JP2000260963A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000260963A
JP2000260963A JP11066607A JP6660799A JP2000260963A JP 2000260963 A JP2000260963 A JP 2000260963A JP 11066607 A JP11066607 A JP 11066607A JP 6660799 A JP6660799 A JP 6660799A JP 2000260963 A JP2000260963 A JP 2000260963A
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opening
capacitor electrode
capacitor
contact hole
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Mitsuaki Dewa
光明 出羽
Katsuaki Natori
克晃 名取
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下部キャパシタ電極等の形状に起因する電気特
性の劣化を防止したコンケイブ型キャパシタを実現する
こと。 【解決手段】コンタクトホール2上部のTiNバリアメ
タル膜4を除去し、コンタクトホール2上部に空隙を形
成することによって、開口部6底面を上に凹の形状にし
た後に、下部キャパシタ電極7、キャパシタ絶縁膜8、
上部キャパシタ電極9を順次形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内堀コンケイブ型
キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】DRAMに代表される半導体集積回路の
高集積化・微細化に伴い、素子面積は世代毎に縮小され
ている。メモリセルが1つのトランジスタと1つのキャ
パシタで構成されたDRAMにおいては、素子面積の縮
小化は、情報を記憶するキャパシタの面積の縮小を招
き、情報の記憶機能を損なうことになる。
【0003】そこで、DRAMでは、高集積化・微細化
によって情報記憶機能が損なわれないように、十分なキ
ャパシタ容量を確保するための様々な工夫がなされ、そ
の一つとして、キャパシタ絶縁膜としてシリコン酸化膜
よりも高い誘電率を発現するBax Sr1-x TiO3
の高誘電体絶縁膜を採用し、これをキャパシタ面積の大
きいコンケイブ型キャパシタに適用することがあげられ
る。
【0004】図8に、従来のコンケイブ型キャパシタの
断面図を示す。図中、81は第1層間絶縁膜を示してお
り、この第1層間絶縁膜81にはコンタクトホール82
が形成され、このコンタクトホール2の内部はWプラグ
83およびバリアメタル膜84で埋め込まれている。
【0005】第1層間絶縁膜81上には第2層間絶縁膜
85が形成され、この第2層間絶縁膜85にはバリアメ
タル膜84に繋がる内堀型の開口部86が形成されてい
る。この開口部86の側面および底面には、SrRuO
3 膜からなる下部キャパシタ電極87が形成されてい
る。この下部キャパシタ電87上には、Ba0.5 Sr0.
5TiO3 膜からなるキャパシタ絶縁膜88、SrRu
3 膜からなる上部キャパシタ電極89が順次形成され
ている。
【0006】しかし、この種の従来のコンケイブ型キャ
パシタには以下の問題があった。すなわち、開口部86
の底面端部では下部キャパシタ電極87、キャパシタ絶
縁膜88および上部キャパシタ電極89の形状が鋭角に
なり、その部分に電界が集中してリーク電流が増大する
という問題があった。
【0007】また、開口部86の底面端部では下部キャ
パシタ電極87および上部キャパシタ電極89の膜厚が
薄くなるため、キャパシタ電極のシート抵抗が増加する
という問題があった。
【0008】さらに、開口部86の底面中央部では下部
キャパシタ電極87、キャパシタ絶縁膜88および上部
キャパシタ電極89の膜厚が厚くなり、特に下部キャパ
シタ電極87の膜厚が厚くなり、キャパシタ面積が減少
するという問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のコ
ンケイブ型キャパシタは、開口部の底面端部および底面
中央部における下部キャパシタ電極、キャパシタ絶縁膜
および上部キャパシタ電極の形状に起因して、リーク電
流が増大したり、キャパシタ電極のシート抵抗が増大し
たり、キャパシタ面積が減少するという問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、下部キャパシタ電極、
キャパシタ絶縁膜および上部キャパシタ電極の形状に起
因する電気特性の劣化を防止したコンケイブ型キャパシ
タを有する半導体装置およびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】[構成]上記目的を達成
するために、本発明に係る半導体装置は、半導体基板上
に形成された第1層間絶縁膜と、この第1層間絶縁膜に
形成されたコンタクトホール内にその途中の深さまで埋
め込まれた接続部材と、前記第1層間絶縁膜上に形成さ
れ、前記接続部材と繋がる開口部を有する第2層間絶縁
膜と、前記コンタクトホールの前記接続部材が埋め込ま
れていないところの側面および底面、ならびにこれらの
上の前記開口部の側面および底面上に、前記開口部を閉
塞しないように形成された下部キャパシタ電極と、この
下部キャパシタ電極上に前記開口部を閉塞しないように
形成されたキャパシタ絶縁膜と、このキャパシタ絶縁膜
上に前記開口部を閉塞しないように形成された上部キャ
パシタ電極とを備えていることを特徴とする。
【0012】[作用]本発明では、コンタクトホールの
接続部材が埋め込まれていないところの側面および底
面、ならびにこれらの上の開口部の側面および底面上
に、下部キャパシタ電極を形成している。
【0013】このような領域に下部キャパシタ電極を形
成すると、その形状は開口部の底面端部においては上に
凸状に丸くなり、かつ開口部の底面端部を除いた底面に
おいては膜厚が一様になる。また、キャパシタ絶縁膜、
上部キャパシタ電極の形状は、下地である下部キャパシ
タ電極の形状を反映して、下部キャパシタ電極と同様の
形状となる。
【0014】したがって、本発明によれば、下部キャパ
シタ電極等の形状を改善でき、底面端部における電界集
中によるリーク電流の増大、開口部の底面端部における
薄膜化によるキャパシタ電極のシート抵抗の増加を防止
できる。また、コンタクトホールの上部もキャパシタ形
成領域として用いられるので、キャパシタ面積の減少も
防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
【0016】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係るコンケイブ型キャパシタを示す断面図
である。このコンケイブ型キャパシタは、DRAMのメ
モリセルを構成するキャパシタである。
【0017】図中、1は第1層間絶縁膜(酸化膜)を示
しており、この第1層間絶縁膜1にはコンタクトホール
2が形成され、このコンタクトホール2の内部はその途
中の深さまでWプラグ3およびTiNバリアメタル膜4
で埋め込まれている。Wプラグ3は、図示しないシリコ
ン基板表面に形成されたソース/ドレイン拡散層とコン
タクトする。
【0018】従来構造では、図8に示したように、Wプ
ラグおよびバリアメタル膜はコンタクトホールの内部を
充填するように形成され、その結果として第1層間絶縁
膜の表面は平坦になっているが、本実施形態ではWプラ
グおよびバリアメタル膜はコンタクトホールの途中の深
さまでしか形成されていないので、第1層間絶縁膜の表
面はコンタクトホールのところで凹状となる。
【0019】第1層間絶縁膜1上には第2層間絶縁膜5
が形成され、この第2層間絶縁膜5にはバリアメタル膜
4に繋がる内堀型の開口部6が形成されている。この開
口部の側面および底面には、SrRuO3 膜からなる下
部キャパシタ電極7が開口部6を閉塞しないように形成
されている。
【0020】ここで、下部キャパシタ電極7の形状は、
開口部6の底面端部において上に凸状に丸くなってお
り、かつ開口部6の底面端部を除いた底面においては一
様な膜厚になっており、底面中央部で厚くなってはいな
い。
【0021】したがって、底面端部における下部キャパ
シタ電極7の形状が薄膜化せずに滑らかになるので、下
部キャパシタ電極7の形状に起因する底面端部における
リーク電流の増大、および底面端部におけるキャパシタ
電極のシート抵抗の増加を防止できる。なお、上記の如
き形状になる理由は、バリアメタル膜4の上部を除去し
てコンタクトホール2の上部に空隙ができた状態で下部
キャパシタ電極7を形成するからである。
【0022】下部キャパシタ電極7上には、Ba0.5
0.5TiO3 膜からなるキャパシタ絶縁膜8、SrR
uO3 膜からなる上部キャパシタ電極9が開口部6を閉
塞しないように順次形成されている。
【0023】これらのキャパシタ絶縁膜8、上部キャパ
シタ電極9も下部キャパシタ電極7と同様な形状を持っ
ており、同様にリーク電流およびキャパシタ電極のシー
ト抵抗の増大を防止する効果を持っている。
【0024】また、本実施形態では、コンタクトホール
2の一部もキャパシタの形成領域として利用しているの
で、キャパシタ面積の減少を抑制できる。さらに、Wプ
ラグ3上にTiNバリアメタル膜4を形成したことか
ら、その形状による応力緩和から下部キャパシタ電極7
とTiNバリアメタル4との間での膜剥がれを抑制でき
る。
【0025】以上述べたように、本実施形態によれば、
下部キャパシタ電極7等の形状に起因するキャパシタ特
性の劣化を防止できるので、キャパシタ絶縁膜としてシ
リコン酸化膜よりも高い誘電率を発現するBax Sr
1-x TiO3 膜を採用し、これをキャパシタ面積の大き
いコンケイブ型キャパシタに適用することによる利点を
最大限に享受できるようになる。
【0026】具体的には、Bax Sr1-x TiO3 膜を
用いることによって、開口部6側面におけるキャパシタ
絶縁膜8の膜厚を薄くできるので、高誘電率および低リ
ーク電流を実現できる。
【0027】また、上部および下部キャパシタ電極7,
9として導電性ペロブスカイト酸化物膜を用いること
で、さらにキャパシタ絶縁膜8の膜厚を薄くできる。
【0028】また、下部キャパシタ電極7の材料として
は、ARuO3 (AはSr,Ba,Ca,LaおよびN
dから選ばれる少なくとも1種の元素を示す)、ならび
に(Sr,RE)CoO3 (REはLa,Pr,Smお
よびNdから選ばれる少なくとも1種の元素を示す)か
ら選ばれる1種を用いることによって、キャパシタとし
ての電気特性(リーク電流、誘電率)を効果的に改善す
ることができる。
【0029】図2および図3は、本実施形態のコンケイ
ブ型キャパシタの製造方法を示す工程断面図である。
【0030】まず、図2(a)に示すように、第1層間
絶縁膜1にコンタクトホール2を開口し、このコンタク
トホール2内にWプラグ3を埋込み形成する。
【0031】次に図2(b)に示すように、Wプラグ3
の上面をリセスにより50nmほどエッチングした後、
基板温度を500℃に設定し、N2 /(Ar+N2 )=
60%のガス雰囲気中で、DCスパッタ法によりTiN
バリアメタル膜4をWプラグ3の上部で30nmの膜厚
になるように全面に形成する。
【0032】次に図2(c)に示すように、CMP法に
よりWプラグ3の上部のみにTiNバリアメタル膜4を
残した形状を形成する。この段階で、Wプラグ3の上面
がコンタクトホール2の開口面よりも20nmほど下が
った構造が形成される。
【0033】次に図2(d)に示すように、TEOSを
用いたCVD法により厚さ500nmの第2層間絶縁膜
5を全面に堆積した後、0.15μmルールのPEPと
RIEによって、第2層間絶縁膜5にWプラグ3に繋が
る内堀型の開口部6を形成する。
【0034】次に図3(e)に示すように、基板温度を
500℃に設定し、Ar=100%のガス雰囲気中でD
Cスパッタ法により、SrRuO3 膜(下部キャパシタ
電極)7を開口部6の側面で30nmの膜厚になるよう
に全面に堆積する。なお、ここでは成膜方法としてDC
スパッタ法を用いたが、その代わりにCVD法を用いて
も良い。
【0035】次に図3(f)に示すように、開口部6内
にレジスト10を埋め込んだ後、CMP法により開口部
6外の余剰なSrRuO3 膜7を除去し、所定形状の下
部キャパシタ電極7を形成する。この後、O2 アッシャ
ーによりレジスト10を剥離する。
【0036】次に図3(g)に示すように、基板温度を
450℃に設定し、CVD法により厚さ30nmのBa
0.5 Sr0.5TiO3 膜(キャパシタ絶縁膜)8を全面
に堆積した後、基板温度を450℃に設定し、O2
(Ar+O2 )=20%のガス雰囲気中で、DCスパッ
タ法により厚さ30nmのSrRuO3 膜(上部キャパ
シタ電極)9をBa0.5 Sr0.5TiO3 膜(キャパシ
タ絶縁膜)8上に形成する。下部キャパシタ電極7の場
合と同様に、CVD法によりSrRuO3 膜を形成して
も良い。
【0037】最後に、SrRuO3 膜9およびBa0.5
Sr0.5TiO3 膜8をウエットエッチングによりパタ
ーニングし、所定形状の上部キャパシタ電極9およびキ
ャパシタ絶縁膜8を形成して、コンケイブ型キャパシタ
が完成する。
【0038】(第2の実施形態)図4は、本発明の第2
の実施形態に係るコンケイブ型キャパシタを示す断面図
である。なお、図1と対応する部分には図1と同一符号
を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0039】本実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、コンタクトホール2の上部におけるシニングが抑制
されていることにある。
【0040】このような構造のコンケイブ型キャパシタ
を形成するには、まず図5(a)に示すように、第1層
間絶縁膜1にコンタクトホール2を開口し、このコンタ
クトホール2内を充填するようにWプラグ3を埋込み形
成する。
【0041】次に図5(b)に示すように、Wプラグ3
の上面をリセスにより50nmほどエッチングした後、
基板温度を500℃に設定し、N2 /(Ar+N2 )=
60%のガス雰囲気中で、DCスパッタ法によりTiN
バリアメタル膜4をコンタクトホール2内を完全に埋め
込むように全面に形成する。
【0042】次に図5(c)に示すように、CMP法に
よりWプラグ3の上部のみにTiNバリアメタル膜4を
残した形状を形成する。このとき、厚く堆積されたTi
Nバリアメタル膜4を研磨するのでシニングを抑制でき
る。
【0043】次に図5(d)に示すように、TiNバリ
アメタル4の上面をRIE法にて後退させる。この結
果、TiNバリアメタル4の上面がコンタクトホール2
の開口面よりも20nmほど下がった構造が形成され
る。この後の工程は、第1の実施形態で説明した図2
(d)の工程以降と同じである。
【0044】(第3の実施形態)図6は、本発明の第3
の実施形態に係るコンケイブ型キャパシタを示す断面図
である。なお、図1と対応する部分には図1と同一符号
を付してあり、詳細な説明は省略する。
【0045】本実施形態が第1の実施形態と異なる点
は、開口部2の側面にもTiNバリアメタル膜4が形成
されていることと、シニングが防止されていることであ
る。
【0046】このような構造のコンケイブ型キャパシタ
を形成するには、まず図7(a)に示すように、第1層
間絶縁膜1にコンタクトホール2を形成し、このコンタ
クトホール2内を充填するようにWプラグ3を埋込み形
成し、続いてTEOSを用いたCVD法により厚さ50
0nmの第2層間絶縁膜5を全面に堆積する。
【0047】次に図7(b)に示すように、0.15μ
mルールのPEPとRIEによって、第2層間絶縁膜5
にWプラグ3に繋がる内堀型の開口部6を形成する。次
に同図(b)に示すよう、Wプラグ3の上面をリセスに
より50nmほどエッチングした後、基板温度を500
℃に設定し、N2 /(Ar+N2 )=60%のガス雰囲
気中で、DCスパッタ法によりTiNバリアメタル膜4
をコンタクトホール2の内面を被覆するように全面に形
成する。ここでは、TiNバリアメタル膜4をCMP法
で研磨する工程がないので、シニングは防止される。ま
た、工程数の削減化も図れる。
【0048】この後の工程は、第1の実施形態で説明し
た図2(d)の工程以降と同じである。第2層間絶縁膜
5上のTiNバリアメタル膜4は、下部キャパシタ電極
7を形成する工程で除去される(図3(f))。
【0049】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば以下のように変形して実施でき
る。コンタクトホールの側壁にTiN/Ti膜(ライナ
ー膜)を形成してからWプラグを形成する。
【0050】コンタクトホール内にWプラグ/TiN膜
(バリアメタル膜)を形成する代わりに、CVD−Ti
N膜、またはCVD−TiN膜/Tix Al1-x N膜
(バリアメタル膜)を形成する。これらの場合におい
て、コンタクトホールの側壁にTi膜(ライナー膜)を
形成しても良い。なお、微細化に関しては、CVD−T
iN膜が一番有効であり、次にCVD−TiN膜/Ti
x Al1-x N膜、その次にWプラグ/TiN膜である。
Tix Al1-x N膜の利点はTiN膜よりも耐酸化性が
高いことである。
【0051】また、下部キャパシタ電極の材料および上
部キャパシタ電極の材料の一方だけが、導電性ペロブス
カイト酸化物であっても良い。
【0052】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0053】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、コ
ンタクトホールの接続部材が埋め込まれていないところ
の側面および底面、ならびにこれらの上の開口部の側面
および底面上に、下部キャパシタ電極を形成することに
よって、下部キャパシタ電極等の形状に起因するキャパ
シタ特性の劣化を防止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るコンケイブ型キ
ャパシタを示す断面図
【図2】同コンケイブ型キャパシタの製造方法の前半を
示す工程断面図
【図3】同コンケイブ型キャパシタの製造方法の後半を
示す工程断面図
【図4】本発明の第2の実施形態に係るコンケイブ型キ
ャパシタを示す断面図
【図5】同コンケイブ型キャパシタの製造方法を示す工
程断面図
【図6】本発明の第3の実施形態に係るコンケイブ型キ
ャパシタを示す断面図
【図7】同コンケイブ型キャパシタの製造方法を示す工
程断面図
【図8】従来のコンケイブ型キャパシタを示す断面図
【符号の説明】
1…第1層間絶縁膜 2…コンタクトホール 3…Wプラグ 4…TiNバリアメタル膜 5…第2層間絶縁膜 6…開口部 7…下部キャパシタ電極 8…キャパシタ絶縁膜 9…上部キャパシタ電極 10…レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AC05 AC10 AC15 DF05 EZ14 5F083 AD31 FR01 GA06 GA21 JA14 JA39 JA40 JA44 JA45 MA06 MA17 PR22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成され、コンタクトホー
    ルを有する第1層間絶縁膜と、 前記コンタクトホール内にその途中の深さまで埋め込ま
    れた接続部材と、 前記第1層間絶縁膜上に形成され、前記接続部材と繋が
    る開口部を有する第2層間絶縁膜と、 前記コンタクトホールの前記接続部材が埋め込まれてい
    ないところの側面および底面、ならびにこれらの上の前
    記開口部の側面および底面上に、前記開口部を閉塞しな
    いように形成された下部キャパシタ電極と、 この下部キャパシタ電極上に前記開口部を閉塞しないよ
    うに形成されたキャパシタ絶縁膜と、 このキャパシタ絶縁膜上に前記開口部を閉塞しないよう
    に形成された上部キャパシタ電極とを具備してなること
    を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記接続部材は、前記半導体基板に接続す
    るWプラグと、このWプラグ上に形成されたバリアメタ
    ル膜とから構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記下部キャパシタ電極、前記キャパシタ
    絶縁膜および前記上部キャパシタ電極は、前記開口部の
    底面端部において上に凸状に丸まっており、かつ前記開
    口部の前記底面端部を除いた底面において膜厚が一様に
    なっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】前記キャパシタ絶縁膜の材料は、Bax
    1-x TiO3であることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記下部キャパシタ電極の材料および前記
    上部キャパシタ電極の材料の少なくとも一方は、導電性
    ペロブスカイト酸化物であることを特徴とする請求項1
    に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記下部キャパシタ電極の材料は、ARu
    3 (AはSr,Ba,Ca,LaおよびNdから選ば
    れる少なくとも1種の元素を示す)、ならびに(Sr,
    RE)CoO3 (REはLa,Pr,SmおよびNdか
    ら選ばれる少なくとも1種の元素を示す)から選ばれる
    1種であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に第1層間絶縁膜を形成する
    工程と、 この第1層間絶縁膜に前記半導体基板の表面に達するコ
    ンタクトホールを形成する工程と、 このコンタクトホール内に接続部材を埋込み形成する工
    程と、 この接続部材の上面を後退させることによって、前記コ
    ンタクトホールの上部に空隙を形成する工程と、 前記第1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成し、この
    第2層間絶縁膜に前記接続部材に繋がる開口部を形成す
    る工程と、 前記コンタクトホールの前記空隙におけるところの側面
    および底面、ならびにこれらの上の前記開口部の側面お
    よび底面上に、前記開口部を閉塞しないように下部キャ
    パシタ電極を形成する工程と、 この下部キャパシタ電極上に前記開口部を閉塞しないよ
    うにキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 このキャパシタ絶縁膜上に前記開口部を閉塞しないよう
    に上部キャパシタ電極を形成する工程とを有することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005526378A (ja) * 2001-08-29 2005-09-02 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド Mimキャパシタの形成方法
JP2006066797A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Seiko Epson Corp 強誘電体メモリ及びその製造方法
US7803682B2 (en) 2006-08-22 2010-09-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor memory device and method for manufacturing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005526378A (ja) * 2001-08-29 2005-09-02 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド Mimキャパシタの形成方法
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