシステムコントローラ14の実行管理タスク71に
返信する(7)。
デバイスメインコントローラ16を介してステータス情
報をシステムコントローラ14の実行管理タスク71に
返信する(7)。
【0076】最後に実行管理タスク71は、制御コマン
ドを発行した上位制御端末11〜13に対してステータ
ス情報を通知する(8)。
ドを発行した上位制御端末11〜13に対してステータ
ス情報を通知する(8)。
【0077】(2−1)下位放送用デバイスの占有使用
の割当手順 次に図4に示すように、システムコントローラ14が例
えば上位制御端末11からの制御コマンドに基づいて指
定されたリソースを占有的に使用するための割当を行う
場合、まず実行管理タスク71が上位制御端末11から
送られてきたVTR1(ここではリソース名で示す)に
対するリソースオープン(割当)命令を受ける(1)。
の割当手順 次に図4に示すように、システムコントローラ14が例
えば上位制御端末11からの制御コマンドに基づいて指
定されたリソースを占有的に使用するための割当を行う
場合、まず実行管理タスク71が上位制御端末11から
送られてきたVTR1(ここではリソース名で示す)に
対するリソースオープン(割当)命令を受ける(1)。
【0078】このリソースオープン命令は、 OPEN SN1 MD=PLAY RSC=VTR1 PR=100……( 命令1) のように記述され、上位制御端末11のGUI上の画面
操作もしくはキーボードによる入力操作によって出力さ
れる。
操作もしくはキーボードによる入力操作によって出力さ
れる。
【0079】ここで、命令1の構成として「OPEN」
は、該当リソースの占有的な使用の割り当てを受けるた
めの命令名を示し、「SN」は制御コマンドの番号を示
しており、複数のリソースオープン命令を発行するとき
には「SN=1」や「SN=2」というように自動的に
付加される。
は、該当リソースの占有的な使用の割り当てを受けるた
めの命令名を示し、「SN」は制御コマンドの番号を示
しており、複数のリソースオープン命令を発行するとき
には「SN=1」や「SN=2」というように自動的に
付加される。
【0080】「MD」は動作モードを示しており、再生
を指示する「PLAY」と記録を指示する「REC」と
が設定されている。「RSC」は、対象となるリソース
を示しており、この場合には図3のリソース管理情報に
あるようにリソース名「VTR1」に対応するVTR3
5を示している。
を指示する「PLAY」と記録を指示する「REC」と
が設定されている。「RSC」は、対象となるリソース
を示しており、この場合には図3のリソース管理情報に
あるようにリソース名「VTR1」に対応するVTR3
5を示している。
【0081】また「PR」は優先度を示しており、上位
制御端末11が行う処理の重要度に応じてその値が選定
され、値が小さい程優先度が高いように設定されてい
る。
制御端末11が行う処理の重要度に応じてその値が選定
され、値が小さい程優先度が高いように設定されてい
る。
【0082】次にシステムコントローラ14は、上位制
御端末11からリソースオープン命令を受けると、これ
を実行管理タスク71からリソース情報管理タスク72
へ送出し、リソースのオープン要求を行う(2)。
御端末11からリソースオープン命令を受けると、これ
を実行管理タスク71からリソース情報管理タスク72
へ送出し、リソースのオープン要求を行う(2)。
【0083】そしてシステムコントローラ14は、リソ
ース情報管理タスク72によってリソース情報データベ
ース73のうちのリソース管理情報を参照し、オープン
対象リソースに該当するVTR1の「リソース状態」が
「使用可能」であることを確認するとオープン管理情報
にVTR1をエントリする(3)。
ース情報管理タスク72によってリソース情報データベ
ース73のうちのリソース管理情報を参照し、オープン
対象リソースに該当するVTR1の「リソース状態」が
「使用可能」であることを確認するとオープン管理情報
にVTR1をエントリする(3)。
【0084】ここでリソース情報管理タスク72は、既
にオープン管理情報において同一のリソースがエントリ
されていた場合、その優先度の大小に応じて新たにエン
トリを追加するか、あるいはリソースオープン命令を却
下するかを判定し、そのオープン結果を実行管理タスク
71に送出する。
にオープン管理情報において同一のリソースがエントリ
されていた場合、その優先度の大小に応じて新たにエン
トリを追加するか、あるいはリソースオープン命令を却
下するかを判定し、そのオープン結果を実行管理タスク
71に送出する。
【0085】例えば、既に優先度「50」で該当リソー
スがエントリされていた場合、リソース情報管理タスク
72はリソースオープン命令の優先度が「100」で優
先度「50」よりも低いために却下し、当該リソースオ
ープン命令が失敗したことを示すステータス情報を実行
管理タスク71へ送出する。
スがエントリされていた場合、リソース情報管理タスク
72はリソースオープン命令の優先度が「100」で優
先度「50」よりも低いために却下し、当該リソースオ
ープン命令が失敗したことを示すステータス情報を実行
管理タスク71へ送出する。
【0086】これに対してリソースオープン命令の優先
度が高く当該リソースオープン命令が成功した場合、リ
ソース情報管理タスク72はリソース管理情報の「予約
ユーザ名」を「USER1」から「USER2」へ書き
換えると共に、「リソース状態」を「使用可能」から
「端末11が使用中」に書き換え、リソースオープン命
令が成功したことを示すステータス情報を実行管理タス
ク71へ送出する(4)。
度が高く当該リソースオープン命令が成功した場合、リ
ソース情報管理タスク72はリソース管理情報の「予約
ユーザ名」を「USER1」から「USER2」へ書き
換えると共に、「リソース状態」を「使用可能」から
「端末11が使用中」に書き換え、リソースオープン命
令が成功したことを示すステータス情報を実行管理タス
ク71へ送出する(4)。
【0087】実行管理タスク71は、リソースオープン
命令の実行結果としてVTR1の占有的使用の割り当て
を行ったので、ストリーム管理テーブルの該当リソース
にストリームIDを重複しないように割り振ってエント
リを追加し、以後割り振ったストリームID「SID
1」を上位制御端末11に返信することにより、リソー
スオープン命令が成功したことを示す実行結果を上位制
御端末11に通知する(5)。
命令の実行結果としてVTR1の占有的使用の割り当て
を行ったので、ストリーム管理テーブルの該当リソース
にストリームIDを重複しないように割り振ってエント
リを追加し、以後割り振ったストリームID「SID
1」を上位制御端末11に返信することにより、リソー
スオープン命令が成功したことを示す実行結果を上位制
御端末11に通知する(5)。
【0088】上位制御端末11は、ストリームID「S
ID1」の供給を受けたときにリソースオープン命令が
成功したことを認識し得、以後オープン対象リソースで
あるVTR1に対して再生を指示する制御コマンドや記
録を指示する制御コマンドを発行することができる。
ID1」の供給を受けたときにリソースオープン命令が
成功したことを認識し得、以後オープン対象リソースで
あるVTR1に対して再生を指示する制御コマンドや記
録を指示する制御コマンドを発行することができる。
【0089】なお上位制御端末11は、ストリームID
「SID1」の供給を受けたとき以降、制御コマンドに
ストリームID「SID1」を付加して発行するだけで
VTR1に対する制御を実行できるので、制御コマンド
の発行処理を単純化することができる。
「SID1」の供給を受けたとき以降、制御コマンドに
ストリームID「SID1」を付加して発行するだけで
VTR1に対する制御を実行できるので、制御コマンド
の発行処理を単純化することができる。
【0090】このようにシステムコントローラ14は、
上位制御端末11によるリソースの使用に関し、リソー
スオープン命令の重要度に応じてオープン対象リソース
の割り当てを調停するようにしたことにより、緊急の素
材送出に対応した処理を実現し得るようになされてい
る。
上位制御端末11によるリソースの使用に関し、リソー
スオープン命令の重要度に応じてオープン対象リソース
の割り当てを調停するようにしたことにより、緊急の素
材送出に対応した処理を実現し得るようになされてい
る。
【0091】(2−2)割り当てられた下位放送用デバ
イスの開放手順次に図5に示すように、システムコント
ローラ14が例えば上位制御端末11からの制御コマン
ドに基づいて占有的に割り当てられたリソースを開放
(クローズ)する場合、まず実行管理タスク71が上位
制御端末11から送られてきたVTR1に対するリソー
スクローズ命令を受ける(1)。
イスの開放手順次に図5に示すように、システムコント
ローラ14が例えば上位制御端末11からの制御コマン
ドに基づいて占有的に割り当てられたリソースを開放
(クローズ)する場合、まず実行管理タスク71が上位
制御端末11から送られてきたVTR1に対するリソー
スクローズ命令を受ける(1)。
【0092】このリソースクローズ命令は、 CLOSE SN=1 SID=SID1……(命令2) のようにストリームIDを用いて記述され、上位制御端
末11のGUI上の画面操作もしくはキーボードによる
入力操作によって出力される。
末11のGUI上の画面操作もしくはキーボードによる
入力操作によって出力される。
【0093】ここで、命令2の構成として「CLOS
E」は占有的に使用されているリソースを開放するため
の命令名を示し、「SID」は占有的に確保されている
リソースに割り振られたストリームIDを示している。
E」は占有的に使用されているリソースを開放するため
の命令名を示し、「SID」は占有的に確保されている
リソースに割り振られたストリームIDを示している。
【0094】次にシステムコントローラ14は、上位制
御端末11から供給されたリソースクローズ命令に基づ
いて実行管理タスク71によりストリーム管理テーブル
のVTR1に割り振られたストリームID「SDI1」
を削除する(2)。
御端末11から供給されたリソースクローズ命令に基づ
いて実行管理タスク71によりストリーム管理テーブル
のVTR1に割り振られたストリームID「SDI1」
を削除する(2)。
【0095】そしてシステムコントローラ14は、上位
制御端末11からリソースクローズ命令を受けると、こ
れを実行管理タスク71からリソース情報管理タスク7
2へ送出し、占有的に確保されているリソースのクロー
ズ要求を行う(3)。
制御端末11からリソースクローズ命令を受けると、こ
れを実行管理タスク71からリソース情報管理タスク7
2へ送出し、占有的に確保されているリソースのクロー
ズ要求を行う(3)。
【0096】続いてシステムコントローラ14は、リソ
ース情報管理タスク72によってリソース管理情報を参
照してオープン管理情報の中からクローズ対象リソース
に該当するVTR1のオープン情報を削除し、リソース
管理情報の「リソース状態」の「端末11が使用中」を
「使用可能」に書き換えると共に、予約ユーザ名を「な
し」に書き換え、さらに「予約優先度」を「0」に書き
換える(4)。
ース情報管理タスク72によってリソース管理情報を参
照してオープン管理情報の中からクローズ対象リソース
に該当するVTR1のオープン情報を削除し、リソース
管理情報の「リソース状態」の「端末11が使用中」を
「使用可能」に書き換えると共に、予約ユーザ名を「な
し」に書き換え、さらに「予約優先度」を「0」に書き
換える(4)。
【0097】リソース情報管理タスク72は、クローズ
対象リソースであるVTR1の上位制御端末11による
占有的な確保を開放したので、そのクローズ結果を示す
ステータス情報を実行管理タスク71に送出する
(5)。
対象リソースであるVTR1の上位制御端末11による
占有的な確保を開放したので、そのクローズ結果を示す
ステータス情報を実行管理タスク71に送出する
(5)。
【0098】実行管理タスク71は、占有的に確保され
ていたVTR1を開放したので、ストリームオブジェク
トID「SID1」のクローズ要求に対する実行結果を
上位制御端末11に返信する(6)。
ていたVTR1を開放したので、ストリームオブジェク
トID「SID1」のクローズ要求に対する実行結果を
上位制御端末11に返信する(6)。
【0099】次にシステムコントローラ14と上位制御
端末11〜13との間の通信がネットワークトラブルや
上位制御端末11〜13のアプリケーションソフトウェ
アのバグ等によって途絶えた場合のシステムコントロー
ラ14による下位放送用デバイスの開放手順について図
6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
端末11〜13との間の通信がネットワークトラブルや
上位制御端末11〜13のアプリケーションソフトウェ
アのバグ等によって途絶えた場合のシステムコントロー
ラ14による下位放送用デバイスの開放手順について図
6のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0100】システムコントローラ14は、RT1の開
始ステップから下位放送用デバイスの開放処理手順に入
り、続くステップSP1において例えば上位制御端末1
1からのログインによって当該上位制御端末11とLA
N15を介して接続されたことを認識すると、次の通常
モードのステップSP2に移る。
始ステップから下位放送用デバイスの開放処理手順に入
り、続くステップSP1において例えば上位制御端末1
1からのログインによって当該上位制御端末11とLA
N15を介して接続されたことを認識すると、次の通常
モードのステップSP2に移る。
【0101】ステップSP2においてシステムコントロ
ーラ14は、内部に設けられたタイマ(図示せず)を3
分間に設定し、次のステップSP3に移る。ステップS
P3においてシステムコントローラ14は、上位制御端
末11から定期的に送信される定期メッセージとして例
えばハートビート(HB)信号を受信したか否かを判定
する。
ーラ14は、内部に設けられたタイマ(図示せず)を3
分間に設定し、次のステップSP3に移る。ステップS
P3においてシステムコントローラ14は、上位制御端
末11から定期的に送信される定期メッセージとして例
えばハートビート(HB)信号を受信したか否かを判定
する。
【0102】HB信号とは、システムコントローラ14
と上位制御端末11との間で通信が継続されていること
をシステムコントローラ14に知らせるために用いられ
る信号であり、上位制御端末11から送られてくる制御
コマンドとは別に定期的に送信されるものである。
と上位制御端末11との間で通信が継続されていること
をシステムコントローラ14に知らせるために用いられ
る信号であり、上位制御端末11から送られてくる制御
コマンドとは別に定期的に送信されるものである。
【0103】このステップSP3において肯定結果が得
られると、このことは上位制御端末11から定期メッセ
ージが届いたことを表しており、このときシステムコン
トローラ14は上位制御端末11との間の通信が途絶え
ておらず継続していると判断し、再度ステップSP2に
戻って次の定期メッセージが届くまでの時間を3分間に
設定する。
られると、このことは上位制御端末11から定期メッセ
ージが届いたことを表しており、このときシステムコン
トローラ14は上位制御端末11との間の通信が途絶え
ておらず継続していると判断し、再度ステップSP2に
戻って次の定期メッセージが届くまでの時間を3分間に
設定する。
【0104】これに対してステップSP3において否定
結果が得られると、このことは上位制御端末11から定
期メッセージが届いていないことを表しており、このと
きシステムコントローラ14は次のステップSP4に移
る。
結果が得られると、このことは上位制御端末11から定
期メッセージが届いていないことを表しており、このと
きシステムコントローラ14は次のステップSP4に移
る。
【0105】ステップSP4においてシステムコントロ
ーラ14は、3分間に設定されたタイマの残り時間が
「0」になったか否かを判定する。ここで否定結果が得
られると、このことはタイマの残り時間が未だ残ってい
ることを表しており、このときシステムコントローラ1
4はステップSP3に戻ってタイマの残り時間が「0」
になるまで定期メッセージを待ち受ける。
ーラ14は、3分間に設定されたタイマの残り時間が
「0」になったか否かを判定する。ここで否定結果が得
られると、このことはタイマの残り時間が未だ残ってい
ることを表しており、このときシステムコントローラ1
4はステップSP3に戻ってタイマの残り時間が「0」
になるまで定期メッセージを待ち受ける。
【0106】これに対してステップSP4において肯定
結果が得られると、このことは3分間に設定されたタイ
マの残り時間が「0」になったにも係わらず、上位制御
端末11から定期メッセージが届かなかったことを表し
ており、このときシステムコントローラ14は上位接続
端末11との間の通信が何らかの原因により途絶えたも
のと判断し、次の再接続受付モードに移る。
結果が得られると、このことは3分間に設定されたタイ
マの残り時間が「0」になったにも係わらず、上位制御
端末11から定期メッセージが届かなかったことを表し
ており、このときシステムコントローラ14は上位接続
端末11との間の通信が何らかの原因により途絶えたも
のと判断し、次の再接続受付モードに移る。
【0107】ところでシステムコントローラ14は、上
位制御端末11との通信が途絶えたときに、途絶えたと
きまでに下位放送用デバイスが処理した処理状態(例え
ばVTR35によってAVデータを何分間再生したか)
を、下位放送用デバイスから送られてくるステータス情
報を基にリソース情報管理タスク72のリソース情報デ
ータベースに制御状態データとして記憶しており、当該
制御状態データを上位制御端末11との通信が復旧した
ときに通知するようになされている。
位制御端末11との通信が途絶えたときに、途絶えたと
きまでに下位放送用デバイスが処理した処理状態(例え
ばVTR35によってAVデータを何分間再生したか)
を、下位放送用デバイスから送られてくるステータス情
報を基にリソース情報管理タスク72のリソース情報デ
ータベースに制御状態データとして記憶しており、当該
制御状態データを上位制御端末11との通信が復旧した
ときに通知するようになされている。
【0108】これにより上位制御端末11は、システム
コントローラ14との通信が復旧したときに、通信が途
絶えたときまでに下位放送用デバイスが処理した処理状
態(VTR35による再生状態)を制御状態データに基
づいて認識することができるので、残りの再生処理を実
行させるための制御コマンドをシステムコントローラ1
4に送信するだけでよく、通信が途絶えたときの処理状
態に続く残りの処理だけを下位放送用デバイスに実行さ
せ得るようになされている。
コントローラ14との通信が復旧したときに、通信が途
絶えたときまでに下位放送用デバイスが処理した処理状
態(VTR35による再生状態)を制御状態データに基
づいて認識することができるので、残りの再生処理を実
行させるための制御コマンドをシステムコントローラ1
4に送信するだけでよく、通信が途絶えたときの処理状
態に続く残りの処理だけを下位放送用デバイスに実行さ
せ得るようになされている。
【0109】再接続受付モードのステップSP5におい
てシステムコントローラ14は、上位制御端末11から
再接続要求のリコネクトコマンドが送られてきたか否か
を判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは
上位制御端末11から再接続要求のリコネクトコマンド
が送られてきたので上位制御端末11とシステムコント
ローラ14との間の通信が復旧して通信可能な状態に戻
ったことを表しており、このときシステムコントローラ
14はステップSP2に戻って上述の通常モードに移
る。
てシステムコントローラ14は、上位制御端末11から
再接続要求のリコネクトコマンドが送られてきたか否か
を判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは
上位制御端末11から再接続要求のリコネクトコマンド
が送られてきたので上位制御端末11とシステムコント
ローラ14との間の通信が復旧して通信可能な状態に戻
ったことを表しており、このときシステムコントローラ
14はステップSP2に戻って上述の通常モードに移
る。
【0110】これに対してステップSP5において否定
結果が得られると、このことは上位制御端末11から再
接続要求のリコネクトコマンドが送られて来ていないの
で、上位制御端末11との間の通信が復旧していないこ
とを表しており、このときシステムコントローラ14は
ステップSP6に移る。
結果が得られると、このことは上位制御端末11から再
接続要求のリコネクトコマンドが送られて来ていないの
で、上位制御端末11との間の通信が復旧していないこ
とを表しており、このときシステムコントローラ14は
ステップSP6に移る。
【0111】ステップSP6においてシステムコントロ
ーラ14は、上位制御端末11から再接続要求のリコネ
クトコマンドが送られて来ないまま5分間が経過したか
否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このこ
とは未だ5分間が経過していないことを表しており、こ
のときシステムコントローラ14はステップSP5に戻
って再接続要求のリコネクトコマンドが送られてくるま
で待ち受ける。
ーラ14は、上位制御端末11から再接続要求のリコネ
クトコマンドが送られて来ないまま5分間が経過したか
否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このこ
とは未だ5分間が経過していないことを表しており、こ
のときシステムコントローラ14はステップSP5に戻
って再接続要求のリコネクトコマンドが送られてくるま
で待ち受ける。
【0112】これに対してステップSP6において肯定
結果が得られると、このことは上位制御端末11から再
接続要求のリコネクトコマンドが送られて来ない状態が
5分間が経過したことを表しており、このときシステム
コントローラ14は上位制御端末11との通信が5分間
待っても復旧しないので、次のステップSP7に移る。
結果が得られると、このことは上位制御端末11から再
接続要求のリコネクトコマンドが送られて来ない状態が
5分間が経過したことを表しており、このときシステム
コントローラ14は上位制御端末11との通信が5分間
待っても復旧しないので、次のステップSP7に移る。
【0113】ステップSP7においてシステムコントロ
ーラ14は、上位制御端末11との通信が復旧しないま
ま上位制御端末11によって指定された下位放送用デバ
イスを占有的に確保しているので、他の上位制御端末1
2及び13に対して使用を制限することがないように上
位制御端末11に占有的に確保された下位放送用デバイ
スを強制的に開放し、次のステップSP8に移って処理
を終了する。
ーラ14は、上位制御端末11との通信が復旧しないま
ま上位制御端末11によって指定された下位放送用デバ
イスを占有的に確保しているので、他の上位制御端末1
2及び13に対して使用を制限することがないように上
位制御端末11に占有的に確保された下位放送用デバイ
スを強制的に開放し、次のステップSP8に移って処理
を終了する。
【0114】以上の構成において、システムコントロー
ラ14は、上位制御端末11との間の通信が途絶えたと
き、当該途絶えたときに処理していた下位放送用デバイ
スの処理状態を保持しておくことにより、上位制御端末
11との間の通信が所定時間内に復旧したときに、保持
した状態から引き続き処理を再開できる状態を維持す
る。
ラ14は、上位制御端末11との間の通信が途絶えたと
き、当該途絶えたときに処理していた下位放送用デバイ
スの処理状態を保持しておくことにより、上位制御端末
11との間の通信が所定時間内に復旧したときに、保持
した状態から引き続き処理を再開できる状態を維持す
る。
【0115】またシステムコントローラ14は、上位制
御端末11との間の通信が途絶えたときの下位放送用デ
バイスの処理状態を保持しておくと共に、システムコン
トローラ14との間の通信が所定時間内に復旧したとき
には保持した下位放送用デバイスの処理状態を制御状態
データとして上位制御端末11に通知する。
御端末11との間の通信が途絶えたときの下位放送用デ
バイスの処理状態を保持しておくと共に、システムコン
トローラ14との間の通信が所定時間内に復旧したとき
には保持した下位放送用デバイスの処理状態を制御状態
データとして上位制御端末11に通知する。
【0116】これにより上位制御端末11は、通信が途
絶えたときまでに供給していた制御コマンドによる下位
放送用デバイスの処理状態を認識し、システムコントロ
ーラ14に送出し得なかった制御コマンドだけを発行す
ることができ、従来のように全ての制御コマンドを最初
から送出する場合に比べて制御コマンドの送信処理を簡
単にすることができる。
絶えたときまでに供給していた制御コマンドによる下位
放送用デバイスの処理状態を認識し、システムコントロ
ーラ14に送出し得なかった制御コマンドだけを発行す
ることができ、従来のように全ての制御コマンドを最初
から送出する場合に比べて制御コマンドの送信処理を簡
単にすることができる。
【0117】かくしてシステムコントローラ14は、上
位制御端末11との間の通信が途絶えたとき以降に供給
された制御コマンドに基づいて、処理状態を保持した下
位放送用デバイスに対して所定のデータ処理を引き続き
実行させることができるので、全体としての処理時間を
大幅に短縮して効率の良い処理を実現することができ
る。
位制御端末11との間の通信が途絶えたとき以降に供給
された制御コマンドに基づいて、処理状態を保持した下
位放送用デバイスに対して所定のデータ処理を引き続き
実行させることができるので、全体としての処理時間を
大幅に短縮して効率の良い処理を実現することができ
る。
【0118】すなわち放送送出システム10において
は、上位制御端末11とシステムコントローラ14との
通信が一時的に途絶えた場合であっても、処理を最初か
ら再実行する必要がないので放送中であっても送出すべ
きAVデータの生成が間に合わなくなるといった事態を
防止することができる。
は、上位制御端末11とシステムコントローラ14との
通信が一時的に途絶えた場合であっても、処理を最初か
ら再実行する必要がないので放送中であっても送出すべ
きAVデータの生成が間に合わなくなるといった事態を
防止することができる。
【0119】さらにシステムコントローラ14は、上位
制御端末11との通信が所定時間以上途絶えた場合には
上位制御端末11に占有的に割り当てられた下位放送用
デバイスをリソースクローズ命令に係わらず強制的に開
放することにより、他の上位制御端末12及び13に対
して上位制御端末11に占有的に割り当てられていた下
位放送用デバイスの使用を可能にし、システム全体の処
理能力を向上させることができる。
制御端末11との通信が所定時間以上途絶えた場合には
上位制御端末11に占有的に割り当てられた下位放送用
デバイスをリソースクローズ命令に係わらず強制的に開
放することにより、他の上位制御端末12及び13に対
して上位制御端末11に占有的に割り当てられていた下
位放送用デバイスの使用を可能にし、システム全体の処
理能力を向上させることができる。
【0120】以上の構成によれば、放送送出システム1
0はシステムコントローラ14と上位制御端末11との
通信が途絶えたとき、下位放送用デバイスの処理状態を
通信が途絶えたときのまま保持し、上位制御端末11と
の間の通信が復旧したとき保持した処理状態を上位制御
端末11に通知するようにしたことにより、通信が途絶
えたとき以降の制御コマンドの供給を上位制御端末11
から受け、保持した状態から引き続き残りの処理を再開
することができる。
0はシステムコントローラ14と上位制御端末11との
通信が途絶えたとき、下位放送用デバイスの処理状態を
通信が途絶えたときのまま保持し、上位制御端末11と
の間の通信が復旧したとき保持した処理状態を上位制御
端末11に通知するようにしたことにより、通信が途絶
えたとき以降の制御コマンドの供給を上位制御端末11
から受け、保持した状態から引き続き残りの処理を再開
することができる。
【0121】また放送送出システム10は上位制御端末
11との通信が所定時間以上途絶えた場合に占有的に確
保された下位放送用デバイスを強制的に開放することに
より、下位放送用デバイスを無駄に確保することがなく
システム全体の処理能力を向上することができる。
11との通信が所定時間以上途絶えた場合に占有的に確
保された下位放送用デバイスを強制的に開放することに
より、下位放送用デバイスを無駄に確保することがなく
システム全体の処理能力を向上することができる。
【0122】なお上述の実施の形態においては、再接続
受付モードにおいて再接続要求のリコネクトコマンドが
上位制御端末11から5分間の間に送信されなかったと
きに占有的に確保している下位放送用デバイスを開放す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、3分間や10分間等の他の種々の待ち受け時間を
設定するようにしても良い。この場合にも、上述の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
受付モードにおいて再接続要求のリコネクトコマンドが
上位制御端末11から5分間の間に送信されなかったと
きに占有的に確保している下位放送用デバイスを開放す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、3分間や10分間等の他の種々の待ち受け時間を
設定するようにしても良い。この場合にも、上述の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0123】また上述の実施の形態においては、システ
ムコントローラ14が上位制御端末11からの制御コマ
ンドに基づいて指定された下位放送用デバイスを占有的
に確保し、上位制御端末11から5分間の間に再接続要
求のリコネクトコマンドが送られて来なかった場合に確
保された下位放送用デバイスを強制的に開放するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、下
位放送用デバイスのみならず、入力チャンネルCHIN
1〜5及び出力チャンネルCHOUT1〜5についても
開放するようにしても良い。
ムコントローラ14が上位制御端末11からの制御コマ
ンドに基づいて指定された下位放送用デバイスを占有的
に確保し、上位制御端末11から5分間の間に再接続要
求のリコネクトコマンドが送られて来なかった場合に確
保された下位放送用デバイスを強制的に開放するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、下
位放送用デバイスのみならず、入力チャンネルCHIN
1〜5及び出力チャンネルCHOUT1〜5についても
開放するようにしても良い。
【0124】さらに上述の実施の形態においては、AV
データを記憶する記憶媒体としてノンリニアアクセス可
能な複数のHDDを具えたRAID27〜30及び43
を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、光磁気ディスク等の他の種々のノンリニア
アクセス可能な記憶媒体を用いるようにしても良い。
データを記憶する記憶媒体としてノンリニアアクセス可
能な複数のHDDを具えたRAID27〜30及び43
を用いるようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、光磁気ディスク等の他の種々のノンリニア
アクセス可能な記憶媒体を用いるようにしても良い。
【0125】さらに上述の実施の形態においては、スイ
ッチング手段としてのルータ51と記録再生手段として
のAVサーバ46及び47とを含む被制御手段と、上位
制御端末手段としての上位制御端末11〜13からの制
御命令に基づいてスイッチング手段の入出力チャンネル
の選定制御及び記録再生手段の記録及び又は再生制御を
行う制御手段としてのサーバマネジメントシステム45
とを具えることにより放送機器制御装置を構成するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
他の種々のスイッチング手段と記録再生手段とを含む被
制御手段と、制御手段とによって放送機器制御装置を構
成するようにしてもよい。
ッチング手段としてのルータ51と記録再生手段として
のAVサーバ46及び47とを含む被制御手段と、上位
制御端末手段としての上位制御端末11〜13からの制
御命令に基づいてスイッチング手段の入出力チャンネル
の選定制御及び記録再生手段の記録及び又は再生制御を
行う制御手段としてのサーバマネジメントシステム45
とを具えることにより放送機器制御装置を構成するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
他の種々のスイッチング手段と記録再生手段とを含む被
制御手段と、制御手段とによって放送機器制御装置を構
成するようにしてもよい。
【0126】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、上位制御
端末手段からの通信が途絶えたとき被制御手段に対する
制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持し、通信が
復旧したとき保持した制御状態を制御端末手段に通知す
ることにより、上位制御端末手段は通信が途絶えたとき
の被制御手段の制御状態を認識することができ、その結
果通信が途絶えたとき以降の制御命令を発行するだけで
被制御手段を効率良く制御することができ、かくして上
位制御端末手段との通信が途絶えた場合でも被制御手段
を効率良く制御して全体の処理能力を一段と向上し得る
放送機器制御装置及び放送機器制御方法を実現すること
ができる。
端末手段からの通信が途絶えたとき被制御手段に対する
制御状態を通信が途絶えたときの状態で保持し、通信が
復旧したとき保持した制御状態を制御端末手段に通知す
ることにより、上位制御端末手段は通信が途絶えたとき
の被制御手段の制御状態を認識することができ、その結
果通信が途絶えたとき以降の制御命令を発行するだけで
被制御手段を効率良く制御することができ、かくして上
位制御端末手段との通信が途絶えた場合でも被制御手段
を効率良く制御して全体の処理能力を一段と向上し得る
放送機器制御装置及び放送機器制御方法を実現すること
ができる。
【図1】本発明による放送送出システムの全体構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】システムコントローラの構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】リソース管理情報を示す対応テーブルである。
【図4】下位放送用デバイスの占有使用の割当手順の説
明に供する略線図である。
明に供する略線図である。
【図5】割り当てられた下位放送用デバイスの開放手順
の説明に供する略線図である。
の説明に供する略線図である。
【図6】システムコントローラと上位制御端末との通信
が途絶えた場合の下位放送用デバイスの開放手順を示す
フローチャートである。
が途絶えた場合の下位放送用デバイスの開放手順を示す
フローチャートである。
10……放送送出システム、11〜13……上位制御端
末、14……システムコントローラ、15……LAN、
16……デバイスメインコントローラ、17〜22……
デバイスサブコントローラ、23〜26……サーバデー
タコントローラ、27〜30、43……RAID、3
1、32……エンコーダ、33、34……デコーダ、3
5、36……VTR、37、38……TOG、39……
主制御部、40、41……入出力処理部、42……高速
入出力処理部、44……コントロールパネル、45……
サーバマネジメントシステム、46、47……AVサー
バ、51……ルータ、71……実行管理タスク、72…
…リソース情報管理タスク。
末、14……システムコントローラ、15……LAN、
16……デバイスメインコントローラ、17〜22……
デバイスサブコントローラ、23〜26……サーバデー
タコントローラ、27〜30、43……RAID、3
1、32……エンコーダ、33、34……デコーダ、3
5、36……VTR、37、38……TOG、39……
主制御部、40、41……入出力処理部、42……高速
入出力処理部、44……コントロールパネル、45……
サーバマネジメントシステム、46、47……AVサー
バ、51……ルータ、71……実行管理タスク、72…
…リソース情報管理タスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/93 E (72)発明者 山本 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 志潟 太郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5C018 FB01 FB03 FB06 5C025 AA09 AA10 5C053 FA21 FA23 FA28 GA10 GB36 GB37 HA32 JA03 KA24 5H209 AA20 CC09 CC11 DD11 GG04 HH08 5K033 AA09 BA15 CB13 CB17 DB01 DB10 DB12 DB20 EA02 EA04 EA07 EB02
Claims (8)
- 【請求項1】複数の入力チャンネルから入力されたデー
タを切り換えると共に、複数の出力チャンネルから上記
データを出力するように切り換えるスイッチング手段
と、当該スイッチング手段の上記入力チャンネルから入
力された上記データを記録すると共に当該記録されたデ
ータを再生して上記スイッチング手段の上記出力チャン
ネルから出力する記録再生手段と、を含む被制御手段
と、 上位制御端末手段から供給された制御命令に基づいて上
記スイッチング手段の上記入力チャンネル及び又は上記
出力チャンネルの選定制御、及び上記記録再生手段の記
録再生制御を行う制御手段とを具え、 上記制御手段は、上記上位制御端末手段との通信が途絶
えて上記上位制御端末手段から上記制御命令が供給され
なくなったとき、上記被制御手段の制御状態を上記通信
が途絶えたときの状態で保持し、上記上位制御端末手段
との通信が復旧したとき上記保持した上記制御状態を上
記上位制御端末手段に通知することを特徴とする放送機
器制御装置。 - 【請求項2】上記記録再生手段は、 ノンリニアアクセス可能な記録媒体と、 上記ノンリニアアクセス可能な記録媒体に上記データを
記録再生するデータ記録再生部と、 それぞれ個別に割り当てられたタイムスロットで上記ス
イッチング手段の上記入力チャンネルから入力された上
記データを上記記録媒体に記録するためのフォーマット
に変換し、これを変換データとして上記記録再生部に出
力すると共に、上記タイムスロットで上記記録再生部に
より再生された上記変換データを変換して上記データに
戻した後に出力する複数の入出力処理部とを備えるビデ
オサーバを含むことを特徴とする請求項1に記載の放送
機器制御装置。 - 【請求項3】上記記録再生手段は、ビデオテープレコー
ダを含むことを特徴とする請求項1に記載の放送機器制
御装置。 - 【請求項4】上記制御手段は、上記上位制御端末手段と
の通信が所定時間以上途絶えて上記上位制御端末手段か
ら上記制御命令が供給されなくなったとき、上記上位制
御端末手段に対して割り当てられた上記被制御手段の占
有使用を開放することを特徴とする請求項1に記載の放
送機器制御装置。 - 【請求項5】上位制御端末手段からの制御命令に基づい
て複数の入力チャンネルから入力されたデータをスイッ
チング手段により切り換え、当該切り換えられた上記デ
ータを記録再生手段に入力して記録し、当該記録された
上記データを上記記録再生手段により再生した後に上記
スイッチング手段によって切り換えて複数の出力チャン
ネルから出力する放送機器制御方法において、 上記上位制御端末手段との通信が途絶えて上記上位制御
端末手段から上記制御命令が供給されなくなったとき、
上記スイッチング手段及び上記記録再生手段を含む被制
御手段に対する制御状態を上記通信が途絶えたときの状
態で保持する第1のステップと、 上記上位制御端末手段との通信が復旧したとき、上記第
1のステップで保持した上記制御状態を上記上位制御端
末手段に通知する第2のステップとを具えることを特徴
とする放送機器制御方法。 - 【請求項6】上記記録再生手段は、 ノンリニアアクセス可能な記録媒体と、 上記ノンリニアアクセス可能な記録媒体に上記データを
記録再生するデータ記録再生部と、 それぞれ個別に割り当てられたタイムスロットで上記ス
イッチング手段の上記入力チャンネルから入力された上
記データを上記記録媒体に記録するためのフォーマット
に変換し、これを変換データとして上記記録再生部に出
力すると共に、上記タイムスロットで上記記録再生部に
より再生された上記変換データを変換して上記データに
戻した後に出力する複数の入出力処理部とを備えるビデ
オサーバを含むことを特徴とする請求項5に記載の放送
機器制御方法。 - 【請求項7】上記記録再生手段は、ビデオテープレコー
ダを含むことを特徴とする請求項5に記載の放送機器制
御方法。 - 【請求項8】上記第1のステップは、 上記上位制御端末手段との通信が所定所定時間以上途絶
えて上記上位制御端末手段から上記制御命令が供給され
なくなったとき、上記上位制御端末手段に対して割り当
てられた上記被制御手段の占有使用を開放することを特
徴とする請求項5に記載の放送機器制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11064980A JP2000261460A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 放送機器制御装置及び放送機器制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11064980A JP2000261460A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 放送機器制御装置及び放送機器制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000261460A true JP2000261460A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13273724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11064980A Pending JP2000261460A (ja) | 1999-03-11 | 1999-03-11 | 放送機器制御装置及び放送機器制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000261460A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002353926A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Nec Eng Ltd | 番組自動運行システム |
JP2007110563A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Sharp Corp | インテリジェントスイッチ |
-
1999
- 1999-03-11 JP JP11064980A patent/JP2000261460A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002353926A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Nec Eng Ltd | 番組自動運行システム |
JP2007110563A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Sharp Corp | インテリジェントスイッチ |
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