JP2000261213A - 非可逆回路素子及び集中定数型アイソレータ - Google Patents

非可逆回路素子及び集中定数型アイソレータ

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JP2000261213A
JP2000261213A JP6448499A JP6448499A JP2000261213A JP 2000261213 A JP2000261213 A JP 2000261213A JP 6448499 A JP6448499 A JP 6448499A JP 6448499 A JP6448499 A JP 6448499A JP 2000261213 A JP2000261213 A JP 2000261213A
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ferrite substrate
strip line
circuit device
reciprocal circuit
case
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JP6448499A
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Hiromi Tokunaga
裕美 徳永
Takayuki Takeuchi
孝之 竹内
Munenori Fujimura
宗範 藤村
Hitoshi Uchi
仁志 内
Kengo Shiiba
健吾 椎葉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上させることができる非可逆回路
素子及び集中定数型アイソレータを提供することを目的
としている。 【解決手段】 コンデンサ9,10,11の特性を所定
の範囲に収めたりすることで、ケース15,16をかぶ
せた後には後調整を行わなくても良い構成とした。ま
た、それによって、ケース15,16に調整用の窓等を
設けなくても良く、構成が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信に関する
機器などに用いられる非可逆回路素子及び集中定数型ア
イソレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器の端末に用いられる非可
逆回路素子として、集中定数型アイソレータが用いられ
ている。アイソレータは、移動体通信機器の送信部にお
いてパワーアンプとアンテナの間に配置され、パワーア
ンプへの不要信号の逆流を防ぐことや、パワーアンプの
負荷側のインピーダンスを安定させる等の目的で用いら
れている。
【0003】通信機器の小型化に伴い、アイソレータな
どの非可逆回路素子の小型化が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の構
成では、アイソレータを組み上げた時点で、内部に収納
したコンデンサなどをトリミングによって、特性を調整
することが一般的に行われており、非常に生産性が悪か
った。また、アイソレータの小型化にともない、後調整
を行うことが非常に困難であり、これも生産性が悪くな
ると言う問題点があった。
【0005】本発明は、生産性を向上させることができ
る非可逆回路素子及び集中定数型アイソレータを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース内に、
ストリップ線路集合体、フェライト基板、磁石等を収納
した後には、前記各部材の調整を行わない。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、フェライ
ト基板と、前記フェライト基板に近接して設けられたス
トリップ線路集合体と、前記フェライト基板に磁界を印
可する磁石と、前記ストリップ集合体に接続されるコン
デンサと、前記ストリップ線路集合体と接続される端子
ベースと、前記各部材を収納するケースとを備え、前記
各部材を収納した後には前記各部材の特性の調整を行わ
ない事としたことによって、特性調整の工程を省くこと
ができ、生産性を向上させることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、ケースに内部の部
材を調整する調整用窓を設けない事によって、ケースの
構成を簡単にすることができ、生産性を向上させること
ができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、コンデンサにトリミング痕が無いことによって、コ
ンデンサのトリミング工程が不要となり、生産性が向上
する。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、コンデンサの容量のばらつきを目標値の±1.6%
以内としたことによって、コンデンサにトリミングなど
を施す必要はなく、生産性が向上する。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1〜4いず
れか1記載の非可逆回路素子のストリップ線路集合体の
少なくとも一つのストリップ線路に抵抗器を接続した事
によって、集中定数型アイソレータの生産性を向上させ
ることができる。
【0012】請求項6記載の発明は、フェライト基板
と、前記フェライト基板に近接して設けられたストリッ
プ線路集合体と、前記フェライト基板に磁界を印可する
磁石と、前記ストリップ集合体に接続されるコンデンサ
と、前記ストリップ線路集合体と接続される端子ベース
とをケース内に収納し、その後に前記ケース内部の各部
材の特性などの調整を無調整とすることによって、特性
調整の工程を省くことができ、生産性を向上させること
ができる。
【0013】図1は本発明の一実施の形態における非可
逆回路素子を示す分解斜視図である。
【0014】図1において、1はストリップ線路集合体
で、ストリップ線路集合体1は複数のストリップ線路
2,3,4で構成されている。また、ストリップ線路
2,3,4の端部には端子2a,3a,4aがそれぞれ
設けられている。
【0015】5はストリップ線路集合体1を巻き付けた
フェライト基板、6はフェライト基板5に磁界を印可す
る磁石、7はベースで、ベース7には貫通孔8が設けら
れているとともにコンデンサ9,10,11それぞれが
実装され、ベース7にはコンデンサ9,10,11それ
ぞれの少なくとも一方の電極が電気的に接合されてい
る。
【0016】コンデンサ9,10,11の他方の電極に
は端子2a,3a,4aがそれぞれ接合されている。
【0017】12は端子ベースで、端子ベース12には
端子13,14が設けられており、この端子13,14
にはそれぞれ端子2a,3aがそれぞれ接続される。
【0018】15は断面コ字型のケース、16は片側開
放のケースである。
【0019】上記構成において、ベース7に抵抗器17
の一方の電極を接合し、他方の電極に端子4aを接続さ
せる事によって、集中定数型アイソレータを構成するこ
とができる。
【0020】上記非可逆回路素子の組立としては、ま
ず、フェライト基板5にストリップ線路集合体1を覆う
ように巻き付け、そのフェライト基板5をベース7の貫
通孔8に挿入すると共に、貫通孔8を介してフェライト
基板5の一面をケース15に当接させる。また、ベース
7に一方の電極を接合したコンデンサ9,10,11を
実装し、コンデンサ9,10,11の他方の電極に端子
2a,3a,4aをそれぞれ接合する。端子13,14
には端子2a,3aを接続し、しかも端子ベース12は
ケース15に接合固定される。
【0021】上記各構成部材と磁石6をケース15,1
6で囲って、非可逆回路素子が組み立てられる。
【0022】なお、端子4aに抵抗器17を接続する
と、集中定数型アイソレータを構成する。
【0023】本実施の形態では、コンデンサ9,10,
11の構成材料や形状の精度を特定の範囲内に収まるよ
うに構成したり、各部材間の接合材の塗布量などを所定
範囲内にする事によって、後調整が不要な可逆回路素子
を得ることができるので、検査工程が不要になり、生産
性が向上すると共に、従来のようにケースに、調整用の
ための孔をケース15,16等に設けなくても良いの
で、部材の構造が簡単になる。特に5mm(縦)×5m
m(横)×2.0mm(高さ)以下の非可逆回路素子の
場合に特に有効である。すなわち、小型薄型の非可逆回
路素子では、調整用の窓が小さくなり、非常に後調整が
難しいからである。つまり、コンデンサ9,10,11
の電極をトリミングしたりすることは、上記小型化の中
では、非常に困難であり、事実上不可能である。
【0024】つまり、本実施の形態の特徴としては、ケ
ース15,16に調整用の窓が無く、コンデンサ9,1
0,11のトリミング痕がない事を特徴とすることで、
組立後の無調整の非可逆回路素子を得るこができる。
【0025】以下、各構成について、詳細に説明する。
【0026】まず、ストリップ線路集合体1について説
明する。
【0027】図2に示すように、ストリップ線路集合体
1は、銅,金,銀等の金属材料を所定形状のシート状体
に形成することが好ましく、特に銅或いは銅合金或いは
銅に所定量の添加物を添加したものを用いることが、電
気特性,加工性,コストの各面で非常に有利になる。な
お、本実施の形態では、ストリップ線路集合体1をシー
ト状体として構成したが、線状体でもよい。
【0028】また、本実施の形態では、ストリップ線路
集合体1を3つのストリップ線路2,3,4で構成した
が、4つ以上のストリップ線路で構成しても良い。
【0029】更に、本実施の形態では、ストリップ線路
2,3,4を図示していない中央部にて互いに一体に形
成し、略Y字状としたが、ストリップ線路2,3,4は
それぞれ別体で構成しても良い。
【0030】また、本実施の形態では、ストリップ線路
集合体1をフェライト基板5に巻き付けて配置すること
で、省スペース化を図ることができるが、フェライト基
板5の一方の面に近接させるなどの構成を取ることも可
能である。
【0031】なお、図示していないが、ストリップ線路
2,3,4それぞれの間には、絶縁シートが設けられて
おり、電気的に絶縁されている。
【0032】また、具体的には、ストリップ線路集合体
1としては、圧延銅箔(25μm〜60μm)を用いる
ことが好ましく、25μm以下であると、断線などが起
こりやすくなり、生産性等が悪くなり、60μm以上で
あると、薄型に不向きとなる。また、前記圧延銅箔に
銀,金などの導電性金属材料を厚さ1μm〜5μmでメ
ッキすることが好ましく、この様に構成することで、ス
トリップ線路集合体1の表面の導電性を向上させる事が
でき、特性を向上させることができる。
【0033】次に、フェライト基板5について説明す
る。
【0034】フェライト基板5は、円板状,方形板状,
楕円板状,多角形板状等の形を取ることができ、特性面
等から判断すると、円板状であることが好ましい。
【0035】また、フェライト基板5はFe,Y,A
l,Gdなどを含んだ磁性材料であることが好ましい。
【0036】フェライト基板5に、ストリップ線路集合
体1を巻回する場合には、角部に所定の面取りを施すこ
とが、ストリップ線路集合体1の断線や、フェライト基
板5との擦れによる特性劣化等を抑える事ができる。
【0037】フェライト基板5の大きさとしては、厚み
として0.2mm〜0.8mm(好ましくは0.3mm
〜0.6mm)とすることが、特性面強度面から見て好
ましく、例えば、フェライト基板5を円板状とすると、
直径は1.6mm〜3.5mm(好ましくは2.5mm
〜2.9mm)とする事が、小型化や特性面から見て好
ましい。
【0038】また、フェライト基板5の両主面には、研
磨加工などを施す事によって、所定の厚みに形成足り、
特性のばらつきを抑えることができる。
【0039】次に磁石6について説明する。
【0040】磁石6は十分にフェライト基板5に磁界を
印可できる程の磁力を有する事が好ましく、特に好まし
い材料としてはSr系フェライトを用いることが好まし
い。
【0041】更に、磁石6の大きさとしては、フェライ
ト基板5より大きいことが好ましく、更に、磁石6の投
影面積内にフェライト基板5が収納されることが好まし
い。特に好ましいのは、磁石6の中心とフェライト基板
5の中心を一致させるように、配置する事が均一に磁界
をフェライト基板5に印可できるので、最も特性面から
見て好ましい。
【0042】磁石6の具体的な、形状としては、円板
状,方形板状,楕円板状,多角形板状等の形を取ること
ができ、特に、フェライト基板5が円板状である場合に
は、方形板状とすることが、均一な磁界をフェライト基
板5に加えることができ、しかも位置決めなどが行いや
すいので好ましい。
【0043】磁石6の厚さとしては、0.3mm〜0.
9mmとすることが、薄型化や磁界の強さから見て好ま
しい。
【0044】次に、ベース7について説明する。
【0045】ベース7は一般的に導電性の良い金属材料
で構成されており、特に好ましくは、銅,銀,鉄等を含
む導電性金属基板が好適に用いられ、更に、導電性金属
基板上に、銀,金等の導電性の良い金属材料をメッキな
どで1μm〜5μm形成することが電気特性や、他の部
品との接合性の面から見て好ましい。
【0046】また、ベース7に設けられている貫通孔8
は、フェライト基板5よりもやや大きめに形成すること
が好ましい。しかもフェライト基板5の外形とほぼ相似
した形で形成することが好ましい。
【0047】次に、コンデンサ9,10,11(以下コ
ンデンサ群と略す)について説明する。
【0048】全て組み上げられた非可逆回路素子を無調
整とするには、このコンデンサの精度が非常に大きく関
係することが判った。
【0049】従って、詳細にコンデンサ群について説明
する。
【0050】コンデンサ群は、誘電体基板の両主面に電
極を形成したいわゆる平行平板コンデンサを用いること
が好ましい。
【0051】コンデンサ群は1pF〜22pFの容量を
目標値として、±1.6%以内(好ましくは±0.8%
以内)のばらつきで構成することが好ましい。
【0052】例えば、コンデンサ群が皆同じ10pFが
目標値である場合には、コンデンサ群は最小で9.84
pFで、最大で10.16pFの間の容量を有するコン
デンサ群を用いることで、非可逆回路素子を組み上げた
後の後調整が不要となる可能性が非常に高くなる。
【0053】更に別な見方をすれば、コンデンサ群の容
量のばらつきが最大容量がC1最小容量がC2とする
と、Cz=(C1+C2)÷2で求められるCzが仮想
目標値であり、|C1−Cz|÷Cz×100<1.6
あるいは、|C2−Cz|÷Cz×100<1.6であ
ればよい(以下この求め方を仮想目標値による式と略
す)。
【0054】また、非可逆回路素子を集中定数型アイソ
レータとして用いる場合には、コンデンサ9,10はほ
ぼ同じ容量を得る様に構成し、すなわち、目標値に対し
て±1.6%以内のばらつきにするか、仮想目標値によ
る式で求められるばらつきにする。また、コンデンサ
9,10の容量をそれぞれC9,C10とし、抵抗器1
7に並列に接続されるコンデンサ11の容量をC11と
すると、1pF<C9,C10,C11<22pFの関
係を満たすようにコンデンサ9,10,11の容量が決
定される。
【0055】コンデンサ11の容量も目標値よりも±
1.6%とする事が好ましい。
【0056】また、コンデンサ群を構成するコンデンサ
の誘電体基板の誘電率は80以上であることが望まし
く、誘電率を80以上とすることで、コンデンサを薄く
形成することができ、素子の小型化を行うことができ
る。
【0057】また、誘電体基板の両面に形成される電極
としては、銅,銀,ニッケルの内少なくとも一つから選
ばれる電極材料で構成される。
【0058】また、コンデンサ群の外形形状は、好まし
くは方形状することが実装の面や位置決めの点で有利に
なる。また、コンデンサ群の外形形状としては、円形や
楕円形状としてもよい。
【0059】次に、端子ベース12について説明する。
【0060】端子ベース12の特徴は、従来のようにフ
ェライト基板5を囲うように設けるのではなく、図1に
示すようにバー状のものや、コンデンサ9,10の一方
に延びるように構成された略L字状のものや、コンデン
サ9,10の双方に延びた略コ字状の構成とする点であ
る。この様に構成することで、非可逆回路素子の側方な
どの寸法を短くすることができ、装置の小型化を行うこ
とができる。
【0061】端子ベース12は樹脂(エポキシ樹脂,液
晶ポリマー等),セラミック等の非導電材料にインサー
ト成型などを利用して端子13,14を設けた構成とな
っている。端子13,14は真鍮などの導電性材料で構
成され、この導電性材料の上に銀等の両導体でメッキ処
理を施すことが好ましい。
【0062】また、端子ベース12は、接合材などで他
の回路基板上に実装する際に、熱が加えられる可能性が
高いので、好ましくは耐熱性を有する材質で構成するこ
とが好ましい。
【0063】端子ベース12は図3,図4,図5に示す
ように、コンデンサ9,10と端子13,14の間に端
子2a,3aを挟むように設けられ、しかも少なくとも
ケース15に接着材などで接合されたり、図示していな
いが、ケース15に孔などを空けて更に端子ベース12
に突起を設け、前記孔に前記突起を挿入して機械的に固
定する。なお、図3,4,5に示すように、ケース15
に端子ベース12の位置決めを容易にできるように、突
起15aが設けられており、この突起15aにはまり合
う凹部12aは端子ベース12に設けられている。な
お、この突起と15aと凹部12aの関係は逆にしても
良い。すなわち、端子ベース12に突起を設け、ケース
15に凹部を設ける構成としても良い。
【0064】次にケース15,16について説明する。
【0065】ケース15は導電性を有する金属材料など
で構成することが好ましく、本実施の形態では、圧延鋼
板を用いた。更に電気特性を向上できるように、圧延鋼
板上に銀,銅等の金属材料で構成されるメッキ膜を1〜
5μmで形成することが好ましい。又、ケース15には
前述した突起15aの他に他端部に突起15b,15
c,15dが設けられており、この突起15a〜15d
はアース端子として用いても良い。
【0066】ケース15にはストリップ線路集合体1の
中心部(図示せず)が少なくとも導電性接合材等によっ
て接合されている。
【0067】ケース15は、断面略コ字型に形成されて
いるおり、しかも調整用の窓等は形成されていない。
【0068】また、ケース16も同じ様な材料で構成さ
れ、しかも調整用の窓等は設けられていない。
【0069】ケース16には少なくとも磁石6が接合材
によって接着されている。
【0070】
【発明の効果】本発明は、素子を組み立てた後に、コン
デンサなどの後調整を不要としたので、生産性が向上す
ると共に、ケースなどの調整用窓を設けなくても良いの
で、部品自体の構成が簡単になり、これも生産性が向上
することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における非可逆回路素子
を示す分解斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における非可逆回路素子
の内部部品を示す平面図
【図3】本発明の一実施の形態における非可逆回路素子
を示す分解斜視図
【図4】本発明の一実施の形態における非可逆回路素子
を示す分解斜視図
【図5】本発明の一実施の形態における非可逆回路素子
を示す平面図
【符号の説明】
1 ストリップ線路集合体 2,3,4 ストリップ線路 5 フェライト基板 6 磁石 7 ベース 8 貫通孔 9,10,11 コンデンサ 12 端子ベース 13,14 端子 15,16 ケース
フロントページの続き (72)発明者 藤村 宗範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内 仁志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 椎葉 健吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J013 EA01 FA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フェライト基板と、前記フェライト基板に
    近接して設けられたストリップ線路集合体と、前記フェ
    ライト基板に磁界を印可する磁石と、前記ストリップ集
    合体に接続されるコンデンサと、前記ストリップ線路集
    合体と接続される端子ベースと、前記各部材を収納する
    ケースとを備え、前記各部材を収納した後には前記各部
    材の特性の調整を行わない事を特徴とする非可逆回路素
    子。
  2. 【請求項2】ケースに内部の部材を調整する調整用窓を
    設けない事を特徴とする請求項1記載の非可逆回路素
    子。
  3. 【請求項3】コンデンサにトリミング痕が無いことを特
    徴とする請求項1記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】コンデンサの容量のばらつきを目標値の±
    1.6%以内としたことを特徴とする請求項1記載の非
    可逆回路素子。
  5. 【請求項5】請求項1〜4いずれか1記載の非可逆回路
    素子のストリップ線路集合体の少なくとも一つのストリ
    ップ線路に抵抗器を接続した事を特徴とする集中定数型
    アイソレータ。
  6. 【請求項6】フェライト基板と、前記フェライト基板に
    近接して設けられたストリップ線路集合体と、前記フェ
    ライト基板に磁界を印可する磁石と、前記ストリップ集
    合体に接続されるコンデンサと、前記ストリップ線路集
    合体と接続される端子ベースとをケース内に収納し、そ
    の後に前記ケース内部の各部材の特性などの調整を無調
    整とすることを特徴とする非可逆回路素子の組立方法。
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