JP2000260154A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2000260154A
JP2000260154A JP2000061458A JP2000061458A JP2000260154A JP 2000260154 A JP2000260154 A JP 2000260154A JP 2000061458 A JP2000061458 A JP 2000061458A JP 2000061458 A JP2000061458 A JP 2000061458A JP 2000260154 A JP2000260154 A JP 2000260154A
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JP
Japan
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projection
lower half
lower halves
disk cartridge
ultrasonic welding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000061458A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Akiyama
秋山  登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減すると共に、組立を簡易、か
つ、迅速に行うことができるディスクカートリッジを提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 ディスク状記録媒体を収納するように組
み合わせる上半片と下半片とからなるケースと、このケ
ースに形成されたターンテーブル挿入穴及びヘッド挿入
穴を開閉するための前記ケースに取付けられたシャッタ
とを備えたディスクカートリッジにおいて、前記上下両
半片のそれぞれの周縁には略同じ高さで同じ幅の周壁が
設けられ、前記上下両半片のいずれか一方のケース周壁
近傍に設けられた挿入突起と、他方のケース周壁近傍に
前記挿入突起を挿入するための穴が設けられた受け突起
とからなる位置決め部を有すと共に、前記上半片と下半
片の前記周壁の突き合わせ面のいずれか一方に、超音波
振動により溶融して突き合わせ面の他方と溶着結合する
突起を複数箇所設けたことを特徴とするディスクカート
リッジ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク又は磁
気ディスク等の記録媒体たるディスクを収納するための
ディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ディスク又は磁気ディスク等の
記録媒体はプラスチック製のディスクカートリッジ内に
収納されている。このディスクカートリッジは上半片と
下半片とからなり、これらの間にディスクを挟むように
して互いに重ね合わせて結合している。前記両半片を重
ね合わす際には、各半片からそれぞれ突起を突出せし
め、これら突起を整合させ、そこにボルトを挿入して両
半片を固定するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のディ
スクカートリッジの組立方法は、単に両半片からの固定
突起を整合せしめ、そこにボルトを通すようにしていた
ので、両半片の捩子締め箇所に亀裂を生じるおそれがあ
り、またボルトも比較的小さいので捩子締め操作も面倒
であって組立に手間がかかるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するため、本発明は、ディスク状記録媒体を収納した状
態で略同じ高さの周壁を周縁にそれぞれ有する上下両半
片を、該上下両半片の前記周壁近傍の対向する位置に設
けられた挿入突起と、該挿入突起を挿入するための穴を
有する受け突起とからなる位置決め部で組み合わせると
共に、前記上下両半片の前記周壁の突合わせ面で前記上
下両半片を結合したディスクカートリッジにおいて、前
記上下両半片の前記周壁の突合わせ面のいずれか一方の
面に、超音波振動により溶融して突合わせ面の他方の面
と溶着結合する突起を複数箇所設けたディスクカートリ
ッジを採用している。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るディスク
カートリッジの組立方法の一実施例について説明する。
最初に、第3図乃至第5図に基づき、ディスクカートリ
ッジの完成品について説明する。ディスクカートリッジ
1は、上半片2とこれに組合される下半片3とを有して
いる。このディスクカートリッジ1の中央にはターンテ
ーブルが挿入されるターンテーブル挿入穴4が形成さ
れ、このターンテーブル挿入穴4に隣接してヘッド挿入
穴5が設けられている。上下両半片2,3はポリカーボ
ネート樹脂又はABS樹脂で作られている。
【0006】これらターンテーブル挿入穴4及びヘッド
挿入穴5は、シャッタ6によって開閉自在とされる。こ
のシャッタ6はスプリング7によって付勢されている。
前記シャッタ6の下部はガイド板8によって案内され、
このガイド板8の下方には二重書込み防止装置9,9が
設けられている。
【0007】前記上下両半片2,3は、第2図に示すよ
うな上下両半片2,3の周壁10,11の突合わせ面10a,
11aに複数箇所にわたり設定された結合箇所Jにおいて
溶接により結合されている。
【0008】また、第2図において、符号12はディスク
カートリッジ内の複数箇所に設けられた上下両半片2,
3の位置決め部を示し、該位置決め部12は上半片2側に
設けられた挿入突起12aと、下半片3側に設けられた前
記挿入突起12aを挿入するための穴12bを有する受け突
起12cとから成っている。前記上下両半片2,3はその
組み立てに際し、挿入突起12aを受け突起12cの穴12b
中に差し込むようにすることにより正確に位置合わせが
なされる。
【0009】次に、前記ディスクカートリッジ1の組立
方法について説明する。前記上下両半片2,3の周壁1
0,11の突合わせ面10a,11aに数箇所にわたって相互
の結合箇所Jを設置し、第3図で示すように、それらの
結合箇所Jに対応する上半片2側の突合わせ面10aには
下半片3側の突合わせ面11aの方に突出する錐状突起13
を形成しておく。図示例の場合、錐状突起13は溶接の際
溶けやすくするため円錐形に形成している。しかし、角
錐形としてもよいし、先端を少しばかり切除した錐台形
としてもよい。一方、下半片3の周壁11の突合わせ面11
aは全周にわたり平坦に形成しておく。なお、前記錐状
突起13は下半片3に設けるようにしてもよい。
【0010】上記の如く形成した上下両半片2,3を重
ね合わせ、第1図に示すように位置決め部12の挿入突起
12aを受け突起12cの穴12b中に部分的に挿入して上下
両半片2,3の位置合わせを行う。この状態において、
錐状突起13の先端は下半片3の突合わせ面11aに接触す
る。
【0011】次に、その接触部を挟むように超音波溶接
機をあてがう。すなわち、第1図において、符号14は図
示しない高周波発振器からの高周波を縦振動に変換する
磁わい振動子を示し、符号15は前記縦振動を錐状突起13
と突合わせ面11aとの接触箇所に伝えるエキスポネンシ
ャルホーンを示し、符号16は受け台を示している。この
超音波溶接機の作動により前記エキスポネンシャルホー
ン15から錐状突起13に超音波振動が伝わり、その錐状突
起13の部分が発熱して溶けて第2図に示すように接着す
る。
【0012】このような超音波溶接を各接合箇所Jに対
し順次行うか又は同時に行って上下両半片2,3を接合
し、かつその周壁10,11の突合わせ面10a,11a同士を
密接させる。これによりディスクカートリッジ本体の組
み立てを終了する。なお、上下両半片2,3の接合に際
しては予め図示しないディスク等を上下両半片2,3間
に装填しておくものとする。この後、前記上下両半片
2,3には前記シャッタ6等が装着されて完成品とされ
る。
【0013】
【発明の作用及び効果】本発明は以上のように、上半片
の周壁と下半片の周壁との突合わせ面上の複数箇所を結
合箇所として設定し、該結合箇所における前記上下両半
片のいずれか一方の突起を形成しておき、前記突起の先
端が他方の半片の突合わせ面と接するように前記上下両
半片を重ね合わせた後に、前記突起の箇所に対して超音
波による溶接を行うので、突起が溶けて突合わせ面同士
を溶接すると同時に突き合わせることができる。従っ
て、本発明によれば従来法におけるような固定ねじによ
るねじ締めが不要となり、ディスクカートリッジの組み
立てを簡易かつ迅速になしうると共に組み立ての際にデ
ィスクカートリッジに亀裂等を生じさせないという効果
を奏する。また、固定ねじが不要であるからそれだけ部
品点数を低減させるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上下両半片の結合箇所の溶接開始時における部
分切欠垂直断面図である。
【図2】第5図中II−II線断面図である。
【図3】上半片の斜視図である。
【図4】下半片の斜視図である。
【図5】本発明に係る方法により組み立てられた後シャ
ッタ等が取り付けられたディスクカートリッジの斜視図
である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ 2 上半片 3 下半片 10 周壁 10a 突合わせ面 11 周壁 11a 突合わせ面 13 錐状突起 14 磁わい振動子 15 エキスポネンシャルホーン 16 受け台 J 結合箇所
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月6日(2000.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、前記課題を解決
するため、本発明は、ディスク状記録媒体を収納するよ
うに組み合わせる上半片(2) と下半片(3) とからなるケ
ースと、このケースに形成されたターンテーブル挿入穴
(4) 及びヘッド挿入穴(5) を開閉するための前記ケース
に取付けられたシャッタ(6) とを備えたディスクカート
リッジ(1) において、前記上下両半片(2、3)のそれぞれ
の周縁には略同じ高さで同じ幅の周壁(10 、11) が設け
られ、前記上下両半片(2、3)のいずれか一方のケース周
壁(10 又は11) 近傍に設けられた挿入突起(12a) と、他
方のケース周壁(11 又は10) 近傍に前記挿入突起(12a)
を挿入するための穴(12b) が設けられた受け突起(12c)
とからなる位置決め部(12)を有すると共に、前記上半片
(2) と下半片(3) の前記周壁(10 、11) の突合わせ面(1
0a、11a)のいずれか一方に、超音波振動により溶融して
突合わせ面(10a、11a)の他方と溶着結合する突起(13)を
複数箇所設けたディスクカートリッジの構成を採用して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を収納した状態で略
    同じ高さの周壁を周縁にそれぞれ有する上下両半片を、
    該上下両半片の前記周壁近傍の対向する位置に設けられ
    た挿入突起と、該挿入突起を挿入するための穴を有する
    受け突起とからなる位置決め部で組み合わせると共に、
    前記上下両半片の前記周壁の突合わせ面で前記上下両半
    片を結合したディスクカートリッジにおいて、前記上下
    両半片の前記周壁の突合わせ面のいずれか一方の面に、
    超音波振動により溶融して突合わせ面の他方の面と溶着
    結合する突起を複数箇所設けたことを特徴とするディス
    クカートリッジ。
JP2000061458A 2000-01-01 2000-03-07 ディスクカートリッジ Pending JP2000260154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7383559B2 (en) 2004-01-21 2008-06-03 Sony Corporation Disc cartridge of reduced size

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7383559B2 (en) 2004-01-21 2008-06-03 Sony Corporation Disc cartridge of reduced size

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010403