JP2000260146A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2000260146A
JP2000260146A JP11058472A JP5847299A JP2000260146A JP 2000260146 A JP2000260146 A JP 2000260146A JP 11058472 A JP11058472 A JP 11058472A JP 5847299 A JP5847299 A JP 5847299A JP 2000260146 A JP2000260146 A JP 2000260146A
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JP
Japan
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hub
disk
main body
reference projection
joining
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11058472A
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English (en)
Inventor
Teruo Sogabe
輝夫 曽我部
Nobutaka Miyazaki
信隆 宮崎
Hiroyuki Hirata
弘之 平田
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブ基準型のディスクを備えたディスクカー
トリッジにおいて、ディスク本体に対してハブを平行に
接着できるようにし、高密度記録時のフォーカシングエ
ラーや読み書きエラーを防ぐ。 【解決手段】 ディスク1が、ディスク本体6と、その
片面中央に接着固定されるハブ7とからなる。ハブ7の
接合面15に、ハブ7とディスク本体6との接合間隔を
規定する基準突起18を突設する。基準突起18はハブ
7の駆動中心と同心状に、かつ周方向へ等間隔おきに配
置する。基準突起18を除く接合面15に、接着剤を塗
布し、基準突起18の突端面19が、ディスク本体6の
接合面17と密着する状態を維持して、ハブ7とディス
ク本体6とを接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録用のディ
スクが円盤状のディスク本体と、ディスク本体の片面に
接着固定されるハブとからなるディスクカートリッジに
関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録用のディスクには、ディスク本
体を駆動軸で直接クランプ保持するディスク基準型のデ
ィスクと、ディスク本体の片面にハブを接着固定し、こ
のハブをディスク駆動時の位置基準とするハブ基準型の
ディスクとがある。ハブ基準型のディスクにおいては、
ハブの接合面に接着剤を塗布した後、ハブとディスク本
体との中心を合致させて両者を接着固定している。
【0003】いずれのディスク形式においても、大量の
コンピュータデータのバックアップや保存用として、あ
るいは音声や映像情報を配布するための情報記録媒体と
して、その信号記録容量が増加する傾向にある。例えば
MO、PDなどの光ディスクカートリッジにおいては、
230〜640メガバイトの記録容量が実現され、さら
にDVDにおいては、約5ギガバイトの記録容量が実現
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような記録容量の
向上は、例えばトラックピッチを小さくし、さらにピッ
ト長を小さくするなど、信号記録密度を高めることで実
現される。かかる信号記録密度の向上に伴い、回転駆動
時のディスク本体の厚み方向への揺れに基づく、フォー
カシングエラーが問題になる。例えばCDに代表される
ディスク基準型のディスクの場合には、ディスク本体を
成形する際の盤面の平面度や、局部的な成形歪等に留意
することで、フォーカシングエラーを阻止し、信号記録
密度の高度化に対応できる。しかし、ディスク本体の片
面にハブが接着固定してあるハブ基準型のディスクの場
合には、ハブが駆動時の位置基準となるため、ディスク
本体の盤面の平面度等を高精度に維持したとしても、ハ
ブとディスク本体の組み付け精度が不十分だと、回転駆
動時にディスク本体の盤面が厚み方向へ揺れ、フォーカ
シングエラーを生じるおそれがある。
【0005】従来は、ハブの接合面の全体に液状の接着
剤を塗布したのち、ディスク本体をハブの接合面上に載
置保持して、ハブをディスク本体に接着固定していた。
このときの接合面に塗布する接着剤の量が一定で、しか
も接着剤層の厚みが一定であれば、接合面に均一な接着
力を作用させることができる。しかし、接着剤の塗布量
はばらつきやすいうえ、接着剤層に厚みむらを生じるこ
とが多い。そのため、接着剤層が固化する過程で収縮む
らを生じ、ハブのディスク本体に対する平行度がばらつ
きやすい。
【0006】本発明の目的は、ハブをディスク本体に対
して正しく平行に接着固定でき、従って信号記録密度が
高い場合にもフォーカシングエラーを生じ難い、ハブ基
準型のディスクを備えたディスクカートリッジを提供す
ることにある。本発明の他の目的は、従来と同等の作業
過程でハブをディスク本体に接着固定しながら、接着後
のハブとディスク本体との接着精度を十分に向上するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクカート
リッジは、図3に示すごとく、ディスク本体6の片面中
央に回転駆動用のハブ7が接着固定してあるディスク1
と、ディスク1を回転自在に収容するケース2とを備え
ている。ハブ7とディスク本体6との接合面15・17
の少なくともいずれか一方には、接合相手面と接当し
て、ハブ7とディスク本体6との接合間隔を規定する基
準突起18を突設し、基準突起18を除く接合面15・
17どうしを接着剤で接着固定するようにしたものであ
る。
【0008】具体的には、ハブ7とディスク本体6との
接合面15・17の少なくともいずれか一方に、複数個
の基準突起18を周方向へ等間隔おきに突設する。
【0009】あるいはハブ7とディスク本体6との接合
面15・17の少なくともいずれか一方に、基準突起1
8を円形ないし正多角形の無端環状の突起として形成
し、基準突起18の中心と、ハブ7の回転中心とを一致
させる。基準突起18はハブ7の接合面15に突設する
ことができる。
【0010】
【作用】ハブ7とディスク本体6との接合面15・17
には、一方に基準突起18を設け、この基準突起18を
除く接合面15・17どうしを接着剤で接着固定するの
で、接着剤層が固化する過程で収縮むらを生じても、対
向する接合面15・17の接合間隔は基準突起18によ
って常に一定に維持できる。但し、接着剤層が固化し終
わるまでの間、ハブ7とディスク本体6とは接合状態を
維持して、基準突起18の突端面19を接合相手となる
接合面17(又は15)に密着保持しておく。
【0011】複数個の基準突起18が周方向へ等間隔お
きに設けられていると、基準突起18による受け止め位
置が均等化するので、接着剤層の収縮むらが片寄った位
置に集中して発生する場合でも、ハブ7とディスク本体
6とを適正な平行姿勢で接着固定できる。
【0012】基準突起18を円形ないし正多角形の無端
環状の突起として形成し、その中心をハブ7の回転中心
と一致させる場合にも、上記と同様に収縮むらが片寄っ
た位置に集中して発生することに適正に対処できるう
え、基準突起18を除く接合面15(又は17)の形状
を単純化できるので、接着剤の塗布の手間を軽減でき
る。基準突起18はハブ7とディスク本体6のいずれの
側に設けてあってもよいが、ハブ7の接合面15の側に
設けておくと、成形が容易な点で有利である。
【0013】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係るディスクカー
トリッジの実施例を示す。図2において、ディスクカー
トリッジは、情報信号を読み書きできる円盤状のディス
ク(光ディスク)1と、ディスク1を回転自在に収容す
るケース2とからなる。ケース2は、それぞれプラスチ
ック成形された上ケース2aと下ケース2bとを蓋合せ
状に接合した四角形の中空ケースからなり、その上下の
一側面に信号読み書き窓3が開口している。この窓3は
スライド自在なシャッター4で開閉でき、シャッター4
はケース2内に配置したばねで閉じ勝手に移動付勢され
ている。下ケース2bの下面中央には、後述するハブ7
を位置決め保持するハブ孔5が開口している。
【0014】ディスク1は、図3に示すごとく上下両面
に信号記録面を備えたディスク本体6と、ディスク本体
6の下面中央に接着固定されるハブ7とからなる。ディ
スク本体6の中央には、ばね12用の逃げ孔が設けてあ
る。ハブ7は上下厚みの小さな裁頭円錐台を上下に反転
した形状のプラスチック成形品からなり、その下端面に
ディスクドライブの駆動軸で磁気吸着される吸着板8が
インサート固定してある。
【0015】ハブ7の上面には、ばね受け用の受座9を
凹み形成してあり、その底壁中央に駆動軸用の進入口1
0が上下貫通状に設けられている。不使用時のディスク
1をハブ孔5に対して位置決め保持するために、受座9
と上ケース2aとの間に圧縮コイル形のばね12が配置
してあり、これでディスク1の全体を押し下げ付勢し、
さらにハブ7の下すぼまりテーパ状の周面を位置決め面
13にして、これをハブ孔5の内周面の上端で受け止め
支持している。ハブ孔5には位置決め面13に対応して
同一テーパー面からなる受面14が形成されている。
【0016】ハブ7とディスク本体6とは、ハブ7側の
接合面15に塗布した接着剤16を介して接着固定す
る。このときの接着剤の塗布量や塗布厚みのばらつき等
によって、ハブ7の接合面15とディスク本体6の接合
面17とが、非平行に傾く状態で接着固定されるのを防
ぐために、ハブ7側の接合面15に複数の基準突起18
を突設し、これら突起18の突端面19がディスク本体
6の接合面17に密接する状態下でハブ7をディスク本
体6に接着固定している。
【0017】基準突起18は、図4に示すごとく部分円
弧状の3個のリブからなり、ハブ7の回転中心と同心状
の仮想円弧線の三等分点位置に周方向へ等間隔おきに形
成した。基準突起18の接合面15からの突出高さ寸法
は、接着剤16の塗布厚みと同じか、これより僅かに大
きく設定するが、この実施例では、接着剤16の標準塗
布厚みを0.100mmとするとき、基準突起18の突出高
さ寸法を0.105mmとした。
【0018】ハブ7をディスク本体6に接着固定する場
合には、ハブ7の基準突起18を除く接合面15に接着
剤16を塗布した後、ハブ7とディスク本体6との中心
を合致させた状態で両者6・7を接合し、接着剤16が
固化するまでの間は接合状態を維持し続ける。このと
き、基準突起18は、その突端面19がディスク本体6
の接合面17に接当して、ハブ7とディスク本体6との
接合間隔を一定値に維持する。従って、接合面15に塗
布した接着剤16の塗布状態にむらがあったとしても、
ハブ7をディスク本体6に対して正しく平行に接着固定
できる。
【0019】図5と図6は基準突起18に関する本発明
のそれぞれ異なる別実施例を示す。図5の例では、3個
の円盤状の基準突起18を周方向へ等間隔おきに配置し
て、接着時の接合姿勢を適正化できるようにした。
【0020】図6に示す基準突起18は、無端リング
(円形)状に形成して、その内外に接合面15が配置さ
れるようにした。この場合の基準突起18の円中心(形
状中心)はハブ7の駆動中心に一致している。
【0021】上記以外に、個々の基準突起18の平面視
形状は任意に設定できる。基準突起18を無端環状の突
起として形成する場合には、その平面形状を円形以外の
正多角形状に形成してもよい。基準突起18は接合面1
5の外縁に沿って設けることができる。ディスク本体6
の接合面17に基準突起18を設け、あるいはハブ7と
ディスク本体6の双方に基準突起18を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明では、例えばハブ7の接合面15
に基準突起18を設け、この基準突起18でハブ7とデ
ィスク本体6との接合間隔を適正に保持した状態で、両
者6・7を接着固定できるようにしたので、たとえ接着
剤16の塗布状態にむらがあっても、その収縮むらでハ
ブ7とディスク本体6とが非平行状態で接着されるのを
確実に防止できる。これにより、使用時のディスク本体
6の厚み方向への揺れを阻止できるので、信号記録密度
が高いディスク1におけるフォーカシングエラーを解消
して、その信頼性の向上に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハブの接着構造を示す縦断面図である。
【図2】ディスクカートリッジの平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】ハブの平面図である。
【図5】基準突起の別実施例を示す平面図である。
【図6】基準突起のさらに異なる別実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 ディスク(光ディスク) 2 ケース 6 ディスク本体 7 ハブ 15 接合面 16 接着剤 17 接合面 18 基準突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク本体6の片面中央に回転駆動用
    のハブ7が接着固定してあるディスク1と、ディスク1
    を回転自在に収容するケース2とを備えているディスク
    カートリッジであって、 ハブ7とディスク本体6との接合面15・17の少なく
    ともいずれか一方に、接合相手面と接当して、ハブ7と
    ディスク本体6との接合間隔を規定する基準突起18が
    突設されており、 基準突起18を除く接合面15・17どうしが接着剤で
    接着固定してあるディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 ハブ7とディスク本体6との接合面15
    ・17の少なくともいずれか一方に、複数個の基準突起
    18が、周方向へ等間隔おきに突設されている請求項1
    記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 ハブ7とディスク本体6との接合面15
    ・17の少なくともいずれか一方に、基準突起18が円
    形ないし正多角形の無端環状の突起として形成されてお
    り、 基準突起18の中心と、ハブ7の回転中心とが一致して
    いる請求項1記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 基準突起18が、ハブ7の接合面15に
    突設されている請求項1または2または3記載のディス
    クカートリッジ。
JP11058472A 1999-03-05 1999-03-05 ディスクカートリッジ Withdrawn JP2000260146A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 20060509